1 00:00:06,000 --> 00:00:11,510 動物チャレンジの動画 見てる? 何それ? 動物にチャレンジするの? 2 00:00:16,010 --> 00:00:19,620 きっつい…。 おはよ~。 3 00:00:26,020 --> 00:00:29,020 買っちゃった 限定のやつ。 4 00:00:29,020 --> 00:00:31,690 あと5分ほどで そちらに着きます。 5 00:00:31,690 --> 00:00:33,700 おっはよ~。 6 00:00:35,700 --> 00:00:38,900 《小村:俺には… 気になる子がいる》 7 00:00:40,870 --> 00:00:44,370 《俺には… 気になる子がいる》 8 00:00:46,880 --> 00:00:51,180 《俺は… いつも その子のことを…》 9 00:00:53,720 --> 00:00:56,420 フッ…。 《その子のことを…》 10 00:00:59,990 --> 00:01:02,090 《頭の中で…》 11 00:01:06,660 --> 00:01:11,170 《頭の中で… いつも想像している》 12 00:01:11,170 --> 00:01:13,170 《三重:フフッ》 13 00:01:17,670 --> 00:01:22,380 《三重さん》 《あっ? フフッ》 14 00:01:32,520 --> 00:01:35,020 ハッハッハッ…。 15 00:01:35,020 --> 00:01:46,200 ♬~ 16 00:01:46,200 --> 00:01:48,200 わっ! 17 00:01:48,200 --> 00:01:50,210 ハァ…。 18 00:01:55,040 --> 00:01:58,150 《俺は その子のことが…》 19 00:02:02,150 --> 00:02:04,650 《俺は その子のことが…》 20 00:02:06,660 --> 00:02:09,660 ハッ ハッ… おはよう! 21 00:02:14,660 --> 00:02:16,670 《俺は その子のことが》 22 00:02:16,670 --> 00:02:18,670 あっ ごめんね。 ううん。 23 00:02:20,670 --> 00:02:22,670 おはよう。 おはよう。 24 00:02:31,010 --> 00:02:33,120 忘れ物 忘れ物。 25 00:02:35,680 --> 00:02:38,350 おはよう。 おはよう。 おはよ~う。 26 00:02:38,350 --> 00:02:42,020 今日は部活 頑張んないと。 うん そうだね。 27 00:02:42,020 --> 00:02:44,030 ボス ヤバいよな。 わかる。 28 00:02:44,030 --> 00:02:46,190 ハッハッハッ…。 あっ。 29 00:02:46,190 --> 00:02:49,530 ハァ ハァ…。 あっ…。 30 00:02:49,530 --> 00:02:52,030 ツッコミのキレがいいわけ。 31 00:02:52,030 --> 00:02:55,540 ねぇねぇ あのプリン コンビニ限定だって。 32 00:02:55,540 --> 00:02:59,640 かわいくない? かわいい! 33 00:03:01,640 --> 00:03:05,310 《俺は… その子が好きだ》 34 00:03:05,310 --> 00:03:07,320 よいしょ。 35 00:03:08,830 --> 00:03:14,000 1333年 新田義貞は 20万を超える軍勢とともに➨ 36 00:03:14,000 --> 00:03:17,170 幕府本拠地である 鎌倉に攻め入りました。 37 00:03:17,170 --> 00:03:22,840 その後 執権の北条高時らは 菩提寺の東勝寺に集まり➨ 38 00:03:22,840 --> 00:03:25,680 寺に自ら火を放つことで…。 あっ。 39 00:03:25,680 --> 00:03:27,680 あっ…。 それにより➨ 40 00:03:27,680 --> 00:03:29,850 150年続いた鎌倉幕府は➨ 41 00:03:29,850 --> 00:03:32,650 滅亡したと言われております。 同年後…。 42 00:03:43,700 --> 00:04:04,150 ♬~ 43 00:04:04,150 --> 00:04:06,150 《隣の席の三重さん。 44 00:04:06,150 --> 00:04:10,820 クラス替えがあって 知り合ってから3日目。 45 00:04:10,820 --> 00:04:15,330 いつもボーッとしてて 口を開けば ズレたことを言う》 46 00:04:15,330 --> 00:04:20,000 《シャープペンって プペンって 略したほうがかわいくない?》 47 00:04:20,000 --> 00:04:24,670 《でも俺は そんな不思議な 三重さんのことを…》 48 00:04:24,670 --> 00:04:27,010 あっ。 