1 00:00:17,217 --> 00:00:20,220 (フリーレン)((フランメ)) (フランメ)((「師匠」)) 2 00:00:21,722 --> 00:00:23,724 (フランメ)((何だ?)) 3 00:00:23,724 --> 00:00:27,227 ((師匠は本当に 卑怯だと思ってるの?)) 4 00:00:28,128 --> 00:00:32,633 (フランメ)((フリーレン バザルトの 最期の言葉は覚えてるか?)) 5 00:00:34,134 --> 00:00:36,136 ((覚えてない)) 6 00:00:36,136 --> 00:00:39,573 ((あいつらは言葉で 人間をたぶらかすんだよ)) 7 00:00:39,573 --> 00:00:42,643 ((そうだ ヤツらは 言葉を話すだけの➡ 8 00:00:42,643 --> 00:00:44,645 魔物に過ぎない)) 9 00:00:44,645 --> 00:00:47,080 ((それが 私が「魔族」と呼ぶ者たちの➡ 10 00:00:47,080 --> 00:00:50,150 正体だ)) 11 00:00:50,150 --> 00:00:52,152 ((ヤツらは卑怯だ)) 12 00:00:52,152 --> 00:00:56,590 ((ならば 私たちは それ以上の卑怯者になればいい)) 13 00:00:56,590 --> 00:00:59,626 ((それで魔族を 根絶やしにできるのなら➡ 14 00:00:59,626 --> 00:01:02,996 私は喜んで その汚名を着よう)) 15 00:01:07,067 --> 00:01:27,087 ♬~ 16 00:01:27,087 --> 00:01:45,572 ♬~ 17 00:01:45,572 --> 00:01:50,577 ♬~ 18 00:01:50,577 --> 00:02:10,664 ♬~ 19 00:02:10,664 --> 00:02:29,249 ♬~ 20 00:02:37,290 --> 00:02:39,793 (リュグナー)《出血が止まらん…》 21 00:02:39,793 --> 00:02:41,828 (リュグナー)《ここまでか…》 22 00:02:41,828 --> 00:02:45,832 (フェルン) これで あなたたちの計画は失敗です。 23 00:02:45,832 --> 00:02:47,868 (リュグナー) そうだな。 24 00:02:47,868 --> 00:02:50,804 だが フリーレンは 無事では済むまい。 25 00:02:50,804 --> 00:02:55,809 ヤツは今頃 アウラ様と戦っているはずだ。 26 00:02:55,809 --> 00:02:59,813 前回は勇者一行のせいで 撤退を余儀なくされたが➡ 27 00:02:59,813 --> 00:03:04,818 今は もう彼女を守る勇者たちは 存在しない。 28 00:03:04,818 --> 00:03:08,321 確かに フリーレンは われらの脅威だ。 29 00:03:08,321 --> 00:03:12,392 だが 魔力は アウラ様に遠く及ばず。 30 00:03:12,392 --> 00:03:16,797 正面から戦えば フリーレンは必ず負ける。 31 00:03:16,797 --> 00:03:20,834 なら フリーレン様が勝ちますね。 32 00:03:20,834 --> 00:03:23,837 あの人は魔族と正面から 戦うようなまねは➡ 33 00:03:23,837 --> 00:03:25,839 絶対にしません。 34 00:03:25,839 --> 00:03:28,308 必ずアウラを欺いて殺します。 35 00:03:29,309 --> 00:03:33,313 《バカな いつだってヤツ…➡ 36 00:03:33,313 --> 00:03:35,348 葬送のフリーレンは➡ 37 00:03:35,348 --> 00:03:38,418 われらを正面から…》 38 00:03:38,418 --> 00:03:41,388 《何だ この違和感は…》 39 00:03:42,823 --> 00:03:45,325 《小娘の脆弱な魔力》 40 00:03:45,325 --> 00:03:50,831 《私は確かに こいつの迅速な 魔法の物量に押し切られた》 41 00:03:50,831 --> 00:03:55,802 《だが なぜ 魔力切れを起こさず そんな芸当ができた?》 