1 00:00:34,735 --> 00:00:37,404 (ルイス)おや 珍しい…。 2 00:00:37,404 --> 00:00:40,407 (ルイス)魔力が 尽きかけているようで…。 3 00:00:40,407 --> 00:00:45,746 翼竜の群れを殲滅しても ケロッとしていたくせに…。 4 00:00:45,746 --> 00:00:48,248 そちらのお嬢さんは…。 5 00:00:48,248 --> 00:00:50,751 (ケイシー)敵よ。 6 00:00:50,751 --> 00:00:55,756 フェリクス殿下を暗殺しようとした… 馬鹿な敵。 7 00:02:27,781 --> 00:02:31,284 さて 同期殿… 説明 願えますか? 8 00:02:31,284 --> 00:02:36,056 (モニカ)花火の搬入作業をしている 西の倉庫に➡ 9 00:02:36,056 --> 00:02:40,394 螺炎が… 仕掛けられていました。 螺炎…。 10 00:02:40,394 --> 00:02:45,065 (モニカ)それで ルイスさんの結界を お借りしました。 11 00:02:45,065 --> 00:02:49,736 結界には 茨の魔女殿の罠が あったと思いますが…。 12 00:02:49,736 --> 00:02:53,240 精霊王を… 召喚して…。 13 00:02:53,240 --> 00:02:56,076 私も 書き換え防止のダミー術式を➡ 14 00:02:56,076 --> 00:02:59,079 盛りっ盛りに していたはずですが? 15 00:02:59,079 --> 00:03:01,415 そういうの見抜くの 得意で…。 16 00:03:01,415 --> 00:03:05,419 あっ でも… ダミーを見抜くのに 1分近くかかったんです。 17 00:03:05,419 --> 00:03:10,424 1分!? あれを 1分…。 18 00:03:10,424 --> 00:03:12,592 今後 私の結界が➡ 19 00:03:12,592 --> 00:03:15,595 書き換えられるようなことが あれば 真っ先に➡ 20 00:03:15,595 --> 00:03:18,432 あなたを疑うことにします。 ふぇっ!? 21 00:03:18,432 --> 00:03:22,769 事情は把握しました。 そちらのお嬢さんの身柄も➡ 22 00:03:22,769 --> 00:03:25,105 こちらで…。 (モニカ)あ… あの…。 23 00:03:25,105 --> 00:03:29,443 ケイシーは… どうなりますか? 24 00:03:29,443 --> 00:03:36,049 取り調べを行い 関わった人間を 片っ端から引きずりだします。 25 00:03:36,049 --> 00:03:38,051 口が堅いようなら➡ 26 00:03:38,051 --> 00:03:41,388 精神干渉魔術を 使うことになるでしょうね。 27 00:03:41,388 --> 00:03:45,392 まぁ… 二度と意識が戻らないほうが➡ 28 00:03:45,392 --> 00:03:48,061 幸せかもしれませんよ? 29 00:03:48,061 --> 00:03:52,232 王族の暗殺未遂ともなれば 極刑は必至。 30 00:03:52,232 --> 00:03:55,335 意識がないほうが 苦しまずにすむ。 31 00:03:58,738 --> 00:04:02,409 ル… ルイスさんは 第一王子派なんですよね? 32 00:04:02,409 --> 00:04:08,081 藪から棒になんです? 答えてください。 33 00:04:08,081 --> 00:04:12,752 私は 第一王子のライオネル殿下と 学友ですから。 34 00:04:12,752 --> 00:04:15,422 そう言っても 差し支えないでしょう。 35 00:04:15,422 --> 00:04:18,759 ですが 私は 何がなんでも 第一王子に➡ 36 00:04:18,759 --> 00:04:22,095 王になってほしいわけでは ないのです。 えっ…。 37 00:04:22,095 --> 00:04:25,432 私が 第一王子派を名乗るのは➡ 38 00:04:25,432 --> 00:04:29,436 クロックフォード公爵と第二王子が 気に入らないからです。 39 00:04:29,436 --> 00:04:35,375 ケ… ケイシーは ランドールと繋がっている 第一王子派です。 40 00:04:35,375 --> 00:04:38,712 第一王子の母君は ランドールのご出身。 