1 00:00:01,068 --> 00:00:04,571 ♬~ 2 00:00:04,571 --> 00:00:07,574 (リムル) <はるか遠い昔の話> 3 00:00:07,574 --> 00:00:12,579 <この世に 4体のみ存在する竜種> 4 00:00:12,579 --> 00:00:18,085 <その最初の1体が 人間の娘と子をなした> 5 00:00:20,654 --> 00:00:24,591 <我が子に力の大半を譲渡した 竜種は➡ 6 00:00:24,591 --> 00:00:30,097 残る力を結晶化させ 自身の分身体ともいえる➡ 7 00:00:30,097 --> 00:00:33,066 エレメンタルドラゴンを 生み出した> 8 00:00:34,601 --> 00:00:38,105 <竜皇女は 親の顔も知らずに育つが➡ 9 00:00:38,105 --> 00:00:42,109 その傍らには 常に父から贈られた➡ 10 00:00:42,109 --> 00:00:44,578 小竜の姿があった> 11 00:00:47,748 --> 00:00:49,216 ⸨キュイ!⸩ 12 00:00:51,652 --> 00:00:53,620 ⸨ありがとう!⸩ 13 00:00:53,620 --> 00:00:55,656 (ミリム) ⸨どういたしましてなのだ!⸩ 14 00:00:55,656 --> 00:00:57,157 ⸨キュイ!⸩ 15 00:00:57,157 --> 00:01:01,662 ⸨優しい子だね 名前 何ていうの?⸩ 16 00:01:01,662 --> 00:01:04,765 ⸨名前… ん~⸩ 17 00:01:04,765 --> 00:01:07,234 ⸨名はないのだ!⸩ ⸨え?⸩ 18 00:01:07,234 --> 00:01:09,770 (ミリム) ⸨か… 考えている名はあるぞ!⸩ 19 00:01:09,770 --> 00:01:15,142 ⸨だが ワタシは力が強過ぎて 名付けが難しいらしく…⸩ 20 00:01:15,142 --> 00:01:17,611 ⸨ふ~ん⸩ ⸨変なの⸩ 21 00:01:17,611 --> 00:01:19,579 ⸨名前などなくとも➡ 22 00:01:19,579 --> 00:01:23,050 ワタシは こやつとは友達だから 問題ないのだ⸩ 23 00:01:25,218 --> 00:01:26,753 ⸨キュイ?⸩ 24 00:01:26,753 --> 00:01:29,623 ⸨キュ~イ! キュイキュイ!⸩ 25 00:01:29,623 --> 00:01:32,125 ⸨へへへへ! 待つのだ~!⸩ 26 00:01:32,125 --> 00:01:36,129 ⸨アハハ…! 待て待て~!⸩ 27 00:01:36,129 --> 00:01:39,066 ⸨うわっ! 待つのだ~!⸩ 28 00:01:39,066 --> 00:01:45,138 <永遠に続くかに思われた 温かな日々> 29 00:01:45,138 --> 00:01:47,674 <しかし> 30 00:01:47,674 --> 00:01:50,544 <栄華を極めた超魔導大国が➡ 31 00:01:50,544 --> 00:01:56,550 竜皇女の支配をもくろみ 小竜を手にかけた> 32 00:01:56,550 --> 00:02:00,087 <竜皇女は嘆き悲しみ➡ 33 00:02:00,087 --> 00:02:04,057 烈火のごとく怒り狂った> 34 00:02:04,057 --> 00:02:10,597 <一人の魔王と精霊女王の力で 正気を取り戻した頃には…➡ 35 00:02:10,597 --> 00:02:16,069 超魔導大国の栄華は 過去のものとなっていた> 36 00:02:18,071 --> 00:02:22,075 <竜皇女は 10数万の命をいけにえに➡ 37 00:02:22,075 --> 00:02:25,045 魔王へと開花する> 38 00:02:25,045 --> 00:02:31,084 <すると奇跡が起き 小竜が生き返った> 39 00:02:31,084 --> 00:02:36,123 <しかし 死によって 魂を失った小竜は➡ 40 00:02:36,123 --> 00:02:42,095 意思なき邪悪な魔物 カオスドラゴンへと変貌してしまった> 41 00:02:44,598 --> 00:02:50,070 <あやめられた恨みか 