1 00:00:36,904 --> 00:00:38,906 (雷鳴) 2 00:00:38,906 --> 00:00:43,911 (クロウ)バビロン… 起きて 起きて。 3 00:00:45,913 --> 00:00:47,915 (ドアが開く音) 4 00:00:47,915 --> 00:00:51,919 (イーシャ)ハァ ハァ ハァ…。 5 00:00:51,919 --> 00:00:54,588 私に バビロンさんの治癒を➡ 6 00:00:54,588 --> 00:00:57,991 神聖魔術を施させてください! 7 00:01:02,930 --> 00:01:07,935 (タリア)結構よ。 お嬢様は向こうで休んでなさい。 8 00:01:07,935 --> 00:01:10,938 お願いします! 歌わせてください! 9 00:01:10,938 --> 00:01:14,441 しつこいわね! (ガリレア)おい! 10 00:01:14,441 --> 00:01:19,947 バビロンは神父の姿をしてたやつに 襲われたって…。 11 00:01:19,947 --> 00:01:23,951 教会の人間は信用できない! 12 00:01:29,957 --> 00:01:31,959 (ドアが閉まる音) 13 00:01:38,899 --> 00:01:40,901 はぁ…。 14 00:03:26,940 --> 00:03:37,884 ♬~ 15 00:03:37,884 --> 00:03:40,887 (ジリエル)なんという冒とく! 16 00:03:49,896 --> 00:03:52,566 ごめん… なさい。 17 00:03:52,566 --> 00:03:55,235 (ガリレア)どう思う? 18 00:03:55,235 --> 00:04:00,240 (シルファ)どうって… 魔物 ですね。 19 00:04:00,240 --> 00:04:02,576 人間もいるな。 (トンカチの音) 20 00:04:02,576 --> 00:04:04,578 (2人)んっ!? 21 00:04:04,578 --> 00:04:06,913 (シルファ)上の音…。 22 00:04:06,913 --> 00:04:09,916 結構 響きますね。 23 00:04:09,916 --> 00:04:13,920 イーシャさんの歌をいつも聴いていた。 24 00:04:13,920 --> 00:04:17,924 見張りを増やすといった発言から どうやらここが➡ 25 00:04:17,924 --> 00:04:20,927 例の男のアジトで 間違いなさそうですね。 26 00:04:20,927 --> 00:04:25,932 (ガリレア)張本人は不在みたいだが 帰ってくると思うか? 27 00:04:25,932 --> 00:04:30,103 期待薄ですね。 あれだけ上で暴れたのです。 28 00:04:30,103 --> 00:04:34,040 ここがバレるのも 時間の問題と思うでしょうし。 29 00:04:34,040 --> 00:04:38,044 (レン)シルファさん! これ 僕たちが下水道で戦ったグールと➡ 30 00:04:38,044 --> 00:04:40,881 縫い跡がそっくりです! (シルファ)確かに…。 31 00:04:40,881 --> 00:04:44,718 下水道の一件も すべてつながっていた。 32 00:04:44,718 --> 00:04:47,387 いったい ここで何が…。 33 00:04:47,387 --> 00:04:49,389 これは…。 34 00:04:49,389 --> 00:04:51,558 (ロイド)合成。 35 00:04:51,558 --> 00:04:55,228 魔術というより 錬金術の研究所だな。 36 00:04:55,228 --> 00:04:59,733 生物の細胞から四肢を培養量産し 組み合わせる。 37 00:04:59,733 --> 00:05:05,572 レイスを肉体に定着させるのも 合成研究の一環だったようだ。 38 00:05:05,572 --> 00:05:09,743 教会の真下で そんなこと…。 39 00:05:09,743 --> 00:05:15,248 私たちが戦ったあのグールたちも 純粋なグールであったかも怪しい。 40 00:05:15,248 --> 00:05:19,419 使える部位をツギハギした生物 すなわち…。 41 00:05:19,419 --> 00:05:21,421 キメラ! 42 00:05:21,421 --> 00:05:27,093 こんな… ひどい… 命を弄ぶなんて➡ 43 00:05:27,093 --> 00:05:29,095 絶対 許せないよ! 44 00:05:29,095 --> 00:05:32,866 (シルファ)問題は このキメラを量産して➡ 45 00:05:32,866 --> 00:05:36,036 いったい何をたくらんでいたのか ですが。 