49 00:04:27,010 --> 00:04:29,010 《好きになってしまった》 50 00:04:33,510 --> 00:04:36,850 《その分厚いレンズ越しでいい》 んっ? 51 00:04:36,850 --> 00:04:39,180 《三重さんのきれいな目に…》 52 00:04:39,180 --> 00:04:42,350 あっ。 53 00:04:42,350 --> 00:04:44,690 《見つめられてみたい》 54 00:04:44,690 --> 00:04:46,690 (チャイム) 55 00:04:46,690 --> 00:04:48,690 ウーン…。 (チャイム) 56 00:04:48,690 --> 00:04:51,300 あっ!? (チャイム) 57 00:04:51,300 --> 00:04:54,470 《えっ なんで めがねしてないんだ? 58 00:04:54,470 --> 00:04:57,800 いや でも… これはこれで➨ 59 00:04:57,800 --> 00:04:59,810 かわいい!》 60 00:04:59,810 --> 00:05:01,810 天気いいな。 遊びにいく? 61 00:05:01,810 --> 00:05:04,140 かっこよかった。 見たい! 62 00:05:04,140 --> 00:05:08,150 あぁ…。 《三重さん… だよな? 63 00:05:08,150 --> 00:05:11,820 メッチャ目つき悪くなってる。 64 00:05:11,820 --> 00:05:15,150 でも かわいい》 あっ。 65 00:05:15,150 --> 00:05:17,160 おはよう。 66 00:05:17,160 --> 00:05:19,490 あっ! お おはよう。 67 00:05:19,490 --> 00:05:22,830 《なんで めがねないのか 聞きたいけど➨ 68 00:05:22,830 --> 00:05:25,660 まだちゃんと 話したことないしなぁ。 69 00:05:25,660 --> 00:05:29,330 緊張して うまく話せる気もしないし》 70 00:05:29,330 --> 00:05:32,840 あのぅ。 えっ!? はい! 71 00:05:32,840 --> 00:05:36,680 目つき悪いと思うけど 気にしないでね。 72 00:05:36,680 --> 00:05:39,840 見えにくいから 目に力が入ってるだけ。 73 00:05:39,840 --> 00:05:43,350 えっ。 今日ちょっと➨ 74 00:05:43,350 --> 00:05:46,350 めがね忘れちゃって。 75 00:05:46,350 --> 00:05:49,350 あっ…。 《初めて話せた!》 76 00:05:49,350 --> 00:05:52,290 わ… 忘れたの? あっ。 77 00:05:52,290 --> 00:05:55,460 うん だからちゃんと見えなくて。 78 00:05:55,460 --> 00:05:59,300 《ちゃんと見えないのに そのまま登校してきたのか。 79 00:05:59,300 --> 00:06:02,800 そもそも家 出る前に 気付いたりしないのかな? 80 00:06:02,800 --> 00:06:06,810 まっ たまには そんなこともあるのか》 81 00:06:06,810 --> 00:06:10,810 今月入って まだ1回も忘れてなかったのに。 82 00:06:10,810 --> 00:06:13,650 《たびたび そんなことあるのか。 83 00:06:13,650 --> 00:06:15,810 と とにかく。 84 00:06:15,810 --> 00:06:18,820 つまり三重さんは困ってるんだな。 85 00:06:18,820 --> 00:06:20,820 それなら助けたいけど。 86 00:06:20,820 --> 00:06:23,490 でも俺なんかが…。 87 00:06:23,490 --> 00:06:26,490 いや! そんなこと言ってる場合じゃない。 88 00:06:26,490 --> 00:06:29,330 今日は俺が 三重さんをサポートしよう。 89 00:06:29,330 --> 00:06:32,030 隣の席の者として!》 90 00:06:34,000 --> 00:06:36,840 ねぇ。 はい!? そのぅ…。 91 00:06:36,840 --> 00:06:40,670 1時間目の歴史の教科書って どれだろう。 92 00:06:40,670 --> 00:06:44,340 判別つかない。 あぁ なるほど。 93 00:06:44,340 --> 00:06:46,340 えっとね 歴史のは…。 94 00:06:46,340 --> 00:06:48,350 探してあげるよ。 あっ。 95 00:06:48,350 --> 00:06:50,280 んっ? ちょっとカバン見せて。 96 00:06:50,280 --> 00:06:54,290 あっ… ハッ。 