1 00:00:15,678 --> 00:00:21,178 動物チャレンジの動画 見てる? 何それ? 動物にチャレンジするの? 2 00:00:25,688 --> 00:00:29,288 きっつい…。 おはよ~。 3 00:00:35,698 --> 00:00:38,701 買っちゃった 限定のやつ。 4 00:00:38,701 --> 00:00:41,371 あと5分ほどで そちらに着きます。 5 00:00:41,371 --> 00:00:43,371 おっはよ~。 6 00:00:45,375 --> 00:00:48,575 《小村:俺には… 気になる子がいる》 7 00:00:50,547 --> 00:00:54,047 《俺には… 気になる子がいる》 8 00:00:56,553 --> 00:01:00,853 《俺は… いつも その子のことを…》 9 00:01:03,393 --> 00:01:06,093 フッ…。 《その子のことを…》 10 00:01:09,666 --> 00:01:11,766 《頭の中で…》 11 00:01:16,339 --> 00:01:20,843 《頭の中で… いつも想像している》 12 00:01:20,843 --> 00:01:22,843 ((三重:フフッ)) 13 00:01:27,350 --> 00:01:32,050 《三重さん》 ((あっ? フフッ)) 14 00:01:42,198 --> 00:01:44,701 ハッハッハッ…。 15 00:01:44,701 --> 00:01:55,878 ♪~ 16 00:01:55,878 --> 00:01:57,880 わっ! 17 00:01:57,880 --> 00:01:59,880 ハァ…。 18 00:02:04,721 --> 00:02:07,821 《俺は その子のことが…》 19 00:02:11,828 --> 00:02:14,328 《俺は その子のことが…》 20 00:02:16,332 --> 00:02:19,332 ハッ ハッ… おはよう! 21 00:02:24,340 --> 00:02:26,342 《俺は その子のことが》 22 00:02:26,342 --> 00:02:28,342 あっ ごめんね。 ううん。 23 00:02:30,346 --> 00:02:32,346 おはよう。 おはよう。 24 00:02:40,690 --> 00:02:42,790 忘れ物 忘れ物。 25 00:02:45,361 --> 00:02:48,031 おはよう。 おはよう。 おはよ~う。 26 00:02:48,031 --> 00:02:51,701 今日は部活 頑張んないと。 うん そうだね。 27 00:02:51,701 --> 00:02:53,703 ボス ヤバいよな。 わかる。 28 00:02:53,703 --> 00:02:55,872 ハッハッハッ…。 あっ。 29 00:02:55,872 --> 00:02:59,208 ハァ ハァ…。 あっ…。 30 00:02:59,208 --> 00:03:01,711 ツッコミのキレがいいわけ。 31 00:03:01,711 --> 00:03:05,214 ねぇねぇ あのプリン コンビニ限定だって。 32 00:03:05,214 --> 00:03:09,314 かわいくない? かわいい! 33 00:03:11,321 --> 00:03:14,991 《俺は… その子が好きだ》 34 00:03:14,991 --> 00:03:16,991 よいしょ。 35 00:03:28,504 --> 00:03:33,676 1333年 新田義貞は 20万を超える軍勢とともに 36 00:03:33,676 --> 00:03:36,846 幕府本拠地である 鎌倉に攻め入りました。 37 00:03:36,846 --> 00:03:42,518 その後 執権の北条高時らは 菩提寺の東勝寺に集まり 38 00:03:42,518 --> 00:03:45,355 寺に自ら火を放つことで…。 あっ。 39 00:03:45,355 --> 00:03:47,357 あっ…。 それにより 40 00:03:47,357 --> 00:03:49,525 150年続いた鎌倉幕府は 41 00:03:49,525 --> 00:03:52,325 滅亡したと言われております。 同年後…。 42 00:04:03,373 --> 00:04:23,826 ♪~ 43 00:04:23,826 --> 00:04:25,828 《隣の席の三重さん。 44 00:04:25,828 --> 00:04:30,500 クラス替えがあって 知り合ってから3日目。 45 00:04:30,500 --> 00:04:35,004 いつもボーッとしてて 口を開けば ズレたことを言う》 46 00:04:35,004 --> 00:04:39,675 ((シャープペンって プペンって 略したほうがかわいくない?)) 47 00:04:39,675 --> 00:04:44,347 《でも俺は そんな不思議な 三重さんのことを…》 48 00:04:44,347 --> 00:04:46,682 あっ。 