1 00:00:34,968 --> 00:00:37,638 (グランベル)マリアベルが死んだよ。 2 00:00:37,638 --> 00:00:46,146 西と東 人類の生存権を統一して 魔王たちに対抗する。 3 00:00:46,146 --> 00:00:49,983 他に 人類を守護する道はない。 4 00:00:49,983 --> 00:00:52,152 だというのに…。 5 00:00:52,152 --> 00:00:55,155 希望は失われたのだ。 6 00:00:57,157 --> 00:00:59,493 ((マリア:恨まないでね。 7 00:00:59,493 --> 00:01:03,497 あなたは あなたの…)) 8 00:01:03,497 --> 00:01:07,000 ああ… わかっているとも。 9 00:01:07,000 --> 00:01:11,171 わしも あと どれほど 生きられるか わからぬ。 10 00:01:11,171 --> 00:01:15,509 もはや いちるの望みに 賭けるしかあるまい。 11 00:01:15,509 --> 00:01:19,713 (ドアの開閉音) 12 00:01:21,682 --> 00:01:26,853 人類 勇者 魔王…。 13 00:01:26,853 --> 00:01:30,357 なれ合いのときは終わりだ。 14 00:01:30,357 --> 00:01:32,359 ルミナスよ。 15 00:01:44,304 --> 00:01:47,140 《リムル:遺跡調査から 1か月以上が過ぎ➡ 16 00:01:47,140 --> 00:01:50,477 マリアベルの件は 事故として処理された。 17 00:01:50,477 --> 00:01:52,646 シルトロッゾ王国としても➡ 18 00:01:52,646 --> 00:01:55,816 姫君が 同盟国を襲撃したという事実を➡ 19 00:01:55,816 --> 00:01:59,319 公にしたくないのだろう。 20 00:01:59,319 --> 00:02:04,324 グランベル・ロッゾは 不気味なほどに 無言を貫いている。 21 00:02:04,324 --> 00:02:06,827 ユウキにも 目立った動きはないが➡ 22 00:02:06,827 --> 00:02:11,331 今も 水面下で動いているのは 間違いないだろう。 23 00:02:11,331 --> 00:02:14,501 とはいえ 悪いことばかりではない。 24 00:02:14,501 --> 00:02:17,504 マリアベルの支配がなくなった 評議会は➡ 25 00:02:17,504 --> 00:02:23,010 新たな求心力を 俺たち… というより 俺に求めてきた》 26 00:02:23,010 --> 00:02:28,015 (リムル)ハァ… テンペストが 評議会の最大派閥か…。 27 00:02:28,015 --> 00:02:32,619 (智慧之王)告。 国内外に向けた 次なる課題が山積みです。 28 00:02:32,619 --> 00:02:35,789 まあ 評議会で最大派閥になれたのは➡ 29 00:02:35,789 --> 00:02:38,625 理想への大きな足がかりだし…。 30 00:02:38,625 --> 00:02:40,627 んっ! 31 00:02:40,627 --> 00:02:42,629 いっちょ やりますか! 32 00:04:24,498 --> 00:04:27,334 (リムル)諸君 よく集まってくれた! 33 00:04:27,334 --> 00:04:30,003 今日は みんなに 大事な報告がある。 34 00:04:30,003 --> 00:04:33,273 これから 我がテンペストは…。 35 00:04:33,273 --> 00:04:36,610 新しいステージに移行する! 36 00:04:36,610 --> 00:04:40,447 (ベニマル)新しいステージ? (ゴブタ)また 次の祭りっすか? 37 00:04:40,447 --> 00:04:42,616 ちっが~う! 38 00:04:42,616 --> 00:04:48,121 オホン! この度 テンペストは 評議会で 最大派閥となった。 39 00:04:48,121 --> 00:04:51,124 つまり それは 西側諸国の人間社会と➡ 40 00:04:51,124 --> 00:04:53,793 深く つきあっていく ということだ。 41 00:04:53,793 --> 00:04:57,464 その上で この国は 進化するときが来た。 42 00:04:57,464 --> 00:05:00,300 テンペストを 法治国家にするぞ! 43 00:05:00,300 --> 00:05:02,302 ホーチコッカ? 44 00:05:02,302 --> 00:05:07,641 (シュナ)リムル様 法治国家とは 一体 どういうものなのですか? 45 00:05:07,641 --> 00:05:10,310 法律に基づく国家のことだ。 46 00:05:10,310 --> 00:05:14,147 法律とは 国家のルールだと思ってくれたまえ。 