1 00:00:02,002 --> 00:00:04,671 (ルイス)おや 珍しい…。 2 00:00:04,671 --> 00:00:07,674 (ルイス)魔力が 尽きかけているようで…。 3 00:00:07,674 --> 00:00:13,013 翼竜の群れを殲滅しても ケロッとしていたくせに…。 4 00:00:13,013 --> 00:00:15,515 そちらのお嬢さんは…。 5 00:00:15,515 --> 00:00:18,018 (ケイシー)敵よ。 6 00:00:18,018 --> 00:00:23,023 フェリクス殿下を暗殺しようとした… 馬鹿な敵。 7 00:01:55,048 --> 00:01:58,552 さて 同期殿… 説明 願えますか? 8 00:01:58,552 --> 00:02:03,323 (モニカ)花火の搬入作業をしている 西の倉庫に➡️ 9 00:02:03,323 --> 00:02:07,661 螺炎が… 仕掛けられていました。 螺炎…。 10 00:02:07,661 --> 00:02:12,332 (モニカ)それで ルイスさんの結界を お借りしました。 11 00:02:12,332 --> 00:02:17,004 結界には 茨の魔女殿の罠が あったと思いますが…。 12 00:02:17,004 --> 00:02:20,507 精霊王を… 召喚して…。 13 00:02:20,507 --> 00:02:23,343 私も 書き換え防止のダミー術式を➡️ 14 00:02:23,343 --> 00:02:26,346 盛りっ盛りに していたはずですが? 15 00:02:26,346 --> 00:02:28,682 そういうの見抜くの 得意で…。 16 00:02:28,682 --> 00:02:32,686 あっ でも… ダミーを見抜くのに 1分近くかかったんです。 17 00:02:32,686 --> 00:02:37,691 1分!? あれを 1分…。 18 00:02:37,691 --> 00:02:39,860 今後 私の結界が➡️ 19 00:02:39,860 --> 00:02:42,863 書き換えられるようなことが あれば 真っ先に➡️ 20 00:02:42,863 --> 00:02:45,699 あなたを疑うことにします。 ふぇっ!? 21 00:02:45,699 --> 00:02:50,037 事情は把握しました。 そちらのお嬢さんの身柄も➡️ 22 00:02:50,037 --> 00:02:52,372 こちらで…。 (モニカ)あ… あの…。 23 00:02:52,372 --> 00:02:56,710 ケイシーは… どうなりますか? 24 00:02:56,710 --> 00:03:03,316 取り調べを行い 関わった人間を 片っ端から引きずりだします。 25 00:03:03,316 --> 00:03:05,318 口が堅いようなら➡️ 26 00:03:05,318 --> 00:03:08,655 精神干渉魔術を 使うことになるでしょうね。 27 00:03:08,655 --> 00:03:12,659 まぁ… 二度と意識が戻らないほうが➡️ 28 00:03:12,659 --> 00:03:15,328 幸せかもしれませんよ? 29 00:03:15,328 --> 00:03:19,499 王族の暗殺未遂ともなれば 極刑は必至。 30 00:03:19,499 --> 00:03:22,602 意識がないほうが 苦しまずにすむ。 31 00:03:26,006 --> 00:03:29,676 ル… ルイスさんは 第一王子派なんですよね? 32 00:03:29,676 --> 00:03:35,348 藪から棒になんです? 答えてください。 33 00:03:35,348 --> 00:03:40,020 私は 第一王子のライオネル殿下と 学友ですから。 34 00:03:40,020 --> 00:03:42,689 そう言っても 差し支えないでしょう。 35 00:03:42,689 --> 00:03:46,026 ですが 私は 何がなんでも 第一王子に➡️ 36 00:03:46,026 --> 00:03:49,362 王になってほしいわけでは ないのです。 えっ…。 37 00:03:49,362 --> 00:03:52,699 私が 第一王子派を名乗るのは➡️ 38 00:03:52,699 --> 00:03:56,703 クロックフォード公爵と第二王子が 気に入らないからです。 39 00:03:56,703 --> 00:04:02,642 ケ… ケイシーは ランドールと繋がっている 第一王子派です。 40 00:04:02,642 --> 00:04:05,979 第一王子の母君は ランドールのご出身。 