1 00:00:04,805 --> 00:00:06,807 (馬のいななき) 2 00:00:09,476 --> 00:00:14,448 ⸨カトリーヌ:ジェフ! どうしたの? 今日から遠征でしょう? 3 00:00:14,448 --> 00:00:18,518 (ジェフリー)あぁ その前に 君の顔を見ておきたくなって。 4 00:00:18,518 --> 00:00:21,788 (カトリーヌ)無事に 帰ってきてくださいね。 5 00:00:21,788 --> 00:00:25,792 (ジェフリー)大丈夫さ。 頼もしい君のお兄さんもいるしね。 6 00:00:29,796 --> 00:00:31,798 (ジェフリー)カイゼル! 7 00:00:31,798 --> 00:00:35,802 (馬の足音) 8 00:00:35,802 --> 00:00:42,109 (カイゼル)ありがとう ジェフ。 妹のこと これからも頼むよ。 9 00:00:42,109 --> 00:00:45,112 あぁ⸩ 10 00:00:45,112 --> 00:00:50,117 《ジェフリー:かつて 婚約を誓った女性がいた。 11 00:00:50,117 --> 00:00:56,390 だが 俺は 彼女の苦しみに 気付いてやれなかった…》 12 00:01:01,161 --> 00:01:06,133 《ジェフリー:俺は 彼女に 頼られる存在になれなかった》 13 00:02:48,101 --> 00:02:53,440 (スーザン)はい これで終わり。 (ノンナ)はぁ~。 14 00:02:53,440 --> 00:02:56,743 ビッキー お姫様みたい。 15 00:02:56,743 --> 00:02:58,779 (ビクトリア)ありがとう ノンナ。 16 00:02:58,779 --> 00:03:03,183 (ヨラナ)夜会の準備は どうかしら? (スーザン)バッチリです 奥様。 17 00:03:03,183 --> 00:03:07,187 あなた 団長さんと おつきあいが続いているのね? 18 00:03:07,187 --> 00:03:10,090 おつきあい と言えるかどうか…。 19 00:03:10,090 --> 00:03:13,760 虫よけ役を頼まれましたので お役に立てればと。 20 00:03:13,760 --> 00:03:15,762 不器用な方ねぇ。 21 00:03:15,762 --> 00:03:19,433 そんな理由をつけなくても 正面からあなたを誘えばいいのに。 22 00:03:19,433 --> 00:03:21,468 ハハハ…。 23 00:03:21,468 --> 00:03:23,437 3人で ピクニックに行ったの! 24 00:03:23,437 --> 00:03:27,107 あら そうだったの。 いいことよ。 25 00:03:27,107 --> 00:03:30,110 あなたも騎士団長も 独身なんですもの。 26 00:03:30,110 --> 00:03:33,146 身分の差は このご時世 なんとでもなるわ。 27 00:03:33,146 --> 00:03:35,782 いえ そんなおつきあいでは。 28 00:03:35,782 --> 00:03:39,419 いいの いいの。 人生に恋のきらめきは必要よ。 29 00:03:39,419 --> 00:03:43,457 あなたは若いんだから。 フフッ。 30 00:03:43,457 --> 00:03:46,093 《虫よけ役を務める以上➨ 31 00:03:46,093 --> 00:03:49,763 私たちは 恋人同士と思われるはず。 32 00:03:49,763 --> 00:03:54,134 やっかいごとも増えるだろうけど それは覚悟のうえ。 33 00:03:54,134 --> 00:03:59,439 守れない約束はしない。 交わした約束は守る。 34 00:03:59,439 --> 00:04:02,409 それが私の信条だもの》 35 00:04:02,409 --> 00:04:05,412 お迎えですよ。 36 00:04:05,412 --> 00:04:10,750 (足音) 37 00:04:10,750 --> 00:04:14,454 (ジェフリー)君には その色が 似合うと思って贈ったんだ。 38 00:04:14,454 --> 00:04:17,757 今夜 俺は 嫉妬の視線にさらされるな。 39 00:04:17,757 --> 00:04:22,462 ありがとうございます。 称賛は無制限に受け付けますわ。 40 00:04:24,431 --> 00:04:29,436 すぐ帰ってくるからね。 いってらっしゃい ビッキー。 41 00:04:29,436 --> 00:04:34,474 朝まで預かりますからね。 今夜は帰ってこなくてもいいのよ。 42 00:04:34,474 --> 00:04:39,112 ヨラナ様 いったい 私を どんな不良にしたいんです? 43 00:04:39,112 --> 00:04:46,453 フフフッ。 まぁ 楽しんできなさい。 