1 00:01:41,068 --> 00:01:46,406 (ノンナ)ビッキー ビッキー ビッキーってば。 2 00:01:46,406 --> 00:01:49,209 どうしたの? 3 00:01:49,209 --> 00:01:51,411 (ビクトリア)あっ ノンナ ごめんね。 4 00:01:51,411 --> 00:01:55,916 《夜会以来 あの感情を 持て余している…》 5 00:01:55,916 --> 00:01:57,884 さっ! 6 00:01:57,884 --> 00:02:01,388 ビッキー お母さんみたいだった。 7 00:02:01,388 --> 00:02:03,724 どういうこと? 8 00:02:03,724 --> 00:02:07,728 お母さんも 動かなかった。 9 00:02:07,728 --> 00:02:12,099 どういうことか 教えてくれる? 10 00:02:12,099 --> 00:02:18,739 お母さん 夜に帰ってきて お昼まで寝てた。 11 00:02:18,739 --> 00:02:22,542 暗くなったら起きて また出かけて➨ 12 00:02:22,542 --> 00:02:26,079 夜に帰ってきて…。 13 00:02:26,079 --> 00:02:32,953 さっきのビッキーみたいに いつもぼんやりして…。 14 00:02:32,953 --> 00:02:36,223 それで…。 15 00:02:36,223 --> 00:02:38,558 ごめん。 16 00:02:38,558 --> 00:02:41,561 もう考え事しないから。 17 00:02:44,398 --> 00:02:47,234 違う。 ビッキー違うよ。 18 00:02:47,234 --> 00:02:50,404 どうして ぼんやりしてたの? 教えて。 19 00:02:50,404 --> 00:02:52,406 知りたいよね。 20 00:02:52,406 --> 00:02:54,841 ノンナのお母さんが 何を考えていたかは➨ 21 00:02:54,841 --> 00:03:00,547 わからないけど 私のことなら正直に話すわ。 22 00:03:00,547 --> 00:03:04,451 聞いてくれる? うん。 23 00:03:04,451 --> 00:03:07,721 この前の夜会でね…。 24 00:03:07,721 --> 00:03:10,557 ほ~っ! 25 00:03:10,557 --> 00:03:13,727 すごい! すごいよビッキー! 26 00:03:13,727 --> 00:03:18,231 でも これからは 悪い人がいても戦わず➨ 27 00:03:18,231 --> 00:03:21,568 逃げたほうがいいなって 考えていたの。 28 00:03:21,568 --> 00:03:23,703 ノンナを巻き込みたくないし。 29 00:03:23,703 --> 00:03:27,407 2人で一緒だと戦えないの? 30 00:03:27,407 --> 00:03:30,577 うん 悪い人やっつけるより➨ 31 00:03:30,577 --> 00:03:34,648 ノンナを守るほうが ずっと ずっと大切だから。 32 00:03:37,217 --> 00:03:39,753 い… やだ! 33 00:03:39,753 --> 00:03:42,389 ビッキーが我慢するの嫌だ。 34 00:03:42,389 --> 00:03:44,558 ビッキーがかわいそう! 35 00:03:44,558 --> 00:03:48,862 ノンナ 私はノンナが いちばん大切なのよ。 36 00:03:48,862 --> 00:03:51,932 かわいそうじゃない。 37 00:03:51,932 --> 00:03:55,736 我慢したら ビッキーもいなくなる。 38 00:03:55,736 --> 00:03:58,038 悪い人 やっつけてよ! 39 00:03:58,038 --> 00:04:00,607 我慢しないでよ! 40 00:04:00,607 --> 00:04:04,144 《ノンナは 今の今まで 一度も泣かなかった。 41 00:04:04,144 --> 00:04:07,681 もしかしたら 自分が我慢をさせたから➨ 42 00:04:07,681 --> 00:04:11,585 捨てられたと思って 泣くに泣けなかったのかな》 43 00:04:11,585 --> 00:04:16,089 大丈夫よ ノンナ。 心配しなくても大丈夫だからね。 44 00:04:16,089 --> 00:04:20,093 ビッキー 悪い人が来たら やっつけて。 45 00:04:20,093 --> 00:04:25,232 わかったわ。 悪い人が来たら やっつけられるときはやっつける。 46 00:04:25,232 --> 00:04:29,736 でも ノンナがいちばん大事だから 逃げたほうがいいときは逃げる。 47 00:04:29,736 --> 00:04:34,741 そして私は 絶対に あなたを手放さない。 48 00:04:34,741 --> 00:04:40,080 ねぇ ビッキー 悪いやつを 倒すとこやって 見たい。 