1 00:00:00,501 --> 00:00:05,506 ♪~ 2 00:01:25,044 --> 00:01:29,924 ~♪ 3 00:01:36,514 --> 00:01:39,683 (村人) 勇者様の像を磨いてくれんかね 4 00:01:41,477 --> 00:01:42,937 (フリーレン)報酬は? 5 00:01:44,063 --> 00:01:48,025 (村人) 背中のかゆい部分をかく魔法じゃ 6 00:01:51,237 --> 00:01:52,655 (フリーレン・村人)うん 7 00:01:59,620 --> 00:02:01,413 (シュタルク) また この手の依頼か 8 00:02:02,456 --> 00:02:05,543 (フェルン)ヒンメル様の像って どこにでもありますよね 9 00:02:06,252 --> 00:02:10,548 まあ こういう こまごました仕事も 楽しいんだけどな 10 00:02:10,631 --> 00:02:13,133 よーし 磨くぞ 11 00:02:13,217 --> 00:02:15,511 銅像なら魔法で磨くから 12 00:02:15,594 --> 00:02:17,930 シュタルクの出番はないけどね 13 00:02:18,013 --> 00:02:19,139 (シュタルク)えっ… 14 00:02:23,060 --> 00:02:23,936 うん? 15 00:02:26,480 --> 00:02:28,816 …って 誰 このおっさん! 16 00:02:29,608 --> 00:02:31,569 (フリーレン) 2人は初めて見るのか 17 00:02:32,528 --> 00:02:34,071 南の勇者だよ 18 00:02:34,154 --> 00:02:35,823 (フェルン・シュタルク)うん? 19 00:02:35,906 --> 00:02:39,285 魔王を倒したのはヒンメルだけど 20 00:02:39,368 --> 00:02:40,828 勇者は1人じゃない 21 00:02:42,037 --> 00:02:45,583 いろいろな勇者が 魔王討伐に挑んだんだ 22 00:02:45,666 --> 00:02:48,085 その中でも南の勇者は 23 00:02:48,168 --> 00:02:51,088 人類最強の勇者と言われていた 24 00:02:51,171 --> 00:02:53,340 (シュタルク)何だか大げさだな 25 00:02:53,424 --> 00:02:54,300 (フリーレン)そうでもない 26 00:02:55,092 --> 00:02:57,887 これは彼に ふさわしい二つ名だ 27 00:02:59,305 --> 00:03:01,932 当時の人類にとっての 最大の脅威は 28 00:03:03,142 --> 00:03:05,269 北側諸国を中心に 29 00:03:05,352 --> 00:03:08,939 大陸の要所を支配していた 七崩賢(しちほうけん)だった 30 00:03:09,815 --> 00:03:15,195 実は 私たちは 七崩賢を2人しか倒していないんだ 31 00:03:16,322 --> 00:03:18,407 他5人のうち2人は 32 00:03:18,490 --> 00:03:21,285 逃亡や消息不明で討ち漏らし… 33 00:03:21,368 --> 00:03:24,038 断頭台のアウラも そうですよね 34 00:03:24,622 --> 00:03:28,459 (フリーレン)残り3人を すべて討ち取ったのは南の勇者だ 35 00:03:29,084 --> 00:03:32,212 (子供たちのはしゃぎ声) 36 00:03:32,296 --> 00:03:35,174 (フリーレン) 南の勇者の快進撃はすごくてね 37 00:03:36,300 --> 00:03:40,179 たった1年で 魔王軍の前線部隊を壊滅させて 38 00:03:41,347 --> 00:03:44,934 当時の魔王軍の 補給経路の心臓部だった― 39 00:03:45,017 --> 00:03:47,561 北部高原最北端に たどり着いた 40 00:03:50,522 --> 00:03:53,442 そこで 魔王の腹心で 41 00:03:53,525 --> 00:03:57,154 千年後の未来まで見通す魔法を 操るとされた― 42 00:03:57,237 --> 00:03:58,948 全知のシュラハトと 43 00:03:59,531 --> 00:04:01,951 集結した全七崩賢によって 44 00:04:02,034 --> 00:04:03,577 討たれたんだ 45 00:04:04,286 --> 00:04:06,497 (フェルン)七崩賢全員… 46 00:04:06,580 --> 00:04:08,207 (シュタルク)ヤバすぎるだろ 47 00:04:09,166 --> 00:04:11,210 (フリーレン) それでも 南の勇者は 48 00:04:11,293 --> 00:04:13,921 七崩賢3人を討ち取って 49 00:04:14,004 --> 00:04:17,549 全知のシュラハトと 