1 00:00:03,003 --> 00:00:05,005 (ジラート)よう あるじ殿。 2 00:00:05,005 --> 00:00:07,508 生きて会えるとは思わなかったぞ。 3 00:00:07,508 --> 00:00:12,512 (シン)こっちこそ 生きてるとは 思ってなかったぞ ジラート。 4 00:00:12,512 --> 00:00:15,015 ハハハハ! そりゃ そうだ! 5 00:00:15,015 --> 00:00:19,853 わしも なんで生きてるのか わからんのだからな。 フッ…。 6 00:00:19,853 --> 00:00:24,524 さて 積もる話もあるが まずは 紹介しておこう。 7 00:00:24,524 --> 00:00:28,195 こいつが 現獣王のウォルフガングだ。 8 00:00:28,195 --> 00:00:30,531 その娘のクオーレ。 9 00:00:30,531 --> 00:00:35,702 で わしの腹心 我が右腕 ヴァン・クー。 10 00:00:35,702 --> 00:00:39,039 我が左腕 ラジム・ドルク。 11 00:00:39,039 --> 00:00:42,376 俺は シン。 すでに 聞いているかもしれませんが➡ 12 00:00:42,376 --> 00:00:45,712 ハイヒューマンです。 よろしくお願いします。 13 00:00:45,712 --> 00:00:50,050 ハハハ! いつものように 話せばいいぞ あるじよ。 14 00:00:50,050 --> 00:00:52,386 じゃあ そっちこそ 普通に呼べ! 15 00:00:52,386 --> 00:00:55,222 あるじなんて呼び方 したことねえだろうが! 16 00:00:55,222 --> 00:00:57,224 久方ぶりの再会だ。 17 00:00:57,224 --> 00:01:00,160 この程度の冗談は 許してもらいたい。 18 00:01:00,160 --> 00:01:04,164 それに こうでもせんと こやつらの緊張も解けぬからな。 19 00:01:04,164 --> 00:01:06,166 (クオーレ/ウォルフガング)あっ…。 緊張? 20 00:01:06,166 --> 00:01:09,336 シンだって 自分たちハイヒューマンが➡ 21 00:01:09,336 --> 00:01:12,172 どれほど でたらめな存在か わかっとるだろ? 22 00:01:12,172 --> 00:01:15,342 この世界の住人にとって➡ 23 00:01:15,342 --> 00:01:21,048 ハイヒューマンは 畏れ敬われて当然の 伝説の存在なのだからな。 24 00:03:04,985 --> 00:03:08,488 ⦅おい まだ生きてるか? ぴんぴんしてる。 25 00:03:08,488 --> 00:03:10,490 何匹 倒した? 26 00:03:10,490 --> 00:03:13,994 100… 1,000… もっとかもな。 27 00:03:13,994 --> 00:03:16,997 ハハハ! ここからが正念場だぞ。 28 00:03:16,997 --> 00:03:19,332 血が たぎるわ。 29 00:03:19,332 --> 00:03:22,836 いいね。 背中 任せたぜ! 30 00:03:22,836 --> 00:03:26,840 あっ…。 んっ…⦆ 31 00:03:26,840 --> 00:03:30,844 (2人)アハハハハハ! あのときは 死ぬかと思ったな。 32 00:03:30,844 --> 00:03:34,347 全く…。 お互い よく無事だったものだ。 33 00:03:34,347 --> 00:03:36,850 結局 何匹 倒したんだっけ? 34 00:03:36,850 --> 00:03:39,853 覚えておらんよ。 フッ… だよな。 35 00:03:39,853 --> 00:03:44,191 さて この500年で起きた話といえば…。 36 00:03:44,191 --> 00:03:47,527 ジラートの建国武勇伝なら シュニーから聞いたぞ。 37 00:03:47,527 --> 00:03:49,863 おいおい 先に言っちまったのか? 38 00:03:49,863 --> 00:03:52,866 自慢してやろうと 思ってたんだがな。 39 00:03:52,866 --> 00:03:55,202 (シュニー)あなたのことです。 誇張した内容を➡ 40 00:03:55,202 --> 00:03:57,204 話すと思ったので。 あっ…。 41 00:03:57,204 --> 00:04:00,807 客観的に見た ありのままを 伝えておきました。 42 00:04:00,807 --> 00:04:04,978 なぬ? アハハ! ありえるな それ。 