1 00:01:46,106 --> 00:01:48,075 (タオたち)ハァ ハァ ハァ…。 2 00:01:51,078 --> 00:01:54,281 (シルファ)今 何をされたか わかった者は? 3 00:01:54,281 --> 00:01:59,119 (タオ)全員仲よくすっ転んだ? はっ 冗談キツいある。 4 00:01:59,119 --> 00:02:01,121 (レン)あっ。 5 00:02:01,121 --> 00:02:06,593 まさか この技は… でも…。 6 00:02:06,593 --> 00:02:08,595 このっ! 7 00:02:08,595 --> 00:02:10,697 (ロイド)何か飛ばした。 (ジリエル/グリモ)えっ? 8 00:02:12,766 --> 00:02:15,736 《また… なんで私 座って…》 9 00:02:18,739 --> 00:02:21,908 これは その… ちょっと足が…。 10 00:02:21,908 --> 00:02:26,279 フゥー。 私は腕が 先ほどから誤作動します。 11 00:02:26,279 --> 00:02:31,351 何されてるか わからない。 いちばんヤバいパターンね。 12 00:02:31,351 --> 00:02:35,722 そんな この能力… でも ありえない! 13 00:02:45,265 --> 00:02:47,234 (タオたち)フッ! 14 00:02:50,937 --> 00:02:53,240 不意打ち3連打も よけるあるか! 15 00:02:53,240 --> 00:02:55,609 これは少しへこみますね。 16 00:02:55,609 --> 00:02:58,278 脊髄で随時反射! えっ? 17 00:02:58,278 --> 00:03:02,249 見ろ おもしろいぞ。 18 00:03:02,249 --> 00:03:06,420 (グリモ)うわっ なんか…。 (ジリエル)極細の… 骨? 19 00:03:06,420 --> 00:03:09,589 脊髄だな… さっき飛ばされた。 20 00:03:09,589 --> 00:03:14,094 もう間違いない この人は…。 21 00:03:14,094 --> 00:03:17,097 反射のノロワレ? (ジェイド)うん。 22 00:03:17,097 --> 00:03:20,133 とある小国で生まれたノロワレで➨ 23 00:03:20,133 --> 00:03:23,437 体中から 魔力で生成した脊髄の糸が➨ 24 00:03:23,437 --> 00:03:26,440 無尽蔵にあふれ出すそうだ。 25 00:03:26,440 --> 00:03:30,110 その脊髄の糸を 他人の四肢に差し込むと➨ 26 00:03:30,110 --> 00:03:36,983 運動神経に介入し 脳からの命令を 書き換えることができるとか。 27 00:03:36,983 --> 00:03:40,087 更に皮膚付近にはわせた 無数の脊髄は➨ 28 00:03:40,087 --> 00:03:44,257 術式で回避と反撃の命令が 刻まれているらしく…。 29 00:03:44,257 --> 00:03:47,160 考えるより早く反射する。 30 00:03:47,160 --> 00:03:50,931 彼は その国の内乱を鎮めるため➨ 31 00:03:50,931 --> 00:03:55,102 戦場に投下された… 生物兵器として。 32 00:03:55,102 --> 00:03:58,438 ノロワレを… 兵器に? 33 00:03:58,438 --> 00:04:03,009 僕たち同様 能力を制御できない彼だったが➨ 34 00:04:03,009 --> 00:04:05,579 とてつもない戦果をあげた。 35 00:04:05,579 --> 00:04:11,118 敵も味方もなく 触れる者すべてを 心臓を射抜かれ➨ 36 00:04:11,118 --> 00:04:15,756 死してなお 彼は脊髄反射で殺し続けた。 37 00:04:15,756 --> 00:04:19,926 そして 誰も触れられぬ 死者となった彼は➨ 38 00:04:19,926 --> 00:04:23,597 海岸ごと爆破され 海に流されたらしい。 39 00:04:23,597 --> 00:04:27,267 打ち寄せる無限の波に 反射し続けて➨ 40 00:04:27,267 --> 00:04:31,605 やがて見えなくなったそうだ。 