1 00:01:40,033 --> 00:01:52,045 ♬~ 2 00:01:52,045 --> 00:01:54,381 (リムル)なあ 君たち…。 3 00:01:54,381 --> 00:01:57,884 俺を なめてるのか? 4 00:01:57,884 --> 00:02:02,089 (レスター)あっ…。 (どよめき) 5 00:02:04,658 --> 00:02:07,327 あんたらは 俺が魔王だと知ったうえで➨ 6 00:02:07,327 --> 00:02:09,329 出してきたんだよな? 7 00:02:09,329 --> 00:02:12,165 この なめくさった 要望書を。 8 00:02:12,165 --> 00:02:15,836 <リムル:評議会が提示してきた 要望とやらは➨ 9 00:02:15,836 --> 00:02:18,672 とんでもないものだった。 10 00:02:18,672 --> 00:02:24,177 1つ 魔導列車を イングラシア王国まで開通させること。 11 00:02:24,177 --> 00:02:29,016 それにかかる工事と費用は テンペスト側が負担するものとする。 12 00:02:29,016 --> 00:02:33,186 1つ 高品質の武具の提供。 13 00:02:33,186 --> 00:02:36,023 西側諸国の軍備増強を目的とし➨ 14 00:02:36,023 --> 00:02:39,526 テンペスト側に 協力を求めるものとする。 15 00:02:39,526 --> 00:02:45,198 1つ テンペストに出現したダンジョンは 人類の宝である。 16 00:02:45,198 --> 00:02:50,037 故に その運営に 評議会も加えるものとする。 17 00:02:50,037 --> 00:02:56,877 1つ 評議会に加盟するにあたり 毎年 一定額を納めるものとする。 18 00:02:56,877 --> 00:02:59,546 また 議員の選出については➨ 19 00:02:59,546 --> 00:03:04,985 安全面を考慮して 人間のみを認めるものとする> 20 00:03:04,985 --> 00:03:07,988 これでは 俺と我が国の民を➨ 21 00:03:07,988 --> 00:03:10,991 奴隷にしたいと言っているに 等しいが? 22 00:03:10,991 --> 00:03:12,993 (ラキア公国議員)リッ… リムル陛下。 23 00:03:12,993 --> 00:03:15,328 我らは そのようなつもりではなく…。 24 00:03:15,328 --> 00:03:17,831 (ザームンド共和国議員)さようですぞ! 貴国との友誼を➨ 25 00:03:17,831 --> 00:03:20,333 深めたいとの思いから つい…。 26 00:03:20,333 --> 00:03:24,671 つい… 我が国を 下に見ちゃったと? 27 00:03:24,671 --> 00:03:27,340 あっ…。 あっ…。 (ざわめき) 28 00:03:27,340 --> 00:03:31,845 《ハッ! やってしまった。 あ~ もう 俺のばか! 29 00:03:31,845 --> 00:03:35,849 これまで築き上げてきた 人間との関係性が…》 30 00:03:38,018 --> 00:03:40,020 (智慧之王) この場を支配していた➨ 31 00:03:40,020 --> 00:03:42,689 精神干渉の影響を確認しました。 32 00:03:42,689 --> 00:03:44,691 《精神干渉? 33 00:03:44,691 --> 00:03:48,361 てことは 議員たちを使って➨ 34 00:03:48,361 --> 00:03:50,697 この議会の流れを 操ろうとしている➨ 35 00:03:50,697 --> 00:03:53,033 誰かがいるってことか》 36 00:03:53,033 --> 00:03:56,870 (智慧之王)是。 ですが マスターの怒りの波長により➨ 37 00:03:56,870 --> 00:04:00,140 かけられていた術に 綻びが生じました。 38 00:04:00,140 --> 00:04:02,309 精神干渉を解除しますか? 39 00:04:02,309 --> 00:04:05,812 《フッ! そりゃあ もちろん! 40 00:04:05,812 --> 00:04:09,149 イエスだ!》 41 00:04:09,149 --> 00:04:11,485 あっ! あっ! あっ! 42 00:04:11,485 --> 00:04:14,321 リムル陛下が憤慨なされるのも 当然だぞ! 43 00:04:14,321 --> 00:04:17,824 そっ… そのとおりだ! 誰が こんな勝手なまねをしたのだ! 44 00:04:17,824 --> 00:04:19,826 そうだ そうだ! (ヨハン)うっ…。 あっ…。 