1 00:00:35,602 --> 00:00:38,272 (リムル)テンペストが栄えてくれるのは うれしいけど➡ 2 00:00:38,272 --> 00:00:40,607 こうも 書類仕事が多いのもな…。 3 00:00:40,607 --> 00:00:42,609 (シオン/リムル)んっ? (足音) 4 00:00:42,609 --> 00:00:45,279 うわっ! なんだ? 5 00:00:45,279 --> 00:00:47,447 (ミリム)リムルよ! 6 00:00:47,447 --> 00:00:51,118 ガイアと一緒に 冒険に行くのだ! (ガイア)キュイー! 7 00:00:51,118 --> 00:00:53,453 (シオン)あっ…。 いや 冒険って…。 8 00:00:53,453 --> 00:00:56,790 これは ガイアにとって 必要なことなのだぞ? 9 00:00:56,790 --> 00:00:59,459 何しろ 最上位の捕食者であるドラゴンは➡ 10 00:00:59,459 --> 00:01:03,130 自ら しとめた魔物しか 口にしないのだ。 11 00:01:03,130 --> 00:01:06,300 狩りの方法を学ばせに行くのだ! 12 00:01:06,300 --> 00:01:09,636 (咆哮) 13 00:01:09,636 --> 00:01:11,972 行け! ガイアよ! キュイー! 14 00:01:11,972 --> 00:01:13,974 (鳴き声) 15 00:01:18,478 --> 00:01:20,480 (鳴き声) 16 00:01:22,649 --> 00:01:25,819 さすがは 元カオスドラゴン! (ヴェルドラ)ほう…。 17 00:01:25,819 --> 00:01:28,655 でかしたのだ ガイアよ! キュイ! 18 00:01:28,655 --> 00:01:32,926 <リムル:ガイアは 再び エレメンタルドラゴンとして生まれ直した。 19 00:01:32,926 --> 00:01:35,262 エレメンタルドラゴンは➡ 20 00:01:35,262 --> 00:01:38,765 すべてのドラゴンの起源となる存在だ。 21 00:01:38,765 --> 00:01:43,770 それを生み出したのが 最強の竜種 星王竜だという。 22 00:01:43,770 --> 00:01:48,609 竜種というのは ヴェルドラを含めて 世界に4体しか存在しない。 23 00:01:48,609 --> 00:01:52,279 ドラゴンとは 全く異なる存在らしい> 24 00:01:52,279 --> 00:01:55,115 (ゴズール)あっ… あっ… うっ…。 25 00:01:55,115 --> 00:01:57,618 むっ… 無念…。 26 00:01:59,953 --> 00:02:02,956 (リムルたち)うお~! キュイー! 27 00:02:05,125 --> 00:02:07,294 (ヴェルドラ)クァーッハッハッハッハッ! 28 00:02:07,294 --> 00:02:11,465 ゴズールとて もはや 我らの敵ではないわ! 29 00:02:11,465 --> 00:02:13,467 (ラミリス)そうよね そうよね! ちょっと➡ 30 00:02:13,467 --> 00:02:15,636 強くなり過ぎちゃった感じ? 31 00:02:15,636 --> 00:02:19,139 私たちは無敵なのだ! キュイ! 32 00:02:19,139 --> 00:02:21,842 んっ? げっ! 33 00:02:24,144 --> 00:02:27,147 おい ミリム! あっ…。 34 00:02:27,147 --> 00:02:29,149 (フレイ)楽しそうね とても。 35 00:02:29,149 --> 00:02:31,818 うむ! すこぶる楽しい…。 36 00:02:31,818 --> 00:02:33,754 フッ… フレイ!? 37 00:02:33,754 --> 00:02:36,757 フフッ… ガイアが生まれたら 帰ってくると➡ 38 00:02:36,757 --> 00:02:39,593 約束していたわよね? 39 00:02:39,593 --> 00:02:42,429 そっ… それはだな…。 40 00:02:42,429 --> 00:02:47,768 ガイアを… 私の友を頼んだのだぞ~! 41 00:02:47,768 --> 00:02:51,772 ああ しっかり育てておくよ。 キュイー! 42 00:02:51,772 --> 00:02:56,943 《リムル:迷宮でもなきゃ ガイアも 伸び伸び成長できないしな。 43 00:02:56,943 --> 00:03:02,282 さて 俺も シュナに怒られる前に 襟を正そう。 44 00:03:02,282 --> 00:03:04,451 ディアブロと約束していた➡ 45 00:03:04,451 --> 00:03:07,454 よりしろの製作に 本腰を入れるとするか!》 46 00:04:49,923 --> 00:04:51,925 (リムル)さてと…。 47 00:04:51,925 --> 00:04:55,595 しかし 改めて すごい数だよな。 