1 00:01:19,026 --> 00:01:23,046 なんや動かんようになったで。 2 00:01:23,046 --> 00:01:25,046 死んだんちゃうんか? 3 00:04:19,072 --> 00:04:25,172 ((ろくろ:紅緒 俺はお前のことが…。 4 00:04:38,225 --> 00:04:41,228 [モニタ]え~ こちらは 現場の京都市街です。 5 00:04:41,228 --> 00:04:43,747 [モニタ]ご覧いただけますでしょうか? 6 00:04:43,747 --> 00:04:46,747 (2人)うん? (絹)紅緒様。 お体は? 7 00:04:50,053 --> 00:04:53,924 (繭良)京都に ものすごく大きなケガレが出たの。 8 00:04:53,924 --> 00:04:56,459 避難指示が出て 大変なことに…。 9 00:04:56,459 --> 00:04:58,862 ケガレじゃ… ない。 え? 10 00:04:58,862 --> 00:05:02,532 これは ろくろ。 11 00:05:02,532 --> 00:05:04,551 (2人)ええ!? なんですと!? 12 00:05:04,551 --> 00:05:06,553 そんな… ウソ。 13 00:05:06,553 --> 00:05:10,053 これが ろくろだなんて…。 間違いない。 14 00:05:14,211 --> 00:05:17,047 ああ…。 15 00:05:17,047 --> 00:05:20,700 あっ 化野さん! 紅緒様! 16 00:05:20,700 --> 00:05:23,203 きなこ お願い。 17 00:05:23,203 --> 00:05:27,040 (きなこ)どないする つもりですか 紅緒様? 18 00:05:27,040 --> 00:05:32,395 いいから 早く! わ わっかりました~! 19 00:05:32,395 --> 00:05:35,949 化野さん! まさか 京都へ? 20 00:05:35,949 --> 00:05:38,201 ムチャだよ そんな体で! 21 00:05:38,201 --> 00:05:42,601 必ず帰ります 2人で。 22 00:05:55,235 --> 00:06:00,040 (御影)ムダと知りながら 何もせずにはいられませんか。 23 00:06:00,040 --> 00:06:03,193 あなたの立場ならば しかたありませんね。 24 00:06:03,193 --> 00:06:05,879 (有馬) 己の立場どうこうではない。 25 00:06:05,879 --> 00:06:10,767 千年間 連綿と受け継がれてきた 陰陽師たちの努力を→ 26 00:06:10,767 --> 00:06:14,554 無にしたくない。 ただ それだけのこと。 27 00:06:14,554 --> 00:06:19,654 命を捧げる儀式をしたところで 破星王は何も変わりませんよ。 28 00:06:23,546 --> 00:06:26,366 石鏡悠斗を 倒したことによって→ 29 00:06:26,366 --> 00:06:30,370 彼が取り込んだ 闇無や十二天将の呪力が→ 30 00:06:30,370 --> 00:06:33,356 今の破星王には宿っています。 31 00:06:33,356 --> 00:06:36,876 その力は あなたが命を捧げたとしても→ 32 00:06:36,876 --> 00:06:38,895 到底届きはしない。 33 00:06:38,895 --> 00:06:42,432 あなたは選ばれる側の人間です。 34 00:06:42,432 --> 00:06:44,732 命を大切にしてください。 35 00:07:05,889 --> 00:07:09,876 紅緒様 ここは あのごっつでかい ケガレが生えとった…。 36 00:07:09,876 --> 00:07:16,216 そう この地下には 強大な呪力を蓄えた球根があった。 37 00:07:16,216 --> 00:07:20,720 そのせいで 空間に歪みが生じている。 38 00:07:20,720 --> 00:07:27,120 それを利用して 陰陽寮の地下 第五階層に行けるはず。 39 00:07:29,729 --> 00:07:32,729 よっしゃ~ いきまっせ! 40 00:08:35,578 --> 00:08:37,697 (篤)ウソだろ!? 41 00:08:37,697 --> 00:08:40,033 (慎之助)これが ろくろ? 42 00:08:40,033 --> 00:08:42,702 化野さんは 間違いないって。 43 00:08:42,702 --> 00:08:47,374 これまで ずっと共に戦ってきた 紅緒様のお言葉ゆえ→ 44 00:08:47,374 --> 00:08:50,043 疑う余地はない。 