49 00:04:46,682 --> 00:04:48,682 《好きになってしまった》 50 00:04:53,189 --> 00:04:56,526 《その分厚いレンズ越しでいい》 んっ? 51 00:04:56,526 --> 00:04:58,861 《三重さんのきれいな目に…》 52 00:04:58,861 --> 00:05:02,031 あっ。 53 00:05:02,031 --> 00:05:04,367 《見つめられてみたい》 54 00:05:04,367 --> 00:05:06,369 (チャイム) 55 00:05:06,369 --> 00:05:08,371 ウーン…。 (チャイム) 56 00:05:08,371 --> 00:05:10,973 あっ!? (チャイム) 57 00:05:10,973 --> 00:05:14,143 《えっ なんで めがねしてないんだ? 58 00:05:14,143 --> 00:05:17,480 いや でも… これはこれで 59 00:05:17,480 --> 00:05:19,482 かわいい!》 60 00:05:19,482 --> 00:05:21,484 天気いいな。 遊びにいく? 61 00:05:21,484 --> 00:05:23,820 かっこよかった。 見たい! 62 00:05:23,820 --> 00:05:27,824 あぁ…。 《三重さん… だよな? 63 00:05:27,824 --> 00:05:31,494 メッチャ目つき悪くなってる。 64 00:05:31,494 --> 00:05:34,831 でも かわいい》 あっ。 65 00:05:34,831 --> 00:05:36,833 おはよう。 66 00:05:36,833 --> 00:05:39,168 あっ! お おはよう。 67 00:05:39,168 --> 00:05:42,505 《なんで めがねないのか 聞きたいけど 68 00:05:42,505 --> 00:05:45,341 まだちゃんと 話したことないしなぁ。 69 00:05:45,341 --> 00:05:49,011 緊張して うまく話せる気もしないし》 70 00:05:49,011 --> 00:05:52,515 あのぅ。 えっ!? はい! 71 00:05:52,515 --> 00:05:56,352 目つき悪いと思うけど 気にしないでね。 72 00:05:56,352 --> 00:05:59,522 見えにくいから 目に力が入ってるだけ。 73 00:05:59,522 --> 00:06:03,025 えっ。 今日ちょっと 74 00:06:03,025 --> 00:06:06,028 めがね忘れちゃって。 75 00:06:06,028 --> 00:06:09,031 あっ…。 《初めて話せた!》 76 00:06:09,031 --> 00:06:11,968 わ… 忘れたの? あっ。 77 00:06:11,968 --> 00:06:15,137 うん だからちゃんと見えなくて。 78 00:06:15,137 --> 00:06:18,975 《ちゃんと見えないのに そのまま登校してきたのか。 79 00:06:18,975 --> 00:06:22,478 そもそも家 出る前に 気付いたりしないのかな? 80 00:06:22,478 --> 00:06:26,482 まっ たまには そんなこともあるのか》 81 00:06:26,482 --> 00:06:30,486 今月入って まだ1回も忘れてなかったのに。 82 00:06:30,486 --> 00:06:33,322 《たびたび そんなことあるのか。 83 00:06:33,322 --> 00:06:35,491 と とにかく。 84 00:06:35,491 --> 00:06:38,494 つまり三重さんは困ってるんだな。 85 00:06:38,494 --> 00:06:40,496 それなら助けたいけど。 86 00:06:40,496 --> 00:06:43,165 でも俺なんかが…。 87 00:06:43,165 --> 00:06:46,168 いや! そんなこと言ってる場合じゃない。 88 00:06:46,168 --> 00:06:49,005 今日は俺が 三重さんをサポートしよう。 89 00:06:49,005 --> 00:06:51,705 隣の席の者として!》 90 00:06:53,676 --> 00:06:56,512 ねぇ。 はい!? そのぅ…。 91 00:06:56,512 --> 00:07:00,349 1時間目の歴史の教科書って どれだろう。 92 00:07:00,349 --> 00:07:04,020 判別つかない。 あぁ なるほど。 93 00:07:04,020 --> 00:07:06,022 えっとね 歴史のは…。 94 00:07:06,022 --> 00:07:08,024 探してあげるよ。 あっ。 95 00:07:08,024 --> 00:07:09,959 んっ? ちょっとカバン見せて。 96 00:07:09,959 --> 00:07:13,963 あっ… ハッ。 