1 00:00:02,056 --> 00:00:05,092 (ゼーリエ) ⦅お前を殺す者がいるとすれば➡ 2 00:00:05,092 --> 00:00:07,061 それは魔王か…⦆ 3 00:00:09,630 --> 00:00:11,632 (ゼーリエ)⦅人間の魔法使いだ⦆ 4 00:00:13,034 --> 00:00:33,054 ♬~ 5 00:00:33,054 --> 00:00:53,074 ♬~ 6 00:00:53,074 --> 00:01:08,022 ♬~ 7 00:01:08,022 --> 00:01:12,026 ♬~ 8 00:01:12,026 --> 00:01:32,113 ♬~ 9 00:01:32,113 --> 00:01:42,089 ♬~ 10 00:01:44,257 --> 00:01:46,226 (衝撃音) 11 00:01:52,265 --> 00:02:12,252 ♬~ 12 00:02:12,252 --> 00:02:32,305 ♬~ 13 00:02:32,305 --> 00:02:52,292 ♬~ 14 00:02:52,292 --> 00:02:54,794 ♬~ 15 00:02:54,794 --> 00:02:57,264 (フェルン) 防がれた。 16 00:03:00,300 --> 00:03:02,769 (フリーレン) 想定の範囲内だね。 17 00:03:03,770 --> 00:03:08,275 ここから先は消耗戦だ。 18 00:03:14,314 --> 00:03:18,785 (リヒター) 本当にいたな メトーデの観測結果の通りだ。 19 00:03:20,287 --> 00:03:22,289 (リヒター) 足を引っ張るなよ。 20 00:03:22,289 --> 00:03:24,257 (ラヴィーネ) こっちのセリフだ。 21 00:03:27,394 --> 00:03:31,865 (デンケン)⦅メトーデが複製体の 正確な位置を割り出した⦆ 22 00:03:31,865 --> 00:03:35,268 (デンケン) ⦅混戦になると勝ち目はない⦆ 23 00:03:35,268 --> 00:03:38,271 (デンケン)⦅複製体が ここに集結する前に➡ 24 00:03:38,271 --> 00:03:41,374 分散して足止めを図るぞ⦆ 25 00:03:41,374 --> 00:03:44,377 ⦅苦手な相手を 教え合っただろう⦆ 26 00:03:44,377 --> 00:03:50,350 ⦅自分にとって苦手な相手は 複製体にとっても苦手な相手だ⦆ 27 00:03:50,350 --> 00:03:55,322 ⦅話し合い 連携できることが 儂らの利点だ⦆ 28 00:03:59,292 --> 00:04:03,330 (デンケン) ⦅戦う相手を正しく選択すれば➡ 29 00:04:03,330 --> 00:04:07,334 こちらは幾分か有利に戦える⦆ 30 00:04:15,375 --> 00:04:20,280 (デンケン)⦅1人で勝てん相手には 数で対処しろ⦆ 31 00:04:20,280 --> 00:04:37,297 ♬~ 32 00:04:37,297 --> 00:04:39,766 (ラオフェン)《面白いほど楽に戦える》 33 00:04:47,273 --> 00:04:50,276 (ラヴィーネ)《これなら 複製体たちを抑えられる》 34 00:04:58,451 --> 00:05:00,353 ⦅じゃあ 作戦通りに⦆ 35 00:05:00,353 --> 00:05:03,857 (デンケン)⦅ああ 健闘を祈る⦆ 36 00:05:05,859 --> 00:05:07,794 (メトーデ)⦅懸念が1つ⦆ 37 00:05:07,794 --> 00:05:10,830 (メトーデ)⦅探知できている 複製体の総数が➡ 38 00:05:10,830 --> 00:05:13,867 受験者よりも わずかに少ないです⦆ 39 00:05:13,867 --> 00:05:15,769 ⦅特に 一番の脅威である➡ 40 00:05:15,769 --> 00:05:20,340 ゼンゼさんの複製体の反応が 見つかりません⦆ 41 00:05:20,340 --> 00:05:22,842 ⦅確かに感知できないね⦆ 42 00:05:22,842 --> 00:05:26,279 ⦅ゼンゼの複製体は