1 00:00:12,310 --> 00:00:16,150 (小熊)スゥ… ハァッ… 2 00:00:17,040 --> 00:00:20,499 《遠く離れた場所で 桜が咲いている 3 00:00:21,620 --> 00:00:24,941 それを見にいこうと 私たちは決めた 4 00:00:26,120 --> 00:00:29,008 桜は逃げない むしろ― 5 00:00:29,160 --> 00:00:32,011 時間とともに こちらに近づいてくる 6 00:00:33,480 --> 00:00:36,830 だから モタモタはしていられない 7 00:00:37,240 --> 00:00:39,727 冬にしかできない幸せな時間が― 8 00:00:40,220 --> 00:00:42,200 それだけ短くなる》 9 00:00:46,780 --> 00:00:49,180 《計画を思い立って 2日足らずで― 10 00:00:49,380 --> 00:00:52,510 私たちは旅の準備を終えた 11 00:00:53,440 --> 00:00:56,690 荷物は私のカブに積める最低限の量 12 00:00:57,640 --> 00:01:00,690 宿はビジネルホテルや ネットカフェで済ませる》 13 00:01:09,920 --> 00:01:11,860 いってきます 14 00:01:15,880 --> 00:01:18,265 《道順は決めていない 15 00:01:18,470 --> 00:01:22,640 目的地は いちばん遠くで 桜の咲いている所》 16 00:01:22,640 --> 00:01:25,840 (エンジン音) 17 00:01:29,820 --> 00:01:31,820 お待たせ 18 00:01:32,420 --> 00:01:35,032 《私たちは今日 旅に出る 19 00:01:37,800 --> 00:01:39,860 春をつかまえに》 20 00:03:16,160 --> 00:03:17,635 ≪皆さん 21 00:03:18,500 --> 00:03:20,460 どうか これを 持っていってください 22 00:03:21,660 --> 00:03:22,880 コミスブロート 23 00:03:23,540 --> 00:03:26,040 兵隊の黒パンです (礼子)お~っ 24 00:03:26,040 --> 00:03:28,040 普通のパンより日持ちします 25 00:03:28,040 --> 00:03:30,380 (礼子)やった~ ありがとうございます 26 00:03:30,380 --> 00:03:32,380 いえいえ (椎)ママ んっ… 27 00:03:32,820 --> 00:03:36,390 何かあったら 小熊さんが 守ってくれるから大丈夫 28 00:03:36,640 --> 00:03:39,590 私に何かあったら 椎ちゃんが守ってくれる 29 00:03:41,560 --> 00:03:43,786 スーパーカブが守ってくれる 30 00:03:43,890 --> 00:03:46,730 (椎)うん! 何があっても大丈夫だよ 31 00:03:46,730 --> 00:03:50,330 スーパーカブが一緒だから (礼子)ハンターカブは もっと強い! 32 00:03:52,400 --> 00:03:54,340 さて! あっ… 33 00:03:54,340 --> 00:03:56,670 そろそろ いい時間ね 34 00:03:56,670 --> 00:03:58,970 (ドアベルの音) 35 00:04:02,180 --> 00:04:04,180 フフッ… 36 00:04:04,180 --> 00:04:07,680 あっ… あ… 37 00:04:07,680 --> 00:04:11,180 いってらっしゃい 気をつけてね 38 00:04:13,190 --> 00:04:15,190 はい 39 00:04:15,190 --> 00:04:18,790 (エンジン音) 40 00:04:20,860 --> 00:04:23,060 (椎)いってきます! 41 00:04:38,880 --> 00:04:42,220 右折して韮崎から 富士川沿いに南下すれば― 42 00:04:42,220 --> 00:04:44,220 3時間くらいで静岡 43 00:04:44,220 --> 00:04:46,220 そのまま海沿いを走れば― 44 00:04:46,220 --> 00:04:49,230 今日中に太平洋岸の桜を見られるけど 45 00:04:49,230 --> 00:04:52,900 行きません! もちろん! それじゃつまらない 46 00:04:52,900 --> 00:04:56,330 私たちは いちばん遠くで春をつかまえる 47 00:04:56,330 --> 00:04:58,330 はい! 48 00:05:08,180 --> 00:05:10,180 わぁ… 49 00:05:10,180 --> 00:05:47,380 ♬~ 50 00:05:47,380 --> 00:05:49,890 もう休憩ですか? 