1 00:01:43,704 --> 00:01:46,707 (グレンダ)グランドマスターの ユウキ・カグラザカ。 2 00:01:46,707 --> 00:01:51,545 あいつは マリアベルに 完全に支配されている! 3 00:01:51,545 --> 00:01:53,714 (ユウキ)マリアベルの言うとおりだ。 4 00:01:53,714 --> 00:01:56,550 魔王と手を組むことは ありえない。 5 00:01:56,550 --> 00:01:59,052 でも 実際 どうするんだい? 6 00:01:59,052 --> 00:02:03,323 リムルさんの 人間社会への影響力は 日に日に増している。 7 00:02:03,323 --> 00:02:06,994 《ブラッドシャドウ:ヨハン様 急ぎ ご報告が》 (ヨハン)んっ! 8 00:02:06,994 --> 00:02:10,097 んっ? 魔法通話が入った。 9 00:02:12,165 --> 00:02:16,169 (ヨハン) ばかな! あの狡猾な女狐が? 10 00:02:16,169 --> 00:02:19,339 グレンダが 魔王リムルに捕らえられたらしい。 11 00:02:19,339 --> 00:02:22,843 強欲者で 様子を探れないか? 12 00:02:22,843 --> 00:02:24,845 (マリアベル) だから 感情が読めないのね。 13 00:02:24,845 --> 00:02:26,847 何? 14 00:02:26,847 --> 00:02:31,351 恐らく グレンダは 魔王リムルに殺されたのよ。 15 00:02:31,351 --> 00:02:33,687 あっ! うん…。 16 00:02:33,687 --> 00:02:39,359 ユウキ あなたは 魔王リムルと 接触する機会はないの? 17 00:02:39,359 --> 00:02:41,528 リムルさんと? 18 00:02:41,528 --> 00:02:45,699 そうだな…。 今度 うちのカガリが リムルさんと➨ 19 00:02:45,699 --> 00:02:49,870 アムリタっていう古代遺跡を 調査しに行くんだよ。 20 00:02:49,870 --> 00:02:53,707 アムリタ…。 聞いたことがあるの。 21 00:02:53,707 --> 00:02:57,210 (ユウキ) ジスターヴの地下に眠る 古代遺跡さ。 22 00:02:57,210 --> 00:03:02,149 かつての超魔導大国 ソーマを模して 造られた都市だそうだよ。 23 00:03:02,149 --> 00:03:05,318 カガリが言うには 魔導制御動力炉までもが➨ 24 00:03:05,318 --> 00:03:07,654 備わっているらしい。 25 00:03:07,654 --> 00:03:10,157 魔導制御動力炉? 26 00:03:10,157 --> 00:03:13,827 ソーマの都市運営に使用された 動力施設だよ。 27 00:03:13,827 --> 00:03:17,330 旧世界の魔法技術の結晶さ。 28 00:03:17,330 --> 00:03:21,835 暴走させれば その周辺一帯が 消滅するだろうね。 29 00:03:25,338 --> 00:03:30,510 ユウキ あなたは 魔王リムル1人なら 倒せると言っていたわよね。 30 00:03:30,510 --> 00:03:33,513 あっ! まさか そこで仕掛ける気かい? 31 00:03:33,513 --> 00:03:35,515 いやいや やめたほうがいい。 32 00:03:35,515 --> 00:03:38,518 調査には 魔王ミリムも 一緒に来ると聞いてるぜ。 33 00:03:38,518 --> 00:03:41,688 魔王が2人? それは むちゃだ! 34 00:03:41,688 --> 00:03:45,692 いいえ そこで仕掛けるわ。 35 00:03:45,692 --> 00:03:48,528 魔王ミリムも 同時に潰すのよ。 36 00:03:48,528 --> 00:03:52,132 無謀だ! どこに そんな戦力があるというのだ!? 37 00:03:55,702 --> 00:03:59,706 全力を投入するの。 全力よ? 38 00:04:02,476 --> 00:04:05,812 私たちの状況は わかっているわね? 39 00:04:05,812 --> 00:04:09,649 ならば 今こそ あれを使うときなの。 40 00:04:09,649 --> 00:04:15,155 ユウキ あなたに 竜の巣から 調達してもらった物を…。 41 00:04:15,155 --> 00:04:19,159 いや まずいって。 僕にも制御できないんだぜ? 42 00:04:19,159 --> 00:04:21,161 かまわないわ。 43 00:04:21,161 --> 00:04:23,997 それに もともと 魔王ミリムの物だもの。 