さすがに看過できない⦆ 43 00:05:26,279 --> 00:05:30,350 ⦅挟撃される形になったら フェルンを守り切れないし➡ 44 00:05:30,350 --> 00:05:32,886 最悪 2人とも死ぬかも⦆ 45 00:05:32,886 --> 00:05:34,788 (メトーデ)⦅フェルンさんと デンケンさんの➡ 46 00:05:34,788 --> 00:05:38,291 複製体の位置も 把握できていませんし➡ 47 00:05:38,291 --> 00:05:42,262 精度の高い近距離探知で 探すしかありませんね⦆ 48 00:05:43,763 --> 00:05:45,765 (リヒター) ⦅お前が この場にいなければ➡ 49 00:05:45,765 --> 00:05:48,802 こんな懸念も いらなかったんだがな⦆ 50 00:05:48,802 --> 00:05:52,872 (ゼンゼ)⦅一級魔法使いは 理不尽なほどの逆境でも➡ 51 00:05:52,872 --> 00:05:55,842 覆せるような 存在でなければならない⦆ 52 00:05:55,842 --> 00:05:58,845 ⦅この程度は逆境ですらない⦆ 53 00:06:00,346 --> 00:06:04,851 (ゼンゼ) ⦅それに仲間の背中を守るだけで 合格できるんだ⦆ 54 00:06:04,851 --> 00:06:08,788 (ゼンゼ) ⦅実に優しい 平和な試験だ⦆ 55 00:06:08,788 --> 00:06:10,790 (衝撃音) 56 00:06:12,325 --> 00:06:13,827 (衝撃音) 57 00:06:17,230 --> 00:06:21,634 倒した… でも いい気分じゃねえな。 58 00:06:23,236 --> 00:06:25,738 (衝撃音) 59 00:06:25,738 --> 00:06:27,740 (リヒター)《奇襲…!》 60 00:06:29,742 --> 00:06:31,244 (リヒター) うっ! 61 00:06:34,247 --> 00:06:37,283 (リヒター) 化け物が…。 62 00:06:37,283 --> 00:06:40,253 魔力探知を怠った覚えは ないんだがな。 63 00:06:41,855 --> 00:06:44,257 (リヒター) ラヴィーネ お前も瓶を割れ。 64 00:06:44,257 --> 00:06:46,226 くっ…。 65 00:06:46,226 --> 00:06:49,762 (リヒター) 引き際が分からないほど ガキじゃないだろう。 66 00:06:49,762 --> 00:06:51,731 試験は3年後もある。 67 00:06:53,266 --> 00:06:55,235 クソ…! 68 00:07:01,274 --> 00:07:03,743 (デンケン)《間に合わなかったか…》 69 00:07:04,811 --> 00:07:07,247 (デンケン) 《だが 儂が加勢したところで➡ 70 00:07:07,247 --> 00:07:10,250 結果は同じだっただろう》 71 00:07:10,250 --> 00:07:13,253 《背中を向けているというのに➡ 72 00:07:13,253 --> 00:07:15,755 まるで隙を感じん》 73 00:07:15,755 --> 00:07:19,759 《どちらにせよ 時間稼ぎぐらいはせんとな》 74 00:07:19,759 --> 00:07:21,728 (足音) 75 00:07:21,728 --> 00:07:26,299 (ユーベル) 確か宮廷魔法使いの デンケンだっけ? 76 00:07:26,299 --> 00:07:29,736 今 どういう状況なの? 77 00:07:29,736 --> 00:07:32,238 もしかして あれと戦うつもり? 78 00:07:32,238 --> 00:07:34,741 勝てないと思うよ。 79 00:07:34,741 --> 00:07:36,743 (デンケン) 承知の上だ。 80 00:07:36,743 --> 00:07:38,745 ねぇ デンケン。 81 00:07:38,745 --> 00:07:42,248 これって 迷宮攻略に 必要なことなの? 82 00:07:42,248 --> 00:07:44,250 (デンケン) 今 フリーレンが…。 