1 00:00:02,002 --> 00:00:04,671 (結月)赤神くんには 体で 払ってもらうことにしました。 2 00:00:04,671 --> 00:00:06,673 (明光)えっ? 3 00:00:06,673 --> 00:00:08,675 (2人)えっ!? 4 00:00:10,677 --> 00:00:16,517 んっ? 違う! 借金の分を 住み込みで働くって意味で! 5 00:00:16,517 --> 00:00:19,353 (月夜)その男に脅されたの? ゆづ姉! 6 00:00:19,353 --> 00:00:22,189 (ミア)結月さんともあろう人が なぜそんな! 7 00:00:22,189 --> 00:00:26,026 (騒ぎ声) 8 00:00:26,026 --> 00:00:28,195 (月夜/ミア)ひっ! いいわね? 9 00:00:28,195 --> 00:00:30,197 (月夜/ミア)はい…。 10 00:00:30,197 --> 00:00:33,867 それじゃ赤神くん お寺の中 案内しますね。 11 00:00:33,867 --> 00:00:36,169 ぜひに! 12 00:02:06,660 --> 00:02:08,996 こちらが うちのご本尊になります。 13 00:02:08,996 --> 00:02:10,998 ガムテが!? 14 00:02:10,998 --> 00:02:12,100 が…。 はい? 15 00:02:12,100 --> 00:02:15,669 お金が…。 16 00:02:15,669 --> 00:02:19,506 わかりました。 1秒でも早く 借金を返せるように➡ 17 00:02:19,506 --> 00:02:23,010 精進します。 全力で! 18 00:02:23,010 --> 00:02:25,679 はい! お願いします。 19 00:02:25,679 --> 00:02:28,181 が 焦らずいきましょう。 20 00:02:28,181 --> 00:02:32,185 赤神くんが なぜ出家しようと 考えたのかは知りませんが➡ 21 00:02:32,185 --> 00:02:35,689 いいかげんな気持ちじゃないのは 見てればわかりますよ。 22 00:02:35,689 --> 00:02:37,858 あっ 蒼葉さん…。 23 00:02:37,858 --> 00:02:41,862 結月でいいです。 ここ蒼葉だらけですから。 24 00:02:41,862 --> 00:02:45,532 はい! それじゃ他も案内しますね。 25 00:02:45,532 --> 00:02:47,534 はい! 26 00:02:47,534 --> 00:02:49,870 絶対 ヤバいわ ゆづ姉。 27 00:02:49,870 --> 00:02:52,205 (海月)いい雰囲気だったね~。 28 00:02:52,205 --> 00:02:55,876 これは あたしたちが なんとかするしかない! 29 00:02:55,876 --> 00:03:00,147 ちゃっちゃと あの男を追い出して ゆづ姉の目を覚まさせるわよ! 30 00:03:00,147 --> 00:03:02,149 (ミア)お~! 31 00:03:02,149 --> 00:03:05,318 (嬉々)ならば お色気作戦しかなかろう。 32 00:03:05,318 --> 00:03:08,655 うっ! 嬉々さん なんでここに!? 33 00:03:08,655 --> 00:03:13,160 フフフフ… おもしろそうな話を しているじゃないか 月夜。 34 00:03:13,160 --> 00:03:15,495 作戦は こうだ。 35 00:03:15,495 --> 00:03:19,332 赤神を誘惑し 乗ってきたら 追い出してしまえ。 36 00:03:19,332 --> 00:03:22,169 結月も それなら文句を言えないだろう。 37 00:03:22,169 --> 00:03:26,006 なるほど。 で 誰が誘惑するわけ? 38 00:03:26,006 --> 00:03:31,011 それはもちろん 一番 体がエロいやつだ。 39 00:03:31,011 --> 00:03:34,181 はっ? それって誰のこと? 40 00:03:34,181 --> 00:03:36,183 (3人)ふん! って あたし!? 41 00:03:36,183 --> 00:03:38,351 (3人)ふん! いやいやいや…。 42 00:03:38,351 --> 00:03:41,354 嬉々さんで いいじゃん! ド巨乳のくせに! 43 00:03:41,354 --> 00:03:44,024 何を言う 私は尼だ。 44 00:03:44,024 --> 00:03:46,526 ぐっ! こんなときばっかり…。 45 00:03:46,526 --> 00:03:50,197 月夜さん 頑張って! (カグラ)月夜っち ファイト~。 