1 00:00:18,519 --> 00:00:20,980 (ゴブタ:リムル) おぉ~ 2 00:00:22,982 --> 00:00:25,985 (エヴァ) 滞在中 不便な点が ございましたら 3 00:00:25,985 --> 00:00:28,487 遠慮なく申し付けてください 4 00:00:28,487 --> 00:00:30,489 (カガリ) ありがとうございます 5 00:00:35,494 --> 00:00:39,999 ここって あの魔王クレイマンの 居城だった所ですよね? 6 00:00:39,999 --> 00:00:41,500 (団長) ああ 7 00:00:41,500 --> 00:00:45,504 (ゴブタ) リムル様 城の中に 遺跡があるんすか? 8 00:00:45,504 --> 00:00:49,508 (リムル) まさか 城を抜けた先に 入り口があるんだよ 9 00:00:49,508 --> 00:00:51,010 クレイマンの城は 10 00:00:51,010 --> 00:00:55,014 古代遺跡アムリタの上に 建てられていたってわけだ 11 00:00:55,014 --> 00:00:59,018 おぉ~ 絶景っすね~! 12 00:00:59,018 --> 00:01:01,020 (ミリム) 楽しみだな リムル! 13 00:01:01,020 --> 00:01:02,980 (リムル) 危ないから ちゃんと前見て歩け… 14 00:01:02,980 --> 00:01:04,982 (ミリム) うわわ…! 15 00:01:04,982 --> 00:01:06,484 (こけた音) 16 00:01:06,484 --> 00:01:07,985 ったく… 17 00:01:10,488 --> 00:01:12,490 (エヴァ) こちらが古代遺跡 18 00:01:12,490 --> 00:01:14,992 地底都市アムリタへの 入り口となります 19 00:01:14,992 --> 00:01:17,995 いよいよですね! ええ 20 00:01:26,504 --> 00:01:32,510 (扉が開く音) 21 00:01:32,510 --> 00:01:34,512 うわ~! おぉ! 22 00:01:37,515 --> 00:01:39,517 (ゴブタ:ミリム) おぉ~! 23 00:01:39,517 --> 00:01:42,019 (ゴブタ) すっげ~! 24 00:01:44,522 --> 00:01:47,983 ここが 古代遺跡アムリタか 25 00:01:49,985 --> 00:01:53,989 《アムリタには 元となった都市がある》 26 00:01:57,993 --> 00:02:00,496 (カガリ)《超魔導大国ソーマ》 27 00:02:00,496 --> 00:02:03,499 《はるか昔に存在した その国は 28 00:02:03,499 --> 00:02:08,003 エルフの楽園として 栄華を極めていた》 29 00:02:08,003 --> 00:02:10,506 《しかし…》 30 00:02:10,506 --> 00:02:14,009 《一部の者が起こした 愚かな行いによって 31 00:02:14,009 --> 00:02:16,512 竜皇女の怒りを買い 32 00:02:16,512 --> 00:02:19,515 楽園は一夜にして廃虚と化した》 33 00:02:22,518 --> 00:02:26,480 (カガリ)《そして 国を滅ぼした 罪によって呪われ 34 00:02:26,480 --> 00:02:28,983 ダークエルフとなった者たちは 35 00:02:28,983 --> 00:02:33,988 竜皇女の目から逃れるように 新天地を目指した》 36 00:02:33,988 --> 00:02:37,491 《そこには かつての私もいた》 37 00:02:37,491 --> 00:02:42,997 《逃げるように落ち延びた地で 私たちは都を興した》 38 00:02:42,997 --> 00:02:45,499 《エルフの技術が失われぬよう 39 00:02:45,499 --> 00:02:50,004 その全てを形にして残すために》 40 00:02:50,004 --> 00:02:52,506 《こうして生まれたのが 41 00:02:52,506 --> 00:02:57,011 傀儡国ジスターヴの首都 アムリタであり 42 00:02:57,011 --> 00:03:01,515 古代遺跡アムリタの 真の姿なのだ》 43 00:03:03,017 --> 00:03:07,980 ♪~ 44 00:04:26,517 --> 00:04:31,480 ~♪ 45 00:04:35,985 --> 00:04:38,112 (シオン) 遺跡というより… 46 00:04:38,112 --> 00:04:39,989 (ゴブタ) 街みたいっすね 47 00:04:39,989 --> 00:04:43,492 今でも住んでいる人が いるなんてな 48 00:04:43,492 --> 00:04:45,995 ええ 想像もしてなかったです 49 00:04:45,995 --> 00:04:48,497 遺跡の内部は三層になっており 50 00:04:48,497 --> 00:04:52,001 上層部である ここは 我々の居住区として 51 00:04:52,001 --> 00:04:54,503 利用させてもらっているのです 52 00:04:54,503 --> 00:04:59,008 あの… 地下遺跡のはずですが この光は? 53 00:04:59,008 --> 00:05:02,011 魔法によるものです (リムル) ん… 54 00:05:02,011 --> 00:05:05,014 (エヴァ) 太陽の運行と 連動しているのですわ 55 00:05:05,014 --> 00:05:07,016 なんと! いにしえの魔法が 56 00:05:07,016 --> 00:05:09,518 そのまま効果を 発揮しているのか! 57 00:05:09,518 --> 00:05:12,021 これだけでも大発見ですね! 58 00:05:12,021 --> 00:05:13,480 ほ~ 59 00:05:13,480 --> 00:05:17,985 ミリム 遺跡調査が終われば ここはお前の領地になるが 60 00:05:17,985 --> 00:05:19,987 よければ ここの人たちは 61 00:05:19,987 --> 00:05:22,489 このまま 住まわせてやってくれないか? 62 00:05:23,991 --> 00:05:26,493 うむ 分かったのだ! 63 00:05:26,493 --> 00:05:29,997 ありがとうございます 魔王ミリム様 64 00:05:29,997 --> 00:05:31,498 気にするな 65 00:05:31,498 --> 00:05:33,500 お前たちも ワタシの民なのだから 66 00:05:33,500 --> 00:05:37,504 ちゃんと役目を果たしてくれれば それでいいのだ 67 00:05:41,008 --> 00:05:45,012 (エヴァ) こちらが中層階へ通じる扉です 68 00:05:49,516 --> 00:05:53,020 中層以降の調査は 進んでいるのかしら? 69 00:05:53,020 --> 00:05:58,484 いえ 最下層には墳墓があると お聞きしたことはございますが 70 00:05:58,484 --> 00:06:01,487 中層に続く こちらの扉を開けられるのは 71 00:06:01,487 --> 00:06:04,490 クレイマン様だけでしたから 72 00:06:04,490 --> 00:06:08,494 え? 開けられないなら どうやって中を探索するっす? 73 00:06:08,494 --> 00:06:12,498 フッフッフ~ 甘いぞ ゴブタよ シオン! 74 00:06:12,498 --> 00:06:13,999 お任せください! 75 00:06:13,999 --> 00:06:16,502 私が一刀の下 切り捨ててみせましょう! 76 00:06:16,502 --> 00:06:18,504 (リムル) ダメに決まってるだろ~! 77 00:06:18,504 --> 00:06:21,006 (リムル) も~ (カガリ) なるほど… 78 00:06:21,006 --> 00:06:24,009 古代魔法による仕掛けですね 79 00:06:24,009 --> 00:06:26,011 無理に こじ開けようとすれば 80 00:06:26,011 --> 00:06:29,014 都市の防衛機構が 目覚める仕組みのようですわ 81 00:06:29,014 --> 00:06:32,017 (ミリム:シオン) うっ! 対侵入者用の罠ってことか 82 00:06:32,017 --> 00:06:34,520 斬り付けなくてよかったっすね 83 00:06:34,520 --> 00:06:37,481 そ… そもそも 大昔のカラクリなのだろう? 84 00:06:37,481 --> 00:06:39,983 そうだ! いまだに罠が生きているとは 85 00:06:39,983 --> 00:06:41,985 考えにくいではないか 86 00:06:41,985 --> 00:06:43,987 生きてると思いますよ 87 00:06:43,987 --> 00:06:47,491 あの光の魔法が1000年たっても 機能しているんですから 88 00:06:47,491 --> 00:06:49,493 (ミリム:シオン) うぅ… (ゴブタ) へぇ~ 89 00:06:49,493 --> 00:06:52,996 では 扉の解析を始めましょうか 90 00:06:56,500 --> 00:06:58,502 見たことのない術式だな 91 00:06:58,502 --> 00:07:02,005 そこを組み合わせれば… (隊員) そうだな やってみよう 92 00:07:02,005 --> 00:07:05,509 なぁ クレイマンは 中層階へ下りれたんだよな? 