1 00:00:05,234 --> 00:00:13,801 愚かでいいのだろう 見渡す夢の痕 2 00:00:13,834 --> 00:00:23,901 さよなら 蒼き日々よ 3 00:00:36,033 --> 00:00:42,267 流れに身を任せ いつか大人になってゆく 4 00:00:42,300 --> 00:00:48,234 少しずつ汚れてゆく事なの? 5 00:00:48,467 --> 00:00:54,467 熟した果実だけ 選ばれて 6 00:00:54,501 --> 00:01:02,200 ナイフで裂かれて 呑み込まれる前に 7 00:01:02,434 --> 00:01:09,601 僕等は目指した Shangri-La 欲望は抑えきれずに 8 00:01:09,634 --> 00:01:15,734 空想にまみれた “自由”を求め続けた 9 00:01:15,767 --> 00:01:22,267 今なら言えるだろう 此処がそう楽園さ 10 00:01:22,300 --> 00:01:29,334 さよなら 蒼き日々よ 11 00:01:33,067 --> 00:01:34,868 全島民に告ぐ 12 00:01:35,167 --> 00:01:39,434 現在 島の全施設は 我々の厳重な管理下にある 13 00:01:39,767 --> 00:01:44,567 我々の目的は この島に存在する 全武力の査察と接収である 14 00:01:45,033 --> 00:01:48,334 無抵抗の者には 危害を加えないことを 約束しよう 15 00:01:48,534 --> 00:01:53,734 ただし 我々の作戦を妨げる者については この限りではない 16 00:01:53,968 --> 00:01:57,100 どうしよう 島が占領されちゃったよぉ 17 00:01:57,400 --> 00:01:59,901 お父さん お母さん 大丈夫かなぁ… 18 00:02:00,968 --> 00:02:02,167 お母さん… 19 00:02:04,334 --> 00:02:07,400 おばあちゃん 私達どうなるの? 20 00:02:07,534 --> 00:02:11,667 心配しないでいいよ なぁに ちょっとの辛抱さ 21 00:02:11,901 --> 00:02:13,000 あ… 22 00:02:13,033 --> 00:02:14,334 きゃっ… あっ… 23 00:02:16,601 --> 00:02:19,934 島の調査が終わるまで もうしばらく ここにいてもらう 24 00:02:19,968 --> 00:02:22,501 食事などの準備は 間もなく整う 25 00:02:23,501 --> 00:02:26,400 引き続き 島民の監視を怠るな 26 00:02:26,467 --> 00:02:27,167 はっ! 27 00:02:27,367 --> 00:02:30,901 それと… 早くコアを見つけろと 狩谷に言え 28 00:02:32,734 --> 00:02:36,334 ふっ ふっ ふっ… 悪くない座り心地だ 29 00:02:39,734 --> 00:02:42,334 いったい… コアはどこに行ったの… 30 00:02:45,868 --> 00:02:46,701 んぎっ 31 00:02:47,300 --> 00:02:48,734 ぬああ~! 32 00:02:48,767 --> 00:02:51,033 これでババ抜き 何回目だっけ? 33 00:02:51,067 --> 00:02:53,133 んなこと 覚えてないわよ… 34 00:02:53,200 --> 00:02:56,033 ねえ ご飯まだですかぁ? 35 00:02:56,968 --> 00:02:59,300 なぜ 戦わせてくれなかったんですか 36 00:02:59,734 --> 00:03:02,100 こんなに簡単に島を渡すなんて… 37 00:03:02,234 --> 00:03:04,167 溝口さん達が戻ってきたら… 38 00:03:04,434 --> 00:03:07,567 一騎に会わせる顔がない… か? 39 00:03:07,667 --> 00:03:08,334 んっ…! 40 00:03:08,367 --> 00:03:09,767 そういうわけでは…! 