45 00:08:50,043 --> 00:08:52,043 (善吉)ババ…。 46 00:08:54,381 --> 00:08:56,416 (繭良)あっ! 47 00:08:56,416 --> 00:08:59,469 (繭良)絹さん! (亮悟)じっさま! 48 00:08:59,469 --> 00:09:02,469 (清弦) このままじゃ終わらせねえぞ。 49 00:09:05,041 --> 00:09:08,711 けど なんでや? 運命っちゅうのは残酷すぎるで。 50 00:09:08,711 --> 00:09:12,111 なんで紅緒様が こんな目に遭わなあかんのや! 51 00:09:22,041 --> 00:09:24,041 これは…。 52 00:09:29,032 --> 00:09:32,632 (きなこ)あ… ここも全滅や。 53 00:09:41,711 --> 00:09:44,697 こんな… こんなことって…。 54 00:09:44,697 --> 00:09:49,385 (泣き声) 55 00:09:49,385 --> 00:09:52,685 赤ちゃんは無事。 なんでですのん!? 56 00:09:57,043 --> 00:09:59,643 紅緒様 赤ちゃんが! 57 00:10:03,199 --> 00:10:06,536 まさか これは…。 58 00:10:06,536 --> 00:10:11,357 呪力の強い者を残すために ふるいにかけている!? 59 00:10:11,357 --> 00:10:13,376 なんやそれ!? 60 00:10:13,376 --> 00:10:17,076 呪力の弱い普通の人らは 死んでもええっちゅうのんかい。 61 00:10:29,542 --> 00:10:34,042 嘘や… あんなん ジャリガキとちゃうやろ。 62 00:10:36,032 --> 00:10:38,351 いや…。 63 00:10:38,351 --> 00:10:42,205 残念だが あれは ろくろ君だ。 64 00:10:42,205 --> 00:10:46,743 ほんまの ほんまに? なんで… なんで あないな…。 65 00:10:46,743 --> 00:10:49,028 完全に やられたよ。 66 00:10:49,028 --> 00:10:54,534 何もかも 安倍晴明の 計画どおりになってしまった。 67 00:10:54,534 --> 00:10:57,220 イレギュラーな要素は数々あったし→ 68 00:10:57,220 --> 00:11:00,707 僕も ろくろ君も その計画に抗った。 69 00:11:00,707 --> 00:11:06,407 だが それを ことごとく軌道修正されたんだ。 70 00:11:08,364 --> 00:11:12,735 この男によってね。 御影さん!? 71 00:11:12,735 --> 00:11:17,040 そう 彼は 安倍晴明の分身とでも言うべき→ 72 00:11:17,040 --> 00:11:20,043 式神だったんだ。 73 00:11:20,043 --> 00:11:22,545 今 行われていることは→ 74 00:11:22,545 --> 00:11:26,032 本体である 安倍晴明復活のためのプロセス。 75 00:11:26,032 --> 00:11:30,386 力を使い果たした僕だけでは 到底止められない。 76 00:11:30,386 --> 00:11:33,540 紅緒君 キミの力を貸して…。 77 00:11:33,540 --> 00:11:35,725 きなこ! あ… 紅緒様! 78 00:11:35,725 --> 00:11:38,725 紅緒君!? 紅緒様! 79 00:11:41,097 --> 00:11:44,133 きなこ これに取り憑いて。 80 00:11:44,133 --> 00:11:46,703 これでっか!? 81 00:11:46,703 --> 00:11:49,703 え~い やらいでかっ! 82 00:11:54,060 --> 00:11:58,060 (きなこ) よい子はマネしたらあきませんで。 83 00:13:25,385 --> 00:13:28,385 ろくろを返せ! 84 00:13:42,702 --> 00:13:45,038 ようこそ いらっしゃいました。 85 00:13:45,038 --> 00:13:48,358 時を置かず お迎えに参るつもりでしたが。 86 00:13:48,358 --> 00:13:50,526 いったい なんなんですか? 87 00:13:50,526 --> 00:13:53,029 どうして ろくろを あんな姿に…。 88 00:13:53,029 --> 00:13:56,699 それは逆です。 