41 00:04:31,605 --> 00:04:36,143 本当ある。 よく見ると 細い糸がくっついてるある! 42 00:04:36,143 --> 00:04:39,412 でも変です。 あいつは 死んで海に消えたはずです。 43 00:04:39,412 --> 00:04:41,448 しかし あなたの話では➨ 44 00:04:41,448 --> 00:04:45,585 その死体は死してなお 動き続けたのでしょう? 45 00:04:45,585 --> 00:04:48,255 それは 機械的な反射運動だけです! 46 00:04:48,255 --> 00:04:50,257 こんな 知的な動き…。 47 00:04:50,257 --> 00:04:54,427 《ありえないな… 流れ着いた遺体がグール化した? 48 00:04:54,427 --> 00:04:58,098 グールに生前の知性が残るなんて 聞いたことないぞ》 49 00:04:58,098 --> 00:05:02,269 (タオ)考えてる暇ないある! 来るあるよ! 50 00:05:02,269 --> 00:05:05,772 タネさえわかれば 糸の1本や2本! 51 00:05:05,772 --> 00:05:08,175 よけ…。 52 00:05:08,175 --> 00:05:11,178 《これは…》 《多すぎるある》 53 00:05:17,117 --> 00:05:19,085 (雷鳴) 54 00:05:19,085 --> 00:05:22,122 (イーシャ)何をしてるのですか…。 55 00:05:22,122 --> 00:05:24,090 あなた! 56 00:05:24,090 --> 00:05:29,429 あるじ様 俺はどうせ憑依するなら かわいい子がいいな。 57 00:05:29,429 --> 00:05:33,099 かまいませんよ。 じゃあ こっちはゴミですね。 58 00:05:33,099 --> 00:05:36,269 神父様! あっ! 59 00:05:36,269 --> 00:05:39,439 どうぞ好きに使ってください。 60 00:05:39,439 --> 00:05:44,344 その女の歌には いつも 吐き気を催していましたから。 61 00:05:44,344 --> 00:05:46,346 キャー! 62 00:05:46,346 --> 00:05:48,348 へっ? 63 00:05:53,620 --> 00:05:58,124 (バビロン)どうした神父様。 また迷子か? 64 00:05:58,124 --> 00:06:01,161 (バビロン)ご案内は必要か? 65 00:06:01,161 --> 00:06:05,131 君に私は導けません。 66 00:06:07,968 --> 00:06:14,174 (雷鳴) 67 00:06:17,611 --> 00:06:21,114 (ジリエル)何 見てんじゃ この落ち武者が! やってやらぁ! 68 00:06:21,114 --> 00:06:23,116 (グリモ)落ち着けジリエル。 69 00:06:26,453 --> 00:06:31,124 よ~く わかったある。 はい だいたいわかりました。 70 00:06:37,130 --> 00:06:47,107 ♬~ 71 00:06:47,107 --> 00:06:50,477 全員抜けたぞ 脊髄網! 72 00:06:50,477 --> 00:06:52,646 えっ!? 全部止めやがった! 73 00:06:52,646 --> 00:06:56,616 (ジリエル)あの骨 脊髄反射で防御している! 74 00:07:01,121 --> 00:07:06,660 見事な白刃取りです。 しかし 反応できる神経は無限でも➨ 75 00:07:06,660 --> 00:07:11,197 防ぐパーツは限られている。 封じましたよ 両手。 76 00:07:11,197 --> 00:07:14,134 《絡み毒蝶》 77 00:07:14,134 --> 00:07:18,605 レンたん! グールに毒は たいして効果が…。 いや…。 78 00:07:22,108 --> 00:07:24,144 効いた!? 79 00:07:24,144 --> 00:07:27,280 神経毒だ。 おそらく あいつの脊髄糸は➨ 80 00:07:27,280 --> 00:07:29,950 自身の運動神経と直結してる。 