1 00:00:34,968 --> 00:00:37,971 (悲鳴) 2 00:00:41,475 --> 00:00:45,312 (モニカ)あれは… 地竜。 3 00:00:45,312 --> 00:00:48,482 (ネロ)なぁ! うまいもの 喰いにきたのに➡ 4 00:00:48,482 --> 00:00:50,984 なんで 竜が出てくるんだよ~! 5 00:02:23,043 --> 00:02:29,016 (呪文) 6 00:02:31,385 --> 00:02:33,353 (グレン)あっ! 7 00:02:35,956 --> 00:02:41,294 あ~ もう! 全然 眉間 打ち抜けないっす! 8 00:02:41,294 --> 00:02:45,632 あの魔術師… なんで 空から攻撃しないんだ? 9 00:02:45,632 --> 00:02:50,637 二つの魔術を維持するのって すごく難しいの。 10 00:02:50,637 --> 00:02:54,975 へぇ… モニカが 当たり前のように使ってるから➡ 11 00:02:54,975 --> 00:02:58,578 魔術師なら 誰でもできるのかと思ってたぜ。 12 00:03:00,647 --> 00:03:06,319 ごめんなさい 師匠! もう 訓練 サボらないっす~! 13 00:03:06,319 --> 00:03:12,993 (グレンが呪文を唱える声) 14 00:03:12,993 --> 00:03:14,995 ここ。 15 00:03:17,497 --> 00:03:19,599 (咆哮) 16 00:03:28,675 --> 00:03:30,844 倒した! 倒したぞ! 17 00:03:30,844 --> 00:03:33,280 君! よくやってくれたな。 18 00:03:33,280 --> 00:03:36,483 い… いやぁ… マグレ当たりっすよ。 19 00:03:42,622 --> 00:03:44,624 ネロ…。 20 00:03:44,624 --> 00:03:47,961 重い。 ここまで 運んでやったろ。 21 00:03:47,961 --> 00:03:52,632 働き者の使い魔に 褒美を寄越せよ ご主人様。 22 00:03:52,632 --> 00:03:56,970 鶏肉がいいな。 塩を キツめに効かせたやつ。 23 00:03:56,970 --> 00:04:00,474 お店 開いてるかな…。 24 00:04:00,474 --> 00:04:02,976 ⚟さぁ 営業再開だ! 25 00:04:02,976 --> 00:04:06,646 景気づけに安くしとくよ! 26 00:04:06,646 --> 00:04:09,649 人間って たくましいよな。 27 00:04:09,649 --> 00:04:13,653 どうせ わたしは たくましくないですよ。 28 00:04:17,157 --> 00:04:20,660 さては お前… 気づいてないな? 29 00:04:20,660 --> 00:04:23,663 何に? 30 00:04:23,663 --> 00:04:29,002 人間の姿のオレ様が近くにいても 平気になってることに。 31 00:04:29,002 --> 00:04:31,004 あっ…。 32 00:04:31,004 --> 00:04:35,275 少しは たくましくなったんじゃねぇの? 33 00:04:35,275 --> 00:04:38,478 そう… かな。 34 00:04:41,281 --> 00:04:44,584 《モニカ:そうだと… いいな》 35 00:04:46,620 --> 00:04:48,955 (リンジー)はあぁ…。 36 00:04:48,955 --> 00:04:53,960 《眼鏡が逮捕されちゃったから クラスの担任… 任されちゃった》 37 00:04:53,960 --> 00:04:57,464 (学園長)皆さん ご注目を! 38 00:04:57,464 --> 00:05:00,967 本日から 基礎魔術学の教師に就任する➡ 39 00:05:00,967 --> 00:05:05,472 水咬の魔術師 ウィリアム・マクレガン先生です。 40 00:05:05,472 --> 00:05:07,641 (マクレガン)どうぞ ヨロシク。 41 00:05:07,641 --> 00:05:12,646 先生は なんと 魔術師養成機関最高峰である➡ 42 00:05:12,646 --> 00:05:16,650 ミネルヴァの名誉教授を 務めていた方なのです。 43 00:05:16,650 --> 00:05:20,654 七賢人になる前の 結界の魔術師様や➡ 44 00:05:20,654 --> 00:05:24,491 沈黙の魔女様も 先生に師事されていたのですよ。 45 00:05:24,491 --> 00:05:28,595 名誉教授なんて 退屈なだけだからね~。 46 00:05:30,997 --> 00:05:35,936 (ニール)ノートン嬢… 選択授業 決めましたか? 