1 00:00:04,236 --> 00:00:07,239 (戦う音) 2 00:00:07,239 --> 00:00:11,235 (走る息遣い) 3 00:00:11,235 --> 00:00:13,403 う… そっちはまずい! 4 00:00:13,403 --> 00:00:15,906 早く 救援を! (アニスフィア)あっ! 5 00:00:15,906 --> 00:00:17,908 ハァハァ…。 6 00:00:17,908 --> 00:00:21,245 ん…。 んっ ぐっ! 7 00:00:21,245 --> 00:00:24,748 ハァハァ…。 8 00:00:24,748 --> 00:00:26,750 ハァ は…。 9 00:00:26,750 --> 00:00:28,950 (魔物のうなり声) 10 00:00:32,756 --> 00:00:35,456 ハァ ハァ… フフッ。 11 00:00:39,763 --> 00:00:41,763 (若手冒険者)な… ぐっ。 (ベテラン冒険者)無駄だ。 12 00:00:43,767 --> 00:00:46,103 やめとけ…。 ぐ…。 13 00:00:46,103 --> 00:00:49,606 だからって ほっとけるかよ! おい! 14 00:00:49,606 --> 00:00:52,776 (若手冒険者)ぬうううおお! んっ? 15 00:00:52,776 --> 00:00:56,446 はああ~! たああ~! 16 00:00:56,446 --> 00:01:00,117 (アニスフィア)ちょ ちょっと! 手ぇ 出さないで! 17 00:01:00,117 --> 00:01:02,117 んぐ… えっ? 18 00:01:04,054 --> 00:01:06,154 んっ! 19 00:01:09,726 --> 00:01:11,726 おらぁ! 20 00:01:15,732 --> 00:01:18,235 私の素材の取り分 奪おうっての!? 21 00:01:18,235 --> 00:01:21,738 うう うぅ…。 フンッ。 あ…。 22 00:01:21,738 --> 00:01:24,408 (戦う声) 23 00:01:24,408 --> 00:01:27,244 え… ええ~。 24 00:01:27,244 --> 00:01:30,080 だから言ったろ? 助けなんて無駄だ。 25 00:01:30,080 --> 00:01:32,416 なんなんすか あの人…。 26 00:01:32,416 --> 00:01:34,416 フッ…。 27 00:01:36,587 --> 00:01:38,755 (ベテラン冒険者)珍しい 魔物があらば 28 00:01:38,755 --> 00:01:42,259 文字どおり 風のように現れる変人。 29 00:01:42,259 --> 00:01:45,262 奇妙な道具を 使いこなして戦うキテレツ。 30 00:01:45,262 --> 00:01:47,931 うわ~。 (ベテラン冒険者)見目だけは麗しい 31 00:01:47,931 --> 00:01:49,931 我が国が誇る 稀代の問題児。 32 00:01:51,935 --> 00:01:54,938 (ベテラン冒険者)そして 隠すこともない髪色で 33 00:01:54,938 --> 00:01:58,775 察せられる身分から こう呼ばれる。 34 00:01:58,775 --> 00:02:01,111 んっ…。 35 00:02:01,111 --> 00:02:05,716 (ベテラン冒険者)狩猟の略奪姫。 「マローダー プリンセス」。 36 00:02:05,716 --> 00:02:07,916 ワハハハ…。 37 00:02:10,887 --> 00:02:12,889 おいっしょっと。 38 00:02:12,889 --> 00:02:15,892 それじゃあ 私が倒した分の素材は 39 00:02:15,892 --> 00:02:18,228 まるっと いただいていくということで。 40 00:02:18,228 --> 00:02:20,731 もちろん。 姫様のおかげで 41 00:02:20,731 --> 00:02:23,567 手間が省けて助かりましたぜ。 42 00:02:23,567 --> 00:02:28,071 全然! 私も素材欲しかったし ウィンウィンだよ~。 43 00:02:28,071 --> 00:02:30,407 あ…。 んっ? 44 00:02:30,407 --> 00:02:34,411 あ… えっと… お互い得して 笑顔ニッコニコ。 45 00:02:34,411 --> 00:02:36,747 イェーイ イェーイみたいな? 46 00:02:36,747 --> 00:02:38,749 なるほど~ そりゃいい。 47 00:02:38,749 --> 00:02:41,585 今後とも お互い得して 笑顔で会いたいもんですな。 48 00:02:41,585 --> 00:02:43,585 うんうん 任せて! 49 00:02:46,256 --> 00:02:49,092 魔法使いは 誰かを笑顔にするために 50 00:02:49,092 --> 00:02:51,094 その魔法を使う…。 51 00:02:51,094 --> 00:02:55,432 それが私の目指す 「魔法使い」 だからね! 52 00:02:55,432 --> 00:02:57,434 (冒険者たち)んっ? おおぅ…。 53 00:02:57,434 --> 00:02:59,434 あ じゃ じゃあ お疲れっした~! 54 00:03:01,438 --> 00:03:03,373 変わった王女様っすね。 