1 00:00:01,101 --> 00:00:21,121 ♬~ 2 00:00:21,121 --> 00:00:33,100 ♬~ 3 00:00:33,100 --> 00:00:37,104 ♬~ 4 00:00:37,104 --> 00:00:57,190 ♬~ 5 00:00:57,190 --> 00:01:17,110 ♬~ 6 00:01:17,110 --> 00:01:29,089 ♬~ 7 00:01:36,063 --> 00:01:41,034 ♬~ 8 00:01:41,034 --> 00:01:45,539 勇者様の像を磨いてくれんかね。 9 00:01:45,539 --> 00:01:48,575 (フリーレン) 報酬は? 10 00:01:48,575 --> 00:01:53,046 「背中の痒い部分を掻く魔法」じゃ。 11 00:01:55,615 --> 00:01:57,651 (フリーレン:村人) うん。 12 00:01:57,651 --> 00:02:04,057 ♬~ 13 00:02:04,057 --> 00:02:06,560 (シュタルク) また この手の依頼か。 14 00:02:06,560 --> 00:02:10,564 (フェルン) ヒンメル様の像って どこにでもありますよね。 15 00:02:10,564 --> 00:02:13,066 まぁ こういう こまごました仕事も➡ 16 00:02:13,066 --> 00:02:15,035 楽しいんだけどな。 17 00:02:15,035 --> 00:02:17,604 よーし 磨くぞ。 18 00:02:17,604 --> 00:02:20,073 銅像なら魔法で磨くから➡ 19 00:02:20,073 --> 00:02:22,643 シュタルクの出番は ないけどね。 20 00:02:22,643 --> 00:02:24,144 えっ。 21 00:02:27,547 --> 00:02:29,516 あ? 22 00:02:31,051 --> 00:02:34,054 って誰? このおっさん⁉ 23 00:02:34,054 --> 00:02:37,057 2人は初めて見るのか。 24 00:02:37,057 --> 00:02:39,059 南の勇者だよ。 25 00:02:39,059 --> 00:02:41,061 (2人) ん? 26 00:02:41,061 --> 00:02:43,563 魔王を倒したのは ヒンメルだけど➡ 27 00:02:43,563 --> 00:02:46,600 勇者は1人じゃない。 28 00:02:46,600 --> 00:02:50,570 いろいろな勇者が 魔王討伐に挑んだんだ。 29 00:02:50,570 --> 00:02:52,572 その中でも南の勇者は➡ 30 00:02:52,572 --> 00:02:55,575 人類最強の勇者といわれていた。 31 00:02:55,575 --> 00:02:57,577 何だか大げさだな。 32 00:02:57,577 --> 00:02:59,546 そうでもない。 33 00:02:59,546 --> 00:03:03,550 これは彼にふさわしい 二つ名だ。 34 00:03:03,550 --> 00:03:07,587 当時の人類にとっての 最大の脅威は➡ 35 00:03:07,587 --> 00:03:09,623 北側諸国を中心に➡ 36 00:03:09,623 --> 00:03:14,061 大陸の要所を支配していた 七崩賢だった。 37 00:03:14,061 --> 00:03:16,063 実は 「ヒンメル一行」は➡ 38 00:03:16,063 --> 00:03:20,567 七崩賢を 2人しか倒していないんだ。 39 00:03:20,567 --> 00:03:22,536 他5人のうち2人は➡ 40 00:03:22,536 --> 00:03:26,073 逃亡や消息不明で討ち漏らし…。 41 00:03:26,073 --> 00:03:29,042 断頭台のアウラも そうですね。 42 00:03:29,042 --> 00:03:33,613 残り3人を全て討ち取ったのは 南の勇者だ。 43 00:03:33,613 --> 00:03:36,550 (子供たち) ハハハ…! 44 00:03:36,550 --> 00:03:40,554 南の勇者の快進撃は すごくてね。 45 00:03:40,554 --> 00:03:45,559 たった1年で魔王軍の前線部隊を 壊滅させて➡ 46 00:03:45,559 --> 00:03:49,563 当時の魔王軍の 補給経路の心臓部だった➡ 47 00:03:49,563 --> 00:03:53,066 北部高原最北端に たどり着いた。 