47 00:05:35,936 --> 00:05:39,272 えっと… まだ です。 48 00:05:39,272 --> 00:05:44,945 (エリオット)貴族にとって 芸術は嗜み。 何か 楽器の経験は? 49 00:05:44,945 --> 00:05:48,782 ない… です。 やれやれ…。 50 00:05:48,782 --> 00:05:52,285 おっと! 芸術といえば 絵画もだが…。 51 00:05:52,285 --> 00:05:56,957 ここにもいたな 芸術の心得のない奴が。 52 00:05:56,957 --> 00:06:01,294 (シリル)私は高度実践魔術の授業を 受けることが決まっている。 53 00:06:01,294 --> 00:06:04,497 魔術も 貴族の嗜みだろう。 54 00:06:07,300 --> 00:06:09,302 (フェリクス)シリルの歌は好きだよ。 55 00:06:09,302 --> 00:06:13,473 で… 殿下!? いつ 私の歌など…。 56 00:06:13,473 --> 00:06:17,310 一人で資料室にいるとき たまに 歌っているじゃないか。 57 00:06:17,310 --> 00:06:20,480 とても上手だな… と 思っていたのだけど…。 58 00:06:20,480 --> 00:06:23,483 今度 ゆっくり 聴かせておくれ。 59 00:06:23,483 --> 00:06:28,321 いいえ いいえ! 私の歌など! し… 資料を取ってきます! 60 00:06:28,321 --> 00:06:30,323 (ドアの開閉音) 61 00:06:30,323 --> 00:06:33,927 そういえば エリオットは バイオリンが上手だったね。 62 00:06:33,927 --> 00:06:36,930 今度 シリルと合わせて 聴いてみたいな。 63 00:06:36,930 --> 00:06:39,933 うぅ… 勘弁してくれ。 64 00:06:39,933 --> 00:06:45,272 (フェリクス)ノートン嬢… まだ 授業を 決めていないのなら➡ 65 00:06:45,272 --> 00:06:47,274 魔術は どうだろう? へうっ!? 66 00:06:47,274 --> 00:06:49,943 数学と通じるものがあるよ。 67 00:06:49,943 --> 00:06:52,279 《なんて 応えれば…》 68 00:06:52,279 --> 00:06:54,447 ((ルイス:面倒な話など➡ 69 00:06:54,447 --> 00:06:58,285 前向きに検討します とでも 言っておけばよいのです)) 70 00:06:58,285 --> 00:07:00,620 《ありがとう ルイスさん》 71 00:07:00,620 --> 00:07:03,957 明日の見学会 案内しようか? 72 00:07:03,957 --> 00:07:06,626 はい! 前向きに検討します! 73 00:07:06,626 --> 00:07:11,798 そう。 では 明日 教室に迎えにいくからね。 74 00:07:11,798 --> 00:07:14,968 はい! 75 00:07:14,968 --> 00:07:16,970 (モニカ)あれ? 76 00:07:19,806 --> 00:07:24,144 魔術に関しては この学園も なかなかのものだよ。 77 00:07:24,144 --> 00:07:28,348 殿下も魔術を? 78 00:07:28,348 --> 00:07:32,319 いいや… 私は 魔術の才能がないからね。 79 00:07:34,421 --> 00:07:38,258 (ニール)あれ? 会長に ノートン嬢? 80 00:07:38,258 --> 00:07:43,930 やぁ 君たちも選択授業に? (グレン)もしかして 生徒会長!? 81 00:07:43,930 --> 00:07:46,266 王子様じゃないっすか! 82 00:07:46,266 --> 00:07:48,601 《モニカ:この人 クレーメで…》 83 00:07:48,601 --> 00:07:50,937 グレン・ダドリーっす。 84 00:07:50,937 --> 00:07:55,108 この秋に編入したばかりで ニールのクラスメイトなんす。 85 00:07:55,108 --> 00:07:59,946 はじめまして ダドリーくん。 フェリクス・アーク・リディルだ。 86 00:07:59,946 --> 00:08:02,615 よろしく。 よろしくっす。 87 00:08:02,615 --> 00:08:05,452 モ… モニカ・ノートンです。 88 00:08:05,452 --> 00:08:07,454 よろしくっす! 89 00:08:07,454 --> 00:08:10,957 アバッ!? うぅ…。 90 00:08:10,957 --> 00:08:12,959 あっ そうだ! 91 00:08:15,962 --> 00:08:19,632 お近づきの印に クレーメの焼き栗っす。 