46 00:05:36,036 --> 00:05:38,371 (ガリレア)ろくでもねえのは 間違いねえな。 47 00:05:38,371 --> 00:05:42,876 あぁ まったく ホントに…。 48 00:05:42,876 --> 00:05:45,378 けしかりゃん! んふっ んふふ…。 49 00:05:45,378 --> 00:05:47,380 (3人)りゃん? 50 00:05:47,380 --> 00:05:49,549 悪い 悪いな~ こいつ。 51 00:05:49,549 --> 00:05:51,551 《倫理のタガが外れてる。 52 00:05:51,551 --> 00:05:54,888 ならば自分自身も かなり改造してるはず。 53 00:05:54,888 --> 00:05:58,225 見たい! おそらく やつの肉体こそ➡ 54 00:05:58,225 --> 00:06:00,393 研究成果の集大成》 55 00:06:00,393 --> 00:06:03,396 ぶっ壊しましょう。 この研究所。 56 00:06:03,396 --> 00:06:05,565 当然だ。 えっ…。 57 00:06:05,565 --> 00:06:07,567 胸くそ悪い! 58 00:06:07,567 --> 00:06:09,736 壊しちゃうの? 全部? 59 00:06:09,736 --> 00:06:14,407 もちろんくまなく調べてアルベルト様に 確認してもらってからですが。 60 00:06:14,407 --> 00:06:19,079 というかロイド様 錬金術についても 詳しいのですね。 えっ!? 61 00:06:19,079 --> 00:06:23,483 えっ いや~ 前に本で読んで…。 62 00:06:32,592 --> 00:06:38,198 フー! フー! フー! 63 00:06:38,198 --> 00:06:40,533 あれは… ラミア!? 64 00:06:40,533 --> 00:06:43,536 野郎… 魔物を 放し飼いにしてやがったのか!? 65 00:06:43,536 --> 00:06:45,705 フー! フー! 66 00:06:45,705 --> 00:06:50,210 魔物? 67 00:06:50,210 --> 00:06:52,913 殺すな。 68 00:06:57,884 --> 00:07:01,888 《風系統中位魔術 嵐牙だな》 69 00:07:01,888 --> 00:07:03,890 ガリレア。 ウス! 70 00:07:03,890 --> 00:07:05,892 蜘蛛繭! 71 00:07:08,728 --> 00:07:11,231 (クロウ)行け レン! うん! 72 00:07:11,231 --> 00:07:13,233 フンッ! 73 00:07:13,233 --> 00:07:15,235 わっ! 74 00:07:15,235 --> 00:07:20,740 魔力障壁! あんな技術まで…。 こいつは長期戦になりそうだ。 75 00:07:20,740 --> 00:07:23,076 《いや…》 フゥー フゥー。 76 00:07:23,076 --> 00:07:26,746 (クロウ)ひざまずけ! ひざまずけ! 77 00:07:26,746 --> 00:07:29,916 《魔族にもやられたな》 78 00:07:29,916 --> 00:07:34,354 《魔力集中 呪言連呼》 79 00:07:34,354 --> 00:07:40,193 ひざまずけ ひざまずけ ひざまずけ! 80 00:07:40,193 --> 00:07:43,897 はぁ… 強っ! 81 00:07:46,866 --> 00:07:48,868 (シルファ)まさか一撃とは。 82 00:07:48,868 --> 00:07:51,705 (ガリレア)味方ながら 末恐ろしい能力だな。 83 00:07:51,705 --> 00:07:56,710 操れるようになってから ますますヤバくなったね クロウの呪言。 84 00:07:56,710 --> 00:08:00,213 それより見ろ 思ったとおりだ。 うぅ うっ…。 85 00:08:00,213 --> 00:08:05,218 彼女は培養された物じゃない。 人間だよ。 うぅ うっ…。 86 00:08:05,218 --> 00:08:07,554 半分は魔物だがな。 87 00:08:07,554 --> 00:08:10,557 生きた人間を合成実験に。 88 00:08:10,557 --> 00:08:12,892 ふざけやがって! 89 00:08:12,892 --> 00:08:17,230 どうすれば… どうしてあげればいいの。 90 00:08:17,230 --> 00:08:19,899 僕たちは この人に。 91 00:08:19,899 --> 00:08:23,903 うぅっ うっ…。 92 00:08:23,903 --> 00:08:28,241 ひざまず…。 (イーシャ)待って! 93 00:08:28,241 --> 00:08:30,410 (シルファたち)えっ? (イーシャ)待ってください! 94 00:08:30,410 --> 00:08:37,183 大丈夫 怖くありませんよ。 みんな味方です。 95 00:08:37,183 --> 00:08:40,887 危ねえ イーシャさん! 近づいたら… うわっ! 96 00:08:46,526 --> 00:08:48,528 (2人)イーシャさん! 97 00:08:48,528 --> 00:08:53,366 《そうですよね。 ごめんなさい》 98 00:08:53,366 --> 00:08:56,870 うぅ… ぐぅ…。 99 00:08:56,870 --> 00:08:59,539 《イーシャ:怖くないわけ ないですよね。 100 00:08:59,539 --> 00:09:03,877 私も ずっと怖くてしかたないんです。 101 00:09:03,877 --> 00:09:11,384 何もできない。 そんな私が いったい 何を…》 102 00:09:11,384 --> 00:09:36,843 ♬(ピアノ) 103 00:09:36,843 --> 00:09:39,512 この旋律は…。 104 00:09:39,512 --> 00:09:45,351 ♬(ピアノ) 105 00:09:45,351 --> 00:09:50,190 うぅ ぐぅ…。 ♬(歌声) 106 00:09:50,190 --> 00:10:01,701 ♬(歌声) 107 00:10:01,701 --> 00:10:07,373 ねぇ いつから歌ってるの あの子。 108 00:10:07,373 --> 00:10:11,878 あれからずっと もう 20時間以上。 109 00:10:11,878 --> 00:10:18,384 ばか言わないでよ。 神聖魔術なんて 発動してない! 110 00:10:18,384 --> 00:10:21,554 もう魔力が底をついてるじゃない。 111 00:10:21,554 --> 00:10:26,059 なのに なんで立ってられるの? 歌っていられるの? 112 00:10:26,059 --> 00:10:28,061 この子…。 113 00:10:28,061 --> 00:10:34,901 《すごい! 本当に この人の歌は…》 114 00:10:34,901 --> 00:10:44,911 ♬(歌声) 115 00:10:44,911 --> 00:10:52,919 《あぁ 覚えてる。 いつも聞こえてきた この歌。 116 00:10:52,919 --> 00:10:58,925 真っ暗な天井から落ちてくる この歌。 117 00:10:58,925 --> 00:11:05,265 あの人すら この旋律の前では 手を止めていた。 118 00:11:05,265 --> 00:11:10,937 そうだ 心が 魔物に侵食されそうなとき➡ 119 00:11:10,937 --> 00:11:17,443 いつも聞こえてきた。 私をつなぎ止めてくれた人の声》 120 00:11:22,282 --> 00:11:29,289 ごめんなさい。 あの 私…。 121 00:11:29,289 --> 00:11:32,292 私…。 122 00:11:32,292 --> 00:11:36,896 人間なんれす… ごめんなさい! 123 00:11:36,896 --> 00:11:44,237 (泣き声) 124 00:11:44,237 --> 00:11:48,074 こちらこそ ごめんなさい。 125 00:11:48,074 --> 00:11:52,912 こんなに近くにいたのに➡ 126 00:11:52,912 --> 00:11:55,415 気づいてあげられなくて。 127 00:11:55,415 --> 00:11:59,919 あ… あ… うっ… うぁ…。 128 00:11:59,919 --> 00:12:08,928 (号泣する声) 129 00:12:15,935 --> 00:12:18,938 (タオ)アルベルト様が来たあるよ! 130 00:12:18,938 --> 00:12:22,775 (アルベルト)教会の地下にキメラの研究所。 131 00:12:22,775 --> 00:12:27,447 (アルベルト)犯人を突き止めて 一気に追い詰めたいところだが。 132 00:12:27,447 --> 00:12:31,451 すみません お役に立てなくて。 133 00:12:31,451 --> 00:12:35,388 自分の名前もわからない 記憶喪失か。 134 00:12:35,388 --> 00:12:37,724 キメラ実験の影響かもな。 135 00:12:37,724 --> 00:12:41,894 だが見当はつく。 たぶん元冒険者だ! 136 00:12:41,894 --> 00:12:44,897 確かに! 魔術も使えたし。 137 00:12:44,897 --> 00:12:50,403 でも 正体がわかったところで この体じゃ普通の暮らしは…。 