1 00:00:02,603 --> 00:00:04,605 (リムル)《テングっていうから➡ 2 00:00:04,605 --> 00:00:08,075 てっきりこんな感じかと 思ってたんだけど…》 3 00:00:09,576 --> 00:00:11,578 《テングとは天の狗》 4 00:00:11,578 --> 00:00:15,582 《つまり天使族と山狼族の 混血種族なのだそうで》 5 00:00:15,582 --> 00:00:19,086 (ラファエル) 告 正確に言えば 混血ではありません。 6 00:00:19,086 --> 00:00:23,156 オオカミの体にエンジェルが 受肉を果たした種族です。 7 00:00:23,156 --> 00:00:25,592 《そうそう 受肉した種族ね》 8 00:00:25,592 --> 00:00:28,595 告 正確に言えば種族ではなく➡ 9 00:00:28,595 --> 00:00:32,566 個体名ランガのように 個から生み出された個体群に➡ 10 00:00:32,566 --> 00:00:35,102 エンジェルが 受肉を果たしたものです。 11 00:00:35,102 --> 00:00:38,572 《目の前の少女は 山の神とあがめられる➡ 12 00:00:38,572 --> 00:00:41,108 テングの長老の娘なのだそうだ》 13 00:00:41,108 --> 00:00:43,644 (モミジ)魔王リムルよ はじめまして。 14 00:00:43,644 --> 00:00:46,079 私はテングの長の 代理としてまいった➡ 15 00:00:46,079 --> 00:00:48,081 モミジと申します。 16 00:00:48,081 --> 00:00:50,584 以後 お見知りおきくださいませ。 17 00:00:53,086 --> 00:01:13,073 ♬~ 18 00:01:13,073 --> 00:01:33,126 ♬~ 19 00:01:33,126 --> 00:01:53,080 ♬~ 20 00:01:53,080 --> 00:02:13,200 ♬~ 21 00:02:13,200 --> 00:02:22,175 ♬~ 22 00:02:38,558 --> 00:02:41,061 <ヒナタたちとの 和解が成立した直後➡ 23 00:02:41,061 --> 00:02:44,064 サリオンに抜ける 街道工事の許可をもらうため➡ 24 00:02:44,064 --> 00:02:47,067 俺はクシャ山脈にある テングの里へ➡ 25 00:02:47,067 --> 00:02:49,603 ベニマルたちを派遣していた> 26 00:02:49,603 --> 00:02:52,572 (ベニマル) ん? ここか…。 27 00:02:56,076 --> 00:02:59,046 (アルビス) 結界が張られているようです。 28 00:02:59,046 --> 00:03:01,048 ⚟待たれよ⚞ 29 00:03:02,582 --> 00:03:05,052 (ベニマル)《武の心得があるな…》 30 00:03:05,052 --> 00:03:08,055 これより先は 我らテングの隠れ里。 31 00:03:08,055 --> 00:03:10,057 何用であるか。 32 00:03:10,057 --> 00:03:13,093 (ベニマル) テンペストから 魔王リムル様の名代として来た。 33 00:03:13,093 --> 00:03:15,162 ふむ…。 34 00:03:15,162 --> 00:03:17,631 両名のみ通られよ。 35 00:03:28,108 --> 00:03:29,609 (アルビス) あっ…。 36 00:03:31,078 --> 00:03:33,080 (ベニマル) なんと…。 37 00:03:35,082 --> 00:03:37,584 (アルビス) 隠れ里は異空間だったのですね。 38 00:03:37,584 --> 00:03:39,586 見つからないはずだわ…。 39 00:03:39,586 --> 00:03:41,555 こちらへ。 40 00:03:45,659 --> 00:03:47,594 《油断はできぬ…》 41 00:03:47,594 --> 00:03:52,065 《実力はカリオン殿に匹敵するか あるいは それ以上…》 42 00:03:52,065 --> 00:03:55,602 それで使者殿 用件は何か? 43 00:03:55,602 --> 00:03:59,539 この地の支配でも たくらんだか? 44 00:03:59,539 --> 00:04:01,575 そのようなつもりはない。 45 00:04:01,575 --> 00:04:05,078 俺たちが望むのは クシャ山脈の通行許可だ。 46 00:04:05,078 --> 00:04:09,649 そして可能ならば この山に トンネルを掘る許可を頂きたい。 47 00:04:09,649 --> 00:04:13,553 (モミジ) ふんっ 領土的野心はない というのね? 48 00:04:13,553 --> 00:04:16,556 通行許可は 勝手にすればいいけど➡ 49 00:04:16,556 --> 00:04:18,558 トンネルとは何? 50 00:04:18,558 --> 00:04:21,561 俺も詳しくはないが 山に穴を掘って➡ 51 00:04:21,561 --> 00:04:25,065 山向こうと 道をつなぐものだそうだ。 52 00:04:25,065 --> 00:04:29,569 待って 山に穴を掘る? 本気で言っているの? 53 00:04:29,569 --> 00:04:32,139 ああ 計画には そうあったな。 54 00:04:32,139 --> 00:04:35,175 だが今回のルートとは無関係だ。 55 00:04:35,175 --> 00:04:38,578 将来的に必要になった場合に 備えて確認したまでだ。 