友を悲しませた悲しみか> 42 00:02:50,070 --> 00:02:52,572 <憎悪にのまれるかのごとく➡ 43 00:02:52,572 --> 00:02:56,576 カオスドラゴンは 破壊の限りを尽くした> 44 00:02:59,146 --> 00:03:01,648 ⸨そうか…⸩ 45 00:03:01,648 --> 00:03:05,652 ⸨ワタシの友達は もう…⸩ 46 00:03:07,154 --> 00:03:13,060 <竜皇女は自らの手で 友を封印した> 47 00:03:13,060 --> 00:03:19,566 ♬~ 48 00:03:19,566 --> 00:03:25,072 <それが魔王となった 竜皇女の最初の偉業> 49 00:03:26,573 --> 00:03:32,579 <魔導王朝サリオンに伝わる いにしえの物語である> 50 00:03:35,649 --> 00:03:37,117 あ…。 51 00:03:39,052 --> 00:03:59,072 ♬~ 52 00:03:59,072 --> 00:04:19,059 ♬~ 53 00:04:19,059 --> 00:04:39,146 ♬~ 54 00:04:39,146 --> 00:04:59,099 ♬~ 55 00:04:59,099 --> 00:05:07,474 ♬~ 56 00:05:26,593 --> 00:05:28,061 あ…。 57 00:05:34,134 --> 00:05:39,105 (咆哮) 58 00:05:46,546 --> 00:05:48,548 くっ…。 59 00:05:52,052 --> 00:05:54,087 (ミリム) くぅ…。 60 00:05:54,087 --> 00:05:56,590 う… うぅ! 61 00:05:56,590 --> 00:05:58,058 あぁっ! 62 00:06:03,597 --> 00:06:05,131 ミリム! 63 00:06:05,131 --> 00:06:07,667 あ…。 無事か? 64 00:06:07,667 --> 00:06:09,569 う… うむ…。 65 00:06:09,569 --> 00:06:13,573 あ… 大丈夫だ 何とかなる。 66 00:06:13,573 --> 00:06:15,575 リムル…。 67 00:06:15,575 --> 00:06:24,050 ♬~ 68 00:06:24,050 --> 00:06:28,121 《でかいな… これがカオスドラゴン》 69 00:06:28,121 --> 00:06:30,156 《かつて ミリムが封じたという➡ 70 00:06:30,156 --> 00:06:33,026 いにしえの エレメンタルドラゴン》 71 00:06:35,061 --> 00:06:37,063 《ミリムの友達か》 72 00:06:37,063 --> 00:06:40,567 リムル 一体どうすればいいのだ? 73 00:06:40,567 --> 00:06:45,071 周囲の魔素を食らい続けて 成長が止まらぬようだ。 74 00:06:45,071 --> 00:06:48,041 もはや大き過ぎて 封じることもできぬ! 75 00:06:49,576 --> 00:06:51,611 汚染も激しい。 76 00:06:51,611 --> 00:06:55,081 グリードに塗りつぶされて 治癒は無理そうだ。 77 00:06:56,049 --> 00:06:57,550 だが…。 78 00:06:57,550 --> 00:07:03,056 だが… ワタシには 友達を消すなどできないのだ! 79 00:07:03,056 --> 00:07:05,025 ミリム…。 80 00:07:05,025 --> 00:07:11,031 (咆哮) 81 00:07:11,031 --> 00:07:22,542 ♬~ 82 00:07:22,542 --> 00:07:27,514 (咆哮) 83 00:07:29,049 --> 00:07:31,051 何て威力だ…。 84 00:07:31,051 --> 00:07:43,663 ♬~ 85 00:07:43,663 --> 00:07:46,066 ♬~あぁ…。 86 00:07:46,066 --> 00:07:47,567 ♬~くっ…。 