1 00:00:02,056 --> 00:00:05,092 お前を殺す者がいるとすれば 2 00:00:05,092 --> 00:00:07,061 それは魔王か… 3 00:00:09,630 --> 00:00:11,632 人間の魔法使いだ 15 00:02:54,794 --> 00:02:57,264 防がれた。 16 00:03:00,300 --> 00:03:02,769 想定の範囲内だね。 17 00:03:03,770 --> 00:03:08,275 ここから先は消耗戦だ。 18 00:03:14,314 --> 00:03:18,785 本当にいたな メトーデの観測結果の通りだ。 19 00:03:20,287 --> 00:03:22,289 足を引っ張るなよ。 20 00:03:22,289 --> 00:03:24,257 こっちのセリフだ。 21 00:03:27,394 --> 00:03:31,865 メトーデが複製体の 正確な位置を割り出した 22 00:03:31,865 --> 00:03:35,268 混戦になると勝ち目はない 23 00:03:35,268 --> 00:03:38,271 複製体が ここに集結する前に 24 00:03:38,271 --> 00:03:41,374 分散して足止めを図るぞ 25 00:03:41,374 --> 00:03:44,377 苦手な相手を 教え合っただろう 26 00:03:44,377 --> 00:03:50,350 自分にとって苦手な相手は 複製体にとっても苦手な相手だ 27 00:03:50,350 --> 00:03:55,322 話し合い 連携できることが 儂らの利点だ 28 00:03:59,292 --> 00:04:03,330 戦う相手を正しく選択すれば 29 00:04:03,330 --> 00:04:07,334 こちらは幾分か有利に戦える 30 00:04:15,375 --> 00:04:20,280 1人で勝てん相手には 数で対処しろ 32 00:04:37,297 --> 00:04:39,766 面白いほど楽に戦える 33 00:04:47,273 --> 00:04:50,276 これなら 複製体たちを抑えられる 34 00:04:58,451 --> 00:05:00,353 じゃあ 作戦通りに 35 00:05:00,353 --> 00:05:03,857 ああ 健闘を祈る 36 00:05:05,859 --> 00:05:07,794 懸念が1つ 37 00:05:07,794 --> 00:05:10,830 探知できている 複製体の総数が 38 00:05:10,830 --> 00:05:13,867 受験者よりも わずかに少ないです 39 00:05:13,867 --> 00:05:15,769 特に 一番の脅威である 40 00:05:15,769 --> 00:05:20,340 ゼンゼさんの複製体の反応が 見つかりません 41 00:05:20,340 --> 00:05:22,842 確かに感知できないね 42 00:05:22,842 --> 00:05:26,279 ゼンゼの複製体は さすがに看過できない 43 00:05:26,279 --> 00:05:30,350 挟撃される形になったら フェルンを守り切れないし 44 00:05:30,350 --> 00:05:32,886 最悪 2人とも死ぬかも 45 00:05:32,886 --> 00:05:34,788 フェルンさんと デンケンさんの 46 00:05:34,788 --> 00:05:38,291 複製体の位置も 把握できていませんし 47 00:05:38,291 --> 00:05:42,262 精度の高い近距離探知で 探すしかありませんね 48 00:05:43,763 --> 00:05:45,765 お前が この場にいなければ 49 00:05:45,765 --> 00:05:48,802 こんな懸念も いらなかったんだがな 50 00:05:48,802 --> 00:05:52,872 一級魔法使いは 理不尽なほどの逆境でも 51 00:05:52,872 --> 00:05:55,842 覆せるような 存在でなければならない 52 00:05:55,842 --> 00:05:58,845 この程度は逆境ですらない 53 00:06:00,346 --> 00:06:04,851 それに仲間の背中を守るだけで 合格できるんだ 54 00:06:04,851 --> 00:06:08,788 実に優しい 平和な試験だ 57 00:06:17,230 --> 00:06:21,634 倒した… でも いい気分じゃねえな。 59 00:06:25,738 --> 00:06:27,740 奇襲…! 60 00:06:29,742 --> 00:06:31,244 うっ! 61 00:06:34,247 --> 00:06:37,283 化け物が…。 62 00:06:37,283 --> 00:06:40,253 魔力探知を怠った覚えは ないんだがな。 63 00:06:41,855 --> 00:06:44,257 ラヴィーネ お前も瓶を割れ。 64 00:06:44,257 --> 00:06:46,226 くっ…。 