56 00:04:38,578 --> 00:04:41,047 嫌なら無理にとは言わないが。 57 00:04:41,047 --> 00:04:43,049 我らの神聖な山に穴を? 58 00:04:43,049 --> 00:04:45,085 それは大丈夫なのか? 59 00:04:45,085 --> 00:04:48,588 マズいわね あなた スライムが魔王になろうと➡ 60 00:04:48,588 --> 00:04:52,592 我らに干渉せぬならば 好きにすればいいと思っていた。 61 00:04:52,592 --> 00:04:57,664 そこの獣臭い蛇を連れているのも 目をつむろうと思っていたわ。 62 00:04:57,664 --> 00:05:00,066 でも私たちの御山を 軽く見られて➡ 63 00:05:00,066 --> 00:05:02,602 黙っているわけにはいかないわよ。 64 00:05:02,602 --> 00:05:05,605 獣臭い蛇とは私のことかしら? 65 00:05:05,605 --> 00:05:07,073 おい やめ…。 66 00:05:09,576 --> 00:05:11,077 (ベニマル) うっ…。 67 00:05:11,077 --> 00:05:13,079 つまらない技ね。 68 00:05:13,079 --> 00:05:18,618 テングの長老の娘である私に 状態異常なんて通用しないわ。 69 00:05:18,618 --> 00:05:20,153 あっ…! 70 00:05:20,153 --> 00:05:25,559 ♬~ 71 00:05:25,559 --> 00:05:27,093 ♬~(アルビス) うっ! 72 00:05:27,093 --> 00:05:29,095 ♬~ 73 00:05:29,095 --> 00:05:31,064 もうおしまい? 74 00:05:31,064 --> 00:05:34,100 三獣士といっても 大したことはないわね。 75 00:05:34,100 --> 00:05:37,070 なめないでほしいわね 田舎者の分際で。 76 00:05:37,070 --> 00:05:40,106 交渉相手だと思い 手加減してあげたけど➡ 77 00:05:40,106 --> 00:05:42,142 その必要はないのかしら? 78 00:05:42,142 --> 00:05:45,078 (モミジ) 手加減? こちらのセリフだわ。 79 00:05:45,078 --> 00:05:49,082 使者を殺さぬよう これでも気を付けているのよ? 80 00:05:49,082 --> 00:05:51,585 (ベニマル)《面倒なことになったな》 81 00:05:51,585 --> 00:05:56,089 ♬~ 82 00:05:56,089 --> 00:05:58,091 (ベニマル) フッ! (モミジ) あっ! 83 00:05:58,091 --> 00:05:59,593 うっ! 84 00:06:02,128 --> 00:06:04,164 そこまでだ。 85 00:06:04,164 --> 00:06:07,067 俺の言葉で 不快にさせたことは詫びよう。 86 00:06:07,067 --> 00:06:09,569 だが連れを殺されてはかなわん。 87 00:06:09,569 --> 00:06:12,539 ベ… ベニマル様! 私が負けるとでも? 88 00:06:12,539 --> 00:06:16,576 ああ 俺が止めなければ お前は真っ二つだった。 89 00:06:16,576 --> 00:06:19,045 う… ウソよ! ちゃんと手加減して…。 90 00:06:19,045 --> 00:06:22,082 いや お前のオーラの制御は甘い。 91 00:06:22,082 --> 00:06:24,618 力が入り過ぎていたぞ。 92 00:06:24,618 --> 00:06:26,653 そ… そんな…。 93 00:06:26,653 --> 00:06:29,055 (アルビス) 私が負けていた…? 94 00:06:29,055 --> 00:06:31,558 ⚟このバカ娘が!⚞ はっ! 95 00:06:31,558 --> 00:06:34,060 お… お母様⁉ 96 00:06:34,060 --> 00:06:37,063 わしの名はカエデという。 97 00:06:37,063 --> 00:06:40,567 よろしゅうな ベニマル殿。 98 00:06:43,069 --> 00:06:47,140 長老 無理をなさらなくとも 俺たちは挨拶だけで。 99 00:06:47,140 --> 00:06:51,077 フフフ… 少年 気にするな。 100 00:06:51,077 --> 00:06:54,080 それよりも その剣技 見事であったぞ。 101 00:06:54,080 --> 00:06:56,082 朧流か? 102 00:06:56,082 --> 00:06:59,619 なぜ… いや やはりそうか。 103 00:06:59,619 --> 00:07:02,589 モミジ殿の舞も 我が流派の型に見えた。 104 00:07:02,589 --> 00:07:04,591 もしかして…。 105 00:07:04,591 --> 00:07:08,161 そうじゃ わしも朧流を学んだのじゃ。 106 00:07:08,161 --> 00:07:11,164 我が師 ビャクヤ・アラキからのう。 107 00:07:11,164 --> 00:07:13,133 (アルビス:ベニマル) はっ! 108 00:07:14,067 --> 00:07:16,569 (カエデの声) 300年と少し前➡ 109 00:07:16,569 --> 00:07:22,542 わしは剣の腕を磨くため オーガの里で世話になっておった。 110 00:07:22,542 --> 00:07:25,545 師匠のビャクヤには孫がおった。 111 00:07:25,545 --> 00:07:28,148 わしにとっての兄弟子じゃ。 