45 00:04:19,826 --> 00:04:22,329 そもそも 先の議会では そんな条件➨ 46 00:04:22,329 --> 00:04:24,998 話題にもなっておらぬ! んっ… あの議員さんたちは➨ 47 00:04:24,998 --> 00:04:27,000 我に返ったようだな。 48 00:04:27,000 --> 00:04:30,170 (シュナ)まさか 精神支配ですか? 49 00:04:30,170 --> 00:04:33,173 いや そこまで強力じゃないな。 50 00:04:33,173 --> 00:04:36,843 精神干渉で 視野狭さくにしてた程度だろう。 51 00:04:36,843 --> 00:04:39,513 《しかし 誰の仕業だ? 52 00:04:39,513 --> 00:04:42,349 ユウキ… ではないと思う。 53 00:04:42,349 --> 00:04:47,020 あいつなら こんな 証拠が残る やり方は 好まないだろう。 54 00:04:47,020 --> 00:04:52,526 となると 仕組んだのは あっちで 余裕そうにしているやつらか。 55 00:04:52,526 --> 00:04:54,528 魔王が ブチギレたってのに➨ 56 00:04:54,528 --> 00:04:57,197 まだ 策があるとでも 言いたげだな》 57 00:04:57,197 --> 00:04:59,199 《ソウエイ:リムル様》 あっ! 58 00:04:59,199 --> 00:05:02,602 《ソウエイ:武装した何者かが 会場に近づいてきます》 59 00:05:05,138 --> 00:05:07,140 (エルリック)失礼させてもらうよ。 60 00:05:07,140 --> 00:05:12,479 何事ですか! 今は 議会の最中ですぞ! 61 00:05:12,479 --> 00:05:15,148 《これ また 大勢で ぞろぞろと。 62 00:05:15,148 --> 00:05:18,552 いくつか 見たことある顔も いるみたいだが…》 63 00:05:21,822 --> 00:05:26,326 エルリック王子殿下。 その方々は 一体…。 64 00:05:26,326 --> 00:05:28,995 (ギャバン) 彼らは わしが呼んだのですよ。 65 00:05:28,995 --> 00:05:32,499 そこの無法者を 懲らしめるためにね。 66 00:05:32,499 --> 00:05:35,168 ギャバン殿 血迷ったか! 67 00:05:35,168 --> 00:05:38,672 どういうことだ? イングラシア王国の差し金か? 68 00:05:38,672 --> 00:05:42,509 ギャバン殿 このような話は 聞いておりませんぞ! 69 00:05:42,509 --> 00:05:44,678 落ち着かれよ。 70 00:05:44,678 --> 00:05:49,015 ここにいる誰しも 本音では 魔王リムルを恐れている。 71 00:05:49,015 --> 00:05:51,017 違いますかな? 72 00:05:51,017 --> 00:05:55,689 なればこそ 今 ここで 魔王リムルを倒し 支配する。 73 00:05:55,689 --> 00:06:03,630 そうすれば オクタグラムの一角と あのヴェルドラが 手駒となるのです! 74 00:06:03,630 --> 00:06:05,799 だからといって こんなことが…。 75 00:06:05,799 --> 00:06:09,135 リムル陛下! これは 何かの間違いなのです! 76 00:06:09,135 --> 00:06:11,972 決して 評議会の意思ではありません! 77 00:06:11,972 --> 00:06:15,976 (ヒナタ)殿下 これは 一体 なんのまねですか? 78 00:06:15,976 --> 00:06:19,980 ヒナタ 君には失望したよ。 79 00:06:19,980 --> 00:06:22,983 人類の守護者が 魔王に恐れをなして➨ 80 00:06:22,983 --> 00:06:25,819 役割を放棄するというのだから。 81 00:06:25,819 --> 00:06:27,821 なんですって? 82 00:06:27,821 --> 00:06:32,659 君が協力してくれたなら 礼儀を尽くさせたのだけどね。 83 00:06:32,659 --> 00:06:37,163 紹介しよう。 すご腕の傭兵であるガイ殿と➨ 84 00:06:37,163 --> 00:06:41,835 かの有名な傭兵団 緑の使徒の団長と そのメンバーだ。 85 00:06:41,835 --> 00:06:47,674 《なるほどな。 こいつが チーム緑乱の親玉か》 86 00:06:47,674 --> 00:06:52,846 (エルリック)そして 彼こそ イングラシア 最強の男である 我が騎士➨ 87 00:06:52,846 --> 00:06:56,850 イングラシア王国騎士団総団長 ライナーだ! 88 00:06:56,850 --> 00:06:59,185 魔王を討伐するために➨ 89 00:06:59,185 --> 00:07:01,621 できるかぎり すご腕を集めたのさ。 