相打ちになったとされている 50 00:04:22,304 --> 00:04:24,348 この地域では その戦いで 51 00:04:24,431 --> 00:04:28,727 七崩賢の支配から救われた人々が 大勢いたんだ 52 00:04:29,603 --> 00:04:32,690 南の勇者に対する信奉も篤(あつ)くてね 53 00:04:34,108 --> 00:04:37,486 南の勇者の死体が 見つからなかったことから 54 00:04:37,569 --> 00:04:38,988 今でも 南の勇者と 55 00:04:39,071 --> 00:04:42,282 全知のシュラハトの戦いは 続いている 56 00:04:42,366 --> 00:04:44,576 …と言われる伝説まである 57 00:04:46,829 --> 00:04:49,832 人食いの魔族たちと戦ったんだ 58 00:04:49,915 --> 00:04:52,960 実際は 食べられちゃったんだと 思うけどね 59 00:04:56,255 --> 00:04:58,716 じゃあ きれいにしようか 60 00:05:04,638 --> 00:05:05,472 (フリーレン)断る 61 00:05:06,598 --> 00:05:08,934 私じゃ魔王には勝てないよ 62 00:05:09,560 --> 00:05:13,147 (南の勇者)ふむ… やはり無理か 63 00:05:13,647 --> 00:05:17,985 私は 君を説得するだけの言葉を 持ち合わせていない 64 00:05:21,405 --> 00:05:24,491 まるで 結果が 分かっていたかのような物言いだね 65 00:05:25,993 --> 00:05:28,495 実際に分かっていたのだよ 66 00:05:29,621 --> 00:05:31,123 ふむ… 67 00:05:32,458 --> 00:05:35,002 君には言っても問題ないな 68 00:05:35,878 --> 00:05:37,004 (フリーレン)ん? 69 00:05:37,629 --> 00:05:40,674 (南の勇者) 君は 私の秘密を知ったとしても 70 00:05:40,758 --> 00:05:43,510 一生 誰にも言うことはない 71 00:05:44,595 --> 00:05:47,139 だから 君にだけは教えよう 72 00:05:47,848 --> 00:05:51,769 この私の人類最強たるゆえんを 73 00:05:54,605 --> 00:05:57,441 私には未来が見えるのだ 74 00:05:59,193 --> 00:06:01,779 へえ それはすごいね 75 00:06:02,821 --> 00:06:03,655 (南の勇者)ん? 76 00:06:04,239 --> 00:06:06,492 信じていないようだな 77 00:06:07,659 --> 00:06:09,703 (フリーレン)そんなことはないよ 78 00:06:09,787 --> 00:06:12,081 あまり興味がないだけで 79 00:06:14,625 --> 00:06:19,421 それでは ひとつ 君が興味を持つだろうことを 80 00:06:20,422 --> 00:06:23,467 君は 七崩賢を知っているね? 81 00:06:29,306 --> 00:06:31,683 今から1年後の未来に 82 00:06:31,767 --> 00:06:34,645 私は北部高原の地で 83 00:06:34,728 --> 00:06:39,358 全知のシュラハトと七崩賢に討たれ 命を落とす 84 00:07:11,849 --> 00:07:14,768 志半ばで私は死ぬのだ 85 00:07:20,232 --> 00:07:22,151 気に病む必要はない 86 00:07:22,734 --> 00:07:25,445 仮に 君がついてきたとしても 87 00:07:25,946 --> 00:07:29,158 私の死という未来自体は 変わらない 88 00:07:30,909 --> 00:07:32,161 近いうちに 89 00:07:33,078 --> 00:07:36,665 君のもとに 1人の若い勇者が訪れる 90 00:07:38,375 --> 00:07:40,878 世界を救うのは彼だ 91 00:07:41,753 --> 00:07:44,298 実に不本意ながらな 92 00:07:45,382 --> 00:07:48,093 君は その青年たちと共に 93 00:07:48,177 --> 00:07:50,971 旅に出て魔王を倒すんだ 94 00:07:51,763 --> 00:07:53,682 そうなるとは思えないけど 95 00:07:54,766 --> 00:07:56,560 (南の勇者)会えば分かる 96 00:07:57,436 --> 00:08:00,272 彼は 君の人生を変えるぞ 97 00:08:04,109 --> 00:08:04,943 さて 98 00:08:05,903 --> 00:08:07,738 もう行くとしよう 99 00:08:11,992 --> 00:08:13,202 ひとつだけ 100 00:08:13,952 --> 00:08:15,787 頼み事をしていいか? 