112 00:07:28,148 --> 00:07:29,649 ⦅木刀をはじき飛ばす音⦆ 113 00:07:29,649 --> 00:07:31,051 ⦅あっ!⦆ 114 00:07:34,154 --> 00:07:38,124 (カエデの声) 天才としか表現できぬ 剣の申し子。 115 00:07:40,660 --> 00:07:43,563 ⦅はぁ… フフっ⦆ 116 00:07:43,563 --> 00:07:48,068 (カエデの声) 「わしが名を授けてやれぬのが これほど悔しいとはのう」。 117 00:07:48,068 --> 00:07:51,571 それが師の口癖であった。 118 00:07:51,571 --> 00:07:54,641 しかしビャクヤ・アラキは人間。 119 00:07:54,641 --> 00:08:00,080 下手に魔物に名を授けると 命を奪われる恐れもある。 120 00:08:00,080 --> 00:08:03,083 やがてビャクヤは 寿命で世を去り➡ 121 00:08:03,083 --> 00:08:05,585 残された彼の孫は剣の鬼➡ 122 00:08:05,585 --> 00:08:07,554 剣鬼となった。 123 00:08:07,554 --> 00:08:09,556 剣鬼…。 124 00:08:11,558 --> 00:08:15,595 (カエデの声) わしは その剣の腕に ほれ込んでおった。 125 00:08:15,595 --> 00:08:26,573 ♬~ 126 00:08:26,573 --> 00:08:31,077 おい ちょっと待ってくれ それって つまりハクロウの…。 127 00:08:31,077 --> 00:08:33,546 ほう… ハクロウとな? 128 00:08:33,546 --> 00:08:37,550 そうか 剣鬼殿は名を得たのだな。 129 00:08:37,550 --> 00:08:40,620 いや そもそも…。 130 00:08:40,620 --> 00:08:43,623 まだ生きておったことが 驚きじゃわ。 131 00:08:43,623 --> 00:08:46,059 オッホホホ…。 132 00:08:46,059 --> 00:08:48,561 う…。 133 00:08:48,561 --> 00:08:53,066 (ベニマル)《おいおい… ハクロウは このことを知っているのか⁉》 134 00:08:55,068 --> 00:08:57,070 (カエデ) だが これで わしも安心じゃ。 135 00:08:57,070 --> 00:08:58,571 (ベニマル) ん? 136 00:08:58,571 --> 00:09:01,074 (カエデ) ハクロウ殿が育てた 立派な男が➡ 137 00:09:01,074 --> 00:09:04,110 わしの娘の婿になるのじゃから。 138 00:09:04,110 --> 00:09:05,678 ブゥ~⁉ 139 00:09:05,678 --> 00:09:07,580 ちょっ ちょっとお母様⁉ 140 00:09:07,580 --> 00:09:09,549 むぐぐ…。 さてベニマル殿。 141 00:09:09,549 --> 00:09:12,552 先ほどの そちらの提案だが 全て飲もう。 142 00:09:12,552 --> 00:09:17,057 その上で我らも魔王リムルに 属してもよいと考えておる。 143 00:09:17,057 --> 00:09:21,561 ただし そなたが わしの娘の 伴侶となることが条件じゃ。 144 00:09:21,561 --> 00:09:23,096 (アルビス:ベニマル) うっ…。 145 00:09:23,096 --> 00:09:26,633 待ってよ! その方をお母様が 認めたのは分かったわ。 146 00:09:26,633 --> 00:09:29,068 でも私は まだ認めていません! 147 00:09:29,068 --> 00:09:31,571 ほう? 148 00:09:31,571 --> 00:09:35,074 (モミジ) 確かに私よりも 強そうだけど…。 149 00:09:35,074 --> 00:09:39,579 それならそれで お母様に言われて 無理やりにじゃなくて➡ 150 00:09:39,579 --> 00:09:42,082 私をちゃんと 好きになってもらいたいわ! 151 00:09:42,082 --> 00:09:43,583 (ベニマル) うっ…。 152 00:09:43,583 --> 00:09:46,119 ほれた男を振り向かせてこそ いい女。 153 00:09:46,119 --> 00:09:48,621 お母様の口癖よね! 154 00:09:56,563 --> 00:09:58,565 即答できず申し訳ない。 155 00:09:58,565 --> 00:10:02,569 さっきの話は持ち帰って 検討するということで。 156 00:10:02,569 --> 00:10:05,572 まぁ それは ゆっくり考えておくれ。 157 00:10:05,572 --> 00:10:08,575 あやつも まだ 15の小娘じゃからのう。 158 00:10:08,575 --> 00:10:12,579 ひとまず わしとしては 魔王リムルとテングの関係は➡ 159 00:10:12,579 --> 00:10:15,648 良好なものにしておきたい。 160 00:10:15,648 --> 00:10:20,120 こう見えて わしは もう死を待つばかりじゃからのう。 161 00:10:25,058 --> 00:10:28,561 (アルビス) カエデ殿が それほど重い病だとは…。 162 00:10:28,561 --> 00:10:31,097 とても そうは 見えませんでしたわ。 163 00:10:31,097 --> 00:10:34,067 恐らく病ではない。 え? 164 00:10:34,067 --> 00:10:37,070 (ベニマル) モミジ殿を長い間 腹の中で育て➡ 165 00:10:37,070 --> 00:10:39,072 力の大半を託した。 