1 00:00:02,502 --> 00:00:06,340 🔊『THE NEW GATE』。 2 00:00:06,340 --> 00:00:08,842 🔊それは 最先端技術を駆使した➡ 3 00:00:08,842 --> 00:00:12,679 これまでにない 次世代型VRMMO RPG。 4 00:00:12,679 --> 00:00:17,684 🔊目の前に広がる新たな世界を 自由自在に冒険しましょう。 5 00:00:17,684 --> 00:00:20,354 🔊個性豊かな 7つの種族から➡ 6 00:00:20,354 --> 00:00:23,690 あなたの分身を 作り出してください。 7 00:00:23,690 --> 00:00:27,027 🔊強力なモンスターを 仲間と一緒に倒したり➡ 8 00:00:27,027 --> 00:00:29,863 商売で 巨万の富を築いたり➡ 9 00:00:29,863 --> 00:00:34,034 鍛冶師になって 伝説の武器を 鍛えることもできます。 10 00:00:34,034 --> 00:00:39,039 🔊あなたの想像する すべてが 実現する VRMMO RPG…。 11 00:00:42,209 --> 00:00:44,611 🔊全世界 好評配信。 12 00:00:49,383 --> 00:00:53,587 <シン:ある日 『THE NEW GATE』は デスゲームと化した> 13 00:00:55,556 --> 00:00:57,557 グワー! 14 00:00:57,557 --> 00:00:59,893 うわ~! 15 00:00:59,893 --> 00:01:01,828 <シン:ログアウトが不可能になり➡ 16 00:01:01,828 --> 00:01:05,666 ゲーム上の死が 現実の死に変わる> 17 00:01:05,666 --> 00:01:09,169 うっ! あっ… あなたは➡ 18 00:01:09,169 --> 00:01:11,672 もしや あの シン? 19 00:01:11,672 --> 00:01:13,840 (シン)うっ! はぁ~! 20 00:01:13,840 --> 00:01:17,344 ギャー! 21 00:01:17,344 --> 00:01:20,180 <シン:絶望的なデスゲームを 終わらせるために➡ 22 00:01:20,180 --> 00:01:23,183 俺は 戦い続けた> 23 00:01:23,183 --> 00:01:25,686 (シュバイド) あるじよ もう 行くのだな。 24 00:01:25,686 --> 00:01:29,356 (ジラート)再び会うときがあれば 真剣勝負をさせてくれ。 25 00:01:29,356 --> 00:01:31,858 (シュニー)どうか お元気で。 26 00:01:31,858 --> 00:01:33,860 ああ 行ってくる。 27 00:01:42,536 --> 00:01:45,372 さすが ラスボス。 でかいくせに速い! 28 00:01:45,372 --> 00:01:48,675 だが その首 俺が もらい受ける! 29 00:01:50,711 --> 00:01:53,880 チッ! よけたか! 30 00:01:53,880 --> 00:01:55,882 んっ…。 31 00:01:55,882 --> 00:01:58,385 《焦るな。 こいつを倒せば すべてが…》 32 00:01:58,385 --> 00:02:00,387 あっ…。 33 00:02:02,322 --> 00:02:07,494 欠損部位が回復してる? 復活させてたまるかよ! 34 00:02:07,494 --> 00:02:09,496 鋼弾き! 35 00:02:13,667 --> 00:02:17,337 せや~! 36 00:02:17,337 --> 00:02:19,339 んっ…。 37 00:02:19,339 --> 00:02:22,676 (オリジン)グワー! 38 00:02:22,676 --> 00:02:26,013 まだ 回復するか。 だが…。 39 00:02:26,013 --> 00:02:29,850 月光斬舞! 40 00:02:29,850 --> 00:02:32,686 これで終わりだ~! 41 00:02:32,686 --> 00:02:43,030 ♬~ 42 00:02:43,030 --> 00:02:45,866 🔊ゲートキーパー オリジン 撃破。 43 00:02:45,866 --> 00:02:50,537 🔊称号 臨界者 到達者 解放者を入手。 44 00:02:50,537 --> 00:02:52,706 🔊ダンジョンのクリアにより➡ 45 00:02:52,706 --> 00:02:57,377 プレイヤーのログアウトが可能になりました。 46 00:02:57,377 --> 00:02:59,546 ようやく終わったな。 47 00:02:59,546 --> 00:03:02,349 みんなが ログアウトできてるか 確認するか。 48 00:03:05,652 --> 00:03:07,654 お~ 消えていく。 49 00:03:07,654 --> 00:03:11,058 みんな 順調に ゲーム世界から抜けてるな。 50 00:03:21,168 --> 00:03:25,839 俺で最後… だな。 うん。 51 00:03:25,839 --> 00:03:29,342 じゃあな 『THE NEW GATE』。 (ドアの開く音) 52 00:03:29,342 --> 00:03:32,345 あっ… なんだ? 53 00:03:32,345 --> 00:03:34,848 もう イベントはないはずじゃ…。 54 00:03:34,848 --> 00:03:40,053 <シン:俺は ゲームをクリアしたはずだった> 55 00:03:52,032 --> 00:03:54,534 んっ! あっ…。 56 00:03:54,534 --> 00:03:57,637 んっ? あっ…。 57 00:04:00,640 --> 00:04:05,479 ここは ゲームの世界なのか? 58 00:04:05,479 --> 00:04:07,481 んっ? 59 00:04:07,481 --> 00:04:10,650 いや いくらなんでも リアルすぎる。 60 00:04:10,650 --> 00:04:15,489 VR技術が発達したからって こんなに リアルなはずが…。 61 00:04:15,489 --> 00:04:18,658 そうだ。 ウインドウは出るのか。 62 00:04:18,658 --> 00:04:22,162 って ステータスが大幅に上がってやがる! 63 00:04:22,162 --> 00:04:25,165 ラスボス戦で手に入れた 称号のせいか? 64 00:04:25,165 --> 00:04:30,170 まあ ゲームがクリアできたんなら ログアウトできるはずだよな。 65 00:04:30,170 --> 00:04:33,006 ない。 ログアウトボタンがない!? 66 00:04:33,006 --> 00:04:35,008 おいおい うそだろ? 67 00:04:35,008 --> 00:04:37,677 あっ そうだ 他のやつらは? 68 00:04:37,677 --> 00:04:40,180 ネットワークに接続できない? 69 00:04:40,180 --> 00:04:43,183 なら ゲームの仕様上 俺は動けないはず。 70 00:04:43,183 --> 00:04:45,852 だったら ここは現実ってことか? 71 00:04:45,852 --> 00:04:51,057 あ~ わからん! デスゲームの次は 異世界トリップかよ! 72 00:04:53,693 --> 00:04:56,363 ここにいても らちが明かないな。 73 00:04:56,363 --> 00:05:01,168 とりあえず 拠点登録をしておいた これが 使えれば…。 74 00:05:05,138 --> 00:05:07,641 よっしゃ いざ 我が家へ! 75 00:05:12,979 --> 00:05:14,981 んっ? 76 00:05:17,150 --> 00:05:19,986 こんな壁 いつの間に出来たんだ? 77 00:05:19,986 --> 00:05:22,589 城も見えたし 1つの街か? 78 00:05:25,492 --> 00:05:28,495 あった! 懐かしの我が家! 79 00:05:28,495 --> 00:05:30,664 (ティエラ)何度も言わせないで! んっ? 80 00:05:30,664 --> 00:05:32,832 師匠は しばらく帰ってこない! 81 00:05:32,832 --> 00:05:34,834 そうやって隠してんだろ? 82 00:05:34,834 --> 00:05:37,504 どうしても吐かないっつうなら 力ずくで…。 83 00:05:37,504 --> 00:05:41,007 うっ…。 やめて! これ以上 外に出たら…。 84 00:05:43,510 --> 00:05:46,513 グルルルル…。 (4人)あっ…。 85 00:05:46,513 --> 00:05:51,351 (悲鳴) 86 00:05:51,351 --> 00:05:53,353 うっ うっ うっ…。 87 00:05:53,353 --> 00:05:55,355 グルルルル… グワー! 88 00:05:55,355 --> 00:05:57,357 ハッ! 89 00:05:57,357 --> 00:05:59,693 アー! 90 00:05:59,693 --> 00:06:02,963 うっ…。 あっ…。 91 00:06:02,963 --> 00:06:05,131 (シン)なるほどな。 ハッ! 92 00:06:05,131 --> 00:06:07,968 魔術スキルは 威力調整が可能。 93 00:06:07,968 --> 00:06:11,471 物理攻撃の負荷は 自分に返ってくるみたいだ。 94 00:06:11,471 --> 00:06:15,475 リアルな感触だ。 あっ… あの…。 んっ? 95 00:06:15,475 --> 00:06:19,079 えっと ただ… いま? 96 00:06:21,314 --> 00:06:25,652 助けてくれて ありがとう。 私は ティエラ・ルーセント。 97 00:06:25,652 --> 00:06:28,321 俺は シンだ。 シンね。 98 00:06:28,321 --> 00:06:30,991 もしかして シンは 師匠の知り合いなの? 99 00:06:30,991 --> 00:06:33,827 さっき ただいまって…。 師匠? 100 00:06:33,827 --> 00:06:35,829 何 言ってるのよ。 101 00:06:35,829 --> 00:06:40,500 月の祠の店主代理 シュニー・ライザーを 知らない人なんていないわよ。 