1 00:00:06,062 --> 00:00:08,064 (オルファンス)はぁ…。 2 00:00:08,064 --> 00:00:10,733 んん…。(ドアを開く音) 3 00:00:10,734 --> 00:00:13,069 (グランツ)本日の政務お疲れ様でございました。 4 00:00:13,069 --> 00:00:13,070 おっ。 5 00:00:13,070 --> 00:00:15,069 おっ。 6 00:00:16,375 --> 00:00:19,073 おお グランツ 茶を淹れよう。 7 00:00:20,076 --> 00:00:22,076 (グランツ)ご一緒させていただきます陛下。 8 00:00:23,079 --> 00:00:27,110 固いぞ 国王と宰相ではなく〓 9 00:00:27,250 --> 00:00:29,250 今は 友として語らせてくれ。 10 00:00:30,977 --> 00:00:33,318 (グランツ)承知した オルファンス。 11 00:00:33,423 --> 00:00:35,423 フッ… んっ…。 12 00:00:35,926 --> 00:00:37,926 あぁ…。 13 00:00:37,928 --> 00:00:39,928 また アニスフィア王女のことで悩んでいるのか? 14 00:00:41,932 --> 00:00:46,432 悩まなかったことなど ないわい! 15 00:00:48,438 --> 00:00:51,942 お前のユフィリアよりも2つも上だというのに〓 16 00:00:51,942 --> 00:00:55,445 あの うつけ者は落ち着く気配すら見えん…。 17 00:00:55,445 --> 00:00:55,446 落ち着いたら それはもうアニスフィア王女ではない。 18 00:00:55,446 --> 00:00:59,449 落ち着いたら それはもうアニスフィア王女ではない。 19 00:00:59,449 --> 00:01:03,219 魔学の研究成果は出しているのだろう? 20 00:01:03,220 --> 00:01:07,557 (オルファンス)研究以外の面倒ごとまで作り上げる才能がありすぎるわ。 21 00:01:07,557 --> 00:01:07,558 親の気苦労は 絶えないな。 22 00:01:07,558 --> 00:01:10,560 親の気苦労は 絶えないな。 23 00:01:10,560 --> 00:01:13,897 はぁ 最近は息子の方まで〓 24 00:01:13,897 --> 00:01:18,068 問題が出てきたようだしのう…。 25 00:01:18,068 --> 00:01:20,237 シアン男爵令嬢の件か? 26 00:01:20,237 --> 00:01:23,073 んん… アルガルドのヤツめ…。 27 00:01:23,073 --> 00:01:27,410 次期国王としての節度がなさすぎる。 28 00:01:27,410 --> 00:01:27,411 随分派手に振る舞っているようだ。 29 00:01:27,411 --> 00:01:30,914 随分派手に振る舞っているようだ。 30 00:01:30,914 --> 00:01:33,250 おっ んん…。 31 00:01:33,250 --> 00:01:35,252 すまん グランツ。 32 00:01:35,252 --> 00:01:38,088 王家が無理を言ってかなえた婚約だったのだが。 33 00:01:38,088 --> 00:01:42,259 婚約者の心をつなぎ止めるのもユフィリアの務めだ。 34 00:01:42,259 --> 00:01:45,428 次期王妃としてよい経験になるだろう。 35 00:01:45,428 --> 00:01:45,429 達観しておるな… しかし。(乱暴にドアを開ける音) 36 00:01:45,429 --> 00:01:49,098 達観しておるな… しかし。(乱暴にドアを開ける音) 37 00:01:49,099 --> 00:01:53,436 (アニスフィア)父上!夜分に ご機嫌麗しゅう…。 38 00:01:53,436 --> 00:01:53,437 このアニスフィア…。 39 00:01:53,437 --> 00:01:55,772 このアニスフィア…。 40 00:01:55,772 --> 00:01:58,942 ユフィリア嬢をさらって参りました! 41 00:01:58,942 --> 00:02:02,092 あっ あぁ…。 42 00:03:32,623 --> 00:03:35,292 ハァ… ハァ…。 43 00:03:35,292 --> 00:03:37,294 お前というヤツは〓 44 00:03:37,294 --> 00:03:39,796 お前というヤツは〜! 45 00:03:39,796 --> 00:03:39,797 話を… わけを聞いてくらはい…。 46 00:03:39,797 --> 00:03:43,133 話を… わけを聞いてくらはい…。 47 00:03:43,133 --> 00:03:47,304 わけじゃと!? 誘拐にどんな弁明があるんじゃ! 48 00:03:47,304 --> 00:03:49,473 魔女箒のテスト飛行中〓 49 00:03:49,473 --> 00:03:51,408 うっかり 貴族学院の夜会に〓 50 00:03:51,408 --> 00:03:54,077 飛び入り参加することになりまして。 51 00:03:54,077 --> 00:03:56,913 別のやらかしまで出てきたではないか! 52 00:03:56,913 --> 00:03:58,915 このバカ娘ぇ! 53 00:03:58,915 --> 00:04:05,422 アルくんがユフィリア嬢との婚約を破棄するって言ったんですよ。 54 00:04:05,422 --> 00:04:08,425 はっ?婚約破棄です。 55 00:04:08,425 --> 00:04:10,927 誰と 誰が? 56 00:04:10,927 --> 00:04:10,928 アルくんとユフィリア嬢が。 