1 00:00:02,002 --> 00:00:17,017 ♬~ 2 00:00:17,017 --> 00:00:22,189 《アトラ:私は 尚文様に この命を救っていただきました。 3 00:00:22,189 --> 00:00:26,026 (フォウル)アトラは… 盾の勇者に助けられなきゃ➨ 4 00:00:26,026 --> 00:00:28,362 ゼルトブルの奴隷牢で死んでた》 5 00:00:28,362 --> 00:00:30,364 (オルトクレイ)んっ…。 6 00:00:30,364 --> 00:00:33,066 (ミレリア)ここにいらしたのですね。 あっ。 7 00:00:35,035 --> 00:00:39,706 あの子らは息災か。 ハクコの兄妹の…。 8 00:00:39,706 --> 00:00:44,544 盾の勇者様と共に シルトヴェルトへ向かいました。 9 00:00:44,544 --> 00:00:48,048 あっ 本当に行かせたのか? 10 00:00:48,048 --> 00:00:52,386 ハクコの2人を あのシルトヴェルトへ。 11 00:00:52,386 --> 00:01:02,029 (戦の声) 12 00:01:02,029 --> 00:01:06,033 《マジック プリズム! 13 00:01:06,033 --> 00:01:10,037 今が好機! ひるむな! 14 00:01:10,037 --> 00:01:12,005 ドライファ・シャインレイ! 15 00:01:18,545 --> 00:01:23,350 (兵たち)うわ~っ!》 16 00:01:23,350 --> 00:01:26,053 (咆哮) 17 00:01:34,061 --> 00:01:38,065 (オルトクレイ)我が国との戦いで…。 18 00:01:38,065 --> 00:01:43,036 シルトヴェルトを率いていた ハクコのタイランが死に…。 19 00:01:46,073 --> 00:01:53,547 戦争の全責任を負わされたハクコ種は 国での勢力を衰退させたと聞く。 20 00:01:55,749 --> 00:01:59,753 あの2人は そのタイランの血を引く者だぞ。 21 00:01:59,753 --> 00:02:02,155 どんな目に遭わされることか。 22 00:02:02,155 --> 00:02:06,660 彼らには彼らの進む道があります。 だが…。 23 00:02:09,997 --> 00:02:14,501 イワタニ様が共にいらっしゃるのです。 24 00:02:14,501 --> 00:02:18,005 今は2人の無事を祈りましょう。 25 00:02:18,005 --> 00:02:20,507 あぁ…。 26 00:02:29,016 --> 00:02:32,019 もはや我慢も限界ですわ! 27 00:02:32,019 --> 00:02:35,022 (尚文)はぁ? 28 00:04:19,993 --> 00:04:22,496 ハクコが何を言い出すつもりだ。 29 00:04:22,496 --> 00:04:26,500 (ヴァルナール)あっ…。 (ジャラリス)クッ! 30 00:04:26,500 --> 00:04:28,502 (ジャラリス)汚れた血のハクコが…。 31 00:04:28,502 --> 00:04:30,504 (ツアロン)なっ なに!? 32 00:04:30,504 --> 00:04:34,007 あのハクコ種 人間の血が混じっているのか。 33 00:04:34,007 --> 00:04:36,009 まさか ティランの…。 34 00:04:36,009 --> 00:04:40,614 ハクコ お前に発言権などないのだ! 下がっていろ! 35 00:04:42,682 --> 00:04:48,021 汚れた血 発言権… まったく。 36 00:04:48,021 --> 00:04:51,024 毒を盛っておきながら 言えた口ですか!? 37 00:04:51,024 --> 00:04:53,193 聞き捨てならんな。 38 00:04:53,193 --> 00:04:56,196 シルトヴェルトの人々 特にあなたたちは! 39 00:04:56,196 --> 00:04:58,532 口を慎め! いいえ! 40 00:04:58,532 --> 00:05:03,003 最も大事なことを 忘れたのではありませんか!? 41 00:05:03,003 --> 00:05:06,973 ここで引き下がっては 私は私を許せなくなる。 42 00:05:06,973 --> 00:05:08,975 アトラ…。 43 00:05:08,975 --> 00:05:13,313 尚文様の盾である私が 断言します! 44 00:05:13,313 --> 00:05:15,649 あなたたちは間違っていると! 45 00:05:15,649 --> 00:05:18,985 んん~! 