65 00:06:46,226 --> 00:06:49,762 引き際が分からないほど ガキじゃないだろう。 66 00:06:49,762 --> 00:06:51,731 試験は3年後もある。 67 00:06:53,266 --> 00:06:55,235 クソ…! 68 00:07:01,274 --> 00:07:03,743 間に合わなかったか… 69 00:07:04,811 --> 00:07:07,247 だが 儂が加勢したところで 70 00:07:07,247 --> 00:07:10,250 結果は同じだっただろう 71 00:07:10,250 --> 00:07:13,253 背中を向けているというのに 72 00:07:13,253 --> 00:07:15,755 まるで隙を感じん 73 00:07:15,755 --> 00:07:19,759 どちらにせよ 時間稼ぎぐらいはせんとな 75 00:07:21,728 --> 00:07:26,299 確か宮廷魔法使いの デンケンだっけ? 76 00:07:26,299 --> 00:07:29,736 今 どういう状況なの? 77 00:07:29,736 --> 00:07:32,238 もしかして あれと戦うつもり? 78 00:07:32,238 --> 00:07:34,741 勝てないと思うよ。 79 00:07:34,741 --> 00:07:36,743 承知の上だ。 80 00:07:36,743 --> 00:07:38,745 ねぇ デンケン。 81 00:07:38,745 --> 00:07:42,248 これって 迷宮攻略に 必要なことなの? 82 00:07:42,248 --> 00:07:44,250 今 フリーレンが…。 83 00:07:44,250 --> 00:07:47,754 説明はいい 必要なことなの? 84 00:07:49,822 --> 00:07:51,791 そうだ。 85 00:07:52,759 --> 00:07:54,727 なら 私が倒すよ。 86 00:07:54,727 --> 00:07:56,763 何を言っているんだ。 87 00:07:56,763 --> 00:07:59,766 この中で一番強いのはデンケンだ。 88 00:07:59,766 --> 00:08:03,269 第一 お前はヴィアベルにも 勝てなかっただろう。 89 00:08:03,269 --> 00:08:07,774 ん~… そういうことじゃないんだよね。 90 00:08:07,774 --> 00:08:11,344 確かに私は未熟な三級魔法使いだ。 91 00:08:11,344 --> 00:08:14,747 デンケンやヴィアベルよりも はるかに弱い。 92 00:08:14,747 --> 00:08:19,252 けれども ゼンゼ相手なら勝てると思うよ。 93 00:08:19,252 --> 00:08:21,754 私の得意魔法は これ。 95 00:08:23,256 --> 00:08:25,258 「大体なんでも切る魔法」 96 00:08:25,258 --> 00:08:26,759 大体なんでも切る魔法。 97 00:08:26,759 --> 00:08:30,263 私が切れると思ったものは 何でも切れるし 98 00:08:30,263 --> 00:08:33,833 切れないと思ったものは 全く切れない。 99 00:08:33,833 --> 00:08:35,768 それが何だっていうんだ。 100 00:08:35,768 --> 00:08:39,272 防御魔法で簡単に防げる魔法だ。 101 00:08:39,272 --> 00:08:41,274 そういえば メガネ君は 102 00:08:41,274 --> 00:08:44,277 ヴィアベルとの戦いを 見ていたんだっけ? 103 00:08:44,277 --> 00:08:49,282 まぁ 防御魔法って 魔法を防ぐためのものだからね。 104 00:08:49,282 --> 00:08:52,285 切れるイメージ あんまりないんだよね。 105 00:08:52,285 --> 00:08:57,390 そうか なら どちらにせよ ゼンゼには通用しない。 106 00:08:57,390 --> 00:09:00,293 あの髪には 観測できるだけでも 107 00:09:00,293 --> 00:09:04,263 防御魔法に匹敵するほどの魔法が 何重にもかけられている。 108 00:09:04,263 --> 00:09:07,800 だから そんな理屈は どうでもいいんだよ。 109 00:09:07,800 --> 00:09:10,770 これはイメージの話なんだから。 110 00:09:10,770 --> 00:09:12,772 おい 待て。 111 00:09:15,274 --> 00:09:17,310 う~ん。 112 00:09:17,310 --> 00:09:20,880 やっぱり 見た者を拘束する魔法は 効かないか。 113 00:09:20,880 --> 00:09:23,783 まぁ 髪ってのは体の一部だからね。 114 00:09:23,783 --> 00:09:27,287 全身を視界に納めるのは無理だ。 