90 00:07:01,621 --> 00:07:06,126 自分だけが つわものだと うぬぼれないでほしいものだね。 91 00:07:06,126 --> 00:07:09,796 ヒナタさんは 黙って 魔王討伐を見学していればいい。 92 00:07:09,796 --> 00:07:14,134 西方聖教会 ひいては ルベリオスにも迷惑をかけはしない。 93 00:07:14,134 --> 00:07:16,469 そういうわけにはいきません。 んっ? 94 00:07:16,469 --> 00:07:20,140 私は 第三者の立会人として ここにいます。 95 00:07:20,140 --> 00:07:22,976 評議会としての 意思だというならば ともかく➨ 96 00:07:22,976 --> 00:07:26,146 一個人の暴走を 見逃せる立場にないのです。 97 00:07:26,146 --> 00:07:30,150 (ライナー)ハッハー! 聖騎士団長か何か知らんが➨ 98 00:07:30,150 --> 00:07:32,652 そこの貧弱な魔王にすら勝てず➨ 99 00:07:32,652 --> 00:07:35,989 互いに 傷のなめ合いとは 笑わせるぜ。 100 00:07:35,989 --> 00:07:41,161 本当は 小便ちびって 逃げたんじゃねえのかい? フッ…。 101 00:07:41,161 --> 00:07:46,100 議員諸君! 今 ここで その意思を はっきりと示すがいい! 102 00:07:46,100 --> 00:07:49,669 魔王を討伐する勇者となるか➨ 103 00:07:49,669 --> 00:07:52,505 それとも 人類の敵対者となるのか? 104 00:07:52,505 --> 00:07:56,009 この場にいる諸君が 正しい選択をなすと➨ 105 00:07:56,009 --> 00:08:00,447 この私 エルリック・フォン・イングラシアは 信じているぞ! 106 00:08:00,447 --> 00:08:02,449 おいおい…。 107 00:08:02,449 --> 00:08:06,786 これだけのことをしておいて 今更 投票で決めるのか? 108 00:08:06,786 --> 00:08:10,623 当然だろう? ここは 評議会だよ。 109 00:08:10,623 --> 00:08:14,961 もっとも 投票など 行うまでもないと思っているがね。 110 00:08:14,961 --> 00:08:17,464 それでは 決を採ろうじゃないか。 111 00:08:17,464 --> 00:08:20,800 魔王を この場で倒し 支配する。 112 00:08:20,800 --> 00:08:23,303 賛成する者は 起立せよ! 113 00:08:23,303 --> 00:08:27,974 皆 ギャバン殿の言葉を いま一度 よく考えてみてもらいたい。 114 00:08:27,974 --> 00:08:33,146 《やけに 自信満々だな。 まさかとは思うけど…》 115 00:08:33,146 --> 00:08:35,982 (智慧之王)是。 個体名ソウエイが➨ 116 00:08:35,982 --> 00:08:38,818 各国の内情を調査していた際に 見つけた➨ 117 00:08:38,818 --> 00:08:41,321 賄賂などの証拠があります。 118 00:08:41,321 --> 00:08:44,324 《やっぱり。 他国の議員の買収なんて➨ 119 00:08:44,324 --> 00:08:46,493 国際問題だぞ。 120 00:08:46,493 --> 00:08:50,163 その証拠は 俺の胃袋の中だな?》 (智慧之王)是。 121 00:08:50,163 --> 00:08:53,333 《じゃあ そいつを突きつければ 終わりだな》 122 00:08:53,333 --> 00:08:56,169 (智慧之王) 告。 その必要はありません。 123 00:08:56,169 --> 00:08:59,939 証拠を出すまでもなく マスターの勝利です。 《んっ?》 124 00:08:59,939 --> 00:09:03,777 (エルリック)皆で 魔王を打ち倒す 勇者となろうではないか! 125 00:09:03,777 --> 00:09:06,112 《そういうことか》 126 00:09:06,112 --> 00:09:08,114 さあ 決は出た! 127 00:09:08,114 --> 00:09:12,952 過半数に達したので この議題は 可決されたものとする。 128 00:09:12,952 --> 00:09:17,123 これは 魔物を操ることができる 支配の宝珠だ。 129 00:09:17,123 --> 00:09:21,127 《リムル:んっ? 支配の宝珠って ワルプルギスのとき➨ 130 00:09:21,127 --> 00:09:23,963 ミリムが操られたふりしてた あれだよな》 131 00:09:23,963 --> 00:09:26,466 (智慧之王) 是。 