92 00:08:19,632 --> 00:08:22,135 グッ… グレン! 失礼ですよ! 93 00:08:22,135 --> 00:08:25,472 クレーメといえば 地竜が出たらしいね。 94 00:08:25,472 --> 00:08:29,142 なんでも 通りすがりの魔術師が 倒したとか…。 95 00:08:29,142 --> 00:08:32,312 うっ! 君は 巻き込まれたりしなかったかい? 96 00:08:32,312 --> 00:08:36,249 へ… へぇ… 全然 気づかなかったっす。 97 00:08:36,249 --> 00:08:40,253 《あれ?》 あっ モニカは 選択授業は何を? 98 00:08:40,253 --> 00:08:43,923 え~っと… その…。 99 00:08:43,923 --> 00:08:48,261 ノートン嬢には 基礎魔術学を 案内しようと思ってるんだ。 100 00:08:48,261 --> 00:08:50,263 オレとニールも同じっす! 101 00:08:52,599 --> 00:08:57,937 《だ… 大丈夫… 私のこと 知ってる人がいるわけ…》 102 00:08:57,937 --> 00:09:04,611 おや? 《マ… マクレガン先生!? 103 00:09:04,611 --> 00:09:06,946 終わった…》 104 00:09:06,946 --> 00:09:09,649 (マクレガン)チミたち 誰? へっ? 105 00:09:09,649 --> 00:09:13,620 受講希望者です。 私は 案内役です。 106 00:09:13,620 --> 00:09:15,955 見学者は 何人? 107 00:09:15,955 --> 00:09:19,626 目が悪くてね…。 (フェリクス)3人です。 108 00:09:19,626 --> 00:09:23,463 じゃあ 適当なとこに 座ってちょうだい。 109 00:09:23,463 --> 00:09:26,633 《気づかれてない?》 110 00:09:26,633 --> 00:09:32,305 (マクレガン)さて… まずは 魔術師の素質について。 111 00:09:32,305 --> 00:09:35,909 もう なんといっても 魔力量。 112 00:09:35,909 --> 00:09:38,912 コレがないと 魔術は使えないからね。 113 00:09:38,912 --> 00:09:42,916 普通は 50くらい。 100超えたら まぁまぁ。 114 00:09:42,916 --> 00:09:46,920 150を超えたら 七賢人になれるかも。 115 00:09:46,920 --> 00:09:49,589 《し… 心臓に悪い》 116 00:09:49,589 --> 00:09:52,258 あと 数学が得意な子は➡ 117 00:09:52,258 --> 00:09:56,930 この 魔術式の理解力に 優れていることが多いね。 118 00:09:56,930 --> 00:09:59,933 あっ そうそう…。 119 00:09:59,933 --> 00:10:03,937 ボクの教え子で この 魔術式の理解力が➡ 120 00:10:03,937 --> 00:10:07,607 抜群な子がいてね。 遂には 詠唱なしで➡ 121 00:10:07,607 --> 00:10:11,111 魔術を使えるように なっちゃったのよ。 122 00:10:11,111 --> 00:10:14,614 沈黙の魔女っていうんだけどね。 123 00:10:14,614 --> 00:10:18,618 《ひいぃ~っ!》 ちなみに 沈黙の魔女は➡ 124 00:10:18,618 --> 00:10:23,957 彼女が作った魔術式も含めて テストに出るから 覚えておいてね。 125 00:10:23,957 --> 00:10:26,125 《覚えないで~っ!》 126 00:10:26,125 --> 00:10:29,629 もうね… 近代魔術のセオリーを➡ 127 00:10:29,629 --> 00:10:32,966 ひっくり返したと言っても 過言ではないからね。 128 00:10:32,966 --> 00:10:34,968 (生徒たち)おぉ~! 129 00:10:34,968 --> 00:10:38,972 《過言です… 過言なんです~》 130 00:10:38,972 --> 00:10:42,308 最後に 魔力操作技術。 131 00:10:42,308 --> 00:10:46,312 このセンスがあれば 魔術式の理解力が低くても➡ 132 00:10:46,312 --> 00:10:53,486 魔術を使えちゃうんだよね。 まぁ 完成度は低いけど…。 133 00:10:53,486 --> 00:10:57,657 はぁ… これね 魔力測定器。 134 00:10:57,657 --> 00:10:59,659 見て。 135 00:11:01,661 --> 00:11:08,334 魔力は 160。 