87 00:07:47,567 --> 00:07:54,074 ♬~ 88 00:07:54,074 --> 00:07:55,542 ミリム! 89 00:07:58,545 --> 00:08:00,046 あっ! 90 00:08:00,046 --> 00:08:03,083 (崩れる音) 91 00:08:03,083 --> 00:08:05,118 城が! 92 00:08:05,118 --> 00:08:08,021 (思念伝達:リムル) シオン ゴブタ! 無事か⁉ 93 00:08:08,021 --> 00:08:10,557 (シオン) リムル様 こちらは問題ありません! 94 00:08:10,557 --> 00:08:13,059 (ゴブタ) ちょうど上層階に 戻ったところっす! 95 00:08:13,059 --> 00:08:15,528 長老さんがみんなを 避難させてるっすよ! 96 00:08:15,528 --> 00:08:19,032 (エヴァ) 落ち着いてください 塔の中なら安全です! 97 00:08:19,032 --> 00:08:21,034 (思念伝達:リムル) お前たちも 避難を手伝ってくれ! 98 00:08:21,034 --> 00:08:24,070 カオスドラゴンの攻撃は こっちでそらす! 99 00:08:24,070 --> 00:08:26,573 (思念伝達:ゴブタ) はいっす! (思念伝達:シオン) お任せください。 100 00:08:27,607 --> 00:08:30,543 《倒すだけならミリムには たやすいんだろうが➡ 101 00:08:30,543 --> 00:08:34,047 友達相手に そんなことはさせたくない》 102 00:08:34,047 --> 00:08:40,086 ♬~ 103 00:08:40,086 --> 00:08:43,056 《必ず策はある 何か方法を…》 104 00:08:43,056 --> 00:08:44,524 ん? 105 00:08:44,524 --> 00:08:47,093 何だ? あの光。 106 00:08:47,093 --> 00:08:51,131 (ラファエル) 解 恐らく エレメンタルドラゴンの魂です。 107 00:08:51,131 --> 00:08:56,536 え? 魂って消失してたから カオスドラゴンになったんじゃ? 108 00:08:56,536 --> 00:09:00,073 是 ですが実物を解析した結果➡ 109 00:09:00,073 --> 00:09:05,078 魂と その器 アストラルボディーの 存在を確認しました。 110 00:09:05,078 --> 00:09:07,047 残存する魂は一部のみで➡ 111 00:09:07,047 --> 00:09:11,051 汚染により 本来の純粋な魂ではありません。 112 00:09:11,051 --> 00:09:15,121 元の魂は 消失したと言えるでしょう。 113 00:09:15,121 --> 00:09:17,123 《なるほどな》 114 00:09:17,123 --> 00:09:21,628 《それでも 今も輝きは 失ってないみたいだ》 115 00:09:23,063 --> 00:09:24,531 ミリム! 116 00:09:26,533 --> 00:09:29,536 ミリム カオスドラゴンを 攻撃してくれ。 117 00:09:29,536 --> 00:09:31,037 え…? 118 00:09:31,037 --> 00:09:33,039 カリュブディスの時と同じだ。 119 00:09:33,039 --> 00:09:35,542 お前なら核を残して 攻撃できるだろ? 120 00:09:35,542 --> 00:09:39,078 その隙に俺が そいつの魂を保護する。 121 00:09:39,078 --> 00:09:43,683 だ… だが あの巨体では 生半可な力では貫けぬ! 122 00:09:43,683 --> 00:09:48,087 下手をすれば 全て消し飛ばしてしまう! 123 00:09:48,087 --> 00:09:51,091 手加減を覚えたんだろ? 124 00:09:51,091 --> 00:09:53,092 あ…。 125 00:09:53,092 --> 00:09:58,064 お前の友達も頑張ってる お前も気合を見せろ。 126 00:10:00,567 --> 00:10:12,078 (咆哮) 127 00:10:16,549 --> 00:10:18,551 分かったのだ。 