97 00:07:13,963 --> 00:07:16,132 《ちっ…》 んっ? 98 00:07:16,132 --> 00:07:18,301 《近っ!》 99 00:07:18,301 --> 00:07:20,469 あ… あっ おっ 俺の使う? 100 00:07:20,469 --> 00:07:22,972 きょ きょ… きょ 教科書。 101 00:07:22,972 --> 00:07:26,642 《あぁぁ危ない! 適切な距離を保たないと!》 102 00:07:26,642 --> 00:07:28,644 よいっ しょ…。 あっ。 103 00:07:28,644 --> 00:07:30,646 ありがとう。 あっ。 104 00:07:30,646 --> 00:07:33,316 ウーン…。 えっ。 105 00:07:33,316 --> 00:07:37,820 あぁ…。 106 00:07:37,820 --> 00:07:40,323 うわぁ~っ! 107 00:07:40,323 --> 00:07:43,659 どうしたの? 見ようよ。 いっ いや あの。 108 00:07:43,659 --> 00:07:46,662 俺はいいので 三重さんだけで使ってくれたら。 109 00:07:46,662 --> 00:07:49,462 なんで? えっ!? 110 00:07:52,335 --> 00:07:54,503 なんで? 111 00:07:54,503 --> 00:07:57,340 えぇ…。 112 00:07:57,340 --> 00:08:00,509 暑い夏の日には 道に水をまき 113 00:08:00,509 --> 00:08:05,014 歩く人々の涼感を誘う…。 《近い… 近い…。 114 00:08:05,014 --> 00:08:09,018 しっかりしろ俺 三重さんをサポートするんだろ。 115 00:08:09,018 --> 00:08:11,954 このくらいの近さで 緊張してどうす…》 116 00:08:11,954 --> 00:08:14,457 うわっ! どどど どうしたの? 117 00:08:14,457 --> 00:08:16,959 ちょっと見えづらくて。 118 00:08:16,959 --> 00:08:20,963 あっ でもこれだと そっちが教科書見れないね。 119 00:08:20,963 --> 00:08:22,965 お 俺のことはいい。 120 00:08:22,965 --> 00:08:26,135 俺のことはいいんだ! 大丈夫? 121 00:08:26,135 --> 00:08:31,140 うん ホント あの… 大丈夫だよ 三重さんだけで使ってくれて。 122 00:08:31,140 --> 00:08:33,142 んっ? 俺 ほら 123 00:08:33,142 --> 00:08:35,645 もともと あんま 教科書 見ない派だし。 124 00:08:35,645 --> 00:08:39,315 そうなの? じゃあ そうさせてもらおうかな。 125 00:08:39,315 --> 00:08:41,817 ごめんね。 いや ホント全然。 126 00:08:41,817 --> 00:08:43,819 《近~いっ! 127 00:08:43,819 --> 00:08:46,656 めがねなしで 遠近感 つかめなくなってるのかな? 128 00:08:46,656 --> 00:08:50,493 そ それか もともと そんなの気にしない人なのか? 129 00:08:50,493 --> 00:08:53,162 なんにせよ心臓に悪い…。 130 00:08:53,162 --> 00:08:55,831 近い!》 131 00:08:55,831 --> 00:08:58,834 ウーン…。 132 00:08:58,834 --> 00:09:02,838 《この教科書 家宝にしよう。 133 00:09:02,838 --> 00:09:08,844 物理的な距離は 急に近づきすぎて ビックリしたけど。 134 00:09:08,844 --> 00:09:15,451 ちょっとだけ 三重さんと近づけた気がする。 135 00:09:15,451 --> 00:09:17,453 三重さんにとっては 136 00:09:17,453 --> 00:09:20,289 めがねを忘れるのも いつものことで。 137 00:09:20,289 --> 00:09:24,627 俺のことも さして記憶に 残らないのかもしれないけど…。 138 00:09:24,627 --> 00:09:28,798 こうやって ちょとずつ 近づけたらそれでいい》 139 00:09:28,798 --> 00:09:32,134 んっ? 140 00:09:32,134 --> 00:09:34,136 《んんっ? 141 00:09:34,136 --> 00:09:36,138 ん~っ!? 142 00:09:36,138 --> 00:09:38,140 はぁ…っ!》 143 00:09:38,140 --> 00:09:42,740 ところで誰だろ? よく見えなくて。 