1 00:00:35,102 --> 00:00:37,604 (リムル)ヒナタが 死んだ? 2 00:00:37,604 --> 00:00:41,775 (クロノア) うん。 私を… クロエをかばって➡ 3 00:00:41,775 --> 00:00:45,279 グランベルの攻撃を受けたとき➡ 4 00:00:45,279 --> 00:00:48,782 魂を砕かれて 死んでしまったの。 5 00:00:48,782 --> 00:00:52,286 そんな…。 《ヒナタが? 6 00:00:52,286 --> 00:00:57,791 それに クロエも 無限牢獄の中に 迷い込んでしまったって…。 7 00:00:57,791 --> 00:01:00,460 いや 混乱してる場合じゃない!》 8 00:01:00,460 --> 00:01:03,130 クロノア 一体 何があったのか➡ 9 00:01:03,130 --> 00:01:05,632 順を追って 聞かせてくれないか? 10 00:01:05,632 --> 00:01:08,302 ヒナタのこと クロエのこと…。 11 00:01:08,302 --> 00:01:12,306 それに クロノア お前のことも。 んっ…。 12 00:02:53,940 --> 00:02:57,277 (リムル)クロノアは クロエの別人格みたいなもので➡ 13 00:02:57,277 --> 00:02:59,946 破壊の化身だとも言ってたよな? 14 00:02:59,946 --> 00:03:01,948 どうして 暴走してたんだ? 15 00:03:01,948 --> 00:03:05,285 だって… リムルが 私をかばって➡ 16 00:03:05,285 --> 00:03:07,954 犠牲になったりするから! えっ!? 17 00:03:07,954 --> 00:03:12,959 私を助けるために 未来の世界で! (シズ)あっ…。 18 00:03:12,959 --> 00:03:16,129 ちょっ… ちょっと待て! 犠牲って…。 19 00:03:16,129 --> 00:03:19,466 俺って もしかして 未来で 誰かに…。 20 00:03:19,466 --> 00:03:22,135 そうよ 殺されたの。 21 00:03:22,135 --> 00:03:25,639 クロエが消えて 自我を失って暴れていた私を➡ 22 00:03:25,639 --> 00:03:29,810 救ってくれたのが リムルだった。 だけど…。 23 00:03:29,810 --> 00:03:40,420 ♬~ 24 00:03:40,420 --> 00:03:42,589 本当に ショックだった。 25 00:03:42,589 --> 00:03:45,425 あっ…。 んっ…。 26 00:03:45,425 --> 00:03:47,928 《リムル:未来の世界か…。 27 00:03:47,928 --> 00:03:50,597 マジで そんなことが起こるのか? 28 00:03:50,597 --> 00:03:53,767 いや 今 聞けて よかったと考えよう》 29 00:03:53,767 --> 00:03:55,769 んっ…。 30 00:03:55,769 --> 00:03:57,938 クロノア。 31 00:03:57,938 --> 00:04:01,775 えっと… 今も 世界を滅ぼそうとか…。 32 00:04:01,775 --> 00:04:03,944 もう いいわ。 33 00:04:03,944 --> 00:04:07,447 おっ…。 だって リムルが無事だったもの。 34 00:04:07,447 --> 00:04:10,951 でも また 私を助けて 犠牲になったりしないでね! 35 00:04:10,951 --> 00:04:13,453 ハハハハハ…。 あっ ごめん ごめん。 36 00:04:13,453 --> 00:04:15,956 今度からは気を付けるよ。 37 00:04:15,956 --> 00:04:18,792 本当だよ? 約束ね。 38 00:04:18,792 --> 00:04:22,796 《よかった。 クロノアは もう 大丈夫そうだ》 39 00:04:22,796 --> 00:04:27,634 よっと。 それで クロエとヒナタのことなんだけど…。 40 00:04:27,634 --> 00:04:32,806 さっきも話したとおり クロエは 私の 無限牢獄の中にいるの。 41 00:04:32,806 --> 00:04:36,576 同一時間軸に 2人のクロエが現れたことで➡ 42 00:04:36,576 --> 00:04:40,580 もともと 中にいた私と 入れかわりが生じたのよ。 43 00:04:40,580 --> 00:04:43,416 (リムル)クロエが こっちの世界に 転移してきたときだな。 44 00:04:43,416 --> 00:04:45,418 (クロノア)うん。 