49 00:04:40,080 --> 00:04:43,083 今 ここで? 50 00:04:43,083 --> 00:04:45,085 お願い。 51 00:04:45,085 --> 00:04:47,587 絶対に 誰にも言っちゃ駄目よ。 52 00:04:47,587 --> 00:04:49,756 わかった。 絶対よ。 53 00:04:49,756 --> 00:04:52,425 絶対にわかった。 54 00:04:52,425 --> 00:04:55,762 あっ! 55 00:04:55,762 --> 00:04:58,431 ほっ! 56 00:04:58,431 --> 00:05:01,935 回し蹴り! 肩をつかんで 腹を膝蹴り! 57 00:05:01,935 --> 00:05:03,937 とどめの手刀! 58 00:05:10,777 --> 00:05:17,184 《これからも ちゃんと ノンナと 話し合って暮らしていこう》 59 00:05:17,184 --> 00:05:20,787 ビッキー これは? それは 右から3番目。 60 00:05:23,924 --> 00:05:26,092 これは? 61 00:05:26,092 --> 00:05:28,962 それは いちばん端にお願い。 62 00:05:28,962 --> 00:05:30,931 うん。 63 00:05:39,739 --> 00:05:44,244 (バーナード)おお 著者順に並べたのか。 64 00:05:44,244 --> 00:05:47,914 違う並べ方がよろしければ やり直します。 65 00:05:47,914 --> 00:05:52,786 いや これでいい 完璧だ。 大変だったろう。 66 00:05:52,786 --> 00:05:55,922 いえ こういう作業は 好きですので。 67 00:05:55,922 --> 00:05:58,191 ですので。 68 00:06:02,929 --> 00:06:06,433 ノンナは なんの本を 読んでるんだい? 69 00:06:06,433 --> 00:06:08,568 おもしろいかい? 70 00:06:08,568 --> 00:06:11,938 すごくおもしろいです。 (バーナード)そうか。 71 00:06:11,938 --> 00:06:15,408 書庫の本は いつでも 好きなときに読んでいいぞ。 72 00:06:15,408 --> 00:06:17,410 これ全部 読んでいいの? 73 00:06:17,410 --> 00:06:20,614 いいとも。 歴史の本は おもしろいぞ。 74 00:06:20,614 --> 00:06:23,450 昔の人と おしゃべりできるんだ。 75 00:06:23,450 --> 00:06:25,785 おしゃべり! 76 00:06:25,785 --> 00:06:28,955 さて お茶の準備しよっと。 77 00:06:36,429 --> 00:06:40,767 ビッキー! ビッキー! ジェフが来たよ! 78 00:06:40,767 --> 00:06:43,436 団長さん。 79 00:06:43,436 --> 00:06:47,574 (ジェフリー)やあ。 バーナード様にご用ですか? 80 00:06:47,574 --> 00:06:51,111 いや 君に。 81 00:06:51,111 --> 00:06:55,582 今夜 ノンナを連れて 食事に行かないか? 82 00:06:55,582 --> 00:06:58,518 ジェフ。 (ジェフリー)やあ ノンナ。 83 00:06:58,518 --> 00:07:03,123 実は私 団長さんに 相談したいことがあるのです。 84 00:07:03,123 --> 00:07:05,392 我が家で食べませんか? 85 00:07:07,794 --> 00:07:11,264 人に聞かれたくないことなので。 86 00:07:14,267 --> 00:07:16,436 アハハ おいしいよ これ。 87 00:07:16,436 --> 00:07:18,438 フー フー。 88 00:07:18,438 --> 00:07:21,408 (笑い声) 89 00:07:24,277 --> 00:07:27,247 (ジェフリー)誰かにつけられている? 90 00:07:27,247 --> 00:07:29,282 ええ。 91 00:07:29,282 --> 00:07:32,752 団長さんには お伝えしておくべき かと思いまして。 92 00:07:39,926 --> 00:07:43,430 もしかすると コンラッド王子が手配したのかも。 93 00:07:43,430 --> 00:07:46,132 そんな…。 94 00:07:48,768 --> 00:07:53,106 夜会の襲撃犯を 庭で倒した人物がいた。 95 00:07:53,106 --> 00:07:56,776 それが 君ではないかと 疑われている。 96 00:07:56,776 --> 00:07:58,778 私が? 97 00:07:58,778 --> 00:08:02,916 薄紫か 薄い水色のドレスを 着ていた女性が➨ 98 00:08:02,916 --> 00:08:08,455 逃げていくのを見たと 証言する警備員もいてね。 