1 00:00:08,301 --> 00:00:10,301 (ユフィリア)あ…。 2 00:00:16,309 --> 00:00:18,936 あの これってどこへ向かってるんでしょうか…。 3 00:00:19,145 --> 00:00:21,145 (アニスフィア)ティルティんところ。 4 00:00:21,314 --> 00:00:25,652 テルティ… というとクラーレット侯爵家の長女…。 5 00:00:25,652 --> 00:00:27,652 うん。えっ…。 6 00:00:27,654 --> 00:00:31,491 あ… たしか残虐無比な性格ゆえに〓 7 00:00:31,491 --> 00:00:35,662 たびたび問題を起こし離れに封じられていると…。 8 00:00:35,662 --> 00:00:37,997 うんうん。 だいたいあってる。 9 00:00:37,997 --> 00:00:41,997 えぇ…。 10 00:00:42,001 --> 00:00:44,170 んっ?ティルティ様は その…。 11 00:00:44,170 --> 00:00:46,172 危なくは ないのですか? 12 00:00:46,172 --> 00:00:49,509 危ないよ めっちゃ危ないヤツだよ。 13 00:00:49,509 --> 00:00:51,845 ええ〜。 14 00:00:51,845 --> 00:00:53,847 (イリア)変わった方ではありますね。 15 00:00:53,847 --> 00:00:57,183 なんせ姫様の共同研究者ですから。 16 00:00:57,183 --> 00:00:57,184 ふんふん…。つまり 姫様の同類です。 17 00:00:57,184 --> 00:01:01,955 ふんふん…。つまり 姫様の同類です。 18 00:01:01,955 --> 00:01:05,959 うっ…。 19 00:01:05,959 --> 00:01:08,128 ヒヒッ! 20 00:01:08,128 --> 00:01:16,928 えぇ〜。 21 00:02:42,415 --> 00:02:45,251 (鳥のさえずり) 22 00:02:45,251 --> 00:02:50,690 (足音) 23 00:02:50,690 --> 00:02:59,365 う…。 24 00:02:59,365 --> 00:03:02,201 お嬢様 お客様をお連れしました。 25 00:03:02,201 --> 00:03:09,208 (ティルティ)通しなさい。 26 00:03:09,208 --> 00:03:13,212 うぐ…。(扉の閉じる音) 27 00:03:13,212 --> 00:03:16,382 (ティルティ)ご無沙汰ね フフッ…。 28 00:03:16,382 --> 00:03:18,384 おひさ〜。 29 00:03:18,384 --> 00:03:21,888 その子がマゼンタ公爵家の秘蔵っ子かしら? 30 00:03:21,888 --> 00:03:24,557 そう〜 私のかわいい助手! 31 00:03:24,557 --> 00:03:26,893 ユフィリア・マゼンタと申します。 32 00:03:26,893 --> 00:03:29,395 初めまして クラーレット侯爵令嬢。 33 00:03:29,395 --> 00:03:29,396 ティルティでいいわ。かしこまられるのは嫌いなの。 34 00:03:29,396 --> 00:03:32,899 ティルティでいいわ。かしこまられるのは嫌いなの。 35 00:03:32,899 --> 00:03:36,068 それに身分もあなたのほうが上でしょ。 36 00:03:36,068 --> 00:03:36,069 はあ…。 37 00:03:36,069 --> 00:03:38,070 はあ…。 38 00:03:38,070 --> 00:03:47,580 それで がん首そろえてゾロゾロ ピヨピヨ 何しに来たの? 39 00:03:47,580 --> 00:03:51,517 このドラゴンの魔石についてちょっと相談があってね。 40 00:03:51,517 --> 00:03:54,186 へぇ これがウワサの…。 41 00:03:54,187 --> 00:03:56,189 今度は これを使って〓 42 00:03:56,189 --> 00:03:58,858 魔薬の調合をしろってことかしら? 43 00:03:58,858 --> 00:04:01,527 いや 違くてそれで新しい技術を〓 44 00:04:01,527 --> 00:04:03,529 試したいんだよね。 45 00:04:03,529 --> 00:04:06,699 また 頭おかしいこと考えてきたんじゃないでしょうね。 46 00:04:06,699 --> 00:04:09,869 あ… 違う違う。 47 00:04:09,869 --> 00:04:13,206 私 ドラゴンから呪われたの。 48 00:04:13,206 --> 00:04:17,043 はあ?や 呪われたっていうより〓 49 00:04:17,043 --> 00:04:19,879 知識を託されたっていうほうが正しいかな〜。 50 00:04:19,879 --> 00:04:22,548 あっ… なんですってぇ!? 51 00:04:22,548 --> 00:04:24,717 (荒い息遣い) 52 00:04:24,717 --> 00:04:26,719 はっ… んっ! 53 00:04:26,719 --> 00:04:30,056 あ… ドラゴンの呪いって何? 