138 00:12:50,403 --> 00:12:53,740 安心しろ! 我らがロードスト領は➡ 139 00:12:53,740 --> 00:12:57,410 そんなやつらが笑って暮らせる 土地なんだ。 どんと来い! 140 00:12:57,410 --> 00:12:59,412 長いスカートも作る! 141 00:12:59,412 --> 00:13:02,915 皆さん! (2人)フフフフ。 142 00:13:02,915 --> 00:13:06,919 しかし 例の謎神父 いったい何者なんだ? 143 00:13:06,919 --> 00:13:10,423 そうだ! これ研究所で拾ったんですけど➡ 144 00:13:10,423 --> 00:13:12,925 何か手がかりになりますか? 145 00:13:12,925 --> 00:13:16,596 ずいぶん年季が入ったクロスだな。 146 00:13:16,596 --> 00:13:20,767 皆さんの言う 謎神父さんの 物かどうかはわかりませんが➡ 147 00:13:20,767 --> 00:13:25,938 うっすらですけど覚えてます。 神様を嫌っていたように思います。 148 00:13:25,938 --> 00:13:27,940 ふ~ん。 149 00:13:27,940 --> 00:13:32,445 俺からも これをお前に渡しておく。 150 00:13:32,445 --> 00:13:36,049 あっ! これって 研究所にあった…。 151 00:13:36,049 --> 00:13:38,384 研究データだ。 152 00:13:38,384 --> 00:13:41,888 《破壊するって聞いて データだけ盗み出したんだな》 153 00:13:41,888 --> 00:13:46,059 だめですよ ロイドくん! こんなの彼女に見せたら。 154 00:13:46,059 --> 00:13:49,562 嫌なら自分の手で燃やせばいい。 155 00:13:49,562 --> 00:13:54,734 ただし それはお前を人間に戻す 唯一の手がかりだ。 156 00:13:54,734 --> 00:13:58,571 お前の体は 俺にもわからない➡ 157 00:13:58,571 --> 00:14:02,075 複雑な術式が絡み合って 成立している。 158 00:14:02,075 --> 00:14:05,411 データを読み解き 照らし合わせ➡ 159 00:14:05,411 --> 00:14:08,915 体を元に戻せるのは お前だけだ。 160 00:14:08,915 --> 00:14:13,920 燃やして楽になるか 恐怖から目を背けず前へ進むか➡ 161 00:14:13,920 --> 00:14:16,422 お前が決めろ。 162 00:14:21,427 --> 00:14:25,932 ありがとうございます。 私 頑張ります! 163 00:14:32,872 --> 00:14:36,375 よし 俺たちも力になるぜ。 164 00:14:36,375 --> 00:14:38,378 そうと決まれば名前も付けよう。 165 00:14:38,378 --> 00:14:43,216 何か景気のいい名前を 付けてやってください ロイド様。 166 00:14:43,216 --> 00:14:45,218 ぜ… ぜひ! 167 00:14:45,218 --> 00:14:48,888 いつか人間に戻れる そんな希望に満ちた名前。 168 00:14:48,888 --> 00:14:51,390 じゃあ…。 169 00:14:51,390 --> 00:14:54,193 ラミィで。 ラミアっぽいから。 170 00:14:56,229 --> 00:15:02,402 《もう… お城帰っちゃったかな。 サリア サリア》 171 00:15:02,402 --> 00:15:04,404 サリア! 172 00:15:04,404 --> 00:15:06,739 (サリア)何? うわぁ! サリア! 173 00:15:06,739 --> 00:15:09,242 どうして まだ教会に? 174 00:15:09,242 --> 00:15:14,247 マカロンさんのバビロン食べてた。 演奏会の練習がてら。 175 00:15:16,249 --> 00:15:20,419 (バビロン)イーシャも食うか? バビロンさんのマカロン。 176 00:15:20,419 --> 00:15:26,426 ごめんなさい サリア。 バビロンさん やっぱり歌います。 177 00:15:26,426 --> 00:15:28,594 歌いたいんです! 178 00:15:28,594 --> 00:15:33,366 私 歌うことしか 能がありませんから! 179 00:15:33,366 --> 00:15:38,037 いいね 派手にやろう。 180 00:15:38,037 --> 00:15:40,039 大聖誕祭。 181 00:15:42,041 --> 00:15:45,378 中止だ 大聖誕祭。 