55 00:03:03,373 --> 00:03:07,044 なあ? 王族なのに 高位ランクの冒険者。 56 00:03:07,044 --> 00:03:09,713 (ベテラン冒険者)おかしな姫様だろ? 57 00:03:09,713 --> 00:03:14,384 (若手冒険者)それもっすけど… 王族なら魔法使えばいいのに。 58 00:03:14,384 --> 00:03:17,387 なんで あんな変な道具 使ってんすかねぇ。 59 00:03:17,387 --> 00:03:19,387 (ベテラン冒険者)ああ…。 60 00:03:21,391 --> 00:03:23,391 んっ? 61 00:03:26,897 --> 00:03:30,897 あの人は 魔法が使えねえんだよ…。 62 00:03:49,753 --> 00:03:51,755 (鳥のさえずり) 63 00:03:51,755 --> 00:03:54,091 (グランツ)このあとの予定ですが 64 00:03:54,091 --> 00:03:57,594 朝議で上がっていた 税制改革についての稟議を。 65 00:03:57,594 --> 00:03:59,763 (オルファンス)ああ わかっている。 66 00:03:59,763 --> 00:04:01,763 本日中に処理しよう。 67 00:04:03,700 --> 00:04:05,869 (グランツ)アルガルド殿下にも 目をとおしていただいて…。 68 00:04:05,869 --> 00:04:07,871 (オルファンスたち)んっ? (鼻歌) 69 00:04:07,871 --> 00:04:09,873 (鼻歌) 70 00:04:09,873 --> 00:04:12,042 フフフッ…。 ハハッ! 71 00:04:12,042 --> 00:04:14,044 あ アニス…。 72 00:04:14,044 --> 00:04:17,881 あ 父上! アルくん! おつおつ~! 73 00:04:17,881 --> 00:04:20,217 (アルガルド)姉上… チッ…。 74 00:04:20,217 --> 00:04:24,221 ばっかも~ん! 朝っぱらから なんという格好をしておる! 75 00:04:24,221 --> 00:04:26,890 (オルファンス)ぐう! うあ! また素材狩りか! 76 00:04:26,890 --> 00:04:29,059 お前は王女としての 自覚がないのか! 77 00:04:29,059 --> 00:04:31,895 このバカ娘! うあ ご ごめんなさい! やめて! 78 00:04:31,895 --> 00:04:34,564 ぶたないで! しつけと称した 体罰は虐待ですよ! 79 00:04:34,564 --> 00:04:36,566 DVですよ~! 80 00:04:36,566 --> 00:04:38,568 違法 犯罪 責任問題! 81 00:04:38,568 --> 00:04:40,737 辞任 退陣 王国の危機~! 82 00:04:40,737 --> 00:04:43,907 な 何をわけのわからんことを…。 83 00:04:43,907 --> 00:04:46,243 《っしゃあ~ 論破したった~ 今だ!》 84 00:04:46,243 --> 00:04:49,913 うわああ! フフフッ フフ ハハ! アハハ! 85 00:04:49,913 --> 00:04:52,413 あのバカ娘~! 86 00:04:55,585 --> 00:04:57,587 ほう…。 どうした? 87 00:04:57,587 --> 00:04:59,589 (グランツ)グレイウルフの毛皮です。 88 00:04:59,589 --> 00:05:02,192 (重臣A)並の剣では 歯が立たぬと聞きますが 89 00:05:02,192 --> 00:05:04,194 それをこうも鮮やかに…。 90 00:05:04,194 --> 00:05:06,196 (重臣B)王女殿下が お作りになられた 91 00:05:06,196 --> 00:05:08,698 マナ・ブレイドの切れ味は おぞましいな…。 92 00:05:08,698 --> 00:05:11,368 王女殿下の提唱なさる 魔法科学 93 00:05:11,368 --> 00:05:13,370 魔学でしたか…。 94 00:05:13,370 --> 00:05:17,170 いやはや 末恐ろしい。 さすがですな。 はあ…。 95 00:05:19,209 --> 00:05:21,545 (オルファンス)まったく… あのバカ娘ときたら 96 00:05:21,545 --> 00:05:25,215 いつも予想の斜め下の 行動ばかりしでかしおる! 97 00:05:25,215 --> 00:05:28,385 この前も 新しい魔道具の 開発などと 言い出して 98 00:05:28,385 --> 00:05:30,387 離宮を半分焼き払いおったわ! 99 00:05:30,387 --> 00:05:34,391 陛下も宰相閣下も あのキテレツ王女に甘すぎはしまいか。 100 00:05:34,391 --> 00:05:38,061 うむ…。 しかし 王位継承権は 放棄されているのだ。 101 00:05:38,061 --> 00:05:41,398 離宮に ひきこもっている分には 実害もない。 102 00:05:41,398 --> 00:05:44,568 だが 魔学などと 胡乱なものを広げられては 103 00:05:44,568 --> 00:05:46,570 貴族のこけんにかかわるぞ。 104 00:05:46,570 --> 00:05:49,739 とはいえ 魔学には利用価値がある。 