81 00:07:29,950 --> 00:07:33,353 命令信号を発信するやつ自身が マヒすれば➨ 82 00:07:33,353 --> 00:07:37,123 魔力で造った脊髄糸も 同様にマヒするはずだ。 83 00:07:37,123 --> 00:07:39,125 てぇい! 84 00:07:39,125 --> 00:07:41,628 脊髄反射もしなくなったあるね! 85 00:07:41,628 --> 00:07:45,098 マヒがいつまで続くか 見当もつきません! 86 00:07:45,098 --> 00:07:47,133 速攻で やっつけてください! 87 00:07:47,133 --> 00:07:49,102 任せろある! 88 00:07:49,102 --> 00:07:51,971 ハーッ! 89 00:07:51,971 --> 00:07:54,808 あっ。 90 00:07:54,808 --> 00:07:59,312 《脊髄を硬化させて 糸鋸みたいにも使えるあるか》 91 00:08:02,115 --> 00:08:05,118 《これなら 適当にぶちまけるだけでも➨ 92 00:08:05,118 --> 00:08:07,153 十分殺傷能力あるね。 93 00:08:07,153 --> 00:08:11,157 マヒが解けるまでの 時間稼ぎあるか》 94 00:08:13,126 --> 00:08:15,795 フン 百花拳! 95 00:08:15,795 --> 00:08:18,698 車輪連崩! 96 00:08:18,698 --> 00:08:21,601 しゃあない! 97 00:08:21,601 --> 00:08:26,106 おいしいとこ やるあるよ! 98 00:08:26,106 --> 00:08:29,109 (シルファ)承りましょう。 99 00:08:29,109 --> 00:08:35,615 哀れな不死者よ… 今生の名残 一片も残さず。 100 00:08:35,615 --> 00:08:38,118 おゆきなさい。 101 00:08:38,118 --> 00:08:41,287 《ラングリス流双剣術。 102 00:08:41,287 --> 00:08:44,157 獅子咆哮!》 103 00:08:49,596 --> 00:08:51,598 (ジリエル/グリモ)よっし! 104 00:08:51,598 --> 00:08:53,600 フー。 ハァ ハァ ハァ…。 105 00:08:53,600 --> 00:08:57,270 ざまあみろね。 ハァ ハァ ハァ…。 106 00:08:57,270 --> 00:09:01,641 (レン)やった! やりましたね タオさん! シルファさん! 107 00:09:01,641 --> 00:09:06,413 いえ… 直前で脊髄反射が復活しました。 108 00:09:06,413 --> 00:09:08,448 おそらく受け身を取られましたね。 109 00:09:08,448 --> 00:09:12,919 おまけに 私の剣はプルプルしてますし。 110 00:09:12,919 --> 00:09:16,356 わ~! お前 そんな剣で戦ってたあるか? 111 00:09:16,356 --> 00:09:21,428 たしか… ノロワレは 能力を制御できないはずですが。 112 00:09:21,428 --> 00:09:26,766 あれはどう見ても 自分の意志で操っていました。 113 00:09:26,766 --> 00:09:31,104 この案件 想像以上に闇が深そうです。 114 00:09:31,104 --> 00:09:33,640 野放しにはできませんね。 115 00:09:33,640 --> 00:09:39,446 《シビル:さすがにあのレベルの冒険者が 3人がかりだと苦戦するか。 116 00:09:39,446 --> 00:09:42,115 ククク》 117 00:09:44,117 --> 00:09:48,588 《あるじ様は まだ教会か 血が騒ぐ。 118 00:09:48,588 --> 00:09:53,259 俺も地上で遊ぶか。 119 00:09:53,259 --> 00:09:57,130 あるじ様の待つ そのときは近い。 120 00:09:57,130 --> 00:10:01,167 冒険者諸君 楽しみはお預けだ。 121 00:10:01,167 --> 00:10:04,637 来たるべきその日に また会おう》 122 00:10:04,637 --> 00:10:06,606 (指を鳴らす音) 123 00:10:17,450 --> 00:10:19,953 (シロ)クゥーン。 