1 00:00:39,306 --> 00:00:41,808 (サリア)ここでいい。 2 00:00:45,312 --> 00:00:47,814 ありがとう シンタロウ。 3 00:00:47,814 --> 00:00:49,816 (シロ)わん。 4 00:00:49,816 --> 00:01:05,332 ♬~ 5 00:01:05,332 --> 00:01:07,334 イーシャ 準備。 6 00:01:07,334 --> 00:01:09,336 (イーシャ)はいっ! 7 00:01:09,336 --> 00:01:12,673 (黒竜)グォー! 8 00:01:12,673 --> 00:01:18,378 グオーッ! 9 00:03:02,315 --> 00:03:04,317 グオー! 10 00:03:04,317 --> 00:03:06,820 (バッツ)もういい! 使うなよ。 11 00:03:06,820 --> 00:03:09,322 その力を使うんじゃねえぞ! グオー! 12 00:03:09,322 --> 00:03:11,324 無口野郎! 13 00:03:11,324 --> 00:03:13,326 うぅ…。 14 00:03:13,326 --> 00:03:15,328 わかったな! 15 00:03:20,834 --> 00:03:22,836 (クロウ)止まれ! 16 00:03:22,836 --> 00:03:24,838 ばか野郎が! 17 00:03:24,838 --> 00:03:27,507 うぅ…。 グオー! 18 00:03:27,507 --> 00:03:31,344 助けた! ガキを助けたぞ 無口野郎! 19 00:03:31,344 --> 00:03:34,281 なぁ! 20 00:03:34,281 --> 00:03:36,283 うぅ…。 なぁって。 21 00:03:36,283 --> 00:03:41,788 シカトするんじゃねえぞ クロウ! 22 00:03:41,788 --> 00:03:43,790 グオー! 23 00:03:48,795 --> 00:03:52,799 (レン)ちょっ ダンテさん 手伝ってください! また来ます! 24 00:03:52,799 --> 00:03:57,971 《神官ダンテ… 敵だから 手伝ってくれないのかな? 25 00:03:57,971 --> 00:04:02,309 顔も怖いし これは もしかして本当に…》 26 00:04:02,309 --> 00:04:05,479 (ヤタロウ)ごめんねぇ。 27 00:04:05,479 --> 00:04:09,983 (ヤタロウ)僕が手伝ってあげられたら よかったんだけど。 28 00:04:09,983 --> 00:04:13,153 レンたんの愛が思いのほか重くて。 29 00:04:13,153 --> 00:04:16,490 (レン)愛じゃないです 毒です! なんなの この神官! 30 00:04:16,490 --> 00:04:25,499 (ダンテ)お嬢ちゃん 君はこの暴動を 起こした犯人を知ってるのかい? 31 00:04:25,499 --> 00:04:29,002 どうなんだい? 32 00:04:29,002 --> 00:04:34,941 《な… 何て答えれば…。 う~ん え~い!》 33 00:04:34,941 --> 00:04:36,943 (レン)知ってますよ。 34 00:04:36,943 --> 00:04:40,847 この暴動を引き起こした犯人は…。 35 00:04:48,288 --> 00:04:53,460 《ロイド:思ったとおり この光武は 具現化系でありながら➡ 36 00:04:53,460 --> 00:04:55,796 浄化系の性質も兼ね備えている。 37 00:04:55,796 --> 00:05:01,301 問題は その浄化の定義。 38 00:05:01,301 --> 00:05:05,138 神の定めたいわゆる悪が 悪とはかぎらない。 39 00:05:05,138 --> 00:05:10,310 こいつの定めた悪が悪 浄化の対象となる。 40 00:05:10,310 --> 00:05:15,482 本来浄化では 何の影響も受けない火球が➡ 41 00:05:15,482 --> 00:05:18,818 ギタンの物差しに触れるなら➡ 42 00:05:18,818 --> 00:05:22,322 それは悪… 浄化される。 43 00:05:22,322 --> 00:05:25,492 あのシンボルが その表れ。 44 00:05:25,492 --> 00:05:28,829 俺が俺のシンボルに 触れたらどうなる? 