128 00:10:18,551 --> 00:10:22,088 信じるぞ リムルよ。 129 00:10:22,088 --> 00:10:25,091 おう 任せろ! 130 00:10:25,091 --> 00:10:35,602 ♬~ 131 00:10:35,602 --> 00:10:39,539 《大見えを切ったものの うまくいく確証はない》 132 00:10:39,539 --> 00:10:45,545 《希望を持たせた分 失敗したら絶望も大きいだろう》 133 00:10:45,545 --> 00:10:47,547 《それでも》 134 00:10:49,048 --> 00:10:51,050 やるしかないのだ! 135 00:10:51,050 --> 00:11:05,064 ♬~ 136 00:11:05,064 --> 00:11:06,566 いくぞ 友よ。 137 00:11:06,566 --> 00:11:10,570 星々の瞬きを その目に焼き付けよ! 138 00:11:10,570 --> 00:11:14,073 ドラゴ・バスター! 139 00:11:14,073 --> 00:11:26,653 ♬~ 140 00:11:26,653 --> 00:11:28,054 くぅ…! 141 00:11:28,054 --> 00:11:31,558 拮抗してる今がチャンスだ! 頼むぞ ラファエル! 142 00:11:31,558 --> 00:11:34,060 了 イエス マイロード。 143 00:11:34,060 --> 00:11:40,567 ♬~ 144 00:11:40,567 --> 00:11:44,103 《重い… とんでもないな》 145 00:11:44,103 --> 00:11:47,140 《俺の魔素量が どんどん減っていく》 146 00:11:47,140 --> 00:11:49,142 《だが…》 147 00:11:50,577 --> 00:11:53,079 あった! 148 00:11:53,079 --> 00:11:55,081 《マリアベルのグリードか》 149 00:11:55,081 --> 00:11:59,052 《せめて邪気がなければ 汚染を浄化しやすいんだが》 150 00:12:00,587 --> 00:12:02,055 あ…。 151 00:12:04,557 --> 00:12:06,092 《消えた⁉》 152 00:12:06,092 --> 00:12:09,128 解 個体名 ユウキ・カグラザカが➡ 153 00:12:09,128 --> 00:12:12,065 個体名 マリアベル・ロッゾを 打倒したようです。 154 00:12:12,065 --> 00:12:15,068 《今? うそだろ⁉》 155 00:12:15,068 --> 00:12:18,571 《でも まぁ ナイスタイミング!》 156 00:12:18,571 --> 00:12:26,079 ♬~ 157 00:12:26,079 --> 00:12:29,048 よし! 後は…。 158 00:12:31,150 --> 00:12:34,087 (思念伝達:リムル) ミリム! 出力を上げられるか⁉ 159 00:12:34,087 --> 00:12:36,055 (思念伝達:ミリム) しかし…。 160 00:12:37,056 --> 00:12:38,591 (思念伝達:リムル) 心配するな。 161 00:12:38,591 --> 00:12:42,061 エレメンタルドラゴンの核は 保護してる。 162 00:12:42,061 --> 00:12:44,564 一気に勝負をかけるぞ! 163 00:12:44,564 --> 00:12:48,101 分かった 任せるのだ! 164 00:12:48,101 --> 00:12:56,075 ♬~ 165 00:12:56,075 --> 00:12:59,045 ドラゴ・ノヴァ! 166 00:13:03,082 --> 00:13:05,051 言っといて なんだけど➡ 167 00:13:05,051 --> 00:13:08,554 あれから さらに出力上がるの おかしいだろ…。 168 00:13:22,568 --> 00:13:28,574 ♬~ 169 00:13:28,574 --> 00:13:31,477 マテリアルボディー 消滅。 170 00:13:33,546 --> 00:13:36,582 スピリチュアルボディー 消滅。 