41 00:03:10,000 --> 00:03:14,300 人間と戦ってはならない… どんなことがあってもだ 42 00:03:14,634 --> 00:03:19,501 一度でも血を流せば 一騎が戻ってきた時 辛いのは君だ 43 00:03:19,701 --> 00:03:23,300 あなたは… 血を流したことがあるのですか 44 00:03:24,033 --> 00:03:25,334 いやというほどな 45 00:03:25,400 --> 00:03:26,267 えっ… 46 00:03:26,467 --> 00:03:31,734 もし万が一 一騎が人類軍のもとで 人の血を流してしまっていたら 47 00:03:32,200 --> 00:03:34,067 君が助けてやって欲しい 48 00:03:34,601 --> 00:03:36,534 僕が… 助ける… 49 00:03:37,133 --> 00:03:38,067 頼む 50 00:03:38,501 --> 00:03:41,434 一騎のこと 信じてるんですか? 51 00:03:41,467 --> 00:03:45,234 ああ… だが 会話もなく出て行かれたのでな 52 00:03:45,501 --> 00:03:49,868 あいつが私を信じてくれているか… 正直自信はない 53 00:03:50,367 --> 00:03:53,400 それは… 僕だって同じです 54 00:04:00,634 --> 00:04:02,100 いったん離陸する 55 00:04:02,334 --> 00:04:03,734 例の機体を追うぞ! 56 00:04:03,868 --> 00:04:04,534 はい 57 00:04:05,167 --> 00:04:08,334 私… また何も出来なかった… 58 00:04:08,567 --> 00:04:09,734 そんなことはねぇ 59 00:04:10,267 --> 00:04:13,501 最後の最後で お嬢ちゃんがここに居てくれたことが 60 00:04:13,667 --> 00:04:16,167 洋治にとっては救いだったろうよ 61 00:04:16,667 --> 00:04:19,567 私が ここに居ることが… 62 00:04:19,934 --> 00:04:22,734 さあ 今度こそ 一騎の奴に会いに行くぞ! 63 00:04:38,667 --> 00:04:39,767 母さん… 64 00:04:40,467 --> 00:04:45,334 私は 日野洋治によって このマークザインをお前に渡す 65 00:04:45,734 --> 00:04:48,200 マークザイン? 日野さんが…? 66 00:04:48,334 --> 00:04:50,133 日野洋治は もういない 67 00:04:50,234 --> 00:04:50,901 えっ… 68 00:04:52,667 --> 00:04:56,400 我々は 私に これ以上の分岐を許さない 69 00:04:56,434 --> 00:04:58,968 待って 母さん! 母さんなんだろう? 70 00:04:59,701 --> 00:05:01,968 真壁紅音は もういない 71 00:05:02,434 --> 00:05:05,167 私は お前たちが “フェストゥム” と呼ぶ存在だ 72 00:05:05,400 --> 00:05:06,167 ふっ…! 73 00:05:06,467 --> 00:05:10,667 私は お前というアルヴィスの子に ミールの器を渡す 74 00:05:10,901 --> 00:05:11,868 乗れ 75 00:05:12,367 --> 00:05:13,834 私は いなくなる 76 00:05:17,100 --> 00:05:19,467 母さん… 何で… 77 00:05:30,234 --> 00:05:33,534 私は 最後に我々に伝えることがある 78 00:05:33,868 --> 00:05:37,767 我々は お前の存在を 制限した 79 00:05:37,901 --> 00:05:41,467 我々は 人間の個性を理解しつつある 80 00:05:41,767 --> 00:05:44,968 我々は お前を理解しない 81 00:05:45,133 --> 00:05:47,601 それは お前自身の拒絶だ 82 00:05:48,033 --> 00:05:50,567 私は… 我々だ 83 00:05:50,734 --> 00:05:52,634 では何故 言葉を使う 84 00:05:52,934 --> 00:05:55,200 私はもう 分岐をやめた 85 00:05:55,400 --> 00:05:59,000 私とお前は一つのはずなのに 何故会話をする 86 00:06:05,634 --> 00:06:05,968 くっ…! 