46 00:03:50,197 --> 00:03:53,533 いや ちょ…。 月夜お姉ちゃん エロかっこいい。 47 00:03:53,533 --> 00:03:58,038 はい!? えっ えぇ~! (アラーム) 48 00:04:00,474 --> 00:04:03,310 ん~! サササササ…。 49 00:04:03,310 --> 00:04:05,312 トトトトト…。 50 00:04:05,312 --> 00:04:09,649 《充実! 以前の自分を 取り戻しつつあるようだ! 51 00:04:09,649 --> 00:04:13,320 そう 清廉潔白だった 本来の自分を!》 52 00:04:13,320 --> 00:04:16,990 あれ~? 赤神くん 早いですね~。 53 00:04:16,990 --> 00:04:20,494 結月さ… はぁ~! 54 00:04:20,494 --> 00:04:23,163 おはよう…。 55 00:04:23,163 --> 00:04:25,832 ゆっ 結月さんも… お早い。 56 00:04:25,832 --> 00:04:28,835 私は日課の鐘つきを。 57 00:04:28,835 --> 00:04:33,673 我が家の目覚まし代わりなんで。 それじゃ。 58 00:04:33,673 --> 00:04:39,346 ぼっ 煩悩~! 59 00:04:39,346 --> 00:04:42,182 《今 絶対おっぱい見てた。 60 00:04:42,182 --> 00:04:45,519 なんとかして あいつを追い出さないと》 61 00:04:45,519 --> 00:04:49,356 皆さ~ん 朝ごはんできました~! 62 00:04:49,356 --> 00:04:51,358 フッ…。 63 00:04:51,358 --> 00:04:53,360 《まずは小手調べ。 64 00:04:53,360 --> 00:04:56,196 こいつの料理を 徹底的にこき下ろしてやるわ》 65 00:04:56,196 --> 00:04:59,966 んっ? いただきます。 66 00:04:59,966 --> 00:05:02,636 いただきます。 67 00:05:02,636 --> 00:05:05,472 《うっ うめえ~! 68 00:05:05,472 --> 00:05:09,810 何これ うちの誰より 料理上手じゃないか! 69 00:05:09,810 --> 00:05:13,146 ヤバい マジで毎日食べた~い》 70 00:05:13,146 --> 00:05:15,482 お口に合ったようで よかったです! 71 00:05:15,482 --> 00:05:17,984 ぐっ! 72 00:05:20,820 --> 00:05:24,491 《独り立ちするための バイト生活が役に立った! 73 00:05:24,491 --> 00:05:29,663 さっきは心を乱してしまったが そう 焦る必要はないのだ!》 74 00:05:29,663 --> 00:05:35,335 ねぇ ちょっと…。 何… か…。 75 00:05:35,335 --> 00:05:37,337 かっ かっ…。 76 00:05:37,337 --> 00:05:39,673 《うわ~ めっちゃ意識してる。 77 00:05:39,673 --> 00:05:42,509 やっぱりこいつ 胸フェチの変態じゃない》 78 00:05:42,509 --> 00:05:47,180 次の仕事 頼みたいんだけど お手伝いさん。 79 00:05:47,180 --> 00:05:49,349 はい…。 80 00:05:49,349 --> 00:05:52,853 これは? 作務衣よ。 寺の修行着。 81 00:05:52,853 --> 00:05:55,021 その格好で仕事してよね。 82 00:05:55,021 --> 00:06:00,293 《な~んてね それは夏物。 布は薄いし しかも裸足。 83 00:06:00,293 --> 00:06:04,965 11月の寺で その格好は地獄。 これで さっさと逃げ出し…》 84 00:06:04,965 --> 00:06:07,801 次女さん! 感謝します! うえっ! 85 00:06:07,801 --> 00:06:10,303 これが寺の修行着! 《何 喜んでんの こいつ! 86 00:06:10,303 --> 00:06:12,472 ってか 次女さんって…》 87 00:06:12,472 --> 00:06:15,976 とにかく仕事! まずは掃除! 88 00:06:15,976 --> 00:06:18,979 はい! すでに終わりました! 89 00:06:18,979 --> 00:06:21,481 うわ~ マジだ! 超きれい! 90 00:06:21,481 --> 00:06:24,818 あっ でも 他にも 風呂とかトイレとか➡ 91 00:06:24,818 --> 00:06:27,487 お墓とか~! 