光が青だから 得意属性は水。 136 00:11:08,334 --> 00:11:11,170 こんな感じで 計れるの。 137 00:11:11,170 --> 00:11:15,008 はい じゃあ チミたちも やってみて。 138 00:11:15,008 --> 00:11:18,011 えっ…。 ニール やってみるっす! 139 00:11:18,011 --> 00:11:21,014 150超えたら 七賢人になれるかもっすよ! 140 00:11:21,014 --> 00:11:24,017 よ… よしてください! 僕に そんな才能は…。 141 00:11:24,017 --> 00:11:30,023 《最後に計測したときは 202… まだ 成長期だから…》 142 00:11:33,126 --> 00:11:37,630 メイウッド庶務は 土属性で 魔力は 96か。 143 00:11:37,630 --> 00:11:41,634 悪くない数字だね。 わぁ… ありがとうございます。 144 00:11:41,634 --> 00:11:43,636 次は 俺の番っす! 145 00:11:43,636 --> 00:11:45,972 《ど ど… どうしよう…》 146 00:11:45,972 --> 00:11:47,974 せ~の! 147 00:11:49,976 --> 00:11:52,478 《ここから逃げ出さないと…》 148 00:11:52,478 --> 00:11:54,814 おや? 149 00:11:54,814 --> 00:11:58,151 チミ… どこかで…。 150 00:11:58,151 --> 00:12:00,687 《はぎゃあ~っ!》 151 00:12:00,687 --> 00:12:03,356 あぁっ! 152 00:12:03,356 --> 00:12:07,694 先生 これ 壊れてるっす! 嘘でしょ!? 153 00:12:07,694 --> 00:12:11,030 (マクレガン)チミ… それ いくらすると思ってるの? 154 00:12:11,030 --> 00:12:13,032 (グレン)オ… オレのせいじゃないっす! 155 00:12:13,032 --> 00:12:15,001 きっと 不良品! 不良品なんすよ! 156 00:12:21,040 --> 00:12:24,510 危なかった…。 でも…。 157 00:12:24,510 --> 00:12:31,351 《グレンさんの測定器… 魔力量が 250を超えてた? 158 00:12:31,351 --> 00:12:35,455 そんな人… 七賢人でも 2人しか…》 159 00:12:35,455 --> 00:12:37,957 ⚟うわ~ 負けた! あっ? 160 00:12:42,962 --> 00:12:44,964 《モニカ:あれは…》 161 00:12:46,966 --> 00:12:50,303 (エリオット)誰かと思ったら 子リスじゃないか。 162 00:12:50,303 --> 00:12:55,308 チェスに興味があるのか? い… いえ… わからないので…。 163 00:12:55,308 --> 00:12:58,978 フン… 遠慮するなよ。 教えてやる。 164 00:12:58,978 --> 00:13:00,980 へうぅ~! 165 00:13:03,316 --> 00:13:07,654 これは… 何をすれば 勝ちなのでしょうか? 166 00:13:07,654 --> 00:13:12,325 あっ… ハハハ! な~に 簡単さ。 167 00:13:12,325 --> 00:13:15,828 敵のキングを取る。 それだけだ。 168 00:13:15,828 --> 00:13:18,498 チェスは 疑似戦争。 169 00:13:18,498 --> 00:13:24,504 貴族にとって 戦略に対する感覚を 身につける 重要な嗜みだ。 170 00:13:24,504 --> 00:13:27,340 疑似戦争…。 171 00:13:27,340 --> 00:13:30,677 魔法兵は どの駒に あたるのでしょうか? 172 00:13:30,677 --> 00:13:32,679 ビショップあたりかな。 173 00:13:32,679 --> 00:13:35,948 昔は 僧兵が 魔術を好んで使ってたしな。 174 00:13:35,948 --> 00:13:39,952 じゃあ 魔術の力量は 設定されていますか? 175 00:13:39,952 --> 00:13:45,958 得意な魔術 その範囲… それと 防御結界の概算強度は? 176 00:13:45,958 --> 00:13:47,960 は? 季節や気候は➡ 177 00:13:47,960 --> 00:13:51,964 決められていますか? 地形の高低は? 風向きは? 178 00:13:51,964 --> 00:13:54,300 おいおい… この盤面に➡ 179 00:13:54,300 --> 00:13:56,636 それだけの要素が あるわけないだろう。 