115 00:09:29,288 --> 00:09:31,291 大体なんでも切る魔法。 116 00:09:32,759 --> 00:09:36,729 やはり 私の複製体の 相手はユーベルか 117 00:09:36,729 --> 00:09:39,298 勝敗は すでに分かっている 118 00:09:39,298 --> 00:09:42,268 恐らく戦いにすらならない 119 00:09:43,836 --> 00:09:47,740 あれは2年前の 二級魔法使い選抜試験だった。 120 00:09:47,740 --> 00:09:51,244 その第二次試験の 試験官を担当したのは 121 00:09:51,244 --> 00:09:54,247 ブルグ一級魔法使い。 122 00:09:54,247 --> 00:09:57,250 彼は一級魔法使いになってから 123 00:09:57,250 --> 00:10:00,253 一度たりとも 手傷を負ったことがないほどの 124 00:10:00,253 --> 00:10:03,756 守りに特化した魔法使いだった。 125 00:10:03,756 --> 00:10:06,325 「不動の外套」。 126 00:10:06,325 --> 00:10:08,861 彼が魔法で作り出す外套は 127 00:10:08,861 --> 00:10:11,731 あらゆる攻撃魔法も 通さないほどの防御術式が 128 00:10:11,731 --> 00:10:14,734 組み込まれていた。 129 00:10:14,734 --> 00:10:17,270 第二次試験の内容は 130 00:10:17,270 --> 00:10:21,808 外套をまとったブルグに 受験者が攻撃魔法を放ち 131 00:10:21,808 --> 00:10:26,279 1歩でも下がらせたら合格という 極めて単純なものだった。 132 00:10:26,279 --> 00:10:29,315 殺害行為を失格とする ルールも 133 00:10:29,315 --> 00:10:32,885 攻撃魔法の最低限の制御を促し 134 00:10:32,885 --> 00:10:35,888 他の受験者を守るための 措置だった。 135 00:10:35,888 --> 00:10:37,857 次 136 00:10:41,794 --> 00:10:45,298 誰もブルグの心配など していなかった。 137 00:10:48,968 --> 00:10:50,937 138 00:10:52,872 --> 00:10:54,874 139 00:10:54,874 --> 00:10:58,378 あ~… 切り過ぎちゃった 140 00:10:58,378 --> 00:11:01,280 ざわめき 141 00:11:01,280 --> 00:11:04,317 それを 三級魔法使いになったばかりの 142 00:11:04,317 --> 00:11:08,821 無名の少女が あっさりと殺してしまった。 143 00:11:10,857 --> 00:11:13,359 失格処分だって話だよね 144 00:11:13,359 --> 00:11:17,363 分かってるから もう帰っていい? 145 00:11:17,363 --> 00:11:19,899 1つだけ質問がある 146 00:11:19,899 --> 00:11:21,934 ど~ぞ 147 00:11:21,934 --> 00:11:24,904 「不動の外套」を どうやって打ち破った? 148 00:11:26,839 --> 00:11:28,841 え~っと 149 00:11:28,841 --> 00:11:31,844 ゼンゼさんって 裁縫とかしたことある? 150 00:11:31,844 --> 00:11:34,847 いいや それがどうした? 151 00:11:34,847 --> 00:11:37,850 家柄 良さそうだもんね~ 152 00:11:37,850 --> 00:11:42,355 それとも そういうのは 魔法で全部やっちゃうのかな? 153 00:11:42,355 --> 00:11:45,258 いやね 私も不器用だから 154 00:11:45,258 --> 00:11:48,261 そういうことは したことないんだけど 155 00:11:51,831 --> 00:11:55,835 姉貴がよく 裁縫をしているのを見ていた 156 00:11:59,772 --> 00:12:02,875 布を裁断する時ってさ 157 00:12:02,875 --> 00:12:07,847 ハサミをこう入れて シャ~って切るんだよね 158 00:12:07,847 --> 00:12:11,350 とてもいい音がするんだ 159 00:12:14,353 --> 00:12:17,857 私は あの音が好きだった 160 00:12:17,857 --> 00:12:20,393 話が見えない 161 00:12:20,393 --> 00:12:22,428 イメージの話だよ 162 00:12:22,428 --> 