124 00:10:22,121 --> 00:10:29,129 ハァ ハァ ハァ…。 125 00:10:35,101 --> 00:10:38,438 ハァ ハァ ハァ…。 126 00:10:38,438 --> 00:10:43,009 《俺の人生を言い表すなら そう… クソだ。 127 00:10:43,009 --> 00:10:47,680 虐げられて 誰に 求められることもなく終わった》 128 00:10:49,582 --> 00:10:52,919 《そんな俺だから きっと レイスになったのだろう。 129 00:10:52,919 --> 00:10:57,423 霊体は生者に憑依し 操ることができた… とはいえ➨ 130 00:10:57,423 --> 00:11:01,594 俺は精神が弱っている者にしか 憑依できなかった。 131 00:11:01,594 --> 00:11:05,498 そんな肉体では 復しゅうができない。 132 00:11:05,498 --> 00:11:09,502 だが 強い肉体の精神は やはり強いのだ。 133 00:11:09,502 --> 00:11:14,674 そんなとき 俺は あるじ様に出会った》 134 00:11:14,674 --> 00:11:19,412 《この肉体は 先日 私が修復した掘り出し物でね》 135 00:11:19,412 --> 00:11:23,416 《しかばねでありながら とても強力な力を宿した➨ 136 00:11:23,416 --> 00:11:28,755 シビル・ウォーの肉体は あっさり俺を受け入れた。 137 00:11:28,755 --> 00:11:32,392 似た者同士 波長が合ったのか? 138 00:11:32,392 --> 00:11:36,162 きっと彼も 虐げられて死んだのだ》 139 00:11:36,162 --> 00:11:39,566 《その肉体は あなたのものです》 140 00:11:39,566 --> 00:11:44,504 《「見返りは?」と聞くと あるじ様は笑って…》 141 00:11:44,504 --> 00:11:49,442 《ハハハ… いりませんよ。 好きに使ってください》 142 00:11:49,442 --> 00:11:53,746 《だから俺は とりあえず 俺を死に追いやった連中を➨ 143 00:11:53,746 --> 00:11:58,585 皆殺しにした。 それから…。 144 00:11:58,585 --> 00:12:02,655 それからは 特になかった。 145 00:12:02,655 --> 00:12:07,260 あるじ様は まるでそうなることを わかっていたかのように➨ 146 00:12:07,260 --> 00:12:09,395 僕に言った》 147 00:12:09,395 --> 00:12:11,297 《おかえり》 148 00:12:11,297 --> 00:12:16,202 《そんなありふれた言葉が 僕には斬新すぎて…》 149 00:12:16,202 --> 00:12:18,071 《うん》 150 00:12:18,071 --> 00:12:22,075 《この人が僕のすべてになった》 151 00:12:28,748 --> 00:12:31,084 《うっ うぅ…》 152 00:12:31,084 --> 00:12:35,622 《やっぱりな! あいつは初めからおかしかった。 153 00:12:35,622 --> 00:12:38,091 初めから 俺の脊髄に気付いていたし➨ 154 00:12:38,091 --> 00:12:41,294 喜々として触れにきた。 155 00:12:41,294 --> 00:12:47,667 あいつとつながった感覚は 何一つ動かせない絶望感。 156 00:12:47,667 --> 00:12:54,107 勘違いじゃなかった。 悪い夢かと。 む… むちゃくちゃだ! 157 00:12:54,107 --> 00:12:57,577 あんなの無理だ! 何だ あの魔力。 158 00:12:57,577 --> 00:12:59,612 見逃してくれ! 帰らせてくれ!》 159 00:12:59,612 --> 00:13:05,418 僕は… そうか。 160 00:13:05,418 --> 00:13:10,123 《こいつは あるじ様の邪魔だ!》 161 00:13:20,066 --> 00:13:23,102 《片腕は消し飛んだがまだ戦える。 