43 00:04:04,978 --> 00:04:09,149 んっ… では 私は お茶を入れてきますね。 44 00:04:09,149 --> 00:04:11,318 ああ 頼む。 んっ? 45 00:04:11,318 --> 00:04:15,989 しかたない。 わしの武勇伝は置いておくか。 46 00:04:15,989 --> 00:04:20,160 代わりに シンの話を聞かせてくれ。 47 00:04:20,160 --> 00:04:25,665 そうだな。 シュニーには話したんだが 実は…。 48 00:04:25,665 --> 00:04:28,502 なるほどな。 49 00:04:28,502 --> 00:04:32,672 どうりで いくら捜しても 見つからんわけだ。 50 00:04:32,672 --> 00:04:36,510 にしても シンも 面妖なことに 巻き込まれておるな。 51 00:04:36,510 --> 00:04:42,182 全くだ。 まあ 全部が悪いこと ってわけじゃないのが救いだよ。 52 00:04:42,182 --> 00:04:47,687 んっ… そうか… そうだな。 んっ? 53 00:04:47,687 --> 00:04:50,857 少なくとも わしには よいことだ。 54 00:04:50,857 --> 00:04:54,361 ジラート? 55 00:04:54,361 --> 00:04:56,696 そろそろ 本題に入ろう。 56 00:04:56,696 --> 00:05:01,468 シン わしは お前に 伝えなければならんことがある。 57 00:05:01,468 --> 00:05:04,971 なんだ? 58 00:05:04,971 --> 00:05:09,309 わしは もうすぐ死ぬ。 えっ? 59 00:05:09,309 --> 00:05:11,978 長くはない。 恐らく➡ 60 00:05:11,978 --> 00:05:16,316 あと ひとつきと もたないだろう。 なんで わかるんだ? 61 00:05:16,316 --> 00:05:20,654 数週間前から 違和感を覚えていたんだが➡ 62 00:05:20,654 --> 00:05:23,824 シュニーから お前のことを聞いて 確信した。 63 00:05:23,824 --> 00:05:28,662 わしの中で止まっていた時間が 動きだしたようだ。 64 00:05:28,662 --> 00:05:33,500 シンが帰ってくるのを 待っていたかのように。 あっ…。 65 00:05:33,500 --> 00:05:36,002 この世界に神がいるのなら➡ 66 00:05:36,002 --> 00:05:39,506 わしの願いを 聞き届けてくれたのかもしれん。 67 00:05:39,506 --> 00:05:41,508 願い? 68 00:05:46,179 --> 00:05:50,016 勝負だ シン。 あっ…。 69 00:05:50,016 --> 00:05:53,820 わしは お前と戦いたい。 70 00:05:56,856 --> 00:06:00,460 んっ…。 んっ…。 71 00:06:00,460 --> 00:06:03,296 《ジラート お前➡ 72 00:06:03,296 --> 00:06:07,968 戦士として 戦いの中で死ぬつもりか?》 73 00:06:07,968 --> 00:06:14,641 《わしは 願わずには いられないのだよ シン。 74 00:06:14,641 --> 00:06:19,980 最強の戦士である お前との1対1の決闘を。 75 00:06:19,980 --> 00:06:24,317 わしの牙が お前に どこまで届くのかを。 76 00:06:24,317 --> 00:06:29,155 超越者たる お前に!》 77 00:06:29,155 --> 00:06:31,658 んっ…。 78 00:06:31,658 --> 00:06:35,662 わかった 受けて立つ。 79 00:06:35,662 --> 00:06:37,998 フッ…。 あっ…。 80 00:06:37,998 --> 00:06:41,001 ウォルフガングたちには 伝えてあるのか? 81 00:06:41,001 --> 00:06:43,336 余命についてはな。 82 00:06:43,336 --> 00:06:47,007 決闘のことは まだだが 隠すつもりはない。 83 00:06:47,007 --> 00:06:49,175 正直に話すつもりだ。 84 00:06:49,175 --> 00:06:51,845 とはいえ ヴァンとラジムは➡ 85 00:06:51,845 --> 00:06:54,514 わしの望みに 気付いていそうだがな。 