87 00:06:09,200 --> 00:06:13,200 かっ… 体の感覚が… 全然違う… 88 00:06:18,567 --> 00:06:19,234 はっ… 89 00:06:21,100 --> 00:06:21,834 母さん!? 90 00:06:22,100 --> 00:06:26,534 我々と一つになるはずだった もう一つのミールの存在によって 91 00:06:26,701 --> 00:06:28,868 私は私になりつつある 92 00:06:29,267 --> 00:06:32,501 それは お前がお前に なりつつあるのと同じだ 93 00:06:33,067 --> 00:06:36,534 私はそれを 我々に伝えねばならない 94 00:06:36,901 --> 00:06:39,300 我々は お前を認めない 95 00:06:41,367 --> 00:06:41,834 はっ…! 96 00:06:41,901 --> 00:06:43,901 や… やめろーっ! 97 00:06:47,767 --> 00:06:49,601 うっ… 食った… 98 00:06:49,801 --> 00:06:51,767 母さんを… 食った… 99 00:06:54,267 --> 00:06:57,334 うっ… うっ… ううっ… 100 00:06:57,667 --> 00:07:00,200 うわぁーっ! 101 00:07:08,901 --> 00:07:11,334 いない… 一騎くん… 102 00:07:12,200 --> 00:07:13,767 おい あれを見ろ! 103 00:07:20,400 --> 00:07:21,601 例の機体だ! 104 00:07:21,701 --> 00:07:22,434 一騎くん! 105 00:07:24,167 --> 00:07:26,801 うあああーっ! 106 00:07:32,133 --> 00:07:33,100 ぐうっ… 107 00:07:33,534 --> 00:07:35,701 うぐっ… はああーっ! 108 00:07:57,067 --> 00:08:00,267 うがああーっ! 109 00:08:22,400 --> 00:08:24,300 いったいどうなってんだ!? 110 00:08:24,434 --> 00:08:25,801 一騎くん… 111 00:08:42,133 --> 00:08:45,868 うぎゃああー! 112 00:08:46,934 --> 00:08:47,834 生まれた 113 00:08:48,100 --> 00:08:49,968 へ? 何が? 114 00:08:50,200 --> 00:08:51,834 まだ 現れただけ… 115 00:08:52,334 --> 00:08:56,567 コアを生まれ変わらせるのは これからだよ… 一騎… 116 00:09:03,534 --> 00:09:05,033 なんで死んだの? 117 00:09:05,767 --> 00:09:08,801 母さん… 病気だったのか? 118 00:09:10,300 --> 00:09:11,601 俺のせいだ 119 00:09:16,234 --> 00:09:18,334 父…さん 120 00:09:19,868 --> 00:09:20,968 ここは…? 121 00:09:24,534 --> 00:09:25,667 総士… 122 00:09:28,200 --> 00:09:29,100 ふっ… 123 00:09:29,200 --> 00:09:30,934 総士くんの目 どうしたの? 124 00:09:30,968 --> 00:09:33,267 一人で遊んでて 転んだんですって 125 00:09:33,300 --> 00:09:34,767 可哀想に… 126 00:09:35,467 --> 00:09:36,601 俺のせいだ… 127 00:09:36,701 --> 00:09:40,567 痛いよ… 痛いよ… 痛いよ…! 128 00:09:40,601 --> 00:09:41,767 俺がやったんだ… 129 00:09:41,801 --> 00:09:45,067 総士くんの左目 回復は難しいそうよ 130 00:09:45,100 --> 00:09:48,467 あんなひどい傷… 転んだなんて本当かしら 131 00:09:48,501 --> 00:09:50,133 まさか 誰かが…!? 132 00:09:51,033 --> 00:09:55,501 何で 俺がやったって 言わなかったんだ… 総士 133 00:09:56,267 --> 00:10:00,501 そのせいで俺はずっと お前に謝ることさえ出来ず… 134 00:10:01,100 --> 00:10:02,434 ずっと… 135 00:10:03,534 --> 00:10:06,133 行けるのなら… 僕が行くさ 136 00:10:07,167 --> 00:10:10,968 その傷のせいで お前はファフナーに乗れないんだろ! 