1 00:00:01,168 --> 00:00:21,221 ♬~ 2 00:00:21,221 --> 00:00:38,138 ♬~ 3 00:00:38,138 --> 00:00:43,677 ♬~ 4 00:00:43,677 --> 00:01:03,697 ♬~ 5 00:01:03,697 --> 00:01:23,750 ♬~ 6 00:01:23,750 --> 00:01:29,222 ♬~ 7 00:01:44,009 --> 00:01:57,522 ♬~ 8 00:01:57,522 --> 00:02:01,093 (フェルン) フリーレン様が 寝てしまいそうです。 9 00:02:01,093 --> 00:02:03,061 (シュタルク) え? 10 00:02:05,497 --> 00:02:09,001 (フリーレンの寝息) 11 00:02:09,001 --> 00:02:11,003 寝てしまいました…。 12 00:02:11,003 --> 00:02:13,004 仕方ない 俺が背負うよ。 13 00:02:13,004 --> 00:02:16,008 けど シュタルク様 斧が…。 14 00:02:16,008 --> 00:02:19,978 あぁ… けど ほら 手は空いてるし。 15 00:02:21,513 --> 00:02:23,548 ん。 16 00:02:23,548 --> 00:02:25,083 う~ん。 17 00:02:25,083 --> 00:02:27,052 んっ んっ。 18 00:02:29,488 --> 00:02:32,491 私が背負います。 え? 何で? 19 00:02:32,491 --> 00:02:34,493 何でもです。 20 00:02:34,493 --> 00:02:37,496 (寝息) 21 00:02:43,568 --> 00:02:48,206 (アイゼン)《結局 王様は 銅貨10枚しかくれなかったな》 22 00:02:48,206 --> 00:02:51,576 《ケチだよね》 (ハイター)《無理もありませんよ》 23 00:02:51,576 --> 00:02:53,512 《今まで多くの勇者が旅立ち➡ 24 00:02:53,512 --> 00:02:56,982 魔王の討伐に 失敗してきたのですから》 25 00:02:56,982 --> 00:03:00,018 (ヒンメル)《まぁ 地道に 討伐依頼をこなして➡ 26 00:03:00,018 --> 00:03:02,988 路銀を稼ぐのもいいじゃないか》 27 00:03:05,157 --> 00:03:08,093 (ヒンメル)《冒険らしい》 (ハイター)《そうですね》 28 00:03:08,093 --> 00:03:11,663 (フリーレン) 《ねぇ その剣 勇者の剣だ》 29 00:03:11,663 --> 00:03:14,699 《レプリカですよ》 30 00:03:14,699 --> 00:03:18,003 《昔 村に来た行商人を 魔物から助けた時に➡ 31 00:03:18,003 --> 00:03:20,072 お礼でもらったものだ》 32 00:03:20,072 --> 00:03:22,074 《未来の勇者にってね》 33 00:03:22,074 --> 00:03:24,075 《子供だましみたいなもんだ》 34 00:03:24,075 --> 00:03:26,578 《それが 勇者になったきっかけ?》 35 00:03:26,578 --> 00:03:28,080 (ヒンメル)《いいや》 36 00:03:28,080 --> 00:03:31,516 《村の孤児院にハイターって ムカつくヤツがいてね》 37 00:03:31,516 --> 00:03:33,518 《偽物の剣しか 持っていないから➡ 38 00:03:33,518 --> 00:03:36,655 偽物の勇者にしかなれないと 僕に言ったんだ》 39 00:03:36,655 --> 00:03:38,156 《フ…》 40 00:03:38,156 --> 00:03:41,059 (ヒンメル)《じゃあ 本物になってやろうじゃないか》 41 00:03:41,059 --> 00:03:44,029 《そう思ったんだ》 42 00:03:44,029 --> 00:03:47,999 《僕は いつか本物の 勇者の剣を手に入れて➡ 43 00:03:47,999 --> 00:03:50,001 魔王を打ち倒す》 44 00:03:51,570 --> 00:03:54,539 《しかし 時の流れは残酷だな》 45 00:03:54,539 --> 00:03:56,541 《あんなことを言っていた ハイターは➡ 46 00:03:56,541 --> 00:04:00,078 今や 酒ばかり飲んでいる 偽物の僧侶だ》 47 00:04:00,078 --> 00:04:02,581 《本物ですよ》 48 00:04:02,581 --> 00:04:04,483 (アイゼン)《ハハハハ…》 49 00:04:04,483 --> 00:04:16,995 ♬~ 50 00:04:22,000 --> 00:04:23,969 夢か…。 