42 00:03:57,304 --> 00:04:01,842 そうか… まさか そんなことが…。 43 00:04:01,842 --> 00:04:04,911 フリーレンも同じなんだな。 44 00:04:04,911 --> 00:04:07,814 卑怯者め…。 45 00:04:07,814 --> 00:04:11,818 お前たちは 魔法使いの風上にも置けない。 46 00:04:11,818 --> 00:04:15,322 それはフリーレン様が 一番よく分かっていることです。 47 00:04:15,322 --> 00:04:17,290 (衝撃音) 48 00:04:25,432 --> 00:04:28,468 ((ひでぇ ありさまだな)) 49 00:04:28,468 --> 00:04:31,438 ((エルフの集落か)) 50 00:04:42,382 --> 00:04:44,885 (フランメ)((玉座のバザル卜)) 51 00:04:44,885 --> 00:04:47,320 ((魔王軍の将軍の一人だな)) 52 00:04:47,320 --> 00:04:49,823 ((軍勢を率いて 集落をつぶしにきた➡ 53 00:04:49,823 --> 00:04:51,791 …ってところか)) 54 00:04:53,894 --> 00:04:55,929 ((こいつを殺したのは お前か?)) 55 00:04:55,929 --> 00:04:57,931 ((そこの死にかけ)) 56 00:05:03,937 --> 00:05:07,908 ((すごい魔力だ お前 強いだろ?)) 57 00:05:07,908 --> 00:05:10,410 ((魔族と正面から戦ったのか?)) 58 00:05:12,946 --> 00:05:16,483 ((くだらねえ とんだバカだな)) 59 00:05:16,483 --> 00:05:19,386 ((どうして 正面から戦いたがるかね)) 60 00:05:19,386 --> 00:05:21,888 ((逃げる 隠れる 不意打ちする)) 61 00:05:21,888 --> 00:05:24,925 ((いくらでも 選択肢はあるだろうが)) 62 00:05:24,925 --> 00:05:28,995 ((強い魔法使いの気持ちは 分からねえ)) 63 00:05:28,995 --> 00:05:32,465 ((分かるはずだ)) ((は?)) 64 00:05:32,465 --> 00:05:36,436 ((あなたには私の気持ちが 分かるはずだ)) 65 00:05:37,904 --> 00:05:43,376 ((あなたの方が はるかに強い魔法使いだから)) 66 00:05:45,412 --> 00:05:47,380 ((フ…)) 67 00:05:53,486 --> 00:05:56,523 ((どうして そう思った?)) 68 00:05:56,523 --> 00:05:59,893 ((何となく)) 69 00:05:59,893 --> 00:06:02,896 ((お前 名前は?)) 70 00:06:06,399 --> 00:06:08,902 ((集落はどうなったの?)) 71 00:06:08,902 --> 00:06:13,940 ((全滅だ 女 子供も皆殺し)) 72 00:06:13,940 --> 00:06:18,878 ((守れなかった 私が一番強かったのに)) 73 00:06:18,878 --> 00:06:20,914 ((本当にバカだな)) 74 00:06:20,914 --> 00:06:25,452 ((私が お前の立場なら 迷わず逃げていた)) 75 00:06:25,452 --> 00:06:28,388 ((下ろして)) ((下ろさない)) 76 00:06:28,388 --> 00:06:31,892 ((お前には才能がある 私の弟子にする)) 77 00:06:33,426 --> 00:06:35,495 ((それに分かっているはずだ)) 78 00:06:35,495 --> 00:06:38,899 ((私が通りかからなければ お前は死んでいた)) 79 00:06:38,899 --> 00:06:43,403 ((お前は集落も守れなかった上に 死ぬところだったんだ)) 80 00:06:43,403 --> 00:06:46,406 ((文字通り無駄死にだ)) 81 00:06:48,408 --> 