83 00:07:44,250 --> 00:07:47,754 説明はいい 必要なことなの? 84 00:07:49,822 --> 00:07:51,791 そうだ。 85 00:07:52,759 --> 00:07:54,727 なら 私が倒すよ。 86 00:07:54,727 --> 00:07:56,763 (ラント) 何を言っているんだ。 87 00:07:56,763 --> 00:07:59,766 この中で一番強いのはデンケンだ。 88 00:07:59,766 --> 00:08:03,269 第一 お前はヴィアベルにも 勝てなかっただろう。 89 00:08:03,269 --> 00:08:07,774 ん~… そういうことじゃないんだよね。 90 00:08:07,774 --> 00:08:11,344 確かに私は未熟な三級魔法使いだ。 91 00:08:11,344 --> 00:08:14,747 デンケンやヴィアベルよりも はるかに弱い。 92 00:08:14,747 --> 00:08:19,252 けれども ゼンゼ相手なら勝てると思うよ。 93 00:08:19,252 --> 00:08:21,754 私の得意魔法は これ。 94 00:08:21,754 --> 00:08:23,256 (衝撃音) 95 00:08:23,256 --> 00:08:25,258 (ユーベル) 「大体なんでも切る魔法」➡ 96 00:08:25,258 --> 00:08:26,759 大体なんでも切る魔法。 97 00:08:26,759 --> 00:08:30,263 私が切れると思ったものは 何でも切れるし➡ 98 00:08:30,263 --> 00:08:33,833 切れないと思ったものは 全く切れない。 99 00:08:33,833 --> 00:08:35,768 それが何だっていうんだ。 100 00:08:35,768 --> 00:08:39,272 防御魔法で簡単に防げる魔法だ。 101 00:08:39,272 --> 00:08:41,274 (ユーベル) そういえば メガネ君は➡ 102 00:08:41,274 --> 00:08:44,277 ヴィアベルとの戦いを 見ていたんだっけ? 103 00:08:44,277 --> 00:08:49,282 まぁ 防御魔法って 魔法を防ぐためのものだからね。 104 00:08:49,282 --> 00:08:52,285 切れるイメージ あんまりないんだよね。 105 00:08:52,285 --> 00:08:57,390 そうか なら どちらにせよ ゼンゼには通用しない。 106 00:08:57,390 --> 00:09:00,293 あの髪には 観測できるだけでも➡ 107 00:09:00,293 --> 00:09:04,263 防御魔法に匹敵するほどの魔法が 何重にもかけられている。 108 00:09:04,263 --> 00:09:07,800 (ユーベル) だから そんな理屈は どうでもいいんだよ。 109 00:09:07,800 --> 00:09:10,770 これはイメージの話なんだから。 110 00:09:10,770 --> 00:09:12,772 おい 待て。 111 00:09:15,274 --> 00:09:17,310 (ユーベル) う~ん。 112 00:09:17,310 --> 00:09:20,880 やっぱり 見た者を拘束する魔法は 効かないか。 113 00:09:20,880 --> 00:09:23,783 まぁ 髪ってのは体の一部だからね。 114 00:09:23,783 --> 00:09:27,287 全身を視界に納めるのは無理だ。 115 00:09:29,288 --> 00:09:31,291 大体なんでも切る魔法。 116 00:09:32,759 --> 00:09:36,729 (ゼンゼ)《やはり 私の複製体の 相手はユーベルか》 117 00:09:36,729 --> 00:09:39,298 《勝敗は すでに分かっている》 118 00:09:39,298 --> 00:09:42,268 《恐らく戦いにすらならない》 119 00:09:43,836 --> 00:09:47,740 (ゼンゼの声) あれは2年前の 二級魔法使い選抜試験だった。 120 00:09:47,740 --> 00:09:51,244 その第二次試験の 試験官を担当したのは➡ 121 00:09:51,244 --> 00:09:54,247 ブルグ一級魔法使い。 