97 00:06:54,290 --> 00:06:56,450 《ちっ…》 んっ? 98 00:06:56,450 --> 00:06:58,620 《近っ!》 99 00:06:58,620 --> 00:07:00,790 あ… あっ おっ 俺の使う? 100 00:07:00,790 --> 00:07:03,300 きょ きょ… きょ 教科書。 101 00:07:03,300 --> 00:07:06,970 《あぁぁ危ない! 適切な距離を保たないと!》 102 00:07:06,970 --> 00:07:08,970 よいっ しょ…。 あっ。 103 00:07:08,970 --> 00:07:10,970 ありがとう。 あっ。 104 00:07:10,970 --> 00:07:13,640 ウーン…。 えっ。 105 00:07:13,640 --> 00:07:18,140 あぁ…。 106 00:07:18,140 --> 00:07:20,650 うわぁ~っ! 107 00:07:20,650 --> 00:07:23,980 どうしたの? 見ようよ。 いっ いや あの。 108 00:07:23,980 --> 00:07:26,990 俺はいいので 三重さんだけで使ってくれたら。 109 00:07:26,990 --> 00:07:29,790 なんで? えっ!? 110 00:07:32,660 --> 00:07:34,830 なんで? 111 00:07:34,830 --> 00:07:37,660 えぇ…。 112 00:07:37,660 --> 00:07:40,830 暑い夏の日には 道に水をまき➨ 113 00:07:40,830 --> 00:07:45,340 歩く人々の涼感を誘う…。 《近い… 近い…。 114 00:07:45,340 --> 00:07:49,340 しっかりしろ俺 三重さんをサポートするんだろ。 115 00:07:49,340 --> 00:07:52,280 このくらいの近さで 緊張してどうす…》 116 00:07:52,280 --> 00:07:54,780 うわっ! どどど どうしたの? 117 00:07:54,780 --> 00:07:57,280 ちょっと見えづらくて。 118 00:07:57,280 --> 00:08:01,290 あっ でもこれだと そっちが教科書見れないね。 119 00:08:01,290 --> 00:08:03,290 お 俺のことはいい。 120 00:08:03,290 --> 00:08:06,460 俺のことはいいんだ! 大丈夫? 121 00:08:06,460 --> 00:08:11,460 うん ホント あの… 大丈夫だよ 三重さんだけで使ってくれて。 122 00:08:11,460 --> 00:08:13,470 んっ? 俺 ほら➨ 123 00:08:13,470 --> 00:08:15,970 もともと あんま 教科書 見ない派だし。 124 00:08:15,970 --> 00:08:19,640 そうなの? じゃあ そうさせてもらおうかな。 125 00:08:19,640 --> 00:08:22,140 ごめんね。 いや ホント全然。 126 00:08:22,140 --> 00:08:24,140 《近~いっ! 127 00:08:24,140 --> 00:08:26,980 めがねなしで 遠近感 つかめなくなってるのかな? 128 00:08:26,980 --> 00:08:30,820 そ それか もともと そんなの気にしない人なのか? 129 00:08:30,820 --> 00:08:33,490 なんにせよ心臓に悪い…。 130 00:08:33,490 --> 00:08:36,150 近い!》 131 00:08:36,150 --> 00:08:39,160 ウーン…。 132 00:08:39,160 --> 00:08:43,160 《この教科書 家宝にしよう。 133 00:08:43,160 --> 00:08:49,170 物理的な距離は 急に近づきすぎて ビックリしたけど。 134 00:08:49,170 --> 00:08:55,770 ちょっとだけ 三重さんと近づけた気がする。 135 00:08:55,770 --> 00:08:57,780 三重さんにとっては➨ 136 00:08:57,780 --> 00:09:00,610 めがねを忘れるのも いつものことで。 137 00:09:00,610 --> 00:09:04,950 俺のことも さして記憶に 残らないのかもしれないけど…。 138 00:09:04,950 --> 00:09:09,120 こうやって ちょとずつ 近づけたらそれでいい》 139 00:09:09,120 --> 00:09:12,460 んっ? 140 00:09:12,460 --> 00:09:14,460 《んんっ? 141 00:09:14,460 --> 00:09:16,460 ん~っ!? 142 00:09:16,460 --> 00:09:18,460 はぁ…っ!》 143 00:09:18,460 --> 00:09:23,070 ところで誰だろ? よく見えなくて。 