86 00:06:54,514 --> 00:06:56,850 戦友か? ああ。 87 00:06:56,850 --> 00:07:01,621 シンが いなくなってから 共に戦い続けてきた。 88 00:07:01,621 --> 00:07:06,793 2人とも ビーストの中でも 1 2を争う 長命の種族だ。 89 00:07:06,793 --> 00:07:10,297 今まで ずっと わしに ついてきてくれた。 90 00:07:10,297 --> 00:07:14,301 わしも あいつらも もう年だ。 そろそろ この国は➡ 91 00:07:14,301 --> 00:07:17,804 わしらの影響下から 脱してもらわねばならん。 92 00:07:17,804 --> 00:07:21,308 ウォルフガングは 統治者として優秀って聞いたぞ。 93 00:07:21,308 --> 00:07:26,479 ああ。 民に耳を貸し 肩を並べて歩んでゆける王だ。 94 00:07:26,479 --> 00:07:30,150 すでに 立派な後継ぎだっているしな。 95 00:07:30,150 --> 00:07:32,986 思い残すことは…。 96 00:07:32,986 --> 00:07:36,089 お前との決闘 それだけだ。 97 00:07:40,327 --> 00:07:42,329 そっか。 98 00:07:45,665 --> 00:07:49,002 お前たちに 伝えねばならんことがある。 99 00:07:49,002 --> 00:07:51,671 死に場所が見つかった。 100 00:07:51,671 --> 00:07:56,009 (ウォルフガング)はっ? それは どういう意味でしょうか? 101 00:07:56,009 --> 00:07:59,679 わしの余命については 伝えただろう? 102 00:07:59,679 --> 00:08:04,117 この命が尽きる前に シンへ決闘を申し込んだ。 103 00:08:04,117 --> 00:08:07,287 決闘は 1週間後。 104 00:08:07,287 --> 00:08:10,457 (ウォルフガング/クオーレ)あっ…。 (ヴァン)そうでしたか。 105 00:08:10,457 --> 00:08:14,794 (ラジム)来るべきときが来た というところですな。 106 00:08:14,794 --> 00:08:18,965 ああ。 ついぞ かなうことのなかった願い。 107 00:08:18,965 --> 00:08:21,968 ようやくだ。 わかりました。 108 00:08:24,304 --> 00:08:28,641 (クオーレ)なんで? なんで みんな そんな落ち着いてるの? 109 00:08:28,641 --> 00:08:30,643 だって それって…。 110 00:08:30,643 --> 00:08:34,147 わしは長く生きた。 あっ…。 111 00:08:34,147 --> 00:08:39,152 (ジラート) 同胞が倒れ その息子が逝き➡ 112 00:08:39,152 --> 00:08:44,824 残された孫さえ 何人も みとってきた。 113 00:08:44,824 --> 00:08:49,329 なぜ わしは 今まで生きてきたのか。 114 00:08:49,329 --> 00:08:53,333 その答えが 1週間後に わかる。 115 00:08:53,333 --> 00:08:57,003 お前にも見届けてほしい。 116 00:08:57,003 --> 00:08:59,005 んっ…。 117 00:09:00,940 --> 00:09:04,277 はい! フッ…。 118 00:09:04,277 --> 00:09:06,446 場所は ラルア大森林。 119 00:09:06,446 --> 00:09:10,950 我が最後にして 最大の戦いだ。 120 00:09:10,950 --> 00:09:13,620 全員で見届けよ! 121 00:09:13,620 --> 00:09:15,622 (一同)はっ! 122 00:09:22,462 --> 00:09:25,465 決闘か。 123 00:09:25,465 --> 00:09:28,802 やっと会えたのに… お前…。 124 00:09:28,802 --> 00:09:30,804 (ユズハ)シン? あっ…。 125 00:09:32,806 --> 00:09:37,477 どうかしたの? いや なんでもないよ。 126 00:09:37,477 --> 00:09:40,980 クゥ! 大丈夫。 127 00:09:40,980 --> 00:09:42,982 んっ…。 128 00:09:45,151 --> 00:09:50,824 《シン お前は わしにとって憧れだった。 