54 00:04:30,056 --> 00:04:32,058 もっと詳しく 早く詳しく。 55 00:04:32,058 --> 00:04:36,395 出た 根暗 陰キャ趣味。どういうことです? 56 00:04:36,395 --> 00:04:36,396 ティルティは 呪いの専門家なの。んっ? 57 00:04:36,396 --> 00:04:39,899 ティルティは 呪いの専門家なの。んっ? 58 00:04:39,899 --> 00:04:43,736 ティルティ様は呪いつまり 薬でも魔法でも〓 59 00:04:43,736 --> 00:04:46,739 治療できない症例を調べてらっしゃるのです。 60 00:04:46,739 --> 00:04:49,909 は はあ… しかし なんでまた…。 61 00:04:49,909 --> 00:04:53,679 私の体質アニス様から聞いてないの? 62 00:04:53,679 --> 00:04:56,682 たしか魔法を使うと バランスが崩れて〓 63 00:04:56,682 --> 00:04:59,351 精神に異常をきたすと。 64 00:04:59,352 --> 00:05:02,188 そう それで… んっ。 65 00:05:02,188 --> 00:05:04,690 まぁ いろいろやらかしたの。 66 00:05:04,690 --> 00:05:04,691 貴族のくせにまともに魔法が使えないなんて〓 67 00:05:04,691 --> 00:05:07,526 貴族のくせにまともに魔法が使えないなんて〓 68 00:05:07,526 --> 00:05:11,864 呪いとしか言いようがないでしょ? 69 00:05:11,864 --> 00:05:13,866 アハ…。 70 00:05:13,866 --> 00:05:17,370 そんなわけで すっかり魔法に興味をなくしてね。 71 00:05:17,370 --> 00:05:20,206 代わりに 医薬の道に進んだの。 72 00:05:20,206 --> 00:05:23,709 なるほど…自分が苦しんだからこそ〓 73 00:05:23,709 --> 00:05:23,710 誰かの助けになりたいと…。 74 00:05:23,710 --> 00:05:26,378 誰かの助けになりたいと…。 75 00:05:26,379 --> 00:05:29,882 素晴らしい志です!んっ…。 76 00:05:29,882 --> 00:05:29,883 プッ… ティルティは フフッそんな殊勝なヤツじゃないよ ホホホッ。 77 00:05:29,883 --> 00:05:34,887 プッ… ティルティは フフッそんな殊勝なヤツじゃないよ ホホホッ。 78 00:05:34,887 --> 00:05:37,890 チッ…。呪いを解明することに〓 79 00:05:37,890 --> 00:05:40,726 喜びを感じる変人なだけだよね〜? 80 00:05:40,726 --> 00:05:43,395 魔法が使えないくせに魔法の研究に〓 81 00:05:43,396 --> 00:05:46,565 命かけてる変態に言われたくないわ。 82 00:05:46,565 --> 00:05:46,566 で 変態アニス様は私に何をさせたいの? 83 00:05:46,566 --> 00:06:05,184 で 変態アニス様は私に何をさせたいの? 84 00:06:05,184 --> 00:06:07,853 あ…。 85 00:06:07,853 --> 00:06:09,855 フッ…。 86 00:06:09,855 --> 00:06:13,192 相変わらず 頭おかしいわね。 87 00:06:13,192 --> 00:06:16,529 あの 私にも資料を見せていただけますか? 88 00:06:16,529 --> 00:06:19,699 ドラゴンの知識でこれだ! って閃いてさ〜。 89 00:06:19,699 --> 00:06:23,035 これなら魔石の力を安全に取り込めるじゃん? 90 00:06:23,035 --> 00:06:23,036 あ… 本当にこれをご自分に施すつもりなのですか? 91 00:06:23,036 --> 00:06:27,373 あ… 本当にこれをご自分に施すつもりなのですか? 92 00:06:27,373 --> 00:06:30,209 うん!(ユフィリア/イリア)あ…。 93 00:06:30,209 --> 00:06:33,379 姫様には困ったものですね。 94 00:06:33,379 --> 00:06:37,383 ん〜!(ユフィリア/イリア)あ… はぁ…。 95 00:06:37,383 --> 00:06:40,553 おもしろそうだから私は問題ないわ。 96 00:06:40,553 --> 00:06:43,556 アニス様。んっ あ…。 97 00:06:43,556 --> 00:06:45,558 わかっています。 98 00:06:45,558 --> 00:06:48,394 ただ どうか危険のないように…。 99 00:06:48,394 --> 00:06:55,668 うん。 100 00:06:55,668 --> 00:07:08,681 (アニスフィアの鼻歌) 101 00:07:08,681 --> 00:07:13,018 姫様 先ほど王城から言伝がありまして。 102 00:07:13,018 --> 00:07:13,019 ん… 言伝?(イリア)はい…。 