144 00:09:44,814 --> 00:09:47,149 こ… 小村です。 145 00:09:47,149 --> 00:09:50,653 んっ… あっ 小村くんか。 146 00:09:50,653 --> 00:09:54,753 隣の席だし… そっか。 147 00:09:56,826 --> 00:09:58,994 じゃあ改めて。 148 00:09:58,994 --> 00:10:00,996 ありがとね 小村くん。 149 00:10:00,996 --> 00:10:03,696 フム…。 150 00:10:07,670 --> 00:10:10,506 ウゥ… ああっ! 151 00:10:10,506 --> 00:10:15,177 (チャイム) 152 00:10:15,177 --> 00:10:17,513 ハァ…。 (チャイム) 153 00:10:17,513 --> 00:10:19,515 一度 家に帰って着替えて。 うん。 154 00:10:19,515 --> 00:10:21,684 それから駅前に集合って感じ。 155 00:10:21,684 --> 00:10:25,187 不動のセンターだね。 わかる~。 156 00:10:25,187 --> 00:10:28,187 《まさかあんな 不意打ちで来るとは》 157 00:10:30,192 --> 00:10:33,992 《おかげで全然 授業が頭に入らなかったぞ》 158 00:10:36,031 --> 00:10:38,200 ((ん~っ)) 159 00:10:38,200 --> 00:10:43,372 ハッ…! 《三重さんの目 きれいだったな。 160 00:10:43,372 --> 00:10:46,375 いや いったん忘れよう。 161 00:10:46,375 --> 00:10:50,379 これじゃ いつまでたってもフワフワして…》 162 00:10:50,379 --> 00:10:52,548 あぁ…。 163 00:10:52,548 --> 00:10:54,884 あっ。 164 00:10:54,884 --> 00:10:58,888 《三重さんだ。 165 00:10:58,888 --> 00:11:01,891 どうしたんだろう?》 166 00:11:01,891 --> 00:11:05,895 みっ 三重さん。 ハッ… あっ? 167 00:11:05,895 --> 00:11:08,063 どうかしたの? 168 00:11:08,063 --> 00:11:10,499 誰? こっ 小村です。 169 00:11:10,499 --> 00:11:13,836 んっ… こむ? えっ そんなっ。 170 00:11:13,836 --> 00:11:15,838 ほら! あの! 171 00:11:15,838 --> 00:11:20,009 隣の席で さっき限界まで 顔を近づけられた…。 172 00:11:20,009 --> 00:11:22,344 ああっ。 173 00:11:22,344 --> 00:11:26,682 あっ小村くん? よ よかった わかってくれて。 174 00:11:26,682 --> 00:11:29,518 で どうしたの? あっ。 大丈夫? 175 00:11:29,518 --> 00:11:32,188 うん… いや…。 176 00:11:32,188 --> 00:11:36,025 靴がなんかね…。 177 00:11:36,025 --> 00:11:39,528 大きくって。 178 00:11:39,528 --> 00:11:41,697 《三重さんと お揃いだったのか》 179 00:11:41,697 --> 00:11:45,367 あっ。 180 00:11:45,367 --> 00:11:49,067 そっ それ俺の靴では!? えっ。 181 00:11:51,040 --> 00:11:54,543 ((あすか:三重ちゃん ホントに 一緒に帰らなくて大丈夫? 182 00:11:54,543 --> 00:11:57,546 (まほ)下駄箱とか わからなくなったりしない? 183 00:11:57,546 --> 00:12:01,050 大丈夫だよ 気にせず部活行ってきて。 184 00:12:01,050 --> 00:12:03,052 (2人)えぇ~っ。 185 00:12:03,052 --> 00:12:08,057 《下駄箱はいつも使ってるから 見えなくてもわかるもん》 186 00:12:08,057 --> 00:12:09,992 あれ? 187 00:12:09,992 --> 00:12:14,163 《私の靴じゃない… あれっ間違えた?》 188 00:12:14,163 --> 00:12:17,499 じゃあ どこ? 189 00:12:17,499 --> 00:12:19,799 《あれっ?》 190 00:12:22,004 --> 00:12:24,173 んっ?)) 191 00:12:24,173 --> 00:12:27,509 となって 周り何個か開けたら 192 00:12:27,509 --> 00:12:30,179 私のと同じ靴が入ってたから 193 00:12:30,179 --> 00:12:32,848 つい私のかと。 