166 00:10:39,072 --> 00:10:42,108 15年前に産み落とし名を授けた。 167 00:10:42,108 --> 00:10:45,678 結果 山の神とも 称されるほどの魔素量を➡ 168 00:10:45,678 --> 00:10:47,714 ほぼ失ったのだろう。 169 00:10:47,714 --> 00:10:49,682 (アルビス) なるほど…。 170 00:10:52,085 --> 00:10:54,587 (カエデ) お前様…。 171 00:10:54,587 --> 00:10:57,557 《あの若者は お前様が遣わしてくれた➡ 172 00:10:57,557 --> 00:10:59,559 最後の希望じゃ》 173 00:10:59,559 --> 00:11:05,064 《まだ経験の乏しい娘の 後ろ盾となってくれるといいが》 174 00:11:05,064 --> 00:11:08,101 《もしも断られても それはそれ》 175 00:11:08,101 --> 00:11:13,173 《魔王リムルの下には お前様がおるのじゃろう?》 176 00:11:13,173 --> 00:11:17,076 《わしより先に死ぬと 思っておったのに➡ 177 00:11:17,076 --> 00:11:20,046 うれしい誤算じゃな…》 178 00:11:23,583 --> 00:11:25,552 (カエデ)《あの子を見れば➡ 179 00:11:25,552 --> 00:11:29,556 お前様も昔を 思い出してくれるかのう?》 180 00:11:32,058 --> 00:11:34,027 《というわけで現在に至る》 181 00:11:34,027 --> 00:11:36,529 俺は魔王になった リムルという。 182 00:11:36,529 --> 00:11:38,531 基本的には平和主義者なので➡ 183 00:11:38,531 --> 00:11:41,034 困ったことがあったら 相談してくれ。 184 00:11:41,034 --> 00:11:43,536 そのような気遣いは不要です。 185 00:11:43,536 --> 00:11:46,573 あなた様を この森の支配者と認め➡ 186 00:11:46,573 --> 00:11:49,108 良き隣人になれることを 期待します。 187 00:11:49,108 --> 00:11:52,545 ただし 我らへの干渉は許しません。 188 00:11:52,545 --> 00:11:54,514 (ガビル) はわわわわ…。 189 00:11:54,514 --> 00:11:56,549 (シオン) うぅっ う…。 190 00:11:56,549 --> 00:11:58,518 《うわぁ~! やめてやめて! マジで!》 191 00:11:58,518 --> 00:12:01,521 ふぅ~! はぁ~…。 192 00:12:01,521 --> 00:12:04,524 《わぁ シオンも 自重できるようになったか》 193 00:12:04,524 --> 00:12:07,560 《ちょっと不気味だけど…》 194 00:12:07,560 --> 00:12:09,095 ん? 195 00:12:09,095 --> 00:12:11,130 (モミジ) うぅ…。 196 00:12:11,130 --> 00:12:14,033 《あの子もあの子で ギリギリなんだろうな…》 197 00:12:14,033 --> 00:12:17,503 《経験の浅い指導者は なめられたら終わりだ》 198 00:12:17,503 --> 00:12:20,540 《その気持ちは俺にも分かる》 199 00:12:20,540 --> 00:12:23,543 なるほど そちらの意向は理解した。 200 00:12:23,543 --> 00:12:26,512 確認なんだが 既に山岳地帯に移住した➡ 201 00:12:26,512 --> 00:12:29,549 ハイオークの権利は 認めてくれるのかな? 202 00:12:29,549 --> 00:12:32,118 ええ それは問題ありません。 203 00:12:32,118 --> 00:12:35,121 山の恵みに対しての 権利は主張しないし➡ 204 00:12:35,121 --> 00:12:38,024 鉱石に関しても 好きにすればいい。 205 00:12:38,024 --> 00:12:41,561 我々は干渉を嫌う ただ それだけです。 206 00:12:41,561 --> 00:12:45,064 《じゃあ一体 何を警戒しているんだ?》 207 00:12:45,064 --> 00:12:49,035 あのさ 俺たちは本当に 君たちと争うつもりはないよ? 208 00:12:49,035 --> 00:12:51,037 (モミジ) それを信じろと? 209 00:12:51,037 --> 00:12:54,574 うん そもそも俺たちに 領土的野心があるという➡ 210 00:12:54,574 --> 00:12:57,644 何か根拠でもあるのかな? 211 00:12:57,644 --> 00:13:00,546 あなたたちも あの狡猾な 鳥女のフレイと➡ 212 00:13:00,546 --> 00:13:02,515 仲良く つるんでいるじゃない! 213 00:13:02,515 --> 00:13:06,052 我が領土への野心を持つ それが何よりの証拠だわ! 214 00:13:06,052 --> 00:13:08,554 タイム‼ うっ タイムって何よ? 215 00:13:08,554 --> 00:13:12,058 ちょっと相談するから 待っててね って意味! 216 00:13:14,060 --> 00:13:16,095 さて どう思う? 217 00:13:16,095 --> 00:13:18,598 (ソウエイ) 元魔王である フレイ殿の領土は➡ 218 00:13:18,598 --> 00:13:20,533 クシャ山脈とつながっております。 