99 00:08:08,455 --> 00:08:11,424 もし 身に覚えのないことで➨ 100 00:08:11,424 --> 00:08:13,727 これからも尾行されるなら…。 101 00:08:20,467 --> 00:08:24,070 俺が 責任を持って➨ 102 00:08:24,070 --> 00:08:28,408 殿下に尾行を中止するよう 申し上げる。 103 00:08:28,408 --> 00:08:30,910 だから…。 104 00:08:30,910 --> 00:08:33,813 いきなりいなくなったりするのは やめてくれ。 105 00:08:33,813 --> 00:08:35,815 いなくなる? 106 00:08:35,815 --> 00:08:38,118 なんとなく君は 突然➨ 107 00:08:38,118 --> 00:08:41,688 姿を消してしまいそうな 気がするから。 108 00:08:44,557 --> 00:08:48,161 そんなことはしません。 考えすぎですよ。 109 00:08:54,434 --> 00:08:57,437 また来てもいいだろうか? 110 00:08:57,437 --> 00:09:00,206 ええ どうぞ。 111 00:09:11,017 --> 00:09:13,286 おやすみなさい。 112 00:09:18,625 --> 00:09:21,094 フフッ。 ノンナ。 113 00:09:21,094 --> 00:09:24,397 ビッキー 今日のお泊まり 楽しみ 楽しみ。 114 00:09:24,397 --> 00:09:26,433 クッキー おいしいんだよ。 115 00:09:26,433 --> 00:09:30,303 私も スーザンさんの作るクッキー 食べたかったな~。 116 00:09:30,303 --> 00:09:33,840 ビッキーの分もらえるか聞いてみる。 117 00:09:33,840 --> 00:09:36,209 ありがとう ノンナ。 118 00:09:38,111 --> 00:09:42,449 ハハハッ… フフフッ…。 119 00:09:42,449 --> 00:09:45,251 ビッキー 早く 早く! 120 00:09:50,590 --> 00:09:54,093 《王家が私に 関心を持っているなら➨ 121 00:09:54,093 --> 00:09:58,264 さっさと他国に移るべきだと 思っていたのに➨ 122 00:09:58,264 --> 00:10:01,768 尾行の気配はなくなった。 123 00:10:01,768 --> 00:10:05,772 本当に話をつけてくれたらしい。 124 00:10:05,772 --> 00:10:12,445 工作員になってから 信用した人は 1人しかいない》 125 00:10:15,081 --> 00:10:19,119 《その たった1人が 私の信頼を踏みにじったから➨ 126 00:10:19,119 --> 00:10:21,120 ここにいる。 127 00:10:21,120 --> 00:10:23,256 誰かを信じるときは同時に➨ 128 00:10:23,256 --> 00:10:26,426 裏切られる 覚悟をするべきなんだろう。 129 00:10:26,426 --> 00:10:30,330 そうすれば 途中で 手を離されても➨ 130 00:10:30,330 --> 00:10:33,099 痛みを感じないで済む。 131 00:10:33,099 --> 00:10:37,604 ああ やっぱりね… と笑えばいい》 132 00:10:37,604 --> 00:10:41,407 なあ あんた 1人だろう? 俺と飲もうよ。 133 00:10:43,510 --> 00:10:46,279 おい 聞いてんのか? 134 00:10:52,118 --> 00:10:54,154 (ドアベル) 135 00:10:54,154 --> 00:10:56,890 おい! お高くとまってんじゃねえぞ! 136 00:10:56,890 --> 00:10:59,058 (ザハーロ)まずいな…。 137 00:10:59,058 --> 00:11:02,896 どこ行きやがった? あの女。 138 00:11:02,896 --> 00:11:11,070 (猫の鳴き声) 139 00:11:11,070 --> 00:11:13,039 シャーッ! 140 00:11:16,709 --> 00:11:18,711 シーッ。 141 00:11:24,717 --> 00:11:26,719 ハハハ…。 142 00:11:30,356 --> 00:11:32,692 えっ 骨折!? 143 00:11:32,692 --> 00:11:35,361 (エバ)そうなの 脚立から落ちちゃって。 144 00:11:35,361 --> 00:11:37,363 しかも 利き腕よ。 145 00:11:37,363 --> 00:11:39,566 そうですか…。 146 00:11:39,566 --> 00:11:42,202 私がたまたま寄ったから よかったけど➨ 147 00:11:42,202 --> 00:11:44,671 しばらくうちで 療養してもらうわ。 