46 00:05:18,985 --> 00:05:22,322 我々が間違っているだと? 47 00:05:22,322 --> 00:05:27,661 そうです。 なぜなら あなたたちは 盾の勇者を蔑ろにしている。 48 00:05:27,661 --> 00:05:29,663 何を言っている! 49 00:05:29,663 --> 00:05:31,998 勇者様を蔑ろにするなど あり得ん! 50 00:05:31,998 --> 00:05:35,001 我らはこうして盾の勇者様を➨ 51 00:05:35,001 --> 00:05:37,370 誠心誠意もてなしているでは ありませんか。 52 00:05:37,370 --> 00:05:39,372 ならば どうして盾の勇者である➨ 53 00:05:39,372 --> 00:05:43,043 尚文様の要望を聞かないのです!? うっ! 54 00:05:43,043 --> 00:05:48,048 加えて 尚文様が来訪してからの 数々の不敬な振る舞い。 55 00:05:48,048 --> 00:05:52,052 あなたたちの信仰心には 落胆させられたと同時に➨ 56 00:05:52,052 --> 00:05:56,556 そのことを見抜けなかった 自分自身にも腹が立ちますわ。 57 00:05:56,556 --> 00:05:59,226 さて あなたたちに問います。 58 00:05:59,226 --> 00:06:02,629 シルトヴェルトが どのようにして建国されたのか。 59 00:06:02,629 --> 00:06:05,298 フン! 60 00:06:05,298 --> 00:06:10,136 そ… それは 盾の勇者様が 私たち獣人 亜人のために➨ 61 00:06:10,136 --> 00:06:12,639 お造りになられたのだ。 そうです! 62 00:06:12,639 --> 00:06:17,477 建国の興りは 尚文様が復興させた あの村と同じ。 63 00:06:17,477 --> 00:06:21,481 私を受け入れてくれた ルロロナ村と。 64 00:06:21,481 --> 00:06:36,663 ♬~ 65 00:06:36,663 --> 00:06:39,499 今も奴隷だけどな。 66 00:06:39,499 --> 00:06:45,171 そして 多くの亜人や獣人を ルロロナ村に迎え入れ➨ 67 00:06:45,171 --> 00:06:49,676 住む場所のみならず 未来への 希望まで与えてくださった➨ 68 00:06:49,676 --> 00:06:56,016 その全てに報いたい。 尚文様に尽くし 尚文様を愛す。 69 00:06:56,016 --> 00:06:58,018 あぁ…。 70 00:06:58,018 --> 00:07:02,822 それこそが私を 誇り高き村の民に。 71 00:07:02,822 --> 00:07:07,994 そして あなたたちを シルトヴェルトの民にしてくれたのです。 72 00:07:07,994 --> 00:07:14,000 (ソレア)そのとおりじゃ。 我々は誇り高きシルトヴェルトの民だ。 73 00:07:14,000 --> 00:07:17,337 すべては盾の勇者のために。 74 00:07:17,337 --> 00:07:22,008 私たちは盾の勇者 尚文様に生かされている。 75 00:07:22,008 --> 00:07:24,010 違いますか!? そうだ! 76 00:07:24,010 --> 00:07:29,349 そう 生きる国は違えど 私たちは同じ思いでいるのです。 77 00:07:29,349 --> 00:07:33,353 だ… だが 我らと辺境の村とでは規模が。 78 00:07:33,353 --> 00:07:38,024 では あなたたちの国は 最初から大国であったと? 79 00:07:38,024 --> 00:07:40,860 尚文様が復興させている村は➨ 80 00:07:40,860 --> 00:07:43,363 小さくて 取るに足らないものだと? 81 00:07:43,363 --> 00:07:47,200 しかし…。 そもそも私たちの力は➨ 82 00:07:47,200 --> 00:07:52,872 爪は 牙は なんのために 存在するのかを考えなさい! 83 00:07:52,872 --> 00:07:55,175 世界を統治するためですか? 84 00:07:55,175 --> 00:08:00,113 それとも人々を守るためですか? そ… それは…。 85 00:08:00,113 --> 00:08:03,450 言ったはずですわ! すべては盾の勇者である➨ 86 00:08:03,450 --> 00:08:06,619 尚文様のためだと! 87 00:08:06,619 --> 00:08:11,624 私は汚れた血と蔑まれたとしても この体に流れる血➨ 88 00:08:11,624 --> 00:08:13,626 本能 そして➨ 89 00:08:13,626 --> 00:08:16,663 魂が訴えてきますわ。 