1 00:02:14,201 --> 00:02:19,539 (ノンナ)ビッキー ビッキー ビッキーってば。 2 00:02:19,539 --> 00:02:22,376 どうしたの? 3 00:02:22,376 --> 00:02:24,544 (ビクトリア)あっ ノンナ ごめんね。 4 00:02:24,544 --> 00:02:29,049 《夜会以来 あの感情を 持て余している…》 5 00:02:29,049 --> 00:02:31,051 さっ! 6 00:02:31,051 --> 00:02:34,488 ビッキー お母さんみたいだった。 7 00:02:34,488 --> 00:02:36,823 どういうこと? 8 00:02:36,823 --> 00:02:40,827 お母さんも 動かなかった。 9 00:02:40,827 --> 00:02:45,165 どういうことか 教えてくれる? 10 00:02:45,165 --> 00:02:51,838 お母さん 夜に帰ってきて お昼まで寝てた。 11 00:02:51,838 --> 00:02:55,675 暗くなったら起きて また出かけて➡ 12 00:02:55,675 --> 00:02:59,179 夜に帰ってきて…。 13 00:02:59,179 --> 00:03:06,019 さっきのビッキーみたいに いつもぼんやりして…。 14 00:03:06,019 --> 00:03:09,356 それで…。 15 00:03:09,356 --> 00:03:11,691 ごめん。 16 00:03:11,691 --> 00:03:14,695 もう考え事しないから。 17 00:03:17,531 --> 00:03:20,367 違う。 ビッキー違うよ。 18 00:03:20,367 --> 00:03:23,537 どうして ぼんやりしてたの? 教えて。 19 00:03:23,537 --> 00:03:25,539 知りたいよね。 20 00:03:25,539 --> 00:03:27,874 ノンナのお母さんが 何を考えていたかは➡ 21 00:03:27,874 --> 00:03:33,647 わからないけど 私のことなら正直に話すわ。 22 00:03:33,647 --> 00:03:37,484 聞いてくれる? うん。 23 00:03:37,484 --> 00:03:40,821 この前の夜会でね…。 24 00:03:40,821 --> 00:03:43,657 ほ~っ! 25 00:03:43,657 --> 00:03:46,827 すごい! すごいよビッキー! 26 00:03:46,827 --> 00:03:51,331 でも これからは 悪い人がいても戦わず➡ 27 00:03:51,331 --> 00:03:54,668 逃げたほうがいいなって 考えていたの。 28 00:03:54,668 --> 00:03:56,837 ノンナを巻き込みたくないし。 29 00:03:56,837 --> 00:04:00,507 2人で一緒だと戦えないの? 30 00:04:00,507 --> 00:04:03,677 うん 悪い人やっつけるより➡ 31 00:04:03,677 --> 00:04:07,781 ノンナを守るほうが ずっと ずっと大切だから。 32 00:04:10,350 --> 00:04:12,853 い… やだ! 33 00:04:12,853 --> 00:04:15,522 ビッキーが我慢するの嫌だ。 34 00:04:15,522 --> 00:04:17,691 ビッキーがかわいそう! 35 00:04:17,691 --> 00:04:22,028 ノンナ 私はノンナが いちばん大切なのよ。 36 00:04:22,028 --> 00:04:25,031 かわいそうじゃない。 37 00:04:25,031 --> 00:04:28,869 我慢したら ビッキーもいなくなる。 38 00:04:28,869 --> 00:04:31,204 悪い人 やっつけてよ! 39 00:04:31,204 --> 00:04:33,640 我慢しないでよ! 40 00:04:33,640 --> 00:04:37,144 《ノンナは 今の今まで 一度も泣かなかった。 41 00:04:37,144 --> 00:04:40,647 もしかしたら 自分が我慢をさせたから➡ 42 00:04:40,647 --> 00:04:44,651 捨てられたと思って 泣くに泣けなかったのかな》 43 00:04:44,651 --> 00:04:49,156 大丈夫よ ノンナ。 心配しなくても大丈夫だからね。 44 00:04:49,156 --> 00:04:53,160 ビッキー 悪い人が来たら やっつけて。 45 00:04:53,160 --> 00:04:58,331 わかったわ。 悪い人が来たら やっつけられるときはやっつける。 46 00:04:58,331 --> 00:05:02,836 でも ノンナがいちばん大事だから 逃げたほうがいいときは逃げる。 47 00:05:02,836 --> 00:05:07,841 そして私は 絶対に あなたを手放さない。 48 00:05:07,841 --> 00:05:13,180 ねぇ ビッキー 悪いやつを 倒すとこやって 見たい。 