101 00:08:15,871 --> 00:08:16,705 (フリーレン)何? 102 00:08:18,916 --> 00:08:22,127 (南の勇者) その青年に出会ったら伝えてくれ 103 00:08:38,477 --> 00:08:39,978 道は必ず 104 00:08:43,941 --> 00:08:46,401 この私が切り開くと 105 00:08:53,742 --> 00:08:57,496 人類最強である この南の勇者が 106 00:09:00,874 --> 00:09:06,046 たとえ 私の偉業が 歴史の陰に埋もれようとも 107 00:09:09,508 --> 00:09:10,634 (シュタルク)ハハハッ 108 00:09:10,717 --> 00:09:13,679 (子供)おい 待て! (子供)逃がさないぞ 109 00:09:19,559 --> 00:09:21,937 (フリーレン) 何が“未来が見える”だ 110 00:09:23,689 --> 00:09:26,733 ここの人たちは覚えている 111 00:09:26,817 --> 00:09:29,528 ちゃんと歴史に残っているよ 112 00:09:36,326 --> 00:09:39,246 (シュタルク) 大きな街は久々だなあ 113 00:09:39,329 --> 00:09:42,165 (フリーレン) 補給が終わったら すぐに出るよ 114 00:09:42,249 --> 00:09:45,961 (シュタルク)何だよ のんびりしていかないのかよ 115 00:09:47,296 --> 00:09:48,505 あ… 116 00:09:49,172 --> 00:09:51,591 魔法店もあるぜ 117 00:09:51,675 --> 00:09:53,593 シュタルク 知らないの? 118 00:09:53,677 --> 00:09:55,679 時間っていうのは有限なんだよ 119 00:09:55,762 --> 00:09:56,596 知ってるよ 120 00:10:20,787 --> 00:10:22,331 (フリーレン)これで全部だね 121 00:10:22,831 --> 00:10:27,085 なあ せっかくだから おやつくらい食べていかないか? 122 00:10:27,669 --> 00:10:30,339 (フリーレン) シュタルク 分かってるでしょ 123 00:10:30,922 --> 00:10:34,718 路銀だって そこまで 余裕があるわけじゃないんだよ 124 00:10:34,801 --> 00:10:36,720 (シュタルク) それは知ってるけど 125 00:10:36,803 --> 00:10:38,472 (フリーレン)さあ 急ぐよ 126 00:10:39,306 --> 00:10:42,184 何だか ずっと様子が変ですね 127 00:10:44,186 --> 00:10:46,480 (シュタルク) いつもなら 大きな街に来たら 128 00:10:46,563 --> 00:10:49,775 数か月は 平気で滞在しようとするのに… 129 00:10:50,275 --> 00:10:51,276 あ… 130 00:10:51,777 --> 00:10:53,445 遅かったか 131 00:10:54,821 --> 00:10:57,074 (執事) フリーレン様でございますね 132 00:10:57,157 --> 00:11:01,411 領主様が ぜひとも 晩餐会(ばんさんかい)にお招きしたいと 133 00:11:02,037 --> 00:11:04,581 (フリーレン) 私たち 先を急いでいるから 134 00:11:06,583 --> 00:11:08,168 フリーレン様は 135 00:11:08,251 --> 00:11:12,798 この領地を救ってくださった 勇者様御一行の1人にございます 136 00:11:13,507 --> 00:11:16,051 領主様も礼を尽くしたいと 137 00:11:16,676 --> 00:11:17,844 (フェルン・シュタルク)ん… 138 00:11:19,429 --> 00:11:20,764 (フリーレン)ハァ… 139 00:11:29,231 --> 00:11:30,732 (シュタルク)うめえな これ 140 00:11:30,816 --> 00:11:32,275 (ダッハ)ハハッ… 141 00:11:32,359 --> 00:11:34,611 (フリーレン)お招きいただき ありがとうございます 142 00:11:34,694 --> 00:11:35,862 ダッハ伯爵 143 00:11:36,655 --> 00:11:39,241 (フェルン) すごく嫌そうな顔してる 144 00:11:39,324 --> 00:11:41,118 (ダッハ)フリーレン様 145 00:11:41,201 --> 00:11:44,121 曾祖父(そうそふ)の代は お世話になりました 146 00:11:45,539 --> 00:11:46,623 ご用件は? 147 