103 00:07:13,019 --> 00:07:15,354 ん… 言伝?(イリア)はい…。 104 00:07:15,354 --> 00:07:17,857 陛下からの呼び出しでございます。 105 00:07:17,857 --> 00:07:20,025 明日 登城するようにと。 106 00:07:20,025 --> 00:07:20,026 わ 私 何もしてない! 107 00:07:20,026 --> 00:07:22,528 わ 私 何もしてない! 108 00:07:22,528 --> 00:07:24,530 ティルティ様との実験を〓 109 00:07:24,530 --> 00:07:26,532 嗅ぎつけられたのではないですか? 110 00:07:26,532 --> 00:07:30,202 うあ… は… 怒られると思う〜? 111 00:07:30,202 --> 00:07:32,705 怒られないと思うのですか? 112 00:07:32,705 --> 00:07:34,707 逃げたいなあ〜。 113 00:07:34,707 --> 00:07:37,877 逃げたら余計に怒られると思いますよ。 114 00:07:37,877 --> 00:07:40,880 う… ですよね…。 115 00:07:40,880 --> 00:07:46,385 (鳥のさえずり) 116 00:07:46,385 --> 00:07:46,386 はあ〜 来ちゃったよ…。 117 00:07:46,386 --> 00:07:50,656 はあ〜 来ちゃったよ…。 118 00:07:50,656 --> 00:07:54,660 (ノック) 119 00:07:54,660 --> 00:07:57,663 アニスフィア ただいま参りました あ…。 120 00:07:57,663 --> 00:08:00,666 (オルファンス)ん んん…。 121 00:08:00,666 --> 00:08:03,335 (シルフィーヌ)よく来たわね アニスフィア。 122 00:08:03,335 --> 00:08:07,339 は 母上!? なぜここに!?生きてたんですか!? 123 00:08:07,339 --> 00:08:09,341 生きてましたよ。 124 00:08:09,341 --> 00:08:11,844 あ…。なぜも 何もないでしょう。 125 00:08:11,844 --> 00:08:13,846 あんな大事件が続けば〓 126 00:08:13,846 --> 00:08:16,515 おちおち 外交にいそしんでなどいられません。 127 00:08:16,515 --> 00:08:18,517 帰国したのは 昨日ですが〓 128 00:08:18,517 --> 00:08:22,187 あなたは ずいぶんと元気にしていたようですね。 129 00:08:22,188 --> 00:08:25,024 (シルフィーヌ)久しぶりに 母としてあなたに教育を〓 130 00:08:25,024 --> 00:08:27,526 施さなければならないのかしら。 131 00:08:27,526 --> 00:08:27,527 (オルファンス)ああ…まぁ とにかく座れ。 132 00:08:27,527 --> 00:08:30,529 (オルファンス)ああ…まぁ とにかく座れ。 133 00:08:30,529 --> 00:08:37,202 は はい…。 134 00:08:37,203 --> 00:08:39,205 ん…。 135 00:08:39,205 --> 00:08:42,875 まあ いいでしょう。今日 あなたを呼んだのは〓 136 00:08:42,875 --> 00:08:45,544 アルガルドについて話があったからです。 137 00:08:45,544 --> 00:08:47,546 はあ アルくんの…。 138 00:08:47,546 --> 00:08:53,485 うむ ようやく情報がまとまったところなのだ。 139 00:08:53,486 --> 00:08:59,992 (紙をめくる音) 140 00:08:59,992 --> 00:08:59,993 なんだ。 ユフィ 別に悪くないじゃん。 141 00:08:59,993 --> 00:09:03,329 なんだ。 ユフィ 別に悪くないじゃん。 142 00:09:03,329 --> 00:09:06,332 そうなのだが… ちと奇妙でな。 143 00:09:06,332 --> 00:09:09,835 んっ?ん…。 144 00:09:09,835 --> 00:09:09,836 (グランツ)シアン男爵令嬢に聞き取りをした者たちが〓 145 00:09:09,836 --> 00:09:12,838 (グランツ)シアン男爵令嬢に聞き取りをした者たちが〓 146 00:09:12,838 --> 00:09:16,175 そろって彼女に同情的なのですよ。 147 00:09:16,175 --> 00:09:18,677 ん 同情的… ですか? 148 00:09:18,677 --> 00:09:18,678 ええ 中にはユフィリアにも〓 149 00:09:18,678 --> 00:09:21,013 ええ 中にはユフィリアにも〓 150 00:09:21,013 --> 00:09:24,350 非があるのではと思う者もいたようです。 151 00:09:24,350 --> 00:09:27,520 状況を考えればありえないことですが。 152 00:09:27,520 --> 00:09:30,523 (オルファンス)そこでシアン男爵令嬢を呼び〓 153 00:09:30,523 --> 00:09:33,025 直々に話を聞くことにした。 