48 00:04:55,595 --> 00:05:00,300 《まさか こんなに大量に 用意することになるとは…》 49 00:05:04,271 --> 00:05:06,273 ((《ディアブロ:リムル様》 んっ? 50 00:05:06,273 --> 00:05:09,776 《リムル:どうした? ディアブロ》 《私としたことが➡ 51 00:05:09,776 --> 00:05:12,612 部下の数を お伝えし忘れておりました》 52 00:05:12,612 --> 00:05:14,781 《リムル:ああ 何人くらいだ?》 53 00:05:14,781 --> 00:05:16,783 《せいぜい 数百体。 54 00:05:16,783 --> 00:05:19,286 多くても 1,000体には届かぬ程度かと》 55 00:05:19,286 --> 00:05:21,288 多いわ!)) 56 00:05:24,624 --> 00:05:27,294 一応 用意はしてみたけど…。 57 00:05:27,294 --> 00:05:29,296 んっ…。 58 00:05:29,296 --> 00:05:33,400 本当に 1,000体も連れてくるつもりか? 59 00:05:33,400 --> 00:05:35,902 いや あいつなら ありえるか。 60 00:05:35,902 --> 00:05:38,572 (ラミリス)師匠 次は そっち お願い! んっ? あっ…。 61 00:05:38,572 --> 00:05:42,576 うっ うっ んっ んっ んっ。 ハァ…。 (リムル)おっ やってるな。 62 00:05:42,576 --> 00:05:44,911 ベスターちゃんは データの収集。 63 00:05:44,911 --> 00:05:47,247 あっ それが終わったら 書類をまとめてもらって➡ 64 00:05:47,247 --> 00:05:49,749 それから…。 ち~っす。 あっ…。 65 00:05:49,749 --> 00:05:52,419 助手なんて頼んで 悪いな ラミリス。 66 00:05:52,419 --> 00:05:55,422 ヴェルドラたちも ラミリスに呼ばれたんだって? 67 00:05:55,422 --> 00:05:58,091 おお…。 (ベスター)リムル様…。 68 00:05:58,091 --> 00:06:00,594 え~! 69 00:06:00,594 --> 00:06:02,596 どうしたんだよ? 一体。 70 00:06:02,596 --> 00:06:05,265 どうしたも こうしたも やることがいっぱいで➡ 71 00:06:05,265 --> 00:06:08,435 人手が足りないのよさ! んっ…。 んっ? 72 00:06:08,435 --> 00:06:13,106 やることって よりしろ作りなら もう…。 73 00:06:13,106 --> 00:06:15,442 んっ!? 精霊魔導核? 74 00:06:15,442 --> 00:06:17,777 私のアイデアなのよさ! 75 00:06:17,777 --> 00:06:21,781 強力な核があれば も~っと 強靭になると思ったの。 76 00:06:21,781 --> 00:06:24,451 ラミリス様の発想は すばらしく➡ 77 00:06:24,451 --> 00:06:27,454 興味深いものばかりなのです。 あっ…。 78 00:06:27,454 --> 00:06:30,123 もしかして ここのよりしろ 全部に? 79 00:06:30,123 --> 00:06:32,058 (ラミリス)そう! 80 00:06:32,058 --> 00:06:34,227 《いやいや 1,000体のよりしろに➡ 81 00:06:34,227 --> 00:06:37,230 1,000個の精霊魔導核を 用意するなんて。 82 00:06:37,230 --> 00:06:40,066 しかも 疑似魂まで組み込まれてる?》 83 00:06:40,066 --> 00:06:42,068 どうよ? おもしろいでしょ? 84 00:06:42,068 --> 00:06:44,070 クァーッハッハッハッハッ! 85 00:06:44,070 --> 00:06:48,742 リムルの その顔が見れただけでも 収穫としては 上々であったわ! 86 00:06:48,742 --> 00:06:51,911 確かに そりゃ 人手も足りないよな。 87 00:06:51,911 --> 00:06:55,582 だから 私も 助手が欲しいわけ! むっ…。 88 00:06:55,582 --> 00:06:59,586 ベスターちゃんだって 師匠だって ほんとは 別の仕事があるし。 89 00:06:59,586 --> 00:07:02,088 しかも ここは 機密事項ばっかりだから➡ 90 00:07:02,088 --> 00:07:04,424 誰でもいいってわけじゃないし。 91 00:07:04,424 --> 00:07:06,426 人手な…。 92 00:07:06,426 --> 00:07:09,095 リムルよ 我も 頼みが…。 (シュナ)リムル様。 93 00:07:09,095 --> 00:07:12,265 んっ? シュナ。 94 00:07:12,265 --> 00:07:14,601 あっ! どうしたんだ? こんな所まで。 