93 00:07:05,509 --> 00:07:08,512 ヤツも遺跡の 関係者だったりするのか? 94 00:07:08,512 --> 00:07:13,016 う~ん… あやつが台頭したのは 最近だったし 95 00:07:13,016 --> 00:07:16,520 昔の遺跡と関係があったようには 思えないのだ 96 00:07:16,520 --> 00:07:19,982 恐らく この魔法術式を 解いたのでしょう 97 00:07:19,982 --> 00:07:21,984 クレイマンは そういったことが 98 00:07:21,984 --> 00:07:24,486 得意な魔王だったと 記憶しておりますわ 99 00:07:24,486 --> 00:07:28,991 《そういえばヤツは どんな能力を 持っていたんだっけ?》 100 00:07:28,991 --> 00:07:32,494 (ラファエル) 解 「操演者(アヤツルモノ)」という ユニークスキルです 101 00:07:32,494 --> 00:07:36,498 地脈を読み その流れを 操作することが可能でした 102 00:07:36,498 --> 00:07:40,002 《ん? ということは ヤツを捕食した俺にも?》 103 00:07:40,002 --> 00:07:42,004 (ラファエル) もちろん 可能です 104 00:07:42,004 --> 00:07:44,506 (隊員) これは長期戦になりますね… 105 00:07:44,506 --> 00:07:47,509 なんの 腰を据えて解析に当たろう 106 00:07:47,509 --> 00:07:50,012 (リムル) ちょっと俺にも 見せてもらってもいいかな? 107 00:07:50,012 --> 00:07:53,015 (隊員たち) ん? (団長) 魔王様? 108 00:07:57,019 --> 00:08:02,983 なるほどね 魔法術式が重なって より複雑に見えてるんだ 109 00:08:02,983 --> 00:08:06,486 (リムル)《この扉の魔法術式は 大別して3つ》 110 00:08:06,486 --> 00:08:08,989 《扉の封鎖を目的としたものと 111 00:08:08,989 --> 00:08:12,993 地脈から流れ込むエネルギーを 壁全体へ巡らせているもの》 112 00:08:12,993 --> 00:08:16,997 《そして 偶然開けさせないための罠》 113 00:08:18,498 --> 00:08:21,001 この罠が厄介だな 114 00:08:21,001 --> 00:08:23,462 起動させたら 地脈のエネルギーが途絶え 115 00:08:23,462 --> 00:08:26,006 この階層を照らす光も消える 116 00:08:26,006 --> 00:08:30,469 暗闇の中 侵入者の排除に 全エネルギーが回されるわけだ 117 00:08:30,469 --> 00:08:35,015 んで これが 一番新しい魔法術式だな 118 00:08:35,015 --> 00:08:38,477 あれ? 何か 余計なのが混じってるぞ 119 00:08:40,479 --> 00:08:42,481 おぉ~! 120 00:08:42,481 --> 00:08:44,483 《俺だけなら チンプンカンプンだけど 121 00:08:44,483 --> 00:08:46,985 ラファエル先生の サポートがあれば 122 00:08:46,985 --> 00:08:49,488 パズルみたいなものだな》 123 00:08:49,488 --> 00:08:53,492 (リムル) ここを消して 正しい魔法術式にしてやれば… 124 00:08:54,493 --> 00:08:58,497 解けた! あとはこれを繰り返して… 125 00:08:59,498 --> 00:09:00,999 (リムル) あ… 126 00:09:00,999 --> 00:09:04,002 しまった~~! 