1 00:00:01,311 --> 00:00:03,780 (水が滴る音) 2 00:00:03,780 --> 00:00:05,782 (ヴィアベル) 零落の王墓が➡ 3 00:00:05,782 --> 00:00:08,285 難攻不落だったわけだぜ。 4 00:00:10,320 --> 00:00:14,791 (ヴィアベル) まさか こんなものが いるだなんてね。 5 00:00:23,400 --> 00:00:27,370 (リヒター) デンケン あれも対処できるのか? 6 00:00:32,342 --> 00:00:35,278 (デンケン) 一つだけ言えるのは➡ 7 00:00:35,278 --> 00:00:37,280 これが試験でなかったら➡ 8 00:00:37,280 --> 00:00:40,784 儂は とうに瓶を割っておる。 9 00:00:40,784 --> 00:00:52,763 ♬~ 10 00:00:54,264 --> 00:01:14,317 ♬~ 11 00:01:14,317 --> 00:01:34,271 ♬~ 12 00:01:34,271 --> 00:01:49,286 ♬~ 13 00:01:49,286 --> 00:01:53,356 ♬~ 14 00:01:53,356 --> 00:02:13,310 ♬~ 15 00:02:13,310 --> 00:02:23,286 ♬~ 16 00:02:27,839 --> 00:02:32,844 (ゲナウ) 私たちは あの迷宮の主を 水鏡の悪魔➡ 17 00:02:32,844 --> 00:02:36,315 水鏡の悪魔と呼んでいる。 18 00:02:36,315 --> 00:02:38,817 (ゲナウ) 賢者エーヴィヒの 英雄譚に出てくる➡ 19 00:02:38,817 --> 00:02:41,320 神話の時代の魔物だ。 20 00:02:42,854 --> 00:02:44,890 (ゲナウの声) 水鏡の悪魔は➡ 21 00:02:44,890 --> 00:02:48,327 迷宮に入り込んだ 人物の記憶を読み取り➡ 22 00:02:48,327 --> 00:02:54,333 対象者の複製体を作り出している と考えられている。 23 00:02:54,333 --> 00:02:57,369 現代でも幻影鬼のような➡ 24 00:02:57,369 --> 00:03:00,339 類似性を持つ魔物はいるが➡ 25 00:03:00,339 --> 00:03:03,842 水鏡の悪魔が作り出すのは 実体を持った➡ 26 00:03:03,842 --> 00:03:09,348 実力も魔力も技術さえも模倣した 完壁な複製体だ。 27 00:03:11,316 --> 00:03:15,320 (ゲナウ) 零落の王墓が 未踏破であるゆえんだ。 28 00:03:15,320 --> 00:03:19,324 (ファルシュ) なぜ ゼンゼさんは この迷宮を試験会場に? 29 00:03:19,324 --> 00:03:22,828 複製体は自分と互角の相手だ。 30 00:03:22,828 --> 00:03:25,330 犠牲を出さずに倒すには➡ 31 00:03:25,330 --> 00:03:29,301 冷静な自己分析と チームワークが必要になる。 32 00:03:33,405 --> 00:03:37,909 実に平和主義者の彼女らしい 試験内容だ。 33 00:03:45,350 --> 00:03:47,352 (デンケン) マズいな。 34 00:03:47,352 --> 00:03:49,354 いったん引くぞ! 35 00:03:49,354 --> 00:03:51,323 (衝撃音) 36 00:03:57,829 --> 00:03:59,831 (リヒター) デンケン。 37 00:03:59,831 --> 00:04:02,901 (デンケン) さぁて。 38 00:04:02,901 --> 00:04:05,370 どうしたものかの。 39 00:04:12,811 --> 00:04:15,313 (ユーベル) 行き止まりか。 40 00:04:15,313 --> 00:04:17,816 (ユーベル) 追い詰められちゃったね。 41 00:04:27,826 --> 00:04:29,828 メガネ君。 42 00:04:29,828 --> 00:04:35,400 分身魔法の専門家としての意見が 聞きたいんだけど いいかな? 43 00:04:35,400 --> 00:04:39,838 (ラント) 僕の名前はラントだって 言っているだろ。 