45 00:05:28,829 --> 00:05:31,331 う~ん 気になる。 46 00:05:31,331 --> 00:05:34,601 ともあれ 弱点も見えてきた。 47 00:05:34,601 --> 00:05:38,438 1つ シンボルを作るには数秒かかる。 48 00:05:38,438 --> 00:05:43,443 2つ 魔術という大きなくくりでの シンボルは作れない。 49 00:05:43,443 --> 00:05:49,449 作れるなら 火や結界や神聖魔術と シンボルを変える必要がないはず。 50 00:05:49,449 --> 00:05:51,451 3つ 神聖魔術のシンボルが➡ 51 00:05:51,451 --> 00:05:55,789 火のシンボルに すべて すげ変わった。 52 00:05:55,789 --> 00:05:59,292 同時に使えるシンボルの種類は 3つまでか? 53 00:05:59,292 --> 00:06:04,965 キメラの肉体だけでもおもしろいのに この男は 神の定義。 54 00:06:04,965 --> 00:06:08,802 すなわち 神の術式すらいじっている。 55 00:06:08,802 --> 00:06:10,971 まったく ホントに…》 56 00:06:10,971 --> 00:06:12,973 (くしゃみ) 57 00:06:12,973 --> 00:06:14,975 けしかりゃん! 58 00:06:16,977 --> 00:06:18,979 うぅ…。 坊主。 59 00:06:18,979 --> 00:06:21,982 1人で避難所に行けるか? うん。 60 00:06:21,982 --> 00:06:24,484 お兄ちゃんは? 61 00:06:24,484 --> 00:06:26,987 兄ちゃんは やぼ用がある。 62 00:06:26,987 --> 00:06:29,322 母ちゃんに会えるといいな。 63 00:06:29,322 --> 00:06:31,992 グオー! わぁ~ん! 64 00:06:31,992 --> 00:06:35,762 《兄ちゃんは ダチを置いていけねえ》 65 00:06:35,762 --> 00:06:39,099 黒トカゲ 何する気だ…。 66 00:06:39,099 --> 00:06:43,770 グオー! ふざけんのも大概にしろ てめえ! 67 00:06:43,770 --> 00:06:47,440 グオー! 68 00:06:47,440 --> 00:06:51,444 ハァ ハァ… 全員避難したぞ クロウ! 69 00:06:51,444 --> 00:06:54,114 お前のおかげだ! あとは お前だけだ! 70 00:06:54,114 --> 00:06:56,283 教会に帰って浄化を! 71 00:06:56,283 --> 00:07:00,453 《ただの言葉で それを 実現させるなんて 反則能力。 72 00:07:00,453 --> 00:07:03,290 リスクが伴わないわけがねえ。 73 00:07:03,290 --> 00:07:08,295 クロウは あの力を使うたびに 血を吐いてた。 74 00:07:08,295 --> 00:07:12,465 あの ばかげたサイズ 誰が見たってキャパオーバー! 75 00:07:12,465 --> 00:07:17,470 鼻からスイカ突っ込むみてぇな代償を 払い続けたはずだ。 76 00:07:17,470 --> 00:07:20,807 なのに うれしそうだった。 77 00:07:20,807 --> 00:07:24,311 力を誰かのために使えることが》 78 00:07:24,311 --> 00:07:26,813 (黒竜)ゲラ…。 79 00:07:31,818 --> 00:07:35,255 ゲラゲラゲラゲラ! 80 00:07:35,255 --> 00:07:40,427 何を お前…。 81 00:07:40,427 --> 00:07:43,263 わ… 笑って…。 82 00:07:43,263 --> 00:07:47,267 殺すぞ てめえ。 83 00:07:47,267 --> 00:07:49,769 グオー! 84 00:07:53,273 --> 00:07:59,779 《こいつ… 笑ってたのか 腹ん中でずっと。 85 00:07:59,779 --> 00:08:01,781 クロウの頑張りを…。 86 00:08:01,781 --> 00:08:06,953 クロウの これまでのすべてを! 