90 00:08:16,663 --> 00:08:20,133 尚文様への忠誠の証しを見せよと。 91 00:08:20,133 --> 00:08:24,170 時代は災厄の波が到来する時。 92 00:08:24,170 --> 00:08:30,176 改めて尚文様に忠誠を誓い 家臣として仕えるのです。 93 00:08:30,176 --> 00:08:32,178 そうだ 勇者様に忠誠を! 94 00:08:32,178 --> 00:08:36,015 やはり この方は 来たるべき勇者様に違いない! 95 00:08:36,015 --> 00:08:38,985 (ジャラリス)チッ! 忌々しいハクコめ。 96 00:08:38,985 --> 00:08:43,156 アトラのやつ…。 (ラフタリア)なんといいますか➨ 97 00:08:43,156 --> 00:08:45,658 間違ったことを 言ってる気がしないので➨ 98 00:08:45,658 --> 00:08:47,660 何も言えませんね。 99 00:08:47,660 --> 00:08:50,330 あぁ 大したやつだよ。 100 00:08:50,330 --> 00:08:53,833 我らの使命は 盾の勇者様に仕え➨ 101 00:08:53,833 --> 00:08:57,170 来たるべき災厄の時に 世界を救うためにあった。 102 00:08:57,170 --> 00:09:00,440 それをこの少女に 思い出させてもらいました。 103 00:09:00,440 --> 00:09:05,278 にもかかわらず 勇者様に毒を盛るなど言語道断! 104 00:09:05,278 --> 00:09:08,948 そうだ 許されませんぞ! 万死に値する! 105 00:09:08,948 --> 00:09:11,785 なぜ このような蛮行に及んだのだ!? 106 00:09:11,785 --> 00:09:15,789 我々を疑うというのか!? どこに証拠があるというのだ? 107 00:09:15,789 --> 00:09:17,791 サディナ フィーロ。 108 00:09:17,791 --> 00:09:22,796 (サディナ)はいは~い。 ちゃんと連れて来たわよ。 109 00:09:22,796 --> 00:09:25,965 (フィーロ)あっ ご主人様! 110 00:09:25,965 --> 00:09:28,968 (ざわめき) 111 00:09:28,968 --> 00:09:31,471 さぁ どうぞ。 112 00:09:31,471 --> 00:09:35,809 お… 畏れ多くも 盾の勇者様にお出しする➨ 113 00:09:35,809 --> 00:09:41,514 朝食の調理を担当いたしました 宮廷料理人のデニーと申します。 114 00:09:48,488 --> 00:09:50,490 ひぃ…。 115 00:09:50,490 --> 00:09:54,494 ご主人様 朝ごはんの続きまだ? 116 00:09:54,494 --> 00:09:57,497 毒入りでもいいから食べていい? 117 00:09:57,497 --> 00:09:59,999 その毒の件が解決してからだ。 118 00:09:59,999 --> 00:10:02,001 はぁ~い。 119 00:10:02,001 --> 00:10:08,675 3日前から あの男 イーサンに 城内の動向を見張らせていた。 120 00:10:08,675 --> 00:10:10,677 (ざわめき) 121 00:10:10,677 --> 00:10:12,679 ハクコ種が勇者様と? 122 00:10:12,679 --> 00:10:18,017 お前たちを疑うには十分すぎる もてなしが続いたからな。 123 00:10:18,017 --> 00:10:22,188 (イーサン)そこで この男が 朝食に毒を盛るのを見たのです。 124 00:10:22,188 --> 00:10:26,693 ど… どうかお許しを。 私じゃないんです。 125 00:10:26,693 --> 00:10:29,195 私は ただ…。 126 00:10:29,195 --> 00:10:32,031 (尚文)安心しろ お前の家族は無事だ。 127 00:10:32,031 --> 00:10:37,036 安全な場所で ちゃ~んと保護されているわよ。 128 00:10:37,036 --> 00:10:39,038 勇者様。 129 00:10:39,038 --> 00:10:41,641 誰がやれと言った? 130 00:10:44,377 --> 00:10:47,046 ジャラリス様に…。 131 00:10:47,046 --> 00:10:50,049 あっ! むぅ。 132 00:10:50,049 --> 00:10:53,553 私はただ脅され 従っただけなのです! 