本物のようですが…。 132 00:09:30,637 --> 00:09:34,808 魔王リムルよ。 おとなしく この宝珠を着けるというのなら➨ 133 00:09:34,808 --> 00:09:36,810 手荒なまねはしない。 134 00:09:36,810 --> 00:09:39,979 悪あがきなどせずに 現実を受け入れるのも➨ 135 00:09:39,979 --> 00:09:42,649 王の度量というものではないか? 136 00:09:42,649 --> 00:09:46,319 その言葉 そのまま返すよ 王子殿下。 137 00:09:46,319 --> 00:09:49,989 お前こそ 現実を 受け入れるべきじゃないのか? 138 00:09:49,989 --> 00:09:52,091 フッ… 何を…。 139 00:09:56,162 --> 00:09:59,499 なっ…。 話が違うではないか! 140 00:09:59,499 --> 00:10:02,335 なっ! 皆 どうしたのだ!? 141 00:10:02,335 --> 00:10:04,337 《愉快 愉快。 142 00:10:04,337 --> 00:10:07,507 賄賂と精神干渉で 勝つつもりだったんだろうけど➨ 143 00:10:07,507 --> 00:10:10,677 手を組んでいた議員たちは 正気を取り戻して➨ 144 00:10:10,677 --> 00:10:13,513 自分の愚かさを 悟ったってわけだ》 145 00:10:13,513 --> 00:10:16,182 貴様ら 私を裏切るのか! 146 00:10:16,182 --> 00:10:18,852 エルリック様の おっしゃるとおりじゃ! 147 00:10:18,852 --> 00:10:22,522 約束をたがえるなら 我が国からの 援助はなくなるものと…。 148 00:10:22,522 --> 00:10:25,191 それは どういう意味ですかな? 149 00:10:25,191 --> 00:10:29,863 あっ! いっ… いや 議長殿 これは その…。 150 00:10:29,863 --> 00:10:33,199 (リムル)ラーバッハ王国では 水害の対策工事。 うっ! 151 00:10:33,199 --> 00:10:36,369 カルナダ王国では 食糧援助。 152 00:10:36,369 --> 00:10:40,373 その他にも さまざまな支援を 約束しておられるとか。 153 00:10:40,373 --> 00:10:42,876 きっ… 貴様… それは…。 154 00:10:42,876 --> 00:10:46,045 ですが あなたたちの命令に 従わなかったら➨ 155 00:10:46,045 --> 00:10:48,047 打ち切りとなると…。 156 00:10:48,047 --> 00:10:50,717 なかなか 悪質な買収行為ですね。 157 00:10:50,717 --> 00:10:52,886 なぜ 貴様が知っているのだ!? 158 00:10:52,886 --> 00:10:55,054 配下が調べ上げたんですよ。 159 00:10:55,054 --> 00:10:57,891 信用してもらえるか 心配だったのですが…。 160 00:10:57,891 --> 00:11:01,661 どうやら 本人が認めたようですね。 161 00:11:01,661 --> 00:11:03,663 どういうことだ? まさか 賄賂を? 162 00:11:03,663 --> 00:11:05,832 信じられん! (ざわめき) 163 00:11:05,832 --> 00:11:08,168 (ライナー)ふざけるんじゃねえ! (議員たち)あっ…。 164 00:11:08,168 --> 00:11:12,005 エルリック様 諦めることなどありませんよ。 165 00:11:12,005 --> 00:11:16,676 この俺が 魔王を倒しさえすれば すべては解決します。 166 00:11:16,676 --> 00:11:19,512 おお ライナー! そうとも。 167 00:11:19,512 --> 00:11:23,016 わしらには まだ 貴卿という 切り札が残っておるのだ! 168 00:11:23,016 --> 00:11:25,184 (ジラード)エルリック様。 169 00:11:25,184 --> 00:11:29,022 契約では 我々は あなたの 護衛しか 約束しておりません。 170 00:11:29,022 --> 00:11:32,525 (ガイ) フン! 臆病者など 邪魔なだけだ。 171 00:11:32,525 --> 00:11:36,696 《おや? 緑の使徒とやらは この件には関係ないのか。 172 00:11:36,696 --> 00:11:39,866 連中も 一枚岩ではなさそうだな》 173 00:11:39,866 --> 00:11:42,869 貴公ら まだ 愚行を重ねると…。 