171 00:13:36,582 --> 00:13:41,087 アストラルボディーの奥に マナスと魂の残滓を確認。 172 00:13:41,087 --> 00:13:44,157 あっ! 始まるか…。 173 00:13:44,157 --> 00:13:55,034 ♬~ 174 00:13:55,034 --> 00:13:58,538 どうするつもりだ⁉ このままでは爆発するぞ! 175 00:13:58,538 --> 00:14:01,040 後は俺が何とかする! 176 00:14:03,543 --> 00:14:07,046 喰らい尽くせ ベルゼビュート! 177 00:14:07,046 --> 00:14:27,066 ♬~ 178 00:14:27,066 --> 00:14:29,068 ♬~ 179 00:14:32,572 --> 00:14:36,542 終わった… のか? 180 00:14:36,542 --> 00:14:38,578 いや まだだよ。 181 00:14:38,578 --> 00:14:42,615 お前の友達を何とかしないとな。 182 00:14:42,615 --> 00:14:45,585 あっ! ギジコンなのだ! 183 00:14:52,558 --> 00:14:54,560 もしや この中に…。 184 00:14:54,560 --> 00:14:58,564 ああ エレメンタルドラゴンの魂を 移してある。 185 00:14:58,564 --> 00:15:00,066 わぁ…! 186 00:15:00,066 --> 00:15:02,034 《だが 反応がない》 187 00:15:02,034 --> 00:15:06,072 《心核が宿らなければ どうしようも…》 188 00:15:06,072 --> 00:15:10,109 《うわっ! マ… マズいぞ! 何か打開策は…》 189 00:15:10,109 --> 00:15:13,179 あっ そうだ 名前は? え? 190 00:15:13,179 --> 00:15:15,581 こういう時は 名前を呼びかけるのが➡ 191 00:15:15,581 --> 00:15:19,085 鉄板なんだよ! 何ていうか こう…➡ 192 00:15:19,085 --> 00:15:21,587 相手の心に訴えかけるんだ! 193 00:15:21,587 --> 00:15:24,557 《よくあるドラマの 受け売りだけど…》 194 00:15:26,058 --> 00:15:29,061 名前…。 ん…。 195 00:15:29,061 --> 00:15:34,133 昔過ぎて 何もかも忘れていたのだ。 196 00:15:34,133 --> 00:15:39,038 だが いつか呼んでみたい 名はあった。 197 00:15:39,038 --> 00:15:44,043 しかし ワタシの力では コントロールが難しいそうだ。 198 00:15:44,043 --> 00:15:48,548 名を付けるにも 相手の命が危ないと。 199 00:15:48,548 --> 00:15:52,051 《ラファエル先生》 了。 200 00:15:52,051 --> 00:15:55,521 大丈夫だから 呼んでみな。 201 00:16:00,726 --> 00:16:02,695 ⸨キュイ~!⸩ 202 00:16:04,063 --> 00:16:06,032 ガイアだ…。 203 00:16:07,066 --> 00:16:11,037 ガイア! お前の名はガイアなのだ! 204 00:16:11,037 --> 00:16:16,042 いい名前じゃないか お前 ガイアだってさ。 205 00:16:16,042 --> 00:16:18,077 友達が泣く前に➡ 206 00:16:18,077 --> 00:16:21,581 さっさと目を覚ました方が いいんじゃないか? 207 00:16:21,581 --> 00:16:23,549 あぁ…。 208 00:16:33,025 --> 00:16:34,560 あっ! 209 00:16:34,560 --> 00:16:36,562 成功したよ。 210 00:16:36,562 --> 00:16:42,034 まだ卵みたいだから 本当の再会は もう少し先かな? 211 00:16:44,570 --> 00:16:46,539 あ…。 212 00:16:48,040 --> 00:16:50,543 温かい…。 