44 00:04:39,838 --> 00:04:42,307 まぁ 別にいいけどさ。 45 00:04:46,344 --> 00:04:52,317 あの複製体は どの程度まで 完壁な私のコピーだと思う? 46 00:04:52,317 --> 00:04:55,320 ユーベル 君ってさ➡ 47 00:04:55,320 --> 00:04:59,357 戦いの最中でも 饒舌なタイプでしょ。 48 00:04:59,357 --> 00:05:02,961 黙ったら死んじゃうような。 49 00:05:02,961 --> 00:05:06,364 よく観察してるね~。 50 00:05:06,364 --> 00:05:09,334 そうだね 死んじゃうかも。 51 00:05:12,337 --> 00:05:14,840 物静かだ。 52 00:05:16,341 --> 00:05:21,379 記憶や人格までは コピーしていないってことかな。 53 00:05:21,379 --> 00:05:24,916 いや 多分 喋れないだけだ。 54 00:05:24,916 --> 00:05:27,853 (ラントの声) 最初の襲撃の時➡ 55 00:05:27,853 --> 00:05:30,355 あれは僕の懐から➡ 56 00:05:30,355 --> 00:05:33,825 脱出用ゴーレムの瓶を抜き取った。 57 00:05:38,330 --> 00:05:42,834 なるほどね 確かに私なら そうする。 58 00:05:42,834 --> 00:05:46,404 こちらに対する知識もある。 59 00:05:46,404 --> 00:05:50,342 僕たちを追い詰めたのに 追撃してこないのは➡ 60 00:05:50,342 --> 00:05:53,812 君の 見た者を拘束する魔法を 警戒しているからだ。 61 00:05:55,347 --> 00:05:59,317 それか いたぶるのを 楽しんでいるかだね。 62 00:06:01,319 --> 00:06:03,321 笑えないね。 63 00:06:05,824 --> 00:06:07,826 ひどい出血だ。 64 00:06:09,394 --> 00:06:13,832 メガネ君さ このままじゃ長くないよ。 65 00:06:13,832 --> 00:06:16,334 そうだね。 66 00:06:16,334 --> 00:06:18,803 最後に1つ いいかな? 67 00:06:20,372 --> 00:06:23,241 今のメガネ君って本物? 68 00:06:24,809 --> 00:06:28,813 (ラント) さぁね どうだろう…。 69 00:06:28,813 --> 00:06:30,815 ふ~ん。 70 00:06:35,387 --> 00:06:38,356 私の瓶 使いなよ。 71 00:06:39,824 --> 00:06:43,295 それは 君が生き残るためのものだ。 72 00:06:43,295 --> 00:06:47,332 (ユーベル) へぇ… そう。 73 00:06:47,332 --> 00:06:50,802 じゃあ メガネ君 ちょっと待っていてね。 74 00:06:52,837 --> 00:06:55,340 瓶を取り返してくる。 75 00:06:55,340 --> 00:06:57,342 (ラント) おい 待…。 76 00:07:02,847 --> 00:07:06,351 (ユーベル) 《まぁ 距離を詰めてくるよね》 77 00:07:06,351 --> 00:07:08,853 《見た者を拘束する魔法の 発動条件は➡ 78 00:07:08,853 --> 00:07:11,856 視界に全身を収めること》 79 00:07:14,826 --> 00:07:18,330 《この勝負は 先に距離を 見誤った方が負ける》 80 00:07:23,435 --> 00:07:27,839 《実力が互角なら 勝ち負けは ほぼ運だね》 81 00:07:27,839 --> 00:07:31,376 《私は昔から運が悪いから➡ 82 00:07:31,376 --> 00:07:34,346 運で決まる勝負は嫌いだ》 83 00:07:37,349 --> 00:07:41,353 《だから 私は 私と戦いたいとは思わない》 84 00:07:41,353 --> 00:07:43,388 まったく。 