87 00:08:06,953 --> 00:08:09,789 そいつを見てるだけで➡ 88 00:08:09,789 --> 00:08:14,794 見えてくるもんなんてあるんだな 今日 会ったばかりで》 89 00:08:14,794 --> 00:08:17,797 どうした…。 グオー。 90 00:08:17,797 --> 00:08:22,469 《結局 全然しゃべれなかったけど➡ 91 00:08:22,469 --> 00:08:25,472 もうすっかりマブダチ気分なんだ》 92 00:08:25,472 --> 00:08:28,975 来いよ! グオー! 93 00:08:28,975 --> 00:08:31,811 なんでそうなる!? 94 00:08:31,811 --> 00:08:34,748 お前の相手は俺だろうが! 95 00:08:34,748 --> 00:08:36,750 ゲラ。 おいっ! 96 00:08:36,750 --> 00:08:41,588 そいつはもう死んでんだよぉ! 97 00:08:41,588 --> 00:08:43,590 グオーッ! 98 00:08:47,927 --> 00:08:49,929 (タオ)まだあるよ! 99 00:08:49,929 --> 00:08:53,933 まだクロウの気配は残ってる! 双子神官に治してもらうある! 100 00:08:53,933 --> 00:08:55,935 《クロウの仲間…》 101 00:08:55,935 --> 00:08:58,772 (シルファ)タオ 疲れてるところ悪いのですが。 102 00:08:58,772 --> 00:09:01,775 疲れてないある。 もうやってるある。 103 00:09:01,775 --> 00:09:04,944 (タオ)大丈夫 住民の気配はないある。 104 00:09:04,944 --> 00:09:07,280 クロウは すごいあるな。 105 00:09:07,280 --> 00:09:10,784 こんな化け物相手に 全員 守り通したある。 106 00:09:10,784 --> 00:09:12,952 (シルファ)彼はツワモノでした。 107 00:09:12,952 --> 00:09:17,290 その彼が動きを止めることしか できなかった相手ともいえます。 108 00:09:17,290 --> 00:09:20,460 さて どこから手をつけたものか。 109 00:09:20,460 --> 00:09:23,296 (タオ)じゃあ 私が尻叩くある。 シルファが顔ある。 110 00:09:23,296 --> 00:09:26,299 (シルファ)嫌です。 あなたが顔で私が尻。 111 00:09:26,299 --> 00:09:29,469 (タオ)嫌ある 顔怖いある。 私が尻! 112 00:09:29,469 --> 00:09:31,471 グオー! 113 00:09:41,581 --> 00:09:44,417 百華拳! 114 00:09:44,417 --> 00:09:47,087 ラングリス流! 115 00:09:47,087 --> 00:09:50,290 車輪双竜! (タオ)はぁっ! 116 00:09:57,931 --> 00:10:01,768 何てことを… 何て場所で この竜は! 117 00:10:01,768 --> 00:10:07,106 また見ちゃったある 走馬灯。 日に何回見るあるか! 118 00:10:07,106 --> 00:10:10,276 タオ その手! 大丈夫ある。 119 00:10:10,276 --> 00:10:14,614 よそ見すんな! ここで諦めたら 全部無駄あるよ! 120 00:10:14,614 --> 00:10:18,284 クロウの… みんなの頑張りも! 121 00:10:18,284 --> 00:10:21,621 こいつ1匹で 全部まくられるある! 122 00:10:21,621 --> 00:10:23,623 《気づいてしまった》 123 00:10:23,623 --> 00:10:28,795 (アカマキ)すまない バッツ。 この少年は… もう…。 124 00:10:28,795 --> 00:10:30,797 えっ? 125 00:10:30,797 --> 00:10:32,966 《魔竜はもう…》 126 00:10:32,966 --> 00:10:35,368 ゲハハハハ! 《バッツ:止められない》 127 00:10:44,310 --> 00:10:48,314 《黒竜:俺は 生まれてすぐに理解した》 128 00:10:50,316 --> 00:10:55,321 《己が奴隷であると》 (ギザルム)ハハハハ! 129 00:10:55,321 --> 00:11:00,326 《このお方を背に乗せて 飛ぶことこそが我が人生。 