44 00:04:23,997 --> 00:04:25,999 返してあげるだけなの。 45 00:04:25,999 --> 00:04:29,503 下手をすれば 人類にも 甚大な被害が出るぞ! 46 00:04:29,503 --> 00:04:32,506 だから? あっ…。 47 00:04:32,506 --> 00:04:39,846 いや そうか。 確かに あれなら 魔王ミリム自ら 相手をするはず。 48 00:04:39,846 --> 00:04:43,183 魔王2人を分断するには 最適かもな。 49 00:04:43,183 --> 00:04:46,186 理解が早くて助かるのよ。 50 00:04:46,186 --> 00:04:49,689 そして 魔王ミリムが戯れている間に…。 51 00:04:49,689 --> 00:04:53,193 僕たちで リムルさんを支配する。 52 00:04:53,193 --> 00:04:55,529 あっ…。 53 00:04:55,529 --> 00:04:58,365 だけど 1つ 気がかりな点がある。 54 00:04:58,365 --> 00:05:00,467 暴風竜のことかしら? 55 00:05:00,467 --> 00:05:02,803 ああ。 もし 支配に失敗して➨ 56 00:05:02,803 --> 00:05:05,805 リムルさんを 殺すしかなくなった場合➨ 57 00:05:05,805 --> 00:05:10,977 あの邪竜によって 最悪 人類は滅びるかもね。 58 00:05:10,977 --> 00:05:14,481 フフッ…。 59 00:05:14,481 --> 00:05:17,484 それに関しては 心配ないのよ。 60 00:05:17,484 --> 00:05:19,486 あなたは 何も気にせず➨ 61 00:05:19,486 --> 00:05:22,489 魔王リムルを倒すことだけを 考えればいいわ。 62 00:05:22,489 --> 00:05:26,159 んっ? 63 00:05:26,159 --> 00:05:29,563 君が そう言うなら 信じるさ。 64 00:05:31,832 --> 00:05:35,836 (リムル)ユウキが支配されてるって 確かなのか? 65 00:05:35,836 --> 00:05:37,837 ああ…。 66 00:05:37,837 --> 00:05:41,675 本人を前に マリアベルが言っていたのさ。 67 00:05:41,675 --> 00:05:43,844 支配されてるやつは➨ 68 00:05:43,844 --> 00:05:47,681 何 言われても その事実に気付きゃしないんだ。 69 00:05:47,681 --> 00:05:52,018 《ユウキは 界渡りで ユニークスキルを 得られなかったようだから➨ 70 00:05:52,018 --> 00:05:54,521 自衛できなかったってとこか。 71 00:05:54,521 --> 00:05:58,692 しかし となると ユウキは シロってことに…》 (グレンダ)んっ! 72 00:05:58,692 --> 00:06:02,128 なあ いいだろ? 魔王様! 他にも知ってることはある! 73 00:06:02,128 --> 00:06:04,130 あたいを ここで雇ってくれ! 74 00:06:04,130 --> 00:06:07,467 う~ん…。 75 00:06:07,467 --> 00:06:09,469 頼むよ! (おなかの鳴る音) 76 00:06:09,469 --> 00:06:12,305 あっ! んっ? 77 00:06:12,305 --> 00:06:15,008 とりあえず 何か食べに行くか! 78 00:06:18,144 --> 00:06:20,146 (ヒナタ)これが…。 79 00:06:20,146 --> 00:06:24,150 ああ 我がテンペスト 新しくなった 議事堂だ! 80 00:06:27,988 --> 00:06:31,157 (ヒナタ)ずいぶんと立派なのを 建てたわね。 81 00:06:31,157 --> 00:06:35,161 (リムル)開国祭を終えて テンペストは また大きくなったからな。 82 00:06:35,161 --> 00:06:37,163 思い切ったんだよ。 83 00:06:37,163 --> 00:06:41,334 《グレンダは ソウエイ直属の特務機関で➨ 84 00:06:41,334 --> 00:06:43,503 雇うことにした》 ひっ! 85 00:06:43,503 --> 00:06:48,174 《どんな問題児だろうと ソウエイの元なら 俺も安心だ》 86 00:06:48,174 --> 00:06:50,176 ねえ…。 んっ? 87 00:06:50,176 --> 00:06:53,013 (ヒナタ)あれは 君の要望? 88 00:06:53,013 --> 00:06:55,849 (リムル)あっ… あれは…。 