57 00:04:10,928 --> 00:04:15,432 アルくんとユフィリア嬢が。 58 00:04:15,432 --> 00:04:17,434 あぁ…。 59 00:04:17,434 --> 00:04:20,103 (ユフィリア)事実です。 60 00:04:20,103 --> 00:04:23,940 大変 申し訳ございません。 61 00:04:23,940 --> 00:04:26,609 あぁ あはぁ あぁ…。 62 00:04:26,610 --> 00:04:28,612 あぁ あはっ…。 63 00:04:28,612 --> 00:04:30,947 夜会の場で…〓 64 00:04:30,947 --> 00:04:30,948 公衆の面前で…。 65 00:04:30,948 --> 00:04:33,616 公衆の面前で…。 66 00:04:33,617 --> 00:04:36,286 よりにもよって…。 67 00:04:36,286 --> 00:04:40,791 アルガルドっいったい どういうつもりだ! 68 00:04:40,791 --> 00:04:44,961 はっ…! 69 00:04:44,961 --> 00:04:44,962 あっ… ユフィリア嬢…。 70 00:04:44,962 --> 00:04:47,297 あっ… ユフィリア嬢…。 71 00:04:47,297 --> 00:04:49,299 あぁ…。 72 00:04:49,299 --> 00:04:51,735 すまない グランツ。 73 00:04:51,735 --> 00:04:54,404 私の見立てが甘かった。 74 00:04:54,404 --> 00:04:57,741 いえ ユフィリア。 75 00:04:57,741 --> 00:05:00,911 はっ!(グランツ)お前と王子殿下の仲が〓 76 00:05:00,911 --> 00:05:03,080 進展していないとは 聞いていた。 77 00:05:03,080 --> 00:05:05,415 はい…。 78 00:05:05,415 --> 00:05:05,416 このようなことになったのは〓 79 00:05:05,416 --> 00:05:07,417 このようなことになったのは〓 80 00:05:07,417 --> 00:05:09,753 残念だ…。 81 00:05:09,753 --> 00:05:13,090 申し訳… ありません。 82 00:05:13,090 --> 00:05:15,092 謝罪は 不要だ。 83 00:05:15,092 --> 00:05:17,594 今 お前が考えなければならないのは〓 84 00:05:17,594 --> 00:05:17,595 今後の振る舞いだ。 85 00:05:17,595 --> 00:05:19,596 今後の振る舞いだ。 86 00:05:19,596 --> 00:05:22,599 ふっ… どのような処分も…。 87 00:05:22,599 --> 00:05:24,601 あっ…。 88 00:05:24,601 --> 00:05:28,772 はぁ… ユフィリアの今後 か…。 89 00:05:28,772 --> 00:05:31,775 あっ そうです 父上! 90 00:05:31,775 --> 00:05:34,778 そのことで名案があって来たのです! 91 00:05:34,778 --> 00:05:37,781 名案じゃとぉ? 92 00:05:37,781 --> 00:05:40,117 父上 グランツ公! 93 00:05:40,117 --> 00:05:44,454 わたくしめにユフィリア嬢をくださいませ! 94 00:05:44,454 --> 00:05:44,455 あぁ…。んっ…。おっ…。 95 00:05:44,455 --> 00:05:47,123 あぁ…。んっ…。おっ…。 96 00:05:47,124 --> 00:05:52,229 私が全力で幸せにしてみせますっ! 97 00:05:52,229 --> 00:05:55,232 まっ 待て待て待て待てぇ! 98 00:05:55,232 --> 00:05:58,402 貴様は何を ふざけたことを! 99 00:05:58,402 --> 00:06:01,238 いたって真面目ですよ 父上? 100 00:06:01,238 --> 00:06:03,573 真面目の方が 恐ろしいわ! 101 00:06:03,573 --> 00:06:03,574 どっちも ダメじゃないですか。 102 00:06:03,574 --> 00:06:05,742 どっちも ダメじゃないですか。 103 00:06:05,742 --> 00:06:07,744 ダメなのは 貴様だ! 104 00:06:07,744 --> 00:06:09,746 んふふふふ…。あっ? 105 00:06:09,746 --> 00:06:11,748 つまりですね! 106 00:06:11,748 --> 00:06:15,252 ユフィリア嬢を助手としてお招きしたいのです! 107 00:06:15,252 --> 00:06:18,422 私が 助手ですか? 108 00:06:18,422 --> 00:06:20,424 あっ!? 109 00:06:20,424 --> 00:06:22,592 《かっ かわいい…。 110 00:06:22,592 --> 00:06:22,593 仔犬みたいな おめめの可愛さ〓 111 00:06:22,593 --> 00:06:24,928 仔犬みたいな おめめの可愛さ〓 112 00:06:24,928 --> 00:06:26,930 もはや 魔法の一種では? 113 00:06:26,930 --> 00:06:29,599 存在が チート…》(鼓動) 114 00:06:29,599 --> 00:06:32,936 はぁ はっ…。(オルファンス)んん…。 115 00:06:32,936 --> 00:06:34,938 あっ!んん…。 116 00:06:34,938 --> 00:06:36,940 あっ あっ…。 