129 00:09:50,824 --> 00:09:55,662 お前が消え わしの中に残った未練。 130 00:09:55,662 --> 00:09:59,365 たった1つ。 されど 大きな未練》 131 00:10:03,670 --> 00:10:08,007 お前のいない この世界は 張り合いがなかったよ。 132 00:10:08,007 --> 00:10:13,680 《絶対に かなわぬと 一度は諦めた この願い》 133 00:10:13,680 --> 00:10:17,517 (ジラート)感謝するぞ シン。 134 00:10:17,517 --> 00:10:37,537 ♬~ 135 00:10:37,537 --> 00:10:47,547 ♬~ 136 00:10:47,547 --> 00:10:58,224 ♬~ 137 00:10:58,224 --> 00:11:03,163 万全な状態に戻しておいた。 これで 思う存分 戦えるだろ。 138 00:11:03,163 --> 00:11:06,666 お~! まるで 時が巻き戻ったようだ! 139 00:11:06,666 --> 00:11:11,004 感謝するぞ シン! フッ… 気にすんな。 140 00:11:11,004 --> 00:11:15,675 いよいよ あしただな。 ああ。 141 00:11:15,675 --> 00:11:20,346 シン 余計なこととは わかっているんだが…。 142 00:11:20,346 --> 00:11:23,049 んっ? なんだ? んっ…。 143 00:11:25,351 --> 00:11:29,522 もしかして シュニーのことか? んっ…。 144 00:11:29,522 --> 00:11:31,524 ああ。 145 00:11:31,524 --> 00:11:38,531 もし 帰る方法が見つかったら シンは帰るのか? 自分の世界に。 146 00:11:38,531 --> 00:11:41,134 《ジラート:シュニーを置いて》 147 00:11:49,375 --> 00:11:51,377 (シン)帰るよ。 んっ…。 148 00:11:51,377 --> 00:11:58,217 それが 俺の戦い続けてきた理由だから。 149 00:11:58,217 --> 00:12:00,486 んっ…。 150 00:12:00,486 --> 00:12:04,324 そうか。 悪い。 151 00:12:04,324 --> 00:12:09,996 いや 謝るのは わしのほうだ。 余計なことを聞いたな。 152 00:12:09,996 --> 00:12:12,332 フッ…。 153 00:12:12,332 --> 00:12:14,500 難儀なものだな。 154 00:12:14,500 --> 00:12:19,672 ハァ… 俺のことも シュニーのことも➡ 155 00:12:19,672 --> 00:12:24,844 全部まとめて 解決できる方法が あったらいいんだけどな。 156 00:12:24,844 --> 00:12:28,348 昔は ピンチになると よく言っていたな。 157 00:12:28,348 --> 00:12:30,683 ご都合主義だったか? 158 00:12:30,683 --> 00:12:35,355 ああ。 何もかも うまくいって ハッピーエンド。 159 00:12:35,355 --> 00:12:39,525 みんな 幸せで めでたし めでたしってな。 160 00:12:39,525 --> 00:12:45,365 なんとも わしらには ついぞ 縁のないものだな。 161 00:12:45,365 --> 00:12:48,534 ったく…。 ハッハッハッハッハッ! 162 00:12:48,534 --> 00:12:52,538 あした 楽しみにしているぞ。 163 00:12:52,538 --> 00:12:55,541 フッ… ああ。 164 00:12:59,379 --> 00:13:03,483 フハハハ! 絶好の決闘日和だ! 165 00:13:03,483 --> 00:13:05,818 だな! 調子は どうだ? 166 00:13:05,818 --> 00:13:10,823 いつでも やれるぞ! 心身共に たぎっておるわ! 167 00:13:13,326 --> 00:13:16,162 (シュニー)私たちは ここで待機しております。 168 00:13:16,162 --> 00:13:18,998 (シン)もし 流れ弾が 飛んできたときは 頼むな。 169 00:13:18,998 --> 00:13:23,169 はい。 お気になさらず 存分に戦ってきてください。 170 00:13:23,169 --> 00:13:26,506 わかった。 