41 00:04:38,712 --> 00:04:42,382 その 第一王子派が 第二王子の暗殺を➡ 42 00:04:42,382 --> 00:04:46,219 目論んだ という事実が 明らかになれば…。 43 00:04:46,219 --> 00:04:48,722 フッ…。 44 00:04:48,722 --> 00:04:54,227 政治闘争に無関心な あなたが 取り引きをもちかけてくるとは…。 45 00:04:54,227 --> 00:04:57,397 実に 小賢しい。 46 00:04:57,397 --> 00:05:00,734 この件を なかったことにしろと? 47 00:05:00,734 --> 00:05:06,406 第一王子も その母君も 実は 王位に興味のない人間なのです。 48 00:05:06,406 --> 00:05:11,077 正々堂々を好み 暗殺など 絶対に望まない。 49 00:05:11,077 --> 00:05:15,415 が… 第一王子派の誰もが そうとは限らない。 50 00:05:15,415 --> 00:05:19,252 暗殺未遂などという いらん真似をする馬鹿は➡ 51 00:05:19,252 --> 00:05:22,422 内々で粛清する必要が あるのですよ。 52 00:05:22,422 --> 00:05:26,326 ひ… 秘密裏に ことを片づければ…。 53 00:05:34,534 --> 00:05:40,040 (ルイス)では そちらのお嬢さんが 正直に白状するのなら➡ 54 00:05:40,040 --> 00:05:43,710 精神干渉魔術は 使わないと約束しましょう。 55 00:05:43,710 --> 00:05:46,713 身柄は 修道院送り。 56 00:05:46,713 --> 00:05:49,716 二度と 社交界には出られない。 57 00:05:53,720 --> 00:05:57,057 少々 絆されすぎですな。 えっ? 58 00:05:57,057 --> 00:05:59,059 あうっ! 59 00:05:59,059 --> 00:06:04,731 あなたは 七賢人が一人… 沈黙の魔女 モニカ・エヴァレット。 60 00:06:04,731 --> 00:06:10,337 セレンディア学園の生徒 モニカ・ノートンは 仮初の姿です。 61 00:06:12,405 --> 00:06:15,075 は… はい…。 62 00:06:15,075 --> 00:06:19,079 リン! そちらのご令嬢を頼みます。 63 00:06:19,079 --> 00:06:23,250 (リン)ルイス殿は? この 原形を留めていない結界を➡ 64 00:06:23,250 --> 00:06:26,086 どうにかします。 65 00:06:26,086 --> 00:06:30,790 (ルイス)はぁ… 私の1か月の苦労が…。 66 00:06:33,026 --> 00:06:35,328 (ケイシー)モニカ。 67 00:06:42,202 --> 00:06:45,372 「ごめん」も「ありがとう」も 言わないわよ。 68 00:06:45,372 --> 00:06:49,776 私は暗殺を企んだ敵なんだから。 69 00:06:54,714 --> 00:06:59,219 私は モニカの友達なんかじゃ ないんだからさ…。 70 00:06:59,219 --> 00:07:02,222 うぅ…。 そんな顔しないでよ。 71 00:07:02,222 --> 00:07:06,726 うぅっ…。 敵のために 泣いちゃダメでしょ。 72 00:07:06,726 --> 00:07:10,063 だ… だって…。 73 00:07:10,063 --> 00:07:13,233 お人好しの七賢人様ねぇ…。 74 00:07:13,233 --> 00:07:15,735 ちゃんと憎んで。 75 00:07:15,735 --> 00:07:19,739 それができないなら 私のことなんて 忘れて。 76 00:07:19,739 --> 00:07:23,743 やです…。 77 00:07:23,743 --> 00:07:27,347 絶対! 忘れません! 78 00:07:32,419 --> 00:07:34,821 早く 連れていって。 79 00:07:43,196 --> 00:07:45,699 あっ… そうだ。 80 00:07:45,699 --> 00:07:49,703 自分がしたことを 謝るつもりはないけど➡ 81 00:07:49,703 --> 00:07:51,705 これだけは…。 