85 00:07:43,388 --> 00:07:45,890 この死にたがりはしょうがないね。 86 00:07:54,866 --> 00:07:57,435 《やっぱり 運が悪い…》 87 00:07:57,435 --> 00:07:59,404 《だから 嫌なんだ》 88 00:08:01,339 --> 00:08:03,842 (ユーベル) でも➡ 89 00:08:03,842 --> 00:08:07,879 そっちの方が もっと運が悪かったみたいだ。 90 00:08:07,879 --> 00:08:11,349 メガネ君 意外と早かったね。 91 00:08:21,393 --> 00:08:23,361 ふ~ん。 92 00:08:23,361 --> 00:08:26,331 やっぱり 瓶も偽物だったんだ。 93 00:08:34,873 --> 00:08:36,908 (ラント) ユーベル。 94 00:08:36,908 --> 00:08:40,345 瀕死の僕が分身だと 分かっていたんだな。 95 00:08:40,345 --> 00:08:42,847 なぜ 死に急ぐようなまねをした? 96 00:08:42,847 --> 00:08:47,352 メガネ君が来てくれると 確信したからかな。 97 00:08:47,352 --> 00:08:50,855 僕が そんなお人よしに 見えたのか? 98 00:08:50,855 --> 00:08:52,857 いいや 全然。 99 00:08:52,857 --> 00:08:57,429 というか そんなこと どうでもいい。 100 00:08:57,429 --> 00:09:02,400 メガネ君はさ 私の瓶を 受け取ろうとしなかった。 101 00:09:05,837 --> 00:09:09,841 自分のせいで誰かが死ぬのが 嫌なんでしょ。 102 00:09:09,841 --> 00:09:15,346 だから私は メガネ君のせいで 私が死んでしまう状況をつくった。 103 00:09:17,849 --> 00:09:19,818 ありがとうね メガネ君。 104 00:09:19,818 --> 00:09:23,888 また1つ 君のことが分かった気がするよ。 105 00:09:23,888 --> 00:09:26,925 そうか それはよかったな。 106 00:09:26,925 --> 00:09:29,327 そろそろ共感できそうか? 107 00:09:29,327 --> 00:09:32,831 う~ん まだ時間はかかるかな。 108 00:09:37,836 --> 00:09:42,307 (フリーレン) だいぶ最深部に 近づいてると思うんだけどね。 109 00:09:43,808 --> 00:09:47,312 (フェルン) フリーレン様 あそこに階段があります。 110 00:09:49,881 --> 00:09:53,351 フェルン ちょっとマップ見せて。 111 00:09:55,320 --> 00:09:58,790 このフロアは 探索し尽くしたと思いますが。 112 00:10:10,335 --> 00:10:14,339 この壁の奥に隠し部屋がある。 113 00:10:14,339 --> 00:10:16,341 きっと お宝だよ。 114 00:10:17,909 --> 00:10:20,311 この雰囲気 ひょっとすると➡ 115 00:10:20,311 --> 00:10:23,848 珍しい魔導書が 眠っている可能性も。 116 00:10:23,848 --> 00:10:29,320 でも 入り口らしきものは どこにもありませんでしたし…。 117 00:10:29,320 --> 00:10:31,823 確かにね。 118 00:10:34,325 --> 00:10:39,330 でも 構造的に部屋は 間違いなくあるはずだから。 119 00:10:45,370 --> 00:10:47,338 (壁が動く音) あ…。 120 00:10:47,338 --> 00:11:01,352 (壁が動く音) 121 00:11:07,425 --> 00:11:09,394 わぁ…。 122 00:11:12,831 --> 00:11:14,833 むふー。 123 00:11:16,801 --> 00:11:19,304 むっふふふ…。 124 00:11:31,850 --> 00:11:34,853 フリーレン様 すごいですね。 125 00:11:42,327 --> 00:11:46,297 (ゼンゼ) 埋葬された王の功績が 描かれているな。 