1 00:00:07,107 --> 00:00:10,110 (シルファ)おはようございます。 2 00:00:10,110 --> 00:00:13,113 (シルファ)十二神官の皆々様。 3 00:00:30,097 --> 00:00:34,601 今日は 神の誕生を祝う特別な日。 4 00:00:34,601 --> 00:00:37,771 よい聖誕祭にしましょう。 5 00:00:37,771 --> 00:00:40,741 はい あいにくの雨天ですが。 6 00:00:40,741 --> 00:00:44,411 ハハハッ それ 私のせいですね。 7 00:00:44,411 --> 00:00:47,581 雨男なんです 私。 8 00:00:47,581 --> 00:00:51,118 凱旋パレードは 中止させていただきます。 9 00:00:51,118 --> 00:00:53,453 あとは 先にお伝えしたとおり。 10 00:00:53,453 --> 00:00:57,524 (シルファ)皆様は 別々に各教会支部の 視察をしていただき➨ 11 00:00:57,524 --> 00:01:01,428 それぞれ 私どもが 護衛につかせていただきます。 12 00:01:01,428 --> 00:01:05,432 待て! なぜ 教皇様と別行動なのだ! 13 00:01:05,432 --> 00:01:10,270 我々を守るために アルベルトくんが 計らってくれたのですよ。 14 00:01:10,270 --> 00:01:13,941 先日 デーン支部を襲った男が➨ 15 00:01:13,941 --> 00:01:17,811 教会を憎んでいるかもしれない とのことで 一塊より➨ 16 00:01:17,811 --> 00:01:22,115 分散させたほうが守りやすい ということなのでしょう。 17 00:01:22,115 --> 00:01:24,751 はい。 18 00:01:24,751 --> 00:01:28,755 《タオ:まっ ホントのことは 言えないあるね。 19 00:01:28,755 --> 00:01:33,760 この中に潜む化け物を 見張るため なんて…》 20 00:01:33,760 --> 00:01:39,566 ご安心ください 皆様は我々が 責任を持ってお守りいたします。 21 00:01:39,566 --> 00:01:43,103 それでは 護衛係が 視察される支部ごとに➨ 22 00:01:43,103 --> 00:01:48,108 ご案内いたしますので 皆様 馬車へどうぞ。 23 00:01:48,108 --> 00:01:51,378 では 教皇様 参りましょう。 24 00:01:55,749 --> 00:02:00,253 アナスタシア様は 私がご案内いたします。 25 00:02:00,253 --> 00:02:03,223 よろしくお願いします。 26 00:02:08,428 --> 00:02:11,598 (バッツ)気に食わねえな。 27 00:02:11,598 --> 00:02:14,768 護衛なんかいなくても この俺を襲撃しようなんて➨ 28 00:02:14,768 --> 00:02:17,738 バカ野郎がいたら…。 29 00:02:17,738 --> 00:02:21,942 ボコボコにして 神様んとこへ ぶっ飛ばしてやるぜ へっ。 30 00:02:25,912 --> 00:02:29,082 バッツ 漢が ベラベラしゃべるな。 31 00:02:29,082 --> 00:02:31,718 漢は背中で語るもんだ。 32 00:02:31,718 --> 00:02:35,422 なに言ってんだ ダンテ。 背中に 口はねえだろ。 33 00:02:35,422 --> 00:02:38,091 だから お前は バカなんだ。 あっ!? 34 00:02:38,091 --> 00:02:40,627 てめぇ 誰が バカだ こら! もういっぺん言ってみろ! 35 00:02:40,627 --> 00:02:44,131 (レン)あ あの~ ダンテ様 こちらです。 36 00:02:46,767 --> 00:02:49,603 ダンテ! 話は終わってねえぞ! 37 00:02:49,603 --> 00:02:53,673 うおっ…! わしらは こっちじゃ。 38 00:02:53,673 --> 00:02:56,710 放せ ババア! 俺は ダンテに話があんだよ! 39 00:02:56,710 --> 00:02:58,612 おい 力強えな! 40 00:02:58,612 --> 00:03:00,580 (メリッサ)よろしくお願いしますね。 41 00:03:03,750 --> 00:03:06,787 けっ… 愛想のねえ野郎だ。 42 00:03:06,787 --> 00:03:09,756 私の護衛相手は どれあるか~! 43 00:03:09,756 --> 00:03:12,759 イケメン来い イケメン来い…! 