82 00:07:54,708 --> 00:08:01,314 乗馬と刺繍の約束… 守れなくて ごめんね。 83 00:08:04,384 --> 00:08:07,387 (ケイシー)さよなら モニカ。 84 00:08:07,387 --> 00:08:19,399 ♬~ 85 00:08:19,399 --> 00:08:22,402 あなたは 適度に 感情を発散することを➡ 86 00:08:22,402 --> 00:08:24,404 覚えるべきですな。 87 00:08:24,404 --> 00:08:27,741 そういうの… 苦手です。 88 00:08:27,741 --> 00:08:29,743 ふぐっ! 89 00:08:29,743 --> 00:08:33,346 私は 結界の修復で忙しいのです。 90 00:08:33,346 --> 00:08:37,517 先ほどの令嬢のことは こちらで ごまかしておきますから…。 91 00:08:37,517 --> 00:08:39,686 ハンカチ…。 92 00:08:39,686 --> 00:08:42,355 (ルイス)誕生日に 妻からもらったものです。 93 00:08:42,355 --> 00:08:48,061 洗って アイロンかけて 返しなさい。 はぁい…。 94 00:08:55,034 --> 00:08:57,370 (フェリクス)ウィルディアヌ。 (ウィルディアヌ)はい。 95 00:08:57,370 --> 00:09:01,040 精霊王召喚を感知しました。 96 00:09:01,040 --> 00:09:05,044 《フェリクス:旧庭園には 大規模な結界が仕込まれている。 97 00:09:05,044 --> 00:09:09,215 非常事態であれば 結界が作動したはず…》 98 00:09:09,215 --> 00:09:11,718 (ルイス)まったく…。 99 00:09:11,718 --> 00:09:16,556 経年劣化で壊れたことにするには 少々 派手すぎますなぁ…。 100 00:09:16,556 --> 00:09:21,728 螺炎を防ぐためとはいえ 精霊王を召喚するとは…。 101 00:09:21,728 --> 00:09:24,731 沈黙の魔女殿も無茶をする…。 102 00:09:24,731 --> 00:09:31,404 《は? 沈黙の魔女が… 精霊王を!? 103 00:09:31,404 --> 00:09:35,008 ここで あの美しい魔術を…。 104 00:09:35,008 --> 00:09:37,677 見たい! 会いたい…。 105 00:09:37,677 --> 00:09:42,348 もっと近くで 無詠唱魔術を使う姿を…。 106 00:09:42,348 --> 00:09:45,018 螺炎を防ぐためと言ったか? 107 00:09:45,018 --> 00:09:49,322 私の暗殺を防ぐために 彼女が ここに!?》 108 00:09:52,692 --> 00:09:56,362 《あぁ… こんなに そばにいたなんて…。 109 00:09:56,362 --> 00:09:58,364 レディ・エヴァレット…。 110 00:09:58,364 --> 00:10:01,768 僕が… 夢中になれるもの》 111 00:10:03,703 --> 00:10:06,206 (イザベル)そこをおどきなさい アガサ。 112 00:10:06,206 --> 00:10:08,208 (アガサ)いいえ お嬢様。 113 00:10:08,208 --> 00:10:11,377 私は 何があろうと ここをどきません。 114 00:10:11,377 --> 00:10:15,381 (イザベル)ノートン家の使用人である あなたが どういうつもり? 115 00:10:15,381 --> 00:10:17,717 覚悟は できてるのかしら? 116 00:10:17,717 --> 00:10:21,387 そんな 赤いお顔で 何を おっしゃっているんですか。 117 00:10:21,387 --> 00:10:24,390 ベッドにお戻りください! だって だって! 118 00:10:24,390 --> 00:10:27,393 風邪で寝込んで お姉さまに 3日も会っていないんですもの! 119 00:10:27,393 --> 00:10:31,231 何か困ったことが起きてないか 心配なんですの! 120 00:10:31,231 --> 00:10:34,734 うっ! 121 00:10:34,734 --> 00:10:39,239 風邪をひいたお嬢様が行っても ご迷惑をかけるだけです。 122 00:10:39,239 --> 00:10:42,075 さぁさぁ… 早く治しましょうね! 