89 00:06:55,849 --> 00:06:58,351 (シュナ)もっと もっと リムル様のすばらしさを➨ 90 00:06:58,351 --> 00:07:00,287 皆に知ってもらうんです。 あっ? 91 00:07:00,287 --> 00:07:03,490 そう…。 アハハハハハ…。 92 00:07:05,458 --> 00:07:18,972 ♬~ 93 00:07:18,972 --> 00:07:23,476 すごい にぎわいね。 いい匂いさね。 94 00:07:23,476 --> 00:07:27,147 ご注文が決まりましたら こちらの木札を取り➨ 95 00:07:27,147 --> 00:07:30,150 窓口で お料理と交換していただけます。 96 00:07:30,150 --> 00:07:34,654 日替わりメニュー3種類と スペシャルメニューもありますよ。 97 00:07:34,654 --> 00:07:36,656 えっ そうなの? 98 00:07:36,656 --> 00:07:39,659 俺には いつも 勝手に用意されてたけど。 99 00:07:39,659 --> 00:07:44,497 (シュナ)リムル様には 常に スペシャルメニューを用意しております。 100 00:07:44,497 --> 00:07:46,833 (ベニマル) それが 1番人気なんですよ。 101 00:07:46,833 --> 00:07:49,002 功労ポイントをためて予約するか➨ 102 00:07:49,002 --> 00:07:51,838 早く並ばないと 食べられないんです。 103 00:07:51,838 --> 00:07:55,342 へぇ~。 じゃあ せっかくだし➨ 104 00:07:55,342 --> 00:07:57,344 君も スペシャルにしてみるか。 105 00:07:57,344 --> 00:07:59,512 えっ? いいのかい? 106 00:07:59,512 --> 00:08:01,614 初回サービスだよ。 107 00:08:01,614 --> 00:08:05,452 グレンダには 俺のおごりってことで いいかな? はい。 108 00:08:05,452 --> 00:08:07,620 そういうことなら…。 109 00:08:07,620 --> 00:08:10,123 じゃあ 私も スペシャルを頂くわ。 110 00:08:10,123 --> 00:08:12,625 えっ? ヒナタさん? 111 00:08:12,625 --> 00:08:16,029 ん~! うま~! 112 00:08:18,798 --> 00:08:20,800 アハハハハハ…。 113 00:08:20,800 --> 00:08:24,637 それにしても ポイント制とは考えたわね。 114 00:08:24,637 --> 00:08:29,976 実は 制度の整備が遅れていて 給料が支給できてないからさ。 115 00:08:29,976 --> 00:08:32,479 あら ルベリオスだって そうよ。 116 00:08:32,479 --> 00:08:36,149 そうなの? 長い歴史のある国だろ? 117 00:08:36,149 --> 00:08:38,818 (ヒナタ)平等を掲げている国だもの。 (ゴブタ)いっただきま~す。 118 00:08:38,818 --> 00:08:41,654 基本は ここと同じで 現物支給よ。 119 00:08:41,654 --> 00:08:43,656 ってことは ヒナタも? 120 00:08:43,656 --> 00:08:49,329 そうよ。 私は 立場上 ある程度 国の予算を扱えるけどね。 121 00:08:49,329 --> 00:08:53,333 えっ? 開国祭では 結構 散財してたみたいだけど…。 122 00:08:53,333 --> 00:08:55,668 横領? 違うわよ。 123 00:08:55,668 --> 00:08:59,339 あれは 魔物退治の報酬で得た 自分のお金。 124 00:08:59,339 --> 00:09:01,941 んっ? じゃあ あれか? 125 00:09:01,941 --> 00:09:04,944 自分のがあるのに 俺に おごらせたのか? 126 00:09:04,944 --> 00:09:08,748 小さなことで うるさいわね。 節約よ 節約。 127 00:09:11,117 --> 00:09:14,120 解せぬ…。 128 00:09:14,120 --> 00:09:17,791 あたいは 今まで 金が第一と考えていた。 129 00:09:17,791 --> 00:09:21,127 だけど 今日で 考えが変わったよ。 130 00:09:21,127 --> 00:09:24,464 今日からは ポイントに生きるさね! 131 00:09:24,464 --> 00:09:27,467 あ~… まあ 頑張ってくれ。 132 00:09:30,303 --> 00:09:34,140 じゃあ そろそろ 情報の続きを 聞かせてもらおうか。 