44 00:03:12,759 --> 00:03:16,163 (ガリレア)あれじゃねえか? 45 00:03:18,799 --> 00:03:21,068 いや まだある! 46 00:03:21,068 --> 00:03:23,770 護衛対象は もう一人! 今度こそ イケメン…! 47 00:03:23,770 --> 00:03:25,739 (タリア)もう一人は あれね。 48 00:03:29,109 --> 00:03:31,144 はぁ… こっちある…。 49 00:03:31,144 --> 00:03:33,246 なんだ その やる気のない態度は!? 50 00:03:33,246 --> 00:03:35,916 しっかり案内しろ! 51 00:03:35,916 --> 00:03:39,086 君だな。 52 00:03:39,086 --> 00:03:44,224 デーン地区の教会で 神父の姿をした 何者かに襲われたというのは。 53 00:03:44,224 --> 00:03:46,426 (バビロン)はぁ…。 54 00:03:46,426 --> 00:03:49,896 しかも その者は教会関係者だと 考えているそうじゃないか。 55 00:03:49,896 --> 00:03:52,299 このゴロツキめ! 56 00:03:52,299 --> 00:03:55,836 我らを愚弄しおって! 何をたくらんでる! 57 00:03:55,836 --> 00:04:01,575 まぁ トール 落ち着け それで 犯人の目星はついているのかな? 58 00:04:01,575 --> 00:04:04,744 いえ それは…。 59 00:04:04,744 --> 00:04:09,416 護衛をするなら 一塊のほうが しやすいと思うがねぇ。 60 00:04:09,416 --> 00:04:12,419 いっ…! ハッハハハハ~! 61 00:04:12,419 --> 00:04:15,589 神官様お二人 ご案内! 62 00:04:15,589 --> 00:04:19,092 待て お主! 手に持っているのは なんだ? 63 00:04:19,092 --> 00:04:22,762 大事な仕事の前の景気づけに1杯。 64 00:04:22,762 --> 00:04:27,434 神官様もいかが? 65 00:04:27,434 --> 00:04:29,436 バカもん! それでも護衛か! 66 00:04:29,436 --> 00:04:31,438 すいません すいません! 67 00:04:31,438 --> 00:04:49,289 ♬~ 68 00:04:49,289 --> 00:04:53,426 (アルベルト)父上 まもなく 教皇様がご到着になります。 69 00:04:53,426 --> 00:04:56,596 ギタンと会うのも久しぶりだ。 70 00:04:56,596 --> 00:04:59,299 古くからの お知り合いなんですよね? 71 00:04:59,299 --> 00:05:06,239 ああ わしが 国王に ギタンが教皇になる前からのな。 72 00:05:06,239 --> 00:05:10,443 《もし 例の謎神父が 神官たちの誰かならば…。 73 00:05:10,443 --> 00:05:16,850 別行動による分散で 教皇暗殺の芽は摘んだ… はず。 74 00:05:16,850 --> 00:05:21,621 このまま 何事も 起きなければいいが…》 75 00:05:21,621 --> 00:05:24,591 教皇様の馬車が到着されました。 76 00:05:28,528 --> 00:05:30,931 お久しぶりです 教皇様。 77 00:05:30,931 --> 00:05:33,767 たび重なる無礼 お許しください。 78 00:05:33,767 --> 00:05:36,436 おおっ アルベルトくん! 79 00:05:36,436 --> 00:05:38,405 大きくなったね。 80 00:05:38,405 --> 00:05:42,609 お~っ ギタン! チャールズ! 81 00:05:42,609 --> 00:05:45,278 お前が ここに 視察に来るというから➨ 82 00:05:45,278 --> 00:05:48,081 わざわざ予定を合わせてやったぞ。 83 00:05:48,081 --> 00:05:52,185 どうせ あなたは 娘の演奏会が 見たいだけでしょ? 84 00:05:52,185 --> 00:05:56,289 フッフフフ… そうなんだ サリアは かわいいんだ! 85 00:05:56,289 --> 00:05:58,458 時々 わしの 名前を間違えるが。 86 00:06:01,094 --> 00:06:03,930 ええっ それ 怒ったほうがいいですよ! 87 00:06:03,930 --> 00:06:07,601 それに 今日は 更に 楽しみなことがあってな。 