105 00:05:49,739 --> 00:05:53,743 あれでもし 魔法を扱う 才能があれば… あるいは…。 106 00:05:53,743 --> 00:05:55,745 (重臣たち)あ…。 (咳払い) 107 00:05:55,745 --> 00:05:58,945 (シャルトルーズ)フン…。 魔法も使えぬ間抜けのうつけが…。 108 00:06:05,522 --> 00:06:07,691 (鳥のさえずり) 109 00:06:07,691 --> 00:06:11,194 (イリア)また随分と やらかしたものですね。 110 00:06:11,194 --> 00:06:14,030 いや~ ちょっと 予想外のことがあってね…。 111 00:06:14,030 --> 00:06:18,368 (イリア)私からすれば 姫様自体が 予想外の塊ですよ。 112 00:06:18,368 --> 00:06:21,204 ひゃっ! 5歳のときでしたか 113 00:06:21,204 --> 00:06:24,040 いきなり 空を飛びたいなどと 言い出して…。 114 00:06:24,040 --> 00:06:26,042 ああ~。 115 00:06:26,042 --> 00:06:30,547 (風の音) 116 00:06:30,547 --> 00:06:33,847 幼アニスフィア:魔法があるなら 空を飛べるのに…。 117 00:06:36,553 --> 00:06:39,055 魔法で… 空を? 118 00:06:39,055 --> 00:06:50,066 ~ 119 00:06:50,066 --> 00:06:52,903 (走る息遣い) 120 00:06:52,903 --> 00:06:55,572 あ…。 ハァハァハァ…。 121 00:06:55,572 --> 00:06:58,408 (イリア)姫様! 廊下を走ってはいけません。 122 00:06:58,408 --> 00:07:00,577 離して! 私 思い出したの! 123 00:07:00,577 --> 00:07:02,512 父上に直訴しないと! 124 00:07:02,512 --> 00:07:05,312 な… 直訴ですか? フフッ。 125 00:07:07,350 --> 00:07:09,350 魔法で空を飛ぶの! 126 00:07:11,354 --> 00:07:13,356 それからというもの 127 00:07:13,356 --> 00:07:17,694 空を飛ぶために 無茶ばかりなさって…。 アハハ…。 128 00:07:17,694 --> 00:07:20,030 そんなことも ありましたな~。 129 00:07:20,030 --> 00:07:22,032 (イリア)いったいこれまで 何本のほうきが 130 00:07:22,032 --> 00:07:24,132 犠牲になったことか…。 131 00:07:29,039 --> 00:07:31,041 うう…。 132 00:07:31,041 --> 00:07:33,710 今日もまた1本 犠牲になりましたね…。 133 00:07:33,710 --> 00:07:35,712 補充しに行かないとな…。 134 00:07:35,712 --> 00:07:37,714 (イリア)ほうきの心配も結構ですが 135 00:07:37,714 --> 00:07:40,884 御身の心配もなさいませ。 ありがと。 136 00:07:40,884 --> 00:07:44,554 私のこと わかってくれるのは イリアだけだよ~。 うぅ…。 137 00:07:44,554 --> 00:07:48,058 ええ 姫様のことなら よくよくわかっておりますよ。 138 00:07:48,058 --> 00:07:51,728 空を飛ぶなどと その手の妄想癖は 139 00:07:51,728 --> 00:07:54,397 思春期には よくあることですものね。 140 00:07:54,397 --> 00:07:57,397 ええ わかります。 わかってないんだよな~。 141 00:07:59,569 --> 00:08:01,571 この後はどうなされます? 142 00:08:01,571 --> 00:08:04,674 お出かけになられるなら 御髪も整えますが。 143 00:08:04,674 --> 00:08:07,677 うん お願い。 ティルティんとこ行ってくるから。 144 00:08:07,677 --> 00:08:09,679 診察ですか? 145 00:08:09,679 --> 00:08:12,015 うにゃ 今日は薬の相談! 146 00:08:12,015 --> 00:08:14,115 ああ 例の…。 147 00:08:16,186 --> 00:08:18,188 (ティルティ)ふ~ん…。 148 00:08:18,188 --> 00:08:20,523 またえらく ごつい魔石 持ってきたわね…。 149 00:08:20,523 --> 00:08:22,859 ニヒヒヒ~。 でしょでしょ~! (ティルティ)う…。 150 00:08:22,859 --> 00:08:25,695 これなら今までより 効果ある薬 作れそうじゃない? 151 00:08:25,695 --> 00:08:28,095 まあ… 試してみましょうか。 152 00:08:30,700 --> 00:08:33,536 (ティルティ)この薬 実戦でも 使ってるらしいけど 153 00:08:33,536 --> 00:08:35,538 副作用は平気? 154 00:08:35,538 --> 00:08:38,541 平気 平気~。 