154 00:09:33,025 --> 00:09:33,026 お前にも立ち会ってもらいたいがどうだ? 155 00:09:33,026 --> 00:09:36,195 お前にも立ち会ってもらいたいがどうだ? 156 00:09:36,195 --> 00:09:39,532 興味はありますけど…。 157 00:09:39,532 --> 00:09:43,202 あなたは 突拍子もない破天荒な娘ですが〓 158 00:09:43,202 --> 00:09:45,871 信頼していないわけではありません。 159 00:09:45,871 --> 00:09:49,375 その直感 特別な視点であれば〓 160 00:09:49,375 --> 00:09:52,044 何か気づくことがあるかもしれません。 161 00:09:52,044 --> 00:09:54,046 頼りにしていますよ。 162 00:09:54,046 --> 00:09:56,715 あ…。 163 00:09:56,715 --> 00:10:01,720 フッ うん…。 164 00:10:01,720 --> 00:10:06,725 (液体を注ぐ音) 165 00:10:06,725 --> 00:10:10,562 うっ… ヘヘッ ハハッ。 166 00:10:10,563 --> 00:10:13,566 ああ〜! ハハ… んん〜。 167 00:10:13,566 --> 00:10:17,736 あ… そんで レイニ嬢から話 聞くことになったんだけど〓 168 00:10:17,736 --> 00:10:17,737 なんか妙なんだよね。 169 00:10:17,737 --> 00:10:19,738 なんか妙なんだよね。 170 00:10:19,738 --> 00:10:22,908 (ティルティ)みんながその子に同情的って話? 171 00:10:22,908 --> 00:10:25,911 別におかしなことじゃないんじゃない? 172 00:10:25,911 --> 00:10:27,913 うっ! くぅ〜。 173 00:10:27,913 --> 00:10:29,915 (ティルティ)かわいそうな美少女相手に〓 174 00:10:29,915 --> 00:10:32,751 馬鹿な男子が張り切ってたってだけでしょ。 175 00:10:32,751 --> 00:10:35,254 その馬鹿筆頭が 馬鹿王子。 176 00:10:35,254 --> 00:10:37,423 おおい! うちの弟やぞ! 177 00:10:37,423 --> 00:10:41,594 う く… まぁ 馬鹿なんだけど馬鹿なんだけど〜。 178 00:10:41,594 --> 00:10:44,763 あ でもほかの令嬢もそうらしいんだよ。 179 00:10:44,763 --> 00:10:44,764 んっ?学院の生徒だけじゃなくて〓 180 00:10:44,764 --> 00:10:48,433 んっ?学院の生徒だけじゃなくて〓 181 00:10:48,434 --> 00:10:50,369 王城の人もなんだって。 182 00:10:50,369 --> 00:10:56,875 レイニ嬢と話した人は みんなそんな感じらしいよ やばない? 183 00:10:56,875 --> 00:10:56,876 関わる人がみんな好意的になる ね…。 184 00:10:56,876 --> 00:11:00,379 関わる人がみんな好意的になる ね…。 185 00:11:00,379 --> 00:11:03,215 ひとつ 思い当たるものがあるわ。 186 00:11:03,215 --> 00:11:08,053 ほう さすが根暗 呪いオタク。呪い殺されたいの? 187 00:11:08,053 --> 00:11:10,889 あ ごめん ごめん。よっ 呪いの大先生! 188 00:11:10,889 --> 00:11:13,392 馬鹿にしてるでしょ…。 189 00:11:13,392 --> 00:11:16,395 エヘヘ… んんっ。 190 00:11:16,395 --> 00:11:19,231 で ティルティ先生のご意見は? 191 00:11:19,231 --> 00:11:23,569 厳密にいえば呪いとは少し違うのだけれど。 192 00:11:23,569 --> 00:11:32,578 ん…。 193 00:11:32,578 --> 00:11:35,080 うっ あ 痛〜! いた〜! 194 00:11:35,080 --> 00:11:35,081 しみる しみる〜! 195 00:11:35,081 --> 00:11:37,082 しみる しみる〜! 196 00:11:37,082 --> 00:11:39,585 もっとゆっくり優しく ていねいに〜! 197 00:11:39,585 --> 00:11:45,257 う… うううぅ〜。 くぅ…。 198 00:11:45,257 --> 00:11:47,426 それで どうだったのですか? 199 00:11:47,426 --> 00:11:52,698 うう〜ん まぁ 私とティルティの予想通りっぽい感じかな。 200 00:11:52,698 --> 00:11:55,200 一応検証というか 確認のために〓 201 00:11:55,200 --> 00:11:55,201 ユフィを糾弾したひとりに話を聞いたけど〓 202 00:11:55,201 --> 00:11:58,870 ユフィを糾弾したひとりに話を聞いたけど〓 203 00:11:58,871 --> 00:12:03,208 本人 全然自覚なくてさ。 