88 00:06:07,601 --> 00:06:09,603 なんです? 89 00:06:09,603 --> 00:06:13,106 (アルベルト)お二人とも お話は中で! 90 00:06:13,106 --> 00:06:15,242 《アルベルト:どうしても不安になる…。 91 00:06:15,242 --> 00:06:17,777 それほどに警備が手薄だ。 92 00:06:17,777 --> 00:06:22,282 聖誕祭では 武器の持ち込みが 禁じられているからな。 93 00:06:22,282 --> 00:06:25,619 故に安全という 考え方もできるわけだが…》 94 00:06:25,619 --> 00:06:28,355 そんな暇はないか。 95 00:06:28,355 --> 00:06:31,424 《敵は姿 形を変えられる 可能性がありますので➨ 96 00:06:31,424 --> 00:06:35,061 あまり あてにならない 似顔絵ですが…。 97 00:06:35,061 --> 00:06:39,099 何か心当たりは? 98 00:06:39,099 --> 00:06:42,969 ない… というか ありえない。 99 00:06:42,969 --> 00:06:48,909 事情はわかったが 今さら 聖誕祭は中止にできんだろ。 100 00:06:48,909 --> 00:06:54,247 もろもろの調査は 聖誕祭の終わったあと…。 101 00:06:54,247 --> 00:07:00,587 当日は お前の方針で 警備してくれてかまわん。 102 00:07:00,587 --> 00:07:05,592 何かあれば 頼んだぞ…》 103 00:07:08,061 --> 00:07:13,433 《アルベルト:どうか 何も起こらず この楽しい時間が続いてくれ…。 104 00:07:13,433 --> 00:07:16,236 みんな 無事で帰ってきてくれ!》 105 00:07:18,305 --> 00:07:21,341 あ あんな かわいい子 この教会にいたか? 106 00:07:21,341 --> 00:07:26,279 えっ あれ シスター様なの!? アナスタシア様と一緒に来たんだから➨ 107 00:07:26,279 --> 00:07:29,449 そうでしょ! え~ ホントに? 108 00:07:29,449 --> 00:07:34,788 私より あなたのほうが 人気のようですね。 109 00:07:34,788 --> 00:07:38,925 メイドなど辞めて 教会に入ってはいかがですか? 110 00:07:38,925 --> 00:07:41,728 フッフフ…。 111 00:07:41,728 --> 00:07:44,597 《大神官 アナスタシア…。 112 00:07:44,597 --> 00:07:49,235 あなたが 謎神父 あるいは その共犯ならば➨ 113 00:07:49,235 --> 00:07:53,273 それこそが最悪のケース》 114 00:07:53,273 --> 00:07:57,077 《服ですか? ええ 今日一日 私を➨ 115 00:07:57,077 --> 00:07:59,245 護衛するというのならば➨ 116 00:07:59,245 --> 00:08:02,415 相応の格好を していただきたいのです。 117 00:08:02,415 --> 00:08:08,121 承知しました では 修道服を お貸しいただければ…。 118 00:08:10,924 --> 00:08:16,262 護衛とはいえ こういうものの 持ち込みは控えてください。 119 00:08:16,262 --> 00:08:19,632 あなたには 丈の短い 修道服を用意させましょう》 120 00:08:21,634 --> 00:08:24,070 《うわさどおりの その実力。 121 00:08:24,070 --> 00:08:27,240 何より 教皇の側近。 122 00:08:27,240 --> 00:08:30,076 教皇に いちばん近い女。 123 00:08:30,076 --> 00:08:32,412 祈るしかありませんね。 124 00:08:32,412 --> 00:08:36,583 どうか 敵であってくれませんよう》 125 00:08:36,583 --> 00:08:41,454 《やれやれ 剣を取り上げて なお この圧ですか…。 126 00:08:41,454 --> 00:08:44,991 他の神官は 二人一組なのに対し➨ 127 00:08:44,991 --> 00:08:48,094 私は 1対1の護衛。 128 00:08:48,094 --> 00:08:51,264 しかも 銀の剣姫を配置するとは。 129 00:08:51,264 --> 00:08:54,634 おかげさまで動きがたいこと この上なしです。 130 00:08:54,634 --> 00:08:59,606 雨の中 教会の上を離れない カラスも気になります。 