180 00:13:56,636 --> 00:14:01,474 この疑似戦争の舞台は ただの平面で いいんですね? 181 00:14:01,474 --> 00:14:05,978 高さは関係しない。 駒も 決められた動きのみ。 182 00:14:05,978 --> 00:14:09,982 上官同士の交渉もなく ただ 王を討つだけ。 183 00:14:09,982 --> 00:14:12,318 あ… あぁ…。 184 00:14:12,318 --> 00:14:16,989 だったら 簡単だと思います。 185 00:14:16,989 --> 00:14:21,494 こちらは クイーン抜き。 そちらからどうぞ。 186 00:14:23,496 --> 00:14:28,334 わたしが先攻でいいんですか? あぁ。 187 00:14:28,334 --> 00:14:33,539 《気づいているのか? 先攻のほうが有利だと…》 188 00:14:36,943 --> 00:14:39,612 じゃあ いきます。 189 00:14:39,612 --> 00:15:04,637 ♬~ 190 00:15:04,637 --> 00:15:06,973 《なんだ これ…。 191 00:15:06,973 --> 00:15:10,643 クイーン抜きとはいえ この状況は…》 192 00:15:10,643 --> 00:15:13,980 ⚟嘘でしょ…。 ⚟あの エリオット様が…。 193 00:15:13,980 --> 00:15:16,482 《あっ… いや 待て! 194 00:15:16,482 --> 00:15:19,652 キャスリングを使えば 勝てる。 195 00:15:19,652 --> 00:15:25,057 だが 子リスには キャスリングのルールを教えていない…》 196 00:15:28,327 --> 00:15:32,331 《それなのに 使うのか?》 197 00:15:49,282 --> 00:15:53,452 今のは キャスリングといって まだ 動かしていない キングと➡ 198 00:15:53,452 --> 00:15:56,622 ルークがあり かつ その間に…。 負けました。 199 00:15:56,622 --> 00:16:00,960 今の… きゃすりんぐ? が 正式なルールなら➡ 200 00:16:00,960 --> 00:16:03,462 わたしの勝ちは ありません。 201 00:16:03,462 --> 00:16:05,965 (生徒たち)おぉ~! 202 00:16:08,634 --> 00:16:12,305 か… 簡単って言って ごめんなさい。 203 00:16:12,305 --> 00:16:16,809 相手が人間だから 不確定要素が多くて…。 204 00:16:16,809 --> 00:16:20,646 なぁ…。 (ボイド)そこの女子生徒。 205 00:16:20,646 --> 00:16:25,818 (ボイド)名前は? モ モ モ… モニ モニ モニ…。 206 00:16:25,818 --> 00:16:31,490 モニカ・ノートン嬢… 俺と同じ 生徒会役員ですよ ボイド先生。 207 00:16:31,490 --> 00:16:33,426 覚えた。 モッ!? 208 00:16:33,426 --> 00:16:36,929 モニモニモニモニ? モニ? 209 00:16:36,929 --> 00:16:39,932 必ず 受講しなさい。 210 00:16:39,932 --> 00:16:44,770 (ネロ)で… どれにするか 悩んでるのか…。 211 00:16:44,770 --> 00:16:48,941 って おい! しっかりしろよ ご主人様! 212 00:16:48,941 --> 00:16:52,278 ていっ! ていっ! ていっ! ていっ! 213 00:16:52,278 --> 00:16:57,617 マクレガン先生がいるから 基礎魔術学は 絶対に避けないと。 214 00:16:57,617 --> 00:17:03,623 どうしよう… 2つ 選択授業 申し込まないといけないのに…。 215 00:17:03,623 --> 00:17:06,959 世話のやける ご主人様だなぁ…。 216 00:17:06,959 --> 00:17:09,629 ほら 肉球するか? 肉球。 217 00:17:09,629 --> 00:17:12,031 するぅ…。 218 00:17:15,968 --> 00:17:19,639 《ここで ルークを 動かしていたら…。 219 00:17:19,639 --> 00:17:22,975 チェス… 楽しかったな》 220 00:17:22,975 --> 00:17:25,811 (エリオット)シリル これは なんだ? 221 00:17:25,811 --> 00:17:29,315 どこから見ても 雄牛と車輪ではないか。 222 00:17:29,315 --> 00:17:31,984 どこから見ても ウサギと➡ 223 00:17:31,984 --> 00:17:34,754 輪切りにした 腐りかけのオレンジだろ。 