174 00:11:42,869 --> 00:11:45,538 うおっ! くっ…。 175 00:11:45,538 --> 00:11:48,541 《強硬手段に出るつもりか…。 176 00:11:48,541 --> 00:11:51,711 俺としては 相手してやっても いいんだけど…》 177 00:11:51,711 --> 00:11:56,883 告。 マスターが 直接 応じた場合 確実に 名声が下がります。 178 00:11:56,883 --> 00:11:58,885 《だよね》 179 00:11:58,885 --> 00:12:02,155 リムル。 んっ? こっちは 私が受け持つわ。 180 00:12:02,155 --> 00:12:04,324 いいのか? こんな暴挙は➨ 181 00:12:04,324 --> 00:12:08,161 立会人として 見過ごせないのよ。 それに…。 182 00:12:08,161 --> 00:12:12,332 こいつは さんざん 私を侮辱してくれたもの。 183 00:12:12,332 --> 00:12:17,170 フッフフフフ… 笑わせる。 184 00:12:17,170 --> 00:12:20,173 今からでも 俺の女になるってんなら➨ 185 00:12:20,173 --> 00:12:22,508 かわいがってやってもいいぜ? 186 00:12:22,508 --> 00:12:26,012 《リムル:うわっ 死んだな あいつ》 187 00:12:26,012 --> 00:12:30,183 おいおい ライナー卿 少し 下品ではないかね? 188 00:12:30,183 --> 00:12:33,686 だが わしも 魔王には興味がある。 189 00:12:33,686 --> 00:12:36,356 支配してからが 楽しみだのう。 190 00:12:36,356 --> 00:12:38,358 ファッ! 《あのおっさん➨ 191 00:12:38,358 --> 00:12:41,861 まさか 俺を狙っているのか? 気色悪っ!》 192 00:12:44,197 --> 00:12:46,866 人が せっかく 忠告したのに➨ 193 00:12:46,866 --> 00:12:49,369 ここまで ばかだとは 思わなかったわ。 194 00:12:49,369 --> 00:12:54,374 フン… 聖人と祭り上げられて 調子に乗っているようだが➨ 195 00:12:54,374 --> 00:12:57,377 イングラシア王国最強の この俺が➨ 196 00:12:57,377 --> 00:12:59,979 貴様の化けの皮を 剥いでくれるわ! 197 00:12:59,979 --> 00:13:03,149 ならば 魔王の相手は 俺に譲ってもらおうか。 198 00:13:03,149 --> 00:13:05,485 おう 殺すんじゃねえぞ。 199 00:13:05,485 --> 00:13:08,988 どうかな。 新たに手に入れた この聖剣に➨ 200 00:13:08,988 --> 00:13:11,824 魔王が耐えうるかどうか! 201 00:13:11,824 --> 00:13:15,828 《俺と戦いたかったら ダンジョンを クリアしてもらわないとな。 202 00:13:15,828 --> 00:13:18,331 ここは ベニマルに任せるか》 203 00:13:18,331 --> 00:13:21,000 ベニマ…。 さっきから 我慢して聞いていれば➨ 204 00:13:21,000 --> 00:13:25,672 あなた方は あまりにも リムル様に対し 無礼が過ぎます。 205 00:13:25,672 --> 00:13:28,007 えっ? あっ…。 (ベニマル)んっ…。 206 00:13:28,007 --> 00:13:32,178 フハハハハハッ! どこまでも 人を なめやがって! 207 00:13:32,178 --> 00:13:36,683 魔王リムルよ。 貴様 そんな貧弱な女の陰に隠れて➨ 208 00:13:36,683 --> 00:13:39,185 恥ずかしくないのか? あっ いや…。 209 00:13:39,185 --> 00:13:41,187 黙りなさい。 210 00:13:41,187 --> 00:13:45,191 あなたごとき リムル様やお兄様が 出るまでもありません。 211 00:13:45,191 --> 00:13:50,196 フッ… 俺は 女 子どもが相手でも 容赦せんぞ。 212 00:13:50,196 --> 00:13:52,699 リムル様 万が一のときは 俺が。 213 00:13:52,699 --> 00:13:55,535 ああ。 でも 大丈夫だろ。 214 00:13:55,535 --> 00:13:59,539 シュナは もう やつの解析が済んだみたいだ。 215 00:14:09,649 --> 00:14:13,820 ヘッ! あっちは 見応えのない 戦いになりそうだぜ。 216 00:14:13,820 --> 00:14:16,155 まあ こっちも そうか。 