49 00:05:13,180 --> 00:05:16,183 今 ここで? 50 00:05:16,183 --> 00:05:18,185 お願い。 51 00:05:18,185 --> 00:05:20,687 絶対に 誰にも言っちゃ駄目よ。 52 00:05:20,687 --> 00:05:22,856 わかった。 絶対よ。 53 00:05:22,856 --> 00:05:25,525 絶対にわかった。 54 00:05:25,525 --> 00:05:28,862 あっ! 55 00:05:28,862 --> 00:05:31,531 ほっ! 56 00:05:31,531 --> 00:05:34,968 回し蹴り! 肩をつかんで 腹を膝蹴り! 57 00:05:34,968 --> 00:05:36,970 とどめの手刀! 58 00:05:43,810 --> 00:05:50,150 《これからも ちゃんと ノンナと 話し合って暮らしていこう》 59 00:05:50,150 --> 00:05:53,753 ビッキー これは? それは 右から3番目。 60 00:05:56,990 --> 00:05:59,159 これは? 61 00:05:59,159 --> 00:06:01,995 それは いちばん端にお願い。 62 00:06:01,995 --> 00:06:03,997 うん。 63 00:06:12,839 --> 00:06:17,344 (バーナード)おお 著者順に並べたのか。 64 00:06:17,344 --> 00:06:21,014 違う並べ方がよろしければ やり直します。 65 00:06:21,014 --> 00:06:25,852 いや これでいい 完璧だ。 大変だったろう。 66 00:06:25,852 --> 00:06:29,022 いえ こういう作業は 好きですので。 67 00:06:29,022 --> 00:06:31,324 ですので。 68 00:06:35,962 --> 00:06:39,466 ノンナは なんの本を 読んでるんだい? 69 00:06:39,466 --> 00:06:41,635 おもしろいかい? 70 00:06:41,635 --> 00:06:44,971 すごくおもしろいです。 (バーナード)そうか。 71 00:06:44,971 --> 00:06:48,475 書庫の本は いつでも 好きなときに読んでいいぞ。 72 00:06:48,475 --> 00:06:50,477 これ全部 読んでいいの? 73 00:06:50,477 --> 00:06:53,647 いいとも。 歴史の本は おもしろいぞ。 74 00:06:53,647 --> 00:06:56,483 昔の人と おしゃべりできるんだ。 75 00:06:56,483 --> 00:06:58,818 おしゃべり! 76 00:06:58,818 --> 00:07:02,022 さて お茶の準備しよっと。 77 00:07:09,496 --> 00:07:13,833 ビッキー! ビッキー! ジェフが来たよ! 78 00:07:13,833 --> 00:07:16,503 団長さん。 79 00:07:16,503 --> 00:07:20,674 (ジェフリー)やあ。 バーナード様にご用ですか? 80 00:07:20,674 --> 00:07:24,177 いや 君に。 81 00:07:24,177 --> 00:07:28,682 今夜 ノンナを連れて 食事に行かないか? 82 00:07:28,682 --> 00:07:31,518 ジェフ。 (ジェフリー)やあ ノンナ。 83 00:07:31,518 --> 00:07:36,122 実は私 団長さんに 相談したいことがあるのです。 84 00:07:36,122 --> 00:07:38,425 我が家で食べませんか? 85 00:07:40,794 --> 00:07:44,297 人に聞かれたくないことなので。 86 00:07:47,300 --> 00:07:49,469 アハハ おいしいよ これ。 87 00:07:49,469 --> 00:07:51,471 フー フー。 88 00:07:51,471 --> 00:07:54,474 (笑い声) 89 00:07:57,310 --> 00:08:00,313 (ジェフリー)誰かにつけられている? 90 00:08:00,313 --> 00:08:02,315 ええ。 91 00:08:02,315 --> 00:08:05,819 団長さんには お伝えしておくべき かと思いまして。 92 00:08:12,993 --> 00:08:16,496 もしかすると コンラッド王子が手配したのかも。 93 00:08:16,496 --> 00:08:19,199 そんな…。 94 00:08:21,835 --> 00:08:26,172 夜会の襲撃犯を 庭で倒した人物がいた。 95 00:08:26,172 --> 00:08:29,843 それが 君ではないかと 疑われている。 96 00:08:29,843 --> 00:08:31,845 私が? 97 00:08:31,845 --> 00:08:35,949 薄紫か 薄い水色のドレスを 着ていた女性が➡ 98 00:08:35,949 --> 00:08:41,454 逃げていくのを見たと 証言する警備員もいてね。 