127 00:09:04,002 --> 00:09:08,507 調査隊の仕事だったのに 面白くて つい… 128 00:09:08,507 --> 00:09:10,509 さすがです リムル様! 129 00:09:10,509 --> 00:09:13,011 リムル様って そういうとこあるっすよね~ 130 00:09:13,011 --> 00:09:16,014 (リムル) くそぉ… ゴブタに言われるとは… 131 00:09:16,014 --> 00:09:17,516 (隊員) すごいですね… 132 00:09:17,516 --> 00:09:21,019 ああ あんなに複雑な術式を 133 00:09:21,019 --> 00:09:22,980 ごめん つい… 134 00:09:22,980 --> 00:09:25,482 出しゃばるつもりは なかったんだけど… 135 00:09:25,482 --> 00:09:28,485 何 おっしゃってるんですか! こんなステキなロマンを前に 136 00:09:28,485 --> 00:09:30,988 出しゃばらなくて どうするんです! 137 00:09:30,988 --> 00:09:32,990 さぁ 一体 どのように解析したのか 138 00:09:32,990 --> 00:09:35,993 教えてください! 魔王様! 139 00:09:38,495 --> 00:09:40,497 ここの模様が邪魔していたのね 140 00:09:40,497 --> 00:09:42,499 なるほど そういうことか 141 00:09:42,499 --> 00:09:47,504 (リムル)《さすが本職 プライドより 知識欲や探究心の方が上らしい》 142 00:09:47,504 --> 00:09:49,506 《軽く教えただけで 143 00:09:49,506 --> 00:09:52,009 あっという間に コツをつかんでしまった》 144 00:09:57,514 --> 00:09:59,016 (一同) おぉ~! 145 00:09:59,016 --> 00:10:00,517 全部解けた~! 146 00:10:00,517 --> 00:10:03,020 なぁなぁ 早く行こう リムルよ! 147 00:10:03,020 --> 00:10:05,981 ああ と言いたいところだけど 148 00:10:05,981 --> 00:10:08,483 日も暮れてきたみたいだし 149 00:10:08,483 --> 00:10:11,987 本格的な探索は あしたからにしよう 150 00:10:19,995 --> 00:10:23,999 (リムル) 本当に地上と連動してるんだな 151 00:10:23,999 --> 00:10:25,500 どうだ? ミリム 152 00:10:25,500 --> 00:10:28,503 調査員たちに 不穏な動きはあったか? 153 00:10:28,503 --> 00:10:31,006 いや 何もなかったのだ 154 00:10:31,006 --> 00:10:35,010 カガリさんは どうだ? 何か連絡を取っているとか 155 00:10:35,010 --> 00:10:40,515 ないな 思念伝達や魔法通話なら ワタシには筒抜けなのだ 156 00:10:40,515 --> 00:10:45,020 《となると 調査員は全員シロ… かな?》 157 00:10:45,020 --> 00:10:47,481 (ラファエル) 告 断言はできません 158 00:10:47,481 --> 00:10:52,486 魂の回廊がつながっていれば 秘匿回線の構築が可能です 159 00:10:52,486 --> 00:10:55,989 《まだ安心とは言えないか》 160 00:10:55,989 --> 00:10:58,492 (リムル) まっ 取りあえず今日は寝るか 161 00:10:58,492 --> 00:11:02,496 (ミリム) え~ あしたが楽しみ過ぎて 寝れそうにないのだ! 162 00:11:02,496 --> 00:11:04,498 (リムル) 遠足かよ! 163 00:11:04,498 --> 00:11:10,003 (いびき) 164 00:11:14,508 --> 00:11:18,512 (扉が開く音) 165 00:11:18,512 --> 00:11:22,516 成功… ですわね お見事です 166 00:11:30,482 --> 00:11:33,485 一気に圧迫感が増したっすね 167 00:11:33,485 --> 00:11:36,988 何だか テンペストの ダンジョンみたいだな 168 00:11:40,492 --> 00:11:43,995 (リムル)《魔力感知で調べてるが まるで迷路だ》 169 00:11:43,995 --> 00:11:49,000 《もしかしたら中層階そのものが 侵入者対策なのかもしれない》 170 00:11:53,004 --> 00:11:55,507 おぉ… すごい! 171 00:11:55,507 --> 00:11:57,509 あ… 172 00:11:57,509 --> 00:12:01,012 (隊員) この壁画 当時の生活を 描いてるみたいです 