126 00:11:47,832 --> 00:11:53,838 (ゼンゼ) これほど保存状態のいい 統一王朝期の壁画は初めて見た。 127 00:11:53,838 --> 00:11:56,307 わぁ…。 価値ある発見だ。 128 00:11:59,344 --> 00:12:01,813 壮観ですね…。 129 00:12:15,827 --> 00:12:19,330 本当に順調過ぎるぐらい 順調ですね。 130 00:12:19,330 --> 00:12:23,368 もしかして このまま 合格してしまうのでは…。 131 00:12:23,368 --> 00:12:25,837 かもしれないね。 132 00:12:30,308 --> 00:12:34,879 どうしたの? こんな所に集まって。 133 00:12:34,879 --> 00:12:37,916 (デンケン) 構造的に この先の広間を越えれば➡ 134 00:12:37,916 --> 00:12:40,351 迷宮の最深部だ。 135 00:12:40,351 --> 00:12:42,320 それで? 136 00:12:42,320 --> 00:12:46,324 あれが陣取って もう半日になる。 137 00:12:53,331 --> 00:12:56,868 ふ~ん 面白くなってきた。 138 00:12:56,868 --> 00:13:00,338 迷宮攻略はこうでなくちゃ。 139 00:13:04,309 --> 00:13:07,812 完壁な複製体か。 140 00:13:07,812 --> 00:13:12,817 確かに あれは私と同等の力を 持っているみたいだね。 141 00:13:12,817 --> 00:13:15,820 あの複製体を何とかしない限り➡ 142 00:13:15,820 --> 00:13:18,356 最深部へたどり着けん。 143 00:13:18,356 --> 00:13:20,925 何か手だてはあるか? 144 00:13:20,925 --> 00:13:22,827 そうだね…。 145 00:13:22,827 --> 00:13:27,832 あれが もしも私を 完全に再現したものだとしたら➡ 146 00:13:27,832 --> 00:13:31,336 弱点は生身の魔法使いと同じかな。 147 00:13:31,336 --> 00:13:34,339 格上の魔法使いを倒すとしたら➡ 148 00:13:34,339 --> 00:13:38,343 拘束魔法か 精神操作魔法だ。 149 00:13:38,343 --> 00:13:41,412 どちらにも耐性があるけれどもね。 150 00:13:41,412 --> 00:13:44,849 だが わずかな隙は 生まれるかもしれん。 151 00:13:44,849 --> 00:13:49,854 お前なら それさえあれば あれを倒せるはずだ。 152 00:13:49,854 --> 00:13:51,856 メトーデ。 153 00:13:51,856 --> 00:13:54,859 そういう小細工は得意だろう。 154 00:13:54,859 --> 00:13:57,829 (メトーデ) 得意というほどでは ありませんが…。 155 00:14:00,331 --> 00:14:02,333 では 失礼して。 156 00:14:08,840 --> 00:14:11,843 これは興味深い。 157 00:14:11,843 --> 00:14:13,845 拘束魔法が通用しませんね。 158 00:14:13,845 --> 00:14:15,847 いい匂い…。 159 00:14:15,847 --> 00:14:20,351 (メトーデ) 普通は大きな魔力差がなければ 通用するはずなのですが…。 160 00:14:20,351 --> 00:14:25,356 フリーレンさん 次は 私の目を見てください。 161 00:14:28,960 --> 00:14:31,929 精神操作魔法も無理ですね。 162 00:14:33,364 --> 00:14:37,335 私ではフリーレンさんの 精神防御が破れません。 163 00:14:37,335 --> 00:14:39,337 あらあら。 164 00:14:39,337 --> 00:14:42,874 (デンケン) 本当に両方とも 耐性があるようだな。 165 00:14:42,874 --> 00:14:47,345 (メトーデ) でも 精神防御の構築は 複雑で強固ですが➡ 166 00:14:47,345 --> 00:14:50,915 だいぶ古い術式のようです。 