00:12:26,365 布っていうのはさ 切れるものなんだよ 163 00:12:26,365 --> 00:12:28,868 切れて当たり前のものだ 164 00:12:30,336 --> 00:12:33,339 こいつはイカれている 165 00:12:33,339 --> 00:12:36,909 確かに布を切るイメージなんて 誰でもできる 166 00:12:36,909 --> 00:12:39,445 バカにだってできる 167 00:12:39,445 --> 00:12:43,850 だが 魔法の世界は そんなに甘いものじゃ ない 168 00:12:43,850 --> 00:12:48,354 完璧にイメージできないものは 魔法では実現できない 169 00:12:50,256 --> 00:12:52,291 小さなアリが巨大な竜を 170 00:12:52,291 --> 00:12:55,328 踏みつぶすイメージが できないように 171 00:12:55,328 --> 00:12:57,897 鉄壁の防御術式で守られた あの外套を 172 00:12:57,897 --> 00:13:03,269 切るイメージができる 魔法使いなど ほぼ存在しない 173 00:13:03,269 --> 00:13:05,271 実際に あの外套が 174 00:13:05,271 --> 00:13:08,274 いかなる攻撃魔法も 通さないことは 175 00:13:08,274 --> 00:13:11,844 魔法使いなら 一目見れば分かるからだ 176 00:13:11,844 --> 00:13:14,780 それこそ バカでも分かる 177 00:13:14,780 --> 00:13:18,351 人が知性を持った 生命体である限り 178 00:13:18,351 --> 00:13:22,321 その柵からは 決して逃れられない 179 00:13:22,321 --> 00:13:27,260 それでも彼女は 自らの感覚に従った 180 00:13:27,260 --> 00:13:31,264 「これは切れないものだ」と 知性では分かっていながら 181 00:13:31,264 --> 00:13:36,402 感覚のままに「不動の外套」を 切り裂くイメージを構築した 182 00:13:36,402 --> 00:13:41,340 もはや 人として成立している 精神状態とは思えない 183 00:13:41,340 --> 00:13:45,411 これは才覚の領域だ 184 00:13:45,411 --> 00:13:48,915 もう行っていいかな? ああ 185 00:13:50,349 --> 00:13:54,387 ところでゼンゼさん キレイな髪の毛だね 186 00:13:54,387 --> 00:13:57,356 手入れとか大変でしょ? 187 00:13:59,759 --> 00:14:02,261 もしかしたら 私は あの時点で 188 00:14:02,261 --> 00:14:04,764 もう負けていたのかもしれない 189 00:14:04,764 --> 00:14:08,301 ユーベルには 勝てるイメージが湧かない 190 00:14:08,301 --> 00:14:10,770 相性が悪過ぎる 191 00:14:17,310 --> 00:14:19,879 みんな 頭を使い過ぎなんだよ。 192 00:14:19,879 --> 00:14:21,747 髪は切るものでしょ? 193 00:14:24,350 --> 00:14:26,352 髪の手入れ? 194 00:14:26,352 --> 00:14:28,354 地獄だよ 195 00:14:28,354 --> 00:14:31,290 考えたくもない 196 00:14:31,290 --> 00:14:33,292 フフっ。 197 00:14:33,292 --> 00:14:35,294 切ったらいいのに。 198 00:14:38,230 --> 00:14:40,733 話は大体分かったぜ。 199 00:14:40,733 --> 00:14:43,736 お前らはフリーレンが 水鏡の悪魔を倒すまでの 200 00:14:43,736 --> 00:14:46,238 時間稼ぎをしているわけだ。 201 00:14:46,238 --> 00:14:48,240 はい そうです。 202 00:14:48,240 --> 00:14:51,744 複製体なら 俺たちも3体 片付けた。 203 00:14:51,744 --> 00:14:53,779 なら 話は早いですね。 204 00:14:53,779 --> 00:14:55,815 それでは…。 205 00:14:55,815 --> 00:14:57,216 あら。 206 00:14:57,216 --> 00:15:01,220 たった今 ゼンゼさんの複製体が 撃破されたようです。 207 00:15:01,220 --> 00:15:03,723 この魔力…。 208 00:15:03,723 --> 00:15:07,727 仕留めたのは ユーベル三級魔法使いですね。 209 00:15:07,727 --> 00:15:09,729 意外な結果だな。 