1 00:00:07,883 --> 00:00:10,052 (ゴブタ) おお~ (リムル=テンペスト) おお~ 2 00:00:12,513 --> 00:00:15,433 (エヴァ) 滞在中 不便な点がございましたら―― 3 00:00:15,516 --> 00:00:17,560 遠慮なく申しつけてください 4 00:00:17,643 --> 00:00:19,437 (カガリ) ありがとうございます 5 00:00:24,775 --> 00:00:29,613 (隊員) ここって あの魔王クレイマンの 居城だった所ですよね 6 00:00:29,697 --> 00:00:30,698 (団長) ああ 7 00:00:30,781 --> 00:00:32,324 (ゴブタ) リムルさま (リムル) うん? 8 00:00:32,408 --> 00:00:34,577 (ゴブタ) 城の中に遺跡があるんスか? 9 00:00:34,660 --> 00:00:38,581 (リムル) まさか 城を抜けた先に入り口があるんだよ 10 00:00:39,039 --> 00:00:40,207 クレイマンの城は―― 11 00:00:40,291 --> 00:00:43,836 古代遺跡アムリタの上に 建てられていたってわけだ 12 00:00:44,420 --> 00:00:46,005 (ゴブタ) おお~っ! 13 00:00:46,088 --> 00:00:48,382 絶景ッスねえ 14 00:00:48,466 --> 00:00:50,384 (ミリム・ナーヴァ) 楽しみだな リムル 15 00:00:50,468 --> 00:00:52,052 (リムル) 危ないから ちゃんと前見て歩け… 16 00:00:52,136 --> 00:00:54,305 (ミリム) ワッ… ウワ~ッ! 17 00:00:54,388 --> 00:00:55,431 (転ぶ音) 18 00:00:55,848 --> 00:00:57,141 …たく 19 00:00:59,727 --> 00:01:04,273 (エヴァ) こちらが古代遺跡 地底都市アムリタへの入り口となります 20 00:01:04,356 --> 00:01:06,901 (隊員) いよいよですね (カガリ) ええ 21 00:01:21,999 --> 00:01:23,542 (2人) おお~っ! 22 00:01:27,129 --> 00:01:28,798 (2人) おお~っ! 23 00:01:28,881 --> 00:01:31,425 (ゴブタ) すっげ~! 24 00:01:33,886 --> 00:01:37,181 ここが 古代遺跡アムリタか 25 00:01:39,391 --> 00:01:42,895 (カガリ)<アムリタには 元となった都市がある> 26 00:01:47,233 --> 00:01:49,693 <超魔導大国ソーマ> 27 00:01:50,277 --> 00:01:53,072 <はるか昔に存在した その国は――> 28 00:01:53,155 --> 00:01:56,700 <エルフの楽園として 栄華を極めていた> 29 00:01:57,660 --> 00:01:58,869 <しかし…> 30 00:02:00,287 --> 00:02:03,457 <一部の者が起こした 愚かな行いによって――> 31 00:02:03,541 --> 00:02:08,754 <竜皇女の怒りを買い 楽園は 一夜にして廃墟と化した> 32 00:02:12,299 --> 00:02:16,178 <そして 国を滅ぼした罪によって呪われ――> 33 00:02:16,262 --> 00:02:18,722 <ダークエルフとなった者たちは――> 34 00:02:18,806 --> 00:02:22,685 <竜皇女の目から逃れるように 新天地を目指した> 35 00:02:23,519 --> 00:02:26,689 <そこには かつての私もいた> 36 00:02:27,356 --> 00:02:32,194 <逃げるように落ち延びた地で 私たちは都を興した> 37 00:02:32,695 --> 00:02:38,701 <エルフの技術が失われぬよう その全てを形にして残すために> 38 00:02:39,577 --> 00:02:41,704 <こうして生まれたのが――> 39 00:02:41,787 --> 00:02:46,250 <傀儡国ジスターヴの 首都アムリタであり――> 40 00:02:46,333 --> 00:02:50,546 <古代遺跡アムリタの真の姿なのだ> 41 00:02:52,506 --> 00:02:58,512 ♪~ 42 00:04:13,587 --> 00:04:19,259 ~♪ 43 00:04:25,516 --> 00:04:27,309 (シオン) 遺跡というより… 44 00:04:27,393 --> 00:04:29,311 (ゴブタ) 町みたいッスね 45 00:04:30,229 --> 00:04:32,731 (隊員) 今でも 