51 00:04:23,969 --> 00:04:28,006 フリーレン様 ようやく目を覚ましましたね。 52 00:04:28,006 --> 00:04:31,009 この光景 既視感がある。 53 00:04:31,009 --> 00:04:32,978 まだ夢の中だね…。 54 00:04:32,978 --> 00:04:34,980 だといいんだけどな。 55 00:04:34,980 --> 00:04:37,516 山の天気を甘く見過ぎた。 56 00:04:37,516 --> 00:04:39,551 このまま北に進んで。 57 00:04:39,551 --> 00:04:41,586 目的地の集落がある。 58 00:04:41,586 --> 00:04:43,488 分かりました。 59 00:04:43,488 --> 00:04:47,492 フリーレン様 自力で歩けますか? 60 00:04:47,492 --> 00:04:50,462 無理。 そうですか。 61 00:04:51,997 --> 00:04:53,999 いい匂い…。 62 00:04:53,999 --> 00:04:55,967 もう…。 63 00:04:55,967 --> 00:04:58,503 さすがに運びっぱなしで 疲れただろ。 64 00:04:58,503 --> 00:05:00,539 フェルン 代わるぜ。 65 00:05:00,539 --> 00:05:03,041 んっ んっ…。 66 00:05:10,515 --> 00:05:12,484 えっち。 67 00:05:14,986 --> 00:05:16,988 何でだよ。 68 00:05:18,990 --> 00:05:23,995 吹雪もだいぶ落ち着いてきたね 凍え死ぬかと思った。 69 00:05:28,033 --> 00:05:31,403 本当に こんな山奥に 集落があるんだな。 70 00:05:33,471 --> 00:05:37,509 (里長) お待ちしておりました フリーレン様。 71 00:05:37,509 --> 00:05:40,979 君が今の里長? 若いね。 72 00:05:40,979 --> 00:05:45,984 はい 49代目です 世襲なもので。 73 00:05:45,984 --> 00:05:48,987 ようこそ 剣の里へ。 74 00:05:50,522 --> 00:05:53,558 里の外に 壊れた小屋があったね。 75 00:05:53,558 --> 00:05:58,496 昔 使われていた狩猟小屋ですね 山の主の仕業です。 76 00:05:58,496 --> 00:06:02,500 主? この山にそんなのいたっけ? 77 00:06:02,500 --> 00:06:05,003 ここが 剣の里か…。 78 00:06:05,003 --> 00:06:07,505 知っているのですか? シュタルク様。 79 00:06:07,505 --> 00:06:11,509 勇者の剣を守っていた里だ。 80 00:06:11,509 --> 00:06:14,012 この里の近くの聖域には➡ 81 00:06:14,012 --> 00:06:18,083 女神様が授けたとされる 勇者の剣が刺さっていたんだ。 82 00:06:18,083 --> 00:06:19,484 その剣は➡ 83 00:06:19,484 --> 00:06:21,987 歴史上の どんな英雄たちが 引き抜こうとしても➡ 84 00:06:21,987 --> 00:06:23,989 微動だにしなかった。 85 00:06:23,989 --> 00:06:26,491 80年前まではな。 86 00:06:28,994 --> 00:06:32,030 確か 言い伝えがあって…。 87 00:06:32,030 --> 00:06:35,033 勇者の剣を引き抜けるのは➡ 88 00:06:35,033 --> 00:06:39,070 この世界を滅ぼす大いなる災いを 撃ち払う勇者のみ。 89 00:06:39,070 --> 00:06:40,605 それだ。 