ざっ ざっ…。 194 00:12:32,848 --> 00:12:34,850 《雑ぅ…》 195 00:12:34,850 --> 00:12:36,852 あっ。 ごめんね。 196 00:12:36,852 --> 00:12:39,188 い いや… 大丈夫。 197 00:12:39,188 --> 00:12:42,858 《み 三重さんが 俺の靴を履いて…。 198 00:12:42,858 --> 00:12:46,362 い いや! 何を考えてるんだ俺は! 199 00:12:46,362 --> 00:12:49,865 クソ… でも… 羨ましいぞ俺の靴! 200 00:12:49,865 --> 00:12:52,201 いや 俺の靴だからいいんだけど》 201 00:12:52,201 --> 00:12:54,536 今 返すから。 えっ。 202 00:12:54,536 --> 00:12:57,706 あっ いや でも 三重さんの靴は? 203 00:12:57,706 --> 00:13:02,044 私の下駄箱 そこで合ってると思うんだけど。 204 00:13:02,044 --> 00:13:06,844 なんか違う靴が入ってて。 えっ… なんでだろう。 205 00:13:08,884 --> 00:13:11,320 えっ!? あぁ? 206 00:13:11,320 --> 00:13:16,320 私の靴 緑の模様なんて入ってないもん。 207 00:13:18,327 --> 00:13:21,163 三重さんって カエルとか平気なほう? 208 00:13:21,163 --> 00:13:24,500 カエル? 大丈夫だけど 209 00:13:24,500 --> 00:13:28,837 ヌメヌメついたら ちょっとヘコむよね。 うん。 210 00:13:28,837 --> 00:13:32,341 ちょっと三重さん 一応 後ろ向いといてくれる? 211 00:13:32,341 --> 00:13:34,343 んっ? 212 00:13:34,343 --> 00:13:36,743 うん…。 ハッ! 213 00:13:45,020 --> 00:13:47,690 あっ 三重さんの靴 これかなぁ? 214 00:13:47,690 --> 00:13:50,526 なんかあったよ。 215 00:13:50,526 --> 00:13:53,028 よかった~。 216 00:13:53,028 --> 00:13:56,198 カエル乗ってた? ウウッ。 217 00:13:56,198 --> 00:13:58,298 うん…。 218 00:14:02,371 --> 00:14:05,874 いっぱい拭いたけど いささかつらい。 219 00:14:05,874 --> 00:14:08,774 うん… 心中お察しするよ。 220 00:14:12,481 --> 00:14:14,481 んっ…。 221 00:14:17,319 --> 00:14:19,319 んんっ…。 222 00:14:21,323 --> 00:14:23,323 じゃあ帰ろっか。 223 00:14:25,995 --> 00:14:27,997 あっ…。 224 00:14:27,997 --> 00:14:31,000 待って三重さん! あっ? 225 00:14:31,000 --> 00:14:34,000 靴ひも ほどけてる。 あっ。 226 00:14:37,840 --> 00:14:46,015 ♪~ 227 00:14:46,015 --> 00:14:49,184 何から何まで面目ない。 228 00:14:49,184 --> 00:14:52,021 このお礼はいつか必ず。 いや…。 229 00:14:52,021 --> 00:14:54,189 《急に武士っぽくなったな》 230 00:14:54,189 --> 00:14:56,358 んっ? ああっ! 231 00:14:56,358 --> 00:15:00,362 《足元だけ! 足元だけ見るんだぞ俺!》 232 00:15:00,362 --> 00:15:04,533 小村くん 今日はホントにありがとね。 233 00:15:04,533 --> 00:15:06,535 えっ? 234 00:15:06,535 --> 00:15:11,306 今日 たくさん小村くんに 助けてもらっちゃったなぁって。 235 00:15:11,306 --> 00:15:14,309 あっ…。 《そっか… 俺…。 236 00:15:14,309 --> 00:15:18,313 今日 ずっと 三重さんと一緒にいるんだな。 237 00:15:18,313 --> 00:15:22,317 忘れないようにしたいな》 238 00:15:22,317 --> 00:15:24,319 ((よいしょ。 あっ。 239 00:15:24,319 --> 00:15:26,321 ん~っ。 