住んでいる人がいるなんてな 46 00:04:32,815 --> 00:04:35,567 (隊員) ええ 想像もしてなかったです 47 00:04:35,651 --> 00:04:38,070 (エヴァ) 遺跡の内部は3層になっており―― 48 00:04:38,529 --> 00:04:40,114 上層部である ここは―― 49 00:04:40,197 --> 00:04:43,826 我々の居住区として 利用させてもらっているのです 50 00:04:43,909 --> 00:04:48,080 あの 地下遺跡のはずですが この光は? 51 00:04:48,664 --> 00:04:51,083 (エヴァ) 魔法によるものです (リムル) ンッ… 52 00:04:51,166 --> 00:04:54,336 (エヴァ) 太陽の運行と連動しているのですわ 53 00:04:54,420 --> 00:04:58,966 (団長) なんと!? いにしえの魔法が そのまま 効果を発揮しているのか! 54 00:04:59,049 --> 00:05:01,093 (隊員) これだけでも大発見ですね! 55 00:05:01,176 --> 00:05:03,012 (ミリム) ほ~う 56 00:05:03,095 --> 00:05:07,099 (リムル) ミリム 遺跡調査が終われば ここは お前の領地になるが 57 00:05:07,599 --> 00:05:11,603 よければ ここの人たちは このまま 住まわせてやってくれないか? 58 00:05:13,564 --> 00:05:15,357 (ミリム) うむ 分かったのだ! 59 00:05:15,899 --> 00:05:19,111 ありがとうございます 魔王ミリムさま 60 00:05:19,194 --> 00:05:20,738 気にするな 61 00:05:20,821 --> 00:05:23,073 お前たちもワタシの民なのだから―― 62 00:05:23,157 --> 00:05:26,618 ちゃんと役目を果たしてくれれば それでいいのだ 63 00:05:30,205 --> 00:05:33,625 (エヴァ) こちらが中層階へ通じる扉です 64 00:05:39,298 --> 00:05:42,259 中層以降の調査は 進んでいるのかしら? 65 00:05:42,342 --> 00:05:47,264 (エヴァ) いえ 最下層には墳墓があると お聞きしたことはございますが―― 66 00:05:47,973 --> 00:05:51,018 中層に続く こちらの扉を 開けられるのは―― 67 00:05:51,101 --> 00:05:53,520 クレイマンさまだけでしたから 68 00:05:53,604 --> 00:05:57,733 えっ? 開けられないなら どうやって中を探索するッス? 69 00:05:57,816 --> 00:06:00,444 フッフッフッ… 甘いぞ ゴブタよ 70 00:06:00,486 --> 00:06:01,528 シオン! 71 00:06:01,612 --> 00:06:03,113 お任せください! 72 00:06:03,197 --> 00:06:05,699 私が 一刀のもと 斬り捨ててみせましょう! 73 00:06:05,783 --> 00:06:07,534 (リムル) ダメに決まってるだろ! 74 00:06:07,618 --> 00:06:08,577 ンン… 75 00:06:08,660 --> 00:06:10,412 (カガリ) なるほど (リムル) うん? 76 00:06:10,829 --> 00:06:13,332 (カガリ) 古代魔法による仕掛けですね 77 00:06:13,415 --> 00:06:15,334 ムリに こじ開けようとすれば―― 78 00:06:15,417 --> 00:06:18,420 都市の防衛機構が 目覚める仕組みのようですわ 79 00:06:18,504 --> 00:06:21,590 (ミリム・シオン) えっ!? (リムル) 対侵入者用のワナってことか 80 00:06:21,673 --> 00:06:23,842 (ゴブタ) 斬りつけなくて 良かったッスね 81 00:06:23,926 --> 00:06:27,054 (ミリム) そ… そもそも 大昔のカラクリなのだろう? 82 00:06:27,137 --> 00:06:30,933 (シオン) そうだ いまだにワナが 生きているとは考えにくいではないか 83 00:06:31,016 --> 00:06:33,060 生きてると思いますよ 84 00:06:33,143 --> 00:06:36,438 あの光の魔法が 千年たっても 機能しているんですから 85 00:06:36,522 --> 00:06:38,440 (ミリム・シオン) ンン… (ゴブタ) フ~ン 86 00:06:38,524 --> 00:06:41,944 (カガリ) では 扉の解析を始めましょうか 87 00:06:45,531 --> 00:06:47,825 (隊員) 見たことのない術式だな 88 00:06:47,908 --> 00:06:49,326 (隊員) そこを組み合わせれば… 89 00:06:49,409 --> 00:06:51,203 (隊員) そうだな やってみよう 90 00:06:51,286 --> 00:06:55,165 (リムル) なあ クレイマンは 中層階へ下りれたんだよな? 