117 00:06:36,940 --> 00:06:39,276 こっ 今回の問題点は〓 118 00:06:39,276 --> 00:06:41,445 婚約破棄の正当性ではなく〓 119 00:06:41,445 --> 00:06:43,613 公の場で宣言されたこと〓 120 00:06:43,613 --> 00:06:43,614 ですよね? 121 00:06:43,614 --> 00:06:45,615 ですよね? 122 00:06:45,615 --> 00:06:48,118 うむ… 人目に触れた以上〓 123 00:06:48,118 --> 00:06:50,220 もはや なかったことにはならん。 124 00:06:50,220 --> 00:06:54,558 一度 王家から袖にされてしまった令嬢を婚約させるとなると〓 125 00:06:54,558 --> 00:06:56,893 相手が かなり限定されます。 126 00:06:56,893 --> 00:06:56,894 ユフィリアの才覚では〓 127 00:06:56,894 --> 00:06:58,895 ユフィリアの才覚では〓 128 00:06:58,895 --> 00:07:02,732 下手に外国へ嫁に出すわけにもいかぬしな。 129 00:07:02,732 --> 00:07:05,401 なにせ ユフィリア嬢は…〓 130 00:07:05,402 --> 00:07:07,571 精霊に愛された申し子。 131 00:07:07,571 --> 00:07:10,574 使える魔法属性の 適性数は〓 132 00:07:10,574 --> 00:07:12,576 歴代一とも言われます。 133 00:07:12,576 --> 00:07:14,578 うむ…。 134 00:07:14,578 --> 00:07:18,415 礼儀作法や武芸も優秀な天才令嬢! 135 00:07:18,415 --> 00:07:21,251 パレッティア王国の宝! 136 00:07:21,251 --> 00:07:24,588 最の高!うむ? 137 00:07:24,588 --> 00:07:26,756 何より〓 138 00:07:26,756 --> 00:07:26,757 美人で 可愛い! 139 00:07:26,757 --> 00:07:31,761 美人で 可愛い! 140 00:07:31,761 --> 00:07:33,763 あ〜… ゴホン ゴホン。 141 00:07:33,763 --> 00:07:36,599 ですが 今回の件によって〓 142 00:07:36,600 --> 00:07:39,436 令嬢人生に傷をつけられてしまった。 143 00:07:39,436 --> 00:07:45,275 あっ…。 144 00:07:45,275 --> 00:07:48,445 んっ そこで助手とは つまり〓 145 00:07:48,445 --> 00:07:50,380 魔学ですか?あっ…。 146 00:07:50,380 --> 00:07:54,217 私の提唱する 魔法科学…。 147 00:07:54,217 --> 00:07:58,722 「魔学」は新時代の技術だと考えています。 148 00:07:58,722 --> 00:08:01,224 (グランツ)そうですね。 149 00:08:01,224 --> 00:08:01,225 たしかに革新的で未知の可能性を秘めています。 150 00:08:01,225 --> 00:08:04,894 たしかに革新的で未知の可能性を秘めています。 151 00:08:04,895 --> 00:08:06,897 ですです! 152 00:08:06,897 --> 00:08:08,899 一般に広まれば〓 153 00:08:08,899 --> 00:08:12,235 国全体に大きな影響を与えるでしょう。 154 00:08:12,235 --> 00:08:12,236 しかしあなたは公に喧伝することを控えている。 155 00:08:12,236 --> 00:08:16,906 しかしあなたは公に喧伝することを控えている。 156 00:08:16,907 --> 00:08:19,576 表舞台に立ちたくないですし〓 157 00:08:19,576 --> 00:08:22,245 私は研究に没頭していたいですから。 158 00:08:22,245 --> 00:08:25,081 なるほど つまり…。 159 00:08:25,081 --> 00:08:27,417 あなたは魔学の功績を。 160 00:08:27,417 --> 00:08:29,419 あっ。 161 00:08:29,419 --> 00:08:31,588 そのとおりです グランツ公! 162 00:08:31,588 --> 00:08:33,590 共同研究した成果を〓 163 00:08:33,590 --> 00:08:35,759 ユフィリア嬢に発表してもらうことで〓 164 00:08:35,759 --> 00:08:37,928 名誉挽回するのは どうでしょう! 165 00:08:37,928 --> 00:08:40,263 わっ 私がですか!? 166 00:08:40,263 --> 00:08:40,264 少なくとも〓 167 00:08:40,264 --> 00:08:42,265 少なくとも〓 168 00:08:42,265 --> 00:08:45,435 婚約破棄の風評を打ち消せる話題性はあるかと。 169 00:08:45,435 --> 00:08:47,437 ですよね! 170 00:08:47,437 --> 00:08:49,439 あぁ…。 171 00:08:49,439 --> 00:08:51,875 私が 助手なんて…。 172 00:08:51,875 --> 00:08:55,545 これはね 私にとってもメリットが大きい話なんだ。 173 00:08:55,545 --> 00:08:57,547 おっ? 174 00:08:57,547 --> 00:09:00,550 私って こんなんだから評判が最悪で〓 175 00:09:00,550 --> 00:09:02,719 有能な助手なんて雇えないでしょ? 