41 00:04:05,979 --> 00:04:09,649 その 第一王子派が 第二王子の暗殺を➡️ 42 00:04:09,649 --> 00:04:13,487 目論んだ という事実が 明らかになれば…。 43 00:04:13,487 --> 00:04:15,989 フッ…。 44 00:04:15,989 --> 00:04:21,495 政治闘争に無関心な あなたが 取り引きをもちかけてくるとは…。 45 00:04:21,495 --> 00:04:24,664 実に 小賢しい。 46 00:04:24,664 --> 00:04:28,001 この件を なかったことにしろと? 47 00:04:28,001 --> 00:04:33,673 第一王子も その母君も 実は 王位に興味のない人間なのです。 48 00:04:33,673 --> 00:04:38,345 正々堂々を好み 暗殺など 絶対に望まない。 49 00:04:38,345 --> 00:04:42,682 が… 第一王子派の誰もが そうとは限らない。 50 00:04:42,682 --> 00:04:46,520 暗殺未遂などという いらん真似をする馬鹿は➡️ 51 00:04:46,520 --> 00:04:49,689 内々で粛清する必要が あるのですよ。 52 00:04:49,689 --> 00:04:53,593 ひ… 秘密裏に ことを片づければ…。 53 00:05:01,801 --> 00:05:07,307 (ルイス)では そちらのお嬢さんが 正直に白状するのなら➡️ 54 00:05:07,307 --> 00:05:10,977 精神干渉魔術は 使わないと約束しましょう。 55 00:05:10,977 --> 00:05:13,980 身柄は 修道院送り。 56 00:05:13,980 --> 00:05:16,983 二度と 社交界には出られない。 57 00:05:20,987 --> 00:05:24,324 少々 絆されすぎですな。 えっ? 58 00:05:24,324 --> 00:05:26,326 あうっ! 59 00:05:26,326 --> 00:05:31,998 あなたは 七賢人が一人… 沈黙の魔女 モニカ・エヴァレット。 60 00:05:31,998 --> 00:05:37,604 セレンディア学園の生徒 モニカ・ノートンは 仮初の姿です。 61 00:05:39,673 --> 00:05:42,342 は… はい…。 62 00:05:42,342 --> 00:05:46,346 リン! そちらのご令嬢を頼みます。 63 00:05:46,346 --> 00:05:50,517 (リン)ルイス殿は? この 原形を留めていない結界を➡️ 64 00:05:50,517 --> 00:05:53,353 どうにかします。 65 00:05:53,353 --> 00:05:58,058 (ルイス)はぁ… 私の1か月の苦労が…。 66 00:06:00,293 --> 00:06:02,596 (ケイシー)モニカ。 67 00:06:09,469 --> 00:06:12,639 「ごめん」も「ありがとう」も 言わないわよ。 68 00:06:12,639 --> 00:06:17,043 私は暗殺を企んだ敵なんだから。 69 00:06:21,982 --> 00:06:26,486 私は モニカの友達なんかじゃ ないんだからさ…。 70 00:06:26,486 --> 00:06:29,489 うぅ…。 そんな顔しないでよ。 71 00:06:29,489 --> 00:06:33,994 うぅっ…。 敵のために 泣いちゃダメでしょ。 72 00:06:33,994 --> 00:06:37,330 だ… だって…。 73 00:06:37,330 --> 00:06:40,500 お人好しの七賢人様ねぇ…。 74 00:06:40,500 --> 00:06:43,003 ちゃんと憎んで。 75 00:06:43,003 --> 00:06:47,007 それができないなら 私のことなんて 忘れて。 76 00:06:47,007 --> 00:06:51,011 やです…。 77 00:06:51,011 --> 00:06:54,614 絶対! 忘れません! 78 00:06:59,686 --> 00:07:02,088 早く 連れていって。 79 00:07:10,463 --> 00:07:12,966 あっ… そうだ。 80 00:07:12,966 --> 00:07:16,970 自分がしたことを 謝るつもりはないけど➡️ 81 00:07:16,970 --> 00:07:18,972 これだけは…。 