240 00:15:26,321 --> 00:15:28,321 ん~っ…。 うわぁ!)) 241 00:15:31,827 --> 00:15:37,666 《今日あった 全部のこと。 242 00:15:37,666 --> 00:15:41,336 ゼロ距離で見た 243 00:15:41,336 --> 00:15:44,840 三重さんの きれいな目》 244 00:15:44,840 --> 00:15:47,676 ウーン…。 245 00:15:47,676 --> 00:15:51,346 あぁ…。 246 00:15:51,346 --> 00:15:53,849 あぁっ…。 247 00:15:53,849 --> 00:15:55,851 なっ な 何!? んっ。 248 00:15:55,851 --> 00:15:59,021 いや なんていうか お礼もしなきゃだし。 249 00:15:59,021 --> 00:16:04,526 小村くんの顔 忘れないようにしたいなって。 250 00:16:04,526 --> 00:16:06,528 えっ…。 251 00:16:06,528 --> 00:16:09,028 あぁ…。 252 00:16:12,968 --> 00:16:16,972 ウーン やっぱ よく見えないな。 えっ? 253 00:16:16,972 --> 00:16:20,142 あっ…。 254 00:16:20,142 --> 00:16:22,978 また今度 ちゃんと見せてね。 255 00:16:22,978 --> 00:16:24,980 えっ。 じゃ。 256 00:16:24,980 --> 00:16:36,680 ♪~ 257 00:16:40,329 --> 00:16:42,331 《三重さんの家 258 00:16:42,331 --> 00:16:45,834 学校から 激近だった。 259 00:16:45,834 --> 00:16:50,334 これまでやってこれたのも なんとなく うなずける》 260 00:16:52,341 --> 00:16:56,512 《こんなこと 考えちゃいけないんだけど…。 261 00:16:56,512 --> 00:17:01,712 三重さん また めがね忘れないかなぁ》 262 00:17:04,686 --> 00:17:07,523 おはよう! 263 00:17:07,523 --> 00:17:09,823 あっ…。 264 00:17:11,793 --> 00:17:14,296 (あすか)大丈夫? 265 00:17:14,296 --> 00:17:17,132 《ああっ また忘れたの!? 266 00:17:17,132 --> 00:17:19,301 確かに星には祈ったけど。 267 00:17:19,301 --> 00:17:22,471 いや… 呪ってしまったのかもしれない。 268 00:17:22,471 --> 00:17:26,308 ごめん三重さん! 俺が 呪ってしまったかもしれない!》 269 00:17:26,308 --> 00:17:29,311 めがね踏んづけて壊しちゃって。 270 00:17:29,311 --> 00:17:32,814 《ぬぁ~っ! 呪いの線が濃厚!》 271 00:17:32,814 --> 00:17:35,317 (ホイッスル) 272 00:17:35,317 --> 00:17:38,320 あぁぁ…! フンフン… はいっ! 273 00:17:38,320 --> 00:17:42,824 なんで内野に入るの? そもそも なんで参加するの!? 274 00:17:42,824 --> 00:17:45,661 欠席したくないし こんなことで! 275 00:17:45,661 --> 00:17:47,663 死活問題だよ! 276 00:17:47,663 --> 00:17:50,999 だって… ほら 見えないでしょ ボールとか! 277 00:17:50,999 --> 00:17:53,335 うん 敵も味方もわかんない。 ハァ…。 三重ちゃん。 278 00:17:53,335 --> 00:17:56,171 ほら そんな戦場みたいなコメント 出てくるじゃん。 279 00:17:56,171 --> 00:17:58,173 ハッ! 280 00:17:58,173 --> 00:18:00,342 《元はといえば 俺が呪ってしまったせい》 281 00:18:00,342 --> 00:18:04,346 ((三重さん また めがね忘れないかなぁ)) 282 00:18:04,346 --> 00:18:08,350 《三重さんを狙う球はすべて 俺が止めてみせる!》 283 00:18:08,350 --> 00:18:10,452 そうだ。 あっ。 284 00:18:10,452 --> 00:18:14,957 小村くんに隠れてていい? んっ…。 285 00:18:14,957 --> 00:18:17,459 ほいっ。 あっ。 小村 外野~。 286 00:18:17,459 --> 00:18:19,459 えっ…。 