217 00:14:16,155 --> 00:14:20,493 なんせ 勝負は 一瞬で ついちまうんだからな! 218 00:14:20,493 --> 00:14:22,495 あっ! 219 00:14:26,332 --> 00:14:28,334 フッ! 220 00:14:28,334 --> 00:14:30,336 お~! 221 00:14:30,336 --> 00:14:34,173 あっ… ああ…。 あっ…。 ハッ! 222 00:14:34,173 --> 00:14:37,677 早く 立ち上がりなさい。 223 00:14:37,677 --> 00:14:41,681 イングラシア王国で 最強なのでしょう? 224 00:14:41,681 --> 00:14:45,351 うっ…。 ひぃ~! ひっ ひっ ひっ ひっ…。 225 00:14:45,351 --> 00:14:48,020 どっ… どうしたというのだ? 我が騎士よ! 226 00:14:48,020 --> 00:14:51,357 貴様なら 聖人ヒナタとて 敵ではないだろう! 227 00:14:51,357 --> 00:14:56,195 むっ… 無理。 絶対に無理だ! 勝てっこない! 228 00:14:56,195 --> 00:14:59,532 はぁ~! 229 00:14:59,532 --> 00:15:01,534 食らえ~! 230 00:15:04,804 --> 00:15:07,306 あっ…。 231 00:15:07,306 --> 00:15:09,642 チッ! くっ…。 232 00:15:09,642 --> 00:15:11,644 ばっ… ばかな! 233 00:15:11,644 --> 00:15:13,980 聖剣… とか➨ 234 00:15:13,980 --> 00:15:16,649 おっしゃっていたような気が いたしますが➨ 235 00:15:16,649 --> 00:15:18,818 ごみですね。 236 00:15:18,818 --> 00:15:23,990 くっ! 魔物風情が 俺を見下すんじゃねえ! 237 00:15:23,990 --> 00:15:27,326 てっ! くっ! ゴホッ! 238 00:15:27,326 --> 00:15:31,330 へぇ~ シュナって 格闘も 結構 いけたんだな。 239 00:15:31,330 --> 00:15:34,667 ええ。 ハクロウから 柔術を学んでいますからね。 240 00:15:34,667 --> 00:15:39,338 くっ…。 くそ~! 241 00:15:39,338 --> 00:15:43,009 うおっ! ハッ! 242 00:15:43,009 --> 00:15:45,011 うっ! 243 00:15:48,181 --> 00:15:52,018 神へ 祈りを捧げ奉る。 244 00:15:52,018 --> 00:15:55,021 我は望み 精霊の御力を欲する。 245 00:15:55,021 --> 00:15:57,523 あっ! おっ… おい! 246 00:15:57,523 --> 00:16:00,626 まさか… その呪文は…。 247 00:16:00,626 --> 00:16:02,795 我が願い 聞き届け給え。 248 00:16:02,795 --> 00:16:04,964 待て! これは…。 249 00:16:04,964 --> 00:16:06,966 この魔法は~! 250 00:16:06,966 --> 00:16:11,304 万物よ 尽きよ。 (ガイ)やっ… やめ…。 251 00:16:11,304 --> 00:16:13,639 ディスインテグレーション。 252 00:16:13,639 --> 00:16:15,641 あっ…。 253 00:16:23,482 --> 00:16:26,819 (議員たち)うわ~! 254 00:16:26,819 --> 00:16:31,023 あっちゃ~… シュナのやつ やっちゃったか? 255 00:16:33,993 --> 00:16:36,162 ひっ… ひぃ~! 256 00:16:36,162 --> 00:16:38,998 《あっ 生きてる》 うぅ…。 257 00:16:38,998 --> 00:16:44,170 あら やはり 練習中の魔法なんて 使うものじゃありませんね。 258 00:16:44,170 --> 00:16:48,341 私の腕が未熟だから 不発だったみたいです。 259 00:16:48,341 --> 00:16:52,845 あれだけ完璧に制御しておいて よく言うよ。 260 00:16:52,845 --> 00:16:55,181 ばっ… ばかな! 261 00:16:55,181 --> 00:16:57,183 (リムル)え~っと…。 ハッ! 262 00:16:57,183 --> 00:17:00,119 エルリック… 王子殿下だったかな? 263 00:17:00,119 --> 00:17:03,789 まだ続けるか? あっ… いや…。 264 00:17:03,789 --> 00:17:07,460 《さて どう 落とし前つけてもらおうか》 265 00:17:07,460 --> 00:17:11,297 告。 