144 00:09:25,140 --> 00:09:27,470 こ… 小村です。 145 00:09:27,470 --> 00:09:30,980 んっ… あっ 小村くんか。 146 00:09:30,980 --> 00:09:35,080 隣の席だし… そっか。 147 00:09:37,150 --> 00:09:39,320 じゃあ改めて。 148 00:09:39,320 --> 00:09:41,320 ありがとね 小村くん。 149 00:09:41,320 --> 00:09:44,020 フム…。 150 00:09:47,990 --> 00:09:50,830 ウゥ… ああっ! 151 00:09:50,830 --> 00:09:55,500 (チャイム) 152 00:09:55,500 --> 00:09:57,840 ハァ…。 (チャイム) 153 00:09:57,840 --> 00:09:59,840 一度 家に帰って着替えて。 うん。 154 00:09:59,840 --> 00:10:02,010 それから駅前に集合って感じ。 155 00:10:02,010 --> 00:10:05,510 不動のセンターだね。 わかる~。 156 00:10:05,510 --> 00:10:08,510 《まさかあんな 不意打ちで来るとは》 157 00:10:10,520 --> 00:10:14,320 《おかげで全然 授業が頭に入らなかったぞ》 158 00:10:16,350 --> 00:10:18,520 《ん~っ》 159 00:10:18,520 --> 00:10:23,700 ハッ…! 《三重さんの目 きれいだったな。 160 00:10:23,700 --> 00:10:26,700 いや いったん忘れよう。 161 00:10:26,700 --> 00:10:30,700 これじゃ いつまでたってもフワフワして…》 162 00:10:30,700 --> 00:10:32,870 あぁ…。 163 00:10:32,870 --> 00:10:35,210 あっ。 164 00:10:35,210 --> 00:10:39,210 《三重さんだ。 165 00:10:39,210 --> 00:10:42,210 どうしたんだろう?》 166 00:10:42,210 --> 00:10:46,220 みっ 三重さん。 ハッ… あっ? 167 00:10:46,220 --> 00:10:48,390 どうかしたの? 168 00:10:48,390 --> 00:10:50,820 誰? こっ 小村です。 169 00:10:50,820 --> 00:10:54,160 んっ… こむ? えっ そんなっ。 170 00:10:54,160 --> 00:10:56,160 ほら! あの! 171 00:10:56,160 --> 00:11:00,330 隣の席で さっき限界まで 顔を近づけられた…。 172 00:11:00,330 --> 00:11:02,670 ああっ。 173 00:11:02,670 --> 00:11:07,010 あっ小村くん? よ よかった わかってくれて。 174 00:11:07,010 --> 00:11:09,840 で どうしたの? あっ。 大丈夫? 175 00:11:09,840 --> 00:11:12,510 うん… いや…。 176 00:11:12,510 --> 00:11:16,350 靴がなんかね…。 177 00:11:16,350 --> 00:11:19,850 大きくって。 178 00:11:19,850 --> 00:11:22,020 《三重さんと お揃いだったのか》 179 00:11:22,020 --> 00:11:25,690 あっ。 180 00:11:25,690 --> 00:11:29,390 そっ それ俺の靴では!? えっ。 181 00:11:31,360 --> 00:11:34,870 《あすか:三重ちゃん ホントに 一緒に帰らなくて大丈夫? 182 00:11:34,870 --> 00:11:37,870 (まほ)下駄箱とか わからなくなったりしない? 183 00:11:37,870 --> 00:11:41,370 大丈夫だよ 気にせず部活行ってきて。 184 00:11:41,370 --> 00:11:43,370 (2人)えぇ~っ。 185 00:11:43,370 --> 00:11:48,380 《下駄箱はいつも使ってるから 見えなくてもわかるもん》 186 00:11:48,380 --> 00:11:50,320 あれ? 187 00:11:50,320 --> 00:11:54,490 《私の靴じゃない… あれっ間違えた?》 188 00:11:54,490 --> 00:11:57,820 じゃあ どこ? 189 00:11:57,820 --> 00:12:00,120 《あれっ?》 190 00:12:02,330 --> 00:12:04,500 んっ?》 191 00:12:04,500 --> 00:12:07,830 となって 周り何個か開けたら➨ 192 00:12:07,830 --> 00:12:10,500 私のと同じ靴が入ってたから➨ 193 00:12:10,500 --> 00:12:13,170 つい私のかと。 