162 00:13:23,102 --> 00:13:28,608 この七体の女神の攻撃 脊髄反射で かわせないわけはない! 163 00:13:28,608 --> 00:13:33,079 脊髄で… 魂で反射しろ! 狙うは一つ!》 164 00:13:35,148 --> 00:13:38,918 《あのド腐れクソ悪魔の頭蓋を 叩き割る!》 165 00:13:38,918 --> 00:13:42,422 おぉ~! 166 00:13:42,422 --> 00:13:48,628 《ふざけんな! どうすればいい どうすれば…》 167 00:13:50,763 --> 00:13:54,767 《僕は… 僕たちは➨ 168 00:13:54,767 --> 00:13:58,137 どうすればよかったですか?》 169 00:14:02,075 --> 00:14:06,979 あっ あぁ…。 170 00:14:06,979 --> 00:14:11,751 よし。 ようやく 脊髄反射もしなくなったな。 171 00:14:11,751 --> 00:14:16,622 やっぱり連れて帰るんすね。 いったい どこで飼うつもりで? 172 00:14:16,622 --> 00:14:19,926 城は無理っすよ。 そのためのロードストだぞ。 173 00:14:19,926 --> 00:14:21,928 うっ!? お前 何を? 174 00:14:21,928 --> 00:14:27,333 何って 生前の能力を使える グールなんて超レアだろ。 175 00:14:27,333 --> 00:14:31,104 持って帰って 術式が どう絡み合ってるか調べ…。 176 00:14:31,104 --> 00:14:33,773 (2人)お前しゃべれたのぉ!? 177 00:14:33,773 --> 00:14:36,409 えっ!? あ… うん。 178 00:14:36,409 --> 00:14:40,079 言えよ! 無駄に 傷つけちゃったじゃないか! 179 00:14:40,079 --> 00:14:44,584 ホントにどうなってるんだ? 生前の記憶があるのか? 180 00:14:44,584 --> 00:14:46,586 《何?》 181 00:14:46,586 --> 00:14:49,088 もしかして レイスってやつかもですぜ。 182 00:14:49,088 --> 00:14:52,258 レイスが死体に取りついて…。 《シビル:何なんだ》 183 00:14:52,258 --> 00:14:55,261 動かしてるってこと? お前 名前はわかるか? 184 00:14:55,261 --> 00:14:59,165 ロイド様! このおっぱ… いや 光武に名前を! 185 00:14:59,165 --> 00:15:02,068 私はこれ 七弁天と名付けたく~。 186 00:15:02,068 --> 00:15:04,737 《シビル:いったい 何が起きて…》 187 00:15:04,737 --> 00:15:08,608 もっと お前を知りたい! 188 00:15:08,608 --> 00:15:11,077 一緒に行こう! 189 00:15:18,084 --> 00:15:23,723 《この涙は僕の? それとも シビル・ウォー… 君のか?》 190 00:15:23,723 --> 00:15:26,559 おう! いい度胸してたぜ お前! 191 00:15:26,559 --> 00:15:30,730 なんせ ロイド様に逃げずに 立ち向かっていくんだからな~。 192 00:15:30,730 --> 00:15:33,399 正気じゃない。 どういう意味だ? 193 00:15:33,399 --> 00:15:38,070 《シビル:違いない… この人に 立ち向かう勇気に比べたら➨ 194 00:15:38,070 --> 00:15:43,442 この世の理不尽なんて ずっと簡単だったはずなんだ。 195 00:15:43,442 --> 00:15:48,080 触れることすら許されないと 思った この人の手すら➨ 196 00:15:48,080 --> 00:15:52,585 こんなに近くて 温かかった。 197 00:15:52,585 --> 00:15:57,423 ありがとう… ごめんなさい》 198 00:15:57,423 --> 00:16:03,429 《この玉の中には極聖光という 神聖魔術が封じてあります。 