逆? 89 00:13:56,699 --> 00:13:58,701 私からすれば→ 90 00:13:58,701 --> 00:14:02,755 どうして あれが双星と呼ばれる 存在になってしまったのか→ 91 00:14:02,755 --> 00:14:06,042 そのほうが異常な事態です。 92 00:14:06,042 --> 00:14:10,446 焔魔堂ろくろなどと呼ばれて 人間らしい感情を持ち→ 93 00:14:10,446 --> 00:14:13,700 誰かと 心を通わせるなどということは→ 94 00:14:13,700 --> 00:14:17,053 あってはならなかった。 何を言っているの? 95 00:14:17,053 --> 00:14:20,089 焔魔堂ろくろの 16年間のすべては→ 96 00:14:20,089 --> 00:14:22,108 不規則事象。 97 00:14:22,108 --> 00:14:24,711 完全なる 無駄だったということです。 98 00:14:24,711 --> 00:14:29,382 完全なる… 無駄? 99 00:14:29,382 --> 00:14:34,871 私が彼と出会って 彼とふれあって 感じた思いや→ 100 00:14:34,871 --> 00:14:39,876 生まれた力も なにもかも すべて無駄だったというのですか。 101 00:14:39,876 --> 00:14:44,046 もしも それが人間たちのあり方を 変えていたなら→ 102 00:14:44,046 --> 00:14:47,033 意味はあったと認めましょう。 103 00:14:47,033 --> 00:14:49,469 しかし そうではなかった。 104 00:14:49,469 --> 00:14:51,888 たいへん 残念なことですが→ 105 00:14:51,888 --> 00:14:56,876 千年前に仕掛けた 大祓の儀の 引き金は引かれてしまった。 106 00:14:56,876 --> 00:15:00,046 大祓の儀? 107 00:15:00,046 --> 00:15:03,049 お察しのことと思いますが 今の光は→ 108 00:15:03,049 --> 00:15:06,149 人間から呪力を吸い上げます。 109 00:15:08,704 --> 00:15:13,392 呪力の弱い人々は 一度浴びれば 完全に石化するでしょう。 110 00:15:13,392 --> 00:15:17,246 この祓えの光は 幾度も行き来します。 111 00:15:17,246 --> 00:15:20,283 それによって 未来を築くのにふさわしい→ 112 00:15:20,283 --> 00:15:23,719 呪力の強い者だけが残ります。 113 00:15:23,719 --> 00:15:27,874 安心してください。 あなたや あなたのお仲間は→ 114 00:15:27,874 --> 00:15:30,674 おそらく それなりの数が残りますよ。 115 00:15:33,379 --> 00:15:36,365 (御影)地球の裏側まで 呪力を吸い尽くした光は→ 116 00:15:36,365 --> 00:15:39,385 反転して 再び 破星王のもとに戻り→ 117 00:15:39,385 --> 00:15:42,371 吸い上げた数十億人分の呪力を→ 118 00:15:42,371 --> 00:15:46,709 すべて破星王に蓄積させます。 119 00:15:46,709 --> 00:15:51,214 私の本体 安倍晴明 復活のためにね。 120 00:15:51,214 --> 00:15:55,718 そんな世界に生き残ったとしても 怒りと悲しみで→ 121 00:15:55,718 --> 00:15:59,055 誰ひとり あなたに従う人はいない! 122 00:15:59,055 --> 00:16:02,542 こんなことは それこそ 完全なる無駄です! 123 00:16:02,542 --> 00:16:06,746 それもご安心ください。 私が復活した暁には→ 124 00:16:06,746 --> 00:16:10,883 生き残った人々から 陰をすべて取り除きます。 125 00:16:10,883 --> 00:16:13,753 怒りも悲しみもなくなり→ 126 00:16:13,753 --> 00:16:16,806 人々は極めて 穏やかな存在になるのです。 127 00:16:16,806 --> 00:16:19,709 なに… それ? 128 00:16:19,709 --> 00:16:22,409 想像がつきませんか? 129 00:16:31,888 --> 00:16:34,724 これは…。 130 00:16:34,724 --> 00:16:40,046 (御影)これは誰もが争わず 欲をかかず→ 131 00:16:40,046 --> 00:16:43,032 決められた法律を守って 生きる世界です。 