95 00:07:14,601 --> 00:07:18,271 リムル様に お客様です。 客? 96 00:07:18,271 --> 00:07:21,107 なんでも リムル様のお知り合いとかで➡ 97 00:07:21,107 --> 00:07:23,109 名は ディーノと。 98 00:07:23,109 --> 00:07:26,780 えっ? ディーノって…。 99 00:07:26,780 --> 00:07:30,784 (ディーノ)よう 久しぶり~。 100 00:07:30,784 --> 00:07:34,054 《やっぱり 魔王ディーノか。 101 00:07:34,054 --> 00:07:36,389 俺と同じ オクタグラムの1人で➡ 102 00:07:36,389 --> 00:07:39,492 二つ名は 確か スリーピング・ルーラー》 103 00:07:45,065 --> 00:07:47,067 ごゆっくり。 104 00:07:47,067 --> 00:07:50,403 (ドアの開閉音) 105 00:07:50,403 --> 00:07:53,239 で どう? 元気だった? 106 00:07:53,239 --> 00:07:57,744 ああ。 まあ 問題が多いから 気楽ではないけどね。 107 00:07:57,744 --> 00:07:59,913 で お前さんは? 108 00:07:59,913 --> 00:08:02,415 何しに来たの? 109 00:08:02,415 --> 00:08:05,418 魔王のよしみで 遊びに来たのさ。 110 00:08:07,754 --> 00:08:09,923 で 本当は? 111 00:08:09,923 --> 00:08:14,594 実はさ 住んでた所を 追い出されたんだよね。 はっ? 112 00:08:14,594 --> 00:08:17,263 いや 俺って 家がなくてさ。 113 00:08:17,263 --> 00:08:20,600 ダグリュールのとこで お世話になってたのよ。 114 00:08:20,600 --> 00:08:22,936 ついでに言うと 無一文でね。 115 00:08:22,936 --> 00:08:24,938 《おい これで 魔王だと? 116 00:08:24,938 --> 00:08:27,107 かなりだめなやつだぞ こいつ》 117 00:08:27,107 --> 00:08:30,610 というわけだから ここで お世話してほしい。 118 00:08:30,610 --> 00:08:32,612 いや だめだ。 119 00:08:34,547 --> 00:08:36,549 えっ!? えっ? 120 00:08:36,549 --> 00:08:38,551 ちょ… ちょっと待ってほしい。 121 00:08:38,551 --> 00:08:41,054 じゃあ 何か? 俺に 野たれ死ねと? 122 00:08:41,054 --> 00:08:43,223 働けよ。 むちゃを言うな! 123 00:08:43,223 --> 00:08:46,559 俺は 働かないことに 美学を持っている。 124 00:08:46,559 --> 00:08:49,729 ここ数百年 自分で 金を稼いだことはないし➡ 125 00:08:49,729 --> 00:08:52,565 自分の金で 飲み食いしたこともない! 126 00:08:52,565 --> 00:08:55,068 へぇ~ すごいね。 それ食ったら 帰れよ。 127 00:08:55,068 --> 00:08:57,070 うっ…。 128 00:09:00,573 --> 00:09:03,076 んっ! う~ん! 129 00:09:05,412 --> 00:09:09,749 んっ? リムル…。 いや リムル様。 130 00:09:09,749 --> 00:09:13,753 俺を この国の住民にして お前に仕えさせてくれ。 131 00:09:13,753 --> 00:09:16,089 なんなりと ご命令を! 132 00:09:16,089 --> 00:09:19,759 ディーノ お前 シュークリームに釣られたのか。 133 00:09:19,759 --> 00:09:23,096 こんなうまい物を 毎日 食べられるなら➡ 134 00:09:23,096 --> 00:09:25,265 俺 ここんちの子にな~る! 135 00:09:25,265 --> 00:09:28,101 もう な~るったら な~る! 《マジで だめなやつじゃん…》 136 00:09:28,101 --> 00:09:30,603 ほれほれ とっとと帰れ。 137 00:09:30,603 --> 00:09:33,540 ぐっ…。 フゥ…。 138 00:09:33,540 --> 00:09:36,209 これを見ても そう言えるかな? んっ? 139 00:09:36,209 --> 00:09:41,714 最も古き魔王 ギィ・クリムゾンが お前宛てに書いた手紙だ。 140 00:09:41,714 --> 00:09:44,217 ギィって あの赤毛の? 141 00:09:46,553 --> 00:09:48,555 あっ…。 142 00:09:48,555 --> 00:09:51,558 「ディーノの面倒を見てやってくれ」。 