131 00:08:59,606 --> 00:09:03,276 が 何の問題もありません。 132 00:09:03,276 --> 00:09:09,182 あなたたちは 最悪の最悪の最悪の ケースまで想定するべきでした…》 133 00:09:09,182 --> 00:09:15,755 ♬~ 134 00:09:15,755 --> 00:09:19,092 おおっ! 始まるようですね。 135 00:09:19,092 --> 00:09:22,595 ハハッ 教会とは思えん演出だな。 136 00:09:22,595 --> 00:09:25,999 バスドラムか? 137 00:09:25,999 --> 00:09:49,422 ♬~ 138 00:09:49,422 --> 00:09:51,424 (咆哮) 139 00:09:51,424 --> 00:09:56,896 ♬~ 140 00:09:56,896 --> 00:09:59,065 なんだ 何が起こった!? 141 00:09:59,065 --> 00:10:01,067 警備兵! 142 00:10:01,067 --> 00:10:05,738 なに? どうしたの? 皆さん 落ち着いて! 143 00:10:05,738 --> 00:10:09,075 外で 何が…! 144 00:10:09,075 --> 00:10:11,744 地獄の釜がね…。 145 00:10:11,744 --> 00:10:15,448 開いた音だよ チャールズ。 146 00:10:15,448 --> 00:10:21,120 君には この晴れの舞台を 特等席で見てもらいたかった。 147 00:10:34,100 --> 00:10:36,169 (ノック) 148 00:10:41,574 --> 00:10:43,743 (せきばらい) 149 00:10:43,743 --> 00:10:45,778 《つらいときに申し訳ない。 150 00:10:45,778 --> 00:10:49,149 だが 我々は やはり あなたこそが➨ 151 00:10:49,149 --> 00:10:52,418 次期教皇に ふさわしいと考えている。 152 00:10:55,288 --> 00:10:58,791 教皇となるための 儀式を受けてくれ。 153 00:10:58,791 --> 00:11:01,461 ギタン。 154 00:11:03,396 --> 00:11:08,601 これから 君には 我々の 極聖光を受けてもらう。 155 00:11:08,601 --> 00:11:13,573 それを受けて なお 陰りなき御心であるならば➨ 156 00:11:13,573 --> 00:11:18,244 君は間違いなく聖人 教皇の器だ。 157 00:11:18,244 --> 00:11:21,281 極聖光。 158 00:11:21,281 --> 00:11:31,925 ♬~ 159 00:11:31,925 --> 00:11:34,594 我が魂に陰りなし。 160 00:11:34,594 --> 00:11:38,765 何一つ ざんげはございません。 161 00:11:38,765 --> 00:11:40,900 (歓声) 162 00:11:40,900 --> 00:11:44,571 すばらしい! なんてお方だ! 163 00:11:44,571 --> 00:11:48,408 みじんも変化を見せないとは! 164 00:11:48,408 --> 00:11:51,778 かけらも悪の心が 存在しないなんて。 165 00:11:51,778 --> 00:11:54,948 あんなことが あったばかりだというのに!》 166 00:11:59,886 --> 00:12:03,590 《否…。 167 00:12:03,590 --> 00:12:07,594 このとき 私は確信したのだ。 168 00:12:07,594 --> 00:12:12,098 我が身に芽生えた このどす黒く 渦巻くものが➨ 169 00:12:12,098 --> 00:12:16,936 神が定めた悪の定義を りょうがしたことを…。 170 00:12:16,936 --> 00:12:23,409 どれほどの閃光も 決して届かぬことを…。 171 00:12:23,409 --> 00:12:29,082 我が信念 深淵に陰りなし》 172 00:12:29,082 --> 00:12:31,084 (地鳴り) 173 00:12:31,084 --> 00:12:35,622 外が騒がしく なってきましたね チャールズ。 174 00:12:35,622 --> 00:12:38,258 本当は この教会の地下からも➨ 175 00:12:38,258 --> 00:12:41,127 キメラが飛び出す 予定だったのですが➨ 176 00:12:41,127 --> 00:12:45,431 アルベルトくんに施設を つぶされましてね。 