99 00:08:41,454 --> 00:08:44,457 もし 身に覚えのないことで➡ 100 00:08:44,457 --> 00:08:46,760 これからも尾行されるなら…。 101 00:08:53,466 --> 00:08:57,137 俺が 責任を持って➡ 102 00:08:57,137 --> 00:09:01,474 殿下に尾行を中止するよう 申し上げる。 103 00:09:01,474 --> 00:09:03,977 だから…。 104 00:09:03,977 --> 00:09:06,813 いきなりいなくなったりするのは やめてくれ。 105 00:09:06,813 --> 00:09:08,815 いなくなる? 106 00:09:08,815 --> 00:09:11,151 なんとなく君は 突然➡ 107 00:09:11,151 --> 00:09:14,754 姿を消してしまいそうな 気がするから。 108 00:09:17,657 --> 00:09:21,261 そんなことはしません。 考えすぎですよ。 109 00:09:27,500 --> 00:09:30,503 また来てもいいだろうか? 110 00:09:30,503 --> 00:09:33,306 ええ どうぞ。 111 00:09:43,950 --> 00:09:46,252 おやすみなさい。 112 00:09:51,624 --> 00:09:54,127 フフッ。 ノンナ。 113 00:09:54,127 --> 00:09:57,464 ビッキー 今日のお泊まり 楽しみ 楽しみ。 114 00:09:57,464 --> 00:09:59,466 クッキー おいしいんだよ。 115 00:09:59,466 --> 00:10:03,303 私も スーザンさんの作るクッキー 食べたかったな~。 116 00:10:03,303 --> 00:10:06,806 ビッキーの分もらえるか聞いてみる。 117 00:10:06,806 --> 00:10:09,209 ありがとう ノンナ。 118 00:10:11,144 --> 00:10:15,482 ハハハッ… フフフッ…。 119 00:10:15,482 --> 00:10:18,284 ビッキー 早く 早く! 120 00:10:23,656 --> 00:10:27,160 《王家が私に 関心を持っているなら➡ 121 00:10:27,160 --> 00:10:31,331 さっさと他国に移るべきだと 思っていたのに➡ 122 00:10:31,331 --> 00:10:34,834 尾行の気配はなくなった。 123 00:10:34,834 --> 00:10:38,838 本当に話をつけてくれたらしい。 124 00:10:38,838 --> 00:10:45,545 工作員になってから 信用した人は 1人しかいない》 125 00:10:48,181 --> 00:10:52,185 《その たった1人が 私の信頼を踏みにじったから➡ 126 00:10:52,185 --> 00:10:54,187 ここにいる。 127 00:10:54,187 --> 00:10:56,356 誰かを信じるときは同時に➡ 128 00:10:56,356 --> 00:10:59,526 裏切られる 覚悟をするべきなんだろう。 129 00:10:59,526 --> 00:11:03,363 そうすれば 途中で 手を離されても➡ 130 00:11:03,363 --> 00:11:06,199 痛みを感じないで済む。 131 00:11:06,199 --> 00:11:10,703 ああ やっぱりね… と笑えばいい》 132 00:11:10,703 --> 00:11:14,507 なあ あんた 1人だろう? 俺と飲もうよ。 133 00:11:16,543 --> 00:11:19,345 おい 聞いてんのか? 134 00:11:25,218 --> 00:11:27,220 (ドアベル) 135 00:11:27,220 --> 00:11:30,056 おい! お高くとまってんじゃねえぞ! 136 00:11:30,056 --> 00:11:32,225 (ザハーロ)まずいな…。 137 00:11:32,225 --> 00:11:35,995 どこ行きやがった? あの女。 138 00:11:35,995 --> 00:11:44,170 (猫の鳴き声) 139 00:11:44,170 --> 00:11:46,172 シャーッ! 140 00:11:49,842 --> 00:11:51,844 シーッ。 141 00:11:57,850 --> 00:11:59,852 ハハハ…。 142 00:12:03,523 --> 00:12:05,858 えっ 骨折!? 143 00:12:05,858 --> 00:12:08,528 (エバ)そうなの 脚立から落ちちゃって。 144 00:12:08,528 --> 00:12:10,530 しかも 利き腕よ。 145 00:12:10,530 --> 00:12:12,699 そうですか…。 146 00:12:12,699 --> 00:12:15,368 私がたまたま寄ったから よかったけど➡ 147 00:12:15,368 --> 00:12:17,870 しばらくうちで 療養してもらうわ。 