91 00:06:55,249 --> 00:06:57,918 ヤツも 遺跡の関係者だったりするのか? 92 00:06:58,001 --> 00:07:02,339 (ミリム) う~ん あやつが台頭したのは最近だったし 93 00:07:02,422 --> 00:07:05,717 昔の遺跡と 関係があったようには思えないのだ 94 00:07:05,801 --> 00:07:09,763 恐らく この魔法術式を解いたのでしょう 95 00:07:09,847 --> 00:07:13,851 クレイマンは そういったことが得意な 魔王だったと記憶しておりますわ 96 00:07:13,934 --> 00:07:17,855 <そういえば ヤツは どんな能力を持っていたんだっけ> 97 00:07:17,938 --> 00:07:21,733 (智慧之王) 解 操演者というユニークスキルです 98 00:07:21,817 --> 00:07:25,612 地脈を読み その流れを 操作することが可能でした 99 00:07:25,696 --> 00:07:29,449 <うん? ということは ヤツを捕食した俺にも?> 100 00:07:29,533 --> 00:07:31,368 (智慧之王) もちろん可能です 101 00:07:31,451 --> 00:07:33,745 (隊員) これは長期戦になりますね 102 00:07:33,829 --> 00:07:36,915 (団長) なんの 腰を据えて解析に当たろう 103 00:07:36,999 --> 00:07:39,376 (リムル) ちょっと 俺にも 見せてもらってもいいかな? 104 00:07:39,459 --> 00:07:42,129 (一同) うん? (団長) 魔王さま? 105 00:07:46,592 --> 00:07:52,014 なるほどね 魔法術式が重なって より複雑に見えてるんだ 106 00:07:52,097 --> 00:07:55,893 (リムル)<この扉の魔法術式は 大別して3つ> 107 00:07:55,976 --> 00:07:58,103 <扉の封鎖を目的としたものと――> 108 00:07:58,187 --> 00:08:02,482 <地脈から流れ込むエネルギーを 壁全体へ巡らせているもの> 109 00:08:02,566 --> 00:08:05,777 <そして 偶然 開けさせないためのワナ> 110 00:08:07,863 --> 00:08:10,073 (リムル) このワナが やっかいだな 111 00:08:10,157 --> 00:08:12,576 起動させたら 地脈のエネルギーが途絶え―― 112 00:08:12,659 --> 00:08:15,037 この階層を照らす光も消える 113 00:08:15,454 --> 00:08:19,917 暗闇の中 侵入者の排除に 全エネルギーが回されるわけだ 114 00:08:20,000 --> 00:08:24,171 …で これが いちばん新しい魔法術式だな 115 00:08:24,254 --> 00:08:27,841 あれ? なんか 余計なのが交じってるぞ 116 00:08:30,010 --> 00:08:31,345 おお~ 117 00:08:31,762 --> 00:08:34,264 (リムル)<俺だけなら チンプンカンプンだけど――> 118 00:08:34,348 --> 00:08:38,602 <智慧之王先生のサポートがあれば パズルみたいなものだな> 119 00:08:39,019 --> 00:08:42,981 (リムル) ここを消して 正しい魔法術式にしてやれば… 120 00:08:44,191 --> 00:08:47,361 解けた! あとは これを繰り返して… 121 00:08:48,779 --> 00:08:50,113 (リムル) あっ… 122 00:08:50,530 --> 00:08:53,367 (リムル) しまった~ 123 00:08:53,450 --> 00:08:57,621 調査隊の仕事だったのに 面白くて つい… 124 00:08:57,704 --> 00:08:59,539 さすがです リムルさま 125 00:08:59,623 --> 00:09:02,501 リムルさまって そういうとこあるッスよね 126 00:09:02,584 --> 00:09:05,379 (リムル) クソ… ゴブタに言われるとは 127 00:09:05,462 --> 00:09:07,130 (隊員) すごいですね 128 00:09:07,214 --> 00:09:10,634 (団長) ああ あんなに複雑な術式を… 129 00:09:10,717 --> 00:09:14,554 ごめん つい… 出しゃばるつもりはなかったんだけど 130 00:09:14,638 --> 00:09:16,306 (団長) 何おっしゃってるんですか! (隊員) うん! 131 00:09:16,390 --> 00:09:19,226 (隊員) こんなステキなロマンを前に 出しゃばらなくて どうするんです! 