82 00:07:21,975 --> 00:07:28,581 乗馬と刺繍の約束… 守れなくて ごめんね。 83 00:07:31,651 --> 00:07:34,654 (ケイシー)さよなら モニカ。 84 00:07:34,654 --> 00:07:46,666 🎵~ 85 00:07:46,666 --> 00:07:49,669 あなたは 適度に 感情を発散することを➡️ 86 00:07:49,669 --> 00:07:51,671 覚えるべきですな。 87 00:07:51,671 --> 00:07:55,008 そういうの… 苦手です。 88 00:07:55,008 --> 00:07:57,010 ふぐっ! 89 00:07:57,010 --> 00:08:00,613 私は 結界の修復で忙しいのです。 90 00:08:00,613 --> 00:08:04,784 先ほどの令嬢のことは こちらで ごまかしておきますから…。 91 00:08:04,784 --> 00:08:06,953 ハンカチ…。 92 00:08:06,953 --> 00:08:09,622 (ルイス)誕生日に 妻からもらったものです。 93 00:08:09,622 --> 00:08:15,328 洗って アイロンかけて 返しなさい。 はぁい…。 94 00:08:22,302 --> 00:08:24,637 (フェリクス)ウィルディアヌ。 (ウィルディアヌ)はい。 95 00:08:24,637 --> 00:08:28,308 精霊王召喚を感知しました。 96 00:08:28,308 --> 00:08:32,312 《フェリクス:旧庭園には 大規模な結界が仕込まれている。 97 00:08:32,312 --> 00:08:36,483 非常事態であれば 結界が作動したはず…》 98 00:08:36,483 --> 00:08:38,985 (ルイス)まったく…。 99 00:08:38,985 --> 00:08:43,823 経年劣化で壊れたことにするには 少々 派手すぎますなぁ…。 100 00:08:43,823 --> 00:08:48,995 螺炎を防ぐためとはいえ 精霊王を召喚するとは…。 101 00:08:48,995 --> 00:08:51,998 沈黙の魔女殿も無茶をする…。 102 00:08:51,998 --> 00:08:58,671 《は? 沈黙の魔女が… 精霊王を!? 103 00:08:58,671 --> 00:09:02,275 ここで あの美しい魔術を…。 104 00:09:02,275 --> 00:09:04,944 見たい! 会いたい…。 105 00:09:04,944 --> 00:09:09,616 もっと近くで 無詠唱魔術を使う姿を…。 106 00:09:09,616 --> 00:09:12,285 螺炎を防ぐためと言ったか? 107 00:09:12,285 --> 00:09:16,589 私の暗殺を防ぐために 彼女が ここに!?》 108 00:09:19,959 --> 00:09:23,630 《あぁ… こんなに そばにいたなんて…。 109 00:09:23,630 --> 00:09:25,632 レディ・エヴァレット…。 110 00:09:25,632 --> 00:09:29,035 僕が… 夢中になれるもの》 111 00:09:30,970 --> 00:09:33,473 (イザベル)そこをおどきなさい アガサ。 112 00:09:33,473 --> 00:09:35,475 (アガサ)いいえ お嬢様。 113 00:09:35,475 --> 00:09:38,645 私は 何があろうと ここをどきません。 114 00:09:38,645 --> 00:09:42,649 (イザベル)ノートン家の使用人である あなたが どういうつもり? 115 00:09:42,649 --> 00:09:44,984 覚悟は できてるのかしら? 116 00:09:44,984 --> 00:09:48,655 そんな 赤いお顔で 何を おっしゃっているんですか。 117 00:09:48,655 --> 00:09:51,658 ベッドにお戻りください! だって だって! 118 00:09:51,658 --> 00:09:54,661 風邪で寝込んで お姉さまに 3日も会っていないんですもの! 119 00:09:54,661 --> 00:09:58,498 何か困ったことが起きてないか 心配なんですの! 120 00:09:58,498 --> 00:10:02,001 うっ! 121 00:10:02,001 --> 00:10:06,506 風邪をひいたお嬢様が行っても ご迷惑をかけるだけです。 122 00:10:06,506 --> 00:10:09,342 さぁさぁ… 早く治しましょうね! 