137 00:10:11,634 --> 00:10:13,901 だったら… 何で俺を責めないんだ! 138 00:10:15,133 --> 00:10:17,234 何で 俺がやったって 言ってくれなかった? 139 00:10:17,567 --> 00:10:21,167 俺が逃げたからか? あの時… お前を置いて逃げたからか? 140 00:10:22,767 --> 00:10:26,868 怖かったんだ… お前を傷つけた自分が 怖かったんだよ 141 00:10:27,300 --> 00:10:28,501 だから 逃げたんだ 142 00:10:29,968 --> 00:10:33,834 お前は 俺を怒ってるんだろ? 俺を憎んでるんだろ? 143 00:10:34,000 --> 00:10:38,400 だから俺に 戦って死ねって 言いたいんだろ! 総士っ! 144 00:10:43,601 --> 00:10:46,467 ずっと… いなくなりたかった 145 00:10:46,767 --> 00:10:49,534 俺なんか いなくなればいいって… 146 00:10:49,934 --> 00:10:53,133 でもせめて お前に謝りたくて… 147 00:10:53,434 --> 00:10:55,100 初めての痛み 148 00:10:55,234 --> 00:10:56,234 はっ…! 149 00:10:56,834 --> 00:10:58,100 君は… 150 00:10:58,501 --> 00:11:02,400 そのコアが 私を私として 目覚めさせたように 151 00:11:02,567 --> 00:11:07,968 あなたが 総士を総士にした 大事な傷 自分である証 152 00:11:08,100 --> 00:11:11,334 総士はね 一騎に感謝してるんだよ 153 00:11:11,801 --> 00:11:12,934 感謝…? 154 00:11:13,334 --> 00:11:16,667 なぜ 総士を傷つけたの? 155 00:11:16,901 --> 00:11:18,133 それは… 156 00:11:19,400 --> 00:11:21,767 私が 思い出させてあげる 157 00:11:22,267 --> 00:11:23,901 本当のことを 158 00:11:51,567 --> 00:11:54,367 あなたは… そこにいますか 159 00:12:09,267 --> 00:12:11,634 うっ… あ… 160 00:12:12,033 --> 00:12:16,400 うっ… ううっ… はっ… 161 00:12:20,100 --> 00:12:21,701 う… はっ… 162 00:12:23,067 --> 00:12:24,000 うああーっ! 163 00:12:24,067 --> 00:12:27,200 はっ… 総士… 何でお前が… 164 00:12:27,701 --> 00:12:29,400 同化っていうんだ 165 00:12:30,667 --> 00:12:32,400 一つんなれるんだって 166 00:12:32,601 --> 00:12:33,834 総士… 167 00:12:34,634 --> 00:12:37,033 一つんなろう 一騎 168 00:12:37,701 --> 00:12:41,334 うぎゃああー! 169 00:12:49,133 --> 00:12:51,467 何もかも 飲み込んでいきやがる 170 00:12:51,567 --> 00:12:54,601 洋治の野郎 いったい何を作り出したんだ? 171 00:12:54,667 --> 00:12:56,968 一騎くんは あそこにいるんですか? 172 00:12:57,033 --> 00:12:57,968 分からん… 173 00:12:58,167 --> 00:12:58,501 うおっ!? 174 00:12:58,868 --> 00:12:59,434 うああー! 175 00:12:59,467 --> 00:13:00,300 きゃあーっ! 176 00:13:02,434 --> 00:13:04,901 くそっ!こっちまで飲み込むつもりか! 