102 00:06:40,500 --> 00:06:44,337 へぇ~ シュニー・ライザーね。 シュニー…。 103 00:06:44,337 --> 00:06:46,339 シュニー・ライザー!? 104 00:06:46,339 --> 00:06:48,842 そいつ 種族は ハイエルフで➡ 105 00:06:48,842 --> 00:06:52,846 腰まである長い銀髪で スタイル抜群の美人じゃないか? 106 00:06:52,846 --> 00:06:55,849 《同姓同名の別人じゃなければ➡ 107 00:06:55,849 --> 00:06:59,352 シュニーは 俺のサポートキャラの1人だけど…。 108 00:06:59,352 --> 00:07:02,789 こうして 月の祠は存在してるわけだし…》 109 00:07:02,789 --> 00:07:05,959 んっ? んっ…。 110 00:07:05,959 --> 00:07:10,964 あっ…。 あっ いや シュニーとは 古い知り合いっていうか。 111 00:07:10,964 --> 00:07:15,468 で 彼女は 今 どこに? 簡単には教えられない。 112 00:07:15,468 --> 00:07:17,470 あなたとは会ったばかりだし➡ 113 00:07:17,470 --> 00:07:20,473 さっきのやつらだって 師匠目当てだったんだから。 114 00:07:20,473 --> 00:07:24,477 でも 伝言くらいなら請け負うわ。 伝言? 115 00:07:24,477 --> 00:07:28,481 私の仕事は 店番と 師匠への伝言係なの。 116 00:07:28,481 --> 00:07:32,485 伝言は 1つ 1,000ジュールよ。 1,000ジュール? 117 00:07:32,485 --> 00:07:36,323 っつっても 俺が持ってるのは ジェイルだけなんだが…。 118 00:07:36,323 --> 00:07:38,491 ハッ! ちょっと あなた➡ 119 00:07:38,491 --> 00:07:41,494 今 ひょっとして アイテムボックスから取り出した? 120 00:07:41,494 --> 00:07:45,498 ああ。 それが どうした? どうしたじゃないわよ! 121 00:07:45,498 --> 00:07:47,500 アイテムボックスが使えるのは➡ 122 00:07:47,500 --> 00:07:50,337 ごく限られた種族の 王や長老だけ! 123 00:07:50,337 --> 00:07:54,174 しかも ジェイル金貨は 魔術を増幅するアイテムよ! 124 00:07:54,174 --> 00:07:58,178 最低 100億ジュールは くだらないわ! 100億!? 125 00:07:58,178 --> 00:08:01,614 《ゲーム内では 1ジェイルなんて 最小単位だったぞ》 126 00:08:01,614 --> 00:08:04,117 (ティエラ)あなた 本当に何者? んっ? 127 00:08:04,117 --> 00:08:07,954 ただの冒険者だよ。 設定…。 128 00:08:07,954 --> 00:08:10,290 種族的には ハイヒューマンだ。 129 00:08:10,290 --> 00:08:14,627 ハイヒューマン? ハイヒューマンは 滅亡したはずよ。 130 00:08:14,627 --> 00:08:18,131 滅亡? 人類が滅亡したってことか? 131 00:08:18,131 --> 00:08:22,135 滅亡したのは ヒューマンの上位種族 ハイヒューマン。 132 00:08:22,135 --> 00:08:24,637 ヒューマンなら さっきのやつらがいたじゃない。 133 00:08:24,637 --> 00:08:26,639 あっ そうか。 134 00:08:26,639 --> 00:08:29,642 かつて存在したハイヒューマンは 僅か6人。 135 00:08:29,642 --> 00:08:32,645 今から500年前の 栄華の落日を境に➡ 136 00:08:32,645 --> 00:08:36,316 行方不明になったはずよ。 栄華の落日? 137 00:08:36,316 --> 00:08:40,320 栄華の落日も知らないの? ハイヒューマンだけじゃない。 138 00:08:40,320 --> 00:08:44,157 多くの人が姿を消した 歴史的大事件よ。 139 00:08:44,157 --> 00:08:46,826 《多くの人が姿を消した…。 140 00:08:46,826 --> 00:08:51,498 まさか あのとき ゲームにとらわれていたのは数万人。 141 00:08:51,498 --> 00:08:54,834 その規模が消失したとなれば 大事件だ。 142 00:08:54,834 --> 00:08:58,171 すべてを都合よく解釈するなら➡ 143 00:08:58,171 --> 00:09:01,441 この世界は ゲームから500年後の世界》 144 00:09:01,441 --> 00:09:04,444 (ティエラ)ねえ 私の話 聞いてる? あっ…。 145 00:09:04,444 --> 00:09:07,614 あ~ いや 教えてくれて ありがとな。 