123 00:10:09,342 --> 00:10:11,511 (イザベル)行かせて! 行かせてちょうだい! 124 00:10:11,511 --> 00:10:14,013 お姉さま~っ! 125 00:10:24,524 --> 00:10:27,861 (ラナ)裾… めくれてるわよ。 あっ…。 126 00:10:27,861 --> 00:10:33,032 ちょっと 寂しいわよね。 えっ? 127 00:10:33,032 --> 00:10:35,034 ケイシーのこと。 128 00:10:35,034 --> 00:10:38,037 家の都合で 故郷に戻るなんて…。 129 00:10:38,037 --> 00:10:41,541 うん…。 ひと言くらい 言ってほしかったわ。 130 00:10:41,541 --> 00:10:43,543 友達なんだし…。 131 00:10:43,543 --> 00:10:46,346 そうだ! 手紙を送りましょうよ。 132 00:10:51,384 --> 00:10:55,722 学園祭後の舞踏会で着るドレスは 決めた? えっ!? 133 00:10:55,722 --> 00:11:01,160 制服? 生徒会役員が それは まずいわよ。 134 00:11:01,160 --> 00:11:04,831 うぅ…。 わたしのドレスを貸してあげるわ。 135 00:11:04,831 --> 00:11:07,167 で… でも…。 136 00:11:07,167 --> 00:11:10,670 いつも ラナに助けてもらってばかりで➡️ 137 00:11:10,670 --> 00:11:13,840 何も返せなくて…。 138 00:11:13,840 --> 00:11:15,842 うぅっ! 139 00:11:15,842 --> 00:11:21,347 別に 何か 返してほしいわけじゃないわよ。 140 00:11:21,347 --> 00:11:25,652 友達に親切にするのに 理由なんて いらないでしょ。 141 00:11:28,021 --> 00:11:30,323 ありがとう… ラナ。 142 00:11:35,028 --> 00:11:37,030 うっ… うぅ…。 143 00:11:37,030 --> 00:11:39,032 《た… 高い!》 144 00:11:39,032 --> 00:11:42,035 では 常歩から始めましょう。 145 00:11:42,035 --> 00:11:45,338 (生徒たち)はい。 うぅ… ぐあっ! 146 00:11:50,376 --> 00:11:54,047 《乗馬… できるようになりたい。 147 00:11:54,047 --> 00:12:00,653 できるようになって いつか ケイシーに…》 148 00:12:00,653 --> 00:12:03,823 (フェリクス)驚いたな… 君がいるなんて。 149 00:12:03,823 --> 00:12:06,993 殿っ下ぁ…。 150 00:12:06,993 --> 00:12:10,496 「でんでん」だった頃から 進化したね。 151 00:12:15,668 --> 00:12:19,005 背筋はまっすぐ。 152 00:12:19,005 --> 00:12:23,509 胸は 軽く開いて。 そう… 目線は遠くに。 153 00:12:26,012 --> 00:12:28,848 手綱だけに頼るのは よくないよ。 154 00:12:28,848 --> 00:12:32,051 馬が痛がるからね。 はい。 155 00:12:43,029 --> 00:12:46,199 社交ダンスもそうでしたけど…。 156 00:12:46,199 --> 00:12:48,701 背筋を伸ばすって➡️ 157 00:12:48,701 --> 00:12:52,038 いろんなところで 役に立つんですね。 158 00:12:52,038 --> 00:12:58,211 チェスと乗馬を選択したのには 何か理由でも? 159 00:12:58,211 --> 00:13:01,981 わたし… 乗馬できるようになったよって➡️ 160 00:13:01,981 --> 00:13:05,652 伝えたい友達がいるんです。 161 00:13:05,652 --> 00:13:08,321 目標があるのは いいことだ。 162 00:13:08,321 --> 00:13:14,994 いつか そのお友達に 胸を張って伝えられるといいね。 163 00:13:14,994 --> 00:13:16,996 はい。 164 00:13:16,996 --> 00:13:22,001 《モニカ:この学園に来てから いろんな人たちに助けられてる。 