176 00:09:02,719 --> 00:09:05,388 そんなこと…。 177 00:09:05,388 --> 00:09:08,057 ユフィリア嬢は 最高の人材だし〓 178 00:09:08,058 --> 00:09:11,227 魔学の宣伝にもうってつけってわけ。 179 00:09:11,227 --> 00:09:11,228 でも それではアニスフィア様の功績を奪うことに…。 180 00:09:11,228 --> 00:09:15,565 でも それではアニスフィア様の功績を奪うことに…。 181 00:09:15,565 --> 00:09:17,567 うんん。 182 00:09:17,567 --> 00:09:20,236 私はただ 好きなだけなんだ。 183 00:09:20,236 --> 00:09:23,906 魔学が ですか?そう! 184 00:09:23,907 --> 00:09:26,910 あっ!今ある 世界を一変させる〓 185 00:09:26,910 --> 00:09:29,913 夢とロマンに溢れる 新技術! 186 00:09:29,913 --> 00:09:32,415 あっ… あっ! 187 00:09:32,415 --> 00:09:32,416 そして できれば〓 188 00:09:32,416 --> 00:09:34,584 そして できれば〓 189 00:09:34,584 --> 00:09:38,588 ユフィリア嬢にも好きになってもらえたらなって。 190 00:09:38,588 --> 00:09:42,092 あっ! まっ 魔学をですよね? 191 00:09:42,092 --> 00:09:44,094 はっ!? 192 00:09:44,094 --> 00:09:47,430 お前は以前私にのたまった言葉を〓 193 00:09:47,430 --> 00:09:47,431 覚えているか? 194 00:09:47,431 --> 00:09:49,432 覚えているか? 195 00:09:49,432 --> 00:09:53,770 ああ 王位継承権を放棄した時の宣言ですか。 196 00:09:53,770 --> 00:09:56,106 お父様? 197 00:09:56,106 --> 00:10:00,443 昔 アニスフィア王女殿下はこう言い放ったのだ…。 198 00:10:00,443 --> 00:10:00,444 〓父上! 199 00:10:00,444 --> 00:10:02,445 〓父上! 200 00:10:02,445 --> 00:10:04,948 んっ どうした? 201 00:10:04,948 --> 00:10:07,617 男性との結婚など ごめんです! 202 00:10:07,617 --> 00:10:11,287 愛でるなら私は女性を愛でたいです!〓 203 00:10:11,287 --> 00:10:14,457 あれこれ 理屈をつけて〓 204 00:10:14,457 --> 00:10:21,965 お前は ユフィリアを我が物にしたいだけではないのか? 205 00:10:21,965 --> 00:10:24,634 ちっ 違… くないけど〓 206 00:10:24,634 --> 00:10:27,971 だって 下手に子どもとか作りたくないし…。 207 00:10:27,971 --> 00:10:29,973 んっ! 208 00:10:29,973 --> 00:10:33,476 お前という ヤツはあぁ〜!わあぁ〜! 209 00:10:33,476 --> 00:10:33,477 王族の大事な責務をお前というヤツはあぁ〜! 210 00:10:33,477 --> 00:10:37,647 王族の大事な責務をお前というヤツはあぁ〜! 211 00:10:37,647 --> 00:10:39,649 痛い 痛い 痛い! 212 00:10:39,649 --> 00:10:42,485 王女の大事な頭がひしゃげちゃうってぇ〜! 213 00:10:42,485 --> 00:10:46,155 お前のねじ曲がった性根にはちょうど良いわ! 214 00:10:46,156 --> 00:10:48,158 魔法も使えないのに〓 215 00:10:48,158 --> 00:10:50,427 私の血を残しても意味ないじゃない! 216 00:10:50,427 --> 00:10:52,429 意味の問題ではない! 217 00:10:52,429 --> 00:10:55,265 お前の子を見たいという親心がわからんのか! 218 00:10:55,265 --> 00:10:59,269 情けなくて涙が出る!今 私も涙出てます! 219 00:10:59,269 --> 00:11:02,439 どばどば出してます!(オルファンス)それは 涙ではない! 220 00:11:02,439 --> 00:11:04,941 んっ…。 221 00:11:04,941 --> 00:11:04,942 親子とは こういうものか。 222 00:11:04,942 --> 00:11:08,445 親子とは こういうものか。 223 00:11:08,445 --> 00:11:10,947 あっ お父様? 224 00:11:10,947 --> 00:11:10,948 んっ…。 225 00:11:10,948 --> 00:11:17,454 んっ…。 226 00:11:17,454 --> 00:11:22,292 はっ…。 227 00:11:22,292 --> 00:11:24,627 はっ! んっ…。 228 00:11:24,627 --> 00:11:24,628 あっ…。 229 00:11:24,628 --> 00:11:27,630 あっ…。 230 00:11:27,630 --> 00:11:30,133 あっ…。 231 00:11:30,133 --> 00:11:32,469 はっ! 232 00:11:32,469 --> 00:11:35,472 すまなかったな ユフィリア。 233 00:11:35,472 --> 00:11:37,474 おっ お父様? 234 00:11:37,474 --> 00:11:41,144 グランツが 頭を下げた…。