00:06:50,911 ((追っ手だな)) 82 00:06:50,911 --> 00:06:53,913 ((お前が殺した将軍より強いぞ)) 83 00:06:55,482 --> 00:06:58,451 ((足音)) 84 00:07:00,887 --> 00:07:03,323 ((面白いよな こいつら)) 85 00:07:03,323 --> 00:07:05,825 ((直前まで魔力を完全に消して➡ 86 00:07:05,825 --> 00:07:08,328 闇討ちする気 満々だったくせに➡ 87 00:07:08,328 --> 00:07:13,700 こっちが魔法使いと分かるや否や 堂々と姿を現しやがった)) 88 00:07:14,868 --> 00:07:17,404 ((こいつらは卑怯で狡猾だが➡ 89 00:07:17,404 --> 00:07:19,339 同時に どいつもこいつも➡ 90 00:07:19,339 --> 00:07:22,876 くだらねえ魔法への誇りを 持っていやがる)) 91 00:07:22,876 --> 00:07:28,381 (魔族)((人間の魔法使い そのエルフの女を置いていけ)) 92 00:07:28,381 --> 00:07:31,418 ((そうしたら 見逃してくれんのか?)) 93 00:07:31,418 --> 00:07:35,922 (魔族)((エルフを皆殺しにしろ それが魔王様の命令だ)) 94 00:07:35,922 --> 00:07:39,459 ((お前の命など どうでもいい)) 95 00:07:39,459 --> 00:07:41,461 ((そうかい)) 96 00:07:44,831 --> 00:07:47,334 (フランメ)((フリーレン 確かに私は➡ 97 00:07:47,334 --> 00:07:51,905 強い魔法使いの気持ちが 痛いほどよく分かる)) 98 00:07:51,905 --> 00:07:55,875 ((こいつらの気持ちも 手に取るように分かるさ)) 99 00:07:55,875 --> 00:07:58,912 ((今まで研鑽してきた 自らの魔法に対する➡ 100 00:07:58,912 --> 00:08:01,348 自信と信頼)) 101 00:08:01,348 --> 00:08:03,350 ((要するに➡ 102 00:08:03,350 --> 00:08:05,819 クソみたいな驕りと油断だ)) 103 00:08:14,361 --> 00:08:19,966 ♬~ 104 00:08:19,966 --> 00:08:22,836 (フランメ)((フリーレン お前と違ってこいつらは➡ 105 00:08:22,836 --> 00:08:26,339 私をザコと判断したらしい)) 106 00:08:26,339 --> 00:08:29,843 ((こいつらは格上の 卓越した魔法使いだったが➡ 107 00:08:29,843 --> 00:08:32,846 ささいな油断で命を落とした)) 108 00:08:32,846 --> 00:08:35,882 ((体外に放出する魔力を 制限して➡ 109 00:08:35,882 --> 00:08:39,019 強さを誤認させた…)) 110 00:08:39,019 --> 00:08:40,920 ((そうだ)) 111 00:08:40,920 --> 00:08:45,925 ((相手が認識した魔力の誤差で 欺いて殺す)) 112 00:08:45,925 --> 00:08:51,898 ((誇り高き魔法を愚弄した 卑怯で最低な戦い方だ)) 113 00:09:00,907 --> 00:09:03,410 ((ドアが閉まる音)) 114 00:09:07,414 --> 00:09:11,918 (フランメ) ((傷もだいぶ良くなってきたな)) 115 00:09:11,918 --> 00:09:14,788 ((そろそろ修行を始めるか)) 116 00:09:15,955 --> 00:09:17,490 ((フランメ)) 117 00:09:17,490 --> 00:09:19,459 ((「師匠」だ)) 118 00:09:23,396 --> 00:09:26,399 ((私は魔族に全てを奪われた)) 119 00:09:26,399 --> 00:09:28,401 ((私もだ)) 120 00:09:28,401 --> 00:09:31,404 ((魔族を根絶やしに したいほど憎い)) 121 00:09:31,404 --> 00:09:34,407 ((私もだ)) 122 00:09:34,407 --> 00:09:36,943 ((けれども 私は魔法が好きで…)) 123 00:09:36,943 --> 00:09:38,945 ((私も好きだ)) 124 00:09:40,980 --> 00:09:46,486 ((だから 魔法を愚弄するような 卑怯者は私たちだけでいい)) 125 00:09:48,388 --> 00:09:50,824 ((修行って何をすればいいの?)) 