177 00:13:05,634 --> 00:13:08,701 うぎゃああ… 178 00:13:09,534 --> 00:13:12,701 最初は… みんな一つだった 179 00:13:13,133 --> 00:13:15,100 大きくて深い場所 180 00:13:15,467 --> 00:13:19,534 そこから出てくることで みんなバラバラになった 181 00:13:20,133 --> 00:13:23,300 自分が自分に 人が人に 182 00:13:23,334 --> 00:13:25,334 そうして 言葉が生まれた 183 00:13:25,934 --> 00:13:29,033 全てが一つ 他人がいない世界 184 00:13:29,367 --> 00:13:33,267 そこに帰りたいと思う気持ちさえ 新しい発見 185 00:13:33,901 --> 00:13:38,434 だって 自分がどこにもいなければ 帰りたいと思うことさえ 無いもの 186 00:13:39,701 --> 00:13:42,367 たくさんの触れ合いが そうして生まれた 187 00:13:42,667 --> 00:13:47,567 今の私達にとっては 傷つけ合うことさえ 可能性に満ちている… 188 00:13:47,767 --> 00:13:51,934 あのー それって… なんかのおとぎ話? 189 00:13:52,067 --> 00:13:56,234 うん… この宇宙と私達の おとぎ話 190 00:13:57,501 --> 00:14:04,200 神様が私達にくれた 嬉しくて悲しい 私達だけの物語 191 00:14:06,534 --> 00:14:08,567 同化現象っていうんだって 192 00:14:08,734 --> 00:14:13,400 僕達の体の中に記された 遠い場所への帰り道なんだって 193 00:14:13,501 --> 00:14:14,701 帰り道…? 194 00:14:14,868 --> 00:14:18,734 ミールの因子が 僕らの遺伝子に 移植されてるんだって… 195 00:14:18,767 --> 00:14:20,133 父さんが言ってた 196 00:14:21,734 --> 00:14:22,701 なっ…! 197 00:14:22,968 --> 00:14:27,801 僕はこの島のコアを守るために 生きてるんだって 父さんに言われた 198 00:14:28,200 --> 00:14:32,200 自分や 他の誰かのために生きてちゃ いけないんだって 199 00:14:32,534 --> 00:14:34,000 総士…? 200 00:14:34,501 --> 00:14:37,400 僕は 始めからどこにもいないんだ 201 00:14:37,501 --> 00:14:41,133 だったら お前と一つんなれる場所に 帰りたい… 202 00:14:41,367 --> 00:14:42,501 一騎… 203 00:14:43,534 --> 00:14:46,067 総士… お前… 204 00:14:46,167 --> 00:14:50,601 同化現象は 選択の一つだけれど それ以外の道もあるの 205 00:14:50,868 --> 00:14:56,033 私達の体には 帰り道と一緒に これから進む道も 記されている 206 00:14:56,767 --> 00:14:59,501 あなたは どちらを選ぶ? 一騎? 207 00:15:00,067 --> 00:15:01,467 俺は… 208 00:15:02,400 --> 00:15:05,367 あなたは そこにいる? 209 00:15:05,934 --> 00:15:07,067 俺は… 210 00:15:07,767 --> 00:15:10,367 それとも いなくなりたい? 211 00:15:10,767 --> 00:15:13,267 俺はただ… 総士と… 212 00:15:14,067 --> 00:15:15,234 もう一度… 213 00:15:16,033 --> 00:15:17,501 話がしたいだけだ 214 00:15:20,267 --> 00:15:21,100 総士!? 215 00:15:21,400 --> 00:15:24,234 あなたは ここにいることを 選んだんだよ 216 00:15:24,300 --> 00:15:26,167 俺が…? どうして… 217 00:15:26,434 --> 00:15:32,133 会話は 自分が自分であり 人が人であることの証拠だよ… 一騎 218 00:15:32,534 --> 00:15:33,567 会話… 219 00:15:34,200 --> 00:15:34,667 あ… 220 00:15:34,701 --> 00:15:38,400 コアに 進むべき道を示してくれて ありがとう 221 00:15:46,067 --> 00:15:47,400 限界だ 逃げるぞ! 222 00:15:47,434 --> 00:15:50,400 ダメっ! 