148 00:12:21,708 --> 00:12:26,379 そうだわ! その間 私の息子の家庭教師をやらない? 149 00:12:26,379 --> 00:12:30,216 お給料は同じ額出すから。 150 00:12:30,216 --> 00:12:32,385 家庭教師ですか。 151 00:12:32,385 --> 00:12:34,487 外国語が苦手でね。 152 00:12:34,487 --> 00:12:39,158 語学が堪能なあなたに 頼みたいのだけど 駄目かしら? 153 00:12:39,158 --> 00:12:41,995 ですが 専門家じゃありませんし➡ 154 00:12:41,995 --> 00:12:44,664 ノンナを1人にはできません。 155 00:12:44,664 --> 00:12:47,166 ノンナも 一緒に来ればいいのよ。 156 00:12:47,166 --> 00:12:49,836 ビッキーと一緒ならいいよ。 157 00:12:49,836 --> 00:12:51,838 (エバ)フフッ 決まりね! 158 00:12:51,838 --> 00:12:54,340 フフフ…。 159 00:12:57,677 --> 00:13:02,181 (クラーク)こんにちは 僕 クラーク・アンダーソンです。 160 00:13:02,181 --> 00:13:05,518 こんにちは ビクトリア・セラーズです。 161 00:13:05,518 --> 00:13:07,854 この子は ノンナです。 162 00:13:07,854 --> 00:13:10,023 ノンナです。 163 00:13:10,023 --> 00:13:13,860 エバ様には ハグル語とランダル語を 頼まれています。 164 00:13:13,860 --> 00:13:17,030 ビクトリアさんは どちらも 話せるんですか? 165 00:13:17,030 --> 00:13:19,866 ええ 日常会話程度なら。 166 00:13:19,866 --> 00:13:22,702 へぇ~ 僕は全然駄目です。 167 00:13:22,702 --> 00:13:26,205 父は外務大臣だから 絶対に習得しなさいと➡ 168 00:13:26,205 --> 00:13:29,709 おっしゃるけど 全然 覚えられません。 169 00:13:29,709 --> 00:13:35,314 運動も苦手だし 得意なことがないんです。 170 00:13:35,314 --> 00:13:38,317 では 好きなことはありますか? 171 00:13:38,317 --> 00:13:40,319 う~ん…。 172 00:13:40,319 --> 00:13:42,655 ノンナは本! 173 00:13:42,655 --> 00:13:44,657 あと 鍛錬。 174 00:13:44,657 --> 00:13:47,327 鍛錬? 何それ。 アハハ…。 175 00:13:47,327 --> 00:13:50,663 高い塀に登るの 木登りも。 176 00:13:50,663 --> 00:13:52,665 ムフ…。 177 00:13:52,665 --> 00:13:57,670 ♬~ 178 00:13:57,670 --> 00:14:00,506 す すごい! 女の子なのに。 179 00:14:00,506 --> 00:14:02,508 女の子だからです。 180 00:14:02,508 --> 00:14:04,677 悪い大人に襲われたときに➡ 181 00:14:04,677 --> 00:14:09,015 自分の力で逃げられるようにして おかなければなりませんから。 182 00:14:09,015 --> 00:14:12,018 ばっ! これができると便利…。 183 00:14:12,018 --> 00:14:16,356 だと 護身術の先生に聞きました。 184 00:14:16,356 --> 00:14:18,858 僕も…。 185 00:14:18,858 --> 00:14:21,861 僕も 鍛錬を受けてみたいです。 186 00:14:21,861 --> 00:14:25,531 わかりました。 では 体を動かしながら➡ 187 00:14:25,531 --> 00:14:27,700 ランダル語を覚えましょう。 188 00:14:27,700 --> 00:14:31,370 腕を伸ばして タフ ハンク アルム! 189 00:14:31,370 --> 00:14:33,639 タフ ハンク アルム! 190 00:14:33,639 --> 00:14:35,641 タフ ハンク アルム! 191 00:14:35,641 --> 00:14:40,980 言葉のつづりは鍛錬のあと その日のうちに覚えましょう。 192 00:14:40,980 --> 00:14:43,483 クラーク様 完璧です。 193 00:14:43,483 --> 00:14:48,488 先生 僕 こんなに楽しい 語学の授業は初めてです。 194 00:14:50,990 --> 00:14:53,493 《楽しい仕事が始まった。 