133 00:09:34,140 --> 00:09:36,976 んっ… そうさね。 134 00:09:36,976 --> 00:09:38,978 まずは 評議会だけど➨ 135 00:09:38,978 --> 00:09:42,816 あれは 五大老と呼ばれる重鎮が 牛耳ってるのさ。 136 00:09:42,816 --> 00:09:45,652 そのおさは もちろん グランベル。 137 00:09:45,652 --> 00:09:50,824 そして 今回の騒動を画策したのが マリアベルだよ。 138 00:09:50,824 --> 00:09:55,495 主犯のギャバンとやらも いいように 操られてたってことか。 139 00:09:55,495 --> 00:09:57,997 (グレンダ)あいつは 五大老の1人さ。 140 00:09:57,997 --> 00:10:00,166 ヨハンも そうさね。 141 00:10:00,166 --> 00:10:04,838 んっ? ヨハンって ギャバンを いさめていた あの紳士だよな。 142 00:10:04,838 --> 00:10:06,840 ええ 2人の意見は➨ 143 00:10:06,840 --> 00:10:09,175 食い違っていたように 見えましたが…。 144 00:10:09,175 --> 00:10:14,013 組織内で対立させるのは マリアベルの方針さね。 145 00:10:14,013 --> 00:10:17,851 ギャバンが魔王様を従えたなら それでいいし➨ 146 00:10:17,851 --> 00:10:21,521 失敗しても 対立したヨハンは 信用を高め➨ 147 00:10:21,521 --> 00:10:23,690 あんたに 取り入りやすくなるだろ? 148 00:10:23,690 --> 00:10:28,194 本人たちからしたら 生き残りを懸けた戦いでも➨ 149 00:10:28,194 --> 00:10:31,197 マリアベルにとっちゃ どっちの駒が残っても➨ 150 00:10:31,197 --> 00:10:33,700 うまくいくって仕組みさ。 151 00:10:33,700 --> 00:10:36,202 姿も見せず 陰湿な。 152 00:10:36,202 --> 00:10:38,705 全部 燃やしてやりたくなりますね。 153 00:10:38,705 --> 00:10:41,374 気持ちはわかるけど だめだぞ。 154 00:10:41,374 --> 00:10:43,376 (グレンダ)それと もう1つ。 155 00:10:43,376 --> 00:10:45,378 ロッゾ一族の裏には➨ 156 00:10:45,378 --> 00:10:48,882 汚れ仕事を請け負う ブラッドシャドウって機関がある。 157 00:10:48,882 --> 00:10:53,887 あちこちで暗躍してるから 気を付けるこったね。 158 00:10:53,887 --> 00:10:58,391 フゥ…。 知ってることは これで全部さ。 159 00:10:58,391 --> 00:11:00,326 そうか…。 160 00:11:00,326 --> 00:11:03,663 しっかし なんで 俺 ここまで 敵視されているんだろ? 161 00:11:03,663 --> 00:11:05,665 こんなに 人畜無害なスライムなのに。 162 00:11:05,665 --> 00:11:07,667 えっ? (ソウエイ)えっ? えっ? 163 00:11:07,667 --> 00:11:10,169 えっ? えっ? えっ? 164 00:11:10,169 --> 00:11:13,673 そりゃ あんた あれだけ けんかを売るようなまねしたら➨ 165 00:11:13,673 --> 00:11:16,342 誰でも 敵意を持つさね。 えっ? 166 00:11:16,342 --> 00:11:19,512 俺も けんかを売ってると 思ってました。 (リムル)えっ? 167 00:11:19,512 --> 00:11:23,349 評議会は 経済圏構築の 手始めだってね。 え~!? 168 00:11:23,349 --> 00:11:26,686 俺の情報収集は その一環だと。 えっ? 169 00:11:26,686 --> 00:11:29,188 まさか 自覚なく やっていたわけ? 170 00:11:29,188 --> 00:11:32,859 いっ… いや! そういう意図が なかったとは言わないけどさ。 171 00:11:32,859 --> 00:11:36,362 当分は 平和的な交渉で済むと…。 172 00:11:36,362 --> 00:11:39,699 自分の市場を荒らす新参者を 歓迎する。 173 00:11:39,699 --> 00:11:43,369 そんな お人よしは 少ないんじゃないかしら? んっ。 