173 00:12:01,012 --> 00:12:03,014 (隊員) 状態がいいな 174 00:12:03,014 --> 00:12:06,518 これだけで美術品としての 価値があるぞ 175 00:12:06,518 --> 00:12:08,520 感慨深いな 176 00:12:08,520 --> 00:12:12,482 おとぎ話でしか語られないような 古代文明の一端に 177 00:12:12,482 --> 00:12:15,485 こうして 触れることができるなんて 178 00:12:16,486 --> 00:12:19,990 ふ~ん そう言われてみると 179 00:12:19,990 --> 00:12:23,994 何となく昔のことを思い出すのだ 180 00:12:25,495 --> 00:12:26,997 (リムル)《そうか…》 181 00:12:26,997 --> 00:12:30,000 《ミリムは友達の小竜が 殺されたのをきっかけに 182 00:12:30,000 --> 00:12:32,502 魔王に覚醒した》 183 00:12:32,502 --> 00:12:36,006 《俺たちからすれば おとぎ話になるほど大昔だが 184 00:12:36,006 --> 00:12:40,510 ミリムにとっては 思い出なんだよな…》 185 00:12:40,510 --> 00:12:42,512 (リムル) ミリム ん? 186 00:12:42,512 --> 00:12:45,515 腹へっただろ お昼にしようか 187 00:12:46,516 --> 00:12:48,518 食べるのだ! 188 00:12:50,979 --> 00:12:54,983 さ~て 飯 飯 でも 火はどうしましょう? 189 00:12:54,983 --> 00:12:56,485 (リムル) あの~ (2人) ん? 190 00:12:56,485 --> 00:12:58,987 お昼だったら 191 00:13:00,489 --> 00:13:04,993 (リムル)ダークエルフの長老に頼んで お弁当を用意してもらいました! 192 00:13:04,993 --> 00:13:08,497 ちょっと待って! このスープ熱々なんだけど!? 193 00:13:08,497 --> 00:13:10,499 これ 干し肉じゃないぞ! 194 00:13:10,499 --> 00:13:13,001 うむ おいしいのだ! 195 00:13:13,001 --> 00:13:16,004 でも どこからこんなに? 196 00:13:16,004 --> 00:13:18,507 (リムル) それは気にしないでほしいな 197 00:13:18,507 --> 00:13:20,509 《胃袋に収納してたんだけど 198 00:13:20,509 --> 00:13:24,513 変に誤解されたら 食欲なくなっちゃうだろうしな》 199 00:13:24,513 --> 00:13:27,015 まさか遺跡の中で 200 00:13:27,015 --> 00:13:29,518 こんなに おいしい食事を いただけるとは 201 00:13:29,518 --> 00:13:34,481 本当はね この場所で 火を使ってほしくなかったんだ 202 00:13:34,481 --> 00:13:36,983 まぁ なぜですの? 203 00:13:36,983 --> 00:13:39,986 安全面を考えたのもあるけど 204 00:13:39,986 --> 00:13:43,490 先人の遺産が すすで汚れるのは嫌だなって 205 00:13:43,490 --> 00:13:47,994 俺は なるべくなら 保全したいと思うんだ 206 00:13:47,994 --> 00:13:50,497 なるほど… 207 00:13:50,497 --> 00:13:53,500 見習いたい考えだと思います 208 00:13:55,001 --> 00:14:00,006 (リムル)《その後 俺たちは中層階の 本格的な探索に乗り出した》 209 00:14:00,006 --> 00:14:04,511 《調査隊員の皆さんは 本当に好奇心旺盛だ》 210 00:14:04,511 --> 00:14:07,013 《中層階の迷路構造と 211 00:14:07,013 --> 00:14:10,016 うちのダンジョンで流行っている 攻略法のことを話したら 212 00:14:10,016 --> 00:14:12,519 すぐに取り入れてくれた》 213 00:14:12,519 --> 00:14:15,480 《おかげでマッピングも 順調に進み 214 00:14:15,480 --> 00:14:18,984 中層階の攻略も 楽に終えてしまった》 215 00:14:18,984 --> 00:14:21,486 《そして探索3日目》 216 00:14:21,486 --> 00:14:25,490 《俺たちは 最下層へ続く扉に行き着いた》 217 00:14:26,992 --> 00:14:29,494 (隊員) 仕組みは上層にあったものと 一緒ですが 218 00:14:29,494 --> 00:14:32,497 魔法術式が異なりますね 219 00:14:32,497 --> 00:14:35,500 ここに来て罠を踏みたくないわ 220 00:14:35,500 --> 00:14:37,502 じっくりと調べましょう 221 00:14:37,502 --> 00:14:41,006 皆さま 一服されてはいかがでしょう? 