177 00:12:45,431 --> 00:12:48,601 ですが 問題はありません。 178 00:12:48,601 --> 00:12:52,739 我が軍勢は やがて 大きな波となり…。 179 00:12:52,739 --> 00:12:55,775 なんなの? この穴。 突然 あいたぞ。 180 00:12:55,775 --> 00:12:58,745 この国を飲み込み…。 181 00:12:58,745 --> 00:13:00,913 滅ぼすことでしょう。 182 00:13:00,913 --> 00:13:04,584 うわ~っ! 逃げろ! 魔物だ~! 183 00:13:04,584 --> 00:13:08,588 ♬~ 184 00:13:08,588 --> 00:13:10,590 《最悪だ…! 185 00:13:10,590 --> 00:13:13,426 守るべき者は 討つべき者だった! 186 00:13:13,426 --> 00:13:18,598 真に守るべき者は 父上だったのだ…!》 187 00:13:18,598 --> 00:13:20,733 君もですよ アルベルトくん。 188 00:13:20,733 --> 00:13:23,569 チャールズ国王の意思を継ぐ者。 189 00:13:23,569 --> 00:13:25,605 (グラスの割れる音) 190 00:13:25,605 --> 00:13:29,242 いや 神の意思を 継ぐ者は皆消します。 191 00:13:29,242 --> 00:13:34,414 この国の法は 神の教えを基盤に 構築されている。 192 00:13:34,414 --> 00:13:37,817 あやめるな 欺くな 奪うな➨ 193 00:13:37,817 --> 00:13:42,388 そんな当たり前と思われている 教えをもとに…。 194 00:13:42,388 --> 00:13:44,924 それが 間違いなのです。 195 00:13:44,924 --> 00:13:49,729 別にいいんですよ。 殺しても 奪っても。 196 00:13:49,729 --> 00:13:54,067 それが 純粋ならば。 197 00:13:54,067 --> 00:13:56,636 ギタン! その声は…。 198 00:13:56,636 --> 00:13:59,739 お会いするのは初めてですね。 199 00:13:59,739 --> 00:14:02,742 (ジリエル)くっ…! 天使ジリエル。 200 00:14:02,742 --> 00:14:06,279 ここまでやっても あなたの上司は…。 201 00:14:06,279 --> 00:14:09,916 神は地上に降りてこないのですね。 202 00:14:09,916 --> 00:14:15,588 私が暴れれば あるいはと 期待していたのですが…。 203 00:14:15,588 --> 00:14:17,590 何が お前を変えた…! 204 00:14:17,590 --> 00:14:20,760 返答次第では 私がお前を裁く! 205 00:14:20,760 --> 00:14:26,632 《あれは… 神聖魔術を授ける という神の御使いなのか…!?》 206 00:14:26,632 --> 00:14:28,668 なんだ! 教皇様!? 207 00:14:28,668 --> 00:14:31,437 《彼と一緒なら 取り押さえられるか? 208 00:14:31,437 --> 00:14:34,307 相手は 1人…。 父上に観客たちにも➨ 209 00:14:34,307 --> 00:14:36,275 被害を出さずに…!》 210 00:14:38,411 --> 00:14:42,248 答える義理はありませんね。 211 00:14:42,248 --> 00:14:45,251 しまった! 212 00:14:45,251 --> 00:14:48,755 なんだ あれ!? 国王様! 213 00:14:48,755 --> 00:14:53,393 魔物? 教皇様が!? 誰か 兵を! 214 00:14:53,393 --> 00:14:59,098 あの似顔絵を見たとき… お前の若い頃を思い出した…。 215 00:14:59,098 --> 00:15:02,068 あるいは…。 216 00:15:02,068 --> 00:15:07,240 お前の子が生きていれば あんな顔だったろうと…。 217 00:15:07,240 --> 00:15:12,078 あのときからか お前が変わったのは…。 218 00:15:12,078 --> 00:15:16,249 チャールズ それでいいのですか? 219 00:15:16,249 --> 00:15:18,418 遺言を…。 ぐっ…! 220 00:15:18,418 --> 00:15:20,753 父上! 221 00:15:20,753 --> 00:15:22,722 国王様! 222 00:15:24,824 --> 00:15:27,894 御使い殿… わしはいい…。 