無論です。 92 00:06:27,487 --> 00:06:30,323 一日分の仕事でしょうに! 93 00:06:30,323 --> 00:06:33,994 じゃあ 次はこれ! 事務くらいできないと困…。 94 00:06:33,994 --> 00:06:38,331 この帳簿 ミスがありますね。 えっ ウソ? 95 00:06:38,331 --> 00:06:40,667 どこどこ? ここです。 96 00:06:40,667 --> 00:06:43,169 あぁ…。 これは こうして。 97 00:06:43,169 --> 00:06:45,839 わ~ すごい! どうやったん? 98 00:06:45,839 --> 00:06:49,676 あっ って違~う! 99 00:06:49,676 --> 00:06:52,379 うん? こうなったら…。 100 00:06:54,848 --> 00:06:57,684 月夜から お前に修行をさせてくれと➡ 101 00:06:57,684 --> 00:07:01,955 頼まれたんだが すまん うちには滝がなくてな。 102 00:07:01,955 --> 00:07:04,624 問題っ ありません! 103 00:07:04,624 --> 00:07:07,961 《これが滝行! まさに極寒! 104 00:07:07,961 --> 00:07:11,131 たっ 耐えられるのか? この俺に…》 105 00:07:11,131 --> 00:07:13,967 もうダメならダメって早く言ってよね。 106 00:07:13,967 --> 00:07:16,136 無駄に我慢なんかしないでよ。 107 00:07:16,136 --> 00:07:18,638 《否! 必ず耐えてみせる!》 108 00:07:18,638 --> 00:07:22,842 ただいま~ って うわ! 何やってんの!? 109 00:07:25,645 --> 00:07:30,150 《結月さんの… 制服姿だと! 110 00:07:30,150 --> 00:07:33,486 なんだ? 体に熱が戻った。 111 00:07:33,486 --> 00:07:37,657 さっきまでの つらさが ウソのようだ。 まさか これが…》 112 00:07:37,657 --> 00:07:39,659 悟り!? 113 00:07:39,659 --> 00:07:42,829 やった~! やったぞ~! うわ! 114 00:07:42,829 --> 00:07:47,167 どうしたの 赤神くん! とにかくお風呂! あったまって。 115 00:07:47,167 --> 00:07:50,003 ありがとうございます! 116 00:07:50,003 --> 00:07:57,510 どうすれば…。 やはり あれしかないな 月夜。 117 00:07:57,510 --> 00:08:03,616 《はぁ~ 今日は なんといい日だ。 仕事も悟りも万事順調。 118 00:08:03,616 --> 00:08:09,122 少しは結月さんのご厚意に 報いられたのでは? 119 00:08:09,122 --> 00:08:14,461 長湯は禁物! 食事の準備に取りかからないと》 120 00:08:14,461 --> 00:08:19,966 んっ? あっ。 121 00:08:19,966 --> 00:08:22,969 あぁ… んっ? 122 00:08:22,969 --> 00:08:26,973 あぁ! これは失礼を! 123 00:08:26,973 --> 00:08:32,312 んっ? すみません これはどういう…。 124 00:08:32,312 --> 00:08:34,647 《なっ なぜ脱ぐ!? 125 00:08:34,647 --> 00:08:40,153 落ち着け 状況を整理するんだ 赤神明光! 126 00:08:40,153 --> 00:08:45,825 ダメだ わからん! いったい これは どういう状況なんだ!?》 127 00:08:45,825 --> 00:08:49,662 《服脱ぐの早すぎた! 私 バカじゃないの!? 128 00:08:49,662 --> 00:08:52,332 いきなり脱ぎだすとか ただの痴女じゃん! 129 00:08:52,332 --> 00:08:54,334 本当なら どさくさで服が脱げて➡ 130 00:08:54,334 --> 00:08:57,170 そこに ゆづ姉が… のはずだったのに➡ 131 00:08:57,170 --> 00:09:02,609 あいつの裸 見たら 頭が真っ白に…。 132 00:09:02,609 --> 00:09:06,446 とにかく! なんとかしなきゃ ゆづ姉が来るまでに➡ 133 00:09:06,446 --> 00:09:10,450 赤神に襲われてるような 状況を作らないと! 