48 00:03:55,102 --> 00:03:58,171 そこで 魔王の腹心で➡ 49 00:03:58,171 --> 00:04:01,541 千年後の未来まで見通す魔法を 操るとされた➡ 50 00:04:01,541 --> 00:04:03,577 全知のシュラハトと➡ 51 00:04:03,577 --> 00:04:09,082 集結した全七崩賢によって 討たれたんだ。 52 00:04:09,082 --> 00:04:11,084 七崩賢 全員…。 53 00:04:11,084 --> 00:04:13,553 ヤバ過ぎるだろ…。 54 00:04:13,553 --> 00:04:15,589 それでも南の勇者は➡ 55 00:04:15,589 --> 00:04:18,592 七崩賢3人を討ち取って➡ 56 00:04:18,592 --> 00:04:22,095 全知のシュラハトと 相打ちになったとされている。 57 00:04:26,066 --> 00:04:29,069 この地域では その戦いで➡ 58 00:04:29,069 --> 00:04:34,074 七崩賢の支配から救われた人々が 大勢いたんだ。 59 00:04:34,074 --> 00:04:38,578 南の勇者に対する信奉も あつくてね。 60 00:04:38,578 --> 00:04:42,082 南の勇者の死体が 見つからなかったことから➡ 61 00:04:42,082 --> 00:04:46,686 今でも南の勇者と 全知のシュラハトの戦いは続いている➡ 62 00:04:46,686 --> 00:04:49,689 …といわれる伝説まである。 63 00:04:51,091 --> 00:04:54,094 人喰いの魔族たちと戦ったんだ。 64 00:04:54,094 --> 00:04:57,564 実際は食べられちゃったんだと 思うけどね。 65 00:05:00,567 --> 00:05:03,036 じゃあ 綺麗にしようか。 66 00:05:09,242 --> 00:05:11,244 ⸨断る⸩ 67 00:05:11,244 --> 00:05:14,147 ⸨私じゃ魔王には勝てないよ⸩ 68 00:05:14,147 --> 00:05:18,151 (南の勇者)⸨ふむ やはり無理か⸩ 69 00:05:18,151 --> 00:05:23,156 ⸨私は君を説得するだけの言葉を 持ち合わせていない⸩ 70 00:05:25,592 --> 00:05:28,161 ⸨まるで 結果が 分かっていたかのような➡ 71 00:05:28,161 --> 00:05:30,797 物言いだね⸩ 72 00:05:30,797 --> 00:05:34,167 ⸨実際に分かっていたのだよ⸩ 73 00:05:34,167 --> 00:05:37,170 ⸨ふむ…⸩ 74 00:05:37,170 --> 00:05:40,173 ⸨君には言っても問題ないな⸩ 75 00:05:40,173 --> 00:05:42,075 ⸨ん…?⸩ 76 00:05:42,075 --> 00:05:45,111 ⸨君は 私の秘密を知ったとしても➡ 77 00:05:45,111 --> 00:05:49,249 一生 誰にも言うことはない⸩ 78 00:05:49,249 --> 00:05:52,152 ⸨だから 君にだけは教えよう⸩ 79 00:05:52,152 --> 00:05:56,656 ⸨この私の 人類最強たる ゆえんを⸩ 80 00:05:59,159 --> 00:06:02,162 ⸨私には未来が見えるのだ⸩ 81 00:06:03,697 --> 00:06:07,267 ⸨へぇ それはすごいね⸩ 82 00:06:07,267 --> 00:06:08,635 ⸨ん…?⸩ 83 00:06:08,635 --> 00:06:11,137 ⸨信じていないようだな⸩ 84 00:06:11,137 --> 00:06:12,672 ⸨息を吹きかける音⸩ 85 00:06:12,672 --> 00:06:16,643 ⸨そんなことはないよ あまり興味がないだけで⸩ 86 00:06:19,179 --> 00:06:24,751 ⸨それでは1つ 君が興味を持つだろうことを⸩ 87 00:06:24,751 --> 00:06:28,221 ⸨君は七崩賢を知っているね⸩ 88 00:06:33,593 --> 00:06:36,062 ⸨今から1年後の未来に➡ 89 00:06:36,062 --> 00:06:39,032 私は北部高原の地で➡ 90 00:06:39,032 --> 00:06:42,569 全知のシュラハトと 七崩賢に討たれ➡ 91 00:06:42,569 --> 00:06:44,604 命を落とす⸩ 92 00:06:44,604 --> 00:07:04,557 ♬~ 93 00:07:04,557 --> 00:07:16,136 ♬~ 94 00:07:16,136 --> 00:07:20,040 ⸨志半ばで 私は死ぬのだ⸩ 95 00:07:20,040 --> 00:07:24,711 ♬~ 96 00:07:24,711 --> 00:07:27,147 ⸨気に病む必要はない⸩ 97 00:07:27,147 --> 00:07:30,583 ⸨仮に君が ついてきたとしても➡ 98 00:07:30,583 --> 00:07:35,555 私の死という 未来自体は変わらない⸩ 99 00:07:35,555 --> 00:07:37,557 ⸨近いうちに➡ 100 00:07:37,557 --> 00:07:42,662 君の元に 1人の若い勇者が訪れる⸩ 101 00:07:42,662 --> 00:07:46,199 ⸨世界を救うのは彼だ⸩ 102 00:07:46,199 --> 00:07:50,036 ⸨実に不本意ながらな⸩ 103 00:07:50,036 --> 00:07:52,572 ⸨君は その青年たちと共に➡ 104 00:07:52,572 --> 00:07:56,142 旅に出て 魔王を倒すんだ⸩ 105 00:07:56,142 --> 00:07:59,145 ⸨そうなるとは思えないけど⸩ 106 00:07:59,145 --> 00:08:01,648 (南の勇者の声)⸨会えば分かる⸩ 107 00:08:01,648 --> 00:08:05,151 ⸨彼は君の人生を変えるぞ⸩ 108 00:08:08,722 --> 00:08:12,692 ⸨さて もう行くとしよう⸩ 109 00:08:16,629 --> 00:08:20,633 ⸨1つだけ 頼み事をしていいか?⸩ 110 00:08:20,633 --> 00:08:22,135 ⸨何?⸩ 111 00:08:23,069 --> 00:08:25,572 (南の勇者の声) ⸨その青年に出会ったら➡ 112 00:08:25,572 --> 00:08:28,575 伝えてくれ⸩ 113 00:08:28,575 --> 00:08:43,156 (雨音) 114 00:08:43,156 --> 00:08:48,128 (南の勇者の声)⸨道は必ず…⸩ 115 00:08:48,128 --> 00:08:51,564 ⸨この私が切り開くと⸩ 116 00:08:51,564 --> 00:08:58,204 ♬~ 117 00:08:58,204 --> 00:09:02,675 ⸨人類最強である この南の勇者が⸩ 118 00:09:05,078 --> 00:09:08,581 (南の勇者の声) ⸨たとえ私の偉業が歴史の陰に➡ 119 00:09:08,581 --> 00:09:11,051 埋もれようとも⸩ 120 00:09:14,554 --> 00:09:18,058 おい 待て-! 逃がさないぞ-! 121 00:09:18,058 --> 00:09:20,593 (笑い声) 122 00:09:20,593 --> 00:09:22,562 むふー。 123 00:09:24,164 --> 00:09:28,067 《何が「未来が見える」だ》 124 00:09:28,067 --> 00:09:31,071 《ここの人たちは覚えている》 125 00:09:31,071 --> 00:09:35,074 《ちゃんと歴史に残っているよ》 126 00:09:37,043 --> 00:09:40,513 ♬~ 127 00:09:40,513 --> 00:09:43,550 大きな街は久々だな。 128 00:09:43,550 --> 00:09:46,553 補給が終わったら すぐに出るよ。 129 00:09:46,553 --> 00:09:51,524 何だよ のんびりしていかないのかよ。 130 00:09:51,524 --> 00:09:53,593 おっ。 131 00:09:53,593 --> 00:09:56,096 魔法店もあるぜ。 132 00:09:56,096 --> 00:09:58,164 シュタルク 知らないの? 133 00:09:58,164 --> 00:10:00,533 時間っていうのは有限なんだよ。 134 00:10:00,533 --> 00:10:02,535 知ってるよ。 135 00:10:02,535 --> 00:10:22,622 ♬~ 136 00:10:22,622 --> 00:10:25,024 ♬~ 137 00:10:25,024 --> 00:10:27,527 これで全部だね。 138 00:10:27,527 --> 00:10:32,031 なぁ せっかくだから おやつくらい食べていかないか? 139 00:10:32,031 --> 00:10:35,034 シュタルク 分かってるでしょ? 