45 00:04:45,418 --> 00:04:49,422 ヒナタは グランベルの攻撃で 魂を砕かれたって言ってたな。 46 00:04:49,422 --> 00:04:51,925 うん。 だけど クロノアは➡ 47 00:04:51,925 --> 00:04:54,761 そのヒナタに 名付けをされたんだろ? 48 00:04:54,761 --> 00:04:57,931 それって ヒナタの魂も クロエと一緒に➡ 49 00:04:57,931 --> 00:05:00,600 過去に飛んだからじゃないのか? 50 00:05:00,600 --> 00:05:03,603 確かに ヒナタの砕かれた魂は➡ 51 00:05:03,603 --> 00:05:06,606 クロエに吸収されて 過去に飛んだわ。 52 00:05:06,606 --> 00:05:10,944 でもね 時間跳躍には 耐えられなかったの。 53 00:05:10,944 --> 00:05:13,280 だから ヒナタの自我だけを➡ 54 00:05:13,280 --> 00:05:16,449 ヒナタの魂の残滓に 保存していたのよ。 55 00:05:16,449 --> 00:05:20,287 ヒナタのユニークスキル 数学者に。 56 00:05:20,287 --> 00:05:24,958 そうか ユニークスキルは 魂に根ざしたスキルだから…。 57 00:05:24,958 --> 00:05:28,962 それなら その数学者を ヒナタの体に戻せば! 58 00:05:28,962 --> 00:05:32,132 クロエも同じことを考えてた。 59 00:05:32,132 --> 00:05:34,901 でもね 無理なんだ。 60 00:05:34,901 --> 00:05:39,072 ヒナタの数学者も 無限牢獄に捕らわれているから。 61 00:05:39,072 --> 00:05:41,074 なんでだ? 62 00:05:41,074 --> 00:05:44,911 (クロノア)あの中では すべてのものが混ざり合うの。 63 00:05:44,911 --> 00:05:49,082 ヒナタの数学者だって すでに統合されているんだよ。 64 00:05:49,082 --> 00:05:53,253 それだけを救い出すなんて もう…。 65 00:05:53,253 --> 00:05:55,589 そんな…。 66 00:05:55,589 --> 00:05:57,757 (シズ)大丈夫だよ。 67 00:05:57,757 --> 00:06:00,093 ヒナタは とても強い子だから。 んっ! 68 00:06:00,093 --> 00:06:02,095 シズさん…。 69 00:06:02,095 --> 00:06:06,499 それに ヒナタだけじゃない。 クロエも助けてあげなきゃ。 70 00:06:08,602 --> 00:06:12,939 私も クロエに体を返したい。 戻ってきてほしい。 71 00:06:12,939 --> 00:06:14,941 クロエのことが心配なんだな。 72 00:06:14,941 --> 00:06:16,943 当たり前でしょう? 73 00:06:16,943 --> 00:06:21,114 私は クロエを助けるために 生まれてきたんだから。 74 00:06:21,114 --> 00:06:23,450 クロノア…。 75 00:06:23,450 --> 00:06:25,952 んっ! よ~し! 76 00:06:25,952 --> 00:06:29,289 あっ! ヒナタとクロエを 無限牢獄から 救い出そう! 77 00:06:29,289 --> 00:06:31,958 嘆くのは 結果が確定したあとだ! 78 00:06:31,958 --> 00:06:34,728 そうね! リムルの言うとおり! 79 00:06:34,728 --> 00:06:37,063 2人とも その意気だよ。 80 00:06:37,063 --> 00:06:41,568 そうと決まれば 何か 取っかかりを探したいが…。 81 00:06:41,568 --> 00:06:44,904 そうだ。 2人に呼びかけはできないか? 82 00:06:44,904 --> 00:06:46,906 うん。 やってみる! 83 00:06:51,244 --> 00:06:53,747 (クロノア)今は 落ち着いたからかな。 84 00:06:53,747 --> 00:06:57,918 クロエの存在は 無限牢獄の中に感じ取れるよ。 85 00:06:57,918 --> 00:07:01,254 でもね たぶんだけど➡ 86 00:07:01,254 --> 00:07:05,425 解除したら 体のほうが崩壊すると思う。 87 00:07:05,425 --> 00:07:08,428 んっ! 《どうすればいい? 88 00:07:08,428 --> 00:07:10,930 うまく 無限牢獄のエネルギーを制御しつつ➡ 89 00:07:10,930 --> 00:07:12,933 中を探るとか…》 90 00:07:12,933 --> 00:07:14,935 あっ そうだ! 