134 00:09:10,450 --> 00:09:13,453 こうなったら もう少し服をずらせば➡ 135 00:09:13,453 --> 00:09:16,956 あいつから襲ってくるはず… 無理無理 限界! 136 00:09:16,956 --> 00:09:20,460 これ以上は見えちゃうって! それこそ痴女だって!》 137 00:09:20,460 --> 00:09:22,962 あっ あの…。 ひっ…。 138 00:09:24,964 --> 00:09:26,966 危ない! 139 00:09:32,806 --> 00:09:36,142 あっ 次女さん ケガはない…。 140 00:09:36,142 --> 00:09:38,478 んんっ! 141 00:09:38,478 --> 00:09:42,649 月夜! どうしたの すごい音がして…。 142 00:09:42,649 --> 00:09:45,652 いや~! あっ あのね これはね➡ 143 00:09:45,652 --> 00:09:48,655 え~っと ここまで するつもりなんて なくて…。 144 00:09:48,655 --> 00:09:51,825 《あれ なんで私が 言い訳してるんだ? 145 00:09:51,825 --> 00:09:56,496 とにかく作戦成功!?》 146 00:09:56,496 --> 00:09:59,332 赤神くん。 あっ はい。 147 00:09:59,332 --> 00:10:02,502 とりあえず ここから出ていってください。 148 00:10:02,502 --> 00:10:05,505 はい…。 149 00:10:05,505 --> 00:10:10,677 あれ… あれ? 150 00:10:10,677 --> 00:10:12,679 あれぇ? 151 00:10:12,679 --> 00:10:16,349 感動です! 月夜さん その身を ていしてまで➡ 152 00:10:16,349 --> 00:10:20,186 お色気作戦を成功させたとか! さすが月夜っち。 153 00:10:20,186 --> 00:10:22,689 月夜お姉ちゃん 痴女かっこいい。 154 00:10:22,689 --> 00:10:26,526 海月は昨日から あたしの評価おかしくない? 155 00:10:26,526 --> 00:10:29,028 いったい どんな技を使われたので? 156 00:10:29,028 --> 00:10:32,198 あっはは~。 《言えるかい!》 157 00:10:32,198 --> 00:10:35,702 (ミア)これで あの男の 追い出し完了ですね! 158 00:10:35,702 --> 00:10:38,371 《追い出す… か。 159 00:10:38,371 --> 00:10:42,375 でも なんだろう このモヤモヤは…》 160 00:10:42,375 --> 00:10:46,045 あっ ゆづ姉。 あっ…。 161 00:10:46,045 --> 00:10:48,047 あり? 162 00:10:48,047 --> 00:10:52,385 お~い ゆづ姉。 ゆづ姉…。 163 00:10:52,385 --> 00:10:54,554 《いやいや おかしいでしょ!? 164 00:10:54,554 --> 00:10:58,224 赤神を避けるならわかるけど なんで 私?》 165 00:10:58,224 --> 00:11:00,994 ゆづ姉~! ギャー! 166 00:11:00,994 --> 00:11:04,330 なんで避けるの!? ちょっ 来ないで月夜! 167 00:11:04,330 --> 00:11:07,167 はぁ? 何それ? ひどくない? 168 00:11:07,167 --> 00:11:10,336 そりゃ私だって 少しは気まずいけど➡ 169 00:11:10,336 --> 00:11:13,173 無視するとかって… ゆづ姉? 170 00:11:13,173 --> 00:11:16,676 違うの! 月夜の顔を見たら 思い出しちゃうの! 171 00:11:16,676 --> 00:11:18,678 思い出す… 何を? 172 00:11:18,678 --> 00:11:20,680 赤神くんの裸! 173 00:11:20,680 --> 00:11:25,018 っていうか体の一部を! 174 00:11:25,018 --> 00:11:28,688 ブフッ! ゆづ姉ってば やらしい~。 175 00:11:28,688 --> 00:11:33,526 やら!? やらしいのは月夜でしょ? お色気作戦とかいって! 176 00:11:33,526 --> 00:11:36,362 んっ? えっ? なんで知ってんの? 177 00:11:36,362 --> 00:11:38,865 えっ? 嬉々さんに聞いたんだけど。 178 00:11:38,865 --> 00:11:42,035 あの尼~! 179 00:11:42,035 --> 00:11:46,873 ゆづ姉さ なんで赤神を うちに入れようと思ったの? 