140 00:10:35,034 --> 00:10:39,539 路銀だって そこまで 余裕があるわけじゃないんだよ。 141 00:10:39,539 --> 00:10:44,110 それは知ってるけど…。 さぁ 急ぐよ。 142 00:10:44,110 --> 00:10:47,113 何だか ずっと様子が変ですね。 143 00:10:48,515 --> 00:10:51,050 いつもなら 大きな街に来たら➡ 144 00:10:51,050 --> 00:10:54,053 数か月は 平気で滞在しようとするのに。 145 00:10:54,053 --> 00:10:56,022 ん…! おっ。 146 00:10:56,022 --> 00:10:59,025 遅かったか。 147 00:10:59,025 --> 00:11:02,028 フリーレン様でございますね。 148 00:11:02,028 --> 00:11:06,599 領主様が ぜひとも 晩さん会にお招きしたいと。 149 00:11:06,599 --> 00:11:09,569 私たち 先を急いでいるから。 150 00:11:11,037 --> 00:11:14,541 フリーレン様は この領地を救ってくださった➡ 151 00:11:14,541 --> 00:11:18,044 勇者様御一行の1人にございます。 152 00:11:18,044 --> 00:11:21,047 領主様も 礼を尽くしたいと。 153 00:11:21,047 --> 00:11:23,550 (フェルン:シュタルク) ん…。 154 00:11:23,550 --> 00:11:25,552 はぁ…。 155 00:11:32,625 --> 00:11:35,161 あむ… うめぇな これ。 156 00:11:35,161 --> 00:11:37,030 (ダッハ) ハハ…。 157 00:11:37,030 --> 00:11:39,065 お招きいただき ありがとうございます。 158 00:11:39,065 --> 00:11:41,034 ダッハ伯爵。 159 00:11:41,034 --> 00:11:44,070 《すごく嫌そうな顔してる…》 160 00:11:44,070 --> 00:11:50,043 (ダッハ) フリーレン様 曽祖父の代は お世話になりました。 161 00:11:50,043 --> 00:11:51,578 ご用件は? 162 00:11:51,578 --> 00:11:55,114 (ダッハ) フッ… 話が早くて助かりますな。 163 00:11:55,114 --> 00:12:00,553 実は家宝の宝剣が 魔族に盗まれてしまいましてね。 164 00:12:00,553 --> 00:12:03,022 また盗まれたのか…。 165 00:12:03,022 --> 00:12:05,525 ん? また? 166 00:12:05,525 --> 00:12:09,028 曽祖父の代も盗まれている。 167 00:12:09,028 --> 00:12:12,065 盗まれ過ぎだろ…。 168 00:12:12,065 --> 00:12:15,068 分かりました。 169 00:12:15,068 --> 00:12:17,537 報酬は魔導書で。 170 00:12:21,140 --> 00:12:23,109 任せましたぞ。 171 00:12:25,044 --> 00:12:27,046 まったく。 172 00:12:27,046 --> 00:12:31,551 北側諸国の貴族は 強引な連中が多いけど➡ 173 00:12:31,551 --> 00:12:36,055 ここの領主の一族は 特に無理難題を要求してくる。 174 00:12:37,557 --> 00:12:39,592 (ダッハの曽祖父) ⸨宝剣 取り返さないと➡ 175 00:12:39,592 --> 00:12:41,260 投獄するから⸩ 176 00:12:41,260 --> 00:12:44,264 (ヒンメル)⸨えぇ…⸩ (アイゼン)⸨暴君過ぎない?⸩ 177 00:12:45,064 --> 00:12:49,569 まぁ 今回は魔族の逃げた方角が 分かっているみたいだし➡ 178 00:12:49,569 --> 00:12:52,071 だいぶマシな方かな。 179 00:12:54,073 --> 00:12:58,544 前回は手掛かりが 全くなかったから大変だった。 180 00:12:59,545 --> 00:13:02,582 (フリーレンの声) 結局 宝剣が見つかったのは➡ 181 00:13:02,582 --> 00:13:06,653 シュベア山脈の頂だったよ。 182 00:13:06,653 --> 00:13:08,688 とんでもねぇな。 