《智慧之王先生➡ 91 00:07:14,935 --> 00:07:17,270 無限牢獄に 干渉できないか?》 92 00:07:17,270 --> 00:07:20,440 (智慧之王) 否。 今のままでは不可能です。 93 00:07:20,440 --> 00:07:22,442 最小単位である情報子への➡ 94 00:07:22,442 --> 00:07:24,444 干渉権限がありません。 95 00:07:24,444 --> 00:07:27,614 《リムル:情報子?》 (智慧之王)霊子よりも極小で➡ 96 00:07:27,614 --> 00:07:30,617 質量が限りなくゼロに近い物質です。 97 00:07:30,617 --> 00:07:35,388 この世のあらゆる物質は 必ず 情報子を含んでいます。 98 00:07:35,388 --> 00:07:39,559 空間は限定されますが 情報子の観測が可能となれば➡ 99 00:07:39,559 --> 00:07:42,062 干渉することも可能となります。 100 00:07:42,062 --> 00:07:46,066 てことは クロノアの情報子への 干渉権限があれば…。 101 00:07:46,066 --> 00:07:48,068 (クロノア)わかった。 えっ? 102 00:07:48,068 --> 00:07:52,405 必要なのよね? じゃあ その権限を譲渡するわ。 103 00:07:52,405 --> 00:07:55,241 ほっ… 本当に? まだ 何も説明してな…。 104 00:07:55,241 --> 00:07:58,411 告。 承認を確認しました。 うわ~! 《ちょっ…》 105 00:07:58,411 --> 00:08:01,014 《智慧之王:これより 干渉を開始します》 106 00:08:09,589 --> 00:08:12,926 (智慧之王) 終。 ユニークスキル 無限牢獄と➡ 107 00:08:12,926 --> 00:08:15,929 絶対切断と簒奪者を加え➡ 108 00:08:15,929 --> 00:08:17,931 大量の魔素をささげることで➡ 109 00:08:17,931 --> 00:08:20,433 アルティメットスキルへと進化させます。 110 00:08:20,433 --> 00:08:22,435 統合されたスキルが➡ 111 00:08:22,435 --> 00:08:26,439 アルティメットスキル 時空之王に進化しました。 112 00:08:26,439 --> 00:08:29,109 《イエス ノーで 問われもしない…》 113 00:08:29,109 --> 00:08:33,046 《智慧之王:告。 個体名クロエ・オベールの 別人格であった➡ 114 00:08:33,046 --> 00:08:37,384 意識体 クロノアを スキル管理権限を有する情報体➡ 115 00:08:37,384 --> 00:08:39,886 神智核へと最適化しました。 116 00:08:39,886 --> 00:08:44,224 今後は 主人格である クロエ・オベールとの切り替えが➡ 117 00:08:44,224 --> 00:08:46,726 いつでも可能です》 118 00:08:46,726 --> 00:08:49,729 さっ… さすがに やり過ぎでは…。 119 00:08:52,065 --> 00:08:54,401 リムル! あっ! (リムル)うわっ! 120 00:08:54,401 --> 00:08:56,569 すごい! 今の どうやったの? 121 00:08:56,569 --> 00:08:58,571 リムルが やったんだよね? 122 00:08:58,571 --> 00:09:01,408 (リムル)えっ…。 あ~ まあ ちょっとね。 フフッ…。 123 00:09:01,408 --> 00:09:05,412 《言えない。 俺のスキルが 好き勝手やりましたなんて…》 124 00:09:05,412 --> 00:09:07,747 やっぱり リムルは むちゃばっかりだね。 125 00:09:07,747 --> 00:09:09,749 大好き! うわっ! 126 00:09:09,749 --> 00:09:14,421 (クロエ)ちょ~っと! クロノア! 私より先に 何を勝手な! 127 00:09:14,421 --> 00:09:16,923 もしかして クロエ…。 128 00:09:16,923 --> 00:09:20,093 うん! うわっ! エヘヘ! 129 00:09:20,093 --> 00:09:22,429 もう! 私が抱きついてるのに! うっ…。 130 00:09:22,429 --> 00:09:24,597 クロノアは もう十分でしょ! 