171 00:13:26,506 --> 00:13:30,343 ジラートのこと よろしくお願いします。 ああ。 172 00:13:30,343 --> 00:13:33,346 (ティエラ) えっと… いってらっしゃい。 173 00:13:33,346 --> 00:13:35,848 シン がんば! (カゲロウ)グルッ! 174 00:13:35,848 --> 00:13:37,850 行ってくる。 175 00:13:37,850 --> 00:13:41,854 あとは任せたぞ。 (ラジム/ヴァン)ご武運を。 176 00:13:41,854 --> 00:13:45,858 初代の教えは 生涯 忘れません。 177 00:13:45,858 --> 00:13:50,697 国と民は お任せください。 うむ。 178 00:13:50,697 --> 00:13:54,367 あっ… 私は…。 179 00:13:54,367 --> 00:13:56,536 んっ…。 180 00:13:56,536 --> 00:14:00,306 私も…。 181 00:14:00,306 --> 00:14:03,810 初代の血を継ぐにふさわしい 戦士となります。 182 00:14:03,810 --> 00:14:05,812 うむ。 183 00:14:07,980 --> 00:14:11,150 (ジラート)行くか! (シン)おう! 184 00:14:11,150 --> 00:14:14,654 あのように笑った王は 久しぶりだったな。 185 00:14:14,654 --> 00:14:17,323 まるで子どものような笑顔だ。 186 00:14:17,323 --> 00:14:21,160 んっ… あっ…。 187 00:14:21,160 --> 00:14:28,835 共に見届けよう。 初代獣王の 願いの果てを。 188 00:14:28,835 --> 00:14:31,337 (クオーレ)はい! 189 00:14:31,337 --> 00:14:34,507 フン! 190 00:14:34,507 --> 00:14:37,510 準備は? いつでも! 191 00:14:41,848 --> 00:14:44,650 (2人)うお~! 192 00:14:46,853 --> 00:14:49,856 あっ…。 始まった。 193 00:14:49,856 --> 00:14:53,693 シーン! ジラート! 194 00:14:53,693 --> 00:14:56,863 (2人)うっ! 195 00:14:56,863 --> 00:14:59,532 ハハッ! 相変わらず 重いな! 196 00:14:59,532 --> 00:15:03,336 ハッ! なんでもないように 受け止めておいて よく言う! 197 00:15:10,810 --> 00:15:13,813 500年前を思い出すな シン! 198 00:15:13,813 --> 00:15:16,616 俺には つい昨日のことみたいだよ! 199 00:15:18,651 --> 00:15:21,821 そうだ… なっ! うっ! 200 00:15:21,821 --> 00:15:24,624 わしもだ! フッ…。 201 00:15:29,162 --> 00:15:33,100 すごい。 初代の本気 まさか これほどとは…。 202 00:15:33,100 --> 00:15:36,002 あっ…。 203 00:15:36,002 --> 00:15:38,337 そろそろ 温まってきたころですか。 204 00:15:38,337 --> 00:15:41,340 相変わらず 派手な準備運動だ。 205 00:15:41,340 --> 00:15:44,177 それでこそ 我らの王。 206 00:15:44,177 --> 00:15:46,846 あれで まだ 本気じゃないんですか? 207 00:15:46,846 --> 00:15:48,848 もちろんです。 208 00:15:48,848 --> 00:15:52,185 (ティエラ)師匠も あれぐらい強いんですよね? 209 00:15:52,185 --> 00:15:56,022 私でも ジラート相手なら だいぶ苦労しますよ。 210 00:15:56,022 --> 00:15:59,525 《でも やっぱり 師匠のほうが強いんだ》 211 00:15:59,525 --> 00:16:03,462 これが ハイヒューマンとジラート様の戦い…。 212 00:16:03,462 --> 00:16:05,765 (ウォルフガング) しかと 目に焼き付けねばな。 213 00:16:09,135 --> 00:16:13,806 お主と戦うために編み出した技も ことごとく通じぬか。 214 00:16:13,806 --> 00:16:16,142 さすがは 我が あるじよ。 