122 00:09:54,247 --> 00:09:57,250 彼は一級魔法使いになってから➡ 123 00:09:57,250 --> 00:10:00,253 一度たりとも 手傷を負ったことがないほどの➡ 124 00:10:00,253 --> 00:10:03,756 守りに特化した魔法使いだった。 125 00:10:03,756 --> 00:10:06,325 「不動の外套」。 126 00:10:06,325 --> 00:10:08,861 彼が魔法で作り出す外套は➡ 127 00:10:08,861 --> 00:10:11,731 あらゆる攻撃魔法も 通さないほどの防御術式が➡ 128 00:10:11,731 --> 00:10:14,734 組み込まれていた。 129 00:10:14,734 --> 00:10:17,270 第二次試験の内容は➡ 130 00:10:17,270 --> 00:10:21,808 外套をまとったブルグに 受験者が攻撃魔法を放ち➡ 131 00:10:21,808 --> 00:10:26,279 1歩でも下がらせたら合格という 極めて単純なものだった。 132 00:10:26,279 --> 00:10:29,315 殺害行為を失格とする ルールも➡ 133 00:10:29,315 --> 00:10:32,885 攻撃魔法の最低限の制御を促し➡ 134 00:10:32,885 --> 00:10:35,888 他の受験者を守るための 措置だった。 135 00:10:35,888 --> 00:10:37,857 (ブルグ)⦅次⦆ 136 00:10:41,794 --> 00:10:45,298 (ゼンゼの声) 誰もブルグの心配など していなかった。 137 00:10:48,968 --> 00:10:50,937 ⦅衝撃音⦆ 138 00:10:52,872 --> 00:10:54,874 ⦅ブルグが倒れた音⦆ 139 00:10:54,874 --> 00:10:58,378 ⦅あ~… 切り過ぎちゃった⦆ 140 00:10:58,378 --> 00:11:01,280 ⦅ざわめき⦆ 141 00:11:01,280 --> 00:11:04,317 (ゼンゼの声) それを 三級魔法使いになったばかりの➡ 142 00:11:04,317 --> 00:11:08,821 無名の少女が あっさりと殺してしまった。 143 00:11:10,857 --> 00:11:13,359 (ユーベル) ⦅失格処分だって話だよね⦆ 144 00:11:13,359 --> 00:11:17,363 ⦅分かってるから もう帰っていい?⦆ 145 00:11:17,363 --> 00:11:19,899 (ゼンゼ)⦅1つだけ質問がある⦆ 146 00:11:19,899 --> 00:11:21,934 (ユーベル)⦅ど~ぞ⦆ 147 00:11:21,934 --> 00:11:24,904 (ゼンゼ)⦅「不動の外套」を どうやって打ち破った?⦆ 148 00:11:26,839 --> 00:11:28,841 (ユーベル)⦅え~っと⦆ 149 00:11:28,841 --> 00:11:31,844 ⦅ゼンゼさんって 裁縫とかしたことある?⦆ 150 00:11:31,844 --> 00:11:34,847 (ゼンゼ) ⦅いいや それがどうした?⦆ 151 00:11:34,847 --> 00:11:37,850 (ユーベル) ⦅家柄 良さそうだもんね~⦆ 152 00:11:37,850 --> 00:11:42,355 ⦅それとも そういうのは 魔法で全部やっちゃうのかな?⦆ 153 00:11:42,355 --> 00:11:45,258 ⦅いやね 私も不器用だから➡ 154 00:11:45,258 --> 00:11:48,261 そういうことは したことないんだけど⦆ 155 00:11:51,831 --> 00:11:55,835 (ユーベル)⦅姉貴がよく 裁縫をしているのを見ていた⦆ 156 00:11:59,772 --> 00:12:02,875 (ユーベル)⦅布を裁断する時ってさ➡ 157 00:12:02,875 --> 00:12:07,847 ハサミをこう入れて シャ~って切るんだよね⦆ 158 00:12:07,847 --> 00:12:11,350 ⦅とてもいい音がするんだ⦆ 159 00:12:14,353 --> 