00:11:46,706 --> 00:11:47,874 (ダッハ)フッ… 148 00:11:47,958 --> 00:11:50,710 話が早くて助かりますな 149 00:11:50,794 --> 00:11:53,505 実は 家宝の宝剣が 150 00:11:53,588 --> 00:11:56,133 魔族に盗まれてしまいましてね 151 00:11:56,216 --> 00:11:58,301 (フリーレン)また盗まれたのか 152 00:11:58,385 --> 00:12:00,387 (シュタルク)ん? また? 153 00:12:01,054 --> 00:12:03,890 曾祖父の代も盗まれている 154 00:12:04,558 --> 00:12:06,351 盗まれすぎだろ 155 00:12:07,853 --> 00:12:09,521 (フリーレン)分かりました 156 00:12:10,689 --> 00:12:12,858 報酬は魔導書で 157 00:12:16,361 --> 00:12:18,280 任せましたぞ 158 00:12:20,615 --> 00:12:22,451 (フリーレン)まったく… 159 00:12:22,534 --> 00:12:26,163 北側諸国の貴族は 強引な連中が多いけど 160 00:12:27,038 --> 00:12:31,543 ここの領主の一族は 特に無理難題を要求してくる 161 00:12:33,503 --> 00:12:36,381 (ダッハの曾祖父) 宝剣 取り返さないと投獄するから 162 00:12:36,465 --> 00:12:37,549 (ヒンメル)え~… 163 00:12:37,632 --> 00:12:39,301 (アイゼン)暴君すぎない? 164 00:12:40,719 --> 00:12:44,806 まあ 今回は 魔族の逃げた方角が 分かっているみたいだし 165 00:12:44,890 --> 00:12:47,100 だいぶマシなほうかな 166 00:12:49,478 --> 00:12:53,315 前回は手がかりが まったくなかったから大変だった 167 00:12:55,275 --> 00:12:57,319 結局 宝剣が見つかったのは 168 00:12:57,903 --> 00:13:00,614 シュヴェア山脈の頂だったよ 169 00:13:01,781 --> 00:13:03,700 とんでもねえな 170 00:13:04,284 --> 00:13:08,205 でも 魔族は なんで 宝剣を盗んだのでしょうか 171 00:13:09,414 --> 00:13:11,625 (フリーレン) ダッハ伯爵家の宝剣は 172 00:13:11,708 --> 00:13:14,711 もともと名のある魔族の ものだったからね 173 00:13:15,545 --> 00:13:18,882 魔族にしか分からない魅力が あるんだろうさ 174 00:13:20,300 --> 00:13:23,470 しかし よく引き受けましたね 175 00:13:23,553 --> 00:13:25,180 てっきり断るものかと 176 00:13:26,139 --> 00:13:28,683 ハァ… しかたがないでしょ 177 00:13:29,434 --> 00:13:33,063 あの宝剣は ヒンメルが取り返したものだからね 178 00:13:33,855 --> 00:13:38,068 私が断ったら それがムダになっちゃうでしょ 179 00:13:38,818 --> 00:13:42,489 それに ヒンメルなら きっと見捨てないよ 180 00:14:31,621 --> 00:14:32,872 この村… 181 00:14:33,707 --> 00:14:35,584 ひどい荒れようですね 182 00:14:38,295 --> 00:14:40,005 (シュタルク)誰もいないな 183 00:14:40,964 --> 00:14:44,593 (カラスの鳴き声) 184 00:14:44,676 --> 00:14:47,887 (フリーレン)いや 1人いるね 185 00:14:57,939 --> 00:14:59,149 この村の人? 186 00:14:59,774 --> 00:15:02,902 (僧侶)いいえ 私は旅の僧侶です 187 00:15:02,986 --> 00:15:05,030 あなた方は? 188 00:15:05,113 --> 00:15:06,656 (シュタルク) 通りすがりの冒険者だ 189 00:15:10,702 --> 00:15:14,914 (僧侶)この村は 剣(つるぎ)の魔族に滅ぼされました 190 00:15:16,625 --> 00:15:19,878 私は村人を弔っていたのです 191 00:15:21,129 --> 00:15:22,964 剣の魔族… 192 00:15:24,007 --> 00:15:26,926 たぶん私たちが追っている魔族だね 193 00:15:27,802 --> 00:15:31,681 (僧侶)剣の魔族に 滅ぼされた村は数知れず 194 00:15:32,307 --> 00:15:35,226 どの村も皆殺しだったそうです 195 00:15:35,894 --> 00:15:37,729 (フェルン)ひどい… 196 00:15:38,396 --> 00:15:40,190 (僧侶)冒険者様方も 197 00:15:41,858 --> 00:15:44,653 祈っていってはくれませんか 198 00:15:52,535 --> 00:15:53,536 フリーレン様! 