143 00:09:51,558 --> 00:09:55,728 《うぅ…。 はぁ~? なんで 俺が こいつの世話を!?》 144 00:09:55,728 --> 00:09:58,898 (智慧之王)解。 個体名ディーノを養うのが嫌で➡ 145 00:09:58,898 --> 00:10:01,067 個体名ギィ・クリムゾンが➡ 146 00:10:01,067 --> 00:10:04,571 マスターに 面倒事を 押しつけた可能性が大です。 147 00:10:04,571 --> 00:10:07,574 なっ? 《「なっ?」じゃねえよ!》 148 00:10:07,574 --> 00:10:09,742 ハァ…。 149 00:10:09,742 --> 00:10:15,415 《面倒だが ギィを敵に回すのは 考え物だ。 う~ん…》 150 00:10:15,415 --> 00:10:17,417 よし わかった! 151 00:10:17,417 --> 00:10:20,753 面倒は見てやるが お前にも働いてもらうぞ。 152 00:10:20,753 --> 00:10:23,256 んっ! 働く? 153 00:10:23,256 --> 00:10:28,261 (リムル)まあ 働くといっても 仕事内容は簡単なものだ。 154 00:10:28,261 --> 00:10:30,597 ラミリスの助手を お願いしたいんだよ。 155 00:10:30,597 --> 00:10:32,599 ラミリスって…。 156 00:10:32,599 --> 00:10:34,767 あいつは ずっと 迷宮に引きこもってて➡ 157 00:10:34,767 --> 00:10:40,273 俺と同類なはずじゃ…。 (ラミリス) ちょ… ちょっと 師匠? ストップ! 158 00:10:40,273 --> 00:10:43,109 ぬお~! カプセルに ひびが! うわ~! あ~…。 あっ あっ…。 159 00:10:43,109 --> 00:10:45,111 アバババババババ…。 あ~! そんな… だめだよ! 160 00:10:45,111 --> 00:10:47,947 おい! お前ら 何やってんだよ? (ヴェルドラ/ラミリス)あっ! 161 00:10:47,947 --> 00:10:52,452 (ラミリス)リッ… リムル? それに ディーノちゃん? んっ…。 162 00:10:52,452 --> 00:10:57,457 (リムル)はぁ~? ヴェルドラの魔素を カプセルに 直接 注入した? 163 00:10:57,457 --> 00:11:03,630 はい。 師匠の力を使えば 素体の成長が 一気に進んで➡ 164 00:11:03,630 --> 00:11:08,301 早く よりしろが完成するかもって 思いついちゃったわけ。 165 00:11:08,301 --> 00:11:11,971 で カプセル内の魔素濃度が 異常に高まり➡ 166 00:11:11,971 --> 00:11:13,973 爆発しそうになったと。 167 00:11:13,973 --> 00:11:15,975 (2人)そうです…。 168 00:11:15,975 --> 00:11:17,977 ハァ…。 169 00:11:17,977 --> 00:11:20,980 《本来なら 叱るところだが…》 170 00:11:20,980 --> 00:11:23,650 (智慧之王) 告。 魔鋼製のボーンゴーレムが➡ 171 00:11:23,650 --> 00:11:25,652 個体名ヴェルドラの波動にて➡ 172 00:11:25,652 --> 00:11:27,654 変質しておりました。 173 00:11:27,654 --> 00:11:29,656 アダマンタイトの一種➡ 174 00:11:29,656 --> 00:11:33,092 仮称するなら ドラゴタイトでしょう。 175 00:11:33,092 --> 00:11:36,095 《思わぬ成果を得てしまった》 176 00:11:36,095 --> 00:11:40,266 でも なんで そんなに よりしろの完成を急いだんだよ? 177 00:11:40,266 --> 00:11:42,602 あっ えっと…。 178 00:11:42,602 --> 00:11:46,606 私はさ 私を慕ってくれる子たちに➡ 179 00:11:46,606 --> 00:11:49,943 早く 自分の体を 持ってもらいたかったんだよ。 180 00:11:49,943 --> 00:11:53,446 そしたらさ あの子たちも喜ぶし➡ 181 00:11:53,446 --> 00:11:56,115 私たちも 人手が増えて 大助かりじゃん? 182 00:11:56,115 --> 00:11:59,118 (トレイニー)あっ… ラミリス様…。 183 00:11:59,118 --> 00:12:03,623 んっ… そういうことなら 相談しろよ。 184 00:12:03,623 --> 00:12:05,625 ディアブロは まだ帰ってきてないし➡ 185 00:12:05,625 --> 00:12:10,129 先に ドライアドたちの体を用意するよ。 いいの? 186 00:12:10,129 --> 00:12:13,466 もちろん。 