一騎くんが 下にいるかもしれないのに! 223 00:15:52,067 --> 00:15:52,501 しまった! 224 00:15:52,534 --> 00:15:53,167 きゃあっ! 225 00:15:57,467 --> 00:15:58,701 助かった… 226 00:15:59,133 --> 00:16:00,367 一騎くん…? 227 00:16:07,267 --> 00:16:10,267 自分で… 自分を食ってやがる 228 00:16:19,067 --> 00:16:20,033 あれは…! 229 00:16:43,133 --> 00:16:44,000 一騎くん! 230 00:16:44,434 --> 00:16:45,601 はっ… 231 00:16:49,000 --> 00:16:52,434 何でここに… 遠見が… 232 00:16:56,334 --> 00:17:00,133 …で 昼に行ってもスズメバチや カナブンしかいないから 233 00:17:00,167 --> 00:17:04,033 クワガタ捕りたいなら 夕方に罠を仕掛けるのが普通かな 234 00:17:04,067 --> 00:17:05,200 それで それで? 235 00:17:05,234 --> 00:17:08,200 でも あたし罠って 無理やりっぽくて嫌いだから 236 00:17:08,234 --> 00:17:12,567 昼に樹液が出てる木を探して 夜でも行けるよう 地図を作んの 237 00:17:13,067 --> 00:17:15,834 生物部の奴ら やたら罠を仕掛けるから 238 00:17:15,868 --> 00:17:18,534 そういうの見つけたら 全部 土に埋めちゃう 239 00:17:19,000 --> 00:17:20,567 ばれると 怒られるけど 240 00:17:20,601 --> 00:17:22,701 へえ~ 優しいんだ 241 00:17:22,767 --> 00:17:26,734 えへっ 調べ終わった虫は ちゃんと林に返すよ 242 00:17:26,801 --> 00:17:27,767 ふうん 243 00:17:28,400 --> 00:17:31,434 あ ところで… あなたの名前は? 244 00:17:31,634 --> 00:17:32,701 あたしは… 245 00:17:32,934 --> 00:17:34,234 な… なに? 246 00:17:34,634 --> 00:17:35,834 どうしたの? 247 00:17:37,300 --> 00:17:38,200 来る 248 00:17:53,200 --> 00:17:57,534 今ここで渡さないと 後がなさそうだし… 迷うぜ… 249 00:17:57,601 --> 00:17:58,167 道生! 250 00:17:58,200 --> 00:17:58,934 うっ 251 00:17:59,000 --> 00:18:00,267 そこで何してる? 252 00:18:00,300 --> 00:18:04,000 ちょっ… ば バカ! こんな所で デカイ声で 名前呼ぶな! 253 00:18:04,033 --> 00:18:05,434 名前で呼べと言ったくせに 254 00:18:05,467 --> 00:18:08,667 あ~ わかった わかった! さ さ 行こっか! 255 00:18:11,133 --> 00:18:13,467 大層なもの隠しやがって 256 00:18:13,501 --> 00:18:14,901 他にはないだろうな 257 00:18:15,000 --> 00:18:18,000 さあな 自分達で調べたらどうだ 258 00:18:18,033 --> 00:18:19,267 なんだと! 259 00:18:19,634 --> 00:18:24,133 家に帰っていいかな 原稿の締め切りがあるんだ 260 00:18:25,367 --> 00:18:26,033 はっ…! 261 00:18:28,868 --> 00:18:31,667 島の防衛システムが 生きているということは 262 00:18:31,734 --> 00:18:34,000 まだコアはこの島にいるんだな 263 00:18:34,133 --> 00:18:36,033 はい それは確かです 264 00:18:36,133 --> 00:18:37,167 もっと 人員を… 265 00:18:37,734 --> 00:18:39,834 これより敵の迎撃に入る 266 00:18:39,968 --> 00:18:42,434 余分な人手を割けると思うかね? 