132 00:09:19,309 --> 00:09:20,143 (隊員) うんうん! 133 00:09:20,227 --> 00:09:24,898 さあ 一体 どのように解析したのか 教えてください 魔王さま! 134 00:09:27,734 --> 00:09:30,070 (隊員) ここの模様がジャマしていたのね 135 00:09:30,153 --> 00:09:31,947 (隊員) なるほど そういうことか 136 00:09:32,030 --> 00:09:33,490 (リムル)<さすが本職> 137 00:09:33,573 --> 00:09:36,785 <プライドより 知識欲や探究心のほうが上らしい> 138 00:09:37,369 --> 00:09:40,789 <軽く教えただけで あっという間に コツをつかんでしまった> 139 00:09:46,878 --> 00:09:48,130 (一同) おお~っ! 140 00:09:48,213 --> 00:09:49,798 (隊員) 全部 解けた! 141 00:09:49,881 --> 00:09:52,301 なあなあ 早く行こう リムルよ! 142 00:09:52,384 --> 00:09:55,554 ああ …と言いたいところだけど 143 00:09:55,637 --> 00:09:57,556 日も暮れてきたみたいだし 144 00:09:57,931 --> 00:10:00,892 本格的な探索は あしたからにしよう 145 00:10:09,401 --> 00:10:12,654 (リムル) 本当に地上と連動してるんだな 146 00:10:13,739 --> 00:10:17,326 どうだ? ミリム 調査員たちに不穏な動きはあったか? 147 00:10:17,951 --> 00:10:20,454 いや 何もなかったのだ 148 00:10:20,537 --> 00:10:24,499 (リムル) カガリさんは どうだ? 何か連絡を取っているとか 149 00:10:24,583 --> 00:10:25,709 (ミリム) ないな 150 00:10:25,792 --> 00:10:29,713 思念伝達や魔法通話なら 私には筒抜けなのだ 151 00:10:30,130 --> 00:10:34,217 <となると 調査員は全員 シロ …かな?> 152 00:10:34,301 --> 00:10:37,054 (智慧之王) 告 断言はできません 153 00:10:37,137 --> 00:10:42,100 魂の回廊がつながっていれば 秘匿回線の構築が可能です 154 00:10:42,184 --> 00:10:44,644 (リムル)<まだ安心とは言えないか> 155 00:10:45,187 --> 00:10:47,647 (リムル) まあ とりあえず今日は寝るか 156 00:10:47,731 --> 00:10:51,860 (ミリム) ええ~ あしたが楽しみすぎて 寝れそうにないのだ! 157 00:10:51,943 --> 00:10:53,862 (リムル) 遠足かよ! 158 00:10:53,945 --> 00:10:59,117 (いびき) 159 00:11:07,667 --> 00:11:09,920 (カガリ) 成功 ですわね 160 00:11:10,003 --> 00:11:11,338 (リムル) お見事です 161 00:11:11,421 --> 00:11:15,842 (足音) 162 00:11:19,930 --> 00:11:22,724 (ゴブタ) 一気に圧迫感が増したッスね 163 00:11:22,808 --> 00:11:26,144 (ミリム) なんだか テンペストのダンジョンみたいだな 164 00:11:29,773 --> 00:11:33,360 (リムル)<魔力感知で調べてるが まるで迷路だ> 165 00:11:33,443 --> 00:11:37,739 <もしかしたら 中層階そのものが 侵入者対策なのかもしれない> 166 00:11:42,577 --> 00:11:44,496 (団長) おお~ (隊員) すごい! 167 00:11:44,579 --> 00:11:46,498 アア… 168 00:11:46,915 --> 00:11:50,544 (隊員) この壁画 当時の生活を描いてるみたいです 169 00:11:50,627 --> 00:11:52,254 (隊員) 状態がいいな 170 00:11:52,337 --> 00:11:54,881 これだけで 美術品としての価値があるぞ 171 00:11:55,966 --> 