182 00:15:45,378 --> 00:15:48,047 え~っ! よしよし。 183 00:15:48,047 --> 00:15:52,051 (イーシャ)え~っ! 184 00:15:52,051 --> 00:15:54,554 《気がつけば総動員だなぁ》 185 00:15:54,554 --> 00:15:58,391 アルベルト兄様 中止はだめ 絶対! 186 00:15:58,391 --> 00:16:01,394 いや だってなぁ サリア。 187 00:16:01,394 --> 00:16:04,730 《バビロン:アルベルトさんの名前は 間違えないんだな》 188 00:16:04,730 --> 00:16:08,901 例の謎神父も 教会や神を憎んでいたって➡ 189 00:16:08,901 --> 00:16:11,404 ラミィさんが言ってたし。 (ラミィ)はい。 190 00:16:11,404 --> 00:16:13,906 (カタリナ)みんな 大変です! 191 00:16:13,906 --> 00:16:16,742 首輪つけたら なんかおもしろかった。 192 00:16:16,742 --> 00:16:20,246 (シロ)わん! 本当だ! アハハハハ…。 193 00:16:20,246 --> 00:16:23,749 わん! わん わん わん! 取れなくなった! 194 00:16:23,749 --> 00:16:25,918 (タリア/タオ)アハハハハ…。 195 00:16:25,918 --> 00:16:31,090 イーシャさんの歌… すなわち聖歌を 嫌っていたということからも➡ 196 00:16:31,090 --> 00:16:33,192 間違いないでしょう。 197 00:16:33,192 --> 00:16:37,196 (シルファ)問題は そんな男が あれほどの研究所を造り➡ 198 00:16:37,196 --> 00:16:40,032 何をたくらんでいたかですが。 199 00:16:40,032 --> 00:16:43,369 (タオ)私なら 大聖誕祭で大暴れするある。 200 00:16:43,369 --> 00:16:47,039 私なら教皇を殺すかな~。 201 00:16:47,039 --> 00:16:49,041 (2人)イエーイ! 202 00:16:49,041 --> 00:16:52,378 ありうる… 絶対中止にすべきだ。 203 00:16:52,378 --> 00:16:57,884 でも どう報告する? どう報告しても波風立つ。 204 00:16:57,884 --> 00:17:01,888 しかも事は そう単純ではありません。 205 00:17:01,888 --> 00:17:04,891 問題は ラミィさんの持っていたクロスです。 206 00:17:04,891 --> 00:17:07,059 あれ? クロスは? 207 00:17:07,059 --> 00:17:09,462 さっき カタリナが持ってたあるよ。 208 00:17:11,898 --> 00:17:15,902 これがもし 例の謎神父の物だとすると➡ 209 00:17:15,902 --> 00:17:17,904 かなり やっかいな状況です。 210 00:17:17,904 --> 00:17:21,240 私も銀のクロス持ってるんですよ。 211 00:17:21,240 --> 00:17:24,577 その… バビロンさんとおそろいです。 212 00:17:24,577 --> 00:17:28,915 あの神父の持ってたクロスは 新品同様だった。 はぅ! 213 00:17:28,915 --> 00:17:31,417 紛失して新調したのかも。 214 00:17:31,417 --> 00:17:34,854 そうだとして それが なんでやっかいなんだ? 215 00:17:34,854 --> 00:17:41,193 普通は銀製のクロスなんです。 ですが このクロスは純金。 216 00:17:41,193 --> 00:17:43,529 あぁ 純金のクロス…。 217 00:17:43,529 --> 00:17:47,033 これを持つことを許されるのは たった12人。 218 00:17:47,033 --> 00:17:52,538 教皇様を含めた教会本部を 統括する 十二神官のクロスだ。 219 00:17:52,538 --> 00:17:56,876 つまり犯人は 十二神官の中にいる! 220 00:17:56,876 --> 00:18:00,046 ばかな! 偉大な神官様たちが➡ 221 00:18:00,046 --> 00:18:02,048 そんなことを するはずがないだろう! 222 00:18:02,048 --> 00:18:04,050 そうだ そうだ。 だいたい みんな顔が違う! 223 00:18:04,050 --> 00:18:08,054 いえ バビロンさんの話から やつはおそらく➡ 224 00:18:08,054 --> 00:18:10,890 自由に見た目を 変えることができるはず。 