1 00:00:01,210 --> 00:00:04,922 (マリアベル・ロッゾ) まさか 魔王が こんな夢想家だなんて 2 00:00:05,881 --> 00:00:08,175 (マリアベル) 現実を教えてあげるのよ 3 00:00:08,718 --> 00:00:12,680 (リムル=テンペスト) しかたない どちらが正しいか決着をつけよう 4 00:00:17,226 --> 00:00:18,269 (シオン) ンッ… 5 00:00:18,811 --> 00:00:20,938 (ユウキ・カグラザカ) 君の相手は僕がしよう 6 00:00:21,021 --> 00:00:23,107 ほう 面白い 7 00:00:23,190 --> 00:00:26,068 他人に支配されるような 軟弱者など―― 8 00:00:26,152 --> 00:00:28,821 この私の敵ではないわ! 9 00:00:31,115 --> 00:00:32,283 (ゴブタ) 魔狼合一! 10 00:00:32,366 --> 00:00:35,202 (ランガの ほえる声) 11 00:00:35,953 --> 00:00:37,913 (ゴブタ=ランガ) おいらだって 四天王の1人ッス! 12 00:00:37,997 --> 00:00:40,416 ランガさんとの修行の成果を… 13 00:00:42,918 --> 00:00:45,087 (ラーマ) 悪しき魔王に くみする人狼め! 14 00:00:45,171 --> 00:00:47,173 この私が相手だ! 15 00:00:47,882 --> 00:00:49,717 (ゴブタ=ランガ) まだ しゃべってる途中ッスよ! 16 00:00:52,261 --> 00:00:55,097 魔王リムル あの人の敵 17 00:00:55,848 --> 00:00:58,601 (リムル) <あの騎士 俺に恨みがあるのか?> 18 00:01:00,186 --> 00:01:05,107 <復讐心を利用されて マリアベルの手駒にされたか> 19 00:01:06,192 --> 00:01:07,693 行くのよ ガイ 20 00:01:07,777 --> 00:01:10,279 魔王リムルをたたきのめすの 21 00:01:10,362 --> 00:01:12,198 (ガイ) ウッ… ウウッ… 22 00:01:12,281 --> 00:01:14,617 ウオーッ! 23 00:01:14,700 --> 00:01:18,662 (リムル) <ガイ? これが あの傲慢な男?> 24 00:01:18,746 --> 00:01:20,164 ガアーッ! 25 00:01:20,247 --> 00:01:22,792 <そうか もう…> 26 00:01:26,128 --> 00:01:27,046 えっ? 27 00:01:28,547 --> 00:01:30,966 俺と戦いたがってたよな? 28 00:01:31,342 --> 00:01:35,054 良かったな 死ぬ前に念願が かなって 29 00:01:35,596 --> 00:01:38,808 (マリアベル) ウソ… 何よ その力 30 00:01:38,891 --> 00:01:40,309 (リムル) 何って? 31 00:01:40,392 --> 00:01:43,687 お前は 誰を敵にしたのか 分かってないのか? 32 00:01:43,771 --> 00:01:45,189 ハッ… 33 00:01:47,733 --> 00:01:51,445 (リムル) 次は お前の番だ マリアベル・ロッゾ 34 00:01:52,279 --> 00:01:54,865 せいぜい 俺の糧となれ 35 00:01:56,492 --> 00:02:02,498 ♪~ 36 00:03:17,573 --> 00:03:23,245 ~♪ 37 00:03:27,791 --> 00:03:29,084 (ゴブタ=ランガ) ンッ! 38 00:03:29,919 --> 00:03:31,086 アアッ… 39 00:03:32,379 --> 00:03:35,299 <ガイが こうも あっさり やられるなんて> 40 00:03:36,133 --> 00:03:40,471 <魂は全て燃焼させて 最大強化していたのよ> 41 00:03:40,554 --> 00:03:44,433 <魔王支配までの 時間稼ぎにはなると思っていたの> 42 00:03:44,516 --> 00:03:46,185 <甘かったわ> 