223 00:15:27,894 --> 00:15:31,063 アルベルトを助けてくれ…! 224 00:15:31,063 --> 00:15:34,267 そして 我が子2人に伝えてくれ! 225 00:15:34,267 --> 00:15:37,437 演奏会を見てやれなくて すまないと…! 226 00:15:37,437 --> 00:15:39,438 御使い! 僕はいい! 227 00:15:39,438 --> 00:15:42,108 父上を… 父上を守れ! 228 00:15:44,076 --> 00:15:47,947 安心なさい 王族は 全員天界に送ります。 229 00:15:47,947 --> 00:15:50,750 あちらでも聴けますよ。 230 00:15:50,750 --> 00:15:54,754 我が子の演奏。 父上を守ってくれ~! 231 00:15:54,754 --> 00:15:58,724 《ん… 我が子… 2人?》 232 00:16:05,765 --> 00:16:11,437 今は 私も無断で 天界を離れている身でな。 233 00:16:11,437 --> 00:16:16,576 このお方こそが 地上での 私の上司だ! 234 00:16:16,576 --> 00:16:20,279 (足音) 235 00:16:20,279 --> 00:16:37,096 ♬~ 236 00:16:37,096 --> 00:16:40,900 思えば あのすれ違いからでした。 237 00:16:44,770 --> 00:16:49,642 突如として 私の背後に現れた少年…。 238 00:16:49,642 --> 00:16:53,679 胸騒ぎ… 重大な見落とし…。 239 00:16:53,679 --> 00:16:56,415 これほど うれしい 誤算もないでしょう。 240 00:16:56,415 --> 00:17:00,453 人間である私は 天界に行くことができない。 241 00:17:00,453 --> 00:17:03,956 ならば 国を… 信仰を絶やすことで➨ 242 00:17:03,956 --> 00:17:08,427 神への反旗を翻し あるいは➨ 243 00:17:08,427 --> 00:17:14,600 国を滅ぼすことで 神じきじきに 私を裁きに来てくれるかと➨ 244 00:17:14,600 --> 00:17:18,437 淡い希望を抱いていました。 245 00:17:18,437 --> 00:17:24,944 ♬~ 246 00:17:24,944 --> 00:17:30,149 ありがとう… 君を殺すことで 私の深淵は完結する。 247 00:17:33,085 --> 00:17:38,758 そう思えるほどの存在が 天使を従え 舞い降りた。 248 00:17:38,758 --> 00:17:42,295 君を 神と呼ばず なんと呼ぶ? 249 00:17:42,295 --> 00:17:46,966 (ロイド)ただの王子だ 第七のな。 250 00:17:48,935 --> 00:17:51,404 (ディアン)おわっ なんだ!? 251 00:17:54,607 --> 00:17:58,744 父上! アル兄! いったい どっから現れた!? 252 00:17:58,744 --> 00:18:03,916 ディアン ここは サルーム城か? いったい 何が起きて…。 253 00:18:03,916 --> 00:18:06,285 そりゃ こっちのセリフだぜ! 254 00:18:06,285 --> 00:18:09,822 城下が騒がしいが それと 何か関係が? 255 00:18:09,822 --> 00:18:12,825 そうなんだ ディアン 手伝ってくれ! 256 00:18:12,825 --> 00:18:16,929 父上…。 257 00:18:16,929 --> 00:18:21,100 敵は 姿を自由に 変化させることができます。 258 00:18:21,100 --> 00:18:26,105 故に あれは 教皇様を 擬態した偽者に違いありません。 259 00:18:26,105 --> 00:18:29,609 いや…。 260 00:18:29,609 --> 00:18:31,611 そうだな。 261 00:18:31,611 --> 00:18:35,781 あれは 偽者に違いない。 262 00:18:35,781 --> 00:18:38,417 城内の全兵に伝えよ! 263 00:18:38,417 --> 00:18:41,587 敵は教会 デーン支部にあり! 264 00:18:41,587 --> 00:18:44,590 死力を尽くし 民を守れ! 265 00:18:44,590 --> 00:18:48,094 ♬~ 266 00:18:48,094 --> 00:18:51,530 《直視して よくわかった。 