131 00:09:24,597 --> 00:09:28,101 《やっぱり便利すぎるね 心象風景!》 132 00:09:28,101 --> 00:09:31,104 (ヒナタ)いいご身分ね。 ギクッ! 133 00:09:31,104 --> 00:09:33,873 私が生き返れるかどうか わからないのに➡ 134 00:09:33,873 --> 00:09:35,875 とても うれしそうに見えるわ。 135 00:09:35,875 --> 00:09:38,044 なななな… 何をおっしゃいます? ヒナタさん! 136 00:09:38,044 --> 00:09:41,381 相変わらず お美しい…。 お世辞は いいわ。 137 00:09:41,381 --> 00:09:44,384 あっ はい…。 フッ…。 138 00:09:44,384 --> 00:09:46,719 でもさ…。 んっ? 139 00:09:46,719 --> 00:09:48,888 無事って言い方も変だけど➡ 140 00:09:48,888 --> 00:09:52,225 ヒナタと再会できて 本当に うれしいよ。 141 00:09:52,225 --> 00:09:55,061 んっ…。 ありがと。 142 00:09:55,061 --> 00:09:58,231 あっ! 143 00:09:58,231 --> 00:10:00,233 フッ…。 144 00:10:00,233 --> 00:10:03,736 先生…。 あっ…。 145 00:10:08,408 --> 00:10:11,244 先生 ごめんなさい。 146 00:10:11,244 --> 00:10:14,747 私は 先生に 迷惑をかけたくなくて…。 147 00:10:14,747 --> 00:10:17,584 わかっていたよ ヒナタ。 148 00:10:17,584 --> 00:10:21,754 当時は気付いてあげられなくて こっちこそ ごめんね。 149 00:10:21,754 --> 00:10:24,757 そして ありがとう。 えっ…。 150 00:10:26,759 --> 00:10:28,761 フッ…。 あっ…。 151 00:10:28,761 --> 00:10:32,765 私を救ってくれて 一緒に旅をした勇者は➡ 152 00:10:32,765 --> 00:10:34,767 あなただったんだね。 153 00:10:34,767 --> 00:10:39,772 んっ…。 はい 先生。 154 00:10:39,772 --> 00:10:44,277 フフッ! クロエも あんなに小さかったのに➡ 155 00:10:44,277 --> 00:10:46,446 本当に立派になったね。 156 00:10:46,446 --> 00:10:49,282 あっ はい! 157 00:10:49,282 --> 00:10:52,285 フフフッ! アハハ! 158 00:10:52,285 --> 00:10:54,454 うんうん。 159 00:10:54,454 --> 00:11:05,298 ♬~ 160 00:11:05,298 --> 00:11:07,500 んっ! (ヒナタ)先生? 161 00:11:09,802 --> 00:11:11,804 シズさん! 162 00:11:11,804 --> 00:11:16,309 もう行かなきゃ。 わかってるんでしょう? 163 00:11:16,309 --> 00:11:19,646 私は 幻影にすぎないって。 164 00:11:19,646 --> 00:11:21,648 先生…。 165 00:11:21,648 --> 00:11:25,318 夢は いつか 覚めるのよ。 166 00:11:25,318 --> 00:11:29,155 あなたたちに会えて よかったよ。 167 00:11:29,155 --> 00:11:31,558 子どもたちも元気みたいだし。 168 00:11:34,260 --> 00:11:37,597 リムル ヒナタを頼んだよ。 169 00:11:37,597 --> 00:11:40,934 リムルさんなら 大丈夫よね? 期待しているわよ。 170 00:11:40,934 --> 00:11:43,102 《プッ… プレッシャーが…》 171 00:11:43,102 --> 00:11:48,007 んっ…。 任せろ! ヒナタ すぐに 助け出してやるよ! 172 00:11:54,948 --> 00:11:56,950 フフッ! 173 00:12:01,955 --> 00:12:03,957 あっ! 174 00:12:05,959 --> 00:12:09,295 (リムル)クロノア。 (ヴェルドラ) おう! 無事だったか リムルよ。 175 00:12:09,295 --> 00:12:12,131 (レオン)首尾は? 今は 眠ってもらっている。 176 00:12:12,131 --> 00:12:14,133 2人は 引き続き 邪魔が入らないよう➡ 177 00:12:14,133 --> 00:12:16,135 警戒しててくれないか? 