204 00:12:03,208 --> 00:12:03,209 あとは明日レイニ嬢 本人に会って確認する。 205 00:12:03,209 --> 00:12:06,545 あとは明日レイニ嬢 本人に会って確認する。 206 00:12:06,545 --> 00:12:08,547 イリアも一緒に来てよ。 207 00:12:08,547 --> 00:12:11,550 何が何やらわかりませんがわかりました。 208 00:12:11,550 --> 00:12:13,886 アニス様に お任せします。 209 00:12:13,886 --> 00:12:17,389 任せて 対抗策も考えといたし。 210 00:12:17,389 --> 00:12:17,390 これが対抗策ですか?ああ まあ結果的に〓 211 00:12:17,390 --> 00:12:22,895 これが対抗策ですか?ああ まあ結果的に〓 212 00:12:22,895 --> 00:12:25,230 そうなるんじゃないかなって感じだけど…。 213 00:12:25,230 --> 00:12:25,231 そうですか。 214 00:12:25,231 --> 00:12:32,237 そうですか。 215 00:12:32,237 --> 00:12:35,907 ああ〜。では 明日の支度をしておきます。 216 00:12:35,908 --> 00:12:38,744 あまり長風呂されませんように。 217 00:12:38,744 --> 00:12:45,918 〓〜 218 00:12:45,918 --> 00:12:47,920 はぁ…。〓〜 219 00:12:47,920 --> 00:12:51,356 〓〜 220 00:12:51,356 --> 00:12:51,357 〓ナヴル:アルガルド様の提案で糾弾を決めました…〓 221 00:12:51,357 --> 00:13:00,365 〓ナヴル:アルガルド様の提案で糾弾を決めました…〓 222 00:13:00,365 --> 00:13:06,204 《本当に何やってんのよ アルくん》 223 00:13:06,205 --> 00:13:09,708 むぅ〜。お似合いですよ 姫様。 224 00:13:09,708 --> 00:13:09,709 それはどうも〜。(足音) 225 00:13:09,709 --> 00:13:12,544 それはどうも〜。(足音) 226 00:13:12,544 --> 00:13:14,713 アニス様。ユフィ。 227 00:13:14,713 --> 00:13:18,550 きれいですよ。お世辞はいいよ。 228 00:13:18,550 --> 00:13:26,224 本当は 同席したいのですが私がいると…。 229 00:13:26,225 --> 00:13:28,727 あ…。大丈夫。 230 00:13:28,727 --> 00:13:28,728 留守番 よろしくね。 231 00:13:28,728 --> 00:13:30,729 留守番 よろしくね。 232 00:13:30,729 --> 00:13:34,566 はい お帰りをお待ちしております。 233 00:13:34,566 --> 00:13:38,904 〓〜 234 00:13:38,904 --> 00:13:43,075 (扉の開閉音) 235 00:13:43,075 --> 00:13:51,016 〓〜 236 00:13:51,016 --> 00:13:55,521 シアン男爵 そしてその娘 レイニ。よくぞ 参った。 237 00:13:55,521 --> 00:13:59,191 (ドラグス)はっ! この度は我が娘が大変なご無礼を! 238 00:13:59,191 --> 00:14:01,193 どうか ご寛恕を! 239 00:14:01,193 --> 00:14:03,362 落ち着け シアン男爵。 240 00:14:03,362 --> 00:14:05,364 こたびの席を設けたのは〓 241 00:14:05,364 --> 00:14:07,866 真実を つまびらかにするためだ。 242 00:14:07,866 --> 00:14:07,867 まずは気楽にせよ。はっ 失礼いたしました。 243 00:14:07,867 --> 00:14:11,536 まずは気楽にせよ。はっ 失礼いたしました。 244 00:14:11,537 --> 00:14:14,540 陛下のご高配 大変痛み入ります。 245 00:14:14,540 --> 00:14:20,879 レイニ・シアン おもてを上げよ。(レイニ)あ…。 246 00:14:20,879 --> 00:14:20,880 率直に問うが そなたはアルガルドと情を交わしていたのではないか? 247 00:14:20,880 --> 00:14:26,218 率直に問うが そなたはアルガルドと情を交わしていたのではないか? 248 00:14:26,218 --> 00:14:30,722 (レイニ)ハァ ハァ…。 249 00:14:30,722 --> 00:14:30,723 いえ…。(一同)んっ…。 250 00:14:30,723 --> 00:14:32,891 いえ…。(一同)んっ…。 251 00:14:32,891 --> 00:14:35,060 とんでもないことでございます。 252 00:14:35,060 --> 00:14:39,064 そのような身に余ることは考えておりません。 