225 00:18:10,890 --> 00:18:17,063 な… ならばクロスが偽物か 神官から盗み出したものか。 226 00:18:17,063 --> 00:18:21,067 とにかく あの人たちの中に 犯人などいるわけが…。 227 00:18:21,067 --> 00:18:25,404 あ~ バビロンが イーシャちゃん落ち込ませた。 あぁ? 228 00:18:25,404 --> 00:18:29,742 最低ある。 一度 浄化で 心をきれいにしたほうがいいある。 229 00:18:29,742 --> 00:18:34,847 きれいなバビロンにしてもらうある。 230 00:18:34,847 --> 00:18:36,849 私 歌います! 231 00:18:36,849 --> 00:18:41,187 歌うな! 浄化なんて私には必要な…。 232 00:18:41,187 --> 00:18:44,023 ((光武)) 233 00:18:44,023 --> 00:18:49,362 あいつ… 神聖魔術の発動に 儀式を経由してなかった。 234 00:18:49,362 --> 00:18:51,364 顔パスだった。 235 00:18:51,364 --> 00:18:53,366 なっ。 236 00:18:53,366 --> 00:18:56,869 《バビロン:ロイド様に 使えるようにしてもらって➡ 237 00:18:56,869 --> 00:18:59,872 当たり前に使ってたが…》 238 00:18:59,872 --> 00:19:02,875 本来 神聖魔術は儀式。 239 00:19:02,875 --> 00:19:08,881 イーシャのように歌ったり踊ったりの かなり面倒な手順を踏む魔術。 240 00:19:11,384 --> 00:19:15,888 もう 間違いない… 顔パス。 241 00:19:15,888 --> 00:19:19,892 儀式なしで 神聖魔術が使えるのは…。 242 00:19:19,892 --> 00:19:21,894 クゥーン。 243 00:19:23,896 --> 00:19:26,899 十二神官様たちだけだ。 244 00:19:36,842 --> 00:19:40,012 (タオ)チェスみっけた~! やるやる~! 245 00:19:40,012 --> 00:19:44,417 あぁん? 私だって顔パスで…。 黙っとけ ややこしい。 246 00:19:46,352 --> 00:19:50,356 (グリモ)そうなのか? あぁ だが厳密には違う。 247 00:19:50,356 --> 00:19:54,527 私が顔パスを認めたのは 教皇ギタンのみ。 248 00:19:54,527 --> 00:19:58,864 他の11人は ギタンが信用した者たち。 249 00:19:58,864 --> 00:20:03,035 ロイド様でいう ロードストの連中と同じ関係だ。 250 00:20:03,035 --> 00:20:05,204 ロイド様を信用します! 251 00:20:05,204 --> 00:20:07,540 こいつらは俺の太鼓判。 252 00:20:07,540 --> 00:20:09,708 (ジリエル)なら私も信じます。 253 00:20:09,708 --> 00:20:13,546 は~ お前が そこまで男を気に入るとは。 254 00:20:13,546 --> 00:20:16,549 まぁ ロイド様も男だけど。 255 00:20:16,549 --> 00:20:20,453 ギタンとは そういう男なのだ。 256 00:20:22,388 --> 00:20:27,059 バビロンくんの証言を 頭から否定する教会本部に➡ 257 00:20:27,059 --> 00:20:29,061 いくら事実を伝えたところで➡ 258 00:20:29,061 --> 00:20:32,064 聖誕祭を中止にしてくれるとは 思えない。 259 00:20:32,064 --> 00:20:34,900 王手! それ将棋ある! 260 00:20:34,900 --> 00:20:38,571 ていうか 聖誕祭を中止にしたところで➡ 261 00:20:38,571 --> 00:20:41,407 敵が教会本部の中心に 潜伏してるなら➡ 262 00:20:41,407 --> 00:20:43,576 やっぱり教皇様の命が危ない。 263 00:20:43,576 --> 00:20:48,914 はい 何より 聖誕祭まで時間がありません。 264 00:20:48,914 --> 00:20:51,917 (2人)あ~っ! 265 00:20:51,917 --> 00:20:55,921 (シルファ)謎神父が その11人の中に いるというのなら➡ 266 00:20:55,921 --> 00:21:00,092 当日 神官たちと教皇は 別行動を取ってもらい➡ 267 00:21:00,092 --> 00:21:04,997 かつ我々が神官たちに 護衛という形で張り付き監視する。 