178 00:12:16,135 --> 00:12:18,838 任せろ! 後で ちゃんと説明してもらうぞ。 179 00:12:28,147 --> 00:12:31,150 んっ! 《ヒナタの意識は浮上させたが➡ 180 00:12:31,150 --> 00:12:35,421 肝心の魂… 数学者は クロエの時空之王の中に➡ 181 00:12:35,421 --> 00:12:37,590 残されたままだ。 182 00:12:37,590 --> 00:12:39,759 同化して消滅していないだけで➡ 183 00:12:39,759 --> 00:12:42,095 分離させるのは難しい》 184 00:12:42,095 --> 00:12:46,265 (智慧之王)解。 数学者の 代わりとなるエネルギーを用意して➡ 185 00:12:46,265 --> 00:12:48,935 入れかえる必要があります。 186 00:12:48,935 --> 00:12:53,439 《更に 同時に 蘇生魔法での救出も必要だ。 187 00:12:53,439 --> 00:12:56,943 ヒナタの蘇生は 俺だけじゃ難しい》 188 00:13:02,448 --> 00:13:06,285 (グランベル) この 無慈悲な世界では➡ 189 00:13:06,285 --> 00:13:11,457 力なき正義に 意味などない。 190 00:13:11,457 --> 00:13:18,298 立ちはだかる困難すら 克服できぬなら➡ 191 00:13:18,298 --> 00:13:24,137 人類を守るなど 到底… 不可能…。 192 00:13:24,137 --> 00:13:26,973 ハァ… ハァ…。 193 00:13:26,973 --> 00:13:31,811 ならば いっそ 守護者たる勇者の手で➡ 194 00:13:31,811 --> 00:13:35,415 世界など 滅んでしまえばよいのです。 195 00:13:35,415 --> 00:13:40,420 (ルミナス)そうか。 貴様は 最後の賭けに出たのか。 196 00:13:40,420 --> 00:13:44,924 本当の望みは クロノアを 暴走させることなどではなく➡ 197 00:13:44,924 --> 00:13:48,261 勇者として 正しく覚醒させ➡ 198 00:13:48,261 --> 00:13:51,097 人類の希望となってもらうこと。 199 00:13:51,097 --> 00:13:57,003 人類を守ろうという願いは 今も変わっておらぬのだな。 200 00:13:58,938 --> 00:14:03,943 不器用な男じゃ。 長い時を経ても なお。 201 00:14:03,943 --> 00:14:06,779 あっ…。 202 00:14:06,779 --> 00:14:14,954 私の悲願など… 彼女の 時の重圧を前にしては軽い。 203 00:14:14,954 --> 00:14:21,461 あなたと 魔王リムル それに 彼女が加われば…。 204 00:14:21,461 --> 00:14:25,965 貴様は 十分に役目を果たした。 205 00:14:25,965 --> 00:14:29,802 あとは わらわに任せて ゆるりと休むがよい。 206 00:14:29,802 --> 00:14:35,241 ルミナス様 1つ お願いが…。 207 00:14:35,241 --> 00:14:37,243 なんじゃ? 208 00:14:37,243 --> 00:14:44,951 私の希望を あの娘に託したく…。 209 00:14:48,421 --> 00:14:50,423 よかろう。 210 00:14:50,423 --> 00:14:52,425 ああ…。 ハァ…。 211 00:15:10,777 --> 00:15:13,446 因果から解き放たれたか。 212 00:15:13,446 --> 00:15:16,449 安らかに眠るがよい。 213 00:15:23,456 --> 00:15:25,458 待たせたな。 214 00:15:25,458 --> 00:15:29,128 ルミナス 俺が クロエのスキルに干渉するから➡ 215 00:15:29,128 --> 00:15:32,799 その隙に ヒナタの魂を回収してほしいんだ。 216 00:15:32,799 --> 00:15:36,402 代わりに注入するエネルギーが 必要なんだが…。 217 00:15:36,402 --> 00:15:40,072 心配いらぬ。 わらわが なんとかしよう。 218 00:15:40,072 --> 00:15:43,075 えっ? そうか。 219 00:15:54,253 --> 00:15:57,590 《見つけた! ヒナタの魂!》 220 00:15:57,590 --> 00:16:01,093 ルミナス! うむ。 