ざっ ざっ…。 194 00:12:13,170 --> 00:12:15,170 《雑ぅ…》 195 00:12:15,170 --> 00:12:17,180 あっ。 ごめんね。 196 00:12:17,180 --> 00:12:19,510 い いや… 大丈夫。 197 00:12:19,510 --> 00:12:23,180 《み 三重さんが 俺の靴を履いて…。 198 00:12:23,180 --> 00:12:26,680 い いや! 何を考えてるんだ俺は! 199 00:12:26,680 --> 00:12:30,190 クソ… でも… 羨ましいぞ俺の靴! 200 00:12:30,190 --> 00:12:32,520 いや 俺の靴だからいいんだけど》 201 00:12:32,520 --> 00:12:34,860 今 返すから。 えっ。 202 00:12:34,860 --> 00:12:38,030 あっ いや でも 三重さんの靴は? 203 00:12:38,030 --> 00:12:42,370 私の下駄箱 そこで合ってると思うんだけど。 204 00:12:42,370 --> 00:12:47,170 なんか違う靴が入ってて。 えっ… なんでだろう。 205 00:12:49,210 --> 00:12:51,640 えっ!? あぁ? 206 00:12:51,640 --> 00:12:56,650 私の靴 緑の模様なんて入ってないもん。 207 00:12:58,650 --> 00:13:01,490 三重さんって カエルとか平気なほう? 208 00:13:01,490 --> 00:13:04,820 カエル? 大丈夫だけど➨ 209 00:13:04,820 --> 00:13:09,160 ヌメヌメついたら ちょっとヘコむよね。 うん。 210 00:13:09,160 --> 00:13:12,660 ちょっと三重さん 一応 後ろ向いといてくれる? 211 00:13:12,660 --> 00:13:14,670 んっ? 212 00:13:14,670 --> 00:13:17,070 うん…。 ハッ! 213 00:13:25,340 --> 00:13:28,010 あっ 三重さんの靴 これかなぁ? 214 00:13:28,010 --> 00:13:30,850 なんかあったよ。 215 00:13:30,850 --> 00:13:33,350 よかった~。 216 00:13:33,350 --> 00:13:36,520 カエル乗ってた? ウウッ。 217 00:13:36,520 --> 00:13:38,620 うん…。 218 00:13:42,690 --> 00:13:46,200 いっぱい拭いたけど いささかつらい。 219 00:13:46,200 --> 00:13:49,100 うん… 心中お察しするよ。 220 00:13:52,800 --> 00:13:54,810 んっ…。 221 00:13:57,640 --> 00:13:59,640 んんっ…。 222 00:14:01,650 --> 00:14:03,650 じゃあ帰ろっか。 223 00:14:06,320 --> 00:14:08,320 あっ…。 224 00:14:08,320 --> 00:14:11,320 待って三重さん! あっ? 225 00:14:11,320 --> 00:14:14,330 靴ひも ほどけてる。 あっ。 226 00:14:18,160 --> 00:14:26,340 ♬~ 227 00:14:26,340 --> 00:14:29,510 何から何まで面目ない。 228 00:14:29,510 --> 00:14:32,340 このお礼はいつか必ず。 いや…。 229 00:14:32,340 --> 00:14:34,510 《急に武士っぽくなったな》 230 00:14:34,510 --> 00:14:36,680 んっ? ああっ! 231 00:14:36,680 --> 00:14:40,690 《足元だけ! 足元だけ見るんだぞ俺!》 232 00:14:40,690 --> 00:14:44,860 小村くん 今日はホントにありがとね。 233 00:14:44,860 --> 00:14:46,860 えっ? 234 00:14:46,860 --> 00:14:51,630 今日 たくさん小村くんに 助けてもらっちゃったなぁって。 235 00:14:51,630 --> 00:14:54,630 あっ…。 《そっか… 俺…。 236 00:14:54,630 --> 00:14:58,640 今日 ずっと 三重さんと一緒にいるんだな。 237 00:14:58,640 --> 00:15:02,640 忘れないようにしたいな》 238 00:15:02,640 --> 00:15:04,640 《よいしょ。 あっ。 239 00:15:04,640 --> 00:15:06,640 ん~っ。 