222 00:14:41,006 --> 00:14:44,009 わっ ありがとうございます! 223 00:14:44,009 --> 00:14:46,011 いよいよ最下層だな 224 00:14:46,011 --> 00:14:48,513 いや あの術式の構造からすると… 225 00:14:48,513 --> 00:14:52,517 《念のため警戒していたが 怪しい気配はない》 226 00:14:52,517 --> 00:14:55,979 《仕掛けてくるなら そろそろだと思うんだけど…》 227 00:14:55,979 --> 00:14:59,983 《ミリムもいるから 今回は見送るつもりか?》 228 00:15:14,497 --> 00:15:16,499 (ユウキ) 本当にやるのかい? 229 00:15:16,499 --> 00:15:20,003 (マリアベル) 手段を選んでいる 時間はないの 230 00:15:22,005 --> 00:15:26,509 魔王リムルの力を抑え込む 手はずも整っているわ 231 00:15:35,018 --> 00:15:37,979 はるか昔に 封印されたというのに 232 00:15:37,979 --> 00:15:41,983 今もなお 憎しみであふれているのね 233 00:15:41,983 --> 00:15:43,985 だったら… 234 00:15:43,985 --> 00:15:52,494 (鼓動) 235 00:15:56,498 --> 00:15:58,500 (震動音) 236 00:15:58,500 --> 00:16:00,001 な… 何すか? 237 00:16:00,001 --> 00:16:02,003 地震でしょうか? 238 00:16:02,003 --> 00:16:04,506 いや これは… 239 00:16:09,511 --> 00:16:14,015 さぁ 欲望のままに暴れなさい 240 00:16:21,981 --> 00:16:26,986 (咆哮) 241 00:16:30,782 --> 00:16:34,994 何だったのでしょう? 何だか 嫌な予感がするっす… 242 00:16:34,994 --> 00:16:38,998 《巨大なエネルギー反応が 地上に吹き荒れたみたいだが…》 243 00:16:38,998 --> 00:16:40,500 (警告音) 244 00:16:40,500 --> 00:16:43,962 (防衛機構) アムリタへの侵入者を確認 排除せよ 245 00:16:43,962 --> 00:16:46,965 アムリタへの侵入者を確認 排除せよ 246 00:16:46,965 --> 00:16:48,967 防衛機構が勝手に!? 247 00:16:48,967 --> 00:16:51,970 (ラファエル) 告 敵意の反応を感知しました 248 00:16:51,970 --> 00:16:53,972 遺跡内への侵入者です 249 00:16:53,972 --> 00:16:56,516 《やはり タイミングを狙っていたのか》 250 00:16:56,516 --> 00:16:59,978 ミリム! 何か感じ… ん? 251 00:16:59,978 --> 00:17:01,479 ミリム? 252 00:17:03,481 --> 00:17:06,484 リムルよ すまぬ 253 00:17:06,484 --> 00:17:08,486 急用ができたのだ 254 00:17:08,486 --> 00:17:10,989 えっ ミリム! 255 00:17:10,989 --> 00:17:12,991 《一体 何が?》 256 00:17:22,000 --> 00:17:23,501 あ… 257 00:17:28,506 --> 00:17:31,509 なっ ちょっと待て あれは!? 258 00:17:31,509 --> 00:17:34,012 (ラファエル) 告 かつて魔王ミリムが封じた 259 00:17:34,012 --> 00:17:37,015 いにしえの竜 カオスドラゴンです 260 00:17:37,015 --> 00:17:39,517 (リムル) くっ… (シオン) リムル様! 261 00:17:39,517 --> 00:17:41,019 ゴーレムです! 