44 00:04:46,453 --> 00:05:01,168 (鐘の音) 45 00:05:05,472 --> 00:05:16,783 ♬~ 46 00:05:16,783 --> 00:05:19,786 《さっ お役目開始ね》 47 00:05:19,786 --> 00:05:21,755 人気者ですね 団長さん。 48 00:05:21,755 --> 00:05:25,458 まぁ 女性と参加したのは 10年ぶりだからね。 49 00:05:25,458 --> 00:05:29,429 驚いているんだろう。 (ウォールド)アッシャー卿 久しぶりだな。 50 00:05:29,429 --> 00:05:34,768 女性と参加とは驚いたよ。 お久しぶりです ウォールド伯爵。 51 00:05:34,768 --> 00:05:38,104 (ウォールド)お嬢さん お名前を伺っても? 52 00:05:38,104 --> 00:05:43,443 ビクトリア・セラーズと申します。 ランダル王国から参りました。 53 00:05:43,443 --> 00:05:45,412 (ウォールド)お見かけしたことが ないと思ったら➨ 54 00:05:45,412 --> 00:05:49,883 隣国のご令嬢でしたか。 55 00:05:49,883 --> 00:05:53,453 やぁ ギルモア伯爵令嬢。 56 00:05:53,453 --> 00:05:56,790 《どうやら 虫よけ役の出番みたいね》 57 00:05:56,790 --> 00:05:59,759 (フローレンス)アッシャー卿 フローレンスとお呼びくださいと➨ 58 00:05:59,759 --> 00:06:02,195 何度も申し上げてますのに…。 59 00:06:02,195 --> 00:06:05,799 あら? 今夜は珍しいことですわね。 60 00:06:05,799 --> 00:06:10,804 (ジェフリー)彼女は ビクトリア・セラーズ ランダル王国の子爵家令嬢です。 61 00:06:10,804 --> 00:06:13,840 あらそう 子爵ねぇ。 62 00:06:13,840 --> 00:06:18,111 《意中の人の前で そんな顔を さらすものじゃないわよ》 63 00:06:18,111 --> 00:06:20,780 ビクトリア・セラーズでございます。 64 00:06:20,780 --> 00:06:22,816 アシュベリー王国のご令嬢は➨ 65 00:06:22,816 --> 00:06:25,452 皆さん とても上品で お優しくて➨ 66 00:06:25,452 --> 00:06:27,754 感激しておりますわ。 67 00:06:29,789 --> 00:06:34,861 私の大切な人なんだ 仲良くしてくれるとうれしいよ。 68 00:06:34,861 --> 00:06:36,763 なっ! 69 00:06:36,763 --> 00:06:41,134 もう ジェフリーったら~。 70 00:06:41,134 --> 00:06:45,772 《いくらなんでも 視線が甘すぎませんか…》 71 00:06:45,772 --> 00:06:49,109 (ジェフリー)では 失礼する。 ぐぬぬぬ…。 72 00:06:49,109 --> 00:06:53,113 ♬~ 73 00:06:53,113 --> 00:06:56,549 見て 王太子殿下よ。 74 00:06:56,549 --> 00:07:00,453 ♬~ 75 00:07:00,453 --> 00:07:05,125 あぁ なんて美しいの…。 絵になるお二人だわ。 76 00:07:05,125 --> 00:07:36,856 ♬~ 77 00:07:36,856 --> 00:07:40,093 (拍手) 78 00:07:40,093 --> 00:07:43,463 (ジェフリー)俺たちも踊ろうか。 えぇ。 79 00:07:43,463 --> 00:08:42,756 ♬~ 80 00:08:42,756 --> 00:08:44,758 (拍手) 81 00:08:44,758 --> 00:08:47,093 (ジェフリー)君は ダンスもうまいのか。 82 00:08:47,093 --> 00:08:51,431 以前にも虫よけ役を 引き受けたことがありましたので。 83 00:08:51,431 --> 00:08:55,468 まったく。 君には 会うたびに驚かされるよ。 84 00:08:55,468 --> 00:08:57,537 ありがとうございます。 85 00:08:57,537 --> 00:08:59,439 それで 団長さんが言っていた➨ 86 00:08:59,439 --> 00:09:02,776 しつこく縁談を持ちかけてくる 上司というのは…。 87 00:09:02,776 --> 00:09:07,814 あぁ さっき踊っていらした コンラッド王太子殿下だよ。 88 00:09:07,814 --> 00:09:09,883 まぁ…。 89 00:09:09,883 --> 00:09:12,852 《あなた 殿下のお気に入りでしたか!》 90 00:09:19,793 --> 00:09:22,462 団長さん。 