43 00:03:47,144 --> 00:03:48,270 <でもね> 44 00:03:50,230 --> 00:03:51,565 (リムル) ハッ… (智慧之王) 告 45 00:03:51,649 --> 00:03:56,320 個体名マリアベル・ロッゾより “魔法通話”の念を確認しました 46 00:03:56,403 --> 00:03:58,447 外部へ指示を出したと推測 47 00:03:58,530 --> 00:04:00,032 クッ… 48 00:04:00,324 --> 00:04:02,743 か… 体が重いッス 49 00:04:02,826 --> 00:04:03,911 フッ… 50 00:04:03,994 --> 00:04:07,164 この感じ 記憶にあります 51 00:04:07,247 --> 00:04:11,835 (リムル) 聖浄化結界か (マリアベル) 正解よ 正解なの 52 00:04:11,919 --> 00:04:13,879 正面切って戦えば―― 53 00:04:13,963 --> 00:04:17,675 私たちに勝機がないことくらい 分かっているの 54 00:04:18,133 --> 00:04:21,887 けれど 今 己の力を過信した あなたは―― 55 00:04:21,971 --> 00:04:25,182 私の前に無防備な姿をさらした 56 00:04:25,766 --> 00:04:28,435 それが命取りなのよ 57 00:04:29,019 --> 00:04:32,398 人と魔物の知恵の差を思い知るといいわ 58 00:04:32,481 --> 00:04:34,274 やっぱりな 59 00:04:36,068 --> 00:04:38,654 (マリアベル) ハッ… (リムル) こう来ることくらい分かってた 60 00:04:38,737 --> 00:04:39,571 クッ… 61 00:04:39,655 --> 00:04:43,742 (リムル) グランベルが西方聖教会の 七曜だった情報は 割れてるんだよ 62 00:04:44,243 --> 00:04:46,996 (リムル) お前は 俺をワナにハメたつもりだろうけど 63 00:04:47,079 --> 00:04:48,998 こちらも同じだ 64 00:04:49,081 --> 00:04:53,085 俺自身を囮にして お前をおびき出したのさ 65 00:04:53,168 --> 00:04:57,715 俺を支配するには お前自ら 出向かなきゃならないだろうからな 66 00:04:57,798 --> 00:04:59,008 クッ… 67 00:05:00,050 --> 00:05:02,928 <そう そうなのね> 68 00:05:03,012 --> 00:05:06,515 <自分の力を過信していたのは 私だったのよ> 69 00:05:07,057 --> 00:05:10,728 <魔王リムルを支配するなんて 絵空事だったの> 70 00:05:11,228 --> 00:05:13,105 <本意ではないけれど――> 71 00:05:13,188 --> 00:05:16,525 <こんな危険な存在を 放置することは 愚かなの> 72 00:05:16,608 --> 00:05:18,527 <しかたないのよ> 73 00:05:19,653 --> 00:05:21,321 本気でいくわ 74 00:05:21,405 --> 00:05:24,533 私の全てを懸けて あなたを殺す 75 00:05:24,992 --> 00:05:28,579 ああ 俺も全力で応じるさ 76 00:05:35,044 --> 00:05:37,463 (リムル) ハッ… (マリアベル) 死を渇望せよ 77 00:05:37,546 --> 00:05:38,881 ロストエントロピー! 78 00:05:38,964 --> 00:05:40,049 (リムル) ウワッ… 79 00:05:40,883 --> 00:05:42,342 アアッ… 80 00:05:43,052 --> 00:05:44,219 ハッ… リムルさま! 81 00:05:44,303 --> 00:05:46,680 他人の心配してる場合かい? 