167 00:14:50,915 --> 00:14:53,351 精神魔法の専門家なら➡ 168 00:14:53,351 --> 00:14:55,853 脆弱性を突けるかもしれません。 169 00:14:55,853 --> 00:14:58,856 (デンケン) 受験者の中で心当たりは? 170 00:14:58,856 --> 00:15:00,825 ん…。 171 00:15:02,827 --> 00:15:06,364 エーデル二級魔法使いなら 可能かと。 172 00:15:06,364 --> 00:15:10,368 ですが 私と違って 戦闘能力は皆無な人なので➡ 173 00:15:10,368 --> 00:15:14,372 正直 ここまで来られるかどうか…。 174 00:15:15,840 --> 00:15:19,343 (メトーデ) それに大前提として 精神操作魔法は➡ 175 00:15:19,343 --> 00:15:22,346 相手に心がないと通用しません。 176 00:15:22,346 --> 00:15:24,382 果たして 複製体が➡ 177 00:15:24,382 --> 00:15:27,351 そこまで再現できて いるかどうか…。 178 00:15:27,351 --> 00:15:32,356 ふむ… まだまだ情報が足りんな。 179 00:15:34,892 --> 00:15:38,396 (ブライ) エーデル あれは何だと思う? 180 00:15:43,334 --> 00:15:45,369 (エーデル) さぁのう。 181 00:15:45,369 --> 00:15:50,341 じゃが 一級魔法使い ゼンゼと 同等の力を持っていると考えて➡ 182 00:15:50,341 --> 00:15:52,844 間違いあるまい。 183 00:15:52,844 --> 00:15:56,347 魔力を消して潜伏するにも 限界がある。 184 00:15:56,347 --> 00:15:58,349 もう倒すしかない。 185 00:15:58,349 --> 00:16:00,885 倒せると思うのか ブライ。 186 00:16:00,885 --> 00:16:03,454 儂は ともかく ブライとドゥンストは➡ 187 00:16:03,454 --> 00:16:07,358 この迷宮の中ではまともに戦えん。 188 00:16:07,358 --> 00:16:12,363 (ドゥンスト) そもそも現代魔法が 迷宮戦闘に適していません。 189 00:16:12,363 --> 00:16:14,365 魔王討伐時代に➡ 190 00:16:14,365 --> 00:16:18,336 ほとんどの迷宮が 攻略された弊害じゃな。 191 00:16:20,338 --> 00:16:24,408 それに 強力な防御魔法に リソースを取られ過ぎ➡ 192 00:16:24,408 --> 00:16:29,814 攻撃魔法は自然物を 利用したものが多くなった。 193 00:16:29,814 --> 00:16:33,317 無から物質を作り出すよりも➡ 194 00:16:33,317 --> 00:16:36,354 その場にある物質を操ったり➡ 195 00:16:36,354 --> 00:16:41,325 変化させたりする方が 魔力の消費が少ないからのう。 196 00:16:41,325 --> 00:16:45,863 だが その点 あれは相当うまくやっている。 197 00:16:45,863 --> 00:16:50,434 あの髪には幾重もの魔法が かけられておる。 198 00:16:50,434 --> 00:16:52,470 この迷宮内でも➡ 199 00:16:52,470 --> 00:16:56,440 無数の手段で戦えると 考えていいじゃろう。 200 00:16:59,844 --> 00:17:03,314 儂の見立てでは あれには勝てん。 201 00:17:03,314 --> 00:17:05,816 魔法はイメージの世界。 202 00:17:05,816 --> 00:17:09,320 髪の毛という 数えるのも不可能なほどの➡ 203 00:17:09,320 --> 00:17:13,324 膨大な数の糸を 自在に変質させて操るという➡ 204 00:17:13,324 --> 00:17:18,396 普通の人間とは かけ離れた イメージを持つ時点で➡ 205 00:17:18,396 --> 00:17:22,834 儂らよりも はるかに格上の魔法使いじゃ。 