148 00:11:48,541 --> 00:11:53,212 そうだわ! その間 私の息子の家庭教師をやらない? 149 00:11:53,212 --> 00:11:57,050 お給料は同じ額出すから。 150 00:11:57,050 --> 00:11:59,218 家庭教師ですか。 151 00:11:59,218 --> 00:12:01,421 外国語が苦手でね。 152 00:12:01,421 --> 00:12:06,059 語学が堪能なあなたに 頼みたいのだけど 駄目かしら? 153 00:12:06,059 --> 00:12:08,962 ですが 専門家じゃありませんし➨ 154 00:12:08,962 --> 00:12:11,564 ノンナを1人にはできません。 155 00:12:11,564 --> 00:12:14,067 ノンナも 一緒に来ればいいのよ。 156 00:12:14,067 --> 00:12:16,736 ビッキーと一緒ならいいよ。 157 00:12:16,736 --> 00:12:18,738 (エバ)フフッ 決まりね! 158 00:12:18,738 --> 00:12:21,207 フフフ…。 159 00:12:24,611 --> 00:12:29,048 (クラーク)こんにちは 僕 クラーク・アンダーソンです。 160 00:12:29,048 --> 00:12:32,385 こんにちは ビクトリア・セラーズです。 161 00:12:32,385 --> 00:12:34,721 この子は ノンナです。 162 00:12:34,721 --> 00:12:36,889 ノンナです。 163 00:12:36,889 --> 00:12:40,727 エバ様には ハグル語とランダル語を 頼まれています。 164 00:12:40,727 --> 00:12:43,896 ビクトリアさんは どちらも 話せるんですか? 165 00:12:43,896 --> 00:12:46,799 ええ 日常会話程度なら。 166 00:12:46,799 --> 00:12:49,569 へぇ~ 僕は全然駄目です。 167 00:12:49,569 --> 00:12:53,072 父は外務大臣だから 絶対に習得しなさいと➨ 168 00:12:53,072 --> 00:12:56,542 おっしゃるけど 全然 覚えられません。 169 00:12:56,542 --> 00:13:02,181 運動も苦手だし 得意なことがないんです。 170 00:13:02,181 --> 00:13:05,218 では 好きなことはありますか? 171 00:13:05,218 --> 00:13:07,220 う~ん…。 172 00:13:07,220 --> 00:13:09,555 ノンナは本! 173 00:13:09,555 --> 00:13:11,557 あと 鍛錬。 174 00:13:11,557 --> 00:13:14,227 鍛錬? 何それ。 アハハ…。 175 00:13:14,227 --> 00:13:17,563 高い塀に登るの 木登りも。 176 00:13:17,563 --> 00:13:19,599 ムフ…。 177 00:13:19,599 --> 00:13:24,637 ♬~ 178 00:13:24,637 --> 00:13:27,407 す すごい! 女の子なのに。 179 00:13:27,407 --> 00:13:29,375 女の子だからです。 180 00:13:29,375 --> 00:13:31,544 悪い大人に襲われたときに➨ 181 00:13:31,544 --> 00:13:35,848 自分の力で逃げられるようにして おかなければなりませんから。 182 00:13:35,848 --> 00:13:38,918 ばっ! これができると便利…。 183 00:13:38,918 --> 00:13:43,189 だと 護身術の先生に聞きました。 184 00:13:43,189 --> 00:13:45,758 僕も…。 185 00:13:45,758 --> 00:13:48,728 僕も 鍛錬を受けてみたいです。 186 00:13:48,728 --> 00:13:52,398 わかりました。 では 体を動かしながら➨ 187 00:13:52,398 --> 00:13:54,567 ランダル語を覚えましょう。 188 00:13:54,567 --> 00:13:58,237 腕を伸ばして タフ ハンク アルム! 189 00:13:58,237 --> 00:14:00,573 タフ ハンク アルム! 190 00:14:00,573 --> 00:14:02,575 タフ ハンク アルム! 191 00:14:02,575 --> 00:14:07,914 言葉のつづりは鍛錬のあと その日のうちに覚えましょう。 192 00:14:07,914 --> 00:14:10,416 クラーク様 完璧です。 193 00:14:10,416 --> 00:14:15,388 先生 僕 こんなに楽しい 語学の授業は初めてです。 194 00:14:17,890 --> 00:14:20,393 《楽しい仕事が始まった。 