210 00:15:09,729 --> 00:15:13,766 そうか? 結構 相性悪めだろ。 211 00:15:13,766 --> 00:15:15,801 魔法使い同士の戦いは 212 00:15:15,801 --> 00:15:18,204 ジャンケンのようなもの ですからね。 213 00:15:18,204 --> 00:15:20,740 ただし 手数が無数にあり 214 00:15:20,740 --> 00:15:23,310 極めて複雑で難解な ジャンケンです。 215 00:15:23,310 --> 00:15:26,212 それで 少しでも 使える手数を 216 00:15:26,212 --> 00:15:28,714 増やしたいってわけか。 217 00:15:30,216 --> 00:15:35,254 いいぜ 複製体の足止め 手伝ってやるよ。 218 00:15:35,254 --> 00:15:38,290 俺は他人を信じるような タチじゃねえが 219 00:15:38,290 --> 00:15:42,294 ケツを振っている勝ち馬を 逃すほどバカじゃ ない。 220 00:15:43,696 --> 00:15:46,699 現時点で確実に 足止めしなければならない 221 00:15:46,699 --> 00:15:49,235 危険な複製体は2体。 222 00:15:49,235 --> 00:15:51,237 そのうちの1体 223 00:15:51,237 --> 00:15:54,707 デンケンさんの複製体の 場所は特定しました。 224 00:15:54,707 --> 00:15:57,710 あなた方は そちらをお願いします。 225 00:15:59,211 --> 00:16:02,748 もう1体のフェルンさんの 複製体に関しては 226 00:16:02,748 --> 00:16:05,317 私に任せてください。 227 00:16:05,317 --> 00:16:09,221 あの子は特に魔力を消すのが 上手みたいですから 228 00:16:09,221 --> 00:16:14,226 さすがに見つけ出さないと 奇襲で死者が出かねません。 229 00:16:14,226 --> 00:16:16,729 本当に1人で何とかなるの? 230 00:16:16,729 --> 00:16:19,732 1人の方が 魔力探知に集中できます。 231 00:16:19,732 --> 00:16:22,701 あの子 結構強いわよ。 232 00:16:22,701 --> 00:16:27,206 私は多才なので 足止めだけは得意なのです。 233 00:16:28,774 --> 00:16:31,710 それに 拘束魔法が通じることは 234 00:16:31,710 --> 00:16:35,247 本人の体を使って 確かめましたから。 235 00:16:35,247 --> 00:16:37,216 よし。 236 00:16:37,216 --> 00:16:39,719 じゃあ 一暴れするか。 237 00:16:41,720 --> 00:16:44,724 ユーベル これってさ 238 00:16:44,724 --> 00:16:47,226 僕の見間違いじゃないよね。 239 00:16:47,226 --> 00:16:49,261 だろうね。 240 00:16:49,261 --> 00:16:52,765 だって メガネ君 動けないでしょ。 241 00:16:54,734 --> 00:16:58,204 私の複製体が復活している。 242 00:17:03,310 --> 00:17:06,245 これって もしかして 243 00:17:06,245 --> 00:17:10,249 水鏡の悪魔とやらを倒すまで 続くのかな? 244 00:17:10,249 --> 00:17:14,286 消耗戦だ 楽しくなってきたね。 245 00:17:14,286 --> 00:17:16,856 まったくだ。 246 00:17:16,856 --> 00:17:19,325 もう引き際でしょ これ。 249 00:17:57,730 --> 00:18:00,266 この隙もダメだな 250 00:18:00,266 --> 00:18:02,735 今のフェルンじゃ 気が付けない 251 00:18:04,737 --> 00:18:07,206 やっぱり やるしかない 252 00:18:08,240 --> 00:18:10,276 魔力探知の隙だけじゃ 253 00:18:10,276 --> 00:18:13,412 殺し切れるほどのものには ならないね 254 00:18:13,412 --> 00:18:15,414 そうですね… 255 00:18:15,414 --> 00:18:18,317 もっと大きな隙があれば 勝てるのですが… 256 00:18:18,317 --> 00:18:20,286 勝てるんだね 257 00:18:21,821 --> 00:18:23,822 なら 隙をつくろう 258 00:18:23,822 --> 00:18:26,258 そんなことが できるのですか? 