146 00:09:07,614 --> 00:09:10,450 お礼に これ やるよ。 なっ! 147 00:09:10,450 --> 00:09:12,619 これからも よろしくってことで。 148 00:09:12,619 --> 00:09:14,621 さっきの話 聞いてた? あっ…。 149 00:09:14,621 --> 00:09:18,291 そんな高価な物 簡単に 人にやる ばか どこにいるのよ!? 150 00:09:18,291 --> 00:09:20,460 ここ。 151 00:09:20,460 --> 00:09:24,297 んっ… うっ… あとから返せとか言わない? 152 00:09:24,297 --> 00:09:26,299 (シン)言わねえよ。 153 00:09:28,301 --> 00:09:31,137 夢にまで見た ジェイル金貨。 154 00:09:31,137 --> 00:09:34,307 キラキラしてて すてきなデザインね。 155 00:09:34,307 --> 00:09:36,309 あっ…。 あっ! 156 00:09:36,309 --> 00:09:40,146 まっ… まあ エルフは魔術も使うから 役立つだろ! 157 00:09:40,146 --> 00:09:42,148 エルフ? んっ? 158 00:09:42,148 --> 00:09:44,818 あなた 私が エルフに見えるの? 159 00:09:44,818 --> 00:09:48,822 ああ。 どう見ても 黒髪金眼の美少女エルフだぜ。 160 00:09:48,822 --> 00:09:53,993 信じられない。 師匠に 幻影魔術で 姿を変えてもらってるのに。 161 00:09:53,993 --> 00:09:55,995 どうして 姿を? 162 00:09:55,995 --> 00:10:00,500 黒髪のエルフは 呪われた不吉の象徴だから。 163 00:10:00,500 --> 00:10:02,502 不吉の象徴? 164 00:10:02,502 --> 00:10:07,173 ええ。 この黒髪は 災いをもたらすの。 165 00:10:07,173 --> 00:10:10,009 モンスターが 頻繁に襲ってくるようになって➡ 166 00:10:10,009 --> 00:10:12,679 私は 里から追放された。 167 00:10:12,679 --> 00:10:15,348 そのとき 師匠に助けられたのよ。 168 00:10:15,348 --> 00:10:19,185 お店の周りには 結界が張ってあるし➡ 169 00:10:19,185 --> 00:10:22,188 師匠が 幻影魔術で 正体を隠してくれて➡ 170 00:10:22,188 --> 00:10:25,024 この100年 安全に暮らしてた。 171 00:10:25,024 --> 00:10:29,362 《そうか さっき襲われていたのは 呪いのせいか》 172 00:10:29,362 --> 00:10:32,198 その呪い 解く手段はないのか? 173 00:10:32,198 --> 00:10:35,869 師匠が調べてくれてるけど 今のところは…。 174 00:10:35,869 --> 00:10:39,372 でも いいの。 結界の外に出られなくても➡ 175 00:10:39,372 --> 00:10:42,876 誰にも迷惑をかけずに 生きていられるなら。 176 00:10:42,876 --> 00:10:45,378 《それでも…》 177 00:10:45,378 --> 00:10:48,381 ティエラの髪の色は 最初から黒だったのか? 178 00:10:48,381 --> 00:10:52,051 あっ…。 いいえ 元は 銀色だったわ。 179 00:10:52,051 --> 00:10:56,556 けど ある日 突然 呪われて 黒くなったのよ。 突然? 180 00:10:56,556 --> 00:10:59,726 《突然 髪の色が変わる呪い。 181 00:10:59,726 --> 00:11:04,163 モンスターに襲われる。 そんなことが…》 182 00:11:04,163 --> 00:11:06,666 ある! あるぞ! へっ? 183 00:11:06,666 --> 00:11:08,668 なんで 忘れてたかな。 184 00:11:08,668 --> 00:11:13,339 え~っと スキル画面を開いて 確か この辺に…。 185 00:11:13,339 --> 00:11:15,341 えっと… 何してるの? 186 00:11:15,341 --> 00:11:18,845 あった 分析! んっ? 187 00:11:18,845 --> 00:11:21,681 (シン)やっぱり! あっ… どういうこと? 188 00:11:21,681 --> 00:11:24,350 呪いの称号 カーストギフト! うっ…。 189 00:11:24,350 --> 00:11:28,855 ティエラの髪色が変わって モンスターに 襲われるようになった原因だよ! 190 00:11:28,855 --> 00:11:31,191 ランダムでかかる呪いだったんだ! 191 00:11:31,191 --> 00:11:34,193 でも 呪いの正体が わかったところで…。 192 00:11:34,193 --> 00:11:37,363 呪いを解く方法ならある。 (ティエラ)えっ? 193 00:11:37,363 --> 00:11:41,568 いくぞ。 あっ! んっ…。 浄化。 194 00:11:49,542 --> 00:11:53,379 あれ? あっ… だめだった? 195 00:11:53,379 --> 00:11:56,382 いや 浄化には成功したんだが➡ 196 00:11:56,382 --> 00:11:59,986 髪が ちょこっとしか戻らなくて…。 197 00:11:59,986 --> 00:12:01,988 ハッ! あっ…。 198 00:12:01,988 --> 00:12:04,657 ハァ… んっ…。 199 00:12:04,657 --> 00:12:07,660 ティエラ なんていうか その…。 200 00:12:07,660 --> 00:12:11,164 ありがとう。 ありがとう ありがとう。 201 00:12:11,164 --> 00:12:15,335 (シン)でも…。 いいの 十分よ。 十分すぎるわ! 202 00:12:15,335 --> 00:12:18,671 100年ぶりに 自分の髪に出会えたんだから。 203 00:12:18,671 --> 00:12:22,175 あっ…。 フッ…。 (泣き声) 204 00:12:22,175 --> 00:12:25,345 ごめんなさい 取り乱しちゃって。 205 00:12:25,345 --> 00:12:29,515 でも 本当に 呪いが解けたのか 実感が湧かないわ。 206 00:12:29,515 --> 00:12:32,685 じゃあ 出てみるか? 結界の外まで。 207 00:12:32,685 --> 00:12:34,687 えっ? 208 00:12:34,687 --> 00:12:39,359 大丈夫だって モンスターが出ても 俺が倒すからさ。 209 00:12:39,359 --> 00:12:41,361 でも やっぱり…。 210 00:12:41,361 --> 00:12:44,030 100年 ずっと我慢してきたんだろ? 211 00:12:44,030 --> 00:12:47,367 あっ…。 大丈夫! 212 00:12:47,367 --> 00:12:49,369 あっ…。 213 00:12:49,369 --> 00:12:53,673 んっ…。 よし 出るぞ。 214 00:12:56,376 --> 00:13:12,825 ♬~ 215 00:13:12,825 --> 00:13:16,829 何も起こらんな。 そうね。 216 00:13:16,829 --> 00:13:21,334 呪い ちゃんと解けてたな。 そうみたいね。 217 00:13:24,671 --> 00:13:28,341 ねえ シン。 んっ? あっ…。 218 00:13:28,341 --> 00:13:31,844 空って 広いのね。 219 00:13:34,180 --> 00:13:36,683 フッ…。 220 00:13:36,683 --> 00:13:39,385 そうだな。 221 00:13:42,021 --> 00:13:44,023 (シン)役に立ててよかったよ。 222 00:13:44,023 --> 00:13:46,025 ほんとに ありがとう。 223 00:13:46,025 --> 00:13:48,027 シンは これから どうするの? んっ? 224 00:13:48,027 --> 00:13:50,697 師匠は しばらく帰ってこないけど。 225 00:13:50,697 --> 00:13:53,366 なら 近くの街でも見てくるかな。 226 00:13:53,366 --> 00:13:56,869 《この世界のことを もっと知らないとな。 227 00:13:56,869 --> 00:13:58,871 シュニーが本物だった場合➡ 228 00:13:58,871 --> 00:14:01,808 他のサポートキャラも 存在している可能性が高い》 229 00:14:01,808 --> 00:14:03,810 (ティエラ)そうだ。 んっ? 230 00:14:03,810 --> 00:14:07,313 ベイルリヒト王国に入るなら いい物があるわ。 231 00:14:07,313 --> 00:14:11,150 《ベイ…。 さっき 通りかかった所か》 232 00:14:11,150 --> 00:14:13,486 はい 紹介状よ。 233 00:14:13,486 --> 00:14:16,155 入国には 検分待ちの行列があるけど➡ 234 00:14:16,155 --> 00:14:20,993 これがあれば パスできるわ。 助かる。 でも いいのか? 235 00:14:20,993 --> 00:14:23,996 今日 会ったばかりのやつを 紹介なんかして。 236 00:14:23,996 --> 00:14:26,999 呪いも解いてくれたし 実力もある。 237 00:14:26,999 --> 00:14:30,002 それに ばかが付くほどの お人よしだし。 あっ…。 238 00:14:30,002 --> 00:14:32,338 最後のは いらなくねえか? 239 00:14:32,338 --> 00:14:35,508 これでも 恩を返しきれないくらいよ。 240 00:14:35,508 --> 00:14:40,513 んっ? 何? あっ! なっ… なんでもない なんでもない! 241 00:14:40,513 --> 00:14:42,515 (シン)じゃあ そろそろ行くよ。 