195 00:14:20,393 --> 00:14:24,097 ノンナも 語学の授業に 興味を持ってくれてよかった。 196 00:14:24,097 --> 00:14:27,967 クラーク様も 年下の女の子が一緒だと➨ 197 00:14:27,967 --> 00:14:30,903 少年のプライドが刺激されたみたい》 198 00:14:30,903 --> 00:14:33,239 ビッキー。 199 00:14:33,239 --> 00:14:37,643 もっと鍛錬したい。 クラーク様を驚かせる! 200 00:14:39,912 --> 00:14:43,716 《おや 少女のプライドも 刺激されちゃったか》 201 00:14:51,190 --> 00:14:53,393 うっ。 202 00:14:56,896 --> 00:14:59,232 うぅ…。 203 00:14:59,232 --> 00:15:04,404 ビッキー! 塀に登るは ランダル語でなんて言うの? 204 00:15:11,744 --> 00:15:13,746 ヘヘッ。 205 00:15:13,746 --> 00:15:15,915 先におうちに帰ってくれる? 206 00:15:15,915 --> 00:15:20,119 全力で走ってドアに鍵… できる? 207 00:15:33,599 --> 00:15:36,068 何か用なの? 208 00:15:40,406 --> 00:15:43,576 な~んだ。 209 00:15:43,576 --> 00:15:46,412 気づいてたの。 210 00:15:46,412 --> 00:15:51,484 《人を殺し慣れている人間とは まとう雰囲気が違う》 211 00:15:51,484 --> 00:16:04,697 ♬~ 212 00:16:04,697 --> 00:16:07,366 君は何者だい? 213 00:16:07,366 --> 00:16:09,535 さあ? 214 00:16:12,772 --> 00:16:16,209 話がしたいんだ。 降りておいでよ。 215 00:16:16,209 --> 00:16:18,211 断る。 216 00:16:18,211 --> 00:16:21,380 本当に話をしたいだけなのに。 217 00:16:21,380 --> 00:16:30,857 ♬~ 218 00:16:30,857 --> 00:16:33,359 《こいつ そこそこできるのか》 219 00:16:33,359 --> 00:16:37,430 ちょうどいいや かかってきてよ 僕は…。 220 00:16:37,430 --> 00:16:47,874 ♬~ 221 00:16:47,874 --> 00:16:49,876 がっ。 222 00:16:53,546 --> 00:16:56,549 うぅ…。 223 00:16:56,549 --> 00:17:00,119 懐にナイフを隠してるわね。 224 00:17:02,722 --> 00:17:07,560 なら こちらがナイフを使っても 文句はないわね。 225 00:17:07,560 --> 00:17:11,597 待った! ナイフは護身用だ 君に使う気はない。 226 00:17:11,597 --> 00:17:13,599 信じると思う? 227 00:17:15,701 --> 00:17:21,874 ナイフを持って私に近寄ったら どうなるか教えてやる。 228 00:17:21,874 --> 00:17:23,876 すまなかった! 229 00:17:27,313 --> 00:17:29,682 《今夜は襲撃に備えよう》 230 00:17:39,559 --> 00:17:42,562 昨日 変な男が来ました。 231 00:17:42,562 --> 00:17:45,865 なんとか返り討ちにしましたが。 232 00:17:53,039 --> 00:17:58,377 尾行もされたことですし やはり王都を出ます。 233 00:17:58,377 --> 00:18:02,515 君に けががなくて 本当によかった。 234 00:18:02,515 --> 00:18:06,686 それで 君は その男を追い払ったのかな? 235 00:18:06,686 --> 00:18:09,855 少しだけ 剣の練習を したことがあって➨ 236 00:18:09,855 --> 00:18:12,525 木の枝で打ちのめしました。 237 00:18:12,525 --> 00:18:15,027 そうか… その男は➨ 238 00:18:15,027 --> 00:18:20,032 第二王子の セドリック殿下かもしれない。 239 00:18:20,032 --> 00:18:24,036 昨日 殿下はお忍びで 城を抜け出して➨ 240 00:18:24,036 --> 00:18:27,373 肋骨を2本折られて 帰ってきている。 241 00:18:27,373 --> 00:18:29,542 《なんてことよ…》 242 00:18:29,542 --> 00:18:32,545 俺は 殿下の剣の指導もしている。 243 00:18:32,545 --> 00:18:35,648 あの方は そこそこ強いよ。 