253 00:14:39,064 --> 00:14:42,234 アルガルド様を好ましく思っていなかった〓 254 00:14:42,234 --> 00:14:44,236 と言えば うそにはなります。 255 00:14:44,236 --> 00:14:47,906 ですが 王家の未来を暗たんとさせるようなつもりは〓 256 00:14:47,906 --> 00:14:49,908 決して ございません。 257 00:14:49,908 --> 00:14:54,346 ああ… そうかそなたの言葉にウソはないようだ。 258 00:14:54,346 --> 00:14:56,515 ん… そうですね。 259 00:14:56,515 --> 00:14:59,685 私も その心根にウソはないと思います。 260 00:14:59,685 --> 00:15:03,522 (シルフィーヌ)何かしらの行き違いがあったのかもしれません。 261 00:15:03,522 --> 00:15:07,359 (オルファンス)うむ…アルガルドが先走ったのやもしれぬ。 262 00:15:07,359 --> 00:15:09,695 (シャルトルーズ)おそらく双方に悲しい誤解が〓 263 00:15:09,695 --> 00:15:12,698 あったのでございましょう。シアン男爵令嬢に〓 264 00:15:12,698 --> 00:15:15,033 非がないことは 明らかです。 265 00:15:15,033 --> 00:15:15,034 (ドラグス)はっ 誓って我が娘に叛意はございません。 266 00:15:15,034 --> 00:15:18,203 (ドラグス)はっ 誓って我が娘に叛意はございません。 267 00:15:18,203 --> 00:15:21,039 (オルファンス)うむどうやらそのようだ…。 268 00:15:21,039 --> 00:15:23,875 《気持ち悪い…》うっ…。 269 00:15:23,876 --> 00:15:28,213 う… へ… ブェックシュ! 270 00:15:28,213 --> 00:15:28,214 (オルファンス/シルフィーヌ)あっ。あ…。 271 00:15:28,214 --> 00:15:32,217 (オルファンス/シルフィーヌ)あっ。あ…。 272 00:15:32,217 --> 00:15:37,556 あっ…。フフッ…。フンッ。 273 00:15:37,556 --> 00:15:40,726 フフ…。お前というヤツは どこまでも…。 274 00:15:40,726 --> 00:15:42,728 ち ちが 父上! 275 00:15:42,728 --> 00:15:45,397 このアニスフィア進言したいことがございます! 276 00:15:45,397 --> 00:15:48,734 (オルファンス)弁明なら聞かぬぞ!真面目な話です。 277 00:15:48,734 --> 00:15:51,336 むっ 申してみよ。 278 00:15:51,336 --> 00:15:51,337 ん… 人払いをお願いできますか?(オルファンス)なんだと? 279 00:15:51,337 --> 00:15:56,174 ん… 人払いをお願いできますか?(オルファンス)なんだと? 280 00:15:56,174 --> 00:15:58,843 レイニ嬢に尋ねたいことがあります。 281 00:15:58,844 --> 00:16:02,681 これは彼女の尊厳にかかわる可能性がありますので〓 282 00:16:02,681 --> 00:16:06,852 できるだけ人を減らした状態で確認したいのです。 283 00:16:06,852 --> 00:16:09,354 えっ…。むぅ…。 284 00:16:09,354 --> 00:16:09,355 よろしいでしょう。 285 00:16:09,355 --> 00:16:11,356 よろしいでしょう。 286 00:16:11,356 --> 00:16:15,193 陛下 私はアニスの直感を信じます。うむ…。 287 00:16:15,193 --> 00:16:17,195 お お待ちください! 288 00:16:17,195 --> 00:16:19,197 娘は本当に何も企んでなど! 289 00:16:19,197 --> 00:16:21,366 (シャルトルーズ)アニスフィア王女殿下。 290 00:16:21,366 --> 00:16:24,703 いささか急なお話にすぎるのではありませんか? 291 00:16:24,703 --> 00:16:27,039 シャルトルーズ伯爵…。 292 00:16:27,039 --> 00:16:29,541 か弱いご令嬢を問いただすために〓 293 00:16:29,541 --> 00:16:29,542 人払いをしようなどと〓 294 00:16:29,542 --> 00:16:31,543 人払いをしようなどと〓 295 00:16:31,543 --> 00:16:35,213 おびえるなという方が無理な話でございましょう。 296 00:16:35,213 --> 00:16:37,882 伯爵のおっしゃることは理解しております。 297 00:16:37,883 --> 00:16:41,720 しかし 私以外にたしかめようのないことなのです。 298 00:16:41,720 --> 00:16:44,222 たしかめる? 何をです? 299 00:16:44,222 --> 00:16:44,223 あなたは シアン男爵令嬢をお疑いになっていると? 