あぁ…。 235 00:11:41,144 --> 00:11:44,147 お前は マゼンタ公爵家の令嬢として〓 236 00:11:44,147 --> 00:11:46,649 恥じないように 努力してくれた。 237 00:11:46,649 --> 00:11:46,650 私も父として 背を押すことが正しいと信じていた。 238 00:11:46,650 --> 00:11:51,087 私も父として 背を押すことが正しいと信じていた。 239 00:11:51,087 --> 00:11:54,090 なっ 何をおっしゃっているのですか? 240 00:11:54,090 --> 00:11:58,261 私はそれが 間違いだったかもしれないと 感じている。 241 00:11:58,261 --> 00:12:00,597 はっ… んっ。 242 00:12:00,597 --> 00:12:04,934 今の私があるのはお父様の教育の賜物です! 243 00:12:04,934 --> 00:12:04,935 すべて 私の責任です。 244 00:12:04,935 --> 00:12:07,103 すべて 私の責任です。 245 00:12:07,103 --> 00:12:11,274 公爵令嬢として 次期王妃としていたらないばかりに〓 246 00:12:11,274 --> 00:12:13,777 家名に泥を塗った 愚かな娘の…。 247 00:12:13,777 --> 00:12:15,945 (グランツ)私の娘に。はっ! 248 00:12:15,945 --> 00:12:15,946 愚か者など いない。 249 00:12:15,946 --> 00:12:18,114 愚か者など いない。 250 00:12:18,114 --> 00:12:20,116 はっ…! 251 00:12:20,116 --> 00:12:22,619 (グランツ)お前は私の期待によく応えた。 252 00:12:22,619 --> 00:12:24,788 応えすぎるほどに。 253 00:12:24,788 --> 00:12:27,457 お前の意志がそこにあったのかと〓 254 00:12:27,457 --> 00:12:30,627 今では 疑ってしまう。 255 00:12:30,627 --> 00:12:32,629 おやめください。 256 00:12:32,629 --> 00:12:43,640 私はそんな 大丈夫ですから…。 257 00:12:43,640 --> 00:12:45,642 あっ…。 258 00:12:45,642 --> 00:12:48,978 きっと私は 父親として〓 259 00:12:48,978 --> 00:12:48,979 人として 不出来なのだろうな。 260 00:12:48,979 --> 00:12:51,414 人として 不出来なのだろうな。 261 00:12:51,414 --> 00:12:54,417 公爵家のことは心配しなくていい。 262 00:12:54,417 --> 00:12:56,920 お前の本心ならば〓 263 00:12:56,920 --> 00:12:59,923 たとえ王が相手でもかなえてみせよう。 264 00:12:59,923 --> 00:13:03,426 ユフィリア…。 265 00:13:03,426 --> 00:13:03,427 王妃になるのは つらいか? 266 00:13:03,427 --> 00:13:05,929 王妃になるのは つらいか? 267 00:13:05,929 --> 00:13:07,931 はっ…! 268 00:13:07,931 --> 00:13:18,274 うぅ…。 269 00:13:18,274 --> 00:13:18,275 うっ… んんっ…。 270 00:13:18,275 --> 00:13:36,125 うっ… んんっ…。 271 00:13:36,125 --> 00:13:39,629 本当にこれでよかったのだろうか。 272 00:13:39,629 --> 00:13:43,132 王女の離宮は身を隠すのに適している。 273 00:13:43,132 --> 00:13:43,133 魔学の共同研究の提案も一考に値する。 274 00:13:43,133 --> 00:13:47,470 魔学の共同研究の提案も一考に値する。 275 00:13:47,470 --> 00:13:50,139 それに…。 276 00:13:50,139 --> 00:13:52,908 (オルファンス)それに?(グランツ)万が一 ユフィリアが〓 277 00:13:52,909 --> 00:13:54,911 手篭めにされるならば…〓 278 00:13:54,911 --> 00:13:56,913 それはそれで 悪くあるまい。 279 00:13:56,913 --> 00:13:59,415 グランツ!冗談だ。 280 00:13:59,415 --> 00:13:59,416 だが アニスフィア王女にユフィリアをつけておくこと自体〓 281 00:13:59,416 --> 00:14:03,586 だが アニスフィア王女にユフィリアをつけておくこと自体〓 282 00:14:03,586 --> 00:14:05,588 意味が生まれるかもしれない。 283 00:14:05,588 --> 00:14:07,590 なんだと? 284 00:14:07,590 --> 00:14:09,592 (グランツ)次期王位については〓 285 00:14:09,592 --> 00:14:12,261 まだ道が一つと決まったわけではないからな。 286 00:14:12,262 --> 00:14:14,264 あっ…! 287 00:14:14,264 --> 00:14:17,600 王の前で宰相が言うことか…。 288 00:14:17,600 --> 00:14:17,601 今は「友」として語らう時間だと聞いたが? 289 00:14:17,601 --> 00:14:20,937 今は「友」として語らう時間だと聞いたが? 