219 00:13:20,533 --> 00:13:22,535 テングとの間に いさかいがあったとしても➡ 220 00:13:22,535 --> 00:13:24,537 何ら不思議ではございません。 221 00:13:24,537 --> 00:13:28,541 確かに… 攻め入っていた 可能性はあるわけだ。 222 00:13:28,541 --> 00:13:31,544 ですが何の目的で? 223 00:13:31,544 --> 00:13:34,047 (ゲルド) フレイ様は高い場所が お好きですから➡ 224 00:13:34,047 --> 00:13:36,549 もしかしたら テングの拠点を狙ったのでは? 225 00:13:36,549 --> 00:13:40,653 いやまさか それだけの理由で さすがに攻めないだろ。 226 00:13:40,653 --> 00:13:43,056 そもそも隠れ里は 異空間にあるんだろ? 227 00:13:43,056 --> 00:13:44,557 ええ。 228 00:13:44,557 --> 00:13:46,559 (リムルたち) う~ん…。 (モミジ) だ~か~ら~! 229 00:13:46,559 --> 00:13:49,562 私を無視するなぁ! (リムルたち) ん? 230 00:13:49,562 --> 00:13:51,564 だから! 魔王フレイは➡ 231 00:13:51,564 --> 00:13:53,566 魔導王朝サリオンを 狙っていたの! 232 00:13:53,566 --> 00:13:56,569 その足がかりとして 私たちを配下に加えようと➡ 233 00:13:56,569 --> 00:13:58,604 たくらんでいたのよ! 234 00:13:58,604 --> 00:14:02,141 え? どうして フレイさんがサリオンを? 235 00:14:02,141 --> 00:14:06,045 (モミジ) サリオンは巨大な神樹に 抱かれた高層都市だからよ。 236 00:14:06,045 --> 00:14:08,047 天空女王フレイとしては➡ 237 00:14:08,047 --> 00:14:11,050 どうしても押さえておきたい 拠点だったのよ! 238 00:14:11,050 --> 00:14:14,053 てことは ゲルド 正解⁉ 239 00:14:14,053 --> 00:14:18,024 <元々 魔王フレイと サリオンとテングの里は➡ 240 00:14:18,024 --> 00:14:21,561 いびつな三すくみの状態が 続いていたらしい> 241 00:14:21,561 --> 00:14:25,098 <そんな折 俺とクレイマンの 戦争が勃発し➡ 242 00:14:25,098 --> 00:14:28,034 あれよあれよという間に カリオンやフレイが➡ 243 00:14:28,034 --> 00:14:30,536 魔王ミリムの配下に収まった> 244 00:14:30,536 --> 00:14:33,539 <強大な勢力の誕生> 245 00:14:33,539 --> 00:14:36,542 <テングだけでは あらがうことなど できようはずもなく➡ 246 00:14:36,542 --> 00:14:40,513 今後の身の振り方を 議論する毎日だったのだという> 247 00:14:40,513 --> 00:14:44,083 <そんな時に訪れたのが ベニマルたちだ> 248 00:14:44,083 --> 00:14:48,121 <ここで三獣士のアルビスが 一緒だったのがマズかった> 249 00:14:48,121 --> 00:14:50,022 <俺たちからの無言の圧力だと➡ 250 00:14:50,022 --> 00:14:53,526 モミジは 勘違いしてしまったのだろう> 251 00:14:53,526 --> 00:14:56,028 フレイさんって 今どんな様子なの? 252 00:14:56,028 --> 00:14:58,030 はっ フレイ様はですね➡ 253 00:14:58,030 --> 00:15:02,034 リムル様の新王都の設計に とても満足しておられました。 254 00:15:02,034 --> 00:15:06,038 なるほど それじゃあサリオンや テングの里への興味なんて➡ 255 00:15:06,038 --> 00:15:09,609 とっくに うせてそうだな。 そうですな。 256 00:15:09,609 --> 00:15:11,544 まっ そういうことだ。 257 00:15:11,544 --> 00:15:14,547 そちらの勘違いだと 分かってもらえたかな? 258 00:15:14,547 --> 00:15:19,051 まさか… 私の思い込みだったなんて…。 259 00:15:19,051 --> 00:15:21,521 (リムルたち) フフフ…。 260 00:15:23,523 --> 00:15:28,060 <誤解が解けた以上 会談は速やかに終了> 261 00:15:28,060 --> 00:15:30,596 <何かあったら 協力し合うということで➡ 262 00:15:30,596 --> 00:15:32,632 話は まとまったのである> 263 00:15:32,632 --> 00:15:35,535 と… これで終わりかな? 264 00:15:35,535 --> 00:15:39,038 はい 我らに有意義な 交渉を認めてくださり➡ 265 00:15:39,038 --> 00:15:41,541 魔王リムル様には感謝いたします。 266 00:15:41,541 --> 00:15:44,043 へへっ。 (若武者) それと こちらを。 267 00:15:44,043 --> 00:15:46,546 我らが主たるカエデ様より➡ 268 00:15:46,546 --> 00:15:49,515 リムル陛下への書状でございます。 