165 00:13:22,001 --> 00:13:27,006 そんな人たちに わたしは 何を返せるだろう?》 166 00:13:27,006 --> 00:13:32,512 ((友達に親切にするのに 理由なんて いらないでしょ)) 167 00:13:32,512 --> 00:13:37,350 《いつか… わたしも 誰かに そんなふうに言える➡️ 168 00:13:37,350 --> 00:13:40,353 強い人間になれるかな? 169 00:13:40,353 --> 00:13:43,656 なれたら… いいな》 170 00:13:46,526 --> 00:13:50,697 (ボイド)では 対局開始。 ルールは ブリッツで。 171 00:13:50,697 --> 00:13:53,700 (生徒たち)はい。 172 00:13:53,700 --> 00:13:58,037 (エリオット)本当に チェスの選択授業を選ぶとは。 173 00:13:58,037 --> 00:14:01,307 よろしくお願いします。 174 00:14:01,307 --> 00:14:04,977 その… この前は…。 はい? 175 00:14:04,977 --> 00:14:09,982 キャスリングを教えてなかったのに… 俺は…。 176 00:14:13,319 --> 00:14:16,656 君は 俺を責める権利があるはずだ。 177 00:14:16,656 --> 00:14:20,326 フェアじゃないって。 えっと…。 178 00:14:20,326 --> 00:14:25,164 わたしの知り合いの方なら こう言ったと思います。 179 00:14:25,164 --> 00:14:29,502 ルールを調べもせず 他者の説明を鵜呑みにして➡️ 180 00:14:29,502 --> 00:14:34,006 勝負の席に着いた あなたが愚かなのですよ って…。 181 00:14:34,006 --> 00:14:38,010 おい… その知り合い 性格 悪すぎないか? 182 00:14:38,010 --> 00:14:44,016 でも 本当に そのとおりだと…。 勘弁してくれ。 183 00:14:44,016 --> 00:14:46,519 俺は 君を侮っていて➡️ 184 00:14:46,519 --> 00:14:50,356 そのくせ 教えてもいないキャスリングで 勝ったんだぜ。 185 00:14:50,356 --> 00:14:53,025 恥ずべき振る舞いだ。 えっと…。 186 00:14:53,025 --> 00:14:55,027 ごめんなさい。 187 00:14:55,027 --> 00:15:00,633 わたしには 怒る理由が 思いつかない… です。 188 00:15:02,969 --> 00:15:07,473 わたしは チェスができれば それでいいので…。 189 00:15:07,473 --> 00:15:13,479 フッ… なら 遠慮なしでいくぜ。 190 00:15:13,479 --> 00:15:16,582 そのほうが うれしいです。 191 00:15:22,488 --> 00:15:26,292 ((フェリクス:こ… 怖いよ…。 192 00:15:29,662 --> 00:15:33,332 (フェリクス)うぅ…。 大丈夫です。 193 00:15:33,332 --> 00:15:35,501 姿勢をまっすぐ。 194 00:15:35,501 --> 00:15:41,340 そう… お上手です。 目線は遠くに。 195 00:15:41,340 --> 00:15:47,680 《エリオット:貧弱で剣術もできない。 社交ダンスも下手くそ。 勉強も ダメ。 196 00:15:47,680 --> 00:15:50,683 いずれ 人の上に 立たなくちゃいけないのに…》 197 00:15:50,683 --> 00:15:53,019 うわっ! 198 00:15:53,019 --> 00:15:56,622 ここまでにしましょう。 今日も 寒いですから。 199 00:15:59,358 --> 00:16:03,629 お待たせしました。 お屋敷へと戻りましょう。 200 00:16:03,629 --> 00:16:06,799 《殿下よりも この従者のほうが➡️ 201 00:16:06,799 --> 00:16:10,002 よっぽど 立ち振る舞いが 堂々としてるじゃないか》 202 00:16:13,639 --> 00:16:17,543 ちゃんとできなくて ごめんなさい…。 