123 00:10:42,075 --> 00:10:44,244 (イザベル)行かせて! 行かせてちょうだい! 124 00:10:44,244 --> 00:10:46,746 お姉さま~っ! 125 00:10:57,257 --> 00:11:00,593 (ラナ)裾… めくれてるわよ。 あっ…。 126 00:11:00,593 --> 00:11:05,765 ちょっと 寂しいわよね。 えっ? 127 00:11:05,765 --> 00:11:07,767 ケイシーのこと。 128 00:11:07,767 --> 00:11:10,770 家の都合で 故郷に戻るなんて…。 129 00:11:10,770 --> 00:11:14,274 うん…。 ひと言くらい 言ってほしかったわ。 130 00:11:14,274 --> 00:11:16,276 友達なんだし…。 131 00:11:16,276 --> 00:11:19,078 そうだ! 手紙を送りましょうよ。 132 00:11:24,117 --> 00:11:28,454 学園祭後の舞踏会で着るドレスは 決めた? えっ!? 133 00:11:28,454 --> 00:11:33,893 制服? 生徒会役員が それは まずいわよ。 134 00:11:33,893 --> 00:11:37,564 うぅ…。 わたしのドレスを貸してあげるわ。 135 00:11:37,564 --> 00:11:39,899 で… でも…。 136 00:11:39,899 --> 00:11:43,403 いつも ラナに助けてもらってばかりで➡ 137 00:11:43,403 --> 00:11:46,573 何も返せなくて…。 138 00:11:46,573 --> 00:11:48,575 うぅっ! 139 00:11:48,575 --> 00:11:54,080 別に 何か 返してほしいわけじゃないわよ。 140 00:11:54,080 --> 00:11:58,384 友達に親切にするのに 理由なんて いらないでしょ。 141 00:12:00,753 --> 00:12:03,056 ありがとう… ラナ。 142 00:12:07,760 --> 00:12:09,762 うっ… うぅ…。 143 00:12:09,762 --> 00:12:11,764 《た… 高い!》 144 00:12:11,764 --> 00:12:14,767 では 常歩から始めましょう。 145 00:12:14,767 --> 00:12:18,071 (生徒たち)はい。 うぅ… ぐあっ! 146 00:12:23,109 --> 00:12:26,779 《乗馬… できるようになりたい。 147 00:12:26,779 --> 00:12:33,386 できるようになって いつか ケイシーに…》 148 00:12:33,386 --> 00:12:36,556 (フェリクス)驚いたな… 君がいるなんて。 149 00:12:36,556 --> 00:12:39,726 殿っ下ぁ…。 150 00:12:39,726 --> 00:12:43,229 「でんでん」だった頃から 進化したね。 151 00:12:48,401 --> 00:12:51,738 背筋はまっすぐ。 152 00:12:51,738 --> 00:12:56,242 胸は 軽く開いて。 そう… 目線は遠くに。 153 00:12:58,745 --> 00:13:01,581 手綱だけに頼るのは よくないよ。 154 00:13:01,581 --> 00:13:04,784 馬が痛がるからね。 はい。 155 00:13:15,762 --> 00:13:18,931 社交ダンスもそうでしたけど…。 156 00:13:18,931 --> 00:13:21,434 背筋を伸ばすって➡ 157 00:13:21,434 --> 00:13:24,771 いろんなところで 役に立つんですね。 158 00:13:24,771 --> 00:13:30,943 チェスと乗馬を選択したのには 何か理由でも? 159 00:13:30,943 --> 00:13:34,714 わたし… 乗馬できるようになったよって➡ 160 00:13:34,714 --> 00:13:38,384 伝えたい友達がいるんです。 161 00:13:38,384 --> 00:13:41,054 目標があるのは いいことだ。 162 00:13:41,054 --> 00:13:47,727 いつか そのお友達に 胸を張って伝えられるといいね。 163 00:13:47,727 --> 00:13:49,729 はい。 164 00:13:49,729 --> 00:13:54,734 《モニカ:この学園に来てから いろんな人たちに助けられてる。 