126 00:09:50,824 --> 00:09:52,826 ((体外に放出する魔力を➡ 127 00:09:52,826 --> 00:09:55,328 10分の1以下に抑えてみろ)) 128 00:09:57,397 --> 00:10:01,935 ((さすがだな よく制御できている)) 129 00:10:01,935 --> 00:10:04,971 ((この程度 エルフなら誰でもできるよ)) 130 00:10:04,971 --> 00:10:07,373 ((あとは並行して基本訓練だ)) 131 00:10:07,373 --> 00:10:10,477 ((基礎的な魔力を上げていく)) 132 00:10:10,477 --> 00:10:13,847 ((それだけでいいの?)) ((簡単だろ?)) 133 00:10:15,381 --> 00:10:19,419 ((ところで この魔力の制限は どのくらい続ければいいの?)) 134 00:10:19,419 --> 00:10:22,455 ((あまり長いと疲れるんだけど)) 135 00:10:22,455 --> 00:10:24,891 ((私と同じくらい)) 136 00:10:24,891 --> 00:10:26,893 ((一生だ)) 137 00:10:26,893 --> 00:10:30,396 ((お前は 一生をかけて 魔族を欺くんだ)) 138 00:10:35,301 --> 00:10:37,871 (アウラ) リュグナーが死んだわね。 139 00:10:37,871 --> 00:10:43,309 これで首切り役人は全滅だ 失敗したね アウラ。 140 00:10:43,309 --> 00:10:46,312 そうね 残念だわ。 141 00:10:46,312 --> 00:10:48,815 でも ここで あなたを仕留められれば➡ 142 00:10:48,815 --> 00:10:52,318 戦果としては十分。 143 00:10:52,318 --> 00:10:54,320 あなたは この戦いで➡ 144 00:10:54,320 --> 00:10:59,859 たくさんの不死の軍勢を 私の支配下から解放したわね。 145 00:10:59,859 --> 00:11:03,429 この私の前で そんなに多くの魔力を消費して➡ 146 00:11:03,429 --> 00:11:05,398 大丈夫なのかしら? 147 00:11:07,300 --> 00:11:09,335 《服従の天秤》 148 00:11:09,335 --> 00:11:11,804 《天秤に互いの魂を乗せ➡ 149 00:11:11,804 --> 00:11:16,309 より魔力の大きい方が 相手を服従させる》 150 00:11:16,309 --> 00:11:19,312 《こんなリスクの高い魔法を 扱えるのは➡ 151 00:11:19,312 --> 00:11:22,315 アウラの絶大な魔力が あってのこと》 152 00:11:22,315 --> 00:11:24,350 《魔力は基本的に➡ 153 00:11:24,350 --> 00:11:28,821 鍛錬を積み重ねた年月に比例して 増加していく》 154 00:11:28,821 --> 00:11:32,825 《あふれ出すアウラの魔力から 伝わってくる》 155 00:11:32,825 --> 00:11:36,296 《アウラが500年以上生きた 大魔族であること》 156 00:11:36,296 --> 00:11:40,300 《その生涯のほとんどを 鍛錬に費やしたこと》 157 00:11:40,300 --> 00:11:43,303 《500年か…》 158 00:11:43,303 --> 00:11:45,838 《魔族の中でも かなりの長寿だ》 159 00:11:45,838 --> 00:11:49,409 《今まで敵なしだったのだろう》 160 00:11:49,409 --> 00:11:53,313 《体外の魔力の量だけでも これだけの情報が手に入る》 161 00:11:53,313 --> 00:11:56,816 《それでも魔族は 魔力を包み隠さないし➡ 162 00:11:56,816 --> 00:11:59,819 包み隠せない》 163 00:11:59,819 --> 00:12:01,821 哀れだ。 