132 00:16:43,032 --> 00:16:46,052 それゆえに 誰もが穏やかで→ 133 00:16:46,052 --> 00:16:49,872 技能に応じて 人が人のために働きます。 134 00:16:49,872 --> 00:16:52,892 そのことに不満を抱く人は 一人もおらず→ 135 00:16:52,892 --> 00:16:57,380 むしろ すべての人々が それを幸福だと感じます。 136 00:16:57,380 --> 00:17:01,384 だから もう二度と ケガレは生まれません。 137 00:17:01,384 --> 00:17:05,438 でも…。 人は生まれた瞬間は無垢です。 138 00:17:05,438 --> 00:17:09,559 何者にも汚されていない 笑顔を見せます。 139 00:17:09,559 --> 00:17:13,045 しかし 成長とともに みにくい心を身につけ→ 140 00:17:13,045 --> 00:17:16,082 ケガレを生み出し続けてきました。 141 00:17:16,082 --> 00:17:20,152 そんな むなしい歴史には もう別れを告げねばなりません。 142 00:17:20,152 --> 00:17:23,890 ここにあるような 誰もが 生まれたときの笑顔のまま→ 143 00:17:23,890 --> 00:17:27,090 大人になれる世界を 創りあげるのです。 144 00:17:34,550 --> 00:17:39,438 今見た世界が 本当に理想の世界なの? 145 00:17:39,438 --> 00:17:44,377 みんなが同じような姿で 同じような ほほえみを浮かべて→ 146 00:17:44,377 --> 00:17:47,396 美しいというより 私には妖しく→ 147 00:17:47,396 --> 00:17:50,399 恐ろしい世界にも見えました。 148 00:17:50,399 --> 00:17:53,386 悲しいことです。 それはあなたが→ 149 00:17:53,386 --> 00:17:56,389 汚れた世界に 慣れてしまっているためでしょう。 150 00:17:56,389 --> 00:18:00,226 そうかも… しれません。 151 00:18:00,226 --> 00:18:04,426 でも 私は… 私は嫌です! 152 00:18:06,382 --> 00:18:09,885 私は ろくろと共にいて 怒ったり 泣いたり→ 153 00:18:09,885 --> 00:18:13,873 時には嫉妬したり…。 そして一緒に笑ったり。 154 00:18:13,873 --> 00:18:16,876 いろんな感情を抱きました。 155 00:18:16,876 --> 00:18:19,912 そのすべてが 今では大切な思い出です。 156 00:18:19,912 --> 00:18:24,050 たとえ清くなくても 私はそれを大事にしたい! 157 00:18:24,050 --> 00:18:27,536 ろくろを返してください! ろくろを元の姿に→ 158 00:18:27,536 --> 00:18:30,706 人間の姿に戻してください! 159 00:18:30,706 --> 00:18:33,709 ろくろに そんな 大祓の儀なんかさせたくない! 160 00:18:33,709 --> 00:18:36,729 勘違いしてはいけません。 161 00:18:36,729 --> 00:18:39,715 破星王の役目は 生き続ける価値のない→ 162 00:18:39,715 --> 00:18:42,735 人間たちから 呪力を奪うことです。 163 00:18:42,735 --> 00:18:47,807 言ったでしょう。 彼に蓄積された呪力は私の本体。 164 00:18:47,807 --> 00:18:51,377 安倍晴明 復活のためのものだと。 165 00:18:51,377 --> 00:18:54,897 (御影)復活とともに 彼は役目を終えます。 166 00:18:54,897 --> 00:19:00,202 あなたが望むなら 彼を人間の姿に 戻すことも受け入れましょう。 167 00:19:00,202 --> 00:19:04,390 本当… ですか? ええ。 ただし→ 168 00:19:04,390 --> 00:19:08,044 元に戻った彼に あなたが会うことはできません。 169 00:19:08,044 --> 00:19:10,529 どうして? 170 00:19:10,529 --> 00:19:15,935 真の大祓の儀を執行するのは 私の本体… 安倍晴明です。 171 00:19:15,935 --> 00:19:19,472 そして そのために 必要なものが2つ…。 172 00:19:19,472 --> 00:19:22,541 天の御柱と もう一つ。 173 00:19:22,541 --> 00:19:25,578 化野紅緒さん… あなたです。 