240 00:15:06,640 --> 00:15:08,650 ん~っ…。 うわぁ!》 241 00:15:12,150 --> 00:15:17,990 《今日あった 全部のこと。 242 00:15:17,990 --> 00:15:21,660 ゼロ距離で見た➨ 243 00:15:21,660 --> 00:15:25,160 三重さんの きれいな目》 244 00:15:25,160 --> 00:15:28,000 ウーン…。 245 00:15:28,000 --> 00:15:31,670 あぁ…。 246 00:15:31,670 --> 00:15:34,170 あぁっ…。 247 00:15:34,170 --> 00:15:36,170 なっ な 何!? んっ。 248 00:15:36,170 --> 00:15:39,340 いや なんていうか お礼もしなきゃだし。 249 00:15:39,340 --> 00:15:44,850 小村くんの顔 忘れないようにしたいなって。 250 00:15:44,850 --> 00:15:46,850 えっ…。 251 00:15:46,850 --> 00:15:49,350 あぁ…。 252 00:15:53,290 --> 00:15:57,300 ウーン やっぱ よく見えないな。 えっ? 253 00:15:57,300 --> 00:16:00,470 あっ…。 254 00:16:00,470 --> 00:16:03,300 また今度 ちゃんと見せてね。 255 00:16:03,300 --> 00:16:05,300 えっ。 じゃ。 256 00:16:05,300 --> 00:16:17,010 ♬~ 257 00:16:20,650 --> 00:16:22,650 《三重さんの家➨ 258 00:16:22,650 --> 00:16:26,160 学校から 激近だった。 259 00:16:26,160 --> 00:16:30,660 これまでやってこれたのも なんとなく うなずける》 260 00:16:32,660 --> 00:16:36,830 《こんなこと 考えちゃいけないんだけど…。 261 00:16:36,830 --> 00:16:42,040 三重さん また めがね忘れないかなぁ》 262 00:16:45,010 --> 00:16:47,850 おはよう! 263 00:16:47,850 --> 00:16:50,150 あっ…。 264 00:16:52,120 --> 00:16:54,620 (あすか)大丈夫? 265 00:16:54,620 --> 00:16:57,460 《ああっ また忘れたの!? 266 00:16:57,460 --> 00:16:59,620 確かに星には祈ったけど。 267 00:16:59,620 --> 00:17:02,790 いや… 呪ってしまったのかもしれない。 268 00:17:02,790 --> 00:17:06,630 ごめん三重さん! 俺が 呪ってしまったかもしれない!》 269 00:17:06,630 --> 00:17:09,630 めがね踏んづけて壊しちゃって。 270 00:17:09,630 --> 00:17:13,140 《ぬぁ~っ! 呪いの線が濃厚!》 271 00:17:13,140 --> 00:17:15,640 (ホイッスル) 272 00:17:15,640 --> 00:17:18,640 あぁぁ…! フンフン… はいっ! 273 00:17:18,640 --> 00:17:23,150 なんで内野に入るの? そもそも なんで参加するの!? 274 00:17:23,150 --> 00:17:25,980 欠席したくないし こんなことで! 275 00:17:25,980 --> 00:17:27,990 死活問題だよ! 276 00:17:27,990 --> 00:17:31,320 だって… ほら 見えないでしょ ボールとか! 277 00:17:31,320 --> 00:17:33,660 うん 敵も味方もわかんない。 ハァ…。 三重ちゃん。 278 00:17:33,660 --> 00:17:36,490 ほら そんな戦場みたいなコメント 出てくるじゃん。 279 00:17:36,490 --> 00:17:38,500 ハッ! 280 00:17:38,500 --> 00:17:40,670 《元はといえば 俺が呪ってしまったせい》 281 00:17:40,670 --> 00:17:44,670 《三重さん また めがね忘れないかなぁ》 282 00:17:44,670 --> 00:17:48,670 《三重さんを狙う球はすべて 俺が止めてみせる!》 283 00:17:48,670 --> 00:17:50,780 そうだ。 あっ。 284 00:17:50,780 --> 00:17:55,280 小村くんに隠れてていい? んっ…。 285 00:17:55,280 --> 00:17:57,780 ほいっ。 あっ。 小村 外野~。 286 00:17:57,780 --> 00:17:59,780 えっ…。 