213 00:16:53,579 --> 00:16:56,148 ありがとう…。 214 00:16:56,148 --> 00:16:58,050 ありがとうなのだ リムル! 215 00:16:58,050 --> 00:17:02,021 やはり お前に任せると 全てうまくいくのだな~! 216 00:17:02,021 --> 00:17:05,057 喜んでくれて 何よりだ。 217 00:17:05,057 --> 00:17:09,528 さぁ 戻るか みんなも心配してるだろうし。 218 00:17:09,528 --> 00:17:13,566 うむ おなかもすいたのだ! 219 00:17:13,566 --> 00:17:16,602 《これにて一件落着っと》 220 00:17:16,602 --> 00:17:20,106 《帰ってビールで乾杯したいね》 221 00:17:29,015 --> 00:17:32,018 (カガリ) 最初から 相談してほしかったですわ。 222 00:17:32,018 --> 00:17:33,519 (ユウキ) ん? 223 00:17:33,519 --> 00:17:35,521 (カガリ) アムリタの襲撃です。 224 00:17:35,521 --> 00:17:39,525 隊員たちをごまかすのは 大変だったのですわよ。 225 00:17:39,525 --> 00:17:42,028 うまくいったからいいじゃないか。 226 00:17:42,028 --> 00:17:45,097 それに 君を信じていたからね。 227 00:17:45,097 --> 00:17:49,035 本当に つくづく むちゃな方ですわ。 228 00:17:49,035 --> 00:17:52,004 他人のスキルまで 奪ったようですし。 229 00:17:52,004 --> 00:17:57,043 あぁ グリードのことなら スキルが僕を選んだんだよ。 230 00:17:57,043 --> 00:18:00,546 それでも リムルさんには 勝てないんだけど。 231 00:18:00,546 --> 00:18:05,051 それよりも僕の目的は マリアベルの殺害だった。 232 00:18:05,051 --> 00:18:09,622 彼女が消えれば 自由に動いても 怪しまれることはない。 233 00:18:09,622 --> 00:18:14,026 その上 全ての悪事を マリアベルのせいにできる。 234 00:18:14,026 --> 00:18:17,063 僕は晴れて無罪放免ってわけ。 235 00:18:17,063 --> 00:18:19,532 怖いお人ですこと。 236 00:18:19,532 --> 00:18:22,535 ですが 今回の件➡ 237 00:18:22,535 --> 00:18:26,038 あの娘にしては 浅はかに思えましたわ。 238 00:18:26,038 --> 00:18:31,077 魔王リムルを殺していれば 暴風竜が暴れ出すでしょうし➡ 239 00:18:31,077 --> 00:18:35,648 カオスドラゴンを操れば 魔王ミリムの逆鱗に触れます。 240 00:18:35,648 --> 00:18:38,050 さすがに強引では? 241 00:18:38,050 --> 00:18:42,021 それ! なぜだと思う? 242 00:18:43,556 --> 00:18:45,524 (カガリ) 神ルミナスの庇護? 243 00:18:45,524 --> 00:18:48,027 本気で おっしゃっているのですか? 244 00:18:48,027 --> 00:18:52,531 本気さ どれだけ被害が出るか 分からない状況で➡ 245 00:18:52,531 --> 00:18:55,601 マリアベルが 強硬手段に出るはずはない。 246 00:18:55,601 --> 00:18:57,169 何より彼女は➡ 247 00:18:57,169 --> 00:19:00,539 「それに関しては心配ない」と 断言した。 248 00:19:00,539 --> 00:19:03,542 西側諸国が 神ルミナスに守られていると➡ 249 00:19:03,542 --> 00:19:05,544 知っていたからだよ。 250 00:19:05,544 --> 00:19:09,048 だから 暴風竜や魔王ミリムが 暴れても➡ 251 00:19:09,048 --> 00:19:12,518 どうにか立て直せる程度の ダメージで済むと? 