199 00:15:54,829 --> 00:15:57,540 (フリーレン) やっぱり 死体が埋まっていない 200 00:15:58,208 --> 00:15:59,668 (フェルン)なんで… 201 00:16:00,627 --> 00:16:03,004 (フリーレン) そいつが剣の魔族だからだよ 202 00:16:03,088 --> 00:16:03,922 (シュタルク・フェルン)あっ… 203 00:16:04,005 --> 00:16:06,174 (フリーレン) 死体なんて残っていないんでしょ 204 00:16:07,509 --> 00:16:10,178 (剣の魔族) 食べるために殺しました 205 00:16:11,763 --> 00:16:15,517 生きていくためには しかたがないことだったのです 206 00:16:17,936 --> 00:16:20,522 (フリーレン) 人以外も食べられるのに? 207 00:16:22,107 --> 00:16:26,277 (剣の魔族)なぜ それが 人を食べない理由になるのでしょう 208 00:16:27,362 --> 00:16:29,531 (フリーレン) やはり話すだけムダか 209 00:16:33,618 --> 00:16:34,536 倒すよ 210 00:16:40,792 --> 00:16:42,210 (シュタルク)んっ ふっ! 211 00:16:43,962 --> 00:16:44,838 たあっ! 212 00:16:49,134 --> 00:16:49,968 (フェルン)速い 213 00:16:53,596 --> 00:16:54,514 あっ… 214 00:16:57,892 --> 00:16:59,102 (剣の魔族)うっ… 215 00:17:00,395 --> 00:17:02,355 シュタルク様 216 00:17:02,439 --> 00:17:04,733 こんな時のための前衛だろ 217 00:17:26,755 --> 00:17:29,674 (フリーレン)うう… 寒い 218 00:17:29,758 --> 00:17:31,676 ひどい依頼だったね 219 00:17:31,760 --> 00:17:34,846 でも 魔族を倒すことができた 220 00:17:42,353 --> 00:17:44,189 こういう面倒な依頼が 221 00:17:44,272 --> 00:17:48,109 結果として 多くの人を救うことがあるんだ 222 00:17:50,987 --> 00:17:55,283 だから 僕は 困っている人を絶対に見捨てない 223 00:17:57,994 --> 00:17:59,037 (ハイター)フッ 224 00:17:59,120 --> 00:18:01,915 単に面倒な依頼が 好きなだけですよ 225 00:18:01,998 --> 00:18:05,251 難易度が高いと わくわくするんだ 226 00:18:05,335 --> 00:18:07,420 (フリーレン) 本当に そうなんだ… 227 00:18:11,800 --> 00:18:13,927 2人とも よくやったね 228 00:18:20,517 --> 00:18:22,477 それにしても 229 00:18:23,269 --> 00:18:26,314 なぜ あのような乱暴な手段を 取ったのですか? 230 00:18:27,106 --> 00:18:29,901 フェルンが 祈ろうとしていたからね 231 00:18:30,860 --> 00:18:33,446 とっさには ああするしかなかった 232 00:18:41,120 --> 00:18:44,541 人は 故人に祈りをささげる時に 目を閉じる 233 00:18:45,834 --> 00:18:51,047 あの魔族は いつも その隙を狙って 旅人を殺してきたんだろうね 234 00:19:02,141 --> 00:19:03,226 (ダッハ)フッ… 235 00:19:06,271 --> 00:19:10,733 宝剣を取り戻してくださり ありがとうございます 236 00:19:10,817 --> 00:19:11,818 フリーレン様 237 00:19:13,319 --> 00:19:15,822 これで この街は安泰です 238 00:19:21,786 --> 00:19:24,831 (フリーレン)買い出しするから 市場で降ろしてくれる? 