221 00:16:01,093 --> 00:16:03,095 リ・バース! 222 00:16:06,098 --> 00:16:09,101 《なんだ? この超高レベルな…》 223 00:16:09,101 --> 00:16:11,938 《智慧之王:解析鑑定に 失敗しました。 224 00:16:11,938 --> 00:16:14,941 アルティメットスキルに相当する権能です》 225 00:16:14,941 --> 00:16:17,276 《リムル:ルミナスなら 不思議じゃないか。 226 00:16:17,276 --> 00:16:19,979 むしろ 安心して任せられる》 227 00:16:22,281 --> 00:16:25,284 《リムル:ヒナタのかけらは ユニークスキル 数学者として➡ 228 00:16:25,284 --> 00:16:27,286 1つになってる》 229 00:16:29,288 --> 00:16:31,290 んっ! 230 00:16:33,226 --> 00:16:36,062 よし 分離は成功だ。 231 00:16:36,062 --> 00:16:39,565 あとは…。 232 00:16:39,565 --> 00:16:44,570 《なんだ? 入れかえる魂より はるかに エネルギーが大きいが…》 233 00:16:44,570 --> 00:16:55,414 ♬~ 234 00:16:55,414 --> 00:16:58,417 《ルミナス:クロエ そして ヒナタよ。 235 00:16:58,417 --> 00:17:03,022 今度こそ 戻ってくるがよい。 わらわの元へ》 236 00:17:10,263 --> 00:17:12,265 あっ…。 あっ…。 237 00:17:12,265 --> 00:17:14,267 あっ! 238 00:17:18,604 --> 00:17:20,606 あっ…。 239 00:17:20,606 --> 00:17:23,943 フッ…。 240 00:17:23,943 --> 00:17:27,446 あっ…。 あっ リムルさん! 241 00:17:27,446 --> 00:17:29,448 うわっ! 242 00:17:31,617 --> 00:17:35,388 《あれ? 予想してた感触と違うけど➡ 243 00:17:35,388 --> 00:17:37,390 この反応は…》 244 00:17:37,390 --> 00:17:40,059 おかえり クロエ。 245 00:17:40,059 --> 00:17:43,062 ただいま リムルさん! 246 00:17:43,062 --> 00:17:45,064 《やっぱり クロエだ》 247 00:17:47,233 --> 00:17:51,070 どういうことだね? リムル。 (リムル)えっ? 248 00:17:51,070 --> 00:17:53,572 詳しく聞きたいわね。 えっ!? 249 00:17:53,572 --> 00:17:56,409 おっ… おいおい とりあえず 落ち着こう? 250 00:17:56,409 --> 00:18:00,246 ん~…。 《リムル:というか なんで レオンが キレてるんだ?》 251 00:18:00,246 --> 00:18:03,249 2人とも 無事で何よりじゃ。 あっ…。 252 00:18:03,249 --> 00:18:05,251 あっ… ルミナス! 253 00:18:05,251 --> 00:18:07,920 よい。 まだ座っておれ。 254 00:18:07,920 --> 00:18:10,756 いいえ お礼を言わせて。 255 00:18:10,756 --> 00:18:15,594 ありがとう ルミナス 約束を守ってくれて。 256 00:18:15,594 --> 00:18:18,097 うん! 本当に ありがとう! 257 00:18:18,097 --> 00:18:20,266 また こうして…。 258 00:18:20,266 --> 00:18:24,270 ううん。 ルミナスと未来で会えて うれしい! 259 00:18:24,270 --> 00:18:29,442 なに 礼には及ばぬ。 260 00:18:29,442 --> 00:18:32,445 ほんの数百年の話じゃ。 261 00:18:32,445 --> 00:18:35,214 フッ…。 フフッ! 262 00:18:35,214 --> 00:18:37,216 フッ…。 ♬(音楽) 263 00:18:37,216 --> 00:18:39,552 あっ! フッ! ♬(音楽) 264 00:18:39,552 --> 00:18:49,562 ♬~ 265 00:18:49,562 --> 00:19:01,073 ♬~ 266 00:19:01,073 --> 00:19:03,075 ((グラン:起きたかい? 267 00:19:05,077 --> 00:19:07,079 (マリア)グラン…。 268 00:19:07,079 --> 00:19:11,751 夢を見たわ。 