268 00:21:07,600 --> 00:21:10,102 そうすれば 少なくとも➡ 269 00:21:10,102 --> 00:21:14,440 聖誕祭での 教皇暗殺の芽は潰せるかと。 270 00:21:14,440 --> 00:21:17,443 そう割り切って 事に当たるしかないか。 271 00:21:17,443 --> 00:21:19,445 僕も手を尽くすが➡ 272 00:21:19,445 --> 00:21:23,449 現状 冒険者ギルドの 手を借りることもできない。 273 00:21:23,449 --> 00:21:26,118 信用できるのは君たちだけだ。 274 00:21:26,118 --> 00:21:30,790 怪しい動きを見せた神官は 個々の判断で取り押さえてくれ。 275 00:21:30,790 --> 00:21:34,493 なんとしても 聖誕祭を無事に終わらせるぞ! 276 00:21:36,896 --> 00:21:40,232 ハァ ハァ ハァ…。 277 00:21:40,232 --> 00:21:42,902 (アナスタシア)待ちなさい。 あっ! 278 00:21:42,902 --> 00:21:45,404 アナスタシア様。 279 00:21:45,404 --> 00:21:49,909 なんです? その手紙は。 これは その…。 280 00:21:49,909 --> 00:21:52,745 第二王子 アルベルト様からの伝令で…。 281 00:21:52,745 --> 00:21:54,747 見せなさい。 282 00:21:54,747 --> 00:22:00,953 あっ でも教皇様に 直接渡すようにと。 あっ! 283 00:22:06,258 --> 00:22:08,928 あ… アナスタシア様! 284 00:22:08,928 --> 00:22:10,930 (扉が閉まる音) 285 00:22:30,950 --> 00:22:36,055 第二王子から教皇宛てに 手紙が届きました。 ほぉ? 286 00:22:36,055 --> 00:22:40,059 聖誕祭当日は 神官たちと教皇とは➡ 287 00:22:40,059 --> 00:22:44,563 別行動で教会視察をするようにと。 なるほど。 288 00:22:44,563 --> 00:22:48,067 あの人工ラミアの情報ですかね。 289 00:22:48,067 --> 00:22:50,736 はい。 あの地下施設は➡ 290 00:22:50,736 --> 00:22:53,405 第二王子に 破壊されたものと思われます。 291 00:22:53,405 --> 00:22:56,408 ですが 伝令から推測するに➡ 292 00:22:56,408 --> 00:22:59,078 大した情報は 得られておりませ… あっ。 293 00:22:59,078 --> 00:23:02,915 シビルウォーは この腕を残して➡ 294 00:23:02,915 --> 00:23:05,417 チリに なってしまいました。 295 00:23:05,417 --> 00:23:09,755 直接の死因は 私の渡した極聖玉ですが➡ 296 00:23:09,755 --> 00:23:12,925 左腕が 吹き飛んでいました。 297 00:23:12,925 --> 00:23:15,261 戦っていたのでしょう。 298 00:23:15,261 --> 00:23:18,264 彼が反射すらできなかった何かと。 299 00:23:18,264 --> 00:23:21,433 それが いったい何なのか…。 300 00:23:21,433 --> 00:23:25,938 何か大きな見落としがあるのやも。 301 00:23:27,940 --> 00:23:33,712 ですが… 第二王子が 今更 何を画策しようが➡ 302 00:23:33,712 --> 00:23:36,415 何の問題もありません。 303 00:23:38,384 --> 00:23:41,553 あの程度の施設を潰して➡ 304 00:23:41,553 --> 00:23:45,391 私の悲願を 潰したと思っているのなら➡ 305 00:23:45,391 --> 00:23:49,561 いや たとえ全貌を 予想できていたとしても➡ 306 00:23:49,561 --> 00:23:51,897 同じですね。 307 00:23:51,897 --> 00:23:54,900 (咆哮) 308 00:23:54,900 --> 00:23:59,571 時は満ち足りました。 309 00:23:59,571 --> 00:24:05,978 もはや誰にも 我々を止めることはできない。 310 00:24:08,747 --> 00:24:13,419 (2人)さぁ 始めよう➡ 311 00:24:13,419 --> 00:24:15,921 大聖誕祭!