183 00:13:08,688 --> 00:13:13,192 でも 魔族は何で 宝剣を盗んだのでしょうか。 184 00:13:14,060 --> 00:13:16,062 ダッハ伯爵家の宝剣は➡ 185 00:13:16,062 --> 00:13:20,066 元々 名のある 魔族のものだったからね。 186 00:13:20,066 --> 00:13:24,570 魔族にしか分からない 魅力があるんだろうさ。 187 00:13:24,570 --> 00:13:28,041 しかし よく引き受けましたね。 188 00:13:28,041 --> 00:13:30,576 てっきり断るものかと。 189 00:13:30,576 --> 00:13:34,147 はぁ… 仕方がないでしょ。 190 00:13:34,147 --> 00:13:38,051 あの宝剣は ヒンメルが 取り返したものだからね。 191 00:13:38,051 --> 00:13:43,056 私が断ったら それが無駄になっちゃうでしょ。 192 00:13:43,056 --> 00:13:47,560 それに ヒンメルなら きっと見捨てないよ。 193 00:13:47,560 --> 00:14:07,547 ♬~ 194 00:14:07,547 --> 00:14:27,633 ♬~ 195 00:14:27,633 --> 00:14:36,042 ♬~ 196 00:14:36,042 --> 00:14:40,546 この村 ひどい荒れようですね。 197 00:14:42,548 --> 00:14:45,551 誰も いないな。 198 00:14:45,551 --> 00:14:49,055 (カラスの鳴き声) 199 00:14:49,055 --> 00:14:52,525 いや 1人いるね。 200 00:15:02,535 --> 00:15:04,537 この村の人? 201 00:15:04,537 --> 00:15:07,540 いいえ 私は旅の僧侶です。 202 00:15:07,540 --> 00:15:09,542 あなた方は? 203 00:15:09,542 --> 00:15:12,011 通りすがりの冒険者だ。 204 00:15:15,047 --> 00:15:21,120 この村は 剣の魔族に滅ぼされました。 205 00:15:21,120 --> 00:15:25,558 私は村人を弔っていたのです。 206 00:15:25,558 --> 00:15:28,060 剣の魔族…。 207 00:15:28,060 --> 00:15:32,031 多分 私たちが追っている魔族だね。 208 00:15:32,031 --> 00:15:36,569 剣の魔族に滅ぼされた村は 数知れず。 209 00:15:36,569 --> 00:15:40,573 どの村も皆殺しだったそうです。 210 00:15:40,573 --> 00:15:42,608 ひどい…。 211 00:15:42,608 --> 00:15:46,145 冒険者様方も➡ 212 00:15:46,145 --> 00:15:49,148 祈っていってはくれませんか? 213 00:15:57,056 --> 00:15:59,025 フリーレン様⁉ 214 00:15:59,025 --> 00:16:02,562 やっぱり 死体が埋まっていない。 215 00:16:02,562 --> 00:16:05,531 何で…。 216 00:16:05,531 --> 00:16:08,568 そいつが剣の魔族だからだよ。 (シュタルク:フェルン) は…! 217 00:16:08,568 --> 00:16:12,071 死体なんて残っていないんでしょ。 218 00:16:12,071 --> 00:16:16,142 食べるために殺しました。 219 00:16:16,142 --> 00:16:20,146 生きていくためには 仕方がないことだったのです。 220 00:16:22,548 --> 00:16:26,619 人以外も食べられるのに? 221 00:16:26,619 --> 00:16:31,591 なぜ それが人を食べない 理由になるのでしょう? 222 00:16:31,591 --> 00:16:34,560 やはり 話すだけ無駄か。 223 00:16:38,564 --> 00:16:40,099 倒すよ。 224 00:16:40,099 --> 00:16:45,571 ♬~ 225 00:16:45,571 --> 00:16:48,574 ♬~うっ! ふっ! うっ! 226 00:16:48,574 --> 00:16:50,076 ♬~たぁ! 227 00:16:50,076 --> 00:16:53,579 ♬~ 228 00:16:53,579 --> 00:16:55,581 ♬~《速い…!》 