あっ! 187 00:12:13,466 --> 00:12:15,802 ありがとう リムル! 188 00:12:15,802 --> 00:12:17,804 それと…。 189 00:12:17,804 --> 00:12:19,973 人手だけど…。 190 00:12:19,973 --> 00:12:22,475 んっ? 191 00:12:22,475 --> 00:12:26,312 その… 働きたくはないが➡ 192 00:12:26,312 --> 00:12:29,816 しかたなく 手伝うことになった。 よろしくな。 193 00:12:29,816 --> 00:12:31,818 よろしくね! 194 00:12:31,818 --> 00:12:35,922 それでは ディーノ殿 早速ですが 始めましょうか。 195 00:12:35,922 --> 00:12:39,092 えっ? (ベスター)「えっ?」ではありません。 196 00:12:39,092 --> 00:12:44,097 うわっ! さあ 時間は有限ですぞ! 197 00:12:44,097 --> 00:12:48,434 うっ…。 でも 俺は 魔王でね…。 だから? 198 00:12:48,434 --> 00:12:50,436 ここでは 肩書など➡ 199 00:12:50,436 --> 00:12:53,273 関係ないのです。 (ディーノ)はっ… はい。 200 00:12:53,273 --> 00:12:57,110 これで ひとまず 人手不足は解決かな。 201 00:12:57,110 --> 00:12:59,279 俺も 自分の仕事に…。 (ヴェルドラ)待て。 202 00:12:59,279 --> 00:13:01,280 んっ? 203 00:13:01,280 --> 00:13:04,784 リムルよ 我も 頼みがある。 204 00:13:08,454 --> 00:13:10,957 俺に… 頼み? 205 00:13:10,957 --> 00:13:12,959 うむ。 206 00:13:12,959 --> 00:13:14,961 我も 助手が欲しいのだ! 207 00:13:14,961 --> 00:13:17,797 あっ? 助手? 208 00:13:17,797 --> 00:13:21,968 う~ん… 悪いけど みんなも忙しいからさ。 209 00:13:21,968 --> 00:13:23,970 お前の相手をしている暇はない…。 210 00:13:23,970 --> 00:13:25,972 待て 待て! 211 00:13:25,972 --> 00:13:28,141 我とて ラミリスの手助けをしたり➡ 212 00:13:28,141 --> 00:13:31,644 迷宮の守護をしたり➡ 213 00:13:31,644 --> 00:13:34,747 大切な仕事を抱えておるのだ。 うんうん。 214 00:13:34,747 --> 00:13:37,083 そんな我を ねぎらう存在➡ 215 00:13:37,083 --> 00:13:39,919 褒めたたえて 癒やす助手なる者がおっても➡ 216 00:13:39,919 --> 00:13:42,255 罰は当たらぬと思うのだよ。 217 00:13:42,255 --> 00:13:44,257 う~ん…。 218 00:13:44,257 --> 00:13:48,928 気持ちはわかるけど お前の相手が 務まる人材となると…。 219 00:13:48,928 --> 00:13:51,431 その心配は 無用だ。 んっ? 220 00:13:51,431 --> 00:13:55,435 実はな 我には 貴様の胃袋にいたころから➡ 221 00:13:55,435 --> 00:13:57,937 友と呼べる存在がいるのだよ。 222 00:13:57,937 --> 00:14:00,273 はぁ? 告。 んっ? 223 00:14:00,273 --> 00:14:04,277 上位精霊イフリートであると 推測します。 えっ? 224 00:14:04,277 --> 00:14:08,281 《イフリートって シズさんについてた あのイフリート? 225 00:14:08,281 --> 00:14:11,117 いつの間に 友達に…》 226 00:14:11,117 --> 00:14:14,120 (智慧之王) 解。 イフリートを捕食した際➡ 227 00:14:14,120 --> 00:14:16,456 個体名ヴェルドラによる介入で➡ 228 00:14:16,456 --> 00:14:19,292 イフリートも 同じ場所へ隔離しました。 229 00:14:19,292 --> 00:14:24,464 以来 両者は 共に過ごし 友情を育んだようです。 230 00:14:24,464 --> 00:14:28,134 《リムル:俺の胃袋の中で そんなことが…》 231 00:14:28,134 --> 00:14:33,573 え~っと… お前は イフリートを 復活させてやりたいんだよな? 232 00:14:33,573 --> 00:14:38,578 クァッハッハッハッハッハッハ! さすがは リムル。 話が早いな。 233 00:14:38,578 --> 00:14:43,082 《俺としては ちょっぴり複雑な気分だ。 