242 00:14:42,515 --> 00:14:45,017 (ティエラ)師匠が戻ってきたら 伝えておくわ。 243 00:14:45,017 --> 00:14:48,688 (シン)ああ よろしく頼む。 244 00:14:48,688 --> 00:14:52,191 あの行列を難なくスルーできるとは。 245 00:14:52,191 --> 00:14:54,193 この紹介状 すごいんだな。 246 00:14:54,193 --> 00:14:58,030 (ベイド)すごいどころか この国じゃ 王への謁見すら許される➡ 247 00:14:58,030 --> 00:15:00,967 身分証みたいな物だ。 なくすと やべえぞ。 248 00:15:00,967 --> 00:15:02,969 マッ… マジか。 249 00:15:07,974 --> 00:15:12,311 ここが冒険者ギルドだ。 じゃあ 俺は ここで。 250 00:15:12,311 --> 00:15:14,814 ああ 案内 ありがとう。 251 00:15:14,814 --> 00:15:18,484 さて 情報を集めるなら まずは ここだな。 252 00:15:18,484 --> 00:15:21,154 (セリカ)冒険者ギルドへ ようこそ。 253 00:15:21,154 --> 00:15:23,823 本日は どのような ご用件でしょうか? 254 00:15:23,823 --> 00:15:25,825 はっ… はぁ…。 255 00:15:25,825 --> 00:15:29,662 あの… 冒険者登録をしたいんですけど。 256 00:15:29,662 --> 00:15:33,166 申請でしたら 左手の階段を上がった先にある➡ 257 00:15:33,166 --> 00:15:37,503 カウンターにて行えます。 わっ… わかりました。 258 00:15:37,503 --> 00:15:41,174 (シリカ)ようこそ。 冒険者登録を ご希望ですか? 259 00:15:41,174 --> 00:15:43,509 えっ? あっ お願いします。 260 00:15:43,509 --> 00:15:45,678 どうかされました? 261 00:15:45,678 --> 00:15:48,848 いえ 1階にいた方と そっくりで…。 262 00:15:48,848 --> 00:15:53,853 あれは 双子の姉のセリカ。 私は シリカです。 ああ…。 263 00:15:53,853 --> 00:15:56,689 では まず 初期費用を お支払いいただき➡ 264 00:15:56,689 --> 00:16:00,126 そのあと こちらの用紙に 記入していただきます。 265 00:16:00,126 --> 00:16:05,631 まさか ギルドカードの作成に 次の日までかかるとはな。 266 00:16:07,800 --> 00:16:09,969 《シン:銅や鉄製の武器。 267 00:16:09,969 --> 00:16:13,806 防具は革 もしくは 鉄製の装備ばかりだな。 268 00:16:13,806 --> 00:16:16,976 ゲームのときより 質が低いみたいだ》 269 00:16:16,976 --> 00:16:19,645 (セリカ)お待たせしました シン様。 んっ? 270 00:16:19,645 --> 00:16:23,816 あっ セリカさん どうして? 271 00:16:23,816 --> 00:16:27,320 空いているときは こちらの手伝いをしてるんです。 272 00:16:27,320 --> 00:16:29,989 だからって 着替えまで…。 273 00:16:29,989 --> 00:16:32,158 あっ… あの…。 274 00:16:32,158 --> 00:16:35,495 どうぞ 召し上がってください。 はぁ…。 275 00:16:35,495 --> 00:16:37,496 んっ…。 276 00:16:39,499 --> 00:16:41,500 うまい。 んっ? 277 00:16:41,500 --> 00:16:45,338 じ~。 《けど やっぱり 食いづらい!》 278 00:16:45,338 --> 00:16:47,506 あっ… あの セリカさん? 279 00:16:47,506 --> 00:16:51,510 ごめんなさい。 実は 1つ 確認したいことがありまして。 280 00:16:51,510 --> 00:16:55,514 なるほど。 確認したいことって? 281 00:16:55,514 --> 00:16:59,018 あっ…。 月の祠の紹介状を お持ちとか。 282 00:16:59,018 --> 00:17:00,953 はっ… はぁ…。 283 00:17:00,953 --> 00:17:03,122 そちらが本物かどうか➡ 284 00:17:03,122 --> 00:17:06,459 別室で 確認させてもらっても よろしいでしょうか? 285 00:17:06,459 --> 00:17:10,129 食後なら かまわないですよ。 部屋に入った途端➡ 286 00:17:10,129 --> 00:17:13,966 ギルドマスターと ご対面ってのは 遠慮したいですけど。 287 00:17:13,966 --> 00:17:17,303 それなんですが 実は もう いらっしゃってて…。 