133 00:10:53,553 --> 00:10:57,223 この人 嘘ついてないよ。 だそうだが? 134 00:10:57,223 --> 00:11:02,996 う~む。 はて お前の顔に見覚えはないが➨ 135 00:11:02,996 --> 00:11:05,164 本当に私が指示したか? 136 00:11:05,164 --> 00:11:08,168 名前を聞かされた だけじゃないのか? 137 00:11:08,168 --> 00:11:10,169 それは…。 138 00:11:10,169 --> 00:11:14,841 勇者様 これはおそらく 私を貶めるための陰謀でしょう。 139 00:11:14,841 --> 00:11:17,343 それとも他に証拠が? 140 00:11:17,343 --> 00:11:20,013 そっ そうだ! 証拠を出しなさい! 141 00:11:20,013 --> 00:11:23,049 何が証拠だ! 潔く罪を認めろ! 142 00:11:23,049 --> 00:11:25,118 《やはり動じないか》 143 00:11:27,220 --> 00:11:29,188 さぁ。 144 00:11:31,391 --> 00:11:33,893 もういい! フィーロ行くぞ。 145 00:11:33,893 --> 00:11:35,895 はぁ~い! 146 00:11:35,895 --> 00:11:39,065 どちらにせよ 俺は毒を盛るような 国にはいられない。 147 00:11:39,065 --> 00:11:41,067 あとは勝手にやってくれ! 148 00:11:41,067 --> 00:11:44,404 勇者様! (ジャラリス)お待ちを! 149 00:11:44,404 --> 00:11:47,240 私からも 1つ言わせてもらいたい。 150 00:11:47,240 --> 00:11:49,742 そこにいる盾の勇者が➨ 151 00:11:49,742 --> 00:11:54,247 我らが望む来たるべき時の 勇者ではないと異議申し立てる! 152 00:11:54,247 --> 00:11:57,083 ジャラリス 貴様 不敬が過ぎるぞ! 153 00:11:57,083 --> 00:12:02,322 私はシルトヴェルトの将来を真に憂い 繁栄を願っているからこそ➨ 154 00:12:02,322 --> 00:12:04,490 過った決断をしないよう➨ 155 00:12:04,490 --> 00:12:09,329 一命を賭して 盾の勇者様に 諫言申し上げているのです。 156 00:12:09,329 --> 00:12:12,498 (アトラ)尚文様は… いえ! 157 00:12:12,498 --> 00:12:14,500 神は間違えない! 158 00:12:14,500 --> 00:12:16,669 (ラフちゃん)ラフ? 159 00:12:16,669 --> 00:12:19,172 それとも 愚かにも➨ 160 00:12:19,172 --> 00:12:22,008 尚文様が偽物の勇者とでも 言うつもりですか? 161 00:12:22,008 --> 00:12:27,180 そこまでは言ってない。 ただ 伝承による災厄の波が➨ 162 00:12:27,180 --> 00:12:31,184 本当に今 この時なのかと言いたいのです。 163 00:12:31,184 --> 00:12:34,854 世界が滅ぶと 予言される波であるならば➨ 164 00:12:34,854 --> 00:12:40,360 なぜ盾の勇者様は我が国ではなく メルロマルクに召喚されたのか? 165 00:12:40,360 --> 00:12:47,200 それこそが 我々が望む勇者では ないことの何よりの証し! 166 00:12:47,200 --> 00:12:50,870 この方は 果たして 来たるべき時の勇者か➨ 167 00:12:50,870 --> 00:12:53,072 私は それを問う! 168 00:12:58,077 --> 00:13:03,349 (ソレア)勇者様が 来たるべき時の勇者ではない? 169 00:13:03,349 --> 00:13:08,021 勇者様は なぜ メルロマルクに召喚されたのだ? 170 00:13:08,021 --> 00:13:13,026 《これか… ジャラリスに余裕があった理由は》 171 00:13:13,026 --> 00:13:17,530 答えは明白ですわ。 来たるべき時であるからこそ➨ 172 00:13:17,530 --> 00:13:21,501 盾の勇者は他の3人の勇者たちと 共に召喚されたのです。 173 00:13:21,501 --> 00:13:26,539 勇者の強さは 勇者同士で 力を共有することにある。 174 00:13:26,539 --> 00:13:29,876 つまり他の3人の勇者と 協力するために➨ 175 00:13:29,876 --> 00:13:34,714 尚文様はメルロマルクに召喚された。 