199 00:16:03,429 --> 00:16:08,267 砕けば最後 腐った肉も霊体である君も➨ 200 00:16:08,267 --> 00:16:12,271 瞬時に消えてなくなるでしょう。 201 00:16:12,271 --> 00:16:14,240 飲みなさい》 202 00:16:18,711 --> 00:16:21,681 うあ~! あぁ…。 203 00:16:28,554 --> 00:16:33,059 (バビロン)ハァ ハァ ハァ…。 204 00:16:33,059 --> 00:16:36,562 《何だ? 動きが止まった?》 205 00:16:36,562 --> 00:16:39,565 ロイド様 グリモは…。 206 00:16:39,565 --> 00:16:42,401 大丈夫 すぐよくなる。 207 00:16:42,401 --> 00:16:46,405 それより 今の閃光 神聖魔術だよな? 208 00:16:46,405 --> 00:16:49,075 そう 思います… が…。 209 00:16:49,075 --> 00:16:53,579 《なぜ グールやレイスが神聖魔術を…。 210 00:16:53,579 --> 00:16:56,082 しかも あれは極聖光。 211 00:16:56,082 --> 00:16:59,552 使える者も限られている 上位魔術だぞ》 212 00:17:02,588 --> 00:17:06,058 あるじ様を… お願い。 213 00:17:09,128 --> 00:17:12,598 あるじ様… ね…。 214 00:17:16,068 --> 00:17:20,072 少し 興味が湧いたぞ。 215 00:17:22,542 --> 00:17:24,577 イーシャ…。 216 00:17:24,577 --> 00:17:27,914 神父様を担いで 冒険者ギルドに行けるか? 217 00:17:27,914 --> 00:17:30,082 いや 行ってくれ。 218 00:17:30,082 --> 00:17:34,587 バビロンさんは? 私は問題ない。 行け! 219 00:17:34,587 --> 00:17:37,556 助けを呼ぶ必要はない。 220 00:17:46,065 --> 00:17:53,072 《そうだ 誰も呼ぶなよ。 どうせ誰も勝てない》 221 00:17:55,074 --> 00:17:58,077 《なんで動かないのか わからないが➨ 222 00:17:58,077 --> 00:18:00,246 おかげでイーシャを逃がせた》 223 00:18:00,246 --> 00:18:02,548 シビル・ウォー。 224 00:18:02,548 --> 00:18:06,085 《イーシャが逃げきるまで 止まっててくれ。 225 00:18:06,085 --> 00:18:09,722 そしたら 私も逃げるから》 226 00:18:09,722 --> 00:18:13,059 んっ? 女がいませんね。 227 00:18:13,059 --> 00:18:15,728 あんた… 魔物なのか? 228 00:18:15,728 --> 00:18:20,066 あぁ… これは まぁ いろいろありまして。 229 00:18:20,066 --> 00:18:23,135 「いろいろあって」で 済ませるつもりか!? その変身! 230 00:18:23,135 --> 00:18:25,738 はい だって。 231 00:18:25,738 --> 00:18:29,141 あなた 死にますし。 232 00:18:31,077 --> 00:18:35,581 《バビロン。 お前は この教会に居残ってくれ。 233 00:18:35,581 --> 00:18:37,617 えっ? 234 00:18:37,617 --> 00:18:40,920 いや~ さすがに一国の王子が 1日で教会バックレるのは➨ 235 00:18:40,920 --> 00:18:44,056 まずいかと思って。 俺の尻ぬぐいを頼む。 236 00:18:44,056 --> 00:18:46,058 はぁ。 237 00:18:46,058 --> 00:18:50,563 それに さっきの神父 気になってるんだろう。 238 00:18:50,563 --> 00:18:53,232 じゃあ ロイド様も何か…。 239 00:18:53,232 --> 00:18:56,068 俺が感じたことは重要じゃない。 240 00:18:56,068 --> 00:19:00,740 お前が何かを 感じていることが重要だ。 