00:12:17,857 (ユーベル) ⦅私は あの音が好きだった⦆ 160 00:12:17,857 --> 00:12:20,393 (ゼンゼ)⦅話が見えない⦆ 161 00:12:20,393 --> 00:12:22,428 ⦅イメージの話だよ⦆ 162 00:12:22,428 --> 00:12:26,365 ⦅布っていうのはさ 切れるものなんだよ⦆ 163 00:12:26,365 --> 00:12:28,868 ⦅切れて当たり前のものだ⦆ 164 00:12:30,336 --> 00:12:33,339 (ゼンゼ)⦅こいつはイカれている⦆ 165 00:12:33,339 --> 00:12:36,909 ⦅確かに布を切るイメージなんて 誰でもできる⦆ 166 00:12:36,909 --> 00:12:39,445 ⦅バカにだってできる⦆ 167 00:12:39,445 --> 00:12:43,850 ⦅だが 魔法の世界は そんなに甘いものじゃ ない⦆ 168 00:12:43,850 --> 00:12:48,354 ⦅完璧にイメージできないものは 魔法では実現できない⦆ 169 00:12:50,256 --> 00:12:52,291 (ゼンゼ)⦅小さなアリが巨大な竜を➡ 170 00:12:52,291 --> 00:12:55,328 踏みつぶすイメージが できないように⦆ 171 00:12:55,328 --> 00:12:57,897 ⦅鉄壁の防御術式で守られた あの外套を➡ 172 00:12:57,897 --> 00:13:03,269 切るイメージができる 魔法使いなど ほぼ存在しない⦆ 173 00:13:03,269 --> 00:13:05,271 ⦅実際に あの外套が➡ 174 00:13:05,271 --> 00:13:08,274 いかなる攻撃魔法も 通さないことは➡ 175 00:13:08,274 --> 00:13:11,844 魔法使いなら 一目見れば分かるからだ⦆ 176 00:13:11,844 --> 00:13:14,780 ⦅それこそ バカでも分かる⦆ 177 00:13:14,780 --> 00:13:18,351 ⦅人が知性を持った 生命体である限り➡ 178 00:13:18,351 --> 00:13:22,321 その柵からは 決して逃れられない⦆ 179 00:13:22,321 --> 00:13:27,260 ⦅それでも彼女は 自らの感覚に従った⦆ 180 00:13:27,260 --> 00:13:31,264 ⦅「これは切れないものだ」と 知性では分かっていながら➡ 181 00:13:31,264 --> 00:13:36,402 感覚のままに「不動の外套」を 切り裂くイメージを構築した⦆ 182 00:13:36,402 --> 00:13:41,340 ⦅もはや 人として成立している 精神状態とは思えない⦆ 183 00:13:41,340 --> 00:13:45,411 ⦅これは才覚の領域だ⦆ 184 00:13:45,411 --> 00:13:48,915 ⦅もう行っていいかな?⦆ ⦅ああ⦆ 185 00:13:50,349 --> 00:13:54,387 ⦅ところでゼンゼさん キレイな髪の毛だね⦆ 186 00:13:54,387 --> 00:13:57,356 ⦅手入れとか大変でしょ?⦆ 187 00:13:59,759 --> 00:14:02,261 (ゼンゼ)《もしかしたら 私は あの時点で➡ 188 00:14:02,261 --> 00:14:04,764 もう負けていたのかもしれない》 189 00:14:04,764 --> 00:14:08,301 《ユーベルには 勝てるイメージが湧かない》 190 00:14:08,301 --> 00:14:10,770 《相性が悪過ぎる》 191 00:14:17,310 --> 00:14:19,879 みんな 頭を使い過ぎなんだよ。 192 00:14:19,879 --> 00:14:21,747 髪は切るものでしょ? 193 00:14:24,350 --> 00:14:26,352 (ゼンゼ)⦅髪の手入れ?⦆ 194 00:14:26,352 --> 00:14:28,354 ⦅地獄だよ⦆ 195 00:14:28,354 --> 00:14:31,290 ⦅考えたくもない⦆ 196 00:14:31,290 --> 00:14:33,292 フフっ。 197 00:14:33,292 --> 00:14:35,294 切ったらいいのに。 