269 00:15:53,085 --> 00:15:57,623 (シュナ) 「拝啓 初春の候 貴殿におかれましては➡ 270 00:15:57,623 --> 00:16:01,027 ますます ご清栄のことと お喜び申し上げます。 271 00:16:01,027 --> 00:16:05,531 さて 前置きはこれくらいにして あなた様がご健在と聞き➡ 272 00:16:05,531 --> 00:16:08,534 このカエデは 心躍る気分でございます」。 273 00:16:08,534 --> 00:16:10,536 ん? ん? 274 00:16:10,536 --> 00:16:12,038 ん? 275 00:16:12,038 --> 00:16:15,007 「自分は病床のため お目に かかることは かないませんが➡ 276 00:16:15,007 --> 00:16:17,043 代わりに娘を遣わします。 277 00:16:17,043 --> 00:16:20,613 何か いろいろこじらせてるし 誤解もあるようだけど➡ 278 00:16:20,613 --> 00:16:23,049 娘をよろしくお願いしますね」…? 279 00:16:23,049 --> 00:16:27,553 って それは俺宛の手紙なの? どう考えても違うよね? 280 00:16:27,553 --> 00:16:30,556 「それと あの子 ベニマル殿を振り向かせるとか➡ 281 00:16:30,556 --> 00:16:33,059 豪語していたので 本人も悪い気はしな…」。 282 00:16:33,059 --> 00:16:35,561 (モミジ) ちょ… ちょっとお母様⁉ 283 00:16:35,561 --> 00:16:37,563 やっぱり2通ある! 284 00:16:37,563 --> 00:16:41,133 大ざっぱ過ぎよ お母様…。 285 00:16:41,133 --> 00:16:46,072 《あぁ ハクロウ宛の手紙も 俺宛の封書に入れてあったのね》 286 00:16:46,072 --> 00:16:47,540 お嬢様! 287 00:16:47,540 --> 00:16:50,042 ⚟フフっ あやつらしいのう⚞ ん? 288 00:16:50,042 --> 00:16:51,510 (一同) ん? 289 00:16:51,510 --> 00:16:53,045 ハクロウ! 290 00:16:53,045 --> 00:16:57,083 (ハクロウ) ただ今ファルムス王国より 帰還したところでございます。 291 00:16:57,083 --> 00:16:59,051 あ… ん? 292 00:17:01,053 --> 00:17:02,622 (モミジ) あっ。 293 00:17:02,622 --> 00:17:05,124 なるほどのう…。 294 00:17:05,124 --> 00:17:10,530 「あの子は力だけは大きいのですが 技量は まだまだです。 295 00:17:10,530 --> 00:17:14,066 兄弟子として そして あの子の父として➡ 296 00:17:14,066 --> 00:17:16,535 剣鬼ハクロウ殿の手で➡ 297 00:17:16,535 --> 00:17:20,039 教え導き鍛えてやってください。 298 00:17:20,039 --> 00:17:24,510 愛する旦那様へ カエデより」か…。 299 00:17:24,510 --> 00:17:29,615 あやつめ まだわしを 好いてくれておったとはな。 300 00:17:29,615 --> 00:17:32,018 しかも我が娘に会えようとは。 301 00:17:32,018 --> 00:17:36,522 フフフ 長生きはしてみるものよ。 302 00:17:36,522 --> 00:17:41,027 お… お父様… なのですか? 303 00:17:41,027 --> 00:17:43,029 (ハクロウ) そうじゃ。 304 00:17:43,029 --> 00:17:46,532 わしが そなたの父 ハクロウじゃよ。 305 00:17:46,532 --> 00:17:50,069 あ… うぅ…。 306 00:17:50,069 --> 00:17:54,140 お… お父様~! 307 00:17:54,140 --> 00:17:58,044 (ハクロウ) モミジよ わしの修行は厳しいぞ? 308 00:17:58,044 --> 00:17:59,545 はい! 309 00:17:59,545 --> 00:18:02,548 じゃが それを見事に乗り越え➡ 310 00:18:02,548 --> 00:18:05,518 若の心を射止めてみせよ! (モミジ) はい! 311 00:18:05,518 --> 00:18:07,520 えぇ~! えっ! 312 00:18:07,520 --> 00:18:09,522 おいハクロウ ちょっと待て。 313 00:18:09,522 --> 00:18:11,524 俺にだって都合というか立場が…。 314 00:18:11,524 --> 00:18:15,594 何ですと? 若は わしの娘が 気に食わんとでも? 315 00:18:15,594 --> 00:18:18,030 そんなことは 言ってないだろうが! 316 00:18:18,030 --> 00:18:20,533 そもそも生まれたことさえ 知らなかったのに➡ 317 00:18:20,533 --> 00:18:22,535 何を父親面しているんだ! 318 00:18:22,535 --> 00:18:24,537 知ってしまったからには➡ 319 00:18:24,537 --> 00:18:27,006 わしにも 責任があるというものですじゃ。 320 00:18:27,006 --> 00:18:29,041 《何なんだ? この展開》 321 00:18:29,041 --> 00:18:31,544 あ~ それで…。 (リムルたち) ん? 322 00:18:31,544 --> 00:18:35,114 お兄様 アルビス様からの伝言です。 