164 00:12:04,824 --> 00:12:07,293 服従させる魔法。 165 00:12:10,463 --> 00:12:12,899 ((師匠)) ((ん?)) 166 00:12:12,899 --> 00:12:15,902 ((魔族って ずる賢いんだよね)) 167 00:12:15,902 --> 00:12:20,873 ((何で 師匠みたいに常に魔力を 制限したりしないんだろう)) 168 00:12:20,873 --> 00:12:23,309 ((できねえのさ)) 169 00:12:23,309 --> 00:12:26,312 ((魔族は 個人主義の世界といっても➡ 170 00:12:26,312 --> 00:12:32,452 人類と戦うための最低限の 組織的なつながりを持っている)) 171 00:12:32,452 --> 00:12:36,055 ((組織に必要なものって 何だと思う?)) 172 00:12:36,055 --> 00:12:38,391 ((秩序かな)) ((そうだ)) 173 00:12:38,391 --> 00:12:43,830 ((要は 組織をまとめる偉いヤツが 必要ってことだ)) 174 00:12:43,830 --> 00:12:47,333 ((人の場合は 例えば この国の連中は➡ 175 00:12:47,333 --> 00:12:50,970 地位や財産で偉いヤツが決まる)) 176 00:12:50,970 --> 00:12:55,875 ((あの宮殿から出てきた 身なりのいいのが偉いヤツだ)) 177 00:12:55,875 --> 00:12:58,378 ((人の偉さは分かりづらい)) 178 00:12:58,378 --> 00:13:02,882 ((だから ああやって着飾って 見た目で分かるようにするんだ)) 179 00:13:02,882 --> 00:13:04,817 ((魔族は違うの?)) 180 00:13:04,817 --> 00:13:07,353 (フランメ)((ヤツらは 自分たちが魔物だった頃と➡ 181 00:13:07,353 --> 00:13:09,489 何も変わっていない)) 182 00:13:09,489 --> 00:13:13,893 ((強いヤツが偉いんだ 人より ずっと分かりやすい)) 183 00:13:13,893 --> 00:13:16,362 ((強さってのは見れば分かる)) 184 00:13:16,362 --> 00:13:18,364 ((魔力だね)) 185 00:13:18,364 --> 00:13:22,869 ((ヤツらにとっての魔力は 人にとっての地位や財産だ)) 186 00:13:22,869 --> 00:13:25,838 ((尊厳そのものと言ってもいい)) 187 00:13:25,838 --> 00:13:30,810 ((隠密の手段として 一時的に 魔力を制限することはあっても➡ 188 00:13:30,810 --> 00:13:35,782 常日頃から魔力を 制限するバカなんて存在しない)) 189 00:13:35,782 --> 00:13:39,786 ((どこぞの貴族がお忍びで 城下町に降りてくるのと➡ 190 00:13:39,786 --> 00:13:42,288 地位も財産も捨てて 身を落とすのとじゃ➡ 191 00:13:42,288 --> 00:13:45,358 全く違う話だろ)) 192 00:13:45,358 --> 00:13:49,796 ((そして 魔力の低い連中に 尊厳が与えられるほど➡ 193 00:13:49,796 --> 00:13:52,865 魔族の世界は甘くない)) 194 00:13:52,865 --> 00:13:57,770 ((だから 力の強い魔族ほど 必死に魔力を誇示するんだ)) 195 00:13:57,770 --> 00:14:03,342 ((ヤツらにとっては常に魔力を 制限するメリットなんて皆無だし➡ 196 00:14:03,342 --> 00:14:05,945 