234 00:14:43,082 --> 00:14:46,419 イフリートは こちらに召喚されたシズさんを➡ 235 00:14:46,419 --> 00:14:48,588 救ったのかもしれないが➡ 236 00:14:48,588 --> 00:14:51,257 苦しめたのも また事実。 237 00:14:51,257 --> 00:14:54,260 軽々しく うんとは うなずけない》 238 00:14:54,260 --> 00:14:56,262 う~ん…。 239 00:14:56,262 --> 00:14:58,431 あっ! だだっ… だめなのか? 240 00:14:58,431 --> 00:15:01,768 あっ…。 リムル 私からも お願い! 241 00:15:01,768 --> 00:15:05,271 師匠の願いを かなえてあげてほしいのよさ! 242 00:15:05,271 --> 00:15:07,273 う~ん…。 243 00:15:07,273 --> 00:15:09,609 でもさ イフリートは もともと➡ 244 00:15:09,609 --> 00:15:13,112 魔王レオンに 忠誠を 誓っていたみたいだしな…。 245 00:15:13,112 --> 00:15:16,616 復活させても 素直に お前に仕えるのか? 246 00:15:16,616 --> 00:15:21,454 んっ? ふむふむ…。 んっ? なるほどな。 247 00:15:21,454 --> 00:15:23,956 その点に関しては 大丈夫だ。 248 00:15:23,956 --> 00:15:29,629 我の熱意が通じて イフリートのやつも 快く 助手になりたがっておるわ。 249 00:15:29,629 --> 00:15:33,900 本当かよ? ていうか お前 今 イフリートと会話してた? 250 00:15:33,900 --> 00:15:37,236 うむ! 我に不可能などないゆえに。 251 00:15:37,236 --> 00:15:39,238 師匠は すごいんだよ! 252 00:15:39,238 --> 00:15:41,741 イフリートに頼んで 魔導列車用に➡ 253 00:15:41,741 --> 00:15:44,911 大量のサラマンダーを 召喚させたんだから! 254 00:15:44,911 --> 00:15:49,415 《ヴェルドラが召喚とか おかしいと思ったんだよ》 255 00:15:49,415 --> 00:15:52,251 だから 仲間になってもらったほうが➡ 256 00:15:52,251 --> 00:15:54,253 いいと思うな~! 257 00:15:54,253 --> 00:15:57,089 ハァ… わかったよ。 258 00:15:57,089 --> 00:15:59,425 ただし 最後まで 責任を持てよ。 259 00:15:59,425 --> 00:16:01,427 あっ! お~ 任せよ! 260 00:16:01,427 --> 00:16:04,597 よかったね 師匠! イェイ! うむ! 261 00:16:04,597 --> 00:16:07,099 ♬「初めての助手」 262 00:16:07,099 --> 00:16:09,101 やった! やったよ! 《なんだか➡ 263 00:16:09,101 --> 00:16:11,270 ペットをねだられた気分だ》 264 00:16:11,270 --> 00:16:14,607 では 資料は そこに置いておいてください。 265 00:16:14,607 --> 00:16:16,609 はいよっと。 266 00:16:16,609 --> 00:16:20,279 フゥ… なんで 俺が こんな…。 267 00:16:20,279 --> 00:16:23,950 (リムル)核は これでいいのか? あっ… うん? (ラミリス)うん OK! 268 00:16:23,950 --> 00:16:26,118 (ヴェルドラ) うむ。 それなら 我の力とも➡ 269 00:16:26,118 --> 00:16:28,621 なじみやすいからな。 270 00:16:28,621 --> 00:16:31,123 よし 始めるか。 271 00:16:31,123 --> 00:16:34,060 <リムル:よりしろは ヴェルドラの魔素を受け➡ 272 00:16:34,060 --> 00:16:37,063 ドラゴタイト製に変化した ボーンゴーレム。 273 00:16:37,063 --> 00:16:40,233 核に使うのは カリュブディスの魔核だ> 274 00:16:40,233 --> 00:16:43,736 (智慧之王) 告。 イフリートの残滓を確認。 275 00:16:43,736 --> 00:16:46,739 カリュブディスの魔核へと移行。 276 00:16:46,739 --> 00:16:48,741 成功しました。 277 00:16:48,741 --> 00:16:52,745 続いて 魂の器の作成。 278 00:16:52,745 --> 00:16:56,082 ドラゴタイト製のよりしろへと 融合します。 279 00:16:56,082 --> 00:17:06,592 ♬~ 280 00:17:06,592 --> 00:17:08,594 おいおいおい…。 