ちょっと気分がハイになって 155 00:08:38,541 --> 00:08:40,543 ちょ~っと依存性があるくらい? 156 00:08:40,543 --> 00:08:42,545 (ティルティ)ちょっとが ヤバすぎて笑う。 157 00:08:42,545 --> 00:08:46,049 こんなのに手を出してまで 魔法を使いたいなんて 158 00:08:46,049 --> 00:08:48,718 アンタ やっぱ頭おかしいわ。 159 00:08:48,718 --> 00:08:51,118 これしか方法がないんだよね。 160 00:08:53,056 --> 00:08:55,725 私は生まれつき 魔法が使えないから…。 161 00:08:55,725 --> 00:08:58,625 んっ ん…。 162 00:09:00,730 --> 00:09:04,501 王族のくせにね 困ってしまいますよ~。 163 00:09:04,501 --> 00:09:08,838 別にいいでしょ。 魔法なんて そんな大したもんでもないし。 164 00:09:08,838 --> 00:09:10,840 むっ そんなことない! 165 00:09:10,840 --> 00:09:15,178 魔法はステキ 魔法は最高! 魔法はロマーン! 166 00:09:15,178 --> 00:09:18,014 でた ロマン。 それあれでしょ 167 00:09:18,014 --> 00:09:21,184 「空飛ぶ~」とか言ってた カスみたいな妄言。 168 00:09:21,184 --> 00:09:23,186 そうそう それそれ! 169 00:09:23,186 --> 00:09:26,356 ハハッ。 は? 妄言? はあ? 170 00:09:26,356 --> 00:09:28,692 アンタの呪い収集とかいう 陰キャ趣味のほうが 171 00:09:28,692 --> 00:09:30,694 よっぽど カスなんだが~? 172 00:09:30,694 --> 00:09:32,862 私の場合は趣味だもの。 173 00:09:32,862 --> 00:09:34,862 誰かのために なんて思ってないし。 174 00:09:36,866 --> 00:09:42,706 けど アニス様の研究は 誰かの笑顔のため なんでしょ? 175 00:09:42,706 --> 00:09:45,208 お おお… そうだが…。 176 00:09:45,208 --> 00:09:47,711 なに急に やだ照れるじゃん…。 177 00:09:47,711 --> 00:09:51,047 まっ それも カスみたいな妄言だと思うけど。 178 00:09:51,047 --> 00:09:54,217 おお~? で 飛べるようになったの? 179 00:09:54,217 --> 00:09:58,388 いや~ まだ 低空飛行しかできなくてさ~。 180 00:09:58,388 --> 00:10:02,058 でも出力上げれば もっと高く 飛べると思うんだよね~! 181 00:10:02,058 --> 00:10:04,060 精霊石を さらにぶっこんで~。 182 00:10:04,060 --> 00:10:06,896 ただそれだと 安全対策がね~。 フッ…。 183 00:10:06,896 --> 00:10:10,066 魔法で空を飛ぼうなんて 無駄に危ないこと 184 00:10:10,066 --> 00:10:12,235 どうして思いつくのかしら。 185 00:10:12,235 --> 00:10:14,904 えっ? 普通に飛んでみたくならない? 186 00:10:14,904 --> 00:10:18,241 ホント なにからなにまで 異端のお姫様ね。 187 00:10:18,241 --> 00:10:21,244 こんなのが王女とか ヤバいでしょ この国。 188 00:10:21,244 --> 00:10:24,414 はあ~? 暴走して 侯爵家潰しかけた令嬢に 189 00:10:24,414 --> 00:10:27,417 言われたくないんだが~? おお? 190 00:10:27,417 --> 00:10:31,087 ていうか うちはいいの! うちにはアルくんがいるから セーフ! 191 00:10:31,087 --> 00:10:33,089 王家的には オーケーです! 192 00:10:33,089 --> 00:10:35,925 おお 弟くん 結婚するんだっけ? 193 00:10:35,925 --> 00:10:40,430 どうなの? お相手の マゼンタ公爵家の天才令嬢は。 194 00:10:40,430 --> 00:10:43,933 顔がいい。 ほかにないわけ? 195 00:10:43,933 --> 00:10:46,936 う~ん… ちゃんと話したことないから~。 196 00:10:46,936 --> 00:10:51,107 ふ~ん 王家と公爵家って 付き合い長かった気がするけど。 197 00:10:51,107 --> 00:10:53,109 面識なかったの? 198 00:10:53,109 --> 00:10:57,280 いや~ なにぶん 小さい頃のことなもんで…。 199 00:10:57,280 --> 00:11:01,451 ~ 200 00:11:01,451 --> 00:11:04,220 わあ…。 はっ。 201 00:11:04,220 --> 00:11:11,060 ~ 202 00:11:11,060 --> 00:11:13,062 わあ… 203 00:11:13,062 --> 00:11:19,235 ~ 204 00:11:19,235 --> 00:11:21,237 覚えてないかも…。 