239 00:19:24,914 --> 00:19:26,708 かしこまりました 240 00:19:31,379 --> 00:19:35,300 (フェルン)伯爵様 ずいぶんと喜んでくださいましたね 241 00:19:35,383 --> 00:19:37,969 もう盗まれなきゃいいけどな 242 00:19:38,803 --> 00:19:41,222 魔族にとって そんなにも魅力的なら 243 00:19:41,306 --> 00:19:43,683 また狙われてしまいそうです 244 00:19:43,766 --> 00:19:45,351 だろうね 245 00:19:45,435 --> 00:19:47,812 盗まれたのは2度だけど 246 00:19:47,896 --> 00:19:49,981 何度か襲われているみたいだから 247 00:19:51,399 --> 00:19:55,695 じゃあ 宝剣があるかぎり 魔族が寄ってくるってことか 248 00:19:56,195 --> 00:19:57,697 そんな危ないもんなら 249 00:19:57,780 --> 00:20:00,491 いくら家宝でも 手放したほうがいいんじゃねえか? 250 00:20:01,200 --> 00:20:03,578 そう簡単にはいかないよ 251 00:20:03,661 --> 00:20:06,331 あ… まあ そうか 252 00:20:06,414 --> 00:20:11,419 お貴族様って あの手のお宝に やたらと固執するもんな 253 00:20:11,920 --> 00:20:14,172 それもあるけど 254 00:20:14,255 --> 00:20:16,758 下手に手放して 魔族の手に渡るほうが 255 00:20:16,841 --> 00:20:18,468 実は厄介(やっかい)なんだ 256 00:20:18,551 --> 00:20:19,719 (シュタルク)ん? 257 00:20:20,595 --> 00:20:24,891 (フリーレン)魔族は手にした力を 誇示せずにはいられないからね 258 00:20:25,516 --> 00:20:26,726 (シュタルク)あ… 259 00:20:29,979 --> 00:20:32,231 魔族の性分ですか 260 00:20:32,315 --> 00:20:36,903 前に盗まれた時も 魔族が大暴れしてね 261 00:20:38,029 --> 00:20:41,741 その魔族は街を1つ 村を3つ滅ぼした 262 00:20:42,492 --> 00:20:44,369 マジかよ 263 00:20:44,452 --> 00:20:46,621 しかも その時は 264 00:20:46,704 --> 00:20:49,165 当時の伯爵家の使用人が 265 00:20:49,248 --> 00:20:51,000 魔族の甘言に乗せられて 266 00:20:51,084 --> 00:20:53,544 手引きをしたとも言われている 267 00:21:00,426 --> 00:21:04,097 けど それ以来 ダッハ伯爵家一族は 268 00:21:04,180 --> 00:21:07,350 宝剣を守ることを 最優先としてきた 269 00:21:09,686 --> 00:21:12,605 今は 伯爵家だけじゃなく 270 00:21:13,189 --> 00:21:16,192 この街全体の使命なのかもね 271 00:21:17,777 --> 00:21:19,028 (シュタルク)あ… 272 00:21:19,654 --> 00:21:23,908 今回 盗まれたのも 誰かが手引きしたせいなのか? 273 00:21:23,992 --> 00:21:25,118 (フリーレン)どうだろう 274 00:21:25,201 --> 00:21:28,871 ただ 人間にも欲がある以上 275 00:21:28,955 --> 00:21:32,417 魔が差すなんてことは いつだって起こりえる 276 00:21:34,794 --> 00:21:37,630 衝動にあらがえないところが あるのは 277 00:21:37,714 --> 00:21:39,757 人間だって同じだよ 278 00:21:42,677 --> 00:21:47,140 万一の時は またお願いしますね フリーレン様 279 00:21:47,640 --> 00:21:49,600 報酬次第かな 280 00:21:51,102 --> 00:21:54,272 どうせ魔導書くれるって言われたら やるんだろ? 281 00:21:54,355 --> 00:21:55,982 (フリーレン)かもね 282 00:21:56,816 --> 00:22:00,278 今回も なかなかいい魔導書が 手に入った 283 00:22:00,778 --> 00:22:01,779 (においを嗅ぐ音) 284 00:22:02,530 --> 00:22:04,782 よかったですね フリーレン様 285 00:22:05,408 --> 00:22:06,784 どんな魔法なんだ? 286 00:22:08,119 --> 00:22:09,495 (フリーレン)フフン 287 00:22:09,579 --> 00:22:13,416 赤リンゴを 青リンゴに変える魔法だよ 288 00:22:14,208 --> 00:22:16,044 (シュタルク)くだらねえな 289 00:22:20,006 --> 00:22:25,011 ♪~ 290 00:23:44,966 --> 00:23:49,971 ~♪