224 00:17:34,754 --> 00:17:37,924 あの… なんの お話を…。 225 00:17:37,924 --> 00:17:40,927 業者の紋章を 教えていただけだ。 226 00:17:40,927 --> 00:17:44,430 なぁ… 雄牛に見えるか? 227 00:17:44,430 --> 00:17:49,435 (モニカ)えっ! え~っと…。 228 00:17:49,435 --> 00:17:53,940 これが現実だ。 殿下は わかってくださったぞ。 229 00:17:53,940 --> 00:17:58,945 そりゃ お前が 去年 アボット商会を 担当したって知ってるからだろ。 230 00:17:58,945 --> 00:18:01,447 あ… あの…。 231 00:18:01,447 --> 00:18:06,953 (2人)ん? これが アボット商会の紋章… です。 232 00:18:06,953 --> 00:18:10,289 おととい リストで見たので…。 233 00:18:10,289 --> 00:18:14,293 ふむ… 私の雄牛は 尻尾が欠けていたのか。 234 00:18:14,293 --> 00:18:17,630 欠けていたのは 画力とセンスだろ。 235 00:18:17,630 --> 00:18:20,633 まったく… 紋章は わかった。 236 00:18:20,633 --> 00:18:25,638 ノートン嬢 そろそろ 業者が来る頃だ。 一緒に来てくれ。 237 00:18:31,477 --> 00:18:33,779 (ブリジット)過保護だこと。 あっ…。 238 00:18:39,452 --> 00:18:42,621 《連れ出したはいいが…。 239 00:18:42,621 --> 00:18:49,595 教えてない キャスリングを使うなんて… 貴族として 恥ずべき行為だ》 240 00:18:57,970 --> 00:19:02,808 あ… ノートン嬢… 昨日のチェスのことだが…。 241 00:19:02,808 --> 00:19:05,277 違う。 ん? 242 00:19:05,277 --> 00:19:07,279 あの紋章…。 243 00:19:07,279 --> 00:19:12,618 車輪の軸が 12本あるはずなのに 10本しかない… です。 244 00:19:12,618 --> 00:19:15,621 覚え間違いじゃないのか? 245 00:19:15,621 --> 00:19:19,458 わたしは 一度見た図形は 忘れません。 246 00:19:19,458 --> 00:19:24,964 それに あの雄牛… 尻尾を描き忘れています。 247 00:19:26,966 --> 00:19:30,970 俺が時間を稼ぐから 君は 警備兵を呼んでこい。 248 00:19:30,970 --> 00:19:33,272 でも それだと…。 249 00:19:35,408 --> 00:19:39,912 俺は貴族だぞ。 貴族には 平民を守る義務がある。 250 00:19:41,914 --> 00:19:44,083 早く 行け! 251 00:19:44,083 --> 00:19:47,586 《今なら…。 ごめんね》 252 00:19:47,586 --> 00:19:49,922 (馬のいななき) 253 00:19:49,922 --> 00:19:51,924 なんだ!? ぐあっ! 254 00:19:51,924 --> 00:19:53,926 《まずは 一人…》 255 00:19:53,926 --> 00:19:56,595 何やってんだ! 256 00:19:56,595 --> 00:19:58,597 うわっ! 《ここ!》 257 00:20:00,599 --> 00:20:02,601 《モニカ:やった! うまくいった…》 258 00:20:02,601 --> 00:20:04,603 うわっ! 259 00:20:04,603 --> 00:20:06,605 ノートン嬢! 避けろ! 260 00:20:08,941 --> 00:20:11,243 ぴゃあぁ~っ! 261 00:20:13,946 --> 00:20:16,282 ノートン嬢! うぅっ…。 262 00:20:16,282 --> 00:20:18,284 ⚟そのまま 動かないで! 263 00:20:23,289 --> 00:20:26,592 (ケイシー)どう どう ど~う…。 264 00:20:28,961 --> 00:20:34,133 (ケイシー)大丈夫… もう 大丈夫よ。 ほ~ら 落ち着いて。 265 00:20:34,133 --> 00:20:36,135 (ケイシー)いい子ね。 266 00:20:41,474 --> 00:20:44,977 警備兵を呼んでくる。 ここで 待機していてくれ。 267 00:20:44,977 --> 00:20:46,979 は… はい。 