215 00:16:16,142 --> 00:16:19,812 しらじらしいぞ。 まだまだ こんなもんじゃねえんだろ? 216 00:16:19,812 --> 00:16:23,149 ああ。 ここからは すべてを懸ける。 217 00:16:23,149 --> 00:16:29,155 宣言しよう。 これより わしは ただ1本の牙となる! 218 00:16:34,160 --> 00:16:37,363 うお~! 219 00:16:39,832 --> 00:16:44,837 《シン お前の気持ちは知っている》 220 00:16:44,837 --> 00:16:47,840 ⦅あしたは 本気で戦う。 221 00:16:47,840 --> 00:16:52,178 だけど ラスボスを倒して手に入れた 称号だけは 使わないよ。 222 00:16:52,178 --> 00:16:55,514 そんな反則技 不粋だろ?⦆ 223 00:16:55,514 --> 00:16:59,852 《ジラート:わしが シンの立場なら 同じようにするだろう。 224 00:16:59,852 --> 00:17:02,288 しかし…。 225 00:17:02,288 --> 00:17:05,458 たとえ 一瞬で 勝負が決したとしても➡ 226 00:17:05,458 --> 00:17:09,795 全力のシンと戦いたい》 227 00:17:09,795 --> 00:17:14,800 今が… このときだけが お前に➡ 228 00:17:14,800 --> 00:17:17,803 我が牙が届くとき! 229 00:17:17,803 --> 00:17:20,806 行く! 230 00:17:20,806 --> 00:17:23,476 うっ! 231 00:17:23,476 --> 00:17:26,312 あっ…。 当たらんよ。 232 00:17:26,312 --> 00:17:29,649 うぅ~! 233 00:17:29,649 --> 00:17:33,819 これで倒せるなんて 思ってないよな? 無論! 234 00:17:33,819 --> 00:17:35,988 うっ! 235 00:17:35,988 --> 00:17:38,291 ハッ… 来る! 236 00:17:41,327 --> 00:17:45,665 我が奥義 至伝 絶佳! 237 00:17:45,665 --> 00:17:48,367 お~! 238 00:17:53,839 --> 00:17:55,841 さすがに きつい! 239 00:17:55,841 --> 00:17:57,843 ハッ! 240 00:17:57,843 --> 00:18:00,613 八華掌! 241 00:18:00,613 --> 00:18:03,282 双輪! 飛泉! 242 00:18:03,282 --> 00:18:05,618 《シン:異なるスキルの連撃! 243 00:18:05,618 --> 00:18:07,620 これほどの戦法を編み出すのに➡ 244 00:18:07,620 --> 00:18:10,456 一体 どれだけの鍛錬を 重ねてきたのか》 245 00:18:10,456 --> 00:18:12,792 んっ… はぁ~! 246 00:18:12,792 --> 00:18:18,798 《情けない。 命を懸けてる相手に 俺は…》 247 00:18:18,798 --> 00:18:21,133 (シン)悪い ジラート。 248 00:18:21,133 --> 00:18:24,971 俺は まだ 全力じゃなかった! 249 00:18:24,971 --> 00:18:30,142 はぁ~!! 250 00:18:30,142 --> 00:18:32,311 そうこなくっちゃな! 251 00:18:32,311 --> 00:18:35,481 (2人)至伝…。 252 00:18:35,481 --> 00:18:38,150 絶佳! 253 00:18:38,150 --> 00:18:40,553 天斬! 254 00:18:43,823 --> 00:18:47,994 もうすぐ決着です。 んっ…。 255 00:18:47,994 --> 00:18:51,330 (2人)あ~! 256 00:18:51,330 --> 00:18:55,167 はぁ~! 257 00:18:55,167 --> 00:18:58,838 うっ…。 取った~! 258 00:18:58,838 --> 00:19:00,840 ぐっ…。 259 00:19:04,777 --> 00:19:09,448 あっ…。 うぅ…。 260 00:19:09,448 --> 00:19:12,952 ジラート? 261 00:19:12,952 --> 00:19:15,788 ハァ… ぐはっ! 262 00:19:15,788 --> 00:19:18,290 ジラート! 