206 00:17:22,834 --> 00:17:26,837 正直 ここまで逃げおおせたのは 奇跡だと思うぞ。 207 00:17:26,837 --> 00:17:28,806 (ブライ:ドゥンスト) う…。 208 00:17:28,806 --> 00:17:31,876 (エーデル) 儂らは頑張った。 209 00:17:31,876 --> 00:17:34,812 そもそも 儂らは武闘派ではない。 210 00:17:34,812 --> 00:17:36,814 ここいらが潮時じゃろう。 211 00:17:38,316 --> 00:17:42,386 正直 怖いから もう帰りたい。 212 00:17:42,386 --> 00:17:46,824 エーデル お前の「声」は通らないのか? 213 00:17:46,824 --> 00:17:51,329 確かに精神操作魔法は 儂の一族のなりわいじゃが➡ 214 00:17:51,329 --> 00:17:56,834 あれ相手に高度な命令の条件を 満たすのは無理じゃな。 215 00:17:56,834 --> 00:17:58,836 できるとすれば せいぜい➡ 216 00:17:58,836 --> 00:18:02,340 ひざまずかせて 隙をつくる程度じゃ。 217 00:18:02,340 --> 00:18:06,911 それでも 目を合わせて 声を掛けねばならん。 218 00:18:06,911 --> 00:18:09,313 不可能ではないんだな。 219 00:18:09,313 --> 00:18:12,316 相手に心があればの話じゃが。 220 00:18:12,316 --> 00:18:14,819 どのくらい時間を稼げば? 221 00:18:14,819 --> 00:18:20,324 15秒じゃ というか それが限界であろう。 222 00:18:20,324 --> 00:18:22,293 (ブライ) どういうことだ? 223 00:18:26,864 --> 00:18:29,400 (エーデル) 今に分かる。 224 00:18:29,400 --> 00:18:30,902 (ブライ:ドゥンスト) あっ! 225 00:18:39,343 --> 00:18:40,811 (ブライ) うっ! 226 00:18:42,313 --> 00:18:44,815 防御魔法を全面展開しろ。 227 00:18:44,815 --> 00:18:46,317 (ブライ) え? 228 00:18:46,317 --> 00:18:48,319 (エーデル) 現代魔法戦において➡ 229 00:18:48,319 --> 00:18:51,856 防御魔法を破る方法は 2種類じゃ。 230 00:18:51,856 --> 00:18:54,392 質量で たたき壊すか➡ 231 00:18:54,392 --> 00:18:57,929 技術で かいくぐるか…。 232 00:18:57,929 --> 00:19:01,432 手数で攻める輩は大抵 後者じゃ。 233 00:19:03,334 --> 00:19:05,336 (エーデル) 驚いた。 234 00:19:05,336 --> 00:19:07,338 まさか その両方があるとは。 235 00:19:07,338 --> 00:19:09,807 巨岩のような重さじゃ…。 236 00:19:11,842 --> 00:19:16,814 防御魔法の全面展開は 15秒が限界だと考えていたが➡ 237 00:19:16,814 --> 00:19:20,818 まさか それよりも早く 破られるとはな。 238 00:19:22,386 --> 00:19:24,822 だが 目は合ったのう。 239 00:19:24,822 --> 00:19:29,327 優秀な魔法使いほど 敵をよく見る。 240 00:19:29,327 --> 00:19:31,329 ひざまずけ! 241 00:19:31,329 --> 00:19:33,331 (刺す音) 242 00:19:38,302 --> 00:19:42,340 (エーデル) なるほど… よく分かった。 243 00:19:42,340 --> 00:19:44,909 心がない。 244 00:19:44,909 --> 00:19:49,347 心の働きを精密に 模倣しているだけじゃ。 245 00:19:49,347 --> 00:19:53,818 儂らでは絶対に勝てぬな。 