47 00:05:14,147 --> 00:05:17,984 そして そのルールは すべてにおいて 優先される。 48 00:05:17,984 --> 00:05:20,153 もちろん 俺よりもだ。 49 00:05:20,153 --> 00:05:23,490 リムル様よりも!? ちょっと待ってください。 50 00:05:23,490 --> 00:05:27,494 仮に リムル様が その法律とやらに 反したら どうなるんです? 51 00:05:27,494 --> 00:05:29,829 もちろん 裁かれることになる。 52 00:05:29,829 --> 00:05:31,765 あっ 容認できません! 53 00:05:31,765 --> 00:05:35,101 (シオン)そこまでして 変わる必要があるのですか? 54 00:05:35,101 --> 00:05:38,605 まあまあ 落ち着いてくれ。 んっ…。 55 00:05:38,605 --> 00:05:43,944 魔物は 人間に比べて 力が強い 脅威の対象なんだよ。 56 00:05:43,944 --> 00:05:47,614 そんな魔物が 人間社会のルールを取り入れれば➡ 57 00:05:47,614 --> 00:05:50,784 俺たちは安全なんだって 示すことができる。 58 00:05:50,784 --> 00:05:53,954 これは 俺の目指す 人魔共栄圏への➡ 59 00:05:53,954 --> 00:05:56,456 大切な一歩なんだ。 60 00:05:56,456 --> 00:06:00,460 では 早速 内容を説明していく。 61 00:06:00,460 --> 00:06:03,296 初めに言った 法治国家となるために➡ 62 00:06:03,296 --> 00:06:06,299 権力を3つに分けた仕組みを 導入する。 63 00:06:06,299 --> 00:06:09,803 それを 三権分立と呼ぶ。 64 00:06:09,803 --> 00:06:11,805 (リグルド)こちらです! 65 00:06:11,805 --> 00:06:14,808 サンケン…。 ブンリツ? 66 00:06:14,808 --> 00:06:18,478 (リムル) 三権分立とは 法を作る 立法。 67 00:06:18,478 --> 00:06:21,314 法に従い 国家を運営する 行政。 68 00:06:21,314 --> 00:06:24,818 法で裁く 司法の3つで成り立つ。 69 00:06:24,818 --> 00:06:29,823 権力の集中を防ぐ目的で 互いを監視する役目もあるぞ。 70 00:06:29,823 --> 00:06:33,093 実は レグルド ログルド ルグルドには➡ 71 00:06:33,093 --> 00:06:35,762 それぞれのトップを お願いしている。 72 00:06:35,762 --> 00:06:38,431 みんな ここまでは ついてきてるな? 73 00:06:38,431 --> 00:06:40,934 もちろんです! 本当か? 74 00:06:40,934 --> 00:06:43,270 はい! 75 00:06:43,270 --> 00:06:47,607 シオンは 後日 補習! あっ…。 望むところです! 76 00:06:47,607 --> 00:06:50,443 何か 勘違いしてるな…。 77 00:06:50,443 --> 00:06:54,447 《まあ という俺も リグルドと 勉強中なんだけどね》 78 00:06:54,447 --> 00:06:58,285 あっ ちなみに 行政府には 検察庁。 79 00:06:58,285 --> 00:07:01,788 司法府には 裁判所を 設立するつもりなんだが…。 80 00:07:01,788 --> 00:07:06,626 正直 この2つのトップの人選が 難しくてな…。 81 00:07:06,626 --> 00:07:08,795 何か 問題が? 82 00:07:08,795 --> 00:07:12,465 ああ。 悪を取り締まる 検事総長に➡ 83 00:07:12,465 --> 00:07:15,635 人を裁く 最高裁判所長官。 84 00:07:15,635 --> 00:07:18,972 どちらも 逆恨みされやすい役職なんだ。 85 00:07:18,972 --> 00:07:22,809 そもそも 魔物は 弱肉強食が基本だろ? 86 00:07:22,809 --> 00:07:24,978 弱い魔物だと…。 87 00:07:24,978 --> 00:07:27,314 ((あ~れ~!)) 88 00:07:27,314 --> 00:07:29,649 (レグルド/ログルド/ルグルド)うっ…。 なるほど。 89 00:07:29,649 --> 00:07:33,086 自分で身を守れないと 難しいですね。 90 00:07:33,086 --> 00:07:36,423 執務が優秀な者には 弱い種族が多く➡ 91 00:07:36,423 --> 00:07:38,425 逆に 戦闘種族は➡ 92 00:07:38,425 --> 00:07:41,594 それを苦手とする 傾向にありますからね。 