51 00:05:49,890 --> 00:05:52,720 まだ1時間くらいしか 走ってないですけど 52 00:05:52,720 --> 00:05:55,490 どんな長距離を走るときも― 53 00:05:55,490 --> 00:05:59,830 あとで行動の致命的障害に なるようなトラブルや その予兆は― 54 00:05:59,830 --> 00:06:03,830 最初の1時間に集中する 魔の60分よ 55 00:06:03,830 --> 00:06:07,000 だから 1時間走ったら一度止まって― 56 00:06:07,000 --> 00:06:09,000 各部を再点検する 57 00:06:09,000 --> 00:06:12,170 この1時間を 円滑に乗り切ることができれば― 58 00:06:12,170 --> 00:06:14,840 そのあとの何十 何百時間を― 59 00:06:14,840 --> 00:06:17,350 ノートラブルで過ごせることが多いのよ 60 00:06:17,350 --> 00:06:20,180 まっ バイク乗りの おまじないのようなものね 61 00:06:20,180 --> 00:06:22,350 そうなんだ… 62 00:06:22,350 --> 00:06:27,750 私 甲州街道を 終わりまで走ったの 初めてです 63 00:06:30,860 --> 00:06:32,860 道は まだ続く 64 00:06:32,860 --> 00:06:35,360 どの道を行くか 決めなくちゃいけない 65 00:06:37,370 --> 00:06:40,200 このまま直進して 塩尻で分岐 66 00:06:40,200 --> 00:06:44,540 国道19号線に 木曽の山中を抜けて― 67 00:06:44,540 --> 00:06:48,540 中央本線沿いを通るのが 名古屋までの最短距離 68 00:06:48,540 --> 00:06:50,550 今日中に名古屋は越えないと― 69 00:06:50,550 --> 00:06:52,880 いけないんですよね? そう 70 00:06:52,880 --> 00:06:56,490 それに線路沿いを走れば いざというとき対処しやすい 71 00:06:56,490 --> 00:06:58,490 私は日本海に出て― 72 00:06:58,490 --> 00:07:01,320 怒涛の波しぶきを かぶりながら走りたいなぁ 73 00:07:01,320 --> 00:07:03,330 安全とは言いかねる 74 00:07:03,330 --> 00:07:07,830 それに 塩水がプレス鉄板でできた カブの車体にいいわけがない 75 00:07:07,830 --> 00:07:12,500 フム… ウーン… 76 00:07:12,500 --> 00:07:16,510 あ… 私は 小熊さんの案に賛成です 77 00:07:16,510 --> 00:07:19,010 そっ オーケー 78 00:07:19,010 --> 00:07:21,210 じゃ そっちで えっ? いいの? 79 00:07:25,850 --> 00:07:29,550 走りたい道は いつでも好きなときに走れる 80 00:07:31,520 --> 00:07:33,520 フフッ 81 00:07:33,520 --> 00:07:45,200 ♬~ 82 00:07:45,200 --> 00:07:47,540 あっ… フッ 83 00:07:47,540 --> 00:08:07,320 ♬~ 84 00:08:07,320 --> 00:08:09,320 わぁ~ 85 00:08:12,490 --> 00:08:16,500 中山道は 江戸時代に栄えた 五街道の一つ 86 00:08:16,500 --> 00:08:19,330 宿場もたくさんあった へぇ 87 00:08:19,330 --> 00:08:22,000 古い茶屋のあとも たくさん残っている 88 00:08:22,000 --> 00:08:24,010 カフェをやるなら― 89 00:08:24,010 --> 00:08:26,010 見ておいて損はない わぁ 90 00:08:26,010 --> 00:08:29,180 なるほど それで木曽ルートか 91 00:08:29,180 --> 00:08:38,850 ♬~ 92 00:08:38,850 --> 00:08:40,860 うぅ… 93 00:08:40,860 --> 00:08:52,530 ♬~ 94 00:08:52,530 --> 00:08:54,830 お昼ごはん! 95 00:09:01,310 --> 00:09:03,980 (礼子)んっ… う~ん… ハァ 96 00:09:03,980 --> 00:09:06,680 お昼どうする? 