130 00:11:00,326 --> 00:11:03,329 このお方の気に障らぬよう➡ 131 00:11:03,329 --> 00:11:08,334 犬のように従順に 全身全霊で飛んだ。 132 00:11:08,334 --> 00:11:13,339 長い長い大海を渡る遠征の末》 133 00:11:13,339 --> 00:11:15,341 (指を鳴らす音) 134 00:11:15,341 --> 00:11:17,343 (ポルカ)おぉ ギザルム様! 135 00:11:17,343 --> 00:11:21,014 (ポルカ)もう空間転移を 使いこなしておられる。 136 00:11:21,014 --> 00:11:25,518 《我があるじは 世界最強の力を手に入れた。 137 00:11:25,518 --> 00:11:31,024 恐ろしくも誇らしい これが我があるじ。 138 00:11:31,024 --> 00:11:34,794 もはや誰にも我があるじは…》 139 00:11:34,794 --> 00:11:39,899 (ギザルム)いらないなぁ もう この竜。 (ポルカ)フフフフ。 140 00:11:48,474 --> 00:11:51,377 はぁ… はぁ…。 141 00:11:53,313 --> 00:11:59,319 (ギタン)ハハハハ… たまには 道に迷うのもいいものですね。 142 00:11:59,319 --> 00:12:03,990 いつからロードストは 悪魔城になったんでしょうねぇ。 143 00:12:03,990 --> 00:12:07,327 (アナスタシア)化け物です。 144 00:12:07,327 --> 00:12:10,997 (アナスタシア)あの屋敷にいるものは。 145 00:12:10,997 --> 00:12:15,501 (ギタン)たぶん 魔族と呼ばれる 魔界の貴族でしょうねぇ。 146 00:12:15,501 --> 00:12:18,838 《黒竜:何だ あの人間は。 147 00:12:18,838 --> 00:12:22,342 ここはもうギザルム様の間合いだぞ》 148 00:12:22,342 --> 00:12:28,848 魔族に私の極聖光を浴びせたなら 相手はどうなると思います? 149 00:12:28,848 --> 00:12:33,286 (アナスタシア)浄化の光は特効のはず。 甚大なダメージにはなるかと。 150 00:12:33,286 --> 00:12:36,289 《怖くないのか?》 151 00:12:36,289 --> 00:12:39,292 (ギタン)では 心はどうでしょう? 152 00:12:39,292 --> 00:12:44,297 彼の心は きれいになると思いますか? 153 00:12:44,297 --> 00:12:49,302 答えはノーです。 彼は改心などしません。 154 00:12:49,302 --> 00:12:53,306 というか 彼は汚れていないのです。 155 00:12:53,306 --> 00:12:57,310 魔物の心はどこまでも純粋です。 156 00:12:57,310 --> 00:12:59,479 悪気なんてないのです。 157 00:12:59,479 --> 00:13:06,819 人をあやめることも壊すことも 仲間を見捨てることも。 158 00:13:06,819 --> 00:13:10,323 《黒竜:あぁ なんとなく察した。 159 00:13:10,323 --> 00:13:14,827 次の我があるじは こいつなのだと》 160 00:13:18,331 --> 00:13:23,336 (縫合する音) 161 00:13:23,336 --> 00:13:27,840 (ギタン)どうぞ自由に このキメラの肉体を使ってください。 162 00:13:27,840 --> 00:13:31,511 《黒竜:ギタン だからお前についてきた》 163 00:13:31,511 --> 00:13:34,947 (ギタン)願わくば あなたの本質を探すために。 164 00:13:34,947 --> 00:13:39,786 《黒竜:肉体の半分以上が 別物に造り変えられようとも➡ 165 00:13:39,786 --> 00:13:45,124 こびりついた犬根性が 一新されるわけもない。 166 00:13:45,124 --> 00:13:50,463 今更 本質だの自由だの言われても わかるはずもないからな》 167 00:13:50,463 --> 00:13:53,466 当てがないなら 一緒に行きましょうか? 