93 00:07:41,594 --> 00:07:43,763 だよな…。 94 00:07:43,763 --> 00:07:46,433 (ハクロウ)これは 悩ましいですな。 95 00:07:46,433 --> 00:07:50,937 いや~ それが 実は もう1人 必要なんだよね。 96 00:07:50,937 --> 00:07:52,939 と言いますと? 97 00:07:52,939 --> 00:07:57,110 評議会に送る 外交武官だよ。 外交武官? 98 00:07:57,110 --> 00:08:01,281 俺に代わって 西側諸国を まとめてもらう議員だ。 99 00:08:01,281 --> 00:08:05,285 果たして 誰を送るべきか…。 んっ…。 100 00:08:05,285 --> 00:08:09,622 調停役となると 頭がよくて 社交性もあり➡ 101 00:08:09,622 --> 00:08:14,961 ある程度のカリスマ性 そして 戦闘力も欲しいところ。 102 00:08:14,961 --> 00:08:18,298 ですが そのような者となると…。 103 00:08:18,298 --> 00:08:21,301 う~ん…。 104 00:08:21,301 --> 00:08:23,470 ディアブロ? なるほど。 105 00:08:23,470 --> 00:08:25,472 (ベスター)いいかもしれませんね。 106 00:08:25,472 --> 00:08:27,974 確かに あの邪魔者が出向けば➡ 107 00:08:27,974 --> 00:08:30,643 第一秘書の重要度が 増すというもの。 108 00:08:30,643 --> 00:08:32,912 これ以上の適任は ないでしょう! 109 00:08:32,912 --> 00:08:35,115 (リムル)私情かよ…。 110 00:08:38,418 --> 00:08:41,254 でもな こういう雑用が嫌で➡ 111 00:08:41,254 --> 00:08:44,591 部下を探しに行ったんだよな あいつ。 112 00:08:44,591 --> 00:08:48,094 んっ? 113 00:08:48,094 --> 00:08:50,096 う~ん…。 114 00:08:58,271 --> 00:09:00,607 (ミリム)ガイア…。 115 00:09:00,607 --> 00:09:02,609 んっ…。 116 00:09:09,949 --> 00:09:12,786 新しい食堂 行ったか? ああ すげえよな。 117 00:09:12,786 --> 00:09:16,623 まあ いない人材に あれこれ悩んでも しかたない。 118 00:09:16,623 --> 00:09:18,625 こんなときは 視察だ! 119 00:09:18,625 --> 00:09:21,961 なっ! なっ… なんだ!? (爆発音) 120 00:09:21,961 --> 00:09:25,799 (クロベエ)ゴホッ! ゴホッ ゴホッ…。 何事だ? クロベエ! 121 00:09:25,799 --> 00:09:30,303 お~ リムル様。 ちょうどよかっただ。 122 00:09:30,303 --> 00:09:32,405 んっ? 剣? 123 00:09:32,405 --> 00:09:35,575 (智慧之王)解。 武器 ブロードソードから変化した➡ 124 00:09:35,575 --> 00:09:38,411 魔法武器 ブロードソードです。 125 00:09:38,411 --> 00:09:40,413 《魔法武器?》 126 00:09:40,413 --> 00:09:42,415 なっ! まさか! 127 00:09:42,415 --> 00:09:44,584 その まさかだべ。 128 00:09:44,584 --> 00:09:47,420 リムル様が 前に アイデアを出してくれた剣が➡ 129 00:09:47,420 --> 00:09:49,422 完成しただよ! 130 00:09:49,422 --> 00:09:51,591 いいだべか? 131 00:09:51,591 --> 00:09:54,928 この穴に コアをはめると…。 132 00:09:54,928 --> 00:09:58,598 属性が付与されて 魔法武器を生み出す仕組みだべ。 133 00:09:58,598 --> 00:10:00,600 ほうほう…。 134 00:10:00,600 --> 00:10:03,269 で これが 全部 コアなのか? 135 00:10:03,269 --> 00:10:06,773 (クロベエ)んだ。 属性で コアの色が違うだよ。 136 00:10:06,773 --> 00:10:09,776 エレメントコアと命名しただ。 137 00:10:09,776 --> 00:10:13,112 組み合わせによって 効果も変わってくるだよ。 138 00:10:13,112 --> 00:10:16,449 あっ! じゃあ さっきの爆発って…。 139 00:10:16,449 --> 00:10:21,788 ヌッフフフッ… まあ 順番に見せていくべ。 140 00:10:21,788 --> 00:10:27,126 まずは 火のコア1つだと…。 