174 00:11:43,369 --> 00:11:46,372 《ごもっとも》 175 00:11:46,372 --> 00:11:50,543 じゃ… じゃあ 西側諸国の経済を 一手に担うつもりで➨ 176 00:11:50,543 --> 00:11:52,879 頑張っていこう! はい! 177 00:11:52,879 --> 00:11:55,715 なんだか にぎやかっすね。 178 00:11:55,715 --> 00:12:00,486 (リムル)さて グレンダの情報で 敵の全体像が見えてきた。 179 00:12:00,486 --> 00:12:04,490 ソウエイ ロッゾ一族と五大老の調査を頼む。 180 00:12:04,490 --> 00:12:08,494 承知。 ユウキの動向にも 気を付けるべきね。 181 00:12:08,494 --> 00:12:12,832 ああ。 ギルドを通して わなを 仕掛けてくる可能性もある。 182 00:12:12,832 --> 00:12:15,001 しばらくは 交流を避けよう。 183 00:12:15,001 --> 00:12:18,004 んっ? 遺跡調査は いいんすか? 184 00:12:18,004 --> 00:12:20,840 えっ? 忘れちゃったんすか? 185 00:12:20,840 --> 00:12:23,843 ギルドのサブマスター殿と 遺跡調査に行くんだって➨ 186 00:12:23,843 --> 00:12:25,845 おいらに自慢してたっす。 187 00:12:25,845 --> 00:12:29,015 あっ! そうだった…。 188 00:12:29,015 --> 00:12:31,351 今から 断れないのですか? 189 00:12:31,351 --> 00:12:35,021 遺跡の場所ってのが ジスターヴなんだよ。 190 00:12:35,021 --> 00:12:39,525 今は ミリムの領土だから あいつにも 声かけちゃってさ…。 191 00:12:39,525 --> 00:12:43,196 ⸨ミリム:遺跡調査だと? 行く! 絶対 行くのだ!⸩ 192 00:12:43,196 --> 00:12:46,699 あ~…。 それ 絶対 むげにしちゃ いけないやつっす! 193 00:12:46,699 --> 00:12:48,701 しかし 危険では? 194 00:12:48,701 --> 00:12:52,372 みすみす 敵のわなに はまりに行くようなものです。 195 00:12:52,372 --> 00:12:55,875 う~ん…。 (智慧之王)案。 あえて 隙を作り➨ 196 00:12:55,875 --> 00:12:59,545 誘い出すという手もあります。 《それだ!》 197 00:12:59,545 --> 00:13:02,649 ここは 逆に そのわなを利用しよう。 198 00:13:02,649 --> 00:13:04,817 俺が出向いて 敵を誘い出す。 199 00:13:04,817 --> 00:13:07,320 万全の構えで迎え撃つんだ。 200 00:13:07,320 --> 00:13:09,489 大丈夫なのですか? 201 00:13:09,489 --> 00:13:14,327 ミリムがいるし 護衛には シオンを 連れていくつもりだ。 それに…。 202 00:13:14,327 --> 00:13:16,329 んっ? (リムル)ミリムの修行を乗り越えて➨ 203 00:13:16,329 --> 00:13:19,165 強くなったやつもいるし! うっ…。 204 00:13:19,165 --> 00:13:23,503 うっ… うぅ…。 あっ あぅ…。 一緒に行こうぜ ゴブタく~ん! 205 00:13:23,503 --> 00:13:25,672 (ゴブタ)嫌っす! わなとか敵とか言ってる所に➨ 206 00:13:25,672 --> 00:13:27,674 行きたくないっす! 207 00:13:27,674 --> 00:13:30,176 では 町の警備は お任せください。 208 00:13:30,176 --> 00:13:32,345 結界の強化もしておきます。 209 00:13:32,345 --> 00:13:34,847 周辺各国の見張りは お任せを。 210 00:13:34,847 --> 00:13:40,353 テンペストでは 重要なことが あっさり決まっていくの。 211 00:13:40,353 --> 00:13:42,855 ここに居続けるなら 慣れることね。 212 00:13:42,855 --> 00:13:46,859 フッ! 望むところさね! 213 00:13:46,859 --> 00:13:49,195 それじゃあ 私は帰るわね。 214 00:13:49,195 --> 00:13:51,698 おう! ルミナスに よろしく。 215 00:13:54,367 --> 00:13:58,871 君は たまに抜けているから くれぐれも用心しなさい。 216 00:13:58,871 --> 00:14:00,807 じゃあね。 217 00:14:00,807 --> 00:14:02,975 大きな お世話だよ! 