268 00:20:46,979 --> 00:20:49,648 あ… あの…。 ん? 269 00:20:49,648 --> 00:20:57,056 た… 助けてくれて… あ… ありがとう… ございました。 270 00:20:58,991 --> 00:21:03,996 私は 高等科2年 ケイシー・グローヴ。 あなたは? 271 00:21:03,996 --> 00:21:08,501 モ… モニカ・ノートン… でひゅ。 (馬のいななき) 272 00:21:08,501 --> 00:21:12,338 へうっ! どう どう どう…。 273 00:21:12,338 --> 00:21:14,340 やってみる? 274 00:21:14,340 --> 00:21:19,044 撫でてあげると 喜ぶわよ。 は… はい…。 275 00:21:30,022 --> 00:21:34,326 《さっきは 痛い思いさせて ごめんね》 276 00:21:37,963 --> 00:21:43,469 グローヴ様は… 馬が お好きなんですね。 277 00:21:43,469 --> 00:21:46,972 そんな 堅苦しい呼び方しなくていいわよ。 278 00:21:46,972 --> 00:21:48,974 ケイシーって呼んで。 279 00:21:48,974 --> 00:21:52,645 私も モニカって呼んでいい? うん うん…。 280 00:21:52,645 --> 00:21:54,647 ありがとう。 281 00:21:54,647 --> 00:21:57,650 そうね… 馬は好き。 282 00:21:57,650 --> 00:22:01,654 故郷じゃ 馬車で 家畜の出荷を 手伝ったりもするのよ。 283 00:22:01,654 --> 00:22:04,990 サムおじさんの豚の歌みたいに…。 284 00:22:04,990 --> 00:22:09,995 ごめん… わかんないわよね。 家畜の童謡なんて…。 285 00:22:09,995 --> 00:22:13,165 サムおじさんの歌 わかります! 286 00:22:13,165 --> 00:22:16,335 あっ…。 あれは すごくすごく美しい➡ 287 00:22:16,335 --> 00:22:20,673 数列の歌で…。 アハ… アハハハハ! 288 00:22:20,673 --> 00:22:24,510 まさか サムおじさんの豚を 知ってる人に出会うなんて…。 289 00:22:24,510 --> 00:22:28,681 私 この学園の子と 話が合わないのよね。 290 00:22:28,681 --> 00:22:32,184 田舎貴族だから。 なんだったら 狩りもするし…。 291 00:22:32,184 --> 00:22:35,120 すごい…。 ありがと! 292 00:22:35,120 --> 00:22:38,958 そうだ! こっち 来て! へっ!? 293 00:22:38,958 --> 00:22:42,261 (ケイシー)そうそう ここに 足かけて…。 294 00:22:46,632 --> 00:22:49,034 目 開けてみて。 295 00:22:56,008 --> 00:23:08,988 ♬~ 296 00:23:08,988 --> 00:23:10,990 馬 好き? 297 00:23:10,990 --> 00:23:14,660 き… きれいだな と思います。 298 00:23:14,660 --> 00:23:19,999 よかったら 一緒に 乗馬の授業 受けてみない? 299 00:23:19,999 --> 00:23:24,670 わ… わたし 運動神経➡ 300 00:23:24,670 --> 00:23:26,839 すごく すごく 悪くて…。 301 00:23:26,839 --> 00:23:30,009 初心者も大歓迎って 先生も言ってたわ。 302 00:23:30,009 --> 00:23:36,949 さらに さらに… 今なら ケイシー先生のサポート付き! 303 00:23:36,949 --> 00:23:39,952 なんちゃって! えへっ。 304 00:23:43,622 --> 00:23:46,959 あ… あの…。 ん? 305 00:23:46,959 --> 00:23:52,131 《新しいこと やってみたい…》 306 00:23:52,131 --> 00:23:57,636 乗馬… わたしでも できますか? 307 00:24:00,306 --> 00:24:03,609 (ケイシー)ケイシー先生に まっかせなさい! 308 00:24:10,482 --> 00:24:12,985 なんだよ もう寝ちゃったのか? 309 00:24:12,985 --> 00:24:15,487 よっぽど疲れたんだな。 310 00:24:15,487 --> 00:24:17,489 ん? 311 00:24:19,491 --> 00:24:23,829 へぇ… 意外だな。 冒険してるじゃん。 312 00:24:23,829 --> 00:24:27,032 チェスと乗馬とはね。