141 00:10:27,126 --> 00:10:30,630 お~! こんな感じだで。 142 00:10:30,630 --> 00:10:36,302 次は 火と水 1つずつだと…。 143 00:10:36,302 --> 00:10:40,974 んっ? 威力が減少するべ。 なるほど。 144 00:10:40,974 --> 00:10:44,144 (クロベエ)火2つ 水1つだと…。 145 00:10:44,144 --> 00:10:46,145 フン! 146 00:10:50,984 --> 00:10:53,486 威力が 10倍以上になるだ。 147 00:10:53,486 --> 00:10:55,822 もう これ 水蒸気爆発だろ! 148 00:10:55,822 --> 00:10:59,325 (智慧之王)告。 エレメントコアの 組み合わせしだいでは➡ 149 00:10:59,325 --> 00:11:02,328 レジェンド相当の威力になると 推測されます。 150 00:11:02,328 --> 00:11:05,331 何それ? めっちゃすごいじゃん! 151 00:11:05,331 --> 00:11:08,501 他にも とんでもない組み合わせが ありそうだな。 152 00:11:08,501 --> 00:11:10,503 あっ! あっ そうだ! 153 00:11:10,503 --> 00:11:13,006 よっと。 うん? 154 00:11:13,006 --> 00:11:16,409 俺も クロベエに 見てもらいたい物があったんだ。 155 00:11:19,178 --> 00:11:24,017 金色… いや 違う。 この輝きは…。 156 00:11:24,017 --> 00:11:28,021 実は この前の戦闘時にも光ってさ…。 157 00:11:28,021 --> 00:11:32,625 解。 神鋼・ヒヒイロカネです。 ヒヒイロカネ? 158 00:11:32,625 --> 00:11:35,295 ハッ! ヒヒイロカネだべか! 159 00:11:35,295 --> 00:11:39,966 神話に語られる 永久不変の 属性を持つ 金属だべな! 160 00:11:39,966 --> 00:11:43,303 へぇ~。 そんなに すごいのか。 161 00:11:43,303 --> 00:11:45,805 じゃあ レジェンドになっちゃってるかも? 162 00:11:45,805 --> 00:11:50,143 リムル様 こいつは そんなもんに とどまらねえべ。 163 00:11:50,143 --> 00:11:52,812 神話クラスの ゴッズ。 164 00:11:52,812 --> 00:11:56,149 これは その域に 至れるかもしれないべ。 165 00:11:56,149 --> 00:11:59,652 へっ? マジか! 166 00:11:59,652 --> 00:12:01,654 いいね いいね~! 167 00:12:01,654 --> 00:12:04,157 楽しみじゃないか。 168 00:12:04,157 --> 00:12:07,360 うんうん。 駅の建設も順調そうだ。 169 00:12:09,329 --> 00:12:12,131 ここから ユーラザニアへ つながるのか。 170 00:12:14,167 --> 00:12:16,169 よし! 171 00:12:19,839 --> 00:12:23,843 お~! もう こんなに進んでるのか! 172 00:12:26,846 --> 00:12:30,683 (ゲルド)うん。 では 次は…。 (リムル)ゲルド! (3人)んっ? 173 00:12:30,683 --> 00:12:33,453 よう! 久しぶりだな。 174 00:12:33,453 --> 00:12:35,622 これは リムル様。 (魔人たち)うっ! 175 00:12:35,622 --> 00:12:37,624 ようこそ おいでくださいました。 176 00:12:37,624 --> 00:12:40,960 そっち 気を付けろよ! おう! 177 00:12:40,960 --> 00:12:45,298 もう 基礎工事が完成してるなんて 驚いたよ。 178 00:12:45,298 --> 00:12:48,968 はい。 魔人たちも 頑張ってくれています。 179 00:12:48,968 --> 00:12:53,306 それも これも リムル様からの お言葉を賜ったおかげです。 180 00:12:53,306 --> 00:12:56,476 俺の? もちろんです。 181 00:12:56,476 --> 00:13:00,313 実は 工事が始まって まもないころ➡ 182 00:13:00,313 --> 00:13:04,651 魔人たちの多くは 仕事に 身が入っていないようでした。 183 00:13:04,651 --> 00:13:06,819 そうだったのか。 184 00:13:06,819 --> 00:13:10,156 上司としては かなり試されるところだな。 185 00:13:10,156 --> 00:13:12,825 ええ。 