180 00:11:46,873 --> 00:11:50,710 やっぱり嫌? 嫌っていうか おかしいじゃん。 181 00:11:50,710 --> 00:11:53,379 尼寺に男の寺務員とかさ。 182 00:11:53,379 --> 00:11:57,550 う~ん 私も全部は 割り切れてないんだけど➡ 183 00:11:57,550 --> 00:12:01,654 お母さんなら きっと こうしただろうなって。 184 00:12:01,654 --> 00:12:04,324 確かに…。 ねっ。 185 00:12:04,324 --> 00:12:07,660 寺に入りたいやつは 入ればいいって。 186 00:12:07,660 --> 00:12:11,664 あ~ 言いそう。 男女問わず。 187 00:12:11,664 --> 00:12:16,502 それとね すごく 悔しそうだったんだ 赤神くん。 188 00:12:16,502 --> 00:12:19,672 本気で自分を変えたいんだなって。 189 00:12:19,672 --> 00:12:23,176 悔しさは本気の証明だから。 190 00:12:23,176 --> 00:12:25,511 まだちょっとしか 見てないんだけどね。 191 00:12:25,511 --> 00:12:28,681 でも 赤神くん わかりやすいから。 192 00:12:28,681 --> 00:12:34,020 《私は あいつを ちゃんと見てたかな…》 193 00:12:34,020 --> 00:12:38,024 あ~あ やっぱ ゆづ姉には かなわないや。 194 00:12:38,024 --> 00:12:44,197 《思えば あいつ… あのときも あたしを助けてくれたんだよね》 195 00:12:44,197 --> 00:12:48,701 それじゃ月夜 赤神くんに 事情を説明しにいこうか。 196 00:12:48,701 --> 00:12:53,706 赤神のやつなら さっき 荷物をまとめて出ていったぞ。 197 00:12:53,706 --> 00:12:55,708 (2人)えっ? 198 00:13:00,480 --> 00:13:04,150 もはや… 合わせる顔もなし。 199 00:13:04,150 --> 00:13:08,655 ⦅赤神くん とりあえず ここから出ていってください⦆ 200 00:13:08,655 --> 00:13:12,825 《これ以上 生き恥という 罪を重ねる前に…。 201 00:13:12,825 --> 00:13:14,827 自首しよう!》 202 00:13:14,827 --> 00:13:18,665 はい 先ほど同居人の女子に 風呂をのぞかれ➡ 203 00:13:18,665 --> 00:13:20,833 なぜか彼女が服を脱ぎだし➡ 204 00:13:20,833 --> 00:13:25,838 はずみで唇を奪ってしまった罪で ここに来ました。 205 00:13:25,838 --> 00:13:28,174 二度と来んなよ。 206 00:13:28,174 --> 00:13:30,176 《なぜだ? 207 00:13:30,176 --> 00:13:33,346 しかたない 一度 前の部屋に戻るか》 208 00:13:33,346 --> 00:13:36,683 えっ? もう次の人 入っちゃったよ。 209 00:13:36,683 --> 00:13:39,852 えっ? では俺の荷物は? 210 00:13:39,852 --> 00:13:42,055 捨てちゃった。 211 00:13:44,691 --> 00:13:48,528 《家を失うぐらい なんてことは…》 212 00:13:48,528 --> 00:13:50,697 (おなかの鳴る音) 213 00:13:50,697 --> 00:13:53,700 《みんなは ちゃんと食べているだろうか? 214 00:13:53,700 --> 00:13:57,203 いや 結月さんがいれば 大丈夫だろう。 215 00:13:57,203 --> 00:14:01,974 一見 箱入りのお嬢様に見えるが 頼りがいのある女性だ。 216 00:14:01,974 --> 00:14:04,644 今朝だって早くから…》 217 00:14:04,644 --> 00:14:06,813 グハッ! 218 00:14:06,813 --> 00:14:09,982 《雑念が? いや まさかな。 219 00:14:09,982 --> 00:14:13,152 悟りを得た今の俺に 煩悩など…。 220 00:14:13,152 --> 00:14:17,990 そう 悟りは次女さんによる 修行で身についたものだ。 221 00:14:17,990 --> 00:14:21,994 美人で勝ち気 異性との交流も多そうな彼女。 