323 00:18:35,114 --> 00:18:37,116 な… 何だ? 324 00:18:37,116 --> 00:18:38,551 (せき払い) 325 00:18:38,551 --> 00:18:42,555 (シュナ:アルビスのモノマネ) ベニマル様 私は覚悟を決めました。 326 00:18:42,555 --> 00:18:47,026 モミジ様に勝利して正妻の座を 射止めるつもりですが➡ 327 00:18:47,026 --> 00:18:51,530 最悪の場合でも 側室という手がございますわね。 328 00:18:51,530 --> 00:18:55,101 諦めませんので お覚悟なさいませ。 329 00:18:55,101 --> 00:18:58,037 ベニマル 大丈夫か? 330 00:18:58,037 --> 00:19:01,007 はぁ~…。 し… 死んでる⁉ 331 00:19:01,007 --> 00:19:04,543 あのベニマル殿にも 意外な弱点があったのだな。 332 00:19:04,543 --> 00:19:08,547 いや~ しかし モテる男は大変だねぇ。 333 00:19:08,547 --> 00:19:11,517 (ゴブタ) リムル様 それ本気で言ってるっすか? 334 00:19:11,517 --> 00:19:14,086 人ごとじゃないと思うっすけど。 335 00:19:14,086 --> 00:19:15,588 は? 336 00:19:15,588 --> 00:19:19,125 (ディアブロ) クフフフフ 私はリムル様一筋ですので➡ 337 00:19:19,125 --> 00:19:21,527 恋愛など興味ございません。 338 00:19:21,527 --> 00:19:23,529 いや 聞いてねえし。 339 00:19:23,529 --> 00:19:26,565 (ガビル) さすがはベニマル殿! 人気者だなぁ。 340 00:19:26,565 --> 00:19:30,036 我輩の妹の部下もベニマル殿を 狙っておったそうだが➡ 341 00:19:30,036 --> 00:19:35,041 アルビス殿やモミジ殿が相手では 少々厳しいであろうな…。 342 00:19:35,041 --> 00:19:37,076 (ソウエイ) トーカの話か? 343 00:19:37,076 --> 00:19:40,112 いや トーカだけではなく サイカもだったな。 344 00:19:40,112 --> 00:19:43,549 そうそう 最もその2人は ソーカに遠慮して➡ 345 00:19:43,549 --> 00:19:46,052 ソウエイ殿を諦めたそうですぞ? 346 00:19:46,052 --> 00:19:48,020 (ソウエイ) 何をバカなことを。 347 00:19:48,020 --> 00:19:50,022 いやいや ホントの話です。 348 00:19:50,022 --> 00:19:52,024 つまりハーレムっすか? (ガビル) うむ。 349 00:19:52,024 --> 00:19:54,026 《言われてみれば…》 350 00:19:54,026 --> 00:19:57,063 《アルビスさんは 美人で頼れるお姉さん》 351 00:19:57,063 --> 00:20:01,133 《モミジは生意気だけど かわいい妹って感じ…》 352 00:20:01,133 --> 00:20:04,036 《他にもベニマルを狙う あまたの女性たち…》 353 00:20:04,036 --> 00:20:06,038 《何それ! うらやましい!》 354 00:20:06,038 --> 00:20:09,041 ハーレム! うらやましい話ですなぁ。 355 00:20:09,041 --> 00:20:11,043 フッ そうでもないぞ。 356 00:20:11,043 --> 00:20:15,514 ベニマルは ああ見えて奥手だし 女性の扱いは得意ではない。 357 00:20:15,514 --> 00:20:19,552 硬派を気取っているが 本人は 困惑しているのではないか? 358 00:20:19,552 --> 00:20:21,587 ベニマル殿の男ぶりなら➡ 359 00:20:21,587 --> 00:20:24,523 町の女性たちが あこがれるのも当然だろう。 360 00:20:24,523 --> 00:20:27,026 俺も見習わねばなるまい。 361 00:20:27,026 --> 00:20:29,028 (ガビル) いやいや ゲルド殿はいいですよ。 362 00:20:29,028 --> 00:20:32,531 トーカたちは先ほど言った通り 我輩には見向きもせぬし。 363 00:20:32,531 --> 00:20:35,534 (ヤシチ) やっぱりガビル様の 背中はカッケ~っす! 364 00:20:35,534 --> 00:20:38,537 (カクシン) 然り! 男の中の男よ! 365 00:20:38,537 --> 00:20:41,073 (スケロウ) あんたについてくぜ 大将! 366 00:20:41,073 --> 00:20:43,609 (ガビル) ハハハ…! (スケロウたち) ガビル! ガビル! 367 00:20:43,609 --> 00:20:47,046 我輩を慕う部下は なぜか男ばかり…。 368 00:20:47,046 --> 00:20:52,051 出会いがない ということだな その気持ちは少し分かるぞ。 369 00:20:52,051 --> 00:20:54,019 いやいや 我輩の職場には➡ 370 00:20:54,019 --> 00:20:56,522 女性のドワーフの薬師たちが おるのです…。 371 00:20:56,522 --> 00:20:58,557 それなら問題ないではないか。 372 00:20:58,557 --> 00:21:01,026 《何の話 してんだ? あいつら》 それが 大ありでしてな。 