そもそも そんな発想すらない)) 197 00:14:05,945 --> 00:14:07,814 ((哀れだよな)) 198 00:14:07,814 --> 00:14:10,783 ((人が 地位や財産に 縛られるように➡ 199 00:14:10,783 --> 00:14:13,786 魔族は魔力に縛られている)) 200 00:14:13,786 --> 00:14:18,324 ((ヤツらは魔法を誇りに思い 誰よりも魔法が好きなのに➡ 201 00:14:18,324 --> 00:14:22,428 己の魔力すら自由にできない)) 202 00:14:22,428 --> 00:14:25,965 ((フリーレン 魔族じゃなくてよかったな)) 203 00:14:25,965 --> 00:14:29,469 ((そうだね おかげで魔族を欺ける)) 204 00:14:33,372 --> 00:14:37,376 ((魔力の制限を始めてから 3年か…)) 205 00:14:37,376 --> 00:14:40,880 ((私の見込みは 間違っていなかったな)) 206 00:14:44,884 --> 00:14:47,887 (フランメ) ((だいぶ 様になってきたな)) 207 00:14:49,956 --> 00:14:54,360 ((フリーレン まだ魔法は好きか?)) 208 00:14:54,360 --> 00:14:57,363 ((突然どうしたの? 師匠)) 209 00:14:57,363 --> 00:14:59,799 ((ほどほどかな)) 210 00:14:59,799 --> 00:15:02,301 ((お前は ずっと昔➡ 211 00:15:02,301 --> 00:15:05,404 魔法が好きだと はっきり答えた)) 212 00:15:05,404 --> 00:15:08,441 ((たった50年前でしょ)) 213 00:15:08,441 --> 00:15:10,443 ((そうだな)) 214 00:15:11,878 --> 00:15:16,849 ((結局 私は お前に 戦いのことしか教えなかった)) 215 00:15:16,849 --> 00:15:20,386 ((復讐のための魔法だ)) 216 00:15:20,386 --> 00:15:22,388 ((後悔しているの?)) 217 00:15:22,388 --> 00:15:24,423 ((いいや)) 218 00:15:24,423 --> 00:15:28,394 ((お前に私の魔法を託して よかったと思っている)) 219 00:15:28,394 --> 00:15:30,797 ((お前の長い寿命なら➡ 220 00:15:30,797 --> 00:15:34,801 いつか魔王を倒せるほどの高みに たどり着ける)) 221 00:15:37,370 --> 00:15:40,873 ((フリーレン 一つ頼みがある)) 222 00:15:40,873 --> 00:15:42,375 ((何?)) 223 00:15:42,375 --> 00:15:46,479 ((私の墓の周りは 花畑にしてくれ)) 224 00:15:46,479 --> 00:15:49,482 ((似合わないね)) ((そうだな)) 225 00:15:50,850 --> 00:15:52,852 ((フリーレン)) 226 00:15:52,852 --> 00:15:59,358 ((私の一番好きな魔法は キレイな花畑を出す魔法だ)) 227 00:15:59,358 --> 00:16:02,395 ((小さい頃 両親が教えてくれてな)) 228 00:16:02,395 --> 00:16:05,898 ((魔法が好きになった きっかけだ)) 229 00:16:05,898 --> 00:16:08,935 ((ふ~ん)) 230 00:16:08,935 --> 00:16:11,904 ((その魔法 教えてよ)) 231 00:16:19,378 --> 00:16:21,380 ((いいか フリーレン)) 232 00:16:21,380 --> 00:16:24,884 ((歴史に名を残そうなんて 考えるなよ)) 233 00:16:24,884 --> 00:16:27,854 ((目立たず生きろ)) 234 00:16:27,854 --> 00:16:32,859 ((お前が歴史に名を残すのは 魔王をぶっ殺す時だ)) 235 00:16:39,298 --> 00:16:59,352 ♬~ 236 00:16:59,352 --> 00:17:19,305 ♬~ 237 00:17:19,305 --> 00:17:29,282 ♬~ 238 00:17:32,385 --> 00:17:36,956 (ヒンメル)((この森に 長く生きた 魔法使いがいると聞いた)) 239 00:17:36,956 --> 00:17:39,358 (ヒンメル)((それは君か?)) 