281 00:17:08,594 --> 00:17:11,497 フフッ! あれ? 282 00:17:14,767 --> 00:17:16,769 (智慧之王)培養液を排出。 283 00:17:16,769 --> 00:17:18,771 カプセルを開放します。 284 00:17:27,947 --> 00:17:30,950 《あれ? イフリートって こんなだっけ?》 285 00:17:30,950 --> 00:17:32,885 お~ イフリートよ。 286 00:17:32,885 --> 00:17:36,555 ようやく 肉体を持ち 復活した気分は どうだ? 287 00:17:36,555 --> 00:17:38,724 (イフリート)ヴェルドラ様。 288 00:17:38,724 --> 00:17:42,061 こうして 現世にて まみえるのは 初めてですね。 289 00:17:42,061 --> 00:17:44,397 そして リムル様。 うっ! 290 00:17:44,397 --> 00:17:46,399 私を復活させてくださり➡ 291 00:17:46,399 --> 00:17:48,401 感謝の念に堪えません。 うわ~! 292 00:17:48,401 --> 00:17:51,737 おっ… おう…。 元気そうで 何より。 293 00:17:51,737 --> 00:17:55,241 ところで 1つ 聞きたいんだけど➡ 294 00:17:55,241 --> 00:18:00,079 お前ってさ 前は もっと こう…。 295 00:18:00,079 --> 00:18:05,418 あっ…。 この姿は 恐らく ヴェルドラ様のご意向かと。 296 00:18:05,418 --> 00:18:07,420 あ~…。 297 00:18:07,420 --> 00:18:11,257 ですが ヴェルドラ様のお力の影響で➡ 298 00:18:11,257 --> 00:18:13,592 炎の精霊でありながら➡ 299 00:18:13,592 --> 00:18:17,597 風の力も扱えるようになりました。 うむうむ! 300 00:18:17,597 --> 00:18:21,100 それと カリュブディスが女性型でしたので。 301 00:18:21,100 --> 00:18:23,102 もし 元のほうがよければ…。 302 00:18:23,102 --> 00:18:25,604 (イフリート)とんでもございません。 んっ? 303 00:18:25,604 --> 00:18:28,608 見た目は ともかく この姿は➡ 304 00:18:28,608 --> 00:18:32,044 以前の私より はるかに強靭ですから。 305 00:18:32,044 --> 00:18:34,046 そうか。 306 00:18:34,046 --> 00:18:37,049 だが お前は その…。 307 00:18:37,049 --> 00:18:39,218 俺を恨んでいるんじゃないのか? 308 00:18:39,218 --> 00:18:41,220 いいえ。 309 00:18:41,220 --> 00:18:44,724 あのとき シズエ・イザワを思うあなたが➡ 310 00:18:44,724 --> 00:18:48,728 私を排除しようとしたのは 当然のことです。 311 00:18:48,728 --> 00:18:52,565 私と彼女は 互いに 相反する考えを持ち➡ 312 00:18:52,565 --> 00:18:55,401 決して 混じり合うことができなかった。 313 00:18:55,401 --> 00:18:59,739 もっと違った道も あったのではないかと…。 314 00:18:59,739 --> 00:19:02,742 そう悔やまずには いられないのです。 315 00:19:02,742 --> 00:19:05,244 んっ…。 フッ…。 316 00:19:05,244 --> 00:19:10,416 <リムル:それから イフリートとは いろんな話をした。 317 00:19:10,416 --> 00:19:13,252 ヴェルドラにまつわる苦労話➡ 318 00:19:13,252 --> 00:19:17,256 そして かつて仕えていた 魔王レオンのこと> 319 00:19:28,768 --> 00:19:34,540 今の私は リムル様に 一度 敗北して 殺されたようなものです。 320 00:19:34,540 --> 00:19:39,378 運よく ヴェルドラ様に救われ 自我の消滅は免れましたが➡ 321 00:19:39,378 --> 00:19:43,883 以前とは別の存在になったと 自覚しております。 322 00:19:43,883 --> 00:19:45,885 んっ…。 323 00:19:45,885 --> 00:19:50,389 レオン様が 偉大な魔王であるとは 感じますが➡ 324 00:19:50,389 --> 00:19:54,393 今の私が仕えたいのは ヴェルドラ様なのです。 325 00:19:54,393 --> 00:19:57,897 フッ! わかった。 326 00:19:57,897 --> 00:20:03,402 それじゃあ これからは ヴェルドラの助手として 頑張ってくれ。 327 00:20:03,402 --> 00:20:05,404 んっ! 328 00:20:07,573 --> 00:20:10,476 んっ…。 