288 00:17:17,303 --> 00:17:19,305 んっ? 289 00:17:21,474 --> 00:17:25,144 (バルクス)やあ。 《受付にいた 変なおっさん!》 290 00:17:25,144 --> 00:17:30,149 改めて ギルドマスターをしている バルクス・ハイムだ。 291 00:17:30,149 --> 00:17:32,985 シンです。 よろしくお願いします。 292 00:17:32,985 --> 00:17:38,157 シン君 早速なんだが 月の祠の 紹介状を見せてもらえるかい? 293 00:17:38,157 --> 00:17:40,326 はい。 294 00:17:40,326 --> 00:17:42,628 本物かどうか確認しよう。 295 00:17:44,664 --> 00:17:49,001 えっ? 紹介状は近づけ合うと 共鳴して光るんだ。 296 00:17:49,001 --> 00:17:53,172 これは間違いなく 本物だね。 そんな仕掛けが…。 297 00:17:53,172 --> 00:17:55,508 誰に 紹介状をもらったんだい? 298 00:17:55,508 --> 00:17:59,679 シュニー君? それとも ティエラ君? ティエラです。 299 00:17:59,679 --> 00:18:04,116 彼女が説明を忘れるなんて よっぽどのことがあったのかね。 300 00:18:04,116 --> 00:18:07,119 では 代わりに説明しよう。 301 00:18:07,119 --> 00:18:11,123 紹介状があれば ほとんどの国に 審査なしで入国できる。 302 00:18:11,123 --> 00:18:13,459 各ギルドでも融通が利き➡ 303 00:18:13,459 --> 00:18:17,630 ベイルリヒトや 一部の国では 王への謁見すら許される。 304 00:18:17,630 --> 00:18:21,634 それほど 確実に 身元を保証してくれる物なのだ。 305 00:18:21,634 --> 00:18:23,636 《破格の待遇すぎる。 306 00:18:23,636 --> 00:18:26,639 シュニーのやつ 有名になり過ぎだろ》 307 00:18:26,639 --> 00:18:28,975 これだけの効力を持つ物だ。 308 00:18:28,975 --> 00:18:33,479 強奪して 悪用しようとする やからもいる。 でしょうね。 309 00:18:33,479 --> 00:18:36,816 だから 単刀直入に言おう。 310 00:18:36,816 --> 00:18:40,319 君が その紹介状を 守る自信がないなら➡ 311 00:18:40,319 --> 00:18:42,989 今 この場で破棄したまえ。 312 00:18:42,989 --> 00:18:47,994 大丈夫です。 ティエラが 俺を信用して 渡してくれたのなら➡ 313 00:18:47,994 --> 00:18:49,996 その気持ちに応えてみせます。 314 00:18:51,998 --> 00:18:53,100 よく言った! あっ…。 315 00:18:53,100 --> 00:18:57,503 月の祠に認められた者同士 仲よくやろう。 316 00:18:57,503 --> 00:19:01,941 シン君の活躍を期待しているよ。 んっ… はい。 317 00:19:01,941 --> 00:19:07,446 では 早速 シン君の腕前を 試させてもらおうかな。 318 00:19:07,446 --> 00:19:09,949 えっ? 319 00:19:09,949 --> 00:19:14,453 あ~ 疲れた~! 320 00:19:14,453 --> 00:19:20,126 ハァ… 今日1日 大変だったな。 321 00:19:20,126 --> 00:19:22,128 んっ…。 322 00:19:22,128 --> 00:19:27,633 あした ギルドカードが出来たら ランク上げでもしてみるか。 323 00:19:27,633 --> 00:19:33,806 ったく… シュニーは いつ帰って… くるんだ。 324 00:19:33,806 --> 00:19:35,975 あ~…。 325 00:19:35,975 --> 00:19:38,477 目覚めたら 現実に戻ってるなんて➡ 326 00:19:38,477 --> 00:19:41,480 都合のいいことは起きなかったな。 327 00:19:41,480 --> 00:19:46,152 おはようございます シン様。 よく眠れましたか? 328 00:19:46,152 --> 00:19:50,322 はい。 セリカさんのおかげで いい宿に泊まれました。 329 00:19:50,322 --> 00:19:54,160 あら 装いが新しくなってますわね。 330 00:19:54,160 --> 00:19:56,662 こっちのほうが動きやすいので。 331 00:19:56,662 --> 00:19:58,664 《最低ランクの冒険者が➡ 332 00:19:58,664 --> 00:20:01,167 格好だけ立派なのは さすがにな》 333 00:20:01,167 --> 00:20:04,503 では こちらが ギルドカードになります。 334 00:20:04,503 --> 00:20:11,010 冒険者ランクは 上から SS S AからGの9段階。 