203 00:16:19,479 --> 00:16:21,481 (フェリクスの泣き声) 204 00:16:21,481 --> 00:16:24,984 たかが 本だろ。 王族が泣くなよ。 205 00:16:24,984 --> 00:16:28,654 だって… だって…。 206 00:16:28,654 --> 00:16:30,656 うっ…。 207 00:16:30,656 --> 00:16:36,662 そういえば… 木登りした時に 本を見たなぁ。 カラスの仕業かな? 208 00:16:36,662 --> 00:16:38,998 たしか あの木だ。 209 00:16:38,998 --> 00:16:41,500 えっ…。 取れるだろ? 210 00:16:41,500 --> 00:16:45,605 それとも いつもみたいに あの従者に泣きつくのか? 211 00:16:57,016 --> 00:16:59,018 弱虫。 212 00:17:09,462 --> 00:17:11,631 やった! うっ… うわっ! 213 00:17:11,631 --> 00:17:13,966 (落下音) 214 00:17:13,966 --> 00:17:17,637 大げさだな。 いつまで そうして…。 215 00:17:17,637 --> 00:17:19,639 うぅ…。 216 00:17:24,310 --> 00:17:26,646 何をしたか わかっているのか! 217 00:17:26,646 --> 00:17:30,983 我が領民たちのためにも 我々の命をもって 詫びるのだ! 218 00:17:30,983 --> 00:17:33,819 (フェリクス)お待ちください! 219 00:17:33,819 --> 00:17:37,156 エリオットは 悪くありません。 220 00:17:37,156 --> 00:17:40,826 私がふざけて 木に登ったんです。 221 00:17:40,826 --> 00:17:44,664 はっ!? エリオットは止めようとしたし➡️ 222 00:17:44,664 --> 00:17:49,835 身を挺して 私のことを庇ってくれたんです。 223 00:17:49,835 --> 00:17:52,338 (エリオット)なんで 俺を庇った!? 224 00:17:52,338 --> 00:17:55,341 お前は 俺のせいで 大けがをしたんだぞ! 225 00:17:55,341 --> 00:17:57,343 だって…。 226 00:17:57,343 --> 00:18:02,782 落ちたのは 私が上手に 木登りできなかったから…。 227 00:18:02,782 --> 00:18:09,589 だから エリオットを責める理由が 思いつかない。 228 00:18:12,458 --> 00:18:17,630 けがが治ったら 木登り 教えてやるよ。 229 00:18:17,630 --> 00:18:21,133 うれしいな。 木の上からなら➡️ 230 00:18:21,133 --> 00:18:25,638 もっと星が きれいに見えると 思っていたんだ)) 231 00:18:29,642 --> 00:18:33,312 ((ごめんなさい。 わたしには 怒る理由が➡️ 232 00:18:33,312 --> 00:18:37,984 思いつかない… です)) 233 00:18:37,984 --> 00:18:40,987 《エリオット:ようやく 合点がいったぞ。 234 00:18:40,987 --> 00:18:46,492 だから あいつは ノートン嬢を構いたがるのか…》 235 00:18:49,829 --> 00:18:52,999 (ブリジット)先日の件 今日中にまとめるよう➡️ 236 00:18:52,999 --> 00:18:55,167 教授から言づけられました。 237 00:18:55,167 --> 00:18:57,370 (シリル)わかった。 238 00:19:03,943 --> 00:19:06,779 今日から ノートン会計も 仕事復帰だな。 239 00:19:06,779 --> 00:19:08,948 あ… はい。 240 00:19:08,948 --> 00:19:11,450 休んだ分の資料は まとめておいた。 241 00:19:11,450 --> 00:19:14,286 目を通しておくように。 242 00:19:14,286 --> 00:19:17,957 が… 頑張りまひゅ! 243 00:19:17,957 --> 00:19:22,294 《貧血かな… ちゃんと眠れてないし➡️ 244 00:19:22,294 --> 00:19:25,464 魔力が回復してないのかも…》 245 00:19:25,464 --> 00:19:27,466 (ニール)ん? 246 00:19:27,466 --> 00:19:31,303 あの… 大丈夫ですか? ノートン嬢…。 