262 00:17:42,979 --> 00:17:44,481 (リムル) うぅ… 263 00:17:44,481 --> 00:17:46,983 オイラたちに任せるっす! ランガさん! 264 00:17:46,983 --> 00:17:48,485 (ランガ) おう! 265 00:17:49,986 --> 00:17:52,489 (遠吠え) 266 00:17:52,489 --> 00:17:54,991 (銃声) 267 00:17:54,991 --> 00:17:56,993 はぁ~! 268 00:18:01,498 --> 00:18:04,000 このままじゃ らちが明かないな… 269 00:18:15,011 --> 00:18:17,514 (扉が開く音) 270 00:18:17,514 --> 00:18:19,516 (リムル) みんな 早く中へ! 271 00:18:19,516 --> 00:18:21,017 こんな一瞬で… 272 00:18:21,017 --> 00:18:24,020 (リムル) お前たちもいったん下がれ! 了解っす! 273 00:18:26,981 --> 00:18:29,984 (隊員) ここが… 最下層 274 00:18:32,487 --> 00:18:33,988 (ゴブタ) リムル様! 275 00:18:33,988 --> 00:18:36,491 あいつら 追いかけてきてるっす! 276 00:18:36,491 --> 00:18:37,992 (シオン) はぁ! 277 00:18:37,992 --> 00:18:40,495 (電撃音) 278 00:18:40,495 --> 00:18:42,997 みんな 奥へ! 279 00:18:42,997 --> 00:18:46,501 まさか カオスドラゴンを 呼び出してくるとは 280 00:18:46,501 --> 00:18:50,505 あ… カオスドラゴン? この時代に あの暴君が!? 281 00:18:50,505 --> 00:18:54,509 ああ ミリムは そいつを止めに行ったみたいだ 282 00:18:54,509 --> 00:18:57,011 (リムル)《ミリムの怒りを買う リスクを負ってまで 283 00:18:57,011 --> 00:18:59,514 俺を孤立させるつもりか》 284 00:18:59,514 --> 00:19:04,018 《あいつらも なりふり構って いられないということか》 285 00:19:04,018 --> 00:19:06,479 悪いね 巻き込んじゃって 286 00:19:06,479 --> 00:19:09,482 リムル様には敵が多いのですね 287 00:19:09,482 --> 00:19:12,986 俺としては不本意なんだけどね 288 00:19:12,986 --> 00:19:17,490 ファルムス王国 魔王クレイマン 聖人ヒナタ 289 00:19:17,490 --> 00:19:20,493 仕掛けてきたのは いつも向こうからだ 290 00:19:20,493 --> 00:19:23,496 俺は相手をしただけだよ 291 00:19:23,496 --> 00:19:25,999 武力に頼らぬ解決は? 292 00:19:25,999 --> 00:19:29,502 可能だった どちらかが折れるのならね 293 00:19:29,502 --> 00:19:33,506 でも 相手には相手の 正義があるのだろうし 294 00:19:33,506 --> 00:19:36,009 俺だって引くことはできない 295 00:19:36,009 --> 00:19:39,012 テンペストの仲間も 道連れだからね 296 00:19:39,012 --> 00:19:40,513 (銃声) 297 00:19:41,514 --> 00:19:45,018 はぁ… 全部倒したみたいっすね 298 00:19:45,018 --> 00:19:46,519 (リムル) ん…! 299 00:19:46,519 --> 00:19:50,481 それでも より良い関係を 模索すれば敵対せずとも… 300 00:19:50,481 --> 00:19:52,483 (マリアベル) 無理ね あっ! 301 00:19:52,483 --> 00:19:54,485 (マリアベル) 無理なのよ 302 00:19:55,486 --> 00:19:57,989 (マリアベル) 人の欲望は果てしなく 303 00:19:57,989 --> 00:20:02,493 相手が折れれば より要求が大きくなる 304 00:20:02,493 --> 00:20:04,996 それが人間なのよ 305 00:20:04,996 --> 00:20:09,000 