218 00:14:02,975 --> 00:14:05,812 全く ツンデレなんだから。 219 00:14:05,812 --> 00:14:09,148 否。 違います。 んっ…。 220 00:14:09,148 --> 00:14:11,818 ともかく 方針は決まった。 221 00:14:11,818 --> 00:14:14,020 あとは きたる日に備えるのみだ! 222 00:14:20,493 --> 00:14:22,662 ああ~。 223 00:14:22,662 --> 00:14:24,997 いいね~。 (ノック) 224 00:14:24,997 --> 00:14:27,333 んっ? 開いてるぞ~。 225 00:14:27,333 --> 00:14:30,670 (シオン)お呼びでしょうか? リムル様。 226 00:14:30,670 --> 00:14:32,672 ああ。 227 00:14:32,672 --> 00:14:34,674 はい。 これ。 228 00:14:34,674 --> 00:14:37,844 評議会の合間に イングラシアで買った お土産だ。 229 00:14:37,844 --> 00:14:39,846 あっ! うれしいです! 230 00:14:39,846 --> 00:14:42,348 一生 このまま 大事に飾っておきます! 231 00:14:42,348 --> 00:14:45,184 せっかくだから 開けてみてほしいかな。 232 00:14:45,184 --> 00:14:48,354 はい! 233 00:14:48,354 --> 00:14:50,356 うわ~! 234 00:14:50,356 --> 00:14:53,526 着てみても よろしいですか? ああ もちろん。 235 00:14:53,526 --> 00:14:55,528 ウフッ! 236 00:14:55,528 --> 00:14:57,630 フフッ…。 (ドアの閉まる音) 237 00:15:01,300 --> 00:15:04,303 リムル様 どうでしょうか? 238 00:15:04,303 --> 00:15:06,806 うん よく似合ってる。 239 00:15:06,806 --> 00:15:08,808 ありがとうございます! 240 00:15:11,477 --> 00:15:14,981 《リムル:それから 俺は みんなに グレンダを紹介した。 241 00:15:14,981 --> 00:15:17,650 これからは 監視の目にさらされるが➨ 242 00:15:17,650 --> 00:15:20,820 ぜひ 信用を勝ち取ってほしい。 243 00:15:20,820 --> 00:15:22,822 遺跡調査までの日々は➨ 244 00:15:22,822 --> 00:15:25,992 ドルドに 拳銃の製作を依頼したり➨ 245 00:15:25,992 --> 00:15:28,327 作戦を 何度も練り直したり➨ 246 00:15:28,327 --> 00:15:30,997 探検服を新調したりと➨ 247 00:15:30,997 --> 00:15:32,999 あっという間に過ぎていった》 248 00:15:35,001 --> 00:15:37,003 フフフッ! 249 00:15:41,340 --> 00:15:44,844 んっ! 準備万端 整ったな。 250 00:15:44,844 --> 00:15:48,514 うむ! 行くからには 思いっ切り楽しむっす! 251 00:15:48,514 --> 00:15:52,518 だよな! まあ 半袖短パンは どうかと思うけど…。 252 00:15:52,518 --> 00:15:54,520 似合ってるから よし! (ドアの開く音) 253 00:15:54,520 --> 00:15:57,356 (リムル/ゴブタ)んっ? お待たせしました。 254 00:15:57,356 --> 00:15:59,525 遺跡調査に出発です! 255 00:15:59,525 --> 00:16:02,962 却下だ! 調査に適した服に 着替えてきなさい! あわっ…。 256 00:16:02,962 --> 00:16:05,465 え~? 257 00:16:05,465 --> 00:16:07,466 は~い…。 258 00:16:10,136 --> 00:16:16,309 全く…。 ところで ゴブタ君 あれ 持ってきてるかね? 259 00:16:16,309 --> 00:16:18,811 ハッ! もちろんっすよ! 260 00:16:18,811 --> 00:16:21,814 とう! 261 00:16:21,814 --> 00:16:24,150 ほんと かっこいいっす! 262 00:16:24,150 --> 00:16:27,820 ズキュンとした衝撃がくるのも 最高っすよね。 263 00:16:27,820 --> 00:16:29,989 プレゼントしたかいがあるね。 