195 00:14:53,493 --> 00:14:57,163 ノンナも 語学の授業に 興味を持ってくれてよかった。 196 00:14:57,163 --> 00:15:01,000 クラーク様も 年下の女の子が一緒だと➡ 197 00:15:01,000 --> 00:15:04,003 少年のプライドが刺激されたみたい》 198 00:15:04,003 --> 00:15:06,339 ビッキー。 199 00:15:06,339 --> 00:15:10,743 もっと鍛錬したい。 クラーク様を驚かせる! 200 00:15:13,012 --> 00:15:16,816 《おや 少女のプライドも 刺激されちゃったか》 201 00:15:24,357 --> 00:15:26,559 うっ。 202 00:15:30,029 --> 00:15:32,365 うぅ…。 203 00:15:32,365 --> 00:15:37,570 ビッキー! 塀に登るは ランダル語でなんて言うの? 204 00:15:44,811 --> 00:15:46,813 ヘヘッ。 205 00:15:46,813 --> 00:15:48,981 先におうちに帰ってくれる? 206 00:15:48,981 --> 00:15:53,186 全力で走ってドアに鍵… できる? 207 00:16:06,666 --> 00:16:09,168 何か用なの? 208 00:16:13,506 --> 00:16:16,676 な~んだ。 209 00:16:16,676 --> 00:16:19,512 気づいてたの。 210 00:16:19,512 --> 00:16:24,517 《人を殺し慣れている人間とは まとう雰囲気が違う》 211 00:16:24,517 --> 00:16:37,797 ♬~ 212 00:16:37,797 --> 00:16:40,466 君は何者だい? 213 00:16:40,466 --> 00:16:42,668 さあ? 214 00:16:45,805 --> 00:16:49,308 話がしたいんだ。 降りておいでよ。 215 00:16:49,308 --> 00:16:51,310 断る。 216 00:16:51,310 --> 00:16:54,480 本当に話をしたいだけなのに。 217 00:16:54,480 --> 00:17:03,990 ♬~ 218 00:17:03,990 --> 00:17:06,492 《こいつ そこそこできるのか》 219 00:17:06,492 --> 00:17:10,496 ちょうどいいや かかってきてよ 僕は…。 220 00:17:10,496 --> 00:17:21,007 ♬~ 221 00:17:21,007 --> 00:17:23,009 がっ。 222 00:17:26,679 --> 00:17:29,682 うぅ…。 223 00:17:29,682 --> 00:17:33,286 懐にナイフを隠してるわね。 224 00:17:35,788 --> 00:17:40,626 なら こちらがナイフを使っても 文句はないわね。 225 00:17:40,626 --> 00:17:44,630 待った! ナイフは護身用だ 君に使う気はない。 226 00:17:44,630 --> 00:17:46,632 信じると思う? 227 00:17:48,801 --> 00:17:54,974 ナイフを持って私に近寄ったら どうなるか教えてやる。 228 00:17:54,974 --> 00:17:56,976 すまなかった! 229 00:18:00,313 --> 00:18:02,715 《今夜は襲撃に備えよう》 230 00:18:12,658 --> 00:18:15,661 昨日 変な男が来ました。 231 00:18:15,661 --> 00:18:18,965 なんとか返り討ちにしましたが。 232 00:18:26,172 --> 00:18:31,510 尾行もされたことですし やはり王都を出ます。 233 00:18:31,510 --> 00:18:35,614 君に けががなくて 本当によかった。 234 00:18:35,614 --> 00:18:39,785 それで 君は その男を追い払ったのかな? 235 00:18:39,785 --> 00:18:42,955 少しだけ 剣の練習を したことがあって➡ 236 00:18:42,955 --> 00:18:45,624 木の枝で打ちのめしました。 237 00:18:45,624 --> 00:18:48,127 そうか… その男は➡ 238 00:18:48,127 --> 00:18:53,132 第二王子の セドリック殿下かもしれない。 239 00:18:53,132 --> 00:18:57,136 昨日 殿下はお忍びで 城を抜け出して➡ 240 00:18:57,136 --> 00:19:00,473 肋骨を2本折られて 帰ってきている。 241 00:19:00,473 --> 00:19:02,641 《なんてことよ…》 242 00:19:02,641 --> 00:19:05,645 俺は 殿下の剣の指導もしている。 243 00:19:05,645 --> 00:19:08,748 あの方は そこそこ強いよ。 