267 00:18:42,534 --> 00:18:46,100 我々の足を引っ張らぬよう 速やかに捜索したまえ 268 00:18:46,567 --> 00:18:49,567 お前の働きは 全て本部に報告している 269 00:18:49,734 --> 00:18:53,334 お前が頼りにしている 男の目にも 触れるだろうな 270 00:18:53,400 --> 00:18:54,234 はっ…! 271 00:18:54,534 --> 00:18:56,234 ミツヒロさんに… 272 00:18:56,801 --> 00:18:59,601 フェストゥム 位置確認 距離120 273 00:18:59,634 --> 00:19:01,868 南西より多数の個体が接近 274 00:19:01,968 --> 00:19:04,801 ノートゥング・モデルを試す いい機会だ 275 00:19:05,000 --> 00:19:07,634 ファフナーに この人達を 乗せるんですか? 276 00:19:07,667 --> 00:19:11,100 意識変性のテストもしていないのに… 危険です! 277 00:19:11,267 --> 00:19:13,133 心配はいらない 278 00:19:13,400 --> 00:19:18,200 ノートゥング・モデルのデータは調査済みだし 彼女らは我が軍の精鋭だ 279 00:19:18,234 --> 00:19:19,801 速やかに乗せたまえ 280 00:19:19,834 --> 00:19:21,033 そんな… 281 00:19:21,133 --> 00:19:22,767 ちょっと 入れてちょうだい! 282 00:19:22,834 --> 00:19:23,767 ダメだ! 283 00:19:23,834 --> 00:19:26,267 ここから先は立ち入りは 許可されていない 284 00:19:26,300 --> 00:19:29,934 あなた達に あのCDCが 使いこなせると思ってるの? 285 00:19:30,234 --> 00:19:31,968 彼女を入れてやんな 286 00:19:32,234 --> 00:19:34,167 責任は俺がとってやるよ 287 00:19:34,300 --> 00:19:34,901 はっ! 288 00:19:36,200 --> 00:19:37,267 うそ… 289 00:19:37,634 --> 00:19:41,367 元気に… してたか? 弓子 290 00:19:44,667 --> 00:19:45,701 ああっ!? 291 00:19:45,834 --> 00:19:48,400 お お お おいっ! どこ行くんだよ!? 292 00:19:49,033 --> 00:19:50,501 どちら様でしたっけ? 293 00:19:50,534 --> 00:19:51,834 あっ… んな… 294 00:19:52,634 --> 00:19:54,534 出撃だぞ トリプルシックス! 295 00:19:54,567 --> 00:19:55,901 あ…ああ すぐに行く! 296 00:19:55,934 --> 00:19:57,868 おい ちょっと待て 弓子! 297 00:19:57,901 --> 00:20:00,100 あんたなんて知らないっ ついてこないで! 298 00:20:00,701 --> 00:20:02,868 何者だ? あの女 299 00:20:23,133 --> 00:20:24,334 ふ… えっ… 300 00:20:24,367 --> 00:20:26,667 う…っ 301 00:20:26,701 --> 00:20:30,367 ふえっ… えっ… ひっく… 302 00:20:30,400 --> 00:20:34,467 一騎くん… 良かった… 無事で… 303 00:20:35,534 --> 00:20:39,701 ホントに… ここに… いるのか…? 304 00:20:40,868 --> 00:20:44,801 いるよ… ここに… いるよ… 305 00:20:45,701 --> 00:20:48,667 ありがとう… 総士は…? 