90 00:06:40,605 --> 00:06:44,009 その剣を引き抜いたのが ヒンメル様なのですね。 91 00:06:44,009 --> 00:06:45,477 そうだぜ。 92 00:06:45,477 --> 00:06:49,014 結構 有名な話のはずだけど 聞いたことないのかよ? 93 00:06:49,014 --> 00:06:52,484 いえ ハイター様からは何も。 94 00:06:54,519 --> 00:06:56,488 こちらです。 95 00:06:57,989 --> 00:06:59,991 あったかい…。 96 00:06:59,991 --> 00:07:03,528 しかし 困りますよ フリーレン様。 97 00:07:03,528 --> 00:07:06,598 半世紀後に また来てもらう約束だったのに➡ 98 00:07:06,598 --> 00:07:10,502 温厚な私でも さすがにブチギレですよ。 99 00:07:10,502 --> 00:07:15,006 …というのが 先々代のおばあ様の遺言です。 100 00:07:15,006 --> 00:07:19,010 私は80年後でも大丈夫だと 言ったんだけどね。 101 00:07:19,010 --> 00:07:23,515 勇者の剣を代々守ってきた この里の連中なら➡ 102 00:07:23,515 --> 00:07:25,483 自衛くらい余裕でできるでしょ。 103 00:07:25,483 --> 00:07:28,053 確かにそうですけれども。 104 00:07:28,053 --> 00:07:31,089 ちゃんと お役目を 果たしてもらわないと。 105 00:07:31,089 --> 00:07:33,124 お役目って何ですか? 106 00:07:33,124 --> 00:07:34,993 魔物退治だよ。 107 00:07:34,993 --> 00:07:38,530 この里の周辺には 定期的に魔物が湧くから。 108 00:07:38,530 --> 00:07:43,001 特に最近は山の主が暴れて 大変だったんですから。 109 00:07:44,502 --> 00:07:47,005 じゃあ 明日にでも始めようか。 110 00:07:47,005 --> 00:07:49,507 面倒ごとは早い方がいい。 111 00:07:49,507 --> 00:07:52,577 (唸り声) 112 00:07:52,577 --> 00:07:54,079 んっ! 113 00:07:55,113 --> 00:07:57,082 (唸り声) 114 00:07:58,016 --> 00:08:01,519 (衝撃音) 115 00:08:05,490 --> 00:08:07,492 (拍手) 116 00:08:07,492 --> 00:08:10,028 里が近いってのに魔物だらけだな。 117 00:08:10,028 --> 00:08:12,030 こんな状況なのに➡ 118 00:08:12,030 --> 00:08:15,567 どうして他の冒険者に 討伐依頼を 出さなかったのですか? 119 00:08:15,567 --> 00:08:18,636 出したいのは やまやまだったのですが…。 120 00:08:18,636 --> 00:08:21,139 ヒンメルは英雄だからね。 121 00:08:22,507 --> 00:08:25,543 しかし 本当に魔物が多いな。 122 00:08:25,543 --> 00:08:28,513 あの洞窟の前に集まっているな。 123 00:08:30,515 --> 00:08:32,517 んっ! 124 00:08:44,129 --> 00:08:45,597 あっ。 125 00:08:47,499 --> 00:08:49,501 フリーレン これって…。 126 00:08:57,008 --> 00:08:59,010 主です。 127 00:08:59,010 --> 00:09:02,514 (咆哮) 128 00:09:02,514 --> 00:09:05,550 なるほど 私が知らないわけだ。 129 00:09:05,550 --> 00:09:07,585 新顔だね。 130 00:09:07,585 --> 00:09:10,588 たった80年で主面か。 131 00:09:12,524 --> 00:09:15,493 シュタルク まだ動けるでしょ。 132 00:09:19,030 --> 00:09:21,533 (咆哮) 133 00:09:21,533 --> 00:09:24,035 人使い 荒過ぎるだろ! 