176 00:13:34,714 --> 00:13:37,717 これこそが世界の危機の証し。 177 00:13:37,717 --> 00:13:39,719 詭弁を申すな! 178 00:13:39,719 --> 00:13:43,556 どちらがですか? 私は尚文様に 忠誠を誓う者として➨ 179 00:13:43,556 --> 00:13:45,558 進言したのです! 180 00:13:45,558 --> 00:13:50,029 その忠誠を尽くす者の中にも 疑う者がいるようだが。 181 00:13:54,734 --> 00:13:58,037 おかしいとは思わなかったか? 182 00:13:58,037 --> 00:13:59,972 勇者様に忠誠を誓いながら➨ 183 00:13:59,972 --> 00:14:03,643 ヴァルナールが なぜ船を用意しなかったのか? 184 00:14:03,643 --> 00:14:06,813 勇者様に 国に留まってもらわなければ➨ 185 00:14:06,813 --> 00:14:11,150 来たるべき時の勇者かを 疑う者たちが納得しない。 186 00:14:11,150 --> 00:14:13,653 違うか? 187 00:14:13,653 --> 00:14:15,655 それは…。 188 00:14:15,655 --> 00:14:20,159 あなたたちは… 結局 自分たちのことしか考えず➨ 189 00:14:20,159 --> 00:14:23,996 尚文様のことを蔑ろに しているではありませんか! 190 00:14:23,996 --> 00:14:27,300 耳が痛いな 諸君。 191 00:14:29,335 --> 00:14:32,004 幼くも意志が強く➨ (ざわめき) 192 00:14:32,004 --> 00:14:35,174 か弱い身でありながら猛々しい。 193 00:14:35,174 --> 00:14:42,014 真にシルトヴェルトの民と言えるのは どちらかと問われれば➨ 194 00:14:42,014 --> 00:14:46,185 彼女のほうだと 皆が思うでしょうな。 195 00:14:46,185 --> 00:14:48,855 どうして あなたが!? チッ! 196 00:14:48,855 --> 00:14:51,357 (イーサン)いらして くださったのですね。 197 00:14:51,357 --> 00:14:54,527 あいつは…。 (ヴァルナール)ゲンム種の翁です。 198 00:14:54,527 --> 00:14:57,196 すでに 一線は退いておりますが➨ 199 00:14:57,196 --> 00:15:01,400 今でも各方面に 絶大な影響力を有しております。 200 00:15:04,303 --> 00:15:10,143 盾の勇者様 お会いできて光栄の極み。 201 00:15:10,143 --> 00:15:14,814 私のことは 翁とでもお呼びください。 202 00:15:14,814 --> 00:15:19,819 翁 その姿は 盾の勇者様の御前です。 203 00:15:19,819 --> 00:15:26,993 これはこれは。 私は常にこの姿で 身を守っておりますゆえ➨ 204 00:15:26,993 --> 00:15:28,995 忘れておりました。 205 00:15:31,998 --> 00:15:35,168 話は聞かせてもらいました。 206 00:15:35,168 --> 00:15:39,872 すべて彼女の 言うとおりではありませんか。 207 00:15:39,872 --> 00:15:45,545 己のことばかり考え 盾の勇者様を蔑ろにするなど➨ 208 00:15:45,545 --> 00:15:48,548 愚かの極みだと思わないかね? 209 00:15:48,548 --> 00:15:50,550 翁のおっしゃるとおりだ。 210 00:15:50,550 --> 00:15:53,553 汚れた血の言葉を 聞き入れると申すのか!? 211 00:15:53,553 --> 00:15:57,223 真なるシルトヴェルトの民とは思えん 所業だ! 212 00:15:57,223 --> 00:16:01,961 そうですか。 どこまでも尚文様の歩みの➨ 213 00:16:01,961 --> 00:16:04,463 障害になると おっしゃるのであれば➨ 214 00:16:04,463 --> 00:16:07,466 物理的に排除しますわ! 215 00:16:07,466 --> 00:16:11,137 アトラ! なんたる侮辱! 216 00:16:11,137 --> 00:16:14,640 汚れた血のハクコなど この手で抹殺してやる! 217 00:16:14,640 --> 00:16:16,642 受けて立ちますわ! 