373 00:21:01,026 --> 00:21:03,062 あの者たちが言うには➡ 374 00:21:03,062 --> 00:21:06,632 「トカゲって生理的に無理~」 だそうで…。 375 00:21:06,632 --> 00:21:08,033 そうですか…。 376 00:21:08,033 --> 00:21:10,035 《種族の壁って高いのね…》 377 00:21:10,035 --> 00:21:12,538 (ガビル) それなのにナンソウや ホクソウには➡ 378 00:21:12,538 --> 00:21:15,040 食事の誘いだとか 森でのデートだとか➡ 379 00:21:15,040 --> 00:21:17,543 頻繁に誘いをかけて おるようなのです! 380 00:21:17,543 --> 00:21:20,045 我輩! それが悔しくて…。 381 00:21:20,045 --> 00:21:22,047 《種族の壁 消えた⁉》 382 00:21:22,047 --> 00:21:24,583 そ… それは 何と言ってよいか…。 383 00:21:24,583 --> 00:21:27,520 下らん お前は行動を 起こしてないではないか。 384 00:21:27,520 --> 00:21:29,522 《ソウエイ君 正解!》 385 00:21:29,522 --> 00:21:31,524 ソウエイさんの言う通りっすよ! 386 00:21:31,524 --> 00:21:35,027 それに 女とは案外 簡単に なびくものだぞ。 387 00:21:35,027 --> 00:21:37,029 なっ! 何ですと! 388 00:21:37,029 --> 00:21:38,531 (シュナ:シオン) ん? (モミジ) あ…。 389 00:21:38,531 --> 00:21:41,033 (ソウエイ) この前の女騎士など…。 390 00:21:41,033 --> 00:21:43,068 (ゴブタ) 何? 何? 何っすか? 391 00:21:43,068 --> 00:21:45,604 興味深い話である! (ゲルド) 詳しく! 392 00:21:45,604 --> 00:21:47,139 詳しく! 393 00:21:47,139 --> 00:21:49,041 (シュナ) ゴホン! あ…。 394 00:21:49,041 --> 00:21:51,544 リムル様 お戯れを。 395 00:21:51,544 --> 00:21:54,046 それよりも今は 我が兄の話です。 396 00:21:54,046 --> 00:21:55,548 はい…。 397 00:21:55,548 --> 00:21:59,518 ベニマル お前としては どう思っているんだ? 398 00:21:59,518 --> 00:22:01,520 そうですね…。 399 00:22:01,520 --> 00:22:06,091 まだ早いというのが本音ですが これだけは言えます。 400 00:22:06,091 --> 00:22:08,627 伴侶は1人で十分ですよ。 401 00:22:08,627 --> 00:22:10,029 アハっ…! 402 00:22:10,029 --> 00:22:12,031 じゃあハーレムは なしだな。 403 00:22:12,031 --> 00:22:15,034 分かりました! アルビスさんの挑戦を受けて➡ 404 00:22:15,034 --> 00:22:18,037 ベニマル様の妻の座を 獲得してみせます! 405 00:22:18,037 --> 00:22:19,538 (ベニマル) うっ…。 406 00:22:19,538 --> 00:22:21,040 シュナ…。 407 00:22:21,040 --> 00:22:23,542 (モミジ) うんうん。 リムル様 どうなさいますか? 408 00:22:23,542 --> 00:22:25,578 いいんじゃないの? 409 00:22:25,578 --> 00:22:27,613 直接 決闘とかはダメだけど➡ 410 00:22:27,613 --> 00:22:29,548 好きな人に 振り向いてもらえるように➡ 411 00:22:29,548 --> 00:22:31,550 努力する とかなら。 412 00:22:31,550 --> 00:22:34,553 分かりました それでは そのように。 413 00:22:34,553 --> 00:22:38,524 《え? 何? 何か嫌な予感…》 414 00:22:41,026 --> 00:22:43,562 負けませんよ? シュナ様。 415 00:22:43,562 --> 00:22:47,099 望むところですわ シオン。 416 00:22:47,099 --> 00:22:49,134 《よく分からないけど…➡ 417 00:22:49,134 --> 00:22:51,537 取りあえず 逃げよう!》 418 00:22:51,537 --> 00:22:54,540 <この日以降 魔物の国では➡ 419 00:22:54,540 --> 00:22:57,042 ほれた相手を 実力で認めさせるという➡ 420 00:22:57,042 --> 00:22:59,545 意味の分からぬ風習が生まれ➡ 421 00:22:59,545 --> 00:23:02,915 ラブ&バトルの 幕開けとなったのだった> 422 00:23:05,017 --> 00:23:09,054 ♬~ 423 00:23:09,054 --> 00:23:15,027 ♬~ 424 00:23:15,027 --> 00:23:24,536 ♬~ 425 00:23:24,536 --> 00:23:29,008 ♬~ 426 00:23:29,008 --> 00:23:49,028 ♬~ 427 00:23:49,028 --> 00:23:57,036 ♬~ 428 00:23:57,036 --> 00:24:17,523 ♬~ 429 00:24:17,523 --> 00:24:33,539 ♬~