287 00:18:21,964 --> 00:18:23,966 力学的エネルギーは 288 00:18:23,966 --> 00:18:29,304 運動エネルギーと位置エネルギーに 分類されます。 289 00:18:29,304 --> 00:18:31,640 《眠いなぁ。 290 00:18:31,640 --> 00:18:35,310 体育でいつもより いろいろ疲れたからなぁ》 291 00:18:35,310 --> 00:18:40,148 保存力以外の 外からの力が加わらないとき…。 292 00:18:40,148 --> 00:18:43,485 《三重さんは熱心に 教科書見ているな。 293 00:18:43,485 --> 00:18:47,656 よし! 俺も 三重さんを見習ってちゃんと…》 294 00:18:47,656 --> 00:18:49,658 なっ!? 寝るな三重! あっ! 295 00:18:49,658 --> 00:18:53,662 《そ そうか! この体勢だと 寝てるみたいに見える!》 296 00:18:53,662 --> 00:18:56,164 み 三重さん 言われてるから…。 297 00:18:56,164 --> 00:18:58,667 (寝息) 298 00:18:58,667 --> 00:19:00,669 あっ。 《寝てる!? 299 00:19:00,669 --> 00:19:04,840 普通に寝てる! 300 00:19:04,840 --> 00:19:08,010 どうして突然…》 敵…。 ハッ。 301 00:19:08,010 --> 00:19:12,114 隠れて… 小村くん。 302 00:19:12,114 --> 00:19:14,950 《めがねを忘れて しんどいだろうに 303 00:19:14,950 --> 00:19:17,953 全神経を ドッジボールに集中してたんだ!》 304 00:19:17,953 --> 00:19:20,122 ((任せて小村くん!)) 305 00:19:20,122 --> 00:19:23,625 敵… 味方…。 306 00:19:23,625 --> 00:19:25,794 《敵も味方も わからなかったけど。 307 00:19:25,794 --> 00:19:28,797 それでいつもより 疲れちゃったんだ きっと。 308 00:19:28,797 --> 00:19:31,967 クソ! 俺のために そこまでしてもらえて 309 00:19:31,967 --> 00:19:33,969 しみじみうれしい 自分がいるっ!》 310 00:19:33,969 --> 00:19:35,971 聞いてんのか三重~! 311 00:19:35,971 --> 00:19:39,141 《とりあえず 今は起こさないと》 312 00:19:39,141 --> 00:19:41,143 三重さ…。 313 00:19:41,143 --> 00:19:43,145 《いや 無理っ! 314 00:19:43,145 --> 00:19:45,814 起こすって つまり触るってことじゃん! 315 00:19:45,814 --> 00:19:48,483 無理! 俺には!》 クゥッ…。 316 00:19:48,483 --> 00:19:50,652 三重! ウッ。 317 00:19:50,652 --> 00:19:53,322 起きろ三重! あっ あの。 318 00:19:53,322 --> 00:19:55,324 んっ? 319 00:19:55,324 --> 00:19:57,326 せ… 先生。 320 00:19:57,326 --> 00:19:59,995 三重さん 今日めがね忘れちゃったそうで。 321 00:19:59,995 --> 00:20:02,998 近づかないと 教科書 見えないみたいなんです。 322 00:20:02,998 --> 00:20:05,498 寝ているわけではないです。 323 00:20:07,669 --> 00:20:10,669 じゃあ… 早くそう言え。 324 00:20:12,674 --> 00:20:15,010 ホッ…。 325 00:20:15,010 --> 00:20:17,346 え~っ… で あるからして…。 326 00:20:17,346 --> 00:20:20,015 《とりあえず ごまかせたけど 327 00:20:20,015 --> 00:20:22,351 このまま寝かせとくわけにも いかないよな。 328 00:20:22,351 --> 00:20:25,051 なんとかして起こさないと》 329 00:20:27,022 --> 00:20:30,025 《いやしかし! 触るのはやっぱりハードルが!》 330 00:20:30,025 --> 00:20:32,694 ウーン…。 あっ。 331 00:20:32,694 --> 00:20:35,697 んっ…。 《起きたっ》 332 00:20:35,697 --> 00:20:38,533 んっ あっ んっ…? 333 00:20:38,533 --> 00:20:43,733 あっ おっ… んんっ? 《何してるんだ?》 