ひゃい? 247 00:19:31,303 --> 00:19:34,607 返事が もう 大丈夫じゃないですよ! 248 00:19:36,642 --> 00:19:42,481 《この壁 柔らかい… ヒンヤリして 気持ちいい…》 249 00:19:42,481 --> 00:19:45,284 ノートン嬢… ノートン嬢! 250 00:19:48,988 --> 00:19:51,290 す… すみません! 251 00:19:55,661 --> 00:19:57,663 (シリル)すまなかった。 252 00:19:57,663 --> 00:20:02,001 副会長? 頭を上げてください。 253 00:20:02,001 --> 00:20:04,670 なんで シリル様が謝るんですか? 254 00:20:04,670 --> 00:20:07,673 搬入される木材にばかり 気を取られ➡️ 255 00:20:07,673 --> 00:20:11,010 ロープの固定具合を 確かめていなかった。 256 00:20:11,010 --> 00:20:16,348 あの事故は 私のミスだ。 (ニール)それで さっき ブリジット嬢が…。 257 00:20:16,348 --> 00:20:18,350 あっ…。 258 00:20:18,350 --> 00:20:23,355 《モニカ:まさか… シリル様のせいになってる?》 259 00:20:25,357 --> 00:20:30,362 《ロープに切れ目を入れたのは ケイシーで… でも それは…》 260 00:20:33,699 --> 00:20:39,038 《シリル様は きちんと 自分の仕事をまっとうされていた。 261 00:20:39,038 --> 00:20:42,041 なのに…》 262 00:20:42,041 --> 00:20:45,377 (泣き声) 263 00:20:45,377 --> 00:20:50,382 《悪くない… 悪くないんです シリル様は…》 264 00:20:50,382 --> 00:20:56,555 (泣き声) 265 00:20:56,555 --> 00:21:00,826 おい… ノートン会計! お お… 落ち着いてください! 266 00:21:00,826 --> 00:21:04,663 すみません… ごめんなさい…。 267 00:21:04,663 --> 00:21:07,333 ごめんなさい…。 268 00:21:07,333 --> 00:21:11,504 《ケイシーのこと 話せなくて ごめんなさい。 269 00:21:11,504 --> 00:21:15,341 わたしが ちゃんと できていれば…。 270 00:21:15,341 --> 00:21:20,012 ケイシーが 紅茶を捨てたこと 打ち明けられていたら…。 271 00:21:20,012 --> 00:21:24,517 もしかしたら 殿下の暗殺を 諦めてたかもしれない。 272 00:21:24,517 --> 00:21:27,853 シリル様は悪くない。 273 00:21:27,853 --> 00:21:30,022 悪くないんです。 274 00:21:30,022 --> 00:21:34,627 本当のこと言えなくて… ごめんなさい…》 275 00:21:39,031 --> 00:21:42,368 (クローディア)なんで 私が 呼ばれたのかしら? 276 00:21:42,368 --> 00:21:45,704 我々が 女子寮に入るわけには いかんだろう。 277 00:21:45,704 --> 00:21:49,041 私は 便利屋じゃないのよ? なっ…。 278 00:21:49,041 --> 00:21:51,210 あの…。 279 00:21:51,210 --> 00:21:54,613 ダメ… ですか? 280 00:21:57,716 --> 00:22:01,987 気にしないで。 私とモニカは親友ですもの。 281 00:22:01,987 --> 00:22:04,990 寮まで送るのは 当然のことだわ。 282 00:23:37,016 --> 00:23:40,519 (メアリー)あぁ… 何回やっても ダメだわ。 283 00:23:40,519 --> 00:23:43,355 どうして 見えないのかしら…。 284 00:23:43,355 --> 00:23:46,358 フェリクス・アーク・リディル…。 285 00:23:49,695 --> 00:23:54,099 いったい… 何が起ころうとしているの?