とても不思議な夢。 夢? 269 00:19:11,751 --> 00:19:15,755 私は そこで とても わがままな 女の子だったの。 270 00:19:15,755 --> 00:19:17,757 君がかい? 271 00:19:17,757 --> 00:19:21,927 どうして 私は あのスライムさんを 信じなかったのかしら? 272 00:19:21,927 --> 00:19:25,598 夢だから… と言ってしまうと 不粋かな? 273 00:19:25,598 --> 00:19:28,934 もう 真面目に答えてよ! ハハハ! 274 00:19:28,934 --> 00:19:33,039 人は 臆病だからね。 275 00:19:33,039 --> 00:19:37,209 相手を疑わない者の心は美しい。 276 00:19:37,209 --> 00:19:43,049 だが 私は 為政者は 誰よりも 慎重でなければならないと思う。 277 00:19:43,049 --> 00:19:45,051 それじゃ いつまでたっても➡ 278 00:19:45,051 --> 00:19:47,887 人は 心から 理解し合えないじゃないの。 279 00:19:47,887 --> 00:19:51,557 夢の話だろう? ええ そうよ。 280 00:19:51,557 --> 00:19:54,727 でも 次に また同じ夢を見たら➡ 281 00:19:54,727 --> 00:19:58,230 今度こそ あのスライムさんを信じると 決めたわ! 282 00:19:58,230 --> 00:20:02,735 そしたら きっと とても仲よくなれると思うもの! 283 00:20:02,735 --> 00:20:06,072 そうか。 そうだろうね。 284 00:20:06,072 --> 00:20:10,076 それで グランは どんな夢を見たのかしら? 285 00:20:10,076 --> 00:20:12,578 私かい? 286 00:20:12,578 --> 00:20:15,581 私は…。 287 00:20:15,581 --> 00:20:17,583 あっ…。 288 00:20:19,752 --> 00:20:21,754 (鳴き声) 289 00:20:25,925 --> 00:20:29,762 あっ…。 んっ…。 290 00:20:29,762 --> 00:20:32,765 いい夢さ。 とてもね。 291 00:20:34,767 --> 00:20:36,769 うん。 292 00:20:36,769 --> 00:20:40,106 (グラン)さて ラズルを待たせるのも悪いし➡ 293 00:20:40,106 --> 00:20:43,442 そろそろ 出発しようか。 忘れ物はない? 294 00:20:43,442 --> 00:20:47,113 ああ 大丈夫だ。 295 00:20:47,113 --> 00:20:52,118 君がいれば 他には 何もいらないから。 296 00:20:52,118 --> 00:20:55,121 行こう。 297 00:20:55,121 --> 00:20:58,457 皆が待つ 約束の場所へ)) 298 00:20:58,457 --> 00:21:07,633 ♬~ 299 00:21:07,633 --> 00:21:12,138 (拍手と歓声) 300 00:21:12,138 --> 00:21:22,982 (拍手) 301 00:21:22,982 --> 00:21:28,988 グランは 妻が死んだ時点で 狂っておったのじゃろうな。 302 00:21:28,988 --> 00:21:32,925 そして あやつの希望だった マリアベルが死に➡ 303 00:21:32,925 --> 00:21:36,262 再び 狂って 反転した。 304 00:21:36,262 --> 00:21:40,933 それで考えたのが 真なる勇者を 覚醒させる計画って…。 305 00:21:40,933 --> 00:21:44,103 世界が崩壊する危機すら あったのに? 306 00:21:44,103 --> 00:21:47,940 生真面目で 不器用な男じゃからな。 307 00:21:47,940 --> 00:21:52,111 それだけ 人類への愛が 大きかったんだろうな。 308 00:21:52,111 --> 00:21:54,947 《愚かだ… とは言えないな》 309 00:21:54,947 --> 00:21:56,949 (クロエ)リムルさ~ん! んっ! 310 00:21:56,949 --> 00:21:59,118 話したいことがあったんだ! 311 00:21:59,118 --> 00:22:01,120 話? 312 00:22:01,120 --> 00:22:03,122 おお… なんだ? 313 00:22:03,122 --> 00:22:06,625 ていうか やっぱり 前より 存在力が増えてるよな? 