300 00:16:44,223 --> 00:16:47,892 あなたは シアン男爵令嬢をお疑いになっていると? 301 00:16:47,893 --> 00:16:50,662 私の申し出に 何か不服でも? 302 00:16:50,662 --> 00:16:54,166 ぬんぬ… あ…。 303 00:16:54,166 --> 00:16:56,335 ここまで王女殿下がおっしゃったのだ。 304 00:16:56,335 --> 00:16:59,004 なら 我々は下がるべきではないか? 305 00:16:59,004 --> 00:17:02,841 チッ。私が許す。 306 00:17:02,841 --> 00:17:05,844 アニスとレイニ嬢の対話の場を設けよう。 307 00:17:05,844 --> 00:17:10,682 (オルファンス)皆は一度 下がれ。 308 00:17:10,682 --> 00:17:12,684 突然ごめんね。 309 00:17:12,684 --> 00:17:15,187 少しあなたのことを調べさせてほしいの。 310 00:17:15,187 --> 00:17:18,357 あの 私 本当に何もしてないです。 311 00:17:18,357 --> 00:17:21,526 ごめんね。 でもここではっきりさせないと〓 312 00:17:21,526 --> 00:17:21,527 あなたの立場が不利になる。 313 00:17:21,527 --> 00:17:23,695 あなたの立場が不利になる。 314 00:17:23,695 --> 00:17:27,699 そんな… ん…。 315 00:17:27,699 --> 00:17:30,202 だから 返事は「はい」だけだよ。 316 00:17:30,202 --> 00:17:32,704 いい?はい…。 317 00:17:32,704 --> 00:17:32,705 ひゃあ! 318 00:17:32,705 --> 00:17:34,706 ひゃあ! 319 00:17:34,706 --> 00:17:38,210 な なにを…。黙って 何もしないから。 320 00:17:38,210 --> 00:17:41,046 失礼。きゃあ…。 321 00:17:41,046 --> 00:17:44,383 ふむふむ…。あ あ…。 322 00:17:44,383 --> 00:17:46,885 なるほど もういいよ。 323 00:17:46,885 --> 00:17:46,886 は… ハァハァ…。 324 00:17:46,886 --> 00:17:51,990 は… ハァハァ…。 325 00:17:51,990 --> 00:17:55,660 あ… うっ! んん…。 326 00:17:55,660 --> 00:17:58,830 レイニ嬢。な なんですか? 327 00:17:58,830 --> 00:18:02,500 あなた 自分が魔法を使ってる自覚はある? 328 00:18:02,501 --> 00:18:05,504 へっ!? あ…。 329 00:18:05,504 --> 00:18:09,341 あ そっか 無自覚かぁ…これは厄介だな〜。 330 00:18:09,341 --> 00:18:12,511 えっ あの私 魔法なんか使って…。 331 00:18:12,511 --> 00:18:16,348 (レイニ)わ 私知りません!何もしてません! 332 00:18:16,348 --> 00:18:18,350 うん… わかった。 333 00:18:18,350 --> 00:18:20,685 自分の意思じゃないってわかったから。 334 00:18:20,685 --> 00:18:20,686 ううぅ…。 335 00:18:20,686 --> 00:18:25,690 ううぅ…。 336 00:18:25,690 --> 00:18:30,028 レイニ嬢。 あなた多分だけど 普通の人間じゃない。 337 00:18:30,028 --> 00:18:33,698 ふ 普通の人間じゃ ない…。 338 00:18:33,698 --> 00:18:35,700 落ち着いて聞いてね? 339 00:18:35,700 --> 00:18:39,204 あなたの心臓に魔石と思われるものがある。 340 00:18:39,204 --> 00:18:42,374 あ…。はっ…。魔石って…。 341 00:18:42,374 --> 00:18:44,376 え… なんで? 342 00:18:44,376 --> 00:18:48,213 私… に 人間じゃない…。 343 00:18:48,213 --> 00:18:52,651 人間じゃないというか…私と似たような感じかな。 344 00:18:52,651 --> 00:18:55,487 私 魔石の研究をしてるんだけど〓 345 00:18:55,487 --> 00:18:59,658 その一環で まぁ魔石を取り込んでたりしててね…。 346 00:18:59,658 --> 00:19:01,660 そのおかげで わかるんだけど〓 347 00:19:01,660 --> 00:19:03,829 どうやらあなたの持つ魔石は〓 348 00:19:03,829 --> 00:19:06,832 人の精神に働きかけるものみたい。 349 00:19:06,832 --> 00:19:08,834 わかりやすく言っちゃうと〓 350 00:19:08,834 --> 00:19:12,337 あなたには 魅了の力があるんじゃないかと思う。 