どうした? 91 00:09:22,462 --> 00:09:25,131 殿下の近くにいる あの給仕の人。 92 00:09:25,131 --> 00:09:27,801 さっきから 仕事をしていないんです。 93 00:09:27,801 --> 00:09:32,472 ご令嬢たちの宝石でも 狙っているのかしら… なんて。 94 00:09:32,472 --> 00:09:34,474 (ジェフリー)誰かを 探しているようだな。 95 00:09:34,474 --> 00:09:38,144 悪い ちょっと行ってくる。 えぇ どうぞ。 96 00:09:38,144 --> 00:09:49,789 ♬~ 97 00:09:49,789 --> 00:09:51,825 (悲鳴) 98 00:09:51,825 --> 00:09:59,199 (悲鳴と騒ぎ声) 99 00:10:01,067 --> 00:10:03,169 (ざわめき声) 100 00:10:03,169 --> 00:10:08,174 《残念。 団長さん 取り逃がしましたね。 101 00:10:08,174 --> 00:10:11,744 彼は おそらく…。 102 00:10:11,744 --> 00:10:14,414 その目立つ制服を脱ぐ。 103 00:10:14,414 --> 00:10:16,382 今だ》 104 00:10:18,418 --> 00:10:20,386 ぐっ! 105 00:10:20,386 --> 00:10:23,423 がはっ! 106 00:10:23,423 --> 00:10:27,093 がっ…。 107 00:10:27,093 --> 00:10:29,095 いたぞ!! 108 00:10:29,095 --> 00:10:44,677 ♬~ 109 00:10:52,051 --> 00:10:56,089 団長さん。 あぁ 良かった。 そこにいたか。 110 00:10:56,089 --> 00:10:58,424 私は 馬車で帰ります。 111 00:10:58,424 --> 00:11:01,728 そうか。 帰りは うちの馬車を使ってくれ。 112 00:11:01,728 --> 00:11:05,732 悪いが 俺は今すぐには帰れない。 またあとで。 113 00:11:05,732 --> 00:11:09,435 わかりました。 114 00:11:09,435 --> 00:11:12,071 《犯人を捕まえたとはいえ➨ 115 00:11:12,071 --> 00:11:15,742 ここの警備責任者の 対応が甘くて助かるわ》 116 00:11:15,742 --> 00:11:19,078 会場が騒がしいようですが 何かございましたか? 117 00:11:19,078 --> 00:11:21,414 ちょっとね もう収まったわ。 118 00:11:21,414 --> 00:11:23,783 途中で着替えたいから➨ 119 00:11:23,783 --> 00:11:26,819 南区のどこかで お店に寄りたいのだけど。 120 00:11:26,819 --> 00:11:28,821 かしこまりました。 121 00:11:31,758 --> 00:11:37,130 《余計な詮索をしないなんて さすが伯爵家の使用人ね。 122 00:11:37,130 --> 00:11:40,433 久しぶりに あんなことをしたんだもの…。 123 00:11:40,433 --> 00:11:43,403 今は ノンナと顔を合わせたくない。 124 00:11:43,403 --> 00:11:47,440 あの子 こういう気配に敏感だから。 125 00:11:47,440 --> 00:11:50,410 帰る前にどこかで一息…》 126 00:11:53,079 --> 00:11:56,783 (ザハーロ)いらっしゃい。 (ドアベルの音) 127 00:11:56,783 --> 00:12:01,120 オススメの蒸留酒があればそれを。 128 00:12:01,120 --> 00:12:03,089 かしこまりました。 129 00:12:05,158 --> 00:12:09,095 《久しぶりの感覚だった。 130 00:12:09,095 --> 00:12:12,765 先回りして 制圧したときの達成感。 131 00:12:12,765 --> 00:12:15,768 一瞬 周りの動きが ゆっくり見えるような➨ 132 00:12:15,768 --> 00:12:18,171 緊張と興奮》 133 00:12:18,171 --> 00:12:22,775 (ザハーロ)お待たせしました。 ごゆっくりどうぞ。 134 00:12:27,814 --> 00:12:31,851 《家族とランコムのために 働いてると思ってたけど➨ 135 00:12:31,851 --> 00:12:35,755 私 あの仕事が好きだったのね。 136 00:12:35,755 --> 00:12:39,092 もちろん 工作員に戻るつもりはない》 137 00:12:39,092 --> 00:12:41,127 (お金をテーブルに置く音) 138 00:12:41,127 --> 00:12:43,129 《だって…》 139 00:12:43,129 --> 00:12:45,164 もうお帰りですか。 