168 00:13:53,466 --> 00:13:57,136 今度 大きな祭りがあるんです。 169 00:13:57,136 --> 00:14:01,307 といっても私にも 当てなんてありませんけどね。 170 00:14:01,307 --> 00:14:04,811 もう ずっと迷子なんです。 171 00:14:04,811 --> 00:14:08,815 《黒竜:見つかるといいな。 172 00:14:08,815 --> 00:14:13,986 俺は… わかりかけてきた➡ 173 00:14:13,986 --> 00:14:16,389 俺のことが!》 174 00:14:18,324 --> 00:14:21,494 《巨人族の腕が移植されてる! 175 00:14:21,494 --> 00:14:26,332 この竜もキメラ! まったく常識が通用しない!》 176 00:14:26,332 --> 00:14:29,669 タオ! まともに食らって…。 177 00:14:29,669 --> 00:14:31,838 グオー! 178 00:14:31,838 --> 00:14:35,108 (シルファ)ラングリス流! 179 00:14:35,108 --> 00:14:37,276 二虎双牙! 180 00:14:37,276 --> 00:14:45,785 うぅ~! 181 00:14:45,785 --> 00:14:47,787 グオーッ! 182 00:14:47,787 --> 00:14:52,458 《あぁ なんて楽しい。 なんて愛らしい》 183 00:14:52,458 --> 00:14:55,628 シルファ! チクショー! 184 00:14:55,628 --> 00:14:59,298 なぁ 頼むよ! なんとか治してやってくれよ! 185 00:14:59,298 --> 00:15:03,136 《黒竜:お前らの その顔が…》 186 00:15:03,136 --> 00:15:07,306 (アオマキ)バッツ お前のケガを見せろ! お前だって重症だ! 187 00:15:07,306 --> 00:15:11,310 俺なんて どうでもいい! こいつは英雄なんだ! 188 00:15:11,310 --> 00:15:14,814 《その悲鳴が教えてくれた》 189 00:15:16,816 --> 00:15:19,819 (バッツ)どこ… 狙って…。 190 00:15:22,321 --> 00:15:24,323 (2人)避難所! 191 00:15:24,323 --> 00:15:26,492 (2人)ふざけんな~! 192 00:15:26,492 --> 00:15:33,266 《黒竜:俺が強いこと… そして 残虐であること。 193 00:15:33,266 --> 00:15:35,268 さぁ》 194 00:15:35,268 --> 00:15:38,438 クソッ 動け… 体! 195 00:15:38,438 --> 00:15:44,277 《黒竜:もっとだ もっと感じさせてくれ》 196 00:15:44,277 --> 00:15:47,113 もう 誰でもいい! 197 00:15:47,113 --> 00:15:49,782 神でも 悪魔でも! 198 00:15:49,782 --> 00:15:55,955 《お前らの怨さで じゅうりんの愉悦を!》 199 00:15:55,955 --> 00:16:00,126 あぁっ。 あっ! 200 00:16:00,126 --> 00:16:06,799 誰か このクソ竜を止めてくれ~! 201 00:16:06,799 --> 00:16:09,302 グオーッ! 202 00:16:20,313 --> 00:16:22,315 あぁ…。 203 00:16:22,315 --> 00:16:25,318 ぬあっ…。 (ジリエル)よく耐えた神官諸君。 204 00:16:32,258 --> 00:16:34,760 (ジリエル)あとは我々に任せろ。 205 00:16:34,760 --> 00:16:38,931 私は この者の治療に専念する。 それでいいな? 206 00:16:38,931 --> 00:16:42,435 (グリ太郎)それでいい。 絶対 助けてやってくれ。 207 00:16:42,435 --> 00:16:44,437 クロウはダチなんだ。 208 00:16:44,437 --> 00:16:47,840 なぁ 黒竜。 209 00:16:51,777 --> 00:16:55,615 調子こいてんじゃねえぞ。 210 00:16:55,615 --> 00:16:57,617 (2人)誰? 211 00:16:57,617 --> 00:16:59,952 えっ いや 俺は…。 