165 00:13:54,734 --> 00:13:59,739 そんな人たちに わたしは 何を返せるだろう?》 166 00:13:59,739 --> 00:14:05,244 ((友達に親切にするのに 理由なんて いらないでしょ)) 167 00:14:05,244 --> 00:14:10,083 《いつか… わたしも 誰かに そんなふうに言える➡ 168 00:14:10,083 --> 00:14:13,086 強い人間になれるかな? 169 00:14:13,086 --> 00:14:16,389 なれたら… いいな》 170 00:14:19,258 --> 00:14:23,429 (ボイド)では 対局開始。 ルールは ブリッツで。 171 00:14:23,429 --> 00:14:26,432 (生徒たち)はい。 172 00:14:26,432 --> 00:14:30,770 (エリオット)本当に チェスの選択授業を選ぶとは。 173 00:14:30,770 --> 00:14:34,040 よろしくお願いします。 174 00:14:34,040 --> 00:14:37,710 その… この前は…。 はい? 175 00:14:37,710 --> 00:14:42,715 キャスリングを教えてなかったのに… 俺は…。 176 00:14:46,052 --> 00:14:49,389 君は 俺を責める権利があるはずだ。 177 00:14:49,389 --> 00:14:53,059 フェアじゃないって。 えっと…。 178 00:14:53,059 --> 00:14:57,897 わたしの知り合いの方なら こう言ったと思います。 179 00:14:57,897 --> 00:15:02,235 ルールを調べもせず 他者の説明を鵜呑みにして➡ 180 00:15:02,235 --> 00:15:06,739 勝負の席に着いた あなたが愚かなのですよ って…。 181 00:15:06,739 --> 00:15:10,743 おい… その知り合い 性格 悪すぎないか? 182 00:15:10,743 --> 00:15:16,749 でも 本当に そのとおりだと…。 勘弁してくれ。 183 00:15:16,749 --> 00:15:19,252 俺は 君を侮っていて➡ 184 00:15:19,252 --> 00:15:23,089 そのくせ 教えてもいないキャスリングで 勝ったんだぜ。 185 00:15:23,089 --> 00:15:25,758 恥ずべき振る舞いだ。 えっと…。 186 00:15:25,758 --> 00:15:27,760 ごめんなさい。 187 00:15:27,760 --> 00:15:33,366 わたしには 怒る理由が 思いつかない… です。 188 00:15:35,701 --> 00:15:40,206 わたしは チェスができれば それでいいので…。 189 00:15:40,206 --> 00:15:46,212 フッ… なら 遠慮なしでいくぜ。 190 00:15:46,212 --> 00:15:49,315 そのほうが うれしいです。 191 00:15:55,221 --> 00:15:59,025 ((フェリクス:こ… 怖いよ…。 192 00:16:02,395 --> 00:16:06,065 (フェリクス)うぅ…。 大丈夫です。 193 00:16:06,065 --> 00:16:08,234 姿勢をまっすぐ。 194 00:16:08,234 --> 00:16:14,073 そう… お上手です。 目線は遠くに。 195 00:16:14,073 --> 00:16:20,413 《エリオット:貧弱で剣術もできない。 社交ダンスも下手くそ。 勉強も ダメ。 196 00:16:20,413 --> 00:16:23,416 いずれ 人の上に 立たなくちゃいけないのに…》 197 00:16:23,416 --> 00:16:25,751 うわっ! 198 00:16:25,751 --> 00:16:29,355 ここまでにしましょう。 今日も 寒いですから。 199 00:16:32,091 --> 00:16:36,362 お待たせしました。 お屋敷へと戻りましょう。 200 00:16:36,362 --> 00:16:39,532 《殿下よりも この従者のほうが➡ 201 00:16:39,532 --> 00:16:42,735 よっぽど 立ち振る舞いが 堂々としてるじゃないか》 202 00:16:46,372 --> 00:16:50,276 ちゃんとできなくて ごめんなさい…。 