290 00:14:20,937 --> 00:14:24,107 「あの」アニスフィア王女が国王になる。 291 00:14:24,107 --> 00:14:27,110 そんな夢を見てもいいだろう。 292 00:14:27,110 --> 00:14:30,947 んっ… 私はまったく見たくないがな〓 293 00:14:30,947 --> 00:14:43,293 そんな悪夢…。 294 00:14:43,293 --> 00:14:45,461 あれ 気になる?あっ! 295 00:14:45,461 --> 00:14:45,462 あれは 火の精霊石を使用した湯沸かしポット! 296 00:14:45,462 --> 00:14:49,298 あれは 火の精霊石を使用した湯沸かしポット! 297 00:14:49,299 --> 00:14:51,734 アニスフィア様の発明した? 298 00:14:51,734 --> 00:14:51,735 温度を一定に保つように設定してあるから〓 299 00:14:51,735 --> 00:14:54,570 温度を一定に保つように設定してあるから〓 300 00:14:54,570 --> 00:14:56,739 すぐに お茶が用意できるんだ! 301 00:14:56,739 --> 00:14:59,408 (イリア)浴場などにも利用できますし〓 302 00:14:59,409 --> 00:15:04,914 洗い物の際に冷たい思いをせずに済みます。 303 00:15:04,914 --> 00:15:04,915 どうぞ ご賞味ください。 304 00:15:04,915 --> 00:15:07,250 どうぞ ご賞味ください。 305 00:15:07,250 --> 00:15:09,252 んっ…。 306 00:15:09,252 --> 00:15:11,254 なるほど…。 307 00:15:11,254 --> 00:15:14,757 とても美味しいです。恐れ入ります。 308 00:15:14,757 --> 00:15:14,758 便利ですね他にも 活用方法が多そうですし。 309 00:15:14,758 --> 00:15:19,428 便利ですね他にも 活用方法が多そうですし。 310 00:15:19,429 --> 00:15:21,931 わかる やっぱり わかる? 311 00:15:21,931 --> 00:15:21,932 わかる人にはわかっちゃうのかな? 312 00:15:21,932 --> 00:15:24,934 わかる人にはわかっちゃうのかな? 313 00:15:24,934 --> 00:15:28,271 そうだ せっかくだから工房においでよ! 314 00:15:28,271 --> 00:15:30,273 えっ? 315 00:15:30,273 --> 00:15:32,275 助手になるんだから〓 316 00:15:32,275 --> 00:15:35,611 先に見学してもらった方がいいよね。 317 00:15:35,611 --> 00:15:35,612 でも アニスフィア様。 318 00:15:35,612 --> 00:15:39,115 でも アニスフィア様。 319 00:15:39,115 --> 00:15:41,117 アニスって呼んでいいよ。 320 00:15:41,117 --> 00:15:43,286 あっ 私はユフィって呼ぶね。 321 00:15:43,286 --> 00:15:45,955 もう 知らない仲じゃないもんね! 322 00:15:45,955 --> 00:15:48,958 えっ えっ えっ? 323 00:15:48,958 --> 00:15:52,228 こうなったら収まらないのが アニス様ですので〓 324 00:15:52,228 --> 00:15:56,065 悪魔に魅入られたようなものだと思って諦めてください。 325 00:15:56,065 --> 00:15:58,568 キャ〜!行くよ ユフィ! 326 00:15:58,568 --> 00:16:01,738 アニスフィ… あぁ ちょっ わあぁ〜!つかまってて〜! 327 00:16:01,738 --> 00:16:09,579 ふぅ…。 328 00:16:09,579 --> 00:16:11,581 ようこそ〜〓 329 00:16:11,581 --> 00:16:14,584 私の工房へ! 330 00:16:14,584 --> 00:16:16,586 はあぁ〜! 331 00:16:16,586 --> 00:16:18,755 見たこともないものが いっぱい。 332 00:16:18,755 --> 00:16:20,923 これ全部 アニスフィ…〓 333 00:16:20,923 --> 00:16:20,924 んっ アニス様が作られたのですか? 334 00:16:20,924 --> 00:16:24,427 んっ アニス様が作られたのですか? 335 00:16:24,427 --> 00:16:27,430 そうだよ ユフィ褒めて! 336 00:16:27,430 --> 00:16:29,766 さっ さすがです。 337 00:16:29,766 --> 00:16:33,102 あまり アニス様を甘やかさないでください。 338 00:16:33,102 --> 00:16:33,103 はぁ…。 339 00:16:33,103 --> 00:16:37,773 はぁ…。 340 00:16:37,774 --> 00:16:39,776 魔道具 自体もですけど〓 341 00:16:39,776 --> 00:16:43,279 精霊石を利用しようという発想に驚きます。 342 00:16:43,279 --> 00:16:43,280 あぁ それはね 魔法は〓 343 00:16:43,280 --> 00:16:45,615 あぁ それはね 魔法は〓 344 00:16:45,615 --> 00:16:47,617 精霊によって 行使されるでしょ? 345 00:16:47,617 --> 00:16:50,887 でも 私は精霊の気配がわからないから〓 346 00:16:50,887 --> 00:16:52,889 魔法を使えないんだよね。 