212 00:16:59,952 --> 00:17:04,790 そう! 通りすがりの冒険者 グリ太郎だ! 213 00:17:04,790 --> 00:17:07,126 グリ… 太郎? 214 00:17:07,126 --> 00:17:10,129 《これは なかなかどうして イケメンオーラが》 215 00:17:10,129 --> 00:17:12,131 その角は? (グリモ)えっ? 216 00:17:12,131 --> 00:17:14,967 これは こういう髪飾りで…。 217 00:17:14,967 --> 00:17:17,803 《くぅ~ 恥ずかしい》 218 00:17:17,803 --> 00:17:21,641 お前 その姿で援軍に加わったら➡ 219 00:17:21,641 --> 00:17:25,478 絶対 魔物かキメラに間違われるぞ。 た… 確かに。 220 00:17:25,478 --> 00:17:28,314 《ジリエルに言われて変化したけど➡ 221 00:17:28,314 --> 00:17:30,650 苦手なんだ。人間に化けるのは》 222 00:17:30,650 --> 00:17:33,853 グオー! とにかく。 223 00:17:35,922 --> 00:17:40,426 (グリ太郎)俺達はお前らの味方だ。 クロウなら大丈夫だ。 224 00:17:40,426 --> 00:17:43,262 その金髪 ジリ貧丸が治す。 225 00:17:43,262 --> 00:17:47,099 誰がジリ貧丸だ。 あぁ 必ず治す。 226 00:17:47,099 --> 00:17:50,436 この戦いで 1人でも死者が出るなら➡ 227 00:17:50,436 --> 00:17:53,272 私は腹を斬らねばならん。 228 00:17:53,272 --> 00:17:56,609 タオ。 おぅ? なんで名前…。 229 00:17:56,609 --> 00:17:59,612 (グリ太郎)この周辺に 住民はいないんだな? 230 00:17:59,612 --> 00:18:01,614 (タオ)いないある! グオオ…。 231 00:18:01,614 --> 00:18:05,952 グオー! 232 00:18:05,952 --> 00:18:09,355 なら 暴れていいな。 233 00:18:12,792 --> 00:18:14,794 グオオ…。 234 00:18:14,794 --> 00:18:16,796 こら。 235 00:18:16,796 --> 00:18:19,298 グオオ…。 236 00:18:19,298 --> 00:18:21,801 ゴロゴロ転がるんじゃねえ。 237 00:18:24,303 --> 00:18:28,808 グオオ…。 聞こえたぜ お前の笑い声。 238 00:18:28,808 --> 00:18:33,746 魔界の黒竜が野良で 人間界に迷い込むわけねえ。 239 00:18:33,746 --> 00:18:38,084 飼い竜が乗り捨てられたパターンだろ。 240 00:18:38,084 --> 00:18:40,086 ふびんな野郎だ。 241 00:18:40,086 --> 00:18:43,923 って 慰めてもらえるとでも思ったか? 242 00:18:43,923 --> 00:18:47,426 弱肉強食 それは魔界のルールだ。 243 00:18:47,426 --> 00:18:50,763 お前は それを この人間界に持ち込んで➡ 244 00:18:50,763 --> 00:18:53,766 俺のテリトリーを踏み荒らした。 245 00:18:53,766 --> 00:18:55,935 誇りもクソもねえ…。 246 00:18:55,935 --> 00:18:59,438 鎖が外れて はっちゃけるだけの ただの犬ごときが。 247 00:18:59,438 --> 00:19:04,944 よくもまぁ笑えたもんだ。 殺す気も起きねえ。 248 00:19:06,946 --> 00:19:10,282 魔界に帰れ 尻尾を巻いてな。 249 00:19:10,282 --> 00:19:12,785 グオーッ! 250 00:19:12,785 --> 00:19:14,787 (一同)おぉ!? 251 00:19:14,787 --> 00:19:17,289 とっ 飛ぶのかよ あいつ。 252 00:19:24,797 --> 00:19:30,970 《黒竜:あぁ この魔人は…。 253 00:19:30,970 --> 00:19:34,240 なんて優しい。 