174 00:19:25,578 --> 00:19:29,715 えっ? 私が大祓の儀に? 175 00:19:29,715 --> 00:19:33,719 (御影)天の御柱は 1,000年の永きにわたって→ 176 00:19:33,719 --> 00:19:36,372 人々の陰の気を吸い取るなかで→ 177 00:19:36,372 --> 00:19:41,377 通常の植物が 二酸化炭素を 酸素に変えて 放出するように→ 178 00:19:41,377 --> 00:19:43,879 陽の気を生み出し続けました。 179 00:19:43,879 --> 00:19:48,534 それは 本来 私の本体に 蓄積されるはずでしたが→ 180 00:19:48,534 --> 00:19:53,055 その陽の気は 現へも 流れ出てしまっていたのです。 181 00:19:53,055 --> 00:19:58,527 その流れ出た 唯一の場所が 京都 化野家だったのです。 182 00:19:58,527 --> 00:20:00,546 そうです。 183 00:20:00,546 --> 00:20:05,601 天の御柱が生み出した陽の気は あなたに蓄積されました。 184 00:20:05,601 --> 00:20:08,654 あなたは 本来 陽の気の塊なのです。 185 00:20:08,654 --> 00:20:11,540 私が陽の気の塊? 186 00:20:11,540 --> 00:20:15,528 (御影)しかし それゆえ 陰の事象が あなたを求めて→ 187 00:20:15,528 --> 00:20:17,980 あなたの周囲に集まってしまった。 188 00:20:17,980 --> 00:20:22,234 だから あなたは 人間として 負の感情にさいなまれながら→ 189 00:20:22,234 --> 00:20:26,689 ここまで来た…。 さぞ つらいことも多かったでしょう。 190 00:20:26,689 --> 00:20:30,359 けれど もう その懸念は必要ありません。 191 00:20:30,359 --> 00:20:33,045 あなたは これから先 永遠に→ 192 00:20:33,045 --> 00:20:36,699 陽の気の塊として 輝き続けるのですから。 193 00:20:36,699 --> 00:20:39,051 とりゃっ! おい パチモン晴明!! 194 00:20:39,051 --> 00:20:41,353 さっきから ゴチャゴチャ ぬるい説明しくさりよって! 195 00:20:41,353 --> 00:20:43,372 つまり どういうことじゃ!? 196 00:20:43,372 --> 00:20:45,374 紅緒様に ひどいことしよる気なら→ 197 00:20:45,374 --> 00:20:49,378 このプロ式神のきなこ様が ボッコボコのヘッコヘコにしたるからな! 198 00:20:49,378 --> 00:20:52,364 あなたを虐げたりは 一切 しません。 (きなこ)無視? 199 00:20:52,364 --> 00:20:57,703 天の御柱の中で眠り続ける間に 陰に傾いてしまった私に→ 200 00:20:57,703 --> 00:21:01,040 あなたの気を 与えてくれればよいのです。 201 00:21:01,040 --> 00:21:03,576 与えるとは どうやって? 202 00:21:03,576 --> 00:21:08,681 私の本体 安倍晴明と 結ばれてください。 203 00:21:08,681 --> 00:21:12,067 な… 結ばれる!? そうです。 204 00:21:12,067 --> 00:21:16,722 古い言葉で言えば 目と目を 合わせると書いて まぐわう。 205 00:21:16,722 --> 00:21:18,707 ざけんなや! このパチモンが!! 206 00:21:18,707 --> 00:21:21,093 安倍晴明の嫁になれ っちゅうんかい! 207 00:21:21,093 --> 00:21:23,112 紅緒様が結婚するんはな→ 208 00:21:23,112 --> 00:21:26,549 認めたないけど あのジャリガキって 決まっとんのじゃ ボケ! 209 00:21:26,549 --> 00:21:28,901 何が まぐわうじゃ! このムッツリスケベが!! 210 00:21:28,901 --> 00:21:33,539 私が あなたの本体 安倍晴明と 結ばれれば→ 211 00:21:33,539 --> 00:21:37,543 ろくろは元に戻れるのですか? ちょ… 紅緒様!? 212 00:21:37,543 --> 00:21:41,213 約束します。 (きなこ)何 言うてはるんですか!? 