222 00:14:21,994 --> 00:14:24,664 とはいえ きっとショックを…》 223 00:14:24,664 --> 00:14:26,999 グハーッ! 224 00:14:26,999 --> 00:14:29,001 《なぜ煩悩が ちらつく!? 225 00:14:29,001 --> 00:14:34,006 俺は滝行を経て 悟ったのではなかったか? 226 00:14:34,006 --> 00:14:37,176 こうなったら 借金の返済だけでも➡ 227 00:14:37,176 --> 00:14:40,680 この命に代えて! 228 00:14:40,680 --> 00:14:45,685 所詮 俺は… 一人では何もできないのか》 229 00:14:45,685 --> 00:14:47,687 あっ。 230 00:14:50,690 --> 00:14:53,526 何してるんですか~! 231 00:14:53,526 --> 00:14:56,195 今 冬ですよ! 死にますよ! 232 00:14:56,195 --> 00:14:59,198 赤神くん ちゃんと こっちを見なさい! 233 00:14:59,198 --> 00:15:01,134 なぜ目を背けるんです! 234 00:15:01,134 --> 00:15:03,803 《だって! 目の毒だから!》 235 00:15:03,803 --> 00:15:07,640 まったく なんで急にお寺から 出ていったりするんですか! 236 00:15:07,640 --> 00:15:11,477 えっ? それは結月さんが出ていけと…。 237 00:15:11,477 --> 00:15:14,647 んっ? お風呂場~! 238 00:15:14,647 --> 00:15:17,150 お風呂場から 出てってって意味ですよ! 239 00:15:17,150 --> 00:15:20,319 風呂? いいですか 赤神くん。 240 00:15:20,319 --> 00:15:23,823 まだ子どもなんだから もっと周りに甘えなさい! 241 00:15:23,823 --> 00:15:25,825 お風呂場でのことだって➡ 242 00:15:25,825 --> 00:15:28,494 事情を話せば 済んだことなんです。 243 00:15:28,494 --> 00:15:34,167 もっと私を頼ってください。 まだ赤神くんは新人で子ども…。 244 00:15:34,167 --> 00:15:37,003 んっ? 赤神くん 年齢は? 245 00:15:37,003 --> 00:15:42,675 21歳ですが…。 あぁ これは年上の方でしたか。 246 00:15:42,675 --> 00:15:47,180 蒼葉結月 17歳です。 ご丁寧に どうも。 247 00:15:47,180 --> 00:15:51,184 いい大人なんだから ちゃんと周りに甘えなさい! 248 00:15:51,184 --> 00:15:53,686 え~! もし それでも➡ 249 00:15:53,686 --> 00:15:58,024 甘え方がわからない 頼り方が わからないというんでしたら…。 250 00:15:58,024 --> 00:16:02,628 それも全部ひっくるめて 私を頼りなさい! 251 00:16:07,967 --> 00:16:11,637 《結月さん 薄々 感づいてはいたが➡ 252 00:16:11,637 --> 00:16:13,639 なんという脳筋…》 253 00:16:13,639 --> 00:16:15,975 赤神くん! はい。 254 00:16:15,975 --> 00:16:19,479 初めての悟りの心得その1です。 255 00:16:19,479 --> 00:16:24,150 人は一人で生きるにあらず。 256 00:16:24,150 --> 00:16:27,820 うちに来たからには 一人になんてさせませんからね。 257 00:16:27,820 --> 00:16:35,161 月夜は どう? えっ 次女さん…。 258 00:16:35,161 --> 00:16:38,998 ごめん! わなに はめたりしてごめん。 259 00:16:38,998 --> 00:16:41,834 本気じゃないとか 決めつけてごめん。 260 00:16:41,834 --> 00:16:45,338 いや 俺も胸を見たり もんだり 押し倒して…。 261 00:16:45,338 --> 00:16:50,176 それ以上 言うな バカ! はい すみません! 262 00:16:50,176 --> 00:16:54,514 んっ 帰るよ 赤神! おなかすいた。 263 00:16:54,514 --> 00:16:59,852 了解です! それじゃ赤神 お手! 264 00:16:59,852 --> 00:17:03,289 あっ んっ? はぁ!? 265 00:17:03,289 --> 00:17:07,960 初めてだったんだから 責任とれよな。 