229 00:16:55,581 --> 00:16:58,084 ♬~ 230 00:16:58,084 --> 00:16:59,552 ♬~はっ…! 231 00:16:59,552 --> 00:17:02,088 ♬~ぐぅ! うっ! 232 00:17:02,088 --> 00:17:05,124 うっ! ♬~ぐっ…。 233 00:17:05,124 --> 00:17:07,159 シュタルク様。 234 00:17:07,159 --> 00:17:09,562 こんな時のための前衛だろ。 235 00:17:09,562 --> 00:17:26,045 ♬~ 236 00:17:31,717 --> 00:17:34,120 ⸨うー 寒い…⸩ 237 00:17:34,120 --> 00:17:36,622 ⸨ひどい依頼だったね⸩ 238 00:17:36,622 --> 00:17:39,625 ⸨でも 魔族を倒すことができた⸩ 239 00:17:46,565 --> 00:17:50,102 (ヒンメル)⸨こういう面倒な依頼が 結果として➡ 240 00:17:50,102 --> 00:17:52,605 多くの人を救うことがあるんだ⸩ 241 00:17:55,107 --> 00:18:00,112 ⸨だから僕は 困っている人を 絶対に見捨てない⸩ 242 00:18:02,615 --> 00:18:06,619 (ハイター)⸨フッ… 単に面倒な依頼が 好きなだけですよ⸩ 243 00:18:06,619 --> 00:18:09,689 ⸨難易度が高いと わくわくするんだ…⸩ 244 00:18:09,689 --> 00:18:12,158 ⸨本当に そうなんだ…⸩ 245 00:18:16,062 --> 00:18:18,531 2人とも よくやったね。 246 00:18:25,037 --> 00:18:27,540 それにしても➡ 247 00:18:27,540 --> 00:18:31,544 なぜ あのような 乱暴な手段をとったのですか? 248 00:18:31,544 --> 00:18:35,114 フェルンが 祈ろうとしていたからね。 249 00:18:35,114 --> 00:18:38,050 とっさには ああするしかなかった。 250 00:18:38,050 --> 00:18:45,524 ♬~ 251 00:18:45,524 --> 00:18:50,029 人は故人に祈りをささげる時に 目を閉じる。 252 00:18:50,029 --> 00:18:53,032 あの魔族は いつも その隙を狙って➡ 253 00:18:53,032 --> 00:18:56,102 旅人を殺してきたんだろうね。 254 00:18:56,102 --> 00:19:10,549 ♬~ 255 00:19:10,549 --> 00:19:15,054 宝剣を取り戻してくださり ありがとうございます。 256 00:19:15,054 --> 00:19:17,523 フリーレン様。 257 00:19:17,523 --> 00:19:21,027 これで この街は安泰です。 258 00:19:21,027 --> 00:19:26,065 ♬~ 259 00:19:26,065 --> 00:19:29,101 買い出しするから 市場で降ろしてくれる? 260 00:19:29,101 --> 00:19:31,604 かしこまりました。 261 00:19:35,541 --> 00:19:39,545 伯爵様 随分と喜んでくださいましたね。 262 00:19:39,545 --> 00:19:43,049 もう盗まれなきゃいいけどな。 263 00:19:43,049 --> 00:19:46,052 魔族にとって そんなにも魅力的なら➡ 264 00:19:46,052 --> 00:19:48,054 また狙われてしまいそうです。 265 00:19:48,054 --> 00:19:52,058 だろうね 盗まれたのは2度だけど➡ 266 00:19:52,058 --> 00:19:55,628 何度か襲われているみたいだから。 267 00:19:55,628 --> 00:20:00,533 じゃあ 宝剣がある限り 魔族が寄ってくるってことか。 268 00:20:00,533 --> 00:20:02,568 そんな危ないもんなら➡ 269 00:20:02,568 --> 00:20:05,571 いくら家宝でも 手放した方がいいんじゃねぇか? 270 00:20:05,571 --> 00:20:08,574 そう簡単には いかないよ。 271 00:20:08,574 --> 00:20:11,043 あ… まぁそうか。 