203 00:16:52,211 --> 00:16:54,213 (フェリクスの泣き声) 204 00:16:54,213 --> 00:16:57,717 たかが 本だろ。 王族が泣くなよ。 205 00:16:57,717 --> 00:17:01,387 だって… だって…。 206 00:17:01,387 --> 00:17:03,389 うっ…。 207 00:17:03,389 --> 00:17:09,395 そういえば… 木登りした時に 本を見たなぁ。 カラスの仕業かな? 208 00:17:09,395 --> 00:17:11,731 たしか あの木だ。 209 00:17:11,731 --> 00:17:14,233 えっ…。 取れるだろ? 210 00:17:14,233 --> 00:17:18,337 それとも いつもみたいに あの従者に泣きつくのか? 211 00:17:29,749 --> 00:17:31,751 弱虫。 212 00:17:42,194 --> 00:17:44,363 やった! うっ… うわっ! 213 00:17:44,363 --> 00:17:46,699 (落下音) 214 00:17:46,699 --> 00:17:50,369 大げさだな。 いつまで そうして…。 215 00:17:50,369 --> 00:17:52,371 うぅ…。 216 00:17:57,043 --> 00:17:59,378 何をしたか わかっているのか! 217 00:17:59,378 --> 00:18:03,716 我が領民たちのためにも 我々の命をもって 詫びるのだ! 218 00:18:03,716 --> 00:18:06,552 (フェリクス)お待ちください! 219 00:18:06,552 --> 00:18:09,889 エリオットは 悪くありません。 220 00:18:09,889 --> 00:18:13,559 私がふざけて 木に登ったんです。 221 00:18:13,559 --> 00:18:17,396 はっ!? エリオットは止めようとしたし➡ 222 00:18:17,396 --> 00:18:22,568 身を挺して 私のことを庇ってくれたんです。 223 00:18:22,568 --> 00:18:25,071 (エリオット)なんで 俺を庇った!? 224 00:18:25,071 --> 00:18:28,074 お前は 俺のせいで 大けがをしたんだぞ! 225 00:18:28,074 --> 00:18:30,076 だって…。 226 00:18:30,076 --> 00:18:35,514 落ちたのは 私が上手に 木登りできなかったから…。 227 00:18:35,514 --> 00:18:42,321 だから エリオットを責める理由が 思いつかない。 228 00:18:45,191 --> 00:18:50,363 けがが治ったら 木登り 教えてやるよ。 229 00:18:50,363 --> 00:18:53,866 うれしいな。 木の上からなら➡ 230 00:18:53,866 --> 00:18:58,371 もっと星が きれいに見えると 思っていたんだ)) 231 00:19:02,375 --> 00:19:06,045 ((ごめんなさい。 わたしには 怒る理由が➡ 232 00:19:06,045 --> 00:19:10,716 思いつかない… です)) 233 00:19:10,716 --> 00:19:13,719 《エリオット:ようやく 合点がいったぞ。 234 00:19:13,719 --> 00:19:19,225 だから あいつは ノートン嬢を構いたがるのか…》 235 00:19:22,561 --> 00:19:25,731 (ブリジット)先日の件 今日中にまとめるよう➡ 236 00:19:25,731 --> 00:19:27,900 教授から言づけられました。 237 00:19:27,900 --> 00:19:30,102 (シリル)わかった。 238 00:19:36,676 --> 00:19:39,512 今日から ノートン会計も 仕事復帰だな。 239 00:19:39,512 --> 00:19:41,680 あ… はい。 240 00:19:41,680 --> 00:19:44,183 休んだ分の資料は まとめておいた。 241 00:19:44,183 --> 00:19:47,019 目を通しておくように。 242 00:19:47,019 --> 00:19:50,689 が… 頑張りまひゅ! 243 00:19:50,689 --> 00:19:55,027 《貧血かな… ちゃんと眠れてないし➡ 244 00:19:55,027 --> 00:19:58,197 魔力が回復してないのかも…》 245 00:19:58,197 --> 00:20:00,199 (ニール)ん? 246 00:20:00,199 --> 00:20:04,036 あの… 大丈夫ですか? ノートン嬢…。 