334 00:20:45,707 --> 00:20:47,707 フンッ。 あっ。 335 00:20:49,878 --> 00:20:52,881 お父さん? えっ? 336 00:20:52,881 --> 00:20:55,550 私のめがね知らない? 337 00:20:55,550 --> 00:20:57,552 《えぇ~っ?》 338 00:20:57,552 --> 00:21:00,052 あぁ…。 339 00:21:04,893 --> 00:21:06,895 み 三重さん寝ぼけてるの? 340 00:21:06,895 --> 00:21:09,398 俺は お父さんじゃなくて…。 ん~っ。 ヒッ! 341 00:21:09,398 --> 00:21:11,333 ん~。 あぁ…。 342 00:21:11,333 --> 00:21:14,336 お父さんじゃん。 《アワワ…! 343 00:21:14,336 --> 00:21:18,340 寝ぼけてるのと 見えないのとの コンボ・アタックだ》 344 00:21:18,340 --> 00:21:20,675 お父さんが また間違えて 345 00:21:20,675 --> 00:21:23,345 私の使っちゃったんじゃないの? 346 00:21:23,345 --> 00:21:25,847 ホント 雑なんだから。 347 00:21:25,847 --> 00:21:29,851 《ヒィィ 見てはいけないものを 見てる気がする!》 348 00:21:29,851 --> 00:21:33,021 まぁいいや もうちょい寝よう。 ハッ。 349 00:21:33,021 --> 00:21:35,524 だめだよ 三重さん起きなきゃ。 350 00:21:35,524 --> 00:21:37,526 ウーン。 あっ。 351 00:21:37,526 --> 00:21:42,697 ♪~ 352 00:21:42,697 --> 00:21:47,702 なんか… お父さん縮んだ? 353 00:21:47,702 --> 00:21:52,707 《結局… 三重さんに触ってしまった。 354 00:21:52,707 --> 00:21:55,710 というか…。 355 00:21:55,710 --> 00:22:01,216 神様 どうかこの時間を 終わらせないでください!》 356 00:22:01,216 --> 00:22:03,218 フンッ。 あうっ。 357 00:22:03,218 --> 00:22:06,718 《先生様が許してくれなかった》 (チャイム) 358 00:22:08,723 --> 00:22:10,723 おはよう! 359 00:22:13,161 --> 00:22:15,161 おでこ ぶつけてさ。 360 00:22:17,165 --> 00:22:19,167 ウーン…。 361 00:22:19,167 --> 00:22:21,670 《また めがね忘れてる 362 00:22:21,670 --> 00:22:23,672 まぁ もう慣れたけど 363 00:22:23,672 --> 00:22:26,174 ずっとこれだと 三重さんが心配だなぁ。 364 00:22:26,174 --> 00:22:30,345 なんとかならないものか》 あっ。 365 00:22:30,345 --> 00:22:32,347 んっ。 わっ!? 366 00:22:32,347 --> 00:22:34,349 あっ…。 367 00:22:34,349 --> 00:22:39,688 あ… えっ… こ 小村だよ… ですけど…。 368 00:22:39,688 --> 00:22:43,692 《なっ なな なな なんなんだ なんだ なんだ!?》 369 00:22:43,692 --> 00:22:46,695 ん~っ。 370 00:22:46,695 --> 00:22:50,532 《俺… 今 絶対 顔赤いよな。 371 00:22:50,532 --> 00:22:53,201 三重さんに見えてなくて よかった~》 372 00:22:53,201 --> 00:22:55,871 なるほど。 えっ? 373 00:22:55,871 --> 00:22:59,374 そんな顔してたんだ。 374 00:22:59,374 --> 00:23:01,376 ええっ!? 375 00:23:01,376 --> 00:23:03,376 フフッ。 376 00:23:05,881 --> 00:23:09,217 (あすか)あっ 三重ちゃんおはよう って また裸眼? 377 00:23:09,217 --> 00:23:12,153 ううん 今日はコンタクトにしてみたの。 378 00:23:12,153 --> 00:23:14,155 ちゃんと見えてるよ。 379 00:23:14,155 --> 00:23:16,491 (あすか)じゃなんで まだ目つき悪いの? 380 00:23:16,491 --> 00:23:21,191 なんか目 ゴロゴロして慣れなくて~。 (あすか)アハハハ。 381 00:23:24,666 --> 00:23:26,666 あぁ…。