218 00:16:16,642 --> 00:16:18,644 両者 静まりなさい! 219 00:16:18,644 --> 00:16:21,814 んんっ! フンッ! 220 00:16:21,814 --> 00:16:28,487 もはや議論は どこまで行っても 平行線。 であればちょうどいい。 221 00:16:28,487 --> 00:16:31,991 どうでしょう? シルトヴェルトの流儀に則り➨ 222 00:16:31,991 --> 00:16:35,328 決闘を開催しては? (ざわめき) 223 00:16:35,328 --> 00:16:39,832 決闘? 翁 いくらなんでも決闘とは。 224 00:16:39,832 --> 00:16:45,671 我々に 来たるべき時の勇者か 疑う者がいる今➨ 225 00:16:45,671 --> 00:16:49,075 避けては通れない 道だと思いますよ。 226 00:16:51,010 --> 00:16:53,513 わかりました。 では こちらは➨ 227 00:16:53,513 --> 00:16:57,850 盾の勇者様の従者である ハクコ種の後見人となりましょう。 228 00:16:57,850 --> 00:17:03,356 ジャラリス あなたたちも自分の信仰を 貫くために決闘を受け入れなさい。 229 00:17:05,291 --> 00:17:13,132 公正を期すため 私はジャラリス 貴殿の後見人となりましょう。 230 00:17:13,132 --> 00:17:16,302 それなら異存ありますまい? 231 00:17:16,302 --> 00:17:20,806 ここまで好き勝手ほざいたのだ。 後見人となったからには➨ 232 00:17:20,806 --> 00:17:23,976 負けたときのリスクを 背負う覚悟があるのだな? 233 00:17:23,976 --> 00:17:25,978 もちろんです。 234 00:17:25,978 --> 00:17:29,815 フンッ では決闘を受け入れる。 (ジャラリス派たち)おぉ! 235 00:17:29,815 --> 00:17:33,819 随分 大ごとになってきました。 あぁ。 236 00:17:33,819 --> 00:17:37,990 《毒の件をクテンロウへ向かう 切り札にしようとしたのが➨ 237 00:17:37,990 --> 00:17:40,660 どうして決闘になるんだ》 238 00:17:40,660 --> 00:17:43,162 こちらが勝った際には…。 239 00:17:43,162 --> 00:17:48,701 まず シルトヴェルトの上位四種のうち 形骸化したハクコ種を➨ 240 00:17:48,701 --> 00:17:54,040 完全に排斥し 我らライオ種を台頭させる。 241 00:17:54,040 --> 00:17:59,211 次に 盾の勇者様を 国の専属として抱え込み➨ 242 00:17:59,211 --> 00:18:03,983 最後に そこの無礼者を厳罰に処する➨ 243 00:18:03,983 --> 00:18:05,985 ということで いかがかな? 244 00:18:05,985 --> 00:18:08,821 ふざけるな! お前に都合がよすぎる! 245 00:18:08,821 --> 00:18:14,961 かまいませんわ。 尚文様 私が勝てばいいだけのこと。 246 00:18:14,961 --> 00:18:20,299 わかった。 じゃあ こっちが勝てば どんな命令にも従ってもらうぞ! 247 00:18:20,299 --> 00:18:24,470 もちろんでございますよ 盾の勇者… 様。 248 00:18:24,470 --> 00:18:26,472 なっ…。 249 00:18:26,472 --> 00:18:32,478 では 勇者様たちの勝利で シルトヴェルトは勇者様の指示に従う➨ 250 00:18:32,478 --> 00:18:35,982 これでよろしいですね? 問題ない。 251 00:18:35,982 --> 00:18:40,353 では そちらのハクコ種と ジャラリスの決闘を許可する! 252 00:18:40,353 --> 00:18:42,321 (フォウル)待ってくれ! 253 00:18:42,321 --> 00:18:45,992 お兄様。 その決闘 俺にやらせてくれ。 254 00:18:45,992 --> 00:18:50,863 アトラの代わりに 俺がこいつと戦う! 255 00:18:50,863 --> 00:18:52,865 ほぉ。 256 00:18:52,865 --> 00:18:56,836 それはできませんわ。 尚文様をかけた大事な決闘➨ 257 00:18:56,836 --> 00:18:59,939 お兄様では少々不安があります。 なっ!? 258 00:18:59,939 --> 00:19:02,775 アトラちゃん ここは譲ってあげたら? 