351 00:19:12,337 --> 00:19:12,338 魅了 ですか…。 352 00:19:12,338 --> 00:19:14,673 魅了 ですか…。 353 00:19:14,673 --> 00:19:17,509 うん。そうなんですか!? 354 00:19:17,509 --> 00:19:20,178 私 いつもそんなことしてたんですか!? 355 00:19:20,178 --> 00:19:23,181 いや…それはさすがにわかんないけど…。 356 00:19:23,181 --> 00:19:26,184 その可能性は高いかもしれない。 357 00:19:26,184 --> 00:19:28,687 あ…。 358 00:19:28,687 --> 00:19:33,358 (レイニ)私… 昔から人に好かれるんですけど〓 359 00:19:33,358 --> 00:19:36,361 でも それでみんな意地悪をしたり〓 360 00:19:36,361 --> 00:19:39,364 裏切ったりとか いじめられて…。 361 00:19:39,364 --> 00:19:42,367 それがずっと怖くて〓 362 00:19:42,367 --> 00:19:45,036 あまり好かれないようにしようって〓 363 00:19:45,036 --> 00:19:47,205 目立たないようにしようって…。 364 00:19:47,205 --> 00:19:52,711 (嗚咽) 365 00:19:52,711 --> 00:19:56,381 はぁ…。《魅了か…。 366 00:19:56,381 --> 00:20:03,722 ドラゴンの力がなかったら私も危なかったな…》 367 00:20:03,722 --> 00:20:06,725 まさか魔石を持つ人間がいるとはな…。 368 00:20:06,725 --> 00:20:09,394 それも 魅了の力とは…。 369 00:20:09,394 --> 00:20:13,565 はい ですが制御下にある力とは言えません。 370 00:20:13,565 --> 00:20:16,568 だから 無差別に自分へ好意を向けるように〓 371 00:20:16,568 --> 00:20:18,570 力が発揮されてしまい〓 372 00:20:18,570 --> 00:20:22,407 人間関係に不和が生じるようになったと考えられます。 373 00:20:22,407 --> 00:20:27,746 あ… それは…。 あ…。 374 00:20:27,746 --> 00:20:33,919 んん…。 375 00:20:33,919 --> 00:20:36,254 彼女の力は危険です。 376 00:20:36,254 --> 00:20:36,255 国すら 脅かしかねません場合によっては…。 377 00:20:36,255 --> 00:20:40,091 国すら 脅かしかねません場合によっては…。 378 00:20:40,091 --> 00:20:42,093 あ…。んっ…。 379 00:20:42,093 --> 00:20:47,098 問題ないです。対抗策もありますし。 380 00:20:47,098 --> 00:20:52,203 私が責任をもってレイニ嬢を保護します。 381 00:20:52,204 --> 00:20:54,206 フッ…。 382 00:20:54,206 --> 00:20:59,211 ホント あなたのそういうところが ダメなのよ。 383 00:20:59,211 --> 00:21:02,214 えっ?レイニ嬢を あなたの離宮に置くと〓 384 00:21:02,214 --> 00:21:04,549 大きな問題があるでしょう。 385 00:21:04,549 --> 00:21:04,550 ん〜 問題? 386 00:21:04,550 --> 00:21:06,551 ん〜 問題? 387 00:21:06,551 --> 00:21:14,608 あなたは今 誰と暮らしてるの?うわっ! 388 00:22:53,858 --> 00:22:56,694 (アルガルド)相変わらず読めんなあの人は。 389 00:22:56,695 --> 00:23:00,031 まさか あの方が動くとは思いませんでしたぞ。 390 00:23:00,031 --> 00:23:00,032 このようなことでは 計画が…。 391 00:23:00,032 --> 00:23:02,367 このようなことでは 計画が…。 392 00:23:02,367 --> 00:23:04,369 計画に変更はない。 393 00:23:04,369 --> 00:23:06,538 だが 早めねばなるまい…。 394 00:23:06,538 --> 00:23:10,875 やはり最後に立ちふさがるのはあの人だったな。 395 00:23:10,875 --> 00:23:10,876 いかがなさるおつもりですか? 396 00:23:10,876 --> 00:23:13,878 いかがなさるおつもりですか? 397 00:23:13,878 --> 00:23:17,882 あの人は厄介ではあるが完全無欠ではない。 398 00:23:17,882 --> 00:23:20,385 つけ入る隙は いくらでもある。 399 00:23:20,385 --> 00:23:22,554 では そのように。 400 00:23:22,554 --> 00:23:24,556 失敗は許されませんぞ。 401 00:23:24,556 --> 00:23:27,559 ああ 失敗はできない。