213 00:21:41,213 --> 00:21:44,717 そんなん ありえへんでしょう! そもそも…。 214 00:21:44,717 --> 00:21:47,369 少し 時間をください…。 215 00:21:47,369 --> 00:21:50,372 考える時間を…。 216 00:21:50,372 --> 00:21:52,391 いいでしょう。 217 00:21:52,391 --> 00:21:56,378 破星王が 現の人間たちの選抜を 終えるのには→ 218 00:21:56,378 --> 00:21:58,380 まだ少し 時間がかかります。 219 00:21:58,380 --> 00:22:01,700 それまでは お待ちしますよ。 220 00:22:01,700 --> 00:22:05,100 ありがとう… ございます。 221 00:22:17,049 --> 00:22:19,368 (きなこ)あぁ もう… なんや!? いったい! 222 00:22:19,368 --> 00:22:23,422 なんなんや!? 紅緒様 絶対 入ってくんなって…。 223 00:22:23,422 --> 00:22:26,041 わいは どうしたらええんや!? 224 00:22:26,041 --> 00:22:28,227 はぁ…。 225 00:22:28,227 --> 00:22:34,233 紅緒様による 紅緒様のための 紅緒様だけの式神やで わいは。 226 00:22:34,233 --> 00:22:37,233 それやのに…。 227 00:22:53,535 --> 00:22:57,039 あなたの口から聞きたかった。 228 00:22:57,039 --> 00:23:01,060 私の口で伝えたかった。 229 00:23:01,060 --> 00:23:04,660 大切な思いを…。 230 00:23:09,902 --> 00:23:14,056 うぅ… あか~ん!! もう 我慢できひん! 231 00:23:14,056 --> 00:23:16,356 紅緒様… えっ!? 232 00:23:18,894 --> 00:23:20,930 紅緒様…。 233 00:23:20,930 --> 00:23:23,966 きなこ… 私は決めた。 234 00:23:23,966 --> 00:23:27,369 おっ! ボッコボコのバッキバキのヘッコヘコ作戦やな!! 235 00:23:27,369 --> 00:23:30,356 よっしゃ! 安倍晴明と結ばれる。 236 00:23:30,356 --> 00:23:32,391 へ…? 237 00:23:32,391 --> 00:23:34,810 な… なんや 歳かいな? 238 00:23:34,810 --> 00:23:38,714 安倍晴明と戦う いうんが わい 変なふうに聞こえてしもうて…。 239 00:23:38,714 --> 00:23:41,350 結ばれる と言ったのよ。 240 00:23:41,350 --> 00:23:43,686 なんで…。 241 00:23:43,686 --> 00:23:46,372 アホちゃうか!? アホや! どアホ!! 242 00:23:46,372 --> 00:23:48,390 なんで そないなこと言いますのん!? 243 00:23:48,390 --> 00:23:50,392 そんなん したかて ジャリガキとは会えへんし→ 244 00:23:50,392 --> 00:23:53,892 誰も幸せにならへんやんか! もう決めたの。 245 00:23:57,383 --> 00:23:59,385 見損ないましたで 紅緒様! 246 00:23:59,385 --> 00:24:03,055 戦いもせんと 安倍晴明なんかと 結ばれるやなんて→ 247 00:24:03,055 --> 00:24:06,208 そない簡単に決めはるなんて どういうこっちゃ!? 248 00:24:06,208 --> 00:24:08,711 力ずくで奪い返したら ええやないですか! 249 00:24:08,711 --> 00:24:12,381 それやったら わいかて なんぼでも 力貸しまっせ! 250 00:24:12,381 --> 00:24:15,081 命投げても ついていきまっせ! 251 00:24:20,389 --> 00:24:23,689 簡単なわけ… ないじゃない。 252 00:24:25,694 --> 00:24:30,094 簡単なわけ ない…。 253 00:24:32,067 --> 00:24:35,621 すんまへん すんまへん…。 254 00:24:35,621 --> 00:24:39,058 紅緒様! 255 00:24:39,058 --> 00:24:43,712 すんまへん… うぅ…。 256 00:24:43,712 --> 00:24:46,112 ありがとう きなこ。 257 00:24:48,050 --> 00:24:51,350 きなこ 私は…。