198 00:14:38,230 --> 00:14:40,733 (ヴィアベル) 話は大体分かったぜ。 199 00:14:40,733 --> 00:14:43,736 (ヴィアベル) お前らはフリーレンが 水鏡の悪魔を倒すまでの➡ 200 00:14:43,736 --> 00:14:46,238 時間稼ぎをしているわけだ。 201 00:14:46,238 --> 00:14:48,240 はい そうです。 202 00:14:48,240 --> 00:14:51,744 (シャルフ) 複製体なら 俺たちも3体 片付けた。 203 00:14:51,744 --> 00:14:53,779 なら 話は早いですね。 204 00:14:53,779 --> 00:14:55,815 それでは…。 205 00:14:55,815 --> 00:14:57,216 あら。 206 00:14:57,216 --> 00:15:01,220 たった今 ゼンゼさんの複製体が 撃破されたようです。 207 00:15:01,220 --> 00:15:03,723 この魔力…。 208 00:15:03,723 --> 00:15:07,727 仕留めたのは ユーベル三級魔法使いですね。 209 00:15:07,727 --> 00:15:09,729 意外な結果だな。 210 00:15:09,729 --> 00:15:13,766 そうか? 結構 相性悪めだろ。 211 00:15:13,766 --> 00:15:15,801 魔法使い同士の戦いは➡ 212 00:15:15,801 --> 00:15:18,204 ジャンケンのようなもの ですからね。 213 00:15:18,204 --> 00:15:20,740 ただし 手数が無数にあり➡ 214 00:15:20,740 --> 00:15:23,310 極めて複雑で難解な ジャンケンです。 215 00:15:23,310 --> 00:15:26,212 (ヴィアベル) それで 少しでも 使える手数を➡ 216 00:15:26,212 --> 00:15:28,714 増やしたいってわけか。 217 00:15:30,216 --> 00:15:35,254 (ヴィアベル) いいぜ 複製体の足止め 手伝ってやるよ。 218 00:15:35,254 --> 00:15:38,290 俺は他人を信じるような タチじゃねえが➡ 219 00:15:38,290 --> 00:15:42,294 ケツを振っている勝ち馬を 逃すほどバカじゃ ない。 220 00:15:43,696 --> 00:15:46,699 (メトーデ) 現時点で確実に 足止めしなければならない➡ 221 00:15:46,699 --> 00:15:49,235 危険な複製体は2体。 222 00:15:49,235 --> 00:15:51,237 そのうちの1体➡ 223 00:15:51,237 --> 00:15:54,707 デンケンさんの複製体の 場所は特定しました。 224 00:15:54,707 --> 00:15:57,710 あなた方は そちらをお願いします。 225 00:15:59,211 --> 00:16:02,748 もう1体のフェルンさんの 複製体に関しては➡ 226 00:16:02,748 --> 00:16:05,317 私に任せてください。 227 00:16:05,317 --> 00:16:09,221 あの子は特に魔力を消すのが 上手みたいですから➡ 228 00:16:09,221 --> 00:16:14,226 さすがに見つけ出さないと 奇襲で死者が出かねません。 229 00:16:14,226 --> 00:16:16,729 (エーレ) 本当に1人で何とかなるの? 230 00:16:16,729 --> 00:16:19,732 1人の方が 魔力探知に集中できます。 231 00:16:19,732 --> 00:16:22,701 (エーレ) あの子 結構強いわよ。 232 00:16:22,701 --> 00:16:27,206 私は多才なので 足止めだけは得意なのです。 233 00:16:28,774 --> 00:16:31,710 (メトーデの声) それに 拘束魔法が通じることは➡ 234 00:16:31,710 --> 00:16:35,247 本人の体を使って 確かめましたから。 235 00:16:35,247 --> 00:16:37,216 (ヴィアベル) よし。 