気が合うね 俺は魔王リムルだ 306 00:20:09,000 --> 00:20:13,004 はじめましてなのよ 魔王リムル 307 00:20:13,004 --> 00:20:17,008 私はマリアベル・ロッゾ あなたの敵なの 308 00:20:17,008 --> 00:20:19,510 敵… か 309 00:20:19,510 --> 00:20:23,014 一つ 確認したいことがあるんだが いいか? 310 00:20:23,014 --> 00:20:25,016 何かしら? 311 00:20:25,016 --> 00:20:27,018 俺の傘下に入れ 312 00:20:27,018 --> 00:20:30,480 そうすれば 無用な争いは回避できる 313 00:20:30,480 --> 00:20:33,483 それは私のセリフなの 314 00:20:33,483 --> 00:20:36,486 あなたが私の傘下に入るのよ 315 00:20:36,486 --> 00:20:39,989 (リムル) 俺とお前の政策は相いれない 316 00:20:39,989 --> 00:20:43,493 お前のやり方では 一部の者の富を守るために 317 00:20:43,493 --> 00:20:47,497 多くの罪なき民が 苦しむことになる 318 00:20:47,497 --> 00:20:50,500 (マリアベル) 弱者が搾取されるのは 自然の摂理 319 00:20:50,500 --> 00:20:54,003 魔物だって弱肉強食でしょう? 320 00:20:54,003 --> 00:21:00,009 そうだな だが 俺はそういうのは嫌いなんだ 321 00:21:00,009 --> 00:21:03,513 そりゃあ 何をやったって ダメなヤツもいるだろうけど 322 00:21:03,513 --> 00:21:05,515 人の価値ってのは 323 00:21:05,515 --> 00:21:08,518 そう簡単に 切り捨てていいもんじゃない 324 00:21:08,518 --> 00:21:10,979 人には無限の可能性がある 325 00:21:10,979 --> 00:21:13,982 でも お前のやり方では 326 00:21:13,982 --> 00:21:16,985 たった一度の チャンスも与えられない 327 00:21:16,985 --> 00:21:19,988 そんなの もったいないじゃないか 328 00:21:19,988 --> 00:21:24,993 フフっ 笑止ね 笑止なのよ 329 00:21:24,993 --> 00:21:27,996 人は生まれながらにして 格差があるの 330 00:21:27,996 --> 00:21:30,999 それは至極当然なのよ 331 00:21:30,999 --> 00:21:33,501 誰もが平等であるべきだなんて 332 00:21:33,501 --> 00:21:38,006 子どもの奇麗事か 持たざる者の願望だわ 333 00:21:38,006 --> 00:21:41,009 まさか魔王が こんな夢想家だなんて 334 00:21:41,009 --> 00:21:42,510 あ…! 335 00:21:42,510 --> 00:21:45,513 (マリアベル) 現実を教えてあげるのよ 336 00:21:47,015 --> 00:21:49,017 あっ ユウキ様! 337 00:21:49,017 --> 00:21:51,519 うそ… 何で? 338 00:21:51,519 --> 00:21:55,481 ユウキ様 私たちを裏切ったのですか!? 339 00:21:55,481 --> 00:21:56,983 フッ… 340 00:21:58,484 --> 00:22:02,488 仕方ない どちらが正しいか 決着をつけよう 341 00:22:02,488 --> 00:22:04,490 《ラファエル》 (ラファエル) 了 342 00:22:04,490 --> 00:22:07,493 全力戦闘態勢へと移行します 343 00:22:11,998 --> 00:22:18,004 (リムル) 《人類全てが理解し合える日など 訪れないかもしれない》 344 00:22:18,004 --> 00:22:24,010 《だが それこそが 人の多様性の証明でもある》 345 00:22:24,010 --> 00:22:28,014 《進化の過程で矛盾する存在》 346 00:22:28,014 --> 00:22:30,016 《その正しさは… 347 00:22:30,016 --> 00:22:34,020 勝利した者こそが 主張できるのだろう》 348 00:22:36,481 --> 00:22:41,486 ♪~ 349 00:23:59,480 --> 00:24:04,485 ~♪