347 00:16:52,889 --> 00:16:55,058 そうなんですね…。 348 00:16:55,058 --> 00:16:58,061 だから精霊の代わりになるものを〓 349 00:16:58,061 --> 00:17:00,396 どうにかして考える必要があったんだ。 350 00:17:00,396 --> 00:17:00,397 あぁ… やっぱり〓 351 00:17:00,397 --> 00:17:03,232 あぁ… やっぱり〓 352 00:17:03,232 --> 00:17:05,401 アニス様は すごいです。 353 00:17:05,401 --> 00:17:10,072 私は 魔法も精霊もあって当然のもので〓 354 00:17:10,073 --> 00:17:13,910 それが「なぜ」なんて考えたことがありませんでした。 355 00:17:13,910 --> 00:17:16,579 考える必要がないのはいいことだよ。 356 00:17:16,579 --> 00:17:19,248 たくさんの精霊に適合するユフィは〓 357 00:17:19,248 --> 00:17:22,084 全属性に適性ありとかいうチートだもんね。 358 00:17:22,085 --> 00:17:24,087 チート? 359 00:17:24,087 --> 00:17:26,923 本当はね…〓 360 00:17:26,923 --> 00:17:30,259 魔法を使える人がねちょっとだけね〓 361 00:17:30,259 --> 00:17:30,260 羨ましくてね。 362 00:17:30,260 --> 00:17:32,261 羨ましくてね。 363 00:17:32,261 --> 00:17:34,263 ええっと…。 364 00:17:34,263 --> 00:17:36,766 魔法を まったく使えない姫様は〓 365 00:17:36,766 --> 00:17:40,269 王族としては致命的な ポンのコツでいらっしゃいますからね。 366 00:17:40,269 --> 00:17:40,270 むぅっ 不敬 不敬 死刑! 367 00:17:40,270 --> 00:17:43,773 むぅっ 不敬 不敬 死刑! 368 00:17:43,773 --> 00:17:46,109 なんてこと言うんだぁ〜!あっははは…。 369 00:17:46,109 --> 00:17:50,379 パレッティア王国では 大精霊と精霊契約を交わした者が〓 370 00:17:50,379 --> 00:17:50,380 王族や貴族の始祖と言われているのでしょう? 371 00:17:50,380 --> 00:17:53,382 王族や貴族の始祖と言われているのでしょう? 372 00:17:53,382 --> 00:17:56,552 そうだけど そうだけど! 373 00:17:56,552 --> 00:17:58,888 ゆえに 現在の王侯貴族は〓 374 00:17:58,888 --> 00:18:01,724 魔法の権威によって貴族たりえている。 375 00:18:01,724 --> 00:18:03,893 一方 アニス様は…。 376 00:18:03,893 --> 00:18:05,895 でも でもぉ! 377 00:18:05,895 --> 00:18:08,898 魔道具には 魔法以上の可能性があるんだもん! 378 00:18:08,898 --> 00:18:12,735 《もしも 魔法に準ずる何かが〓 379 00:18:12,735 --> 00:18:15,905 平民も自由に使えるようになったら。 380 00:18:15,905 --> 00:18:18,074 権威の失墜を〓 381 00:18:18,074 --> 00:18:20,409 保守的な貴族が どう感じるか…。 382 00:18:20,409 --> 00:18:20,410 この人は きっと〓 383 00:18:20,410 --> 00:18:22,745 この人は きっと〓 384 00:18:22,745 --> 00:18:25,915 この国にとっての 劇薬だ》 385 00:18:25,915 --> 00:18:28,417 んっ ユフィリア様? 386 00:18:28,417 --> 00:18:28,418 あっ いえ…。 387 00:18:28,418 --> 00:18:30,419 あっ いえ…。 388 00:18:30,419 --> 00:18:33,923 あぁ… 今日はもう遅いから おしまいだけど〓 389 00:18:33,923 --> 00:18:36,092 ユフィが ここに来たお祝いに〓 390 00:18:36,092 --> 00:18:38,094 特注の魔道具を作ってあげる! 391 00:18:38,094 --> 00:18:40,763 私に ですか? 392 00:18:40,763 --> 00:18:46,269 ふふっ 期待しててね! 393 00:18:46,269 --> 00:18:49,605 あっ アニス様 やめてください! 394 00:18:49,605 --> 00:18:49,606 一人じゃ 脱ぎにくいでしょ?手伝ってあげる。 395 00:18:49,606 --> 00:18:52,875 一人じゃ 脱ぎにくいでしょ?手伝ってあげる。 396 00:18:52,875 --> 00:18:56,545 ちょっ わあぁ〜!よっ ほっ! 397 00:18:56,546 --> 00:19:00,383 んっ んん…。 398 00:19:00,383 --> 00:19:03,386 私の寝間着 貸してあげる。 399 00:19:03,386 --> 00:19:06,222 ありがとうございます…。 400 00:19:06,222 --> 00:19:13,563 あっち行っててください。 401 00:19:13,563 --> 00:19:15,565 ふぅ…。 402 00:19:15,565 --> 00:19:19,569 隣においで お嬢さん。 403 00:19:19,569 --> 00:19:23,573 うぅ…。