食堂あるけど 97 00:09:08,980 --> 00:09:10,980 無駄遣いしたくない 98 00:09:14,320 --> 00:09:17,990 ええっ! 今から米といで炊く気!? 99 00:09:17,990 --> 00:09:20,290 (椎)あの… 100 00:09:23,170 --> 00:09:26,670 お昼ごはんなら 私に任せてください 101 00:09:30,840 --> 00:09:32,840 わぁ… 102 00:09:32,840 --> 00:09:40,850 ♬~ 103 00:09:40,850 --> 00:09:43,850 お待たせしました! (礼子)おおっ! 104 00:09:43,850 --> 00:09:45,850 クリームチーズの上に― 105 00:09:45,850 --> 00:09:48,520 さっき買った 木曽サーモンの燻製をのせました 106 00:09:48,520 --> 00:09:50,520 どうぞ食べてみてください 107 00:09:54,530 --> 00:09:57,030 うん おいしい 108 00:09:59,030 --> 00:10:01,870 うんまっ! ドイツかロシアの兵隊みたい! 109 00:10:01,870 --> 00:10:05,370 これで エンドウ豆の ベーコン添えがあれば完璧よ 110 00:10:05,370 --> 00:10:07,770 よかった 111 00:10:09,710 --> 00:10:11,710 (礼子)ウーン おいしい 112 00:10:11,710 --> 00:11:03,200 ♬~ 113 00:11:03,200 --> 00:11:05,200 わぁ 114 00:11:05,200 --> 00:11:07,200 琵琶湖だ~! 115 00:11:24,720 --> 00:11:26,720 うん 116 00:11:31,230 --> 00:11:33,560 おっ ごはんできた? 117 00:11:33,560 --> 00:11:36,060 いっただっきま~す! 床が濡れる 118 00:11:36,060 --> 00:11:38,070 えっ? 体拭いて 119 00:11:38,070 --> 00:11:40,070 服を着る あ~ん 120 00:11:40,070 --> 00:11:42,570 カレーは裸で食べるものなのに~ ハァ… 121 00:11:46,910 --> 00:11:54,850 ♬~ 122 00:11:54,850 --> 00:11:58,690 夏には この公園で カブオーナーのミーティングが― 123 00:11:58,690 --> 00:12:01,020 開催されるらしい ミーティング? 124 00:12:01,020 --> 00:12:03,860 400台以上のカブが集まるのよ 125 00:12:03,860 --> 00:12:06,700 古いのや珍しい車種もいっぱいね 126 00:12:06,700 --> 00:12:09,530 へぇ… カブ乗りとしては― 127 00:12:09,530 --> 00:12:12,200 前から一度 行ってみたいとは思ってたけど 128 00:12:12,200 --> 00:12:15,800 私も行きたいです! うん 129 00:12:18,540 --> 00:12:21,540 (小熊)早く夏にならないかな 130 00:12:21,540 --> 00:12:48,900 ♬~ 131 00:12:48,900 --> 00:12:50,910 フッ… 132 00:12:50,910 --> 00:12:52,910 (2人)フフッ 133 00:13:08,020 --> 00:13:10,030 日本海 134 00:13:10,030 --> 00:13:14,030 怒涛の波しぶき ないですね 残念 135 00:13:14,030 --> 00:13:16,030 よかった 136 00:13:16,030 --> 00:13:18,530 大波が押し寄せる海を見たら― 137 00:13:18,530 --> 00:13:21,370 礼子は その場で ハンターカブを売り払って― 138 00:13:21,370 --> 00:13:24,040 サーフボードを 買ってしまうかもしれない 139 00:13:24,040 --> 00:13:27,880 はぁ? 私はアンタが そうするんじゃないかと思ったわ 140 00:13:27,880 --> 00:13:31,880 そんなわけない 家まで帰らなきゃいけないのに 141 00:13:31,880 --> 00:13:34,280 それにカブより… 142 00:13:41,560 --> 00:13:43,560 (小熊)いくらくらいで売れるんだろう 143 00:13:43,560 --> 00:13:47,400 (椎)えっ!? (礼子)プッ… フフフ… 144 00:13:47,400 --> 00:14:19,690 ♬~ 145 00:14:19,690 --> 00:14:21,690 あっ 146 00:14:25,530 --> 00:14:29,540 わぁ! 