134 00:09:30,041 --> 00:09:31,943 上出来だ。 135 00:09:33,011 --> 00:09:35,013 (衝撃音) 136 00:09:40,518 --> 00:09:43,021 これで お役目は終わりだね。 137 00:09:47,525 --> 00:09:51,596 フリーレン こいつは どういうことだ? 138 00:09:51,596 --> 00:09:54,098 あれは 勇者の剣だ。 139 00:09:55,533 --> 00:09:58,536 魔物が集まっていたのは こいつのせいだよ。 140 00:09:58,536 --> 00:10:01,506 聖域は 強力な結界で入れないのに➡ 141 00:10:01,506 --> 00:10:05,510 魔物は それを破壊する衝動を 抑えられない。 142 00:10:05,510 --> 00:10:08,046 よっぽど勇者の剣が 怖いんだろうね。 143 00:10:08,046 --> 00:10:10,582 そういうことじゃなくて…。 144 00:10:10,582 --> 00:10:12,550 そうだね。 145 00:10:16,020 --> 00:10:20,492 ヒンメルは この剣を 抜けなかったんだ。 146 00:10:21,626 --> 00:10:25,597 《今回の勇者も 本物ではありませんでしたか》 147 00:10:28,099 --> 00:10:30,068 《ヒンメル…》 148 00:10:30,068 --> 00:10:34,172 (ヒンメル)《いいじゃないか 偽物の勇者で》 149 00:10:34,172 --> 00:10:38,676 《僕は魔王を倒して 世界の平和を取り戻す》 150 00:10:40,111 --> 00:10:45,083 《そうすれば 偽物だろうが 本物だろうが関係ない》 151 00:10:47,518 --> 00:10:50,555 そしてヒンメルは成し遂げたんだ。 152 00:10:50,555 --> 00:10:54,092 あんな剣がなくたって 世界を救ってみせた。 153 00:10:54,092 --> 00:10:56,527 本物の勇者だよ。 154 00:10:56,527 --> 00:10:59,998 では なぜ その事実を隠しているのですか? 155 00:10:59,998 --> 00:11:04,002 ヒンメルを英雄にしたがってる 連中の仕業かな。 156 00:11:04,002 --> 00:11:07,005 勇者の剣が 抜けなかっただなんて➡ 157 00:11:07,005 --> 00:11:11,009 カッコ悪いエピソードは 英雄には不要でしょ。 158 00:11:11,009 --> 00:11:17,015 英雄というのは どうしても 後世の連中が勝手に美化していく。 159 00:11:20,985 --> 00:11:25,523 そして そのうち 原型すらなくなってしまうんだ。 160 00:11:25,523 --> 00:11:41,573 ♬~ 161 00:11:41,573 --> 00:11:45,009 (里長) 「フリーレン様なら やってくれると信じていました。 162 00:11:45,009 --> 00:11:47,512 マジ感謝」。 163 00:11:47,512 --> 00:11:49,514 これも先々代の遺言です。 164 00:11:49,514 --> 00:11:52,517 お前の ばーちゃんの遺言 どうなっているんだよ。 165 00:11:52,517 --> 00:11:55,486 じゃあ また半世紀後に。 166 00:11:57,522 --> 00:12:00,525 今度は遅れないでくださいよ。 167 00:12:09,567 --> 00:12:13,571 じゃあ 宿に荷物置いたら 夜まで自由行動ね。 168 00:12:13,571 --> 00:12:17,075 久々の町だな 羽を伸ばせるぜ。 169 00:12:17,075 --> 00:12:20,078 ⚟フリーレン様 どうします?⚞ 170 00:12:20,078 --> 00:12:22,613 一緒に お店とか見て回りますか? 171 00:12:22,613 --> 00:12:26,184 私はいいや 宿でゆっくり魔導書を読むよ。 172 00:12:26,184 --> 00:12:29,587 そうですか じゃあ 私一人で…。 173 00:12:29,587 --> 00:12:31,589 あっ そうだ。 