んっ? 遠距離から 殺意を感知しました。 266 00:17:11,297 --> 00:17:13,966 対象は 個体名エルリックです。 267 00:17:13,966 --> 00:17:15,968 んっ! 268 00:17:19,138 --> 00:17:21,140 《リムル:あいつか! 269 00:17:21,140 --> 00:17:25,144 拳銃? いやいや この距離で届くわけないだろ》 270 00:17:27,813 --> 00:17:31,317 (智慧之王)告。 空間移動の一種 空間連結です。 271 00:17:31,317 --> 00:17:35,321 あっ! んっ… 暴食之王! 272 00:17:35,321 --> 00:17:38,324 あっ? あっ…。 273 00:17:38,324 --> 00:17:40,993 エルリック王子殿下! 無事ですか? 274 00:17:40,993 --> 00:17:44,830 傷はない。 よく あの一瞬で 間に合ったものだ。 275 00:17:44,830 --> 00:17:47,333 ええ 本当に。 276 00:17:47,333 --> 00:17:49,335 大したものだわ。 277 00:17:54,674 --> 00:17:58,010 (レスター)まさか… このような物で 人を? 278 00:17:58,010 --> 00:18:01,948 それは 弾丸ね。 撃ち出すための道具がいるのよ。 279 00:18:01,948 --> 00:18:04,951 しかし なぜ エルリック殿下を…。 280 00:18:04,951 --> 00:18:08,621 魔王リムルを 陥れるつもりだったのでしょう。 281 00:18:08,621 --> 00:18:11,290 あの状況で エルリック王子が殺されれば➨ 282 00:18:11,290 --> 00:18:13,626 疑われるのは 彼だもの。 283 00:18:13,626 --> 00:18:16,295 んっ…。 (足音) 284 00:18:16,295 --> 00:18:18,297 (ヒナタ)あのばかどもは➨ 285 00:18:18,297 --> 00:18:21,133 捨て駒として 利用されたのでしょうね。 286 00:18:21,133 --> 00:18:24,470 私は ずっと 命を狙われるのだろうか。 287 00:18:24,470 --> 00:18:26,973 まあ 大丈夫だと思うよ。 288 00:18:26,973 --> 00:18:29,809 すでに 何者かの思惑は 阻止されたんだ。 289 00:18:29,809 --> 00:18:34,146 しっ… しかし! 私には 次期国王としての利用価値が…。 290 00:18:34,146 --> 00:18:37,650 ばかなまねをしでかした王子が トップに立てるほど➨ 291 00:18:37,650 --> 00:18:40,319 イングラシア王国は甘くないだろ? 292 00:18:40,319 --> 00:18:42,655 あっ! あっ…。 293 00:18:42,655 --> 00:18:46,158 まあ 王になるだけが 人生じゃないって。 294 00:18:46,158 --> 00:18:48,160 今回の件を償ったら➨ 295 00:18:48,160 --> 00:18:51,998 自分の人生を見つめ直してみても いいんじゃないか? 296 00:18:51,998 --> 00:18:55,501 魔王は もっと恐ろしく➨ 297 00:18:55,501 --> 00:18:58,671 人にあだなす存在だと 思っていたよ。 298 00:18:58,671 --> 00:19:02,441 俺は 基本 平和主義なんだよ。 299 00:19:02,441 --> 00:19:04,443 あっ…。 300 00:19:04,443 --> 00:19:08,114 フッ… だまされた僕が 愚かだった。 301 00:19:08,114 --> 00:19:11,784 ギャバンよ 責任は取らねばなるまい。 302 00:19:11,784 --> 00:19:15,454 フッ…。 はてさて なんのことやら。 303 00:19:15,454 --> 00:19:18,124 わしは 何も存じませんな。 304 00:19:18,124 --> 00:19:21,627 なっ… 計画を持ち掛けたのは 卿ではないか! 305 00:19:21,627 --> 00:19:24,964 ほう… 証拠など ありますまい? 306 00:19:24,964 --> 00:19:26,966 くっ…。 《困ったね。 307 00:19:26,966 --> 00:19:30,302 どうやって 口を割らせようか》 (扉の開く音) 308 00:19:30,302 --> 00:19:33,305 あっ…。 エーギル陛下のお成りである! 309 00:19:33,305 --> 00:19:36,509 一同 その場に控えなされい! 