205 00:11:21,237 --> 00:11:27,744 ~ 206 00:11:27,744 --> 00:11:29,744 (ユフィリア)フッ…。 207 00:11:38,421 --> 00:11:42,759 (ざわめき) 208 00:11:42,759 --> 00:11:45,094 (ユフィリアたち)んっ? (扉が開く音) 209 00:11:45,094 --> 00:11:48,431 そうか 城下では ハーブティーが流行っているのか。 210 00:11:48,431 --> 00:11:51,935 (レイニ)はい。 自分で摘んだものを 淹れるんです。 211 00:11:51,935 --> 00:11:55,104 (アルガルド)へえ… ぜひ一緒に飲みたいな。 212 00:11:55,104 --> 00:11:58,274 (レイニ)へっ!? そんな! ホント たいしたものじゃないので。 213 00:11:58,274 --> 00:12:01,778 (令嬢A)レイニ嬢 またアルガルド殿下とご一緒ですのね。 214 00:12:01,778 --> 00:12:04,881 (令嬢B)あの方 平民出身なのでしょう。 215 00:12:04,881 --> 00:12:09,385 ええ お父様が功績を上げられて 男爵位を受けたとか。 216 00:12:09,385 --> 00:12:11,888 (令嬢B)それは結構ですわね。 217 00:12:11,888 --> 00:12:14,891 (令嬢A)でも 殿下のような 高い身分の方たちばかりと 218 00:12:14,891 --> 00:12:17,060 ご一緒するのは…。 ええ…。 219 00:12:17,060 --> 00:12:19,562 それに殿下は ご婚約してらっしゃるし…。 220 00:12:19,562 --> 00:12:22,232 もうすぐ卒業だというのに…。 221 00:12:22,232 --> 00:12:24,400 殿下は シアン男爵令嬢を 222 00:12:24,400 --> 00:12:26,402 気遣ってらっしゃるだけでしょう。 223 00:12:26,402 --> 00:12:28,738 ご学友を気にかけるお心は 224 00:12:28,738 --> 00:12:32,075 王族として 大変ご立派だと思いますよ。 225 00:12:32,075 --> 00:12:34,077 (令嬢A)そ そうですわよね~。 226 00:12:34,077 --> 00:12:36,079 (令嬢B)ユフィリア様が そうおっしゃるなら 227 00:12:36,079 --> 00:12:38,079 もう ホントそれですわ~。 228 00:12:49,092 --> 00:12:52,595 あ…。 (足音) 229 00:12:52,595 --> 00:12:55,598 はあ… まだいたのか。 230 00:12:55,598 --> 00:12:57,598 お待ちしておりました。 231 00:13:00,103 --> 00:13:02,205 ご苦労なことだな。 232 00:13:02,205 --> 00:13:05,375 どうせ政略結婚だと 誰もが知っているというのに。 233 00:13:05,375 --> 00:13:08,044 こんな茶会に何の意味がある? 234 00:13:08,044 --> 00:13:12,048 政略結婚だからこそ こうした形式は必要です。 235 00:13:12,048 --> 00:13:14,384 互いに信頼関係を築き 236 00:13:14,384 --> 00:13:17,553 またその様を 周知しなければなりません。 237 00:13:17,553 --> 00:13:19,889 次代の国を担う私たちには…。 238 00:13:19,889 --> 00:13:23,893 相変わらず 嫌味なくらいに完璧だな 貴様は。 239 00:13:23,893 --> 00:13:26,562 私は ただ貴族としての役割を…。 240 00:13:26,562 --> 00:13:29,065 ハッ 貴族か… くだらん。 241 00:13:29,065 --> 00:13:33,403 殿下 王城でそのような振る舞いは お控えください。 242 00:13:33,403 --> 00:13:36,739 いえ 王城に限らず 学院でもですが。 243 00:13:36,739 --> 00:13:40,739 学院? 何が言いたい。 ん…。 244 00:13:42,912 --> 00:13:45,415 シアン男爵令嬢には お伝えしましたが。 245 00:13:45,415 --> 00:13:48,615 殿下にも 重々ご留意いただきたく。 246 00:13:52,922 --> 00:13:55,925 私とアルガルド様は 婚約の身です。 247 00:13:55,925 --> 00:13:58,428 いらぬ風聞を立てられぬよう 248 00:13:58,428 --> 00:14:00,763 懇意にされる方は 選ぶべきかと。 249 00:14:00,763 --> 00:14:02,699 (アルガルド)ハハハ…。 250 00:14:02,699 --> 00:14:06,869 私たちに何かを選ぶ権利など ありはしないがな。 251 00:14:06,869 --> 00:14:10,873 まあ 貴重なご意見だ。 ありがたく聞こう。 252 00:14:10,873 --> 00:14:14,210 私にふさわしい相手を 選ばせてもらうさ。 