246 00:19:53,818 --> 00:19:55,319 ふん! 247 00:19:55,319 --> 00:19:58,322 (エーデル) 虎の威を借りるしかないのう。 248 00:19:58,322 --> 00:20:01,826 武闘派連中の所まで全力で逃げろ。 249 00:20:01,826 --> 00:20:05,363 儂は潮時と言った通り もう帰る。 250 00:20:05,363 --> 00:20:07,832 痛いのは もう嫌じゃ。 251 00:20:12,837 --> 00:20:16,807 便利じゃのう 安全確保までしてくれるのか。 252 00:20:19,343 --> 00:20:20,811 うわ! 253 00:20:20,811 --> 00:20:22,813 俺たちも逃げるぞ。 254 00:20:24,348 --> 00:20:26,317 こんなの 最深部まで➡ 255 00:20:26,317 --> 00:20:29,387 無事にたどり着ける人なんて いるんでしょうか…。 256 00:20:29,387 --> 00:20:31,389 言ったろ。 257 00:20:31,389 --> 00:20:35,826 合格者を出すつもりなんて 初めからないんだよ。 258 00:20:35,826 --> 00:20:52,309 ♬~ 259 00:20:52,309 --> 00:20:55,379 現状 情報が少ないからね。 260 00:20:55,379 --> 00:20:58,949 心がないパターンも 考えた方がいい。 261 00:20:58,949 --> 00:21:02,820 その場合は 力業になるだろうけどね。 262 00:21:02,820 --> 00:21:04,822 できるのか? 263 00:21:04,822 --> 00:21:07,324 さぁ 分かんない。 264 00:21:09,326 --> 00:21:23,941 ♬~ 265 00:21:23,941 --> 00:21:28,312 まったく 何を考えてんだか よく分からねえ連中だ。 266 00:21:28,312 --> 00:21:37,822 ♬~ 267 00:21:37,822 --> 00:21:41,826 (ヴィアベル)《ただ 思った通り 相性は悪くなさそうだ》 268 00:22:16,159 --> 00:22:22,732 ♬~ 269 00:22:22,732 --> 00:22:26,135 (ヴィアベル)《エーレは 単純な魔力勝負の殴り合いなら➡ 270 00:22:26,135 --> 00:22:28,638 俺やシャルフを圧倒できる》 271 00:22:28,638 --> 00:22:32,675 ♬~ 272 00:22:32,675 --> 00:22:34,143 フッ。 273 00:22:34,143 --> 00:22:39,148 ♬~ 274 00:22:39,148 --> 00:22:41,684 (ヴィアベル)《だが…》 275 00:22:41,684 --> 00:22:44,220 《俺は勝ち方を知っている》 276 00:22:44,220 --> 00:22:52,662 ♬~ 277 00:22:52,662 --> 00:22:56,165 (ヴィアベル) どんな相手…➡ 278 00:22:56,165 --> 00:22:58,668 どんな状況だろうとな。 279 00:23:01,170 --> 00:23:04,173 力業か…。 280 00:23:05,675 --> 00:23:09,212 あの それでしたら➡ 281 00:23:09,212 --> 00:23:14,150 もしかしたら私 フリーレン様を 殺せるかもしれません。 282 00:23:14,150 --> 00:23:16,152 (デンケン:ラオフェン) ん…⁉ 283 00:23:16,152 --> 00:23:19,155 そう。 はい…。 284 00:23:19,155 --> 00:23:23,159 じゃあ 作戦を立てようか。 285 00:23:24,660 --> 00:23:44,647 ♬~ 286 00:23:44,647 --> 00:24:04,700 ♬~ 287 00:24:04,700 --> 00:24:17,179 ♬~ 288 00:24:17,179 --> 00:24:35,164 ♬~ 289 00:24:35,164 --> 00:24:53,649 ♬~