鳥取砂丘だ! 147 00:14:29,540 --> 00:14:48,390 ♬~ 148 00:14:48,390 --> 00:14:50,390 うっ… フフッ 149 00:14:50,390 --> 00:14:53,330 (シャッター音) あっ 150 00:14:53,330 --> 00:14:57,330 (シャッター音) 151 00:15:00,340 --> 00:15:04,170 (礼子)ひゅ~っ 大漁大漁! (椎)あっ 待ってください 152 00:15:04,170 --> 00:15:07,680 え~っ 153 00:15:07,680 --> 00:15:09,680 はい チーズ! 154 00:15:09,680 --> 00:15:12,180 ウフフ フフッ。(シャッター音) 155 00:15:12,180 --> 00:15:29,180 ♬~ 156 00:15:32,870 --> 00:15:35,540 ようやく本州の終わりまで 来たわね 157 00:15:35,540 --> 00:15:37,540 すごい… 158 00:15:37,540 --> 00:15:41,040 カブって 日本の どこにでも行けるんですね 159 00:15:41,040 --> 00:15:43,710 日本だけじゃない 160 00:15:43,710 --> 00:15:46,720 (汽笛) 161 00:15:46,720 --> 00:15:49,890 海だって越えられる 162 00:15:49,890 --> 00:16:27,020 ♬~ 163 00:16:27,020 --> 00:16:31,530 宮崎や熊本で もう咲き始めてるみたいですね 164 00:16:31,530 --> 00:16:34,530 私たちの行く先は決まってる 165 00:16:34,530 --> 00:16:38,370 カブで行けるギリギリ 日本の端の端 166 00:16:38,370 --> 00:16:41,040 うん! はい! 167 00:16:41,040 --> 00:17:00,660 ♬~ 168 00:17:00,660 --> 00:17:03,160 わぁ… 169 00:17:08,830 --> 00:17:11,670 あっ… フッ 170 00:17:11,670 --> 00:17:24,010 ♬~ 171 00:17:24,010 --> 00:17:27,180 着いたわね はい 172 00:17:27,180 --> 00:17:31,180 つかまえた… 春を 173 00:17:42,530 --> 00:17:44,530 わぁ… 174 00:17:48,200 --> 00:17:50,870 私が桜を見にいこうって言ったとき― 175 00:17:50,870 --> 00:17:54,980 アンタは そんなことできないって 言うかと思った 176 00:17:54,980 --> 00:17:58,810 そのつもりだった… でも… 177 00:17:58,810 --> 00:18:05,820 ((椎:また… スーパーカブで助けてください 178 00:18:05,820 --> 00:18:09,320 この冷たくて 暗い冬を… 179 00:18:09,320 --> 00:18:12,990 どこかに… 180 00:18:12,990 --> 00:18:16,670 どこかに消してください! 181 00:18:16,670 --> 00:18:18,670 うっ… 182 00:18:18,670 --> 00:18:24,670 お願いします… お願いします! 183 00:18:24,670 --> 00:18:27,680 カブに― 184 00:18:27,680 --> 00:18:31,180 そんなことは… できない)) 185 00:18:36,850 --> 00:18:42,050 本当にできないのか 確かめてみるべきだと思った 186 00:18:44,860 --> 00:18:47,360 誰かと走るっていいですね 187 00:18:47,360 --> 00:18:51,360 いつも一人で走り回ってたから 楽しかったです 188 00:18:53,300 --> 00:18:55,700 (2人)フッ… んっ 189 00:19:04,150 --> 00:19:06,150 これを持ってかえりましょう 190 00:19:06,150 --> 00:19:09,250 私たちの町まで 191 00:19:14,160 --> 00:19:17,990 《旅立ちの日には 冬の風景だった町は― 192 00:19:17,990 --> 00:19:20,660 姿を変えていた 193 00:19:20,660 --> 00:19:24,500 桜が咲き 陽光が降り注ぎ― 194 00:19:24,500 --> 00:19:27,670 野山は新緑に彩られている 195 00:19:27,670 --> 00:19:30,840 