267 00:18:51,530 --> 00:18:54,400 いや より わからなくなった。 268 00:18:54,400 --> 00:18:58,604 魔力圧縮 魔力孔操作…。 269 00:18:58,604 --> 00:19:02,575 魔力を隠すために 毎秒 バカげた量の魔力を➨ 270 00:19:02,575 --> 00:19:05,745 無意味に燃焼させている。 271 00:19:05,745 --> 00:19:10,249 隠すのが上手ですね 私と同じで》 272 00:19:10,249 --> 00:19:14,153 (グリモ)ロイド様! イーシャと サリアの姉さんは大丈夫ですぜ! 273 00:19:14,153 --> 00:19:17,923 わかった お前たちは 街の援軍に行ってやってくれ。 274 00:19:17,923 --> 00:19:19,925 なっ! 275 00:19:19,925 --> 00:19:22,428 想像以上に 街に放たれたキメラが多い。 276 00:19:22,428 --> 00:19:26,432 たぶん 俺は こいつで 手が離せなくなる。 277 00:19:26,432 --> 00:19:28,768 待ってください! やつとは因縁があります! 278 00:19:28,768 --> 00:19:33,939 どうか 私に…! お前じゃ あいつに勝てないよ。 279 00:19:33,939 --> 00:19:37,376 《そんなレベルなのか…》 280 00:19:37,376 --> 00:19:39,612 《今さらですが 魔力探知して➨ 281 00:19:39,612 --> 00:19:42,615 謎神父のところに 転移はできないんですかい? 282 00:19:42,615 --> 00:19:45,785 一度 すれ違っただけだしな。 283 00:19:45,785 --> 00:19:48,788 おまけに やたら 魔力が薄かった。 284 00:19:48,788 --> 00:19:53,926 今 思えば 俺と同じ 隠していたんだろう 魔力を》 285 00:19:53,926 --> 00:19:57,763 《確かに こいつ 魔力を抑え込んでる…! 286 00:19:57,763 --> 00:20:01,834 もしかしたら 魔人… いや 魔族レベルに…!》 287 00:20:01,834 --> 00:20:03,936 お断りですぜ。 288 00:20:03,936 --> 00:20:06,605 俺がいないと どうせ また その身で受けてみよう➨ 289 00:20:06,605 --> 00:20:09,275 とか言って 結界も張らずに むちゃするんでしょ! 290 00:20:09,275 --> 00:20:11,277 しない! 絶対ですか? 291 00:20:11,277 --> 00:20:13,279 絶対! 292 00:20:13,279 --> 00:20:15,247 絶対ですよ。 293 00:20:17,283 --> 00:20:19,318 うん…! 294 00:20:19,318 --> 00:20:21,687 行くぞ ジリエル! 295 00:20:23,622 --> 00:20:26,292 アン・ホーリー・エクスカリバー。 296 00:20:26,292 --> 00:20:29,662 ♬~ 297 00:20:29,662 --> 00:20:32,698 ジリエル… あなただけは逃がさな…。 298 00:20:32,698 --> 00:20:38,604 ♬~ 299 00:20:38,604 --> 00:20:40,606 うわ~っ! 300 00:20:40,606 --> 00:20:45,277 ♬~ 301 00:20:45,277 --> 00:20:48,948 《魔力集中 炎烈波動》 302 00:20:48,948 --> 00:20:51,917 ♬~ 303 00:20:51,917 --> 00:20:55,454 うっ…! 304 00:20:55,454 --> 00:20:57,590 ふっ! 305 00:20:57,590 --> 00:21:10,970 ♬~ 306 00:21:10,970 --> 00:21:12,938 うわっ…! 307 00:21:12,938 --> 00:21:14,940 七弁天。 308 00:21:14,940 --> 00:21:42,301 ♬~ 309 00:21:42,301 --> 00:21:44,436 ギタン…。 310 00:21:44,436 --> 00:21:48,073 お前とは 本当にいろいろ 話したいことがあるんだが…。 311 00:21:48,073 --> 00:21:52,578 その前に どうしても 直接 言いたいことがある。 312 00:21:52,578 --> 00:22:01,086 ♬~ 313 00:22:01,086 --> 00:22:04,056 やってくれたな。