174 00:12:31,589 --> 00:12:34,592 今日はシュタルクの 18歳の誕生日だから。 175 00:12:37,061 --> 00:12:40,598 何で そういうこと 事前に教えてくれないんですか? 176 00:12:40,598 --> 00:12:43,101 私 何も準備していませんよ。 177 00:12:43,101 --> 00:12:45,570 この町で何か買えばいいじゃん。 178 00:12:47,138 --> 00:12:50,174 シュタルク様の欲しい物が 分かりません。 179 00:12:50,174 --> 00:12:53,578 ふっふっふ フェルンは詰めが甘いね。 180 00:12:53,578 --> 00:12:56,080 フリーレン様のせいなんですけど。 181 00:12:56,080 --> 00:12:59,083 ハァ… ちなみにフリーレン様は➡ 182 00:12:59,083 --> 00:13:01,953 何をプレゼントするつもり なんですか? 183 00:13:09,093 --> 00:13:11,062 とっておきだよ。 184 00:13:15,666 --> 00:13:18,136 服だけ溶かす薬。 185 00:13:19,070 --> 00:13:23,074 男ってのはね こういうの 渡しておけば喜ぶんだよ。 186 00:13:23,074 --> 00:13:25,076 …って師匠が言ってた。 187 00:13:25,076 --> 00:13:27,078 むふー。 188 00:13:27,078 --> 00:13:29,080 (足音) 189 00:13:30,581 --> 00:13:33,584 何? フェルンも興味ある? 190 00:13:33,584 --> 00:13:35,119 あ! 191 00:13:35,119 --> 00:13:37,655 あ あ あ あ~っ‼ 192 00:13:37,655 --> 00:13:39,590 この下品な薬➡ 193 00:13:39,590 --> 00:13:43,060 買った時に 私 「返品しろ」って言いましたよね。 194 00:13:44,595 --> 00:13:46,564 フリーレン様なんて 知りません。 195 00:13:48,599 --> 00:13:52,069 この薬 貴重だったのに。 196 00:13:52,069 --> 00:13:55,072 プレゼント どうするかな。 197 00:14:09,587 --> 00:14:11,055 あぁ。 198 00:14:12,557 --> 00:14:14,559 これがあったか。 199 00:14:16,561 --> 00:14:20,064 《やっぱ直接 探りを入れるしかないか…》 200 00:14:20,064 --> 00:14:22,600 《絶対バレるだろうけど》 201 00:14:22,600 --> 00:14:24,602 (ノック) 202 00:14:24,602 --> 00:14:26,604 ⚟シュタルク様⚞ 203 00:14:30,675 --> 00:14:33,144 出かけているのかな…。 204 00:14:36,080 --> 00:14:39,083 斧を背負った戦士様かい? 205 00:14:39,083 --> 00:14:42,086 荷車を押すのを手伝ってくれてね。 206 00:14:42,086 --> 00:14:44,555 確か 広場の方へ 向かっていったよ。 207 00:14:46,591 --> 00:14:49,560 つい さっきまで 俺たちと遊んでたぜ。 208 00:14:50,561 --> 00:14:52,630 木から 下りれなくなっていたところを➡ 209 00:14:52,630 --> 00:14:54,599 助けてもらったんです。 210 00:14:55,666 --> 00:14:59,570 暴れ牛を止めてくれてねぇ。 (牛の鳴き声) 211 00:14:59,570 --> 00:15:01,939 《たくさん 人助けしている》 212 00:15:03,574 --> 00:15:06,077 《フリーレン様は さすがに失礼です》 213 00:15:06,077 --> 00:15:08,579 《シュタルク様が あんな えっちな薬をもらって➡ 214 00:15:08,579 --> 00:15:11,082 喜ぶようなはずが…》 215 00:15:11,082 --> 00:15:28,065 ♬~ 216 00:15:28,065 --> 00:15:30,568 シュタルク様。 