306 00:20:48,701 --> 00:20:51,868 皆城くんは… 島にいるよ 307 00:20:52,467 --> 00:20:55,868 一騎くんのこと… きっと待ってる 308 00:20:56,167 --> 00:21:01,334 あいつが… 島の外で見たものを 俺も見たかったんだ… 309 00:21:01,667 --> 00:21:05,534 そうすれば… あいつのことが 分かるんじゃないかって… 310 00:21:05,634 --> 00:21:06,367 うん… 311 00:21:06,667 --> 00:21:09,200 戦うのが 怖かったんじゃないんだ… 312 00:21:09,234 --> 00:21:09,968 うん… 313 00:21:10,133 --> 00:21:15,834 うっ… ただ… 本当に… 俺がどこにもいなくなるのが怖くて… 314 00:21:15,868 --> 00:21:19,067 一騎くんの気持ち… 分かるよ… 315 00:21:19,267 --> 00:21:25,667 うっ… 俺なんか ずっと いなくなればいいと 思ってたのに… うっ… うっ… 316 00:21:26,667 --> 00:21:27,634 帰ろう… 317 00:21:27,868 --> 00:21:29,567 うっ… くっ… 318 00:21:29,601 --> 00:21:32,467 帰って… もう一度 話そう 319 00:21:33,000 --> 00:21:38,300 それをやめたら… きっとホントに 自分も相手も いなくなっちゃうから… 320 00:21:38,734 --> 00:21:41,501 だから… 何度でも 話そう 321 00:21:47,067 --> 00:21:50,634 黄色い花が種を飛ばす季節 322 00:21:50,667 --> 00:21:53,167 こういう役目は 俺じゃねぇよな 323 00:21:53,200 --> 00:21:58,167 綿毛は風に乗る 324 00:21:58,200 --> 00:22:00,434 見知らぬ大地に… 325 00:22:00,467 --> 00:22:02,734 よくまぁ 無事だったなぁ 326 00:22:02,834 --> 00:22:05,300 溝口さんは… 知ってるんですか? 327 00:22:05,334 --> 00:22:07,501 うん? 何のことだ? 328 00:22:07,734 --> 00:22:11,033 俺の母さんが 何故いなくなったのか 329 00:22:11,434 --> 00:22:15,868 史彦をかばって フェストゥムに やられたのさ… 紅音ちゃんは 330 00:22:16,501 --> 00:22:19,367 俺も… その時 そこにいた 331 00:22:19,601 --> 00:22:23,434 そっか… だから父さん 自分のせいだって… 332 00:22:23,534 --> 00:22:25,033 一騎くん… 333 00:22:25,534 --> 00:22:30,801 教えてくれて ありがとうございます おかげで 少し スッキリしました 334 00:22:30,968 --> 00:22:31,901 うん 335 00:22:32,200 --> 00:22:35,300 さーて 帰るか お前のふるさとに 336 00:22:35,334 --> 00:22:37,567 帰るのとは… 少し違います 337 00:22:37,601 --> 00:22:38,334 ん? 338 00:22:38,834 --> 00:22:43,868 何も知らなかった時のようには あの島のこと 考えられなくて… 339 00:22:44,300 --> 00:22:46,934 多分… 帰るっていうより… 340 00:22:47,434 --> 00:22:52,100 俺が… これから行かないといけない 場所なんです… 竜宮島は 341 00:22:53,000 --> 00:22:55,434 似たようなこと 言ってた奴がいたよ 342 00:22:55,534 --> 00:22:56,234 え…? 343 00:22:56,501 --> 00:22:59,200 もう 前とは同じように考えられない 344 00:22:59,734 --> 00:23:03,067 自分が島を守らなけりゃ…ってな 345 00:23:03,400 --> 00:23:06,100 それって… もしかして… 346 00:23:07,767 --> 00:23:09,100 総士! 347 00:23:23,901 --> 00:23:25,701 変容していく島 348 00:23:26,868 --> 00:23:29,133 傷ついていく友達 349 00:23:30,133 --> 00:23:35,534 そして… 空に向けた 彼女の言葉 350 00:23:37,801 --> 00:23:44,133 次回 蒼穹のファフナー 第16話 「朋友~おかえり」 351 00:23:46,200 --> 00:23:49,334 あなたはそこにいますか