310 00:19:38,644 --> 00:19:41,147 (エルリック)ちっ… 父上。 311 00:19:41,147 --> 00:19:43,149 《国王のお出ましか》 312 00:19:51,657 --> 00:19:53,826 (エーギル)テンペストの魔王よ。 313 00:19:53,826 --> 00:19:57,163 余の息子が 迷惑をかけたようだな。 314 00:19:57,163 --> 00:20:01,333 まあね。 でも 誤解は解けたみたいだよ。 315 00:20:01,333 --> 00:20:08,174 そうか。 王ではなく 父として 謝罪と感謝を告げたく思う。 316 00:20:08,174 --> 00:20:12,178 許すとも。 だが 次はない。 317 00:20:12,178 --> 00:20:14,180 心得た。 318 00:20:14,180 --> 00:20:19,351 余としても よき関係を築きたいと 思うておるのだ。 319 00:20:19,351 --> 00:20:22,855 よろしく頼む。 こちらこそ。 320 00:20:22,855 --> 00:20:26,692 (議員たち)お~! 321 00:20:26,692 --> 00:20:29,028 父上…。 322 00:20:29,028 --> 00:20:33,199 よい。 貴様には 再教育が待っておる。 323 00:20:33,199 --> 00:20:36,368 はい。 承知しました。 324 00:20:36,368 --> 00:20:38,704 (エーギル)ギャバンよ。 ハッ! 325 00:20:38,704 --> 00:20:41,707 貴様には 聞きたいことがあるのだが➨ 326 00:20:41,707 --> 00:20:44,710 どうやら 素直に話す気はないようだな。 327 00:20:44,710 --> 00:20:48,214 いっ… いえ そのようなことは…。 うぅ…。 328 00:20:48,214 --> 00:20:52,885 (エーギル)卿の処遇は 彼ら 魔法審問官に任せるとしよう。 329 00:20:52,885 --> 00:20:54,887 うっ…。 あっ! あっ! 330 00:20:54,887 --> 00:20:58,224 おっ… お許しを! すべて 話しますので! 331 00:20:58,224 --> 00:21:00,159 うっ… 何とぞ お慈悲を…。 332 00:21:00,159 --> 00:21:02,328 おっ… お慈悲を~! 333 00:21:02,328 --> 00:21:05,664 《これも マリアベルの計画なのか? 334 00:21:05,664 --> 00:21:09,168 わからん… 何を考えているんだ?》 335 00:21:09,168 --> 00:21:12,571 (ギャバン)お慈悲を~! 336 00:21:14,673 --> 00:21:17,009 <リムル:こうして 騒動の首謀者たちは➨ 337 00:21:17,009 --> 00:21:19,845 連行されていった。 338 00:21:19,845 --> 00:21:25,851 その後 議会は再開し 改めて 3つの内容が受理された。 339 00:21:25,851 --> 00:21:30,022 1つ テンペストを 国家として承認する。 340 00:21:30,022 --> 00:21:34,860 1つ テンペストを 評議会に 正式参加させる。 341 00:21:34,860 --> 00:21:39,365 1つ テンペストに 評議会の軍権を移譲する。 342 00:21:39,365 --> 00:21:42,701 これらが 満場一致で可決された。 343 00:21:42,701 --> 00:21:47,039 そして 今回 1つ 大事なことがわかった。 344 00:21:47,039 --> 00:21:51,377 議員連中との化かし合いは 俺には向いてない。 345 00:21:51,377 --> 00:21:55,714 こういうのは 今後 智慧之王先生にお任せしよう> 346 00:21:55,714 --> 00:21:57,716 (智慧之王)了。 347 00:22:01,320 --> 00:22:05,324 (グレンダ)ばかな! なぜ エルリック王子の 気配が消えないんだ! 348 00:22:05,324 --> 00:22:07,326 くっ… もう1発! 349 00:22:07,326 --> 00:22:09,328 いや だめだ。 350 00:22:09,328 --> 00:22:13,332 あの悪魔野郎のあるじを 甘く見てたってわけかい。 351 00:22:13,332 --> 00:22:15,334 (ソウエイ)そうだな。 んっ! くっ! 352 00:22:18,504 --> 00:22:22,174 貴様は リムル様を なめている。 チッ! 353 00:22:22,174 --> 00:22:26,011 間抜けめ。 暗殺に失敗しておきながら➨ 354 00:22:26,011 --> 00:22:28,013 その場にとどまるとはな。