254 00:19:34,240 --> 00:19:40,246 こんな俺に こんな姿になった俺に まだ…。 255 00:19:40,246 --> 00:19:43,916 竜としての道を示してくれている。 256 00:19:43,916 --> 00:19:48,921 いまだ 逃げ去る猶予すら 与えてくれている。 257 00:19:48,921 --> 00:19:53,759 ありがとう。 だが逃げはしない。 258 00:19:53,759 --> 00:19:59,265 この噴き出した感情に 俺は背を向けられない。 259 00:19:59,265 --> 00:20:03,436 俺は竜として生き…。 260 00:20:03,436 --> 00:20:05,438 あるいは死のう。 261 00:20:05,438 --> 00:20:10,443 愉悦でも恐怖でもない それは誇り。 262 00:20:10,443 --> 00:20:15,848 幾年月を超え 響く竜の咆哮》 263 00:20:18,284 --> 00:20:20,286 二重詠唱。 264 00:20:20,286 --> 00:20:23,622 大・螺旋黒閃砲! 265 00:20:23,622 --> 00:20:27,827 グオーッ! 266 00:20:34,300 --> 00:20:38,804 《黒竜:皆 何かを抱えた者たちだった。 267 00:20:38,804 --> 00:20:43,809 皆 この戦いで 未練は晴らせただろうか?》 268 00:20:43,809 --> 00:20:47,480 最後に この極聖玉を飲んでください。 269 00:20:47,480 --> 00:20:53,652 使用すれば 腐った体はチリになり 魂は浄化されます。 270 00:20:53,652 --> 00:20:57,990 どんなときに使うかですか? そうですね…。 271 00:20:57,990 --> 00:21:00,993 耐えがたい拷問を受けたとき あるいは➡ 272 00:21:00,993 --> 00:21:02,995 この世に未練がなくなり➡ 273 00:21:02,995 --> 00:21:05,831 天に召されたくなった ときでしょうか。 274 00:21:05,831 --> 00:21:12,338 それは私への裏切りになる? 別になりませんよ。 275 00:21:12,338 --> 00:21:16,175 私は あなたたちを 利用してるだけですから。 276 00:21:16,175 --> 00:21:19,345 仲間とは思ってませんよ。 277 00:21:19,345 --> 00:21:23,849 《どうだか… 少なくとも俺は あんたに出会えたおかげで➡ 278 00:21:23,849 --> 00:21:30,356 竜として終わることができたぞ。 使わないよ この玉は。 279 00:21:30,356 --> 00:21:33,859 ギタン 地獄で待つ》 280 00:21:45,804 --> 00:21:49,642 《封印が解けてから だいぶ魔力を吸収できた。 281 00:21:49,642 --> 00:21:51,644 強くなってる》 282 00:21:51,644 --> 00:21:54,346 《もしかしたら魔族だって》 283 00:21:56,315 --> 00:21:59,819 いや無理無理 あれはまだ無理。 284 00:21:59,819 --> 00:22:01,821 ってことは…。 285 00:22:01,821 --> 00:22:07,993 《雲の上のガキには まだまだ 及ばねえってことなんだぜ。 286 00:22:07,993 --> 00:22:10,996 一緒に見ような 高みを!》 287 00:22:10,996 --> 00:22:14,333 すまん 遅くなった。 288 00:22:14,333 --> 00:22:16,335 いや クロウは? 289 00:22:16,335 --> 00:22:20,840 (ジリエル)問題ない。 峠は越えた。 290 00:22:20,840 --> 00:22:25,344 だが使い切った。 もう ロクに動けん。 291 00:22:27,847 --> 00:22:29,849 地上の援護は十分だろ。 292 00:22:29,849 --> 00:22:32,785 あぁ 私たちにできることといえば➡ 293 00:22:32,785 --> 00:22:35,120 口を出すくらいのものだろうがな。 294 00:22:35,120 --> 00:22:40,459 行くか 雲の上! 295 00:22:40,459 --> 00:22:43,362 最終決戦に!