140 00:12:45,164 --> 00:12:49,068 えぇ かわいい子が 私の帰りを待っているので。 141 00:12:49,068 --> 00:12:51,738 《この幸せを守るためなら》 142 00:12:51,738 --> 00:12:55,441 ぜひまたお越しください。 (ドアベルの音) 143 00:12:55,441 --> 00:12:57,810 (ドアベルの音) 144 00:12:57,810 --> 00:13:01,180 《手札を惜しむつもりはない》 145 00:13:03,116 --> 00:13:07,086 (コンラッド)マッケナー侯爵 君が狙われた理由に心当たりは? 146 00:13:07,086 --> 00:13:09,756 (マッケナー)それが まったく思いつきません。 147 00:13:09,756 --> 00:13:12,392 男が 誰かに雇われたのでしょうが➨ 148 00:13:12,392 --> 00:13:15,061 恨みを買うようなことは何も…。 149 00:13:15,061 --> 00:13:19,065 ジェフリーが駆けつけていなければ 死んでいただろうな。 150 00:13:19,065 --> 00:13:21,734 男は 毒を塗ったナイフを持っていた。 151 00:13:21,734 --> 00:13:23,736 (ざわめき声) 152 00:13:23,736 --> 00:13:26,739 (コンラッド)ジェフリー いつ あの男に気付いた? 153 00:13:26,739 --> 00:13:30,410 気付いたのは私ではなく 同伴した令嬢です。 154 00:13:30,410 --> 00:13:34,380 ダンスの最中に 「仕事をしていない 給仕がいる」と言われまして。 155 00:13:34,380 --> 00:13:37,817 なるほど 女性の指摘か。 156 00:13:37,817 --> 00:13:40,720 実は 最初に庭に飛び出した 警備兵は➨ 157 00:13:40,720 --> 00:13:45,725 夜目が かなり利く者だったようでね。 158 00:13:45,725 --> 00:13:48,728 男のもとに到着したとき 彼は➨ 159 00:13:48,728 --> 00:13:52,398 闇に消える 女性の後ろ姿を見たそうだ。 160 00:13:52,398 --> 00:13:56,769 (セドリック)女性? 女性が あの男をこん倒させたのですか? 161 00:13:56,769 --> 00:14:00,406 いえ 倒すところを 見たわけではありません。 162 00:14:00,406 --> 00:14:04,410 男を見失ったのは 庭に降りた直後の数秒間です。 163 00:14:04,410 --> 00:14:09,082 そんな一瞬で男を失神させるのは 兵士でも難しい。 164 00:14:09,082 --> 00:14:12,752 (スタンレー)では たまたま その場に居合わせた女性が➨ 165 00:14:12,752 --> 00:14:15,788 驚いて 逃げただけかもしれませんな。 166 00:14:15,788 --> 00:14:19,125 兄上 その女性の特徴は? 167 00:14:19,125 --> 00:14:23,730 残念だが ドレス姿ということ以外は何も。 168 00:14:26,432 --> 00:14:30,103 こよいは ここまでとしよう。 169 00:14:30,103 --> 00:14:33,773 マッケナー侯爵 もう少しお話を 聞かせていただけますか。 170 00:14:33,773 --> 00:14:35,742 (マッケナー)もちろんだ。 171 00:14:43,182 --> 00:14:45,084 皆の前では伏せたが➨ 172 00:14:45,084 --> 00:14:49,088 警備兵は 女性のドレスの色を 視認していた。 173 00:14:49,088 --> 00:14:53,493 薄紫か薄い水色だったそうだ。 174 00:14:53,493 --> 00:14:56,763 ジェフリー 僕はどうも その女性は➨ 175 00:14:56,763 --> 00:15:00,433 君がエスコートした 令嬢のように思えるんだよ。 176 00:15:00,433 --> 00:15:04,404 しかも 男の動きに 早い段階で気付いていた。 177 00:15:04,404 --> 00:15:07,707 その令嬢は どんな人物だい? 178 00:15:09,842 --> 00:15:12,111 (ジェフリー)最近 知り合ったばかりの女性で➨ 179 00:15:12,111 --> 00:15:15,448 ビクトリア・セラーズという名前です。 180 00:15:15,448 --> 00:15:18,484 (コンラッド)どうやって知り合ったか 聞かせてくれるか。 