253 00:14:14,210 --> 00:14:17,046 どういう意味でしょう。 254 00:14:17,046 --> 00:14:19,716 わざわざ 説明する必要があるのか? 255 00:14:19,716 --> 00:14:23,052 誰よりも貴族らしい 天才公爵令嬢なら 256 00:14:23,052 --> 00:14:26,052 当てこすりの会話は お手のものだろう? ん…。 257 00:14:30,059 --> 00:14:32,859 はあ… もういいか。 258 00:14:38,568 --> 00:14:41,070 お互い 無駄な時間を過ごしたな。 259 00:14:41,070 --> 00:14:43,072 ん…。 260 00:14:43,072 --> 00:14:53,416 ~ 261 00:14:53,416 --> 00:14:56,252 やっぱり王城のほうきは 最高やな~! 262 00:14:56,252 --> 00:14:58,254 見てこれ 最高では~? 263 00:14:58,254 --> 00:15:01,257 (イリア)ホント 姫様は ほうきがお好きですね。 264 00:15:01,257 --> 00:15:03,192 まあね~ ほうき大好き~! 265 00:15:03,192 --> 00:15:06,195 好きすぎて 王位継承権も放棄したまである。 266 00:15:06,195 --> 00:15:09,532 あ…。 (イリア)まったく 笑えないやつなんですが それは。 267 00:15:09,532 --> 00:15:11,534 (アニスフィア/イリア)あ…。 あ アルくん! 268 00:15:11,534 --> 00:15:14,037 いや これは違うの 泥棒とかじゃなくて 269 00:15:14,037 --> 00:15:17,037 ちょっと 掃除をね~。 あ…。 270 00:15:19,208 --> 00:15:22,108 う~ん… 反抗期…。 271 00:15:25,548 --> 00:15:28,551 天気よし! 風速よし! 272 00:15:28,551 --> 00:15:32,889 整備よし! 安全確認~ よし! 273 00:15:32,889 --> 00:15:35,725 絶好の実験日和! (扉が開く音) 274 00:15:35,725 --> 00:15:39,395 お待ちください。 んっ? 今夜は冷えるので。 275 00:15:39,395 --> 00:15:41,895 おお~ さすがイリア! ありがと! 276 00:15:43,900 --> 00:15:47,403 (イリア)いいですか? 高度と速度を出してはダメですよ。 277 00:15:47,403 --> 00:15:50,406 異常が出たらすぐに…。 も~ わかってるよ。 278 00:15:50,406 --> 00:15:52,742 心配しすぎ! はあ…。 279 00:15:52,742 --> 00:15:55,578 (イリア)心配するのも 当然です。 280 00:15:55,578 --> 00:15:57,914 姫様に 万が一があっては ならないですし 281 00:15:57,914 --> 00:16:01,250 なにより姫様は 魔法が使えないのですから 282 00:16:01,250 --> 00:16:03,519 空中で何かあったとき どうにもならないの…。 283 00:16:03,519 --> 00:16:06,189 それじゃあ 温かい紅茶用意して待っててね! 284 00:16:06,189 --> 00:16:09,192 あ… う…。 285 00:16:09,192 --> 00:16:11,527 フフッ。 286 00:16:11,527 --> 00:16:15,027 かしこまりました 姫様。 287 00:16:18,201 --> 00:16:21,601 本当に飛んでる…。 前世の夢がかなったんだ! 288 00:16:24,040 --> 00:16:26,542 んっ? 289 00:16:26,542 --> 00:16:28,878 ん~。 うおおおお~! 290 00:16:28,878 --> 00:16:31,878 おお おおおお~! 291 00:16:34,050 --> 00:16:36,719 無事 卒業が決まって よかったよ~。 292 00:16:36,719 --> 00:16:41,390 ホントにな~ 単位足りなくて 危うく留年するところだった。 293 00:16:41,390 --> 00:16:45,394 卒業後は…。 学院での夜会もこれが最後だね。 294 00:16:45,394 --> 00:16:48,194 そうですわね。 もう卒業ですもの…。 295 00:16:50,733 --> 00:16:54,904 ウワサは本当でしたのね。 ああ… 性格がキツいせいで…。 296 00:16:54,904 --> 00:16:56,904 (ざわめき) 297 00:17:04,347 --> 00:17:07,183 はあ…。 298 00:17:07,183 --> 00:17:10,520 (ざわめき) 299 00:17:10,520 --> 00:17:12,620 んっ? ん~? (生徒たち)あっ…。 300 00:17:15,358 --> 00:17:17,558 ん…。 301 00:17:21,697 --> 00:17:26,035 マゼンタ公爵令嬢 一人か? 殿下はどうなさったのかしら…。 302 00:17:26,035 --> 00:17:30,206 え 殿下… おいおい まさか…。 ん…。 303 00:17:30,206 --> 00:17:32,406 まあ エスコートのお相手が! 