259 00:19:02,775 --> 00:19:05,611 いつになくフォウルちゃんも やる気なんだし。 260 00:19:05,611 --> 00:19:07,613 ですが…。 261 00:19:07,613 --> 00:19:09,782 俺は あいつに 聞きたいことがあるんだ。 262 00:19:09,782 --> 00:19:14,954 この戦いは俺にとっても 親父にとっても➨ 263 00:19:14,954 --> 00:19:17,957 大事な戦いになる気がする。 264 00:19:17,957 --> 00:19:22,962 フンッ ならば2人まとめて 相手してやろう。 265 00:19:22,962 --> 00:19:30,136 汚れたハクコどもに高潔な血の力を 思い知らせてくれる! 266 00:19:30,136 --> 00:19:34,640 ジャラリス 決闘は対等な人数で 行わなければいけませんよ。 267 00:19:34,640 --> 00:19:38,644 あぁ もちろん こちらも 1人用意させてもらう。 268 00:19:38,644 --> 00:19:42,481 かまいませんか 勇者様。 269 00:19:42,481 --> 00:19:46,485 はぁ… 尚文様 心配ありません。 270 00:19:46,485 --> 00:19:50,823 たとえお兄様が倒れても 私1人で倒してみせますわ。 271 00:19:50,823 --> 00:19:52,825 アトラ 俺はやれるぞ! 272 00:19:52,825 --> 00:19:56,996 相手の思惑に乗り それを踏み越えてこそ強さの証明。 273 00:19:56,996 --> 00:19:58,998 必ずやり遂げてみせます。 274 00:19:58,998 --> 00:20:02,001 お願いします 尚文様! 頼む! 275 00:20:05,504 --> 00:20:07,506 わかった。 276 00:20:18,184 --> 00:20:21,687 ラッフラフ~。 (アトラ)尚文様。 277 00:20:21,687 --> 00:20:24,023 (尚文)本当によかったのか? 278 00:20:24,023 --> 00:20:27,526 どうやらお兄様にも 思うところがあるようですし。 279 00:20:27,526 --> 00:20:32,364 この決闘は まさに尚文様への 忠義を示すとき➨ 280 00:20:32,364 --> 00:20:36,202 どんな困難があろうとも 私は突き進みますわ。 281 00:20:36,202 --> 00:20:40,873 なにより 尚文様の 盾になりたいというのに➨ 282 00:20:40,873 --> 00:20:43,209 このくらい勝てなくて どうするのです。 283 00:20:43,209 --> 00:20:45,211 フッ 頼んだぞ。 284 00:20:45,211 --> 00:20:49,548 えぇ このアトラにお任せを。 285 00:20:49,548 --> 00:20:51,550 両者 こちらへ! 286 00:20:54,553 --> 00:20:59,391 なんだ!? あのミノタウロスみたいなやつは。 287 00:20:59,391 --> 00:21:01,360 あら~。 288 00:21:01,360 --> 00:21:07,366 なんと 過去の大戦を戦い抜いた 英雄を呼んだというのか。 289 00:21:07,366 --> 00:21:11,871 えぇ 大事な盾の勇者様を賭けた一戦➨ 290 00:21:11,871 --> 00:21:15,875 並大抵の者では 務まるはずもありませんからな。 291 00:21:15,875 --> 00:21:23,382 (リケラス)全ては シルトヴェルトのため 娘を盾の勇者に娶らせる! 292 00:21:23,382 --> 00:21:26,552 あっ!? あいつの娘? 293 00:21:31,223 --> 00:21:33,225 ぐっ…。 294 00:21:33,225 --> 00:21:37,363 尚文様を種馬扱いなどと 聞き捨てなりません! 295 00:21:37,363 --> 00:21:39,532 アトラ! フォウル! 絶対勝て! 296 00:21:39,532 --> 00:21:41,700 もっちろんですわ。 あぁ! 297 00:21:41,700 --> 00:21:44,737 ジャラリス お前の相手は俺だ。 298 00:21:44,737 --> 00:21:49,241 俺が勝ったら 親父とのことを 洗いざらい話してもらう。 299 00:21:49,241 --> 00:21:53,112 フンッ! 汚れたハクコめが。 300 00:21:55,748 --> 00:22:00,119 それでは皆様 準備はよろしいですね? 301 00:22:08,994 --> 00:22:11,997 始め! (ドラの音)