259 00:18:26,258 --> 00:18:28,260 私が隙を見せれば 260 00:18:28,260 --> 00:18:30,763 相手は もっと大きな隙を見せる 261 00:18:32,398 --> 00:18:34,333 それでは フリーレン様が… 262 00:18:34,333 --> 00:18:36,235 防御に集中すれば 263 00:18:36,235 --> 00:18:38,804 致命傷にはならない 264 00:18:38,804 --> 00:18:42,308 では その場合の作戦は… 265 00:18:45,811 --> 00:18:47,313 任せるよ 266 00:18:47,313 --> 00:18:50,382 フェルンが勝てると 思っているのなら勝てる 267 00:18:50,382 --> 00:18:53,252 なぜ そう言い切れるのですか? 268 00:18:53,252 --> 00:18:55,254 だって 「私」は 269 00:18:55,254 --> 00:18:57,756 フェルンのことを なめているから 270 00:19:02,328 --> 00:19:04,330 それはよかったです 271 00:19:04,330 --> 00:19:06,799 なら 十分勝機はありますね 276 00:20:01,754 --> 00:20:03,789 まだ立っている 277 00:20:03,789 --> 00:20:05,858 でも 致命傷だ 278 00:20:05,858 --> 00:20:07,826 とどめを… 279 00:20:09,762 --> 00:20:11,230 あ! 280 00:20:15,234 --> 00:20:17,269 何が起こった… 281 00:20:17,269 --> 00:20:19,271 攻撃された? 282 00:20:19,271 --> 00:20:21,774 魔力を全く感じない… 283 00:20:21,774 --> 00:20:26,245 この攻撃を 私は魔法として 認識できていない… 284 00:20:27,846 --> 00:20:30,749 すごいです… フリーレン様…。 285 00:20:30,749 --> 00:20:33,252 これが魔法の高みなんですね…。 286 00:20:34,253 --> 00:20:37,756 でも らしくないです…。 287 00:20:39,224 --> 00:20:41,727 隙だらけです。 289 00:20:51,704 --> 00:20:54,206 よくやった フェルン。 290 00:20:54,206 --> 00:20:56,742 あれを見せるほど 追い詰められたのは 291 00:20:56,742 --> 00:20:59,211 80年ぶりかな。 292 00:21:11,790 --> 00:21:15,761 それじゃあ さっさと終わらせようか。 293 00:21:26,238 --> 00:21:28,240 終わりましたか…。 294 00:21:29,742 --> 00:21:32,244 もう動けない…。 295 00:21:32,244 --> 00:21:35,214 ヴィアベル… おんぶしてくれ…。 296 00:21:35,214 --> 00:21:39,218 お前ら いつも倒れてんな…。 298 00:21:47,226 --> 00:21:52,731 ここが零落の王墓の 最深部か…。 299 00:21:52,731 --> 00:21:56,235 君たちは零落の王墓を攻略した。 300 00:21:56,235 --> 00:21:59,238 一級魔法使いに十分匹敵する 301 00:21:59,238 --> 00:22:03,275 歴史に名を残すほどの偉業だ。 302 00:22:03,275 --> 00:22:06,812 約束通り 最深部にたどり着いた全員を 303 00:22:06,812 --> 00:22:09,314 第二次試験 合格とする。 304 00:22:11,717 --> 00:22:15,721 それで 一番の功労者は どこに行った? 305 00:22:18,223 --> 00:22:20,225 暗いよ~‼ 306 00:22:20,225 --> 00:22:22,227 怖いよ~‼ 307 00:22:22,227 --> 00:22:25,230 あ~ 暗いよ 怖いよ~。 えぇ…。 308 00:22:25,230 --> 00:22:28,267 まぁ 気持ちは分かるかな。 309 00:22:28,267 --> 00:22:30,335 ふぅ…。 310 00:22:30,335 --> 00:22:34,306 それでは 第二次試験を終了とする。 311 00:22:36,208 --> 00:22:39,745 なんと 回復魔法まで使えるのじゃ。 312 00:22:39,745 --> 00:22:42,247 どうじゃ すごいじゃろう。 313 00:22:42,247 --> 00:22:44,216 ああ…。 314 00:22:47,219 --> 00:22:49,221 誰なの? お前。