あ~。 217 00:15:30,568 --> 00:15:34,071 あの雲 おっぱいみたいだ。 218 00:15:35,072 --> 00:15:37,575 《えっちだった》 219 00:15:37,575 --> 00:15:41,545 あ! マジかよ… あっちは うんこだ。 220 00:15:43,080 --> 00:15:45,650 《違う こいつガキなんだ…》 221 00:15:45,650 --> 00:15:47,685 後でフェルンに教えてやろう。 222 00:15:47,685 --> 00:15:50,087 《リアクションに困るよ‼》 223 00:15:50,087 --> 00:15:52,056 ハァ…。 224 00:15:55,092 --> 00:15:57,595 シュタルク様。 あっ。 225 00:15:57,595 --> 00:16:00,064 フェルン ちょうどいいところに。 226 00:16:00,064 --> 00:16:01,966 あの雲さぁ…。 227 00:16:04,568 --> 00:16:07,071 すみません 何でもないです。 228 00:16:08,606 --> 00:16:11,142 え… え~っと…。 229 00:16:11,142 --> 00:16:14,145 少し歩きませんか? はい。 230 00:16:16,080 --> 00:16:20,084 ねぇ 何で怒ってんの? 俺 何かした? 231 00:16:21,585 --> 00:16:24,588 《どう切り出そうかな…》 232 00:16:24,588 --> 00:16:27,558 謝るからさぁ。 233 00:16:27,558 --> 00:16:30,094 《どうやったって 怪しまれるんだし➡ 234 00:16:30,094 --> 00:16:32,563 もう直球でいいか》 235 00:16:34,165 --> 00:16:37,568 シュタルク様 何か欲しい物とかありますか? 236 00:16:37,568 --> 00:16:39,570 何で? 237 00:16:39,570 --> 00:16:42,106 今日がシュタルク様の 誕生日だからです。 238 00:16:42,106 --> 00:16:44,075 そうだっけ。 239 00:16:44,075 --> 00:16:47,044 それと欲しい物に 何の関係があるんだ? 240 00:16:49,080 --> 00:16:51,582 シュタルク様の 誕生日プレゼントです。 241 00:16:51,582 --> 00:16:54,618 え? 何か くれんの? 242 00:16:54,618 --> 00:16:58,155 やっぱり 何かムカつくからあげない。 243 00:16:58,155 --> 00:17:00,057 あぁ…。 244 00:17:00,057 --> 00:17:03,594 いや ふざけていたわけじゃなくて…。 245 00:17:03,594 --> 00:17:07,565 俺 誕生日にプレゼントとか もらったことがないんだ。 246 00:17:11,602 --> 00:17:13,571 死んだ故郷の家族からも➡ 247 00:17:13,571 --> 00:17:16,073 師匠からも もらったことがないから➡ 248 00:17:16,073 --> 00:17:18,609 そういうもんなのかと思っていた。 249 00:17:18,609 --> 00:17:21,679 故郷の家族からも? 250 00:17:21,679 --> 00:17:24,081 そういった風習だったのですか? 251 00:17:24,081 --> 00:17:29,587 いや 単に俺が大事に されていなかったんだろうな。 252 00:17:29,587 --> 00:17:32,590 俺の故郷は戦士の村でさ。 253 00:17:32,590 --> 00:17:35,059 弱いヤツの居場所なんかなかった。 