00:11:57,759 感慨深いな 172 00:11:58,218 --> 00:12:01,847 おとぎ話でしか語られないような 古代文明の一端に―― 173 00:12:01,930 --> 00:12:04,599 こうして触れることができるなんて 174 00:12:06,017 --> 00:12:08,770 (ミリム) ふ~ん そう言われてみると (リムル) うん? 175 00:12:09,354 --> 00:12:13,275 (ミリム) なんとなく 昔のことを思い出すのだ 176 00:12:14,734 --> 00:12:15,777 (リムル)<そうか> 177 00:12:16,486 --> 00:12:19,698 <ミリムは 友達の小竜が 殺されたのをきっかけに――> 178 00:12:19,781 --> 00:12:21,324 <魔王に覚醒した> 179 00:12:21,992 --> 00:12:25,787 <俺たちからすれば おとぎ話になるほど大昔だが――> 180 00:12:25,871 --> 00:12:28,957 <ミリムにとっては 思い出なんだよな> 181 00:12:30,000 --> 00:12:31,418 (リムル) ミリム (ミリム) うん? 182 00:12:31,501 --> 00:12:34,421 腹減っただろう お昼にしようか 183 00:12:36,214 --> 00:12:37,799 食べるのだ! 184 00:12:39,885 --> 00:12:41,636 (隊員) さ~て メシメシ 185 00:12:41,720 --> 00:12:44,181 でも 火は どうしましょう? 186 00:12:44,264 --> 00:12:45,682 (リムル) あの~ (2人) うん? 187 00:12:45,765 --> 00:12:47,684 お昼だったら… 188 00:12:49,895 --> 00:12:54,441 (リムル) ダークエルフの長老に頼んで お弁当を用意してもらいました! 189 00:12:54,524 --> 00:12:57,861 (隊員) ちょっと待って! このスープ 熱々なんだけど!? 190 00:12:57,944 --> 00:12:59,696 (隊員) これ 干し肉じゃないぞ! 191 00:12:59,779 --> 00:13:01,948 うむ! おいしいのだ! 192 00:13:02,449 --> 00:13:05,327 (隊員) でも どこから こんなに? 193 00:13:05,410 --> 00:13:07,579 (リムル) それは気にしないでほしいな 194 00:13:07,662 --> 00:13:09,956 <胃袋に収納してたんだけど――> 195 00:13:10,040 --> 00:13:13,835 <変に誤解されたら 食欲なくなっちゃうだろうしな> 196 00:13:14,377 --> 00:13:16,254 (カガリ) まさか 遺跡の中で―― 197 00:13:16,338 --> 00:13:18,840 こんなに おいしい食事を いただけるとは… 198 00:13:18,924 --> 00:13:23,595 本当はね この場所で 火を使ってほしくなかったんだ 199 00:13:23,678 --> 00:13:26,097 まあ… なぜですの? 200 00:13:26,181 --> 00:13:29,351 安全面を考えたのもあるけど 201 00:13:29,434 --> 00:13:33,104 先人の遺産が 煤で汚れるのはイヤだなって 202 00:13:33,188 --> 00:13:36,858 俺は なるべくなら 保全したいと思うんだ 203 00:13:37,817 --> 00:13:39,361 (カガリ) なるほど 204 00:13:40,195 --> 00:13:42,531 見習いたい考えだと思います 205 00:13:44,449 --> 00:13:49,371 (リムル)<その後 俺たちは 中層階の本格的な探索に乗り出した> 206 00:13:49,454 --> 00:13:53,250 <調査隊員の皆さんは 本当に好奇心旺盛だ> 207 00:13:54,125 --> 00:13:56,253 <中層階の迷路構造と――> 208 00:13:56,336 --> 00:13:59,589 <ウチのダンジョンで はやっている 攻略法のことを話したら――> 209 00:13:59,673 --> 00:14:01,758 <すぐに取り入れてくれた> 210 00:14:01,841 --> 00:14:04,511 <おかげで マッピングも順調に進み――> 211 00:14:05,053 --> 00:14:08,515 <中層階の攻略も 楽に終えてしまった> 212 00:14:08,598 --> 00:14:11,017 <そして 探索3日目> 213 00:14:11,101 --> 00:14:14,980 <俺たちは 最下層へ続く扉に行き着いた> 214 00:14:16,106 --> 00:14:19,025 (隊員) 仕組みは 上層にあったものと一緒ですが 215 00:14:19,109 --> 00:14:21,653 魔法術式が異なりますね 216 00:14:22,237 --> 00:14:24,823 (カガリ) ここに来て ワナを踏みたくないわ 217 00:14:24,906 --> 00:14:26,533 じっくりと調べましょう 218 00:14:27,242 --> 00:14:30,287 皆さま 一服されては いかがでしょう? 