264 00:16:29,989 --> 00:16:32,158 君なら わかってくれると思ったよ。 265 00:16:32,158 --> 00:16:34,160 うん? 266 00:16:34,160 --> 00:16:39,165 《リムル:たった数日で 試作品を 見せられたときは驚いた。 267 00:16:39,165 --> 00:16:44,370 正直 強力な魔法を使う俺たちには 無用の長物だけど》 268 00:16:46,339 --> 00:16:48,841 《リムル:大事なのは そこではない。 269 00:16:48,841 --> 00:16:51,677 こういうのは… ほら ロマンだから》 270 00:16:51,677 --> 00:16:53,679 んっ? (ドアの開閉音) 271 00:16:53,679 --> 00:16:56,515 着替えてまいりました。 272 00:16:56,515 --> 00:16:59,685 あれ? 探検服じゃないんすね。 273 00:16:59,685 --> 00:17:03,956 今更 間に合わないと シュナ様に…。 274 00:17:03,956 --> 00:17:05,958 だよね…。 275 00:17:11,797 --> 00:17:14,967 (カガリ) このあと 魔王リムルと落ち合うわ。 276 00:17:14,967 --> 00:17:18,471 顔合わせが済みしだい 出発の予定よ。 277 00:17:18,471 --> 00:17:20,973 僕は 顔を出せないけど➨ 278 00:17:20,973 --> 00:17:23,976 隊員のみんなにも よろしく伝えておいてよ。 279 00:17:23,976 --> 00:17:26,646 わかったわ ボス。 280 00:17:26,646 --> 00:17:29,148 (ユウキ)しかし 大丈夫かい? んっ? 281 00:17:29,148 --> 00:17:32,818 調査には 魔王ミリムも来るはずだ。 282 00:17:32,818 --> 00:17:35,655 かつて 君の故郷を滅ぼした相手だろ? 283 00:17:35,655 --> 00:17:42,328 んっ…。 大丈夫よ。 トラウマは 魔王になる過程で克服したわ。 284 00:17:42,328 --> 00:17:45,998 アムリタの防衛機構は 予定どおり作動させる。 285 00:17:45,998 --> 00:17:50,169 動かすだけなら 疑われることもないでしょうし。 286 00:17:50,169 --> 00:17:53,005 そうか。 それなら 頼むよ。 287 00:17:53,005 --> 00:17:57,677 これは 魔王リムルの能力を探る チャンスでもあるからね。 288 00:17:57,677 --> 00:18:00,947 そこまで考えているとは さすがね ボス。 289 00:18:00,947 --> 00:18:05,117 できることは やっておきたいだけさ。 290 00:18:05,117 --> 00:18:08,120 僕の欲望は大きいからね。 291 00:18:10,122 --> 00:18:13,125 (グランベル)ユウキ・カグラザカ…。 292 00:18:13,125 --> 00:18:16,963 信用できるのか? やつは。 293 00:18:16,963 --> 00:18:20,967 心配ないのよ おじい様。 294 00:18:20,967 --> 00:18:26,639 欲望の大きいユウキには 強欲者の支配は絶対なの。 295 00:18:26,639 --> 00:18:32,144 フゥ…。 魔王リムルか…。 296 00:18:34,647 --> 00:18:40,319 七曜が滅び 聖人ヒナタが勢力を強めていく中➨ 297 00:18:40,319 --> 00:18:45,992 魔王リムルの支配体制は より盤石になっていくはず。 298 00:18:45,992 --> 00:18:49,161 それだけは 絶対に 阻止しなくてはならないの。 299 00:18:49,161 --> 00:18:52,832 でしょう? 支配できるのか? 300 00:18:52,832 --> 00:18:55,835 やってみせるわ。 301 00:18:55,835 --> 00:18:58,671 いざとなったら 死んでもらうのよ。 302 00:18:58,671 --> 00:19:00,606 ふむ…。 303 00:19:00,606 --> 00:19:03,943 たとえ それで 暴風竜が暴れようとも➨ 304 00:19:03,943 --> 00:19:06,612 魔王ルミナスが黙ってはいない。 305 00:19:06,612 --> 00:19:10,316 西側諸国は守られるか。 306 00:19:12,284 --> 00:19:14,787 存分にやるがいい。 307 00:19:14,787 --> 00:19:17,456 フッ…。 308 00:19:17,456 --> 00:19:21,460 いってまいります おじい様。 