287 00:18:02,290 --> 00:18:04,290 力学的エネルギーは➨ 288 00:18:04,290 --> 00:18:09,630 運動エネルギーと位置エネルギーに 分類されます。 289 00:18:09,630 --> 00:18:11,960 《眠いなぁ。 290 00:18:11,960 --> 00:18:15,630 体育でいつもより いろいろ疲れたからなぁ》 291 00:18:15,630 --> 00:18:20,470 保存力以外の 外からの力が加わらないとき…。 292 00:18:20,470 --> 00:18:23,810 《三重さんは熱心に 教科書見ているな。 293 00:18:23,810 --> 00:18:27,980 よし! 俺も 三重さんを見習ってちゃんと…》 294 00:18:27,980 --> 00:18:29,980 なっ!? 寝るな三重! あっ! 295 00:18:29,980 --> 00:18:33,990 《そ そうか! この体勢だと 寝てるみたいに見える!》 296 00:18:33,990 --> 00:18:36,490 み 三重さん 言われてるから…。 297 00:18:36,490 --> 00:18:38,990 (寝息) 298 00:18:38,990 --> 00:18:40,990 あっ。 《寝てる!? 299 00:18:40,990 --> 00:18:45,160 普通に寝てる! 300 00:18:45,160 --> 00:18:48,330 どうして突然…》 敵…。 ハッ。 301 00:18:48,330 --> 00:18:52,440 隠れて… 小村くん。 302 00:18:52,440 --> 00:18:55,270 《めがねを忘れて しんどいだろうに➨ 303 00:18:55,270 --> 00:18:58,280 全神経を ドッジボールに集中してたんだ!》 304 00:18:58,280 --> 00:19:00,440 《任せて小村くん!》 305 00:19:00,440 --> 00:19:03,950 敵… 味方…。 306 00:19:03,950 --> 00:19:06,120 《敵も味方も わからなかったけど。 307 00:19:06,120 --> 00:19:09,120 それでいつもより 疲れちゃったんだ きっと。 308 00:19:09,120 --> 00:19:12,290 クソ! 俺のために そこまでしてもらえて➨ 309 00:19:12,290 --> 00:19:14,290 しみじみうれしい 自分がいるっ!》 310 00:19:14,290 --> 00:19:16,290 聞いてんのか三重~! 311 00:19:16,290 --> 00:19:19,460 《とりあえず 今は起こさないと》 312 00:19:19,460 --> 00:19:21,470 三重さ…。 313 00:19:21,470 --> 00:19:23,470 《いや 無理っ! 314 00:19:23,470 --> 00:19:26,140 起こすって つまり触るってことじゃん! 315 00:19:26,140 --> 00:19:28,810 無理! 俺には!》 クゥッ…。 316 00:19:28,810 --> 00:19:30,980 三重! ウッ。 317 00:19:30,980 --> 00:19:33,640 起きろ三重! あっ あの。 318 00:19:33,640 --> 00:19:35,650 んっ? 319 00:19:35,650 --> 00:19:37,650 せ… 先生。 320 00:19:37,650 --> 00:19:40,320 三重さん 今日めがね忘れちゃったそうで。 321 00:19:40,320 --> 00:19:43,320 近づかないと 教科書 見えないみたいなんです。 322 00:19:43,320 --> 00:19:45,820 寝ているわけではないです。 323 00:19:47,990 --> 00:19:50,100 じゃあ… 早くそう言え。 324 00:19:53,000 --> 00:19:55,330 ホッ…。 325 00:19:55,330 --> 00:19:57,670 え~っ… で あるからして…。 326 00:19:57,670 --> 00:20:00,340 《とりあえず ごまかせたけど➨ 327 00:20:00,340 --> 00:20:02,670 このまま寝かせとくわけにも いかないよな。 328 00:20:02,670 --> 00:20:05,380 なんとかして起こさないと》 329 00:20:07,340 --> 00:20:10,350 《いやしかし! 触るのはやっぱりハードルが!》 330 00:20:10,350 --> 00:20:13,020 ウーン…。 あっ。 331 00:20:13,020 --> 00:20:16,020 んっ…。 《起きたっ》 332 00:20:16,020 --> 00:20:18,860 んっ あっ んっ…? 333 00:20:18,860 --> 00:20:24,060 あっ おっ… んんっ? 《何してるんだ?》 