219 00:14:30,370 --> 00:14:33,039 (隊員) あっ ありがとうございます 220 00:14:33,123 --> 00:14:35,333 いよいよ最下層だな 221 00:14:35,417 --> 00:14:37,836 (隊員) いや あの術式の構造からすると… 222 00:14:37,919 --> 00:14:42,007 <念のため警戒していたが 怪しい気配はない> 223 00:14:42,090 --> 00:14:45,093 <仕掛けてくるなら そろそろだと思うんだけど> 224 00:14:45,176 --> 00:14:48,930 <ミリムもいるから 今回は見送るつもりか?> 225 00:15:03,737 --> 00:15:06,072 (ユウキ・カグラザカ) 本当にやるのかい? 226 00:15:06,156 --> 00:15:09,034 (マリアベル・ロッゾ) 手段を選んでいる時間はないの 227 00:15:10,994 --> 00:15:15,582 魔王リムルの力を抑え込む手はずも 整っているわ 228 00:15:24,424 --> 00:15:27,677 はるか昔に封印されたというのに―― 229 00:15:27,761 --> 00:15:30,930 今も なお 憎しみで あふれているのね 230 00:15:31,681 --> 00:15:32,974 だったら… 231 00:15:45,904 --> 00:15:47,572 (地響き) 232 00:15:47,656 --> 00:15:49,074 な… 何スか!? 233 00:15:49,157 --> 00:15:50,950 (シオン) 地震でしょうか? 234 00:15:51,701 --> 00:15:53,578 いや これは… 235 00:15:58,541 --> 00:16:02,712 さあ 欲望のままに暴れなさい 236 00:16:19,854 --> 00:16:21,439 (シオン) 何だったのでしょう? 237 00:16:21,523 --> 00:16:24,275 (ゴブタ) なんだか イヤな予感がするッス 238 00:16:24,359 --> 00:16:28,530 <巨大なエネルギー反応が 地上に吹き荒れたみたいだが…> 239 00:16:28,613 --> 00:16:29,948 (警告音) 240 00:16:30,031 --> 00:16:33,159 (防衛機構) アムリタへの侵入者を確認 排除せよ 241 00:16:33,243 --> 00:16:36,579 アムリタへの侵入者を確認 排除せよ 242 00:16:36,663 --> 00:16:38,248 防衛機構が勝手に!? 243 00:16:38,331 --> 00:16:41,626 (智慧之王) 告 敵意の反応を感知しました 244 00:16:41,710 --> 00:16:43,378 遺跡内への侵入者です 245 00:16:43,461 --> 00:16:45,797 (リムル)<やはり タイミングを狙っていたのか> 246 00:16:45,880 --> 00:16:48,675 ミリム! 何か感じ… うん? 247 00:16:49,592 --> 00:16:50,719 ミリム? 248 00:16:53,263 --> 00:16:57,684 リムルよ すまぬ 急用ができたのだ 249 00:16:57,767 --> 00:16:58,935 (リムル) えっ? 250 00:16:59,018 --> 00:16:59,936 ミリム! 251 00:17:00,854 --> 00:17:02,564 <一体 何が…> 252 00:17:02,647 --> 00:17:03,690 ンッ… 253 00:17:11,656 --> 00:17:12,699 ハッ… 254 00:17:18,288 --> 00:17:20,749 ンッ! ちょっと待て あれは… 255 00:17:21,166 --> 00:17:23,835 (智慧之王) 告 かつて 魔王ミリムが封じた―― 256 00:17:23,918 --> 00:17:26,504 いにしえの竜 混沌竜です 257 00:17:26,588 --> 00:17:27,672 クッ… 258 00:17:27,756 --> 00:17:29,007 (シオン) リムルさま! (リムル) ハッ… 259 00:17:29,090 --> 00:17:30,175 (シオン) ゴーレムです! 