335 00:20:11,010 --> 00:20:15,014 依頼達成ごとに ポイントが加算され ランクアップします。 336 00:20:15,014 --> 00:20:19,018 受けられる依頼は 自分のランクの2つ上までです。 337 00:20:19,018 --> 00:20:21,687 早速 やりたい依頼があるんですけど。 338 00:20:21,687 --> 00:20:24,190 あっ ヒルク草採取ですね。 339 00:20:24,190 --> 00:20:27,026 ポーションの材料として 常に需要がありますので➡ 340 00:20:27,026 --> 00:20:30,029 期限は ございません。 (シン)わかりました。 341 00:20:30,029 --> 00:20:33,132 では いってきます。 お気を付けて。 342 00:20:35,534 --> 00:20:40,206 バルクスさんも認める実力者なのに 全然 威圧感がない。 343 00:20:40,206 --> 00:20:42,708 不思議な人。 344 00:20:42,708 --> 00:20:48,547 う~ん… かれこれ 3時間は探してるな。 345 00:20:48,547 --> 00:20:51,550 ゲームでも ヒルク草の採取は 初歩クエストだし➡ 346 00:20:51,550 --> 00:20:54,053 楽勝だろって思ったんだけど。 347 00:20:54,053 --> 00:20:56,889 まあ モンスターも ランクの低い装備で倒せる➡ 348 00:20:56,889 --> 00:20:59,558 雑魚ばっかりだし ゆっくり探すか。 349 00:20:59,558 --> 00:21:01,494 んっ? 🔊 350 00:21:01,494 --> 00:21:05,331 (シン)モンスターか。 でも なんだ? この動き。 351 00:21:05,331 --> 00:21:09,535 この近くにいるはず…。 あっ…。 352 00:21:12,671 --> 00:21:19,178 あっ! あれは スカルフェイス・ジャック! 353 00:21:19,178 --> 00:21:23,015 レベル359… 強いな。 354 00:21:23,015 --> 00:21:26,018 あっ… 馬車が…。 355 00:21:26,018 --> 00:21:29,522 《マップの表示が変だったのは 暴れていたからか》 356 00:21:29,522 --> 00:21:33,526 ⦅スカルフェイス・ジャックに襲われて 亡くなったやつがいるらしい。 357 00:21:33,526 --> 00:21:36,529 俺の知ってるやつだよ。 残念だ⦆ 358 00:21:36,529 --> 00:21:41,534 放ってはおけない。 まずは 仕掛けるか! 359 00:21:41,534 --> 00:21:43,536 ウッ…。 360 00:21:43,536 --> 00:21:46,372 フッ! ウゥッ! ウッ! 361 00:21:46,372 --> 00:21:48,707 なんて動きだ。 362 00:21:48,707 --> 00:21:50,876 それに アンデッド系モンスターが➡ 363 00:21:50,876 --> 00:21:54,713 光属性の大剣を持ってるなんて 聞いたことねえ。 364 00:21:54,713 --> 00:21:57,550 こいつは ユニークモンスターで間違いない! 365 00:21:57,550 --> 00:22:01,153 んっ! フッ! うっ! ハッ! 366 00:22:01,153 --> 00:22:04,156 ギエー! 367 00:22:04,156 --> 00:22:06,825 大したダメージはないか。 あっ…。 368 00:22:06,825 --> 00:22:09,829 耐えられるのは あと一太刀くらいだな。 369 00:22:09,829 --> 00:22:12,331 よし 試してみるか。 370 00:22:15,167 --> 00:22:17,169 制限・解除。 371 00:22:26,178 --> 00:22:29,515 スゥー… んっ…。 372 00:22:29,515 --> 00:22:33,018 せや~! ウー! 373 00:22:37,857 --> 00:22:41,193 (うめき声) 374 00:22:41,193 --> 00:22:45,197 ハァ… 飛んだな。 375 00:22:45,197 --> 00:22:49,535 あの大剣 ちょっと欲しかったのに。 376 00:22:49,535 --> 00:22:51,537 んっ? 377 00:22:56,041 --> 00:23:01,313 あっ ドロップアイテムの宝玉か。 一応 もらっておこう。 378 00:23:01,313 --> 00:23:05,317 《シン:この世界での俺の実力は 大体 わかった。 379 00:23:05,317 --> 00:23:12,024 ゲームが現実になった世界か。 楽しくなってきたな》 380 00:23:16,829 --> 00:23:20,499 (ざわめき) 381 00:23:20,499 --> 00:23:22,801 (ガドラス)リオン様! あっ…。 382 00:23:32,011 --> 00:23:34,613 こっ… これは 一体…。