承知しました。 329 00:20:17,416 --> 00:20:22,021 イフリートよ 貴様は 今日より カリスと名乗るがよい! 330 00:20:24,590 --> 00:20:27,426 御意。 私は カリスとして➡ 331 00:20:27,426 --> 00:20:30,729 偉大なるヴェルドラ様に 忠誠を誓いましょう! 332 00:20:34,767 --> 00:20:36,769 ハァ… んっ? 333 00:20:36,769 --> 00:20:38,771 え~! 334 00:20:38,771 --> 00:20:42,942 これは…。 告。 上位精霊イフリートが➡ 335 00:20:42,942 --> 00:20:45,277 フレイムロードへと進化しました。 336 00:20:45,277 --> 00:20:48,781 クァーッハッハッハッハッハッハッ! 見事だ。 337 00:20:48,781 --> 00:20:52,451 やはり 魔素の加減は 貴様に任せておけば 安心だな。 338 00:20:52,451 --> 00:20:54,453 フッ…。 339 00:20:59,792 --> 00:21:03,129 んっ? あれ? むっ? 340 00:21:03,129 --> 00:21:07,466 (カリス)これは…。 341 00:21:07,466 --> 00:21:11,303 チッ! 男に戻ってしまったのか。 えっ? 342 00:21:11,303 --> 00:21:14,640 信じられぬ力です。 どうした? 343 00:21:14,640 --> 00:21:18,310 どうやら この姿ですと 炎の力が…。 344 00:21:18,310 --> 00:21:20,312 そして…。 345 00:21:23,315 --> 00:21:26,986 女性型だと 風の力が強まるようです。 346 00:21:26,986 --> 00:21:30,990 お~! フッフッフッフッ… さもありなん。 347 00:21:30,990 --> 00:21:35,928 カリスよ これからは 我の助手として よろしく頼むぞ。 348 00:21:35,928 --> 00:21:38,597 承知しました ヴェルドラ様。 349 00:21:38,597 --> 00:21:43,936 《こりゃ 強くなった分 ヴェルドラに 余計 振り回されそうだな》 350 00:21:43,936 --> 00:21:47,273 なんか フレイムロードが 仲間になったんだけど…。 351 00:21:47,273 --> 00:21:50,776 まあ まあ そういうことも あるでしょうとも。 352 00:21:50,776 --> 00:21:53,946 ディーノちゃん リムルや師匠とつきあうなら➡ 353 00:21:53,946 --> 00:21:56,615 こんなことで驚いてちゃ だめなのよさ。 うんうん。 354 00:21:56,615 --> 00:21:59,785 いや だからさ…。 355 00:21:59,785 --> 00:22:02,621 将棋の腕は なまっていないだろうな? 356 00:22:02,621 --> 00:22:04,623 お試しになりますか? 357 00:22:04,623 --> 00:22:07,826 理解しようとした俺が ばかだったのか…。 358 00:22:10,296 --> 00:22:12,631 んっ! ハァ…。 359 00:22:12,631 --> 00:22:15,968 <リムル:そして 仲間は 他にも…> 360 00:22:15,968 --> 00:22:18,304 フゥ…。 361 00:22:18,304 --> 00:22:20,306 <リムル:トレイニーさんと同じ➡ 362 00:22:20,306 --> 00:22:24,810 ドリュアス・ドール・ドライアドに進化させた ドライアドは10名近く➡ 363 00:22:24,810 --> 00:22:30,316 迷宮内で活動可能になったトレントは 百数十名に増えた> 364 00:22:30,316 --> 00:22:33,419 ありがとうございました リムル様。 365 00:22:33,419 --> 00:22:35,421 フッ! 366 00:22:35,421 --> 00:22:38,924 《これで 人手不足は解消だ》 367 00:22:38,924 --> 00:22:42,428 う~ん…。 ハァ…。 368 00:22:42,428 --> 00:22:44,430 フフッ! 369 00:22:44,430 --> 00:22:47,433 《あとは ディアブロが帰ってくるのを 待つだけだな》 370 00:22:49,435 --> 00:22:52,271 (ディアブロ)クフフフフフ…。 371 00:22:52,271 --> 00:22:54,273 あの者どもなら➡ 372 00:22:54,273 --> 00:22:57,576 リムル様も きっと ご満足してくださることでしょう。 373 00:23:00,779 --> 00:23:03,115 クフフフフフ…。 374 00:23:03,115 --> 00:23:06,118 クフフフフフフフフフフ…。