181 00:15:18,484 --> 00:15:20,486 はい。 182 00:15:23,423 --> 00:15:27,093 《さっきの男 動きは素人だった。 183 00:15:27,093 --> 00:15:30,763 あんな危険を冒してまで 犯行に及んだ理由は➨ 184 00:15:30,763 --> 00:15:33,766 おそらく 私怨。 185 00:15:33,766 --> 00:15:38,771 憎い相手を殺したところで 過去の記憶は消えやしない。 186 00:15:38,771 --> 00:15:43,042 狙われた貴族が 悪人か善人かなんてわからない。 187 00:15:43,042 --> 00:15:47,413 けど 彼に殺人をさせたくなかった。 188 00:15:47,413 --> 00:15:49,415 それに…。 189 00:15:49,415 --> 00:15:53,252 男を逃がさなかったのは 自分のため。 190 00:15:53,252 --> 00:15:55,388 あのまま逃げられていたら➨ 191 00:15:55,388 --> 00:15:59,759 夜会の参加者 全員の調査が行われたはず。 192 00:15:59,759 --> 00:16:04,430 初参加の外国人なんて 真っ先に疑われる。 193 00:16:04,430 --> 00:16:08,835 それは なんとしても避けたいもの》 194 00:16:08,835 --> 00:16:11,237 おやすみ ノンナ。 195 00:16:14,073 --> 00:16:19,078 (セドリック)兄上 僕も一度 その女性に会ってみたいです。 196 00:16:19,078 --> 00:16:21,714 もしその女性が 男を倒したのなら➨ 197 00:16:21,714 --> 00:16:25,084 実に素晴らしい 腕前の持ち主ですからね。 198 00:16:25,084 --> 00:16:28,754 会ってどうする? お前は関係ないだろう。 199 00:16:28,754 --> 00:16:31,424 腕前だけでも 知りたいではありませんか。 200 00:16:31,424 --> 00:16:34,760 (コンラッド)セドリック。 201 00:16:34,760 --> 00:16:38,798 しかし このまま自由にしておいて いいのですか? 202 00:16:38,798 --> 00:16:42,401 そうだな… 彼女は おそらく白だが➨ 203 00:16:42,401 --> 00:16:47,073 ジェフリーのために 監視を付けておくよ。 204 00:16:47,073 --> 00:16:53,079 ジェフリーが10年も足踏みしているのは 私のせいでもある。 205 00:16:53,079 --> 00:16:58,417 嫌われ役を引き受けるのは 私の役目だ。 206 00:16:58,417 --> 00:17:10,730 ♬~ 207 00:17:10,730 --> 00:17:16,135 ⸨これより 第一騎士団に出陣を命じる! 208 00:17:18,170 --> 00:17:23,075 コンラッドよ 指揮を任せる。 お前の初陣だ。 209 00:17:23,075 --> 00:17:25,344 はい 父上。 210 00:17:27,713 --> 00:17:30,416 敵が立て直す前に夜襲すべきだ! 211 00:17:30,416 --> 00:17:34,086 夜は危険すぎる。 日の出を待つのが得策だ! 212 00:17:34,086 --> 00:17:38,090 一晩も待てば援軍が来てしまう。 しかし…。 213 00:17:38,090 --> 00:17:40,359 王太子 ご指示を! 214 00:17:47,066 --> 00:17:49,402 敵の援軍が来る前に終わらせよう。 215 00:17:49,402 --> 00:17:51,404 (カイゼル)お待ちください 殿下! 216 00:17:51,404 --> 00:17:53,739 敵には地の利があります! 217 00:17:53,739 --> 00:17:58,077 もし向こうが夜襲を読んでいれば こちらも大きな被害が出ます。 218 00:17:58,077 --> 00:18:00,379 どうかお考え直しください! 219 00:18:05,451 --> 00:18:08,754 ぐわぁ~! 220 00:18:08,754 --> 00:18:11,757 うぉ~! 221 00:18:11,757 --> 00:18:24,737 ♬~ 222 00:18:24,737 --> 00:18:27,073 殿下! 223 00:18:27,073 --> 00:18:29,375 殿下 危ない! 224 00:18:37,483 --> 00:18:41,787 あとは お頼みします 殿下。 225 00:18:44,056 --> 00:18:46,058 《カイゼル…》 226 00:18:52,398 --> 00:18:56,402 ご両親を亡くしたばかりなのに 双子のお兄さんまで…。 