272 00:20:11,043 --> 00:20:16,582 お貴族様って あの手のお宝に やたらと固執するもんな。 273 00:20:16,582 --> 00:20:18,617 それもあるけど➡ 274 00:20:18,617 --> 00:20:21,153 下手に手放して 魔族の手に渡る方が➡ 275 00:20:21,153 --> 00:20:23,055 実は厄介なんだ。 276 00:20:23,055 --> 00:20:25,057 ん? 277 00:20:25,057 --> 00:20:29,562 魔族は手にした力を 誇示せずには いられないからね。 278 00:20:34,533 --> 00:20:37,036 魔族の性分ですか…。 279 00:20:37,036 --> 00:20:39,071 前に盗まれた時も➡ 280 00:20:39,071 --> 00:20:42,608 魔族が大暴れしてね。 281 00:20:42,608 --> 00:20:46,545 その魔族は街を1つ 村を3つ滅ぼした。 282 00:20:46,545 --> 00:20:49,048 マジかよ…。 283 00:20:49,048 --> 00:20:51,050 しかも その時は➡ 284 00:20:51,050 --> 00:20:53,552 当時の伯爵家の使用人が➡ 285 00:20:53,552 --> 00:20:55,521 魔族の甘言に乗せられて➡ 286 00:20:55,521 --> 00:20:58,023 手引きをしたともいわれている。 287 00:20:58,023 --> 00:21:04,597 ♬~ 288 00:21:04,597 --> 00:21:08,534 けど それ以来 ダッハ伯爵家一族は➡ 289 00:21:08,534 --> 00:21:12,037 宝剣を守ることを 最優先としてきた。 290 00:21:14,039 --> 00:21:17,543 今は伯爵家だけじゃなく➡ 291 00:21:17,543 --> 00:21:22,047 この街全体の使命なのかもね。 292 00:21:22,047 --> 00:21:24,083 あ…。 293 00:21:24,083 --> 00:21:28,654 今回 盗まれたのも 誰かが手引きしたせいなのか? 294 00:21:28,654 --> 00:21:31,557 どうだろう ただ➡ 295 00:21:31,557 --> 00:21:33,559 人間にも欲がある以上➡ 296 00:21:33,559 --> 00:21:37,029 魔が差すなんてことは いつだって起こり得る。 297 00:21:39,031 --> 00:21:42,034 衝動に あらがえないところがあるのは➡ 298 00:21:42,034 --> 00:21:44,537 人間だって同じだよ。 299 00:21:47,072 --> 00:21:52,144 万一の時は また お願いしますね フリーレン様。 300 00:21:52,144 --> 00:21:55,548 報酬次第かな。 301 00:21:55,548 --> 00:21:57,516 どうせ 魔導書くれるって言われたら➡ 302 00:21:57,516 --> 00:21:59,552 やるんだろ? 303 00:21:59,552 --> 00:22:01,020 かもね。 304 00:22:01,020 --> 00:22:05,057 今回も なかなか いい魔導書が手に入った。 305 00:22:05,057 --> 00:22:07,026 (においを嗅ぐ音) 306 00:22:07,026 --> 00:22:10,062 よかったですね フリーレン様。 307 00:22:10,062 --> 00:22:12,598 どんな魔法なんだ? 308 00:22:12,598 --> 00:22:14,166 むふー。 309 00:22:14,166 --> 00:22:18,571 「赤リンゴを 青リンゴに変える魔法」だよ。 310 00:22:18,571 --> 00:22:20,539 くだらねぇな…。 311 00:22:25,077 --> 00:22:43,562 ♬~ 312 00:22:43,562 --> 00:22:48,067 ♬~ 313 00:22:48,067 --> 00:23:08,053 ♬~ 314 00:23:08,053 --> 00:23:24,570 ♬~ 315 00:23:24,570 --> 00:23:29,141 ♬~ 316 00:23:29,141 --> 00:23:42,554 ♬~ 317 00:23:42,554 --> 00:23:47,026 ♬~ 318 00:23:47,026 --> 00:23:55,034 ♬~