334 00:20:26,030 --> 00:20:28,030 フンッ。 あっ。 335 00:20:30,200 --> 00:20:33,200 お父さん? えっ? 336 00:20:33,200 --> 00:20:35,870 私のめがね知らない? 337 00:20:35,870 --> 00:20:37,880 《えぇ~っ?》 338 00:20:37,880 --> 00:20:40,380 あぁ…。 339 00:20:45,220 --> 00:20:47,220 み 三重さん寝ぼけてるの? 340 00:20:47,220 --> 00:20:49,720 俺は お父さんじゃなくて…。 ん~っ。 ヒッ! 341 00:20:49,720 --> 00:20:51,660 ん~。 あぁ…。 342 00:20:51,660 --> 00:20:54,660 お父さんじゃん。 《アワワ…! 343 00:20:54,660 --> 00:20:58,660 寝ぼけてるのと 見えないのとの コンボ・アタックだ》 344 00:20:58,660 --> 00:21:01,000 お父さんが また間違えて➨ 345 00:21:01,000 --> 00:21:03,670 私の使っちゃったんじゃないの? 346 00:21:03,670 --> 00:21:06,170 ホント 雑なんだから。 347 00:21:06,170 --> 00:21:10,170 《ヒィィ 見てはいけないものを 見てる気がする!》 348 00:21:10,170 --> 00:21:13,340 まぁいいや もうちょい寝よう。 ハッ。 349 00:21:13,340 --> 00:21:15,850 だめだよ 三重さん起きなきゃ。 350 00:21:15,850 --> 00:21:17,850 ウーン。 あっ。 351 00:21:17,850 --> 00:21:23,020 ♬~ 352 00:21:23,020 --> 00:21:28,030 なんか… お父さん縮んだ? 353 00:21:28,030 --> 00:21:33,030 《結局… 三重さんに触ってしまった。 354 00:21:33,030 --> 00:21:36,030 というか…。 355 00:21:36,030 --> 00:21:41,540 神様 どうかこの時間を 終わらせないでください!》 356 00:21:41,540 --> 00:21:43,540 フンッ。 あうっ。 357 00:21:43,540 --> 00:21:47,040 《先生様が許してくれなかった》 (チャイム) 358 00:21:49,050 --> 00:21:51,050 おはよう! 359 00:21:53,480 --> 00:21:55,490 おでこ ぶつけてさ。 360 00:21:57,490 --> 00:21:59,490 ウーン…。 361 00:21:59,490 --> 00:22:01,990 《また めがね忘れてる 362 00:22:01,990 --> 00:22:03,990 まぁ もう慣れたけど➨ 363 00:22:03,990 --> 00:22:06,500 ずっとこれだと 三重さんが心配だなぁ。 364 00:22:06,500 --> 00:22:10,670 なんとかならないものか》 あっ。 365 00:22:10,670 --> 00:22:12,670 んっ。 わっ!? 366 00:22:12,670 --> 00:22:14,670 あっ…。 367 00:22:14,670 --> 00:22:20,010 あ… えっ… こ 小村だよ… ですけど…。 368 00:22:20,010 --> 00:22:24,010 《なっ なな なな なんなんだ なんだ なんだ!?》 369 00:22:24,010 --> 00:22:27,020 ん~っ。 370 00:22:27,020 --> 00:22:30,860 《俺… 今 絶対 顔赤いよな。 371 00:22:30,860 --> 00:22:33,520 三重さんに見えてなくて よかった~》 372 00:22:33,520 --> 00:22:36,190 なるほど。 えっ? 373 00:22:36,190 --> 00:22:39,700 そんな顔してたんだ。 374 00:22:39,700 --> 00:22:41,700 ええっ!? 375 00:22:41,700 --> 00:22:43,700 フフッ。 376 00:22:46,200 --> 00:22:49,540 (あすか)あっ 三重ちゃんおはよう って また裸眼? 377 00:22:49,540 --> 00:22:52,480 ううん 今日はコンタクトにしてみたの。 378 00:22:52,480 --> 00:22:54,480 ちゃんと見えてるよ。 379 00:22:54,480 --> 00:22:56,810 (あすか)じゃなんで まだ目つき悪いの? 380 00:22:56,810 --> 00:23:01,520 なんか目 ゴロゴロして慣れなくて~。 (あすか)アハハハ。 381 00:23:04,990 --> 00:23:06,990 あぁ…。