227 00:18:56,402 --> 00:19:00,806 気の毒だわ。 涙一つ見せずに強い子ね。 228 00:19:00,806 --> 00:19:04,410 さすがは 代々 騎士を輩出する家のご令嬢だ。 229 00:19:04,410 --> 00:19:08,414 王子が勝利を焦って 無理な夜襲を押し通したんだと。 230 00:19:08,414 --> 00:19:11,484 カイゼルは 最初から 反対していたんでしょう? 231 00:19:11,484 --> 00:19:15,721 王子を守って死ぬなんて あんまりだ。 232 00:19:15,721 --> 00:19:19,759 (コンラッド)カイゼルのことは 本当に申し訳なかった。 233 00:19:19,759 --> 00:19:21,727 (ジェフリー)殿下…。 234 00:19:21,727 --> 00:19:27,733 (カトリーヌ)兄は 殿下をお守りして 戦死したのですから本望です。 235 00:19:27,733 --> 00:19:31,771 どうか頭を上げてください。 236 00:19:31,771 --> 00:19:35,841 カトリーヌ 殿下に触れるのは無礼…。 237 00:19:35,841 --> 00:19:37,743 (カトリーヌ)ギャーッ… くっ…。 238 00:19:37,743 --> 00:19:42,415 うっ うぅ…。 (ジェフリー)くっ…。 239 00:19:42,415 --> 00:19:45,051 くっ…。 (カトリーヌ)お兄様…。 240 00:19:45,051 --> 00:19:47,420 (ジェフリー)カトリーヌ…? 241 00:19:47,420 --> 00:19:53,092 お兄様… お兄様…。 242 00:19:53,092 --> 00:20:17,083 ♬~ 243 00:20:17,083 --> 00:20:21,754 (コンラッド)第一騎士団を辞めるのか。 (ジェフリー)はい。 244 00:20:21,754 --> 00:20:24,090 これは受理できない。 245 00:20:24,090 --> 00:20:28,060 第二騎士団でいい 考え直してくれ ジェフリー⸩ 246 00:20:42,074 --> 00:20:44,744 (ジェフリー)長い一日だった。 247 00:20:44,744 --> 00:20:49,081 ビクトリアは 無事に家へ着いただろうか…。 248 00:20:49,081 --> 00:20:54,153 やはり 殿下にはかなわないな。 249 00:20:54,153 --> 00:20:56,722 ⸨コンラッド:それが 女とのなれ初めか? 250 00:20:56,722 --> 00:20:58,757 (ジェフリー)はい。 251 00:20:58,757 --> 00:21:02,394 なるほど 聞くかぎり 出会いは偶然だな。 252 00:21:02,394 --> 00:21:04,830 言い寄ったのは ジェフリーのようだし➨ 253 00:21:04,830 --> 00:21:07,733 お前を狙って近づいたわけでは なさそうだ。 254 00:21:07,733 --> 00:21:09,768 言い寄ったなど。 255 00:21:09,768 --> 00:21:12,738 誰がどう聞いても 言い寄ってるじゃないか。 256 00:21:12,738 --> 00:21:17,143 珍しいな なぜだい? 257 00:21:17,143 --> 00:21:20,379 私に不愉快な視線を 向けない人でしたので➨ 258 00:21:20,379 --> 00:21:22,414 気が楽でした。 259 00:21:22,414 --> 00:21:27,820 何より 女性の身でありながら 人に頼ることなく生きていて➨ 260 00:21:27,820 --> 00:21:30,389 他国の捨て子を 保護して育てようという➨ 261 00:21:30,389 --> 00:21:32,391 彼女の気概に…。 262 00:21:32,391 --> 00:21:34,393 ほれたのか? 263 00:21:37,096 --> 00:21:39,064 (ジェフリー)はい⸩ 264 00:21:42,735 --> 00:21:45,404 《ジェフリー:ビクトリア・セラーズ。 265 00:21:45,404 --> 00:21:49,742 君はある日 俺の人生に舞い込んできた。 266 00:21:49,742 --> 00:21:55,814 頼られる存在になれなかった 俺の前に…。 267 00:21:55,814 --> 00:21:59,518 人を頼らない君が現れたんだ》 268 00:22:05,457 --> 00:22:07,493 (ノック) 269 00:22:07,493 --> 00:22:11,397 お呼びでしょうか。 (ドアを開ける音) 270 00:22:11,397 --> 00:22:17,369 ランダル王国にいる者に ビクトリア・セラーズについて調べさせよ。