309 00:19:21,460 --> 00:19:24,463 いっておいで マリアベル。 310 00:19:24,463 --> 00:19:30,469 我々 人類の未来のために。 311 00:19:30,469 --> 00:19:35,307 (転移魔法の音) 312 00:19:35,307 --> 00:19:37,476 お待ちしておりました。 313 00:19:37,476 --> 00:19:41,647 お久しぶりです。 今日から しばらく お世話になります。 314 00:19:41,647 --> 00:19:44,316 初めましてだな。 ミリムだぞ! 315 00:19:44,316 --> 00:19:47,019 あっ…。 よろしくなのだ! 316 00:19:48,988 --> 00:19:53,159 こちらこそ よろしくお願いします。 ミリム様。 317 00:19:53,159 --> 00:19:56,062 では 広場のほうへ参りましょう。 318 00:19:58,831 --> 00:20:03,335 どうだった? 特に問題はないようなのだ。 319 00:20:03,335 --> 00:20:06,639 が… なんか こう…。 320 00:20:15,848 --> 00:20:20,019 紹介しますわ。 今回 同行する調査団です。 321 00:20:20,019 --> 00:20:24,356 私が鍛え上げた中でも 特に優秀な者たちです。 322 00:20:24,356 --> 00:20:27,526 よろしくお願いします。 お~! 323 00:20:27,526 --> 00:20:31,030 こちらこそ よろしくお願いします。 324 00:20:31,030 --> 00:20:34,533 よし。 あとは 向こうの馬車へ。 325 00:20:34,533 --> 00:20:38,370 じゃあ このルートですかね? ああ。 326 00:20:38,370 --> 00:20:43,375 リムル様 お荷物は どちらに? 一緒に積みますよ。 327 00:20:43,375 --> 00:20:47,379 あっ いや 特に用意してないから 大丈夫です。 328 00:20:47,379 --> 00:20:51,050 えっ? まあ ご冗談でしょう? 329 00:20:51,050 --> 00:20:53,385 そんな軽装で 遺跡探査を? 330 00:20:53,385 --> 00:20:56,222 ほら! ミリムの半袖のことだぞ! そっ… そうなのか? 331 00:20:56,222 --> 00:20:58,224 やっぱり 俺みたいに 長袖のほうが…。 332 00:20:58,224 --> 00:21:00,159 一緒です! (ミリム/リムル)うっ! 333 00:21:00,159 --> 00:21:04,663 私から見れば あなた方は 探索というものを なめています。 334 00:21:04,663 --> 00:21:06,832 うっ… うっ… うっ…。 まあ 大丈夫ですって。 335 00:21:06,832 --> 00:21:10,836 こう見えて 冒険した経験は豊富ですんで…。 336 00:21:10,836 --> 00:21:14,840 ハァ…。 そこまで おっしゃるなら かまいませんが…。 337 00:21:14,840 --> 00:21:18,177 困ったことがあれば すぐに ご相談ください。 338 00:21:18,177 --> 00:21:20,179 それでは 馬車のほうへ…。 339 00:21:20,179 --> 00:21:22,848 馬車も 結構です。 えっ? 340 00:21:22,848 --> 00:21:25,351 現地まで つなげるんで。 341 00:21:35,027 --> 00:21:37,129 あっ ああ…。 342 00:21:42,868 --> 00:21:45,204 どうぞ 通ってください。 343 00:21:45,204 --> 00:21:48,374 出た先が ジスターヴです。 344 00:21:48,374 --> 00:21:50,376 あっ…。 345 00:21:55,881 --> 00:21:59,718 あっ… ああ…。 うそでしょ? 346 00:21:59,718 --> 00:22:02,221 馬車で 2か月の距離だぞ。 347 00:22:07,326 --> 00:22:09,995 魔王… すごすぎる。 348 00:22:09,995 --> 00:22:11,997 あっ…。 349 00:22:18,671 --> 00:22:21,073 おっ… お出迎えかな? 350 00:22:23,342 --> 00:22:25,511 (エヴァ)お待ちしておりました。 351 00:22:25,511 --> 00:22:30,015 リムル様 ミリム様 ギルドの皆様。 352 00:22:30,015 --> 00:22:32,818 ようこそ ジスターヴへ。