260 00:17:32,719 --> 00:17:33,595 (リムル) クッ… 261 00:17:33,678 --> 00:17:35,555 おいらたちに任せるッス! 262 00:17:35,638 --> 00:17:37,766 (ゴブタ) ランガさん! (ランガ) おう! 263 00:17:39,559 --> 00:17:41,269 (ランガの ほえる声) 264 00:17:41,895 --> 00:17:43,313 ンンッ! 265 00:17:44,939 --> 00:17:46,566 ハアーッ! 266 00:17:50,945 --> 00:17:52,947 このままじゃ ラチが明かないな 267 00:17:53,031 --> 00:17:53,865 ンッ! 268 00:17:56,451 --> 00:17:58,244 (リムル) ンッ ンン… 269 00:17:59,078 --> 00:18:00,121 ンン… 270 00:18:07,086 --> 00:18:08,630 (リムル) みんな 早く中へ! 271 00:18:08,713 --> 00:18:10,131 (隊員) こんな一瞬で… 272 00:18:10,215 --> 00:18:12,175 (リムル) お前たちも いったん下がれ 273 00:18:12,258 --> 00:18:13,760 (ゴブタ) 了解ッス! 274 00:18:13,843 --> 00:18:15,512 (隊員たち) ハァハァ… 275 00:18:16,429 --> 00:18:19,766 (隊員) ここが 最下層 276 00:18:19,849 --> 00:18:21,518 (カガリ) アア… 277 00:18:22,310 --> 00:18:23,520 (ゴブタ) リムルさま! (リムル) ハッ… 278 00:18:23,603 --> 00:18:25,522 あいつら 追いかけてきてるッス! 279 00:18:25,605 --> 00:18:26,523 (シオン) ハアッ! 280 00:18:29,984 --> 00:18:31,653 (リムル) みんな 奥へ! 281 00:18:32,737 --> 00:18:35,657 まさか 混沌竜を呼び出してくるとは… 282 00:18:35,740 --> 00:18:40,161 ハッ… 混沌竜!? この時代に あの暴君が? 283 00:18:40,245 --> 00:18:43,915 ああ ミリムは そいつを止めに行ったみたいだ 284 00:18:44,457 --> 00:18:46,793 (リムル)<ミリムの怒りを 買うリスクを負ってまで――> 285 00:18:46,876 --> 00:18:49,170 <俺を孤立させるつもりか> 286 00:18:49,254 --> 00:18:53,049 <あいつらも なりふりかまって いられないということか> 287 00:18:53,675 --> 00:18:55,760 悪いね 巻き込んじゃって 288 00:18:56,261 --> 00:18:58,972 リムルさまには敵が多いのですね 289 00:18:59,055 --> 00:19:01,975 俺としては不本意なんだけどね 290 00:19:02,058 --> 00:19:07,230 (リムル) ファルムス王国 魔王クレイマン 聖人ヒナタ 291 00:19:07,313 --> 00:19:10,316 仕掛けてきたのは いつも向こうからだ 292 00:19:10,400 --> 00:19:12,485 俺は相手をしただけだよ 293 00:19:13,444 --> 00:19:15,572 武力に頼らぬ解決は? 294 00:19:15,655 --> 00:19:19,075 可能だった どちらかが折れるのならね 295 00:19:19,158 --> 00:19:22,829 でも 相手には 相手の正義があるのだろうし―― 296 00:19:23,371 --> 00:19:25,331 俺だって ひくことはできない 297 00:19:25,832 --> 00:19:28,167 テンペストの仲間も道連れだからね 298 00:19:28,251 --> 00:19:29,711 (銃声) 299 00:19:30,753 --> 00:19:34,549 フゥ… 全部 倒したみたいッスね 300 00:19:34,632 --> 00:19:35,592 ハッ… 301 00:19:35,675 --> 00:19:40,221 それでも よりよい関係を模索すれば 敵対せずとも… 302 00:19:40,305 --> 00:19:42,056 (マリアベル) ムリね (カガリ) ハッ… 303 00:19:42,140 --> 00:19:43,850 (マリアベル) ムリなのよ 304 00:19:45,268 --> 00:19:47,812 人の欲望は果てしなく―― 305 00:19:47,896 --> 00:19:51,566 