ついに春になった 196 00:19:30,840 --> 00:19:34,240 いや 春を持ち帰った》 197 00:19:38,010 --> 00:19:40,510 こっちも すっかり春ね 198 00:19:44,350 --> 00:19:46,350 (2人)フッ… 199 00:19:54,530 --> 00:19:56,530 (電話) 200 00:19:56,530 --> 00:19:58,530 (電話) んっ 201 00:19:58,530 --> 00:20:02,040 (電話) 202 00:20:02,040 --> 00:20:04,040 もしもし 203 00:20:04,040 --> 00:20:06,040 えっ 204 00:20:12,210 --> 00:20:14,220 このリトルカブって… 205 00:20:14,220 --> 00:20:18,720 あの… 2人に 相談しようかと思ったんですが 206 00:20:18,720 --> 00:20:23,220 見にいったら これがあったので 買っちゃいました! 207 00:20:23,220 --> 00:20:28,400 ほ~ぅ 新車在庫とか 金持ってんじゃな~い 208 00:20:28,400 --> 00:20:31,570 掘り出し物の 格安新古車だっていうので― 209 00:20:31,570 --> 00:20:35,740 必死で値切って 半分は自分で出して 残りは― 210 00:20:35,740 --> 00:20:39,240 卒業したら絶対返すからって パパに借りました 211 00:20:39,240 --> 00:20:43,580 これに乗って イタリア化計画を続けるわけね 212 00:20:43,580 --> 00:20:45,580 うん! 213 00:20:45,580 --> 00:20:48,750 カブがあれば どこにでも買い物に行けるし 214 00:20:48,750 --> 00:20:52,750 春はバイクで走るのが気持ちいい 215 00:20:52,750 --> 00:20:55,360 だから 道にバイクが増える 216 00:20:55,360 --> 00:20:58,530 気をつけないといけない それから夏 217 00:20:58,530 --> 00:21:01,360 バイクで走ってれば 涼しいだなんて ウソだから 218 00:21:01,360 --> 00:21:04,370 気を抜いてると ぶっ倒れるくらい暑いわよ 219 00:21:04,370 --> 00:21:07,040 すぐに秋がきて 冬になる 220 00:21:07,040 --> 00:21:09,540 冬は寒いし 長い… 221 00:21:09,540 --> 00:21:13,040 フフッ… フッ… 222 00:21:13,040 --> 00:21:15,710 フフーン… 223 00:21:15,710 --> 00:21:20,880 (笑い声) 224 00:21:20,880 --> 00:21:31,390 ♬~ 225 00:21:31,390 --> 00:21:34,900 《親はいない お金もない 226 00:21:34,900 --> 00:21:39,400 友達も 趣味も 将来の目標もない 227 00:21:39,400 --> 00:21:44,910 何もなかった私の毎日が 少しだけ変わった 228 00:21:45,520 --> 00:21:49,789 それは カブと出会えたから? 違う 229 00:21:50,940 --> 00:21:54,020 黙っていてもカブは助けてくれない 230 00:21:54,580 --> 00:21:57,797 たぶん 自分で何かを望まないと 231 00:21:59,060 --> 00:22:00,020 例えば― 232 00:22:00,020 --> 00:22:04,804 いつもは行くことのない 知らない角を曲がってみたい 233 00:22:05,380 --> 00:22:07,807 そんな小さなことでいい 234 00:22:08,200 --> 00:22:11,100 そうすれば きっとカブは応えてくれる 235 00:22:13,660 --> 00:22:16,065 なんでもできる 魔法の機械じゃない 236 00:22:16,740 --> 00:22:19,540 けど 困難に立ち向かい― 237 00:22:19,720 --> 00:22:22,071 何かを成し遂げようとしたとき― 238 00:22:22,820 --> 00:22:24,700 きっと味方になってくれる 239 00:22:26,580 --> 00:22:28,810 それが私たちの スーパーカブ》 240 00:22:32,220 --> 00:22:35,460 《どこまでも走ろう この― 241 00:22:36,220 --> 00:22:37,580 スーパーカブで》 242 00:22:37,580 --> 00:22:40,580