そこで 俺は➡ 186 00:13:12,825 --> 00:13:15,828 彼らの不平不満を 聞くことにしたのです。 187 00:13:15,828 --> 00:13:18,831 (リムル)それって もしかして…。 188 00:13:18,831 --> 00:13:22,168 (ゲルド) はい。 酒を酌み交わしました。 189 00:13:22,168 --> 00:13:26,005 そうか! そういえば お前とも飲んだもんな。 190 00:13:26,005 --> 00:13:29,008 (ゲルド)ええ。 (リムル)で どうだった? 191 00:13:29,008 --> 00:13:31,678 (ゲルド)彼らの 素の声が聞けました。 192 00:13:31,678 --> 00:13:34,113 クレイマンの 配下だった者たちですから➡ 193 00:13:34,113 --> 00:13:37,950 工事が終われば 粛清されると おびえていたようです。 194 00:13:37,950 --> 00:13:40,453 (リムル)そうだったのか。 195 00:13:40,453 --> 00:13:44,123 (ゲルド) 彼らは 我々オーク族と同じです。 196 00:13:44,123 --> 00:13:48,461 だから 彼らに 俺自身の経験を 語って聞かせたのです。 197 00:13:48,461 --> 00:13:52,965 俺たちオーク族が犯した罪と オークロードの最後。 198 00:13:52,965 --> 00:13:55,635 そして リムル様が 我らに➡ 199 00:13:55,635 --> 00:13:58,971 居場所を与えてくださったことを。 200 00:13:58,971 --> 00:14:01,808 なるほどな。 201 00:14:01,808 --> 00:14:04,310 予定より 順調だな。 ああ。 202 00:14:04,310 --> 00:14:09,649 ゲルド お前に 現場監督を お願いして 本当に よかったよ。 203 00:14:09,649 --> 00:14:11,651 ありがとうございます! 204 00:14:11,651 --> 00:14:15,655 俺こそ チャンスを頂けたことに 感謝しております。 205 00:14:15,655 --> 00:14:20,326 監督! 終わったんで 確認 お願いします! 206 00:14:20,326 --> 00:14:22,995 ああ。 行ってこい ゲルド! 207 00:14:22,995 --> 00:14:25,665 はっ! 失礼します! 208 00:14:25,665 --> 00:14:30,503 ヘヘッ 指定どおり できていると思うのですが…。 209 00:14:30,503 --> 00:14:33,506 さて 他も見て回るか。 210 00:14:39,946 --> 00:14:42,949 《リムル:人が育ち 技術が発展し➡ 211 00:14:42,949 --> 00:14:45,284 各国に 物が巡れば➡ 212 00:14:45,284 --> 00:14:47,954 みんなの暮らしが 豊かになる。 213 00:14:47,954 --> 00:14:49,956 テンペストを中心に➡ 214 00:14:49,956 --> 00:14:53,459 国同士の つながりが 深まってくれたら いいな》 215 00:14:57,463 --> 00:14:59,632 (ミュウ)ようこそ お越しくださいました。 216 00:14:59,632 --> 00:15:02,802 リムル陛下。 ちょうど レールの敷設状況を➡ 217 00:15:02,802 --> 00:15:04,804 見て回ってたところでさ。 218 00:15:04,804 --> 00:15:07,640 ここの現場も見させてもらったよ。 219 00:15:07,640 --> 00:15:12,311 そうでしたか。 現場の様子は いかがでしたか? 220 00:15:12,311 --> 00:15:15,148 みんな 積極的に頑張ってたよ。 221 00:15:15,148 --> 00:15:17,984 ミュウランも 熱心に やってくれてるんだってな。 222 00:15:17,984 --> 00:15:20,820 (ミュウ)国益を考えれば 当然です。 223 00:15:20,820 --> 00:15:22,989 万が一 飢饉が発生しても➡ 224 00:15:22,989 --> 00:15:26,325 すぐに 援助を行えるようになりますし。 225 00:15:26,325 --> 00:15:28,828 (ヨウム)ハハハ! さすがだろ? 226 00:15:28,828 --> 00:15:31,664 俺の立場がないんだ これが。 227 00:15:31,664 --> 00:15:35,601 ヨウムだって 王としての勉強は してるはずだろ? 228 00:15:35,601 --> 00:15:37,603 いや それなんだがな➡ 229 00:15:37,603 --> 00:15:40,940 うちの先生方が 厳しくて 厳しくて。 230 00:15:40,940 --> 00:15:44,277 1人で出歩ける旦那が羨ましいぜ。 (エドガー)ハァ…。 231 00:15:44,277 --> 00:15:46,946 エドガーが一人前になったら➡ 232 00:15:46,946 --> 00:15:51,117 こんな堅苦しい王様役から 開放されんだけどな。 233 00:15:51,117 --> 00:15:54,954 ヨウム陛下 そのような発言は 慎んでください! 234 00:15:54,954 --> 00:15:57,290 ミュウ王妃が お子を授かったのですから➡ 235 00:15:57,290 --> 00:16:00,460 その方が王位を継ぐのが 自然なのです。 236 00:16:00,460 --> 00:16:03,462 えっ 待って…。 お子って…。 237 00:16:03,462 --> 00:16:06,799 んっ…。 まさか 陛下 大恩あるリムル様に➡ 238 00:16:06,799 --> 00:16:08,801 お伝えしていなかったのですか? 239 00:16:08,801 --> 00:16:11,471 だって… なあ? 240 00:16:11,471 --> 00:16:14,307 んっ… 私から伝えるのは➡ 241 00:16:14,307 --> 00:16:17,310 少し 気恥ずかしかったものですから。 242 00:16:17,310 --> 00:16:20,313 んっ…。 全く…。 243 00:16:20,313 --> 00:16:24,317 2人とも おめでとう。 心から お祝いするよ。 244 00:16:24,317 --> 00:16:27,320 おう。 ありがとうございます。 245 00:16:27,320 --> 00:16:30,656 あっ じゃあ グルーシスは…。 246 00:16:30,656 --> 00:16:33,759 あ~… アハハ…。 グルーシス団長は➡ 247 00:16:33,759 --> 00:16:36,095 ショックが大きすぎたようで…。 248 00:16:36,095 --> 00:16:40,433 そっ… そうか。 ご愁傷さま グルーシス。 249 00:16:40,433 --> 00:16:42,435 アハハハハ…。 んっ! 250 00:16:42,435 --> 00:16:44,770 (ラミリス)リムル! 大変 大変! うぅっ! 251 00:16:44,770 --> 00:16:47,773 脅かすなよ。 なんだ? いきなり。 (ヨウム/ミュウ)んっ? 252 00:16:47,773 --> 00:16:50,109 《ラミリス:いいから 早く帰ってきてって! 253 00:16:50,109 --> 00:16:55,114 一大事なのよさ!》 一大事? うん? 254 00:16:57,450 --> 00:16:59,785 (ラミリス)早く 早く~! (ドアの開く音) 255 00:16:59,785 --> 00:17:02,788 んもう! 何やってるのよさ! 256 00:17:02,788 --> 00:17:04,790 (ヴェルドラ)こっちだ! リムルよ! 257 00:17:04,790 --> 00:17:06,792 だから なんなんだよ? 258 00:17:06,792 --> 00:17:10,463 とにかく 大変なんだって! うむ。 早く来るのだ! 259 00:17:10,463 --> 00:17:13,132 はいはい…。 260 00:17:13,132 --> 00:17:16,469 こんな所に呼び出して くだらない用事だったら…。 261 00:17:16,469 --> 00:17:19,805 んっ? おい ヴェルドラ…。 262 00:17:19,805 --> 00:17:21,974 いない。 263 00:17:21,974 --> 00:17:23,976 あいつら 何をたくらんで…。 264 00:17:23,976 --> 00:17:25,978 んっ? (扉の開く音) 265 00:17:32,585 --> 00:17:35,388 うわっ! なっ… なんだ? 266 00:17:39,926 --> 00:17:41,928 あっ…。 267 00:17:50,269 --> 00:17:53,773 まさか…。 その まさかなのよさ! 268 00:17:53,773 --> 00:17:55,942 ついに完成したのだ! 269 00:17:55,942 --> 00:17:57,944 これぞ 試作機…。 270 00:17:57,944 --> 00:18:00,446 (一同)魔導列車零号! 271 00:18:00,446 --> 00:18:02,448 零号! 272 00:18:02,448 --> 00:18:05,284 えっ? なっ… なんで? とう! 273 00:18:05,284 --> 00:18:07,620 どうだ? リムルよ。 驚いただろう。 あっ! んっ! 274 00:18:07,620 --> 00:18:09,622 おっ? フフン! 275 00:18:09,622 --> 00:18:13,125 ハァ… んっ…。 276 00:18:13,125 --> 00:18:16,963 なんで 動いてんの? 動力炉だって まだ…。 277 00:18:16,963 --> 00:18:19,799 (智慧之王) 告。 