304 00:17:34,377 --> 00:17:36,377 は…。 305 00:17:46,389 --> 00:17:48,558 皆 卒業おめでとう。 306 00:17:48,558 --> 00:17:52,562 ともにこの夜会を 迎えられたこと うれしく思う。 307 00:17:52,562 --> 00:17:55,064 晴れの門出を祝う 良き日ではあるが 308 00:17:55,064 --> 00:17:57,664 皆に伝えねばならないことがある。 309 00:18:01,070 --> 00:18:03,005 この場をもって宣言する。 310 00:18:03,005 --> 00:18:06,805 私は ユフィリア・マゼンタとの婚約を 破棄すると! 311 00:18:08,844 --> 00:18:11,180 殿下が婚約破棄を宣言だと? 312 00:18:11,180 --> 00:18:13,180 ユフィリア様が なぜ? 313 00:18:16,686 --> 00:18:21,023 アルガルド様 なぜ婚約の破棄を? 314 00:18:21,023 --> 00:18:23,693 貴様は 我が婚約者にふさわしくない。 315 00:18:23,693 --> 00:18:26,529 そう判断した…。 は…。 316 00:18:26,529 --> 00:18:30,866 貴様が レイニへ行った非道の数々 よもや言い逃れはすまい! 317 00:18:30,866 --> 00:18:32,868 は…。 (ざわめき) 318 00:18:32,868 --> 00:18:35,705 レイニ嬢への苦言のことを おっしゃっているのであれば 319 00:18:35,705 --> 00:18:38,605 そこに彼女を害そうとする 意思などございません! 320 00:18:40,543 --> 00:18:42,878 この話は陛下には了承を? 321 00:18:42,878 --> 00:18:46,382 父上には あとで承諾をいただく。 322 00:18:46,382 --> 00:18:50,052 親が定めた婚約を あなたの一存で解消など! 323 00:18:50,052 --> 00:18:53,556 誰に はばかることがある! 時代は変わるのだ! 324 00:18:53,556 --> 00:18:56,225 私は私の意思で 己の道を定める! 325 00:18:56,225 --> 00:18:59,562 それは守るべき 節度があってこその話です! 326 00:18:59,562 --> 00:19:01,564 お考え直しくださいませ! 327 00:19:01,564 --> 00:19:04,166 よもやそこまで 盲目になられましたか? 328 00:19:04,166 --> 00:19:07,003 言うに事欠いて 盲目だと? 329 00:19:07,003 --> 00:19:09,338 盲目は貴様だと知れ ユフィリア! 330 00:19:09,338 --> 00:19:12,675 王妃の地位欲しさに 目を覆う所業を繰り返す貴様に 331 00:19:12,675 --> 00:19:14,677 その資格などない! 332 00:19:14,677 --> 00:19:16,679 (アルガルド)レイニに対する 過度ないじめ! 333 00:19:16,679 --> 00:19:20,349 盗難や損害! さらには暗殺の企て! 334 00:19:20,349 --> 00:19:23,686 そのすべてを貴様が 裏で糸を引いていることは 335 00:19:23,686 --> 00:19:25,688 調べがついているのだ! 336 00:19:25,688 --> 00:19:29,525 ですから… 心当たりなど…。 (モーリッツ)証言します! 337 00:19:29,525 --> 00:19:32,194 (モーリッツ)レイニ嬢に対する 彼女の悪行の数々は 338 00:19:32,194 --> 00:19:34,196 我らが目にしました。 339 00:19:34,196 --> 00:19:36,365 (ナヴル)レイニは たしかに平民上がりだが 340 00:19:36,365 --> 00:19:38,701 その叱責は度が過ぎている。 341 00:19:38,701 --> 00:19:40,703 (サラン)自分の手は汚さず 342 00:19:40,703 --> 00:19:43,703 取り巻きのご令嬢に 嫌がらせを強要したとか。 343 00:19:45,708 --> 00:19:49,408 《いったい なにが… 起きて…》 344 00:19:51,714 --> 00:19:53,914 は… はっ。 345 00:19:55,885 --> 00:19:58,554 《私は 責務のために…。 346 00:19:58,554 --> 00:20:01,057 皆の規範になろうと…。 347 00:20:01,057 --> 00:20:04,393 次期王妃として 公爵令嬢として 348 00:20:04,393 --> 00:20:07,897 強く 正しくあろうと…》 349 00:20:07,897 --> 00:20:10,399 (アルガルド)残念だ ユフィリア。 350 00:20:10,399 --> 00:20:13,399 今までの行いを悔い レイニへ 謝罪せよ。 351 00:20:15,738 --> 00:20:17,738 わた しは…。 352 00:20:19,742 --> 00:20:21,742 は… あっ…。 353 00:20:23,746 --> 00:20:26,248 あ…。 