冗談 何もしない! 404 00:19:23,573 --> 00:19:27,743 んん…。 405 00:19:27,743 --> 00:19:27,744 失礼します…。 406 00:19:27,744 --> 00:19:32,748 失礼します…。 407 00:19:32,748 --> 00:19:34,917 今日は 一日お疲れさま。 408 00:19:34,917 --> 00:19:36,919 いろいろ あったけど…。 409 00:19:36,919 --> 00:19:39,088 私と魔学の魅力〓 410 00:19:39,088 --> 00:19:41,090 伝わってたらいいな。 411 00:19:41,090 --> 00:19:43,426 あっ…。 412 00:19:43,426 --> 00:19:45,428 そうですね〓 413 00:19:45,428 --> 00:19:48,097 アニス様は 噂どおりの奇天烈な方で。 414 00:19:48,097 --> 00:19:50,099 うっ。 415 00:19:50,099 --> 00:19:52,268 噂以上に 不思議な方でした。 416 00:19:52,268 --> 00:19:54,270 おっ? 417 00:19:54,270 --> 00:19:57,940 あなたは なんなのですか? 418 00:19:57,940 --> 00:20:00,109 何… とは? 419 00:20:00,109 --> 00:20:02,278 今日だけでも わかります。 420 00:20:02,278 --> 00:20:04,447 アニス様は賢くて〓 421 00:20:04,447 --> 00:20:06,782 大きな夢があって〓 422 00:20:06,782 --> 00:20:06,783 きっと一人でも誰より自由に生きていける。 423 00:20:06,783 --> 00:20:11,287 きっと一人でも誰より自由に生きていける。 424 00:20:11,287 --> 00:20:13,789 なのに どうして…〓 425 00:20:13,789 --> 00:20:13,790 助けてくれたのですか? 426 00:20:13,790 --> 00:20:15,791 助けてくれたのですか? 427 00:20:15,791 --> 00:20:19,795 友人だったわけでもない私なんかを。 428 00:20:19,795 --> 00:20:22,798 理由は いろいろだよ。 429 00:20:22,798 --> 00:20:24,800 おっ! 430 00:20:24,800 --> 00:20:27,303 個人的な好意もあるし〓 431 00:20:27,303 --> 00:20:29,305 打算だってある。 432 00:20:29,305 --> 00:20:31,307 けど一番はね〓 433 00:20:31,307 --> 00:20:33,309 ユフィが完璧だったから。 434 00:20:33,309 --> 00:20:35,311 ええっと? 435 00:20:35,311 --> 00:20:39,649 ユフィは いつだって冷静に 感情をコントロールしていた。 436 00:20:39,649 --> 00:20:42,818 夜会で あんな目にあっても〓 437 00:20:42,818 --> 00:20:42,819 まだ強く 正しくあろうとして〓 438 00:20:42,819 --> 00:20:45,321 まだ強く 正しくあろうとして〓 439 00:20:45,321 --> 00:20:49,825 まさに完璧な 公爵令嬢。 440 00:20:49,825 --> 00:20:49,826 だからかな放っておけなくなっちゃった。 441 00:20:49,826 --> 00:20:53,429 だからかな放っておけなくなっちゃった。 442 00:20:53,429 --> 00:20:55,431 意味がわかりません。 443 00:20:55,431 --> 00:20:58,434 完璧だから放っておけないのですか? 444 00:20:58,434 --> 00:21:02,605 ふひひっ。 445 00:21:02,605 --> 00:21:05,775 自分でちゃんと笑える子なら好きにすればいいよ。 446 00:21:05,775 --> 00:21:08,444 でも 今のユフィには〓 447 00:21:08,444 --> 00:21:17,953 それができていないように見えた。 448 00:21:17,953 --> 00:21:17,954 私が 本当に自由だとしたらね。 449 00:21:17,954 --> 00:21:20,289 私が 本当に自由だとしたらね。 450 00:21:20,289 --> 00:21:22,792 そういう不自由な子には〓 451 00:21:22,792 --> 00:21:27,463 どうしたって手を伸ばしたくなっちゃうよ。 452 00:21:27,463 --> 00:21:30,800 それだけのことで わざわざ…。 453 00:21:30,800 --> 00:21:32,802 それだけのことが〓 454 00:21:32,802 --> 00:21:37,973 私にはとっても大事なことなんだ。 455 00:21:37,973 --> 00:21:37,974 魔法使いは誰かを笑顔にするために〓 456 00:21:37,974 --> 00:21:41,143 魔法使いは誰かを笑顔にするために〓 457 00:21:41,143 --> 00:21:43,812 魔法を使うものだから。 458 00:21:43,813 --> 00:21:46,982 あっ…。 459 00:21:46,982 --> 00:21:46,983 よく頑張ったね。 460 00:21:46,983 --> 00:21:48,984 よく頑張ったね。 461 00:21:48,984 --> 00:21:52,588 今は ゆっくりお休み ユフィ。 462 00:21:52,588 --> 00:21:58,094 はっ んっ…。