266 00:17:07,960 --> 00:17:10,062 現実ぅ~! 267 00:17:12,798 --> 00:17:16,302 ただいま~。 おかえりなさい…。 268 00:17:16,302 --> 00:17:18,304 ただいま戻りました! 269 00:17:18,304 --> 00:17:21,474 どうかもう一度 寺に入る許しを! 270 00:17:21,474 --> 00:17:24,143 いいから さっさと入れっての。 271 00:17:24,143 --> 00:17:28,314 つっ 月夜さん!? なぜ まだその男が…。 272 00:17:28,314 --> 00:17:31,984 あ~ まぁ住むぐらい いいかな~って。 273 00:17:31,984 --> 00:17:35,655 ありがとうございます。 なぁ…。 274 00:17:35,655 --> 00:17:37,823 ミア~! 275 00:17:37,823 --> 00:17:41,327 彼女は いったい? いろいろあんのよ…。 276 00:17:41,327 --> 00:17:44,997 それより今は お風呂! 月夜も一緒に入ろう。 277 00:17:44,997 --> 00:17:48,000 そうです。 次女さんも雨でスケスケに! 278 00:17:48,000 --> 00:17:51,337 私はいいから。 つ~か…。 279 00:17:51,337 --> 00:17:53,506 月夜って呼びなさい。 280 00:17:53,506 --> 00:17:55,508 むずがゆいのよ。 281 00:17:55,508 --> 00:17:57,843 りょ… 了解。 282 00:17:57,843 --> 00:18:01,113 おかえりなさい 月夜お姉ちゃん。 283 00:18:01,113 --> 00:18:05,117 海月。 赤神さんも戻ってきたんだ。 284 00:18:05,117 --> 00:18:08,621 ハッ 三女さん 恥ずかしながら。 285 00:18:08,621 --> 00:18:10,957 海月は三女さんかい。 286 00:18:10,957 --> 00:18:14,627 結月お姉ちゃん 先にお風呂で待ってるって。 287 00:18:14,627 --> 00:18:16,963 そんなに慌てなくても➡ 288 00:18:16,963 --> 00:18:21,300 しっかり者の ゆづ姉が柄にもなくテンパッて。 289 00:18:21,300 --> 00:18:25,638 あ~。 昔はもっとバカだったよね。 290 00:18:25,638 --> 00:18:29,308 (月夜/明光)バッ…。 能天気だし 直情的だし➡ 291 00:18:29,308 --> 00:18:34,313 考えてるようで何も考えてないし。 海月 ストップ! 292 00:18:34,313 --> 00:18:38,651 そりゃ ゆづ姉も今より 少しは抜けてたかもだけど。 293 00:18:38,651 --> 00:18:41,153 ポンコツ? ポンコツか~。 294 00:18:41,153 --> 00:18:44,156 よ~し お姉ちゃん困ってきたぞ~。 295 00:18:44,156 --> 00:18:48,828 ダメですよ 三女さん お姉さんを そんなふうに言ってはいけません。 296 00:18:48,828 --> 00:18:50,830 そうそう。 297 00:18:50,830 --> 00:18:53,666 結月さんは 脳筋がすぎるだけですから。 298 00:18:53,666 --> 00:18:57,837 あんたも たいがいだな。 月夜~ 早く~。 299 00:18:57,837 --> 00:19:00,439 わかったって ゆづ姉。 300 00:19:00,439 --> 00:19:04,777 なんか最近 調子狂うよな~。 月夜お姉ちゃんは少しシスコン。 301 00:19:04,777 --> 00:19:08,280 おっ? っと… もうこんな時間か。 302 00:19:08,280 --> 00:19:12,785 三女さん 俺は夕食の支度を… んっ? 303 00:19:12,785 --> 00:19:14,954 手伝う。 304 00:19:14,954 --> 00:19:17,123 それにしても…。 305 00:19:17,123 --> 00:19:20,626 先ほどの結月さんが バカポンコツだったというのは。 306 00:19:20,626 --> 00:19:24,296 ホント。 とても想像できないですね。 307 00:19:24,296 --> 00:19:29,468 当然 まだ会って間もないんだし。 それは そうですね。 308 00:19:29,468 --> 00:19:32,471 《しかし 超! 知りたい! 309 00:19:32,471 --> 00:19:35,808 バカな… プライバシーの侵害だ。 