241 00:19:00,740 --> 00:19:04,243 俺は所詮 第七王子の魔術ばかだ。 242 00:19:04,243 --> 00:19:08,581 お前たちと違って 死線をくぐってきた訳じゃない。 243 00:19:08,581 --> 00:19:13,953 俺になくて お前たちにあるもの。 それは災いに対する嗅覚だ。 244 00:19:13,953 --> 00:19:19,091 何も問題ないかもしれません。 それはそれでいいことだろう。 245 00:19:19,091 --> 00:19:22,728 魔術と何も 関係ないことかもしれません。 246 00:19:22,728 --> 00:19:27,133 魔術と関係ない事象なんて ありはしないよ。 247 00:19:29,668 --> 00:19:33,672 人は夢 夢は魔術だ。 248 00:19:35,574 --> 00:19:37,610 んっ。 249 00:19:37,610 --> 00:19:42,581 教会を頼んだぞ。 バビロン》 250 00:19:44,583 --> 00:19:46,919 なんだろうな。 251 00:19:46,919 --> 00:19:48,888 《あまり恐怖を感じない。 252 00:19:48,888 --> 00:19:54,093 こいつとの力の差がまるで 測れないからか それとも…。 253 00:19:54,093 --> 00:19:58,064 こいつから 何も殺気を感じないからか?》 254 00:20:02,068 --> 00:20:07,540 《そのクセ 確実に私を殺しに来てる》 255 00:20:09,608 --> 00:20:14,146 《どういう神経をしてるんだ。 256 00:20:14,146 --> 00:20:17,149 意味不明すぎて怖くないのか》 257 00:20:19,585 --> 00:20:21,587 ほぉ。 258 00:20:21,587 --> 00:20:26,058 《それとも… いったいどんな バフをかけられたのか》 259 00:20:28,094 --> 00:20:31,063 《勇気りんりんだ》 260 00:20:37,069 --> 00:20:39,738 《物理的に止めるのは まず不可能。 261 00:20:39,738 --> 00:20:43,175 不意打ちで食らわせたナイフの傷も 即再生した。 262 00:20:43,175 --> 00:20:48,747 私がこいつを止められる方法が あるとすれば この1つだけ。 263 00:20:48,747 --> 00:20:50,783 浄化系。 264 00:20:50,783 --> 00:20:52,818 微光! 265 00:20:52,818 --> 00:20:55,755 善人にして ゲームセット》 266 00:20:55,755 --> 00:20:57,723 って…。 267 00:20:57,723 --> 00:21:03,662 《私程度の魔力で 心の闇を 一発浄化なんて不可能だろう。 268 00:21:03,662 --> 00:21:07,566 だから何発でも撃つ! 269 00:21:07,566 --> 00:21:11,570 浄化は実はかなり実践的な技だ。 270 00:21:11,570 --> 00:21:15,708 閃光は敵の目をくらませ こちらの位置を隠し…》 271 00:21:15,708 --> 00:21:19,245 心がむき出しの急所になる! 272 00:21:19,245 --> 00:21:25,417 どうだ 攻防一体! 不可避の閃光の雨だ! 273 00:21:25,417 --> 00:21:28,587 これが会話が通じるくらいには…。 274 00:21:30,589 --> 00:21:34,560 ごふっ。 あぁ…。 275 00:21:37,096 --> 00:21:41,066 《あぁ… 臭いで位置を》 276 00:21:43,068 --> 00:21:46,071 ぐはっ! 心ですか。 277 00:21:46,071 --> 00:21:51,076 残念ながら そこは私の急所になりえません。 278 00:21:56,916 --> 00:22:01,086 ハァ ハァ ハァ…。 279 00:22:04,390 --> 00:22:07,359 言ったでしょう。 280 00:22:07,359 --> 00:22:11,063 君に私は導けないと。 281 00:22:11,063 --> 00:22:13,032 (雷鳴)