236 00:16:37,216 --> 00:16:39,719 じゃあ 一暴れするか。 237 00:16:41,720 --> 00:16:44,724 (ラント) ユーベル これってさ➡ 238 00:16:44,724 --> 00:16:47,226 僕の見間違いじゃないよね。 239 00:16:47,226 --> 00:16:49,261 だろうね。 240 00:16:49,261 --> 00:16:52,765 だって メガネ君 動けないでしょ。 241 00:16:54,734 --> 00:16:58,204 (ユーベル) 私の複製体が復活している。 242 00:17:03,310 --> 00:17:06,245 これって もしかして➡ 243 00:17:06,245 --> 00:17:10,249 水鏡の悪魔とやらを倒すまで 続くのかな? 244 00:17:10,249 --> 00:17:14,286 消耗戦だ 楽しくなってきたね。 245 00:17:14,286 --> 00:17:16,856 まったくだ。 246 00:17:16,856 --> 00:17:19,325 (ラント) もう引き際でしょ これ。 247 00:17:20,226 --> 00:17:40,279 ♬~ 248 00:17:40,279 --> 00:17:57,730 ♬~ 249 00:17:57,730 --> 00:18:00,266 《この隙もダメだな》 250 00:18:00,266 --> 00:18:02,735 《今のフェルンじゃ 気が付けない》 251 00:18:04,737 --> 00:18:07,206 《やっぱり やるしかない》 252 00:18:08,240 --> 00:18:10,276 ⦅魔力探知の隙だけじゃ➡ 253 00:18:10,276 --> 00:18:13,412 殺し切れるほどのものには ならないね⦆ 254 00:18:13,412 --> 00:18:15,414 ⦅そうですね…⦆ 255 00:18:15,414 --> 00:18:18,317 ⦅もっと大きな隙があれば 勝てるのですが…⦆ 256 00:18:18,317 --> 00:18:20,286 ⦅勝てるんだね⦆ 257 00:18:21,821 --> 00:18:23,822 ⦅なら 隙をつくろう⦆ 258 00:18:23,822 --> 00:18:26,258 ⦅そんなことが できるのですか?⦆ 259 00:18:26,258 --> 00:18:28,260 ⦅私が隙を見せれば➡ 260 00:18:28,260 --> 00:18:30,763 相手は もっと大きな隙を見せる⦆ 261 00:18:32,398 --> 00:18:34,333 ⦅それでは フリーレン様が…⦆ 262 00:18:34,333 --> 00:18:36,235 ⦅防御に集中すれば➡ 263 00:18:36,235 --> 00:18:38,804 致命傷にはならない⦆ 264 00:18:38,804 --> 00:18:42,308 ⦅では その場合の作戦は…⦆ 265 00:18:45,811 --> 00:18:47,313 ⦅任せるよ⦆ 266 00:18:47,313 --> 00:18:50,382 ⦅フェルンが勝てると 思っているのなら勝てる⦆ 267 00:18:50,382 --> 00:18:53,252 ⦅なぜ そう言い切れるのですか?⦆ 268 00:18:53,252 --> 00:18:55,254 ⦅だって 「私」は➡ 269 00:18:55,254 --> 00:18:57,756 フェルンのことを なめているから⦆ 270 00:19:02,328 --> 00:19:04,330 ⦅それはよかったです⦆ 271 00:19:04,330 --> 00:19:06,799 ⦅なら 十分勝機はありますね⦆ 272 00:19:06,799 --> 00:19:26,752 ♬~ 273 00:19:26,752 --> 00:19:46,772 ♬~ 274 00:19:46,772 --> 00:19:48,741 ♬~ 275 00:19:49,742 --> 00:19:56,148 (衝撃音) 276 00:20:01,754 --> 00:20:03,789 《まだ立っている》 277 00:20:03,789 --> 00:20:05,858 《でも 致命傷だ》 278 00:20:05,858 --> 00:20:07,826 《とどめを…》 279 00:20:09,762 --> 00:20:11,230 あ! 280 00:20:15,234 --> 00:20:17,269 《何が起こった…》 281 00:20:17,269 --> 00:20:19,271 《攻撃された?》 