254 00:17:36,160 --> 00:17:38,662 (シュタルクの父) 《魔物相手に何たるざまだ》 255 00:17:38,662 --> 00:17:40,664 《シュトルツを見習え》 256 00:17:40,664 --> 00:17:45,169 《ケガどころか 返り血一つ 泥一つさえ跳ねていない》 257 00:17:47,171 --> 00:17:50,074 (シュタルクの父) 《汚れ一つない白い外套は➡ 258 00:17:50,074 --> 00:17:52,676 この村 最強の戦士の証》 259 00:17:52,676 --> 00:17:55,146 《シュトルツは この村の誇りだ》 260 00:17:55,146 --> 00:17:57,148 (シュトルツ)《当然だ 親父》 261 00:18:00,084 --> 00:18:02,086 《それに比べてシュタルク➡ 262 00:18:02,086 --> 00:18:04,121 あいつは失敗作だ》 263 00:18:04,121 --> 00:18:06,657 《毎日あれだけ 修行しているというのに➡ 264 00:18:06,657 --> 00:18:10,127 まだ一度も 魔物と まともに戦えていない》 265 00:18:13,664 --> 00:18:16,667 (シュタルクの父) 《降ってきやがった 帰るぞ》 266 00:18:16,667 --> 00:18:19,203 《愚弟に稽古をつけてくる》 267 00:18:19,203 --> 00:18:21,172 (シュタルクの父) 《あまり いじめてやるなよ》 268 00:18:21,172 --> 00:18:24,241 《俺は先に帰る 時間の無駄だ》 269 00:18:24,241 --> 00:18:27,344 《ハァ…》 270 00:18:27,344 --> 00:18:29,346 (シュトルツ)《シュタルク》 《ふっ!》 271 00:18:33,684 --> 00:18:35,653 《兄貴…》 272 00:18:38,689 --> 00:18:40,691 《ごめ…》 273 00:18:40,691 --> 00:18:42,693 《いい集中力だ》 274 00:18:44,195 --> 00:18:46,730 《お前は きっと強くなる》 275 00:18:46,730 --> 00:18:49,200 《でも少し構えが悪いな》 276 00:18:52,102 --> 00:18:56,607 そういえば 兄貴だけは違ったかもな。 277 00:18:56,607 --> 00:18:58,109 でも…。 278 00:19:02,680 --> 00:19:06,117 《うぅ…》 279 00:19:06,117 --> 00:19:09,687 俺は 故郷が魔族に襲われた時➡ 280 00:19:09,687 --> 00:19:12,623 そんな兄貴も見捨てて 逃げちまった。 281 00:19:12,623 --> 00:19:16,127 家族から祝ってもらえなくて 当然かもな。 282 00:19:16,127 --> 00:19:18,629 俺は逃げてばかりの失敗作だ。 283 00:19:21,098 --> 00:19:24,068 ヒンメルだったら きっと逃げなかった。 284 00:19:28,172 --> 00:19:30,107 シュタルク様。 285 00:19:30,107 --> 00:19:33,077 プレゼントを選びに行きますよ。 286 00:19:34,078 --> 00:19:36,614 過去なんて関係ありません。 287 00:19:36,614 --> 00:19:42,586 私の見てきた戦士シュタルクは 一度たりとも逃げ出していません。 288 00:19:42,586 --> 00:19:45,122 この先 逃げるかもしれねえぞ。 289 00:19:45,122 --> 00:19:47,158 私たちが逃がしません。 290 00:19:47,158 --> 00:19:49,193 でも俺は…。 291 00:19:49,193 --> 00:19:51,695 選ばないなら勝手に選びますよ。 292 00:19:54,598 --> 00:19:56,567 分かったよ…。 293 00:19:59,570 --> 00:20:02,072 ん~ じゃあ これにしようかな。 294 00:20:02,072 --> 00:20:04,575 それは高いからダメ。 はい。 295 00:20:13,651 --> 00:20:16,086 おかえり 遅かったね。 296 00:20:16,086 --> 00:20:17,588 フリーレン様。 297 00:20:17,588 --> 00:20:20,591 何ですか このバカみたいに デカいハンバーグは。 298 00:20:20,591 --> 00:20:25,095 何 言ってんだよ 誕生日といったら これだろ。 299 00:20:25,095 --> 00:20:27,565 師匠も プレゼントはくれなかったけど➡ 300 00:20:27,565 --> 00:20:30,601 誕生日のハンバーグだけは 作ってくれたな。 