聞こえとるわ。 263 00:19:20,292 --> 00:19:24,463 どうやら ここまでらしい。 264 00:19:24,463 --> 00:19:28,134 最後に 一発 食らっちまった。 さすが ジラートだ。 265 00:19:28,134 --> 00:19:32,638 フフッ… だてに 500年 生きとらんわ。 266 00:19:32,638 --> 00:19:36,642 確かに この牙 届かせてやったぞ。 267 00:19:36,642 --> 00:19:40,146 積年の願いは成った。 268 00:19:40,146 --> 00:19:42,815 シン 一撃 入れた褒美に➡ 269 00:19:42,815 --> 00:19:46,485 1つ 頼まれてくれんか? なんだ? 270 00:19:46,485 --> 00:19:50,823 本気のお前と戦えて うれしかった。 271 00:19:50,823 --> 00:19:53,993 だが まだ 先があるだろう? 272 00:19:53,993 --> 00:19:57,496 んっ! んっ…。 273 00:19:57,496 --> 00:19:59,498 んっ…。 274 00:20:10,009 --> 00:20:12,111 (一同)あっ…。 275 00:20:17,850 --> 00:20:20,653 これほどとはな…。 276 00:20:23,689 --> 00:20:25,691 さらばだ。 277 00:20:25,691 --> 00:20:29,395 ジラート…。 じゃあな。 278 00:20:37,036 --> 00:20:42,341 ああ それでこそ 我が あるじ。 279 00:20:47,546 --> 00:20:50,149 終わったようですね。 あっ…。 280 00:20:55,554 --> 00:20:58,357 (ウォルフガング/クオーレ)ジラート様! (ヴァン/ラジム)ジラート様! 281 00:21:01,827 --> 00:21:04,830 顔を上げろよ お前ら。 (クオーレ/ウォルフガング)あっ…。 282 00:21:04,830 --> 00:21:11,003 お前たちの王は 俺に… ハイヒューマンに牙を届かせた。 283 00:21:11,003 --> 00:21:16,008 ジラートは 確かに 俺たちと 同じ領域へと至ったんだ。 284 00:21:16,008 --> 00:21:19,178 うっ… ジラート様…。 285 00:21:19,178 --> 00:21:23,349 (ラジム)2人とも 王の顔を見てみろ。 あっ…。 286 00:21:23,349 --> 00:21:28,020 (ラジム) 満足したという顔をしている。 287 00:21:28,020 --> 00:21:32,024 未練など 一片もあるまい。 そうだな。 288 00:21:32,024 --> 00:21:35,694 うん! めそめそしてたら笑われちゃう。 289 00:21:35,694 --> 00:21:53,212 ♬~ 290 00:21:53,212 --> 00:21:58,918 (遠ぼえ) 291 00:22:07,326 --> 00:22:09,328 あっ…。 292 00:22:13,332 --> 00:22:15,334 あっ…。 293 00:22:21,674 --> 00:22:23,676 シュニー? 294 00:22:23,676 --> 00:22:27,847 今のシンは どこかに 消えてしまいそうです。 295 00:22:27,847 --> 00:22:29,849 なんでもいいです。 296 00:22:29,849 --> 00:22:34,186 私に できることがあるなら 言ってください。 297 00:22:34,186 --> 00:22:37,523 (シン)わかってるんだ。 (シュニー)んっ…。 298 00:22:37,523 --> 00:22:40,192 これが ジラートが望んだことだってのは➡ 299 00:22:40,192 --> 00:22:42,695 わかってる。 はい。 300 00:22:42,695 --> 00:22:47,199 (シン)俺だって 納得して相手をした。 はい。 301 00:22:47,199 --> 00:22:50,369 けどさ…。 はい。 302 00:22:50,369 --> 00:22:54,373 仲間が死ぬのは きついな。 303 00:22:56,375 --> 00:22:59,378 シンは 責務を果たしました。 304 00:22:59,378 --> 00:23:04,984 泣いてください。 もう 悲しんでいいんです。 305 00:23:04,984 --> 00:23:12,791 (泣き声)