240 00:17:39,358 --> 00:17:44,363 ((長く生きたといっても だらだら生きていただけだよ)) 241 00:17:44,363 --> 00:17:46,866 ((優秀なわけじゃ ない)) 242 00:17:46,866 --> 00:17:50,369 (アイゼン) ((ふむ… どう思う? ハイター)) 243 00:17:50,369 --> 00:17:54,974 (ハイター)((う~ん 魔力は 私の5分の1くらいですね)) 244 00:17:54,974 --> 00:17:56,876 ((まぁまぁといったところです)) 245 00:17:56,876 --> 00:17:59,378 ((何だこいつ ムカつくな)) 246 00:17:59,378 --> 00:18:03,883 ((帰りなよ まぁまぁの魔法使いに 用はないでしょ)) 247 00:18:03,883 --> 00:18:08,921 ((いや 君は僕が出会ってきた どの魔法使いよりも強い)) 248 00:18:08,921 --> 00:18:12,458 ((どうして そう思うの?)) 249 00:18:12,458 --> 00:18:14,460 ((何となくだ)) 250 00:18:19,298 --> 00:18:21,767 (アウラ) 服従させる魔法。 251 00:18:39,852 --> 00:18:41,887 うれしそうだね アウラ。 252 00:18:41,887 --> 00:18:45,324 勝利を確信しているの? 253 00:18:45,324 --> 00:18:47,793 今に分かるわ。 254 00:18:47,793 --> 00:18:50,296 (アウラ)《葬送のフリーレン》 255 00:18:50,296 --> 00:18:54,767 《80年ほど前に 初めて表舞台に姿を現し➡ 256 00:18:54,767 --> 00:18:58,304 勇者一行と共に魔王様を倒した➡ 257 00:18:58,304 --> 00:19:02,375 謎に満ちた 年齢不詳のエルフの魔法使い》 258 00:19:02,375 --> 00:19:06,278 《でも あなたが どれだけ 長く生きた魔法使いかなんて➡ 259 00:19:06,278 --> 00:19:08,314 どうでもいい》 260 00:19:08,314 --> 00:19:11,784 《あなたの魔力が 全てを物語っている》 261 00:19:11,784 --> 00:19:14,286 《手に取るように分かる》 262 00:19:14,286 --> 00:19:17,289 《あなたは 優秀な魔法使いだけれども➡ 263 00:19:17,289 --> 00:19:20,292 魔力自体は それほどでもない》 264 00:19:20,292 --> 00:19:22,328 《鍛錬を積んだのは➡ 265 00:19:22,328 --> 00:19:24,897 せいぜい合わせて100年程度》 266 00:19:24,897 --> 00:19:28,768 《しかも80年前と 大して変わっていない》 267 00:19:28,768 --> 00:19:31,771 《魔力以外の技術を 磨いていたのか》 268 00:19:31,771 --> 00:19:35,307 《それとも だらだらと生きていたのか》 269 00:19:35,307 --> 00:19:37,810 《どちらにせよ➡ 270 00:19:37,810 --> 00:19:40,813 私には遠く及ばない》 271 00:19:49,889 --> 00:19:52,358 私の勝ちよ。 272 00:19:54,827 --> 00:19:59,799 後は この私 直々に あなたの首を落としてあげる。 