252 00:19:12,518 --> 00:19:15,554 (ユウキ) そういうこと。 ん…。 253 00:19:15,554 --> 00:19:19,125 じゃあ聞くけど ラプラスがルベリオスの聖地で➡ 254 00:19:19,125 --> 00:19:22,028 倒した相手は誰だった? 255 00:19:22,028 --> 00:19:26,032 (カガリ) 法皇に扮した 魔王ヴァレンタイン…。 256 00:19:26,032 --> 00:19:28,034 あっ! そう! 257 00:19:28,034 --> 00:19:32,038 だけどオクタグラムには 魔王バレンタインが今もいる。 258 00:19:32,038 --> 00:19:36,542 つまり ラプラスが倒した魔王は 偽者だったのさ。 259 00:19:36,542 --> 00:19:39,578 そして ルミナス教の総本山を 根城にしている➡ 260 00:19:39,578 --> 00:19:43,115 法皇以上の存在といえば…。 261 00:19:43,115 --> 00:19:48,020 あ… 神にして魔王 ルミナス・バレンタイン。 262 00:19:48,020 --> 00:19:51,524 その通り さらにいうと アムリタでは➡ 263 00:19:51,524 --> 00:19:56,028 ブラッドシャドウが 神聖魔法を使っていた。 264 00:19:56,028 --> 00:20:00,032 つまり ロッゾ一族 少なくともグランベル・ロッゾは➡ 265 00:20:00,032 --> 00:20:03,536 神ルミナスとつながりがあるのさ。 266 00:20:03,536 --> 00:20:06,605 (カガリ) グランベル… 元勇者グランは➡ 267 00:20:06,605 --> 00:20:10,509 かつて魔王ルミナスの宿敵として 戦っていましたわ。 268 00:20:10,509 --> 00:20:14,013 なかなかに つながりが深そうだよね~。 269 00:20:15,548 --> 00:20:20,519 となると ロッゾ一族とは 距離を置いた方がいいですね。 270 00:20:20,519 --> 00:20:24,023 しばらくは拠点を 東に移した方がよいかと。 271 00:20:24,023 --> 00:20:27,059 ああ でもその前に…。 272 00:20:27,059 --> 00:20:29,595 グランベルに面会を申し込むよ。 273 00:20:29,595 --> 00:20:31,130 え? 274 00:20:31,130 --> 00:20:35,000 僕はマリアベルに支配されていた 被害者だからね。 275 00:20:35,000 --> 00:20:39,505 彼女がしでかした後始末について 交渉してみようかと。 276 00:20:39,505 --> 00:20:41,006 フフ…。 277 00:20:41,006 --> 00:20:44,009 おとなしくするつもりなんて なさそうですわね。 278 00:20:44,009 --> 00:20:45,544 そりゃそうさ。 279 00:20:45,544 --> 00:20:49,515 だって僕は この世の王になる男だぜ? 280 00:20:59,558 --> 00:21:00,926 はぁ…。 281 00:21:02,561 --> 00:21:06,031 <戦場となったアムリタの遺跡と ジスターヴの城は➡ 282 00:21:06,031 --> 00:21:09,034 俺たちで復元することにした> 283 00:21:09,034 --> 00:21:12,037 <ゆくゆくは出土品なんかを 城に展示して➡ 284 00:21:12,037 --> 00:21:15,074 博物館にもしていきたい> 285 00:21:15,074 --> 00:21:17,109 <鉄道をつないだり➡ 286 00:21:17,109 --> 00:21:19,145 観光地として整えたり> 287 00:21:19,145 --> 00:21:22,515 <まだまだ先の話だけどね> 288 00:21:22,515 --> 00:21:24,517 <墳墓があった最下層は➡ 289 00:21:24,517 --> 00:21:27,019 マリアベルの自爆によって 崩落したと➡ 290 00:21:27,019 --> 00:21:29,522 ユウキが説明してくれた> 291 00:21:29,522 --> 00:21:34,026 <いわく 俺を巻き添えにする つもりだったとか> 292 00:21:34,026 --> 00:21:37,029 <何だか やりきれない> 293 00:21:37,029 --> 00:21:41,100 《まっ 何にせよ ユウキへの 疑いが晴れてよかった》 294 00:21:41,100 --> 00:21:43,502 《これで安心して協力関係を…》 295 00:21:43,502 --> 00:21:46,038 否 疑惑が確定しました。 