魔導列車の精霊魔導核が➡ 278 00:18:19,799 --> 00:18:22,468 動力として稼働しています。 279 00:18:22,468 --> 00:18:24,470 精霊魔導核が? 280 00:18:24,470 --> 00:18:26,639 (ベスター)さすが リムル様。 あっ! 281 00:18:26,639 --> 00:18:28,808 おわかりになりましたか。 282 00:18:28,808 --> 00:18:32,745 でも なんで? そんな簡単にできる物じゃ…。 283 00:18:32,745 --> 00:18:35,581 (カイジン)俺たちも そう思ってたんだがな。 284 00:18:35,581 --> 00:18:38,084 私の傑作 エレコロちゃんのおかげで➡ 285 00:18:38,084 --> 00:18:40,586 突破口が見つかったってわけよ! 286 00:18:40,586 --> 00:18:44,256 ラミリス様の エレメンタルコロッサスの動力炉は➡ 287 00:18:44,256 --> 00:18:49,261 精霊魔導核と同じ理論に 基づいたものだったのです。 288 00:18:49,261 --> 00:18:52,098 そっか。 言われてみれば…。 289 00:18:52,098 --> 00:18:56,602 そんでもって 旦那のマスターコアも解析してな。 290 00:18:56,602 --> 00:18:58,604 そしたら どうよ? 291 00:18:58,604 --> 00:19:00,773 精霊を利用した動力炉➡ 292 00:19:00,773 --> 00:19:05,778 精霊魔導核が あっちゅう間に 完成しちまったのさ。 293 00:19:05,778 --> 00:19:09,615 短期間に すごいな。 ウオッホン! 294 00:19:09,615 --> 00:19:13,119 我の活躍を忘れてもらっては 困るな。 295 00:19:13,119 --> 00:19:15,287 ヴェルドラの活躍? 296 00:19:15,287 --> 00:19:19,959 はい。 実用には 膨大な火力が必要ですから➡ 297 00:19:19,959 --> 00:19:22,795 サラマンダーを召喚してもらいました。 298 00:19:22,795 --> 00:19:26,632 我がいなければ 列車を 動かせなかったということだ。 299 00:19:26,632 --> 00:19:29,135 クァーッハッハッハッハッハッハッハッ! 300 00:19:29,135 --> 00:19:32,238 クァーッハッハッハッ! クァーハッハッハー! ヴェルドラが サラマンダーを? 301 00:19:32,238 --> 00:19:34,907 しかし 苦労したぜ。 302 00:19:34,907 --> 00:19:38,911 炉内に 炎の精霊を 召喚しただけじゃ だめだしな。 303 00:19:38,911 --> 00:19:43,082 パワーの自動制御やら 課題は多かったが…。 304 00:19:43,082 --> 00:19:46,419 俺たち 精霊工学の大勝利だ! ヘヘッ! 305 00:19:46,419 --> 00:19:48,421 パワーの制御? 306 00:19:48,421 --> 00:19:50,423 あっ! んっ! 307 00:19:50,423 --> 00:19:52,925 ハァハァ…。 308 00:19:52,925 --> 00:19:54,927 んっ! あっ…。 309 00:19:54,927 --> 00:19:56,929 あっ…。 310 00:20:00,099 --> 00:20:03,769 お~! ボイラーの圧力も安定してる! 311 00:20:03,769 --> 00:20:06,772 完璧に 制御できてるじゃないか! 312 00:20:06,772 --> 00:20:09,442 うれしいやら 悲しいやら➡ 313 00:20:09,442 --> 00:20:13,112 かつて 魔装兵に使いたかった 精霊魔導核が➡ 314 00:20:13,112 --> 00:20:16,449 こうも あっさり 完成するとは。 うん。 315 00:20:16,449 --> 00:20:21,120 だがよ あの一件があったから 今があるんだぜ。 316 00:20:21,120 --> 00:20:23,456 俺らに足りなかったのは➡ 317 00:20:23,456 --> 00:20:25,958 理論じゃねえのさ。 よっと! 318 00:20:25,958 --> 00:20:28,127 ハハッ! 319 00:20:28,127 --> 00:20:31,464 おかげで 夢の動力炉が手に入りました。 320 00:20:31,464 --> 00:20:35,468 なあなあ 実証実験も進んでるの? (トレイニー)はい。 321 00:20:35,468 --> 00:20:39,305 んっ…。 魔導研究者と共に進めております。 322 00:20:39,305 --> 00:20:42,308 環境実験は 私たちに お任せを。 