244 00:18:43,189 --> 00:18:48,194 団長さん 私のことを捕まえますか? 245 00:18:50,863 --> 00:18:53,232 《答えによっては このあとすぐに➨ 246 00:18:53,232 --> 00:18:56,535 ノンナを連れて姿をくらまそう》 247 00:18:56,535 --> 00:19:00,573 君を捕まえるつもりはない。 248 00:19:00,573 --> 00:19:16,355 ♬~ 249 00:19:16,355 --> 00:19:21,060 それでも 君は不安だろうから…。 250 00:19:25,364 --> 00:19:28,401 しばらく 俺の実家に移らないか? 251 00:19:28,401 --> 00:19:31,871 あの家は 昼夜問わず 人がたくさんいるし➨ 252 00:19:31,871 --> 00:19:36,442 兄は 俺より王家に強く 抗議できる立場だ。 253 00:19:36,442 --> 00:19:39,645 考えさせてください。 254 00:19:42,214 --> 00:19:45,384 (セドリック)申し訳ありません 兄上。 255 00:19:45,384 --> 00:19:47,887 (コンラッド)私は ジェフと約束したんだ。 256 00:19:47,887 --> 00:19:51,390 (コンラッド) 彼女に関しては手を引くと。 257 00:19:51,390 --> 00:19:54,026 お前がそんなことをしては➨ 258 00:19:54,026 --> 00:19:56,896 約束を破ったと 思われてしまうだろう。 259 00:19:56,896 --> 00:20:01,233 時期を見て きちんと女性には謝罪しろ。 260 00:20:01,233 --> 00:20:04,904 (セドリック) はい 申し訳ありませんでした。 261 00:20:13,045 --> 00:20:16,048 ノンナ…。 262 00:20:16,048 --> 00:20:19,919 うぅ…。 263 00:20:19,919 --> 00:20:23,556 (あくび) 264 00:20:23,556 --> 00:20:27,193 《この国を出る 必要があるのなら➨ 265 00:20:27,193 --> 00:20:30,896 あの人たちと 縁を切らないといけない》 266 00:20:33,566 --> 00:20:40,039 《団長さんに二度と会えないのも きっと寂しいだろう…。 267 00:20:40,039 --> 00:20:46,545 いつの間にか ずいぶん 情にからめとられてしまったな》 268 00:20:46,545 --> 00:20:49,715 ん…。 269 00:20:49,715 --> 00:20:54,687 《私には 工作員時代からの 協力者がいる》 270 00:21:00,626 --> 00:21:02,528 これなら…。 271 00:21:02,528 --> 00:21:06,132 《まだ 逃げ出さなくてもいいよね》 272 00:21:09,902 --> 00:21:13,038 こんな時間に どうされたんですか? 273 00:21:13,038 --> 00:21:17,209 夜会での事件の 犯人の動機がわかった。 274 00:21:17,209 --> 00:21:19,845 君が 最初に 知らせてくれたからね。 275 00:21:19,845 --> 00:21:22,181 報告すべきだと思ったんだ。 276 00:21:22,181 --> 00:21:24,550 聞かせてください。 277 00:21:24,550 --> 00:21:27,553 男が犯行に及んだのは➨ 278 00:21:27,553 --> 00:21:32,858 マッケナー侯爵に 妹を 陵辱された恨みからだそうだ。 279 00:21:34,894 --> 00:21:38,364 その妹は メイドとして 侯爵に仕えていたんだが➨ 280 00:21:38,364 --> 00:21:43,369 結婚間近と耳にした侯爵に 興味を持たれたらしい。 281 00:21:43,369 --> 00:21:46,705 結婚は破談になり ショックで妹は➨ 282 00:21:46,705 --> 00:21:48,707 外に出られなくなって しまったそうだ。 283 00:21:48,707 --> 00:21:51,177 鬼畜の所業だわ。 284 00:21:51,177 --> 00:21:54,613 侯爵に罰は与えられるんですか? 285 00:21:54,613 --> 00:21:59,718 爵位を息子に譲って 隠居させられた。 286 00:21:59,718 --> 00:22:03,255 男のほうは どうなるんですか? 287 00:22:03,255 --> 00:22:05,858 死罪だろうな。 288 00:22:05,858 --> 00:22:09,361 そう… ですよね。 289 00:22:09,361 --> 00:22:12,865 どこの国でも 似たようなものですが➨ 290 00:22:12,865 --> 00:22:18,637 平民と貴族では 命の重さが違うのでしょうね。