273 00:20:03,302 --> 00:20:07,807 《これならフリーレンの魔力を 消耗させるまでもなかったわ》 274 00:20:07,807 --> 00:20:10,843 《少し警戒し過ぎた》 275 00:20:10,843 --> 00:20:13,279 《不死の軍勢も だいぶやられちゃったし➡ 276 00:20:13,279 --> 00:20:15,748 後で補充しないと…》 277 00:20:16,782 --> 00:20:18,784 《ん?》 278 00:20:18,784 --> 00:20:21,287 《何だ?》 279 00:20:21,287 --> 00:20:24,290 《天秤がフリーレンの方に 傾いていく…》 280 00:20:24,290 --> 00:20:29,829 私の魂を天秤に乗せたな アウラ。 281 00:20:29,829 --> 00:20:32,865 正直 このまま軍勢の物量で 押されていたら➡ 282 00:20:32,865 --> 00:20:34,800 危なかったけれども➡ 283 00:20:34,800 --> 00:20:38,804 お前が自分の魔力に 自信を持っていてよかった。 284 00:20:38,804 --> 00:20:41,273 やっと お前を倒せる。 285 00:20:41,273 --> 00:20:43,776 どういうこと? 286 00:20:43,776 --> 00:20:49,315 もう気が付いているはずだ 私は魔力を制限していた。 287 00:20:49,315 --> 00:20:52,284 お前は見誤ったんだ アウラ。 288 00:20:54,386 --> 00:20:59,291 そんなはずはないわ それなら この私が見逃すはずがない。 289 00:20:59,291 --> 00:21:01,293 あなたの魔力には➡ 290 00:21:01,293 --> 00:21:05,297 制限特有の不安定さも わずかなぶれもなかった。 291 00:21:05,297 --> 00:21:11,270 驚いた 魔族はそこまで正確に 魔力を観測できるのか。 292 00:21:11,270 --> 00:21:14,774 師匠のやり方は 正しかったみたいだ。 293 00:21:14,774 --> 00:21:19,879 私は生きてきた時間のほとんどを 魔力を制限して過ごした。 294 00:21:19,879 --> 00:21:23,282 この状態が自然になるほどに。 295 00:21:23,282 --> 00:21:28,287 バカじゃないの? 何でそんな訳の分からないこと…。 296 00:21:28,287 --> 00:21:31,290 そうだね バカみたいだ。 297 00:21:31,290 --> 00:21:33,759 でも お前たちに勝てる。 298 00:21:36,762 --> 00:21:38,831 ふざけるな。 299 00:21:38,831 --> 00:21:42,301 私は 500年以上 生きた大魔族だ。 300 00:21:44,403 --> 00:21:47,373 アウラ お前の前にいるのは…。 301 00:21:50,276 --> 00:21:53,779 千年以上 生きた魔法使いだ。 302 00:21:53,779 --> 00:22:06,392 ♬~ 303 00:22:06,392 --> 00:22:08,327 (フランメ)((フリーレン)) 304 00:22:08,327 --> 00:22:12,364 ((魔族が 言葉で人を欺くように➡ 305 00:22:12,364 --> 00:22:16,368 お前は魔力で魔族を欺くんだ)) 306 00:22:17,303 --> 00:22:20,773 アウラ 自害しろ。 307 00:22:23,809 --> 00:22:26,312 く…! 308 00:22:26,312 --> 00:22:28,814 うっ…! 309 00:22:28,814 --> 00:22:31,317 あり得ない…。 310 00:22:31,317 --> 00:22:34,787 こ… この私が…! 311 00:22:36,889 --> 00:22:38,791 (切る音) 312 00:22:38,791 --> 00:22:40,793 (倒れた音) 313 00:22:43,295 --> 00:23:03,282 ♬~ 314 00:23:03,282 --> 00:23:23,335 ♬~ 315 00:23:23,335 --> 00:23:43,289 ♬~ 316 00:23:43,289 --> 00:24:14,954 ♬~