相手が折れれば より要求が大きくなる 306 00:19:52,066 --> 00:19:54,152 それが人間なのよ 307 00:19:54,652 --> 00:19:58,573 気が合うね 俺は魔王リムルだ 308 00:19:58,656 --> 00:20:02,452 はじめましてなのよ 魔王リムル 309 00:20:02,535 --> 00:20:06,581 私はマリアベル・ロッゾ あなたの敵なの 310 00:20:06,664 --> 00:20:08,541 敵 …か 311 00:20:09,083 --> 00:20:12,462 ひとつ確認したいことがあるんだが いいか? 312 00:20:12,545 --> 00:20:14,339 何かしら? 313 00:20:15,048 --> 00:20:19,844 俺の傘下に入れ そうすれば 無用な争いは回避できる 314 00:20:19,928 --> 00:20:22,931 それは私のセリフなの 315 00:20:23,014 --> 00:20:25,850 あなたが私の傘下に入るのよ 316 00:20:26,517 --> 00:20:29,437 (リムル) 俺とお前の政策は相いれない 317 00:20:29,520 --> 00:20:31,064 お前のやり方では―― 318 00:20:31,147 --> 00:20:36,611 一部の者の富を守るために 多くの罪なき民が苦しむことになる 319 00:20:37,070 --> 00:20:40,406 (マリアベル) 弱者が搾取されるのは自然の摂理 320 00:20:40,490 --> 00:20:43,117 魔物だって弱肉強食でしょ? 321 00:20:43,952 --> 00:20:45,536 そうだな 322 00:20:45,620 --> 00:20:49,082 だが 俺は そういうのは嫌いなんだ 323 00:20:49,540 --> 00:20:53,628 そりゃ 何をやったって ダメなヤツも いるだろうけど 324 00:20:53,711 --> 00:20:57,632 人の価値ってのは そう簡単に 切り捨てていいもんじゃない 325 00:20:57,966 --> 00:21:00,718 人には無限の可能性がある 326 00:21:00,802 --> 00:21:06,265 でも お前のやり方では たった一度のチャンスも与えられない 327 00:21:06,349 --> 00:21:09,268 そんなの もったいないじゃないか 328 00:21:09,352 --> 00:21:14,023 フフッ… 笑止ね 笑止なのよ 329 00:21:14,816 --> 00:21:17,735 人は 生まれながらにして 格差があるの 330 00:21:17,819 --> 00:21:20,238 それは至極当然なのよ 331 00:21:20,655 --> 00:21:23,282 誰もが平等であるべきだなんて―― 332 00:21:23,366 --> 00:21:27,537 子供の きれい事か 持たざる者の願望だわ 333 00:21:27,620 --> 00:21:30,415 まさか 魔王が こんな夢想家だなんて 334 00:21:30,498 --> 00:21:31,541 ハッ… 335 00:21:31,958 --> 00:21:34,544 (マリアベル) 現実を教えてあげるのよ 336 00:21:36,379 --> 00:21:38,297 ハッ… ユウキさま! 337 00:21:38,381 --> 00:21:40,800 (隊員) ウソ なんで… 338 00:21:40,883 --> 00:21:44,679 ユウキさま ワタクシたちを裏切ったのですか!? 339 00:21:44,762 --> 00:21:45,805 フッ… 340 00:21:47,765 --> 00:21:51,811 しかたない どちらが正しいか決着をつけよう 341 00:21:51,894 --> 00:21:52,937 <智慧之王> 342 00:21:53,021 --> 00:21:56,816 (智慧之王) 了 全力戦闘態勢へと移行します 343 00:22:01,904 --> 00:22:04,866 (リムル) <人類全てが理解し合える日など――> 344 00:22:04,949 --> 00:22:06,617 <訪れないかもしれない> 345 00:22:08,119 --> 00:22:12,498 <だが それこそが 人の多様性の証明でもある> 346 00:22:13,624 --> 00:22:17,003 <進化の過程で矛盾する存在> 347 00:22:17,503 --> 00:22:19,422 <その正しさは――> 348 00:22:19,505 --> 00:22:23,176 <勝利した者こそが 主張できるのだろう> 349 00:22:25,094 --> 00:22:32,101 ♪~ 350 00:23:47,969 --> 00:23:54,976 ~♪