301 00:20:30,601 --> 00:20:32,603 どういうことですか? 302 00:20:32,603 --> 00:20:36,073 シュタルク アイゼンから聞いてないの? 303 00:20:36,073 --> 00:20:38,075 何が? 304 00:20:38,075 --> 00:20:40,578 戦士ってのは不器用だね。 305 00:20:40,578 --> 00:20:43,080 フリーレン様が それを言うんですか? 306 00:20:43,080 --> 00:20:46,083 そうだね 私も不器用だから分かる。 307 00:20:46,083 --> 00:20:48,085 バカだよね。 308 00:20:48,085 --> 00:20:52,122 想いっていうのは 言葉にしないと伝わらないのに。 309 00:20:52,122 --> 00:20:54,091 これはね…。 310 00:20:56,193 --> 00:20:59,096 《そういえば 誰かの誕生日のたびに➡ 311 00:20:59,096 --> 00:21:03,133 バカみたいにデカいハンバーグを 作っているけど これ 何なの?》 312 00:21:03,133 --> 00:21:06,136 《これは俺の地方の風習でな》 313 00:21:06,136 --> 00:21:11,175 《精いっぱい頑張った戦士を ねぎらうための贈り物だ》 314 00:21:11,175 --> 00:21:14,745 《俺からの誕生日プレゼント みたいなもんだ》 315 00:21:14,745 --> 00:21:18,682 《でもアイゼン 僕たちは戦士じゃないぞ》 316 00:21:18,682 --> 00:21:21,752 《頑張った者は 皆 戦士だ》 317 00:21:21,752 --> 00:21:24,755 《そうなの?》 (ハイター)《どうでしょうね》 318 00:21:25,589 --> 00:21:28,726 「精いっぱい頑張った戦士」…。 319 00:21:28,726 --> 00:21:31,795 《兄貴 何 作ってんだ?》 320 00:21:31,795 --> 00:21:35,199 (シュトルツ) 《ハンバーグ 誕生日だろ》 321 00:21:35,199 --> 00:21:37,668 《親父たちには内緒だぜ》 322 00:21:41,672 --> 00:21:44,708 《あ… あ…》 323 00:21:44,708 --> 00:21:46,677 《逃げろ シュタルク》 324 00:21:48,746 --> 00:21:51,181 《お前は生きるんだ》 325 00:21:51,181 --> 00:21:53,684 ♬~ 326 00:21:53,684 --> 00:22:06,730 ♬~《泣き声》 327 00:22:06,730 --> 00:22:09,667 ♬~《うぅ…》 328 00:22:09,667 --> 00:22:19,576 ♬~ 329 00:22:19,576 --> 00:22:23,113 アイゼンからレシピを もらったんだよね。 330 00:22:23,113 --> 00:22:25,582 どう? おいしい? 331 00:22:33,057 --> 00:22:35,059 ああ。 332 00:22:38,662 --> 00:22:42,099 あと これ まだ少し残っているから…。 333 00:22:42,099 --> 00:22:45,102 また 頭からかけますよ フリーレン様。 334 00:22:45,102 --> 00:22:47,604 あ? 何それ。 335 00:22:49,614 --> 00:22:51,616 シュタルク様には関係ありません。 336 00:22:51,616 --> 00:22:55,120 貴重な薬だよ。 えっ どういう? 337 00:22:55,120 --> 00:22:57,622 えっち。 え… 何で? 338 00:22:57,622 --> 00:23:01,093 えっち。 いや だから何でだって! 339 00:23:02,809 --> 00:23:22,729 ♬~ 340 00:23:22,729 --> 00:23:42,749 ♬~ 341 00:23:42,749 --> 00:24:02,802 ♬~ 342 00:24:02,802 --> 00:24:22,722 ♬~ 343 00:24:22,722 --> 00:24:32,699 ♬~