296 00:21:46,038 --> 00:21:48,541 えっ! どういうこと⁉ 297 00:21:48,541 --> 00:21:51,043 個体名 ユウキ・カグラザカは 間違いなく➡ 298 00:21:51,043 --> 00:21:53,045 自分の意思で 動いていました。 299 00:21:53,045 --> 00:21:54,547 はぁ⁉ 300 00:21:54,547 --> 00:21:58,050 いやいや! それならどうして黙ってたんだ? 301 00:21:58,050 --> 00:22:02,588 解 行動原理が簡単で 利用可能だったからです。 302 00:22:02,588 --> 00:22:04,623 あ…。 303 00:22:04,623 --> 00:22:10,129 《そうか ラファエルさんは 俺のために黙ってたんだな》 304 00:22:11,063 --> 00:22:14,567 《俺にはマリアベルを殺せない》 305 00:22:14,567 --> 00:22:17,069 《そう判断したんだろう?》 306 00:22:17,069 --> 00:22:21,540 是 そうする必要があると 判断しました。 307 00:22:23,042 --> 00:22:25,077 《情けないな…》 308 00:22:25,077 --> 00:22:29,114 《俺が頼りないばかりに 心配をかけてしまった》 309 00:22:29,114 --> 00:22:32,051 否 それは違います。 310 00:22:32,051 --> 00:22:35,020 マスターに心労を かけたくなかったのです。 311 00:22:35,020 --> 00:22:38,524 《うれしいけど それじゃダメだ》 312 00:22:38,524 --> 00:22:43,562 《ちゃんと受け止めて 俺が俺の意思で決定しなければ》 313 00:22:43,562 --> 00:22:46,065 《今度からは偽りなく 報告してくれ》 314 00:22:46,065 --> 00:22:49,568 了 御心のままに。 315 00:22:53,072 --> 00:22:58,544 《ユウキが何をたくらもうとも 俺が その野望を打ち砕く》 316 00:22:58,544 --> 00:23:00,512 《俺は一人じゃない》 317 00:23:00,512 --> 00:23:05,017 《仲間もいるし 頼もしい相棒もいる》 318 00:23:05,017 --> 00:23:07,052 《ラファエルがいれば➡ 319 00:23:07,052 --> 00:23:08,554 俺は間違わず➡ 320 00:23:08,554 --> 00:23:10,623 真っすぐ歩んでいけるさ》 321 00:23:10,623 --> 00:23:12,591 《な? 相棒》 322 00:23:14,026 --> 00:23:15,494 あっ。 323 00:23:15,494 --> 00:23:18,030 あ…。 324 00:23:18,030 --> 00:23:20,532 《気のせいかな?》 325 00:23:20,532 --> 00:23:25,004 《ちょっとだけラファエルが 笑ったような気がした》 326 00:23:31,577 --> 00:23:34,113 (グランベル) マリアベル…。 327 00:23:34,113 --> 00:23:46,025 ♬~ 328 00:23:46,025 --> 00:23:51,063 (グランベル) また… 私から 奪っていくのか…。 329 00:23:51,063 --> 00:23:53,532 くっ…! 330 00:23:53,532 --> 00:23:59,004 人類の希望はついえた…。