314 00:22:06,625 --> 00:22:08,627 気のせいであろう。 315 00:22:08,627 --> 00:22:11,463 いや 確かに リムルの言うとおり…。 316 00:22:11,463 --> 00:22:14,967 黙れ! とかげ風情の意見など 聞いておらぬわ! 317 00:22:14,967 --> 00:22:17,803 ひぃっ! 《なんか この話題 地雷っぽいな。 318 00:22:17,803 --> 00:22:19,805 触れないほうが無難か…》 319 00:22:19,805 --> 00:22:22,141 (レオン)いいや ルミナス。 (クロエ/リムル)んっ? 一見すると➡ 320 00:22:22,141 --> 00:22:24,977 超絶美少女にしか見えない クロエだが➡ 321 00:22:24,977 --> 00:22:27,813 その本質は クロノアだったときよりも上だろう? 322 00:22:27,813 --> 00:22:30,649 うっ! 《空気 読め! 元勇者! 323 00:22:30,649 --> 00:22:32,651 ていうか 「超絶美少女」って➡ 324 00:22:32,651 --> 00:22:35,087 もはや 本性 隠そうともしてないし!》 325 00:22:35,087 --> 00:22:38,757 それより クロエ 少し リムルに くっつき過ぎではないか? 326 00:22:38,757 --> 00:22:42,261 えっ? そうかな? うむ。 離れたほうがよかろう。 327 00:22:42,261 --> 00:22:45,431 んっ…。 もう! レオンお兄ちゃん➡ 328 00:22:45,431 --> 00:22:47,933 ちょっと 私に 執着し過ぎだよ! あっ! 329 00:22:47,933 --> 00:22:49,935 そんなんじゃ 彼女できないよって➡ 330 00:22:49,935 --> 00:22:52,271 いつも 忠告してたでしょ? 331 00:22:52,271 --> 00:22:54,273 リムルさん こっち。 んっ? 332 00:22:54,273 --> 00:22:56,775 んっ! なっ…。 アハハ…。 333 00:22:56,775 --> 00:22:58,777 あっ… あっ…。 (リムル)うん。 少しだけ➡ 334 00:22:58,777 --> 00:23:02,081 レオンに優しくしてやろう。 あっ…。 335 00:23:04,450 --> 00:23:08,120 あのね 私 勇者として 本当の意味で➡ 336 00:23:08,120 --> 00:23:10,289 覚醒したみたいなの。 えっ! 337 00:23:10,289 --> 00:23:13,459 私の中で育ってた 勇者の卵と➡ 338 00:23:13,459 --> 00:23:15,461 ヒナタが温めていた卵が➡ 339 00:23:15,461 --> 00:23:17,463 1つに くっついちゃった。 340 00:23:17,463 --> 00:23:19,632 クロエ! そんな重大な話は…。 341 00:23:19,632 --> 00:23:23,135 大丈夫。 もう 誰にも 見られてないよ。 342 00:23:23,135 --> 00:23:25,804 《そうだ。 クロエは もう➡ 343 00:23:25,804 --> 00:23:27,973 見た目どおりの 子どもじゃないんだ。 344 00:23:27,973 --> 00:23:32,478 1人の体に 2つの卵か。 345 00:23:32,478 --> 00:23:35,581 そんな 起こりえない奇跡が…。 346 00:23:35,581 --> 00:23:37,917 いや 違うな。 347 00:23:37,917 --> 00:23:41,086 無限に繰り返された であろう輪廻を➡ 348 00:23:41,086 --> 00:23:44,256 純粋なまま超克した クロエだから…。 349 00:23:44,256 --> 00:23:47,259 絶望を はねのけた その不屈の意志こそが➡ 350 00:23:47,259 --> 00:23:49,595 真なる勇者 クロエ・オベールを➡ 351 00:23:49,595 --> 00:23:51,930 覚醒させたんだ》 352 00:23:51,930 --> 00:23:55,434 よく頑張ったな。 んっ? 353 00:23:55,434 --> 00:24:00,272 俺も お前を見習って 何があっても諦めないと誓うよ。 354 00:24:00,272 --> 00:24:03,108 うん! 355 00:24:03,108 --> 00:24:05,444 (ケンヤ)お~い! クロエ! 356 00:24:05,444 --> 00:24:07,446 あっ! は~い! 357 00:24:10,616 --> 00:24:12,818 フフッ! フッ!