323 00:20:42,308 --> 00:20:45,978 我らの魔導研究が 得意とするところです。 324 00:20:45,978 --> 00:20:48,314 サリオンの魔導科学か! 325 00:20:48,314 --> 00:20:51,650 データの集積と分析も終わってるよ! あっ! 326 00:20:51,650 --> 00:20:53,652 フンフンフン! (リムル)お前たちは…。 327 00:20:53,652 --> 00:20:55,988 ヴァンパイアの超克者です。 328 00:20:55,988 --> 00:21:00,159 ミーたちの物理工学が役に立てて 何よりね! 329 00:21:00,159 --> 00:21:02,328 だいぶ 癖が強いな。 ホッホー! 330 00:21:02,328 --> 00:21:05,331 まあ ともかく 超克者のおかげで➡ 331 00:21:05,331 --> 00:21:08,000 理論の裏付けも終わったのさ。 332 00:21:08,000 --> 00:21:11,003 じゃあ もう 本当に…。 333 00:21:11,003 --> 00:21:14,840 うむ。 あとは レールの完成を待つのみ! 334 00:21:14,840 --> 00:21:17,009 いつでも 試運転できるよ! 335 00:21:17,009 --> 00:21:19,011 あっ! 336 00:21:19,011 --> 00:21:21,013 《理論が形となり➡ 337 00:21:21,013 --> 00:21:26,018 あらゆる環境を再現し データを分析していく。 338 00:21:26,018 --> 00:21:29,355 どれか1つでも欠けたら たどりつけない➡ 339 00:21:29,355 --> 00:21:33,125 技術の粋を集めた結晶なんだ!》 340 00:21:33,125 --> 00:21:35,127 せ~の! 341 00:21:35,127 --> 00:21:37,630 (汽笛) 342 00:21:37,630 --> 00:21:39,965 うわ~! 343 00:21:39,965 --> 00:21:42,468 ところでよ 旦那…。 んっ? 344 00:21:42,468 --> 00:21:45,638 試作品が完成したから それを祝して➡ 345 00:21:45,638 --> 00:21:47,640 まあ なんちゅうか…。 346 00:21:47,640 --> 00:21:51,811 慰労会みてえなのを やりてえなって…。 347 00:21:51,811 --> 00:21:55,648 あっ…。 いいに決まってるじゃないか! 348 00:21:55,648 --> 00:21:58,450 今日は みんなで ぱ~っとやるぞ! 349 00:23:08,988 --> 00:23:11,156 んっ? (ミリム)生まれる! 350 00:23:11,156 --> 00:23:13,158 生まれるのだ~! 351 00:23:13,158 --> 00:23:16,328 ミリム! リムルよ 大変なのだ! 352 00:23:16,328 --> 00:23:18,330 もうすぐ 生まれるのだ! 353 00:23:18,330 --> 00:23:20,100 うっ… うわっ! どっ… どどど… どうすればいいのだ!? あっ! 354 00:23:20,100 --> 00:23:23,168 うっ うっ うっ うぅ~! うっ…。 おっ… 落ち着け ミリム! 355 00:23:23,168 --> 00:23:26,005 (ミリム)うわ~! うぅ~! 大変! 布を持ってまいります! 356 00:23:26,005 --> 00:23:28,007 (ミリム)うっ… うわっ… あっ…。 あっ… ああああ…。 357 00:23:28,007 --> 00:23:30,009 (ミリム)うわ~! あっ うっ…。 358 00:23:30,009 --> 00:23:33,012 うっ… うわっ! うっ…。 あっ…。 359 00:23:37,950 --> 00:23:41,120 (一同)お~! (ガイア)キュイー! 360 00:23:41,120 --> 00:23:43,122 あっ! 361 00:23:52,131 --> 00:23:55,134 キュイー! フッ! 362 00:23:55,134 --> 00:23:57,303 ガイア! 363 00:23:57,303 --> 00:24:05,144 (歓声) 364 00:24:05,144 --> 00:24:08,981 《乗り越えるべき課題は たくさんある。 365 00:24:08,981 --> 00:24:11,650 それでも…》 366 00:24:11,650 --> 00:24:13,652 紹介するのだ。 367 00:24:13,652 --> 00:24:16,989 私の友達のガイアなのだ! 368 00:24:16,989 --> 00:24:18,991 キュイー! 369 00:24:18,991 --> 00:24:23,329 フッ! ようこそ テンペストへ! 370 00:24:23,329 --> 00:24:25,331 歓迎するよ!