282 00:20:19,271 --> 00:20:21,774 《魔力を全く感じない…》 283 00:20:21,774 --> 00:20:26,245 《この攻撃を 私は魔法として 認識できていない…》 284 00:20:27,846 --> 00:20:30,749 すごいです… フリーレン様…。 285 00:20:30,749 --> 00:20:33,252 これが魔法の高みなんですね…。 286 00:20:34,253 --> 00:20:37,756 でも らしくないです…。 287 00:20:39,224 --> 00:20:41,727 隙だらけです。 288 00:20:41,727 --> 00:20:45,197 (衝撃音) 289 00:20:51,704 --> 00:20:54,206 よくやった フェルン。 290 00:20:54,206 --> 00:20:56,742 あれを見せるほど 追い詰められたのは➡ 291 00:20:56,742 --> 00:20:59,211 80年ぶりかな。 292 00:21:11,790 --> 00:21:15,761 それじゃあ さっさと終わらせようか。 293 00:21:26,238 --> 00:21:28,240 終わりましたか…。 294 00:21:29,742 --> 00:21:32,244 もう動けない…。 295 00:21:32,244 --> 00:21:35,214 ヴィアベル… おんぶしてくれ…。 296 00:21:35,214 --> 00:21:39,218 お前ら いつも倒れてんな…。 297 00:21:39,218 --> 00:21:47,226 (足音) 298 00:21:47,226 --> 00:21:52,731 (デンケン) ここが零落の王墓の 最深部か…。 299 00:21:52,731 --> 00:21:56,235 君たちは零落の王墓を攻略した。 300 00:21:56,235 --> 00:21:59,238 一級魔法使いに十分匹敵する➡ 301 00:21:59,238 --> 00:22:03,275 歴史に名を残すほどの偉業だ。 302 00:22:03,275 --> 00:22:06,812 約束通り 最深部にたどり着いた全員を➡ 303 00:22:06,812 --> 00:22:09,314 第二次試験 合格とする。 304 00:22:11,717 --> 00:22:15,721 それで 一番の功労者は どこに行った? 305 00:22:18,223 --> 00:22:20,225 暗いよ~‼ 306 00:22:20,225 --> 00:22:22,227 怖いよ~‼ 307 00:22:22,227 --> 00:22:25,230 あ~ 暗いよ 怖いよ~。 (デンケン) えぇ…。 308 00:22:25,230 --> 00:22:28,267 (ラオフェン) まぁ 気持ちは分かるかな。 309 00:22:28,267 --> 00:22:30,335 ふぅ…。 310 00:22:30,335 --> 00:22:34,306 それでは 第二次試験を終了とする。 311 00:22:36,208 --> 00:22:39,745 (エーデル) なんと 回復魔法まで使えるのじゃ。 312 00:22:39,745 --> 00:22:42,247 (エーデル) どうじゃ すごいじゃろう。 313 00:22:42,247 --> 00:22:44,216 ああ…。 314 00:22:47,219 --> 00:22:49,221 (リヒター) 誰なの? お前。 315 00:22:50,222 --> 00:23:02,201 ♬~ 316 00:23:02,201 --> 00:23:08,207 ♬~ 317 00:23:08,207 --> 00:23:28,227 ♬~ 318 00:23:28,227 --> 00:23:43,242 ♬~ 319 00:23:43,242 --> 00:24:00,726 ♬~ 320 00:24:00,726 --> 00:24:19,211 ♬~