ひゃい? 247 00:20:04,036 --> 00:20:07,339 返事が もう 大丈夫じゃないですよ! 248 00:20:09,375 --> 00:20:15,214 《この壁 柔らかい… ヒンヤリして 気持ちいい…》 249 00:20:15,214 --> 00:20:18,017 ノートン嬢… ノートン嬢! 250 00:20:21,720 --> 00:20:24,023 す… すみません! 251 00:20:28,394 --> 00:20:30,396 (シリル)すまなかった。 252 00:20:30,396 --> 00:20:34,734 副会長? 頭を上げてください。 253 00:20:34,734 --> 00:20:37,403 なんで シリル様が謝るんですか? 254 00:20:37,403 --> 00:20:40,406 搬入される木材にばかり 気を取られ➡ 255 00:20:40,406 --> 00:20:43,743 ロープの固定具合を 確かめていなかった。 256 00:20:43,743 --> 00:20:49,081 あの事故は 私のミスだ。 (ニール)それで さっき ブリジット嬢が…。 257 00:20:49,081 --> 00:20:51,083 あっ…。 258 00:20:51,083 --> 00:20:56,088 《モニカ:まさか… シリル様のせいになってる?》 259 00:20:58,090 --> 00:21:03,095 《ロープに切れ目を入れたのは ケイシーで… でも それは…》 260 00:21:06,432 --> 00:21:11,771 《シリル様は きちんと 自分の仕事をまっとうされていた。 261 00:21:11,771 --> 00:21:14,774 なのに…》 262 00:21:14,774 --> 00:21:18,110 (泣き声) 263 00:21:18,110 --> 00:21:23,115 《悪くない… 悪くないんです シリル様は…》 264 00:21:23,115 --> 00:21:29,288 (泣き声) 265 00:21:29,288 --> 00:21:33,559 おい… ノートン会計! お お… 落ち着いてください! 266 00:21:33,559 --> 00:21:37,396 すみません… ごめんなさい…。 267 00:21:37,396 --> 00:21:40,065 ごめんなさい…。 268 00:21:40,065 --> 00:21:44,236 《ケイシーのこと 話せなくて ごめんなさい。 269 00:21:44,236 --> 00:21:48,073 わたしが ちゃんと できていれば…。 270 00:21:48,073 --> 00:21:52,745 ケイシーが 紅茶を捨てたこと 打ち明けられていたら…。 271 00:21:52,745 --> 00:21:57,249 もしかしたら 殿下の暗殺を 諦めてたかもしれない。 272 00:21:57,249 --> 00:22:00,586 シリル様は悪くない。 273 00:22:00,586 --> 00:22:02,755 悪くないんです。 274 00:22:02,755 --> 00:22:07,359 本当のこと言えなくて… ごめんなさい…》 275 00:22:11,764 --> 00:22:15,100 (クローディア)なんで 私が 呼ばれたのかしら? 276 00:22:15,100 --> 00:22:18,437 我々が 女子寮に入るわけには いかんだろう。 277 00:22:18,437 --> 00:22:21,774 私は 便利屋じゃないのよ? なっ…。 278 00:22:21,774 --> 00:22:23,943 あの…。 279 00:22:23,943 --> 00:22:27,346 ダメ… ですか? 280 00:22:30,449 --> 00:22:34,720 気にしないで。 私とモニカは親友ですもの。 281 00:22:34,720 --> 00:22:37,723 寮まで送るのは 当然のことだわ。 282 00:24:09,748 --> 00:24:13,252 (メアリー)あぁ… 何回やっても ダメだわ。 283 00:24:13,252 --> 00:24:16,088 どうして 見えないのかしら…。 284 00:24:16,088 --> 00:24:19,091 フェリクス・アーク・リディル…。 285 00:24:22,428 --> 00:24:26,832 いったい… 何が起ころうとしているの?