310 00:19:35,808 --> 00:19:40,980 いや しかし… 俺の知らない 17年分の結月さん!》 311 00:19:40,980 --> 00:19:43,649 できれば今すぐ すべてを知りたい! 312 00:19:43,649 --> 00:19:46,485 お風呂 のぞきたいの? 何を突然? 313 00:19:46,485 --> 00:19:51,157 だって すべてを知りたいって。 思わず声が出ていやがった! 314 00:19:51,157 --> 00:19:54,493 いえ 決して そんな ふらちな意味では…。 315 00:19:54,493 --> 00:19:58,664 まして ここは寺。 ふらちは死罪にあたります。 316 00:19:58,664 --> 00:20:02,668 えっちなのって 悪いことじゃないよ。 317 00:20:02,668 --> 00:20:05,838 なっ なにゆえ? 人間だもの。 318 00:20:05,838 --> 00:20:08,007 人間だもの!? 319 00:20:08,007 --> 00:20:10,509 だって 仏陀にだって 子どもがいるし➡ 320 00:20:10,509 --> 00:20:13,012 私も お坊さんの子どもだし➡ 321 00:20:13,012 --> 00:20:16,682 つまり男女がアレして…。 ストップ 三女さん! 322 00:20:16,682 --> 00:20:20,186 それに たぶん 結月お姉ちゃんも えっちだよ。 323 00:20:20,186 --> 00:20:23,022 なっ! むっつりなほうの えっちだよ。 324 00:20:23,022 --> 00:20:25,024 むっつり!? 325 00:20:25,024 --> 00:20:27,693 だから のぞいても怒らないと思う。 326 00:20:27,693 --> 00:20:30,696 いやいや その理屈は おかしいでしょう! 327 00:20:30,696 --> 00:20:36,368 《こっ この子 無垢! それゆえになんという危うさか》 328 00:20:36,368 --> 00:20:41,207 ええと ええと…。 冗談だよ。 329 00:20:41,207 --> 00:20:43,876 人を こんなふうに からかって遊ぶのが➡ 330 00:20:43,876 --> 00:20:46,212 結月お姉ちゃんの役だったんだ。 331 00:20:46,212 --> 00:20:48,881 でも あのときから 結月お姉ちゃんは➡ 332 00:20:48,881 --> 00:20:51,217 カンペキになっちゃった。 333 00:20:51,217 --> 00:20:56,722 そしたら月夜お姉ちゃんも 少しずつ大人になっていった。 334 00:20:56,722 --> 00:21:02,828 でも 赤神さんが来て 2人は ちょっとバカに戻った。 335 00:21:02,828 --> 00:21:05,664 私は バカな二人のほうが好き。 336 00:21:05,664 --> 00:21:10,169 だから 赤神さんが 戻ってきてくれて私はうれしい。 337 00:21:10,169 --> 00:21:12,571 ありがとう。 338 00:21:14,840 --> 00:21:18,844 なんて いい子! そんなっ お礼など! 339 00:21:18,844 --> 00:21:20,846 だから お礼に…。 340 00:21:20,846 --> 00:21:23,849 見せてあげるね。 えっ? 341 00:21:23,849 --> 00:21:28,354 お姉ちゃんたちのすべて。 ちょい待て! 三女さん! 342 00:21:28,354 --> 00:21:30,689 ストーップ! クルリ。 343 00:21:30,689 --> 00:21:33,692 あっ! えっ? 344 00:21:38,864 --> 00:21:42,034 しゃ~! 345 00:21:42,034 --> 00:21:46,205 (結月/月夜)ギャー! 346 00:21:46,205 --> 00:21:50,543 もう… あんまり赤神くんを からかっちゃダメよ! 347 00:21:50,543 --> 00:21:54,046 は~い。 わかりましたか 三女さん。 348 00:21:54,046 --> 00:21:58,217 えっちはダメ…。 お~。 349 00:21:58,217 --> 00:22:02,154 ずいぶんと楽しそうですね。 しかし! 350 00:22:02,154 --> 00:22:06,325 この寺は堕落した! 赤神! 貴様のせいで! 351 00:22:06,325 --> 00:22:10,663 あっ? うぅ~! 352 00:22:10,663 --> 00:22:13,065 フフフフ…。