354 00:20:26,248 --> 00:20:34,590 ~ 355 00:20:34,590 --> 00:20:37,390 ああ あああ~! 356 00:20:45,434 --> 00:20:47,436 うああ~ ぐふっ! 357 00:20:47,436 --> 00:20:49,636 ああ。 うへ…。 うお…。 358 00:20:51,607 --> 00:20:56,112 はっ…。 あ…。 いったた… 制御 失敗したぁ…。 359 00:20:56,112 --> 00:20:58,114 (アルガルドたち)ああ! (アルガルド)あなたは! 360 00:20:58,114 --> 00:21:01,951 ん… ああ アルくん! やっぴ~! 361 00:21:01,951 --> 00:21:04,387 姉上…。 362 00:21:04,387 --> 00:21:09,058 ええと これは… まずい状況かも? 363 00:21:09,058 --> 00:21:12,228 ん…。 は…。 364 00:21:12,228 --> 00:21:15,064 ちょっとアルくん! ユフィリア嬢がいるのに 365 00:21:15,064 --> 00:21:18,401 なんで別の女性を侍らせてるの? あなたには関係ない! 366 00:21:18,401 --> 00:21:20,403 いや… そんな怒らなくても! 367 00:21:20,403 --> 00:21:23,406 めっちゃ怒るじゃん こっわ 何この子…。 368 00:21:23,406 --> 00:21:25,574 んっ ユフィリア嬢。 369 00:21:25,574 --> 00:21:27,576 ええと これ どういうこと? 370 00:21:27,576 --> 00:21:30,246 あの人 愛人候補か何か~? 371 00:21:30,246 --> 00:21:35,418 えぇ… あ…。 372 00:21:35,418 --> 00:21:37,420 んふ~。 373 00:21:37,420 --> 00:21:39,755 んん~? 374 00:21:39,755 --> 00:21:43,155 もしかして 婚約破棄とか されちゃった感じ? 375 00:21:45,094 --> 00:21:48,597 うっわ~ マジか そんなのホントにあるんだ~。 376 00:21:48,597 --> 00:21:51,100 は… んっ。 377 00:21:51,100 --> 00:21:53,100 んん…。 378 00:21:55,104 --> 00:21:57,106 よし 決めた! 379 00:21:57,106 --> 00:21:59,206 あ…。 (歩み寄る足音) 380 00:22:05,548 --> 00:22:07,848 私が さらってあげる! 381 00:22:11,720 --> 00:22:13,720 あ…。 382 00:22:18,727 --> 00:22:22,398 はっ。 さあ行こう すぐ行こう! 383 00:22:22,398 --> 00:22:24,900 は…。 わっ! 384 00:22:24,900 --> 00:22:26,902 わああ! よいっしょ っと…。 385 00:22:26,902 --> 00:22:28,902 あの ちょっ 降ろしてください~! 386 00:22:30,906 --> 00:22:33,409 というわけでアルくん。 この話は 387 00:22:33,409 --> 00:22:35,411 私が持ち帰らせて もらうから。 388 00:22:35,411 --> 00:22:38,111 な 待て! フヒッ! 389 00:22:40,416 --> 00:22:42,416 ぐう… うっ! 390 00:22:46,088 --> 00:22:48,090 姉上…。 391 00:22:48,090 --> 00:22:50,890 きゃあああ~! 392 00:22:54,597 --> 00:22:56,765 と 飛んで…。 393 00:22:56,765 --> 00:22:59,965 空の旅へようこそ ユフィリア嬢! うわああ! 394 00:23:01,937 --> 00:23:03,873 <リュミエル:これより語られるのは 395 00:23:03,873 --> 00:23:07,376 ある王国の 2人の少女のお話。 396 00:23:07,376 --> 00:23:09,879 誰よりも 魔法を愛しながら 397 00:23:09,879 --> 00:23:13,382 魔法に愛されなかった王女の物語。 398 00:23:13,382 --> 00:23:15,885 およそ すべてを 持って生まれながら 399 00:23:15,885 --> 00:23:19,388 なに一つ持っていなかった 令嬢の物語。 400 00:23:19,388 --> 00:23:22,725 二人の革命の物語。 401 00:23:22,725 --> 00:23:27,229 これは そんな物語の始まり> 402 00:23:27,229 --> 00:23:29,899 あの どちらに向かわれて…。 403 00:23:29,899 --> 00:23:33,068 父上と グランツ公のところ! どうして? 404 00:23:33,068 --> 00:23:37,072 私は略奪姫 だからね! は? 405 00:23:37,072 --> 00:23:40,242 私に ユフィリア嬢をくださいって お願いするの~! 406 00:23:40,242 --> 00:23:43,942 えっ? ええええ~!?