244 00:19:16,322 --> 00:19:21,327 団長さん 私のことを捕まえますか? 245 00:19:23,996 --> 00:19:26,332 《答えによっては このあとすぐに➡ 246 00:19:26,332 --> 00:19:29,668 ノンナを連れて姿をくらまそう》 247 00:19:29,668 --> 00:19:33,606 君を捕まえるつもりはない。 248 00:19:33,606 --> 00:19:49,455 ♬~ 249 00:19:49,455 --> 00:19:54,160 それでも 君は不安だろうから…。 250 00:19:58,464 --> 00:20:01,467 しばらく 俺の実家に移らないか? 251 00:20:01,467 --> 00:20:04,970 あの家は 昼夜問わず 人がたくさんいるし➡ 252 00:20:04,970 --> 00:20:09,475 兄は 俺より王家に強く 抗議できる立場だ。 253 00:20:09,475 --> 00:20:12,678 考えさせてください。 254 00:20:15,314 --> 00:20:18,484 (セドリック)申し訳ありません 兄上。 255 00:20:18,484 --> 00:20:20,986 (コンラッド)私は ジェフと約束したんだ。 256 00:20:20,986 --> 00:20:24,490 (コンラッド) 彼女に関しては手を引くと。 257 00:20:24,490 --> 00:20:27,159 お前がそんなことをしては➡ 258 00:20:27,159 --> 00:20:29,995 約束を破ったと 思われてしまうだろう。 259 00:20:29,995 --> 00:20:34,333 時期を見て きちんと女性には謝罪しろ。 260 00:20:34,333 --> 00:20:38,037 (セドリック) はい 申し訳ありませんでした。 261 00:20:46,178 --> 00:20:49,181 ノンナ…。 262 00:20:49,181 --> 00:20:53,018 うぅ…。 263 00:20:53,018 --> 00:20:56,689 (あくび) 264 00:20:56,689 --> 00:21:00,359 《この国を出る 必要があるのなら➡ 265 00:21:00,359 --> 00:21:04,063 あの人たちと 縁を切らないといけない》 266 00:21:06,699 --> 00:21:13,205 《団長さんに二度と会えないのも きっと寂しいだろう…。 267 00:21:13,205 --> 00:21:19,712 いつの間にか ずいぶん 情にからめとられてしまったな》 268 00:21:19,712 --> 00:21:22,882 ん…。 269 00:21:22,882 --> 00:21:27,887 《私には 工作員時代からの 協力者がいる》 270 00:21:33,659 --> 00:21:35,661 これなら…。 271 00:21:35,661 --> 00:21:39,265 《まだ 逃げ出さなくてもいいよね》 272 00:21:43,002 --> 00:21:46,172 こんな時間に どうされたんですか? 273 00:21:46,172 --> 00:21:50,342 夜会での事件の 犯人の動機がわかった。 274 00:21:50,342 --> 00:21:53,012 君が 最初に 知らせてくれたからね。 275 00:21:53,012 --> 00:21:55,347 報告すべきだと思ったんだ。 276 00:21:55,347 --> 00:21:57,683 聞かせてください。 277 00:21:57,683 --> 00:22:00,686 男が犯行に及んだのは➡ 278 00:22:00,686 --> 00:22:05,991 マッケナー侯爵に 妹を 陵辱された恨みからだそうだ。 279 00:22:08,027 --> 00:22:11,530 その妹は メイドとして 侯爵に仕えていたんだが➡ 280 00:22:11,530 --> 00:22:16,535 結婚間近と耳にした侯爵に 興味を持たれたらしい。 281 00:22:16,535 --> 00:22:19,872 結婚は破談になり ショックで妹は➡ 282 00:22:19,872 --> 00:22:21,874 外に出られなくなって しまったそうだ。 283 00:22:21,874 --> 00:22:24,376 鬼畜の所業だわ。 284 00:22:24,376 --> 00:22:27,713 侯爵に罰は与えられるんですか? 285 00:22:27,713 --> 00:22:32,885 爵位を息子に譲って 隠居させられた。 286 00:22:32,885 --> 00:22:36,322 男のほうは どうなるんですか? 287 00:22:36,322 --> 00:22:38,991 死罪だろうな。 288 00:22:38,991 --> 00:22:42,494 そう… ですよね。 289 00:22:42,494 --> 00:22:45,998 どこの国でも 似たようなものですが➡ 290 00:22:45,998 --> 00:22:51,804 平民と貴族では 命の重さが違うのでしょうね。