82 00:05:48,515 --> 00:05:50,184 クッ… 83 00:05:50,726 --> 00:05:52,352 (マリアベル) あっけないものね 84 00:05:52,436 --> 00:05:56,065 どんな強者も 生への渇望は捨てられないのよ 85 00:05:56,148 --> 00:05:58,776 だから 私は無敵なの 86 00:05:58,859 --> 00:06:01,820 私の強欲者は最強なの 87 00:06:02,529 --> 00:06:04,615 (リムル) なるほどな (マリアベル) ハッ… 88 00:06:05,115 --> 00:06:09,703 (リムル) 生きとし生けるものが 本能的に持つ生への渇望 89 00:06:09,787 --> 00:06:12,081 それを反転させる術か 90 00:06:12,498 --> 00:06:15,000 確かに最強のスキルだ 91 00:06:15,084 --> 00:06:16,794 (マリアベル) まさか… 92 00:06:16,877 --> 00:06:21,799 (リムル) だが その最強は ユニークスキルの次元での話だ 93 00:06:21,882 --> 00:06:26,762 (智慧之王) 是 究極能力に 覚醒しているマスターには通用しません 94 00:06:26,845 --> 00:06:29,181 魂の強度の問題です 95 00:06:29,264 --> 00:06:33,310 よって 個体名マリアベル・ロッゾの 勝利の確率は―― 96 00:06:33,393 --> 00:06:34,561 ゼロです 97 00:06:35,354 --> 00:06:38,816 (リムル) 残念だったな 解析完了だ 98 00:06:38,899 --> 00:06:42,069 これで もう お前の力は通じない 99 00:06:43,320 --> 00:06:45,864 (マリアベル) どこまで常識外れなの 100 00:06:47,282 --> 00:06:49,368 手を引け マリアベル 101 00:06:49,451 --> 00:06:51,578 これが最後の忠告だ 102 00:06:52,287 --> 00:06:55,916 普通の少女として生きるのなら 殺しはしない 103 00:06:55,999 --> 00:06:57,584 クッ… 104 00:06:58,627 --> 00:07:01,088 <負けるわけにはいかないの> 105 00:07:01,171 --> 00:07:05,509 <魔王リムルを下す以外 私に道はない> 106 00:07:05,592 --> 00:07:10,806 <西側諸国は この世界は 私だけのものなのよ> 107 00:07:12,349 --> 00:07:14,852 もっと もっとなの 108 00:07:14,935 --> 00:07:15,853 うん? 109 00:07:18,230 --> 00:07:21,024 (マリアベル) 私の全てを費やしてでも―― 110 00:07:21,108 --> 00:07:23,402 ここで勝利を勝ち取るのよ! 111 00:07:24,444 --> 00:07:28,448 (リムル)<なるほどな ガイも こうして強化したのか> 112 00:07:28,532 --> 00:07:29,825 <いや> 113 00:07:29,908 --> 00:07:31,034 (智慧之王) 告 114 00:07:31,118 --> 00:07:34,079 個体名マリアベル・ロッゾの 身体能力と共に―― 115 00:07:34,163 --> 00:07:38,333 ユニークスキル“強欲者”の力が 著しく上昇しています 116 00:07:38,417 --> 00:07:40,711 <こいつ スキルの威力を…> 117 00:07:40,794 --> 00:07:43,547 死になさい 魔王リムル! 118 00:07:49,511 --> 00:07:50,804 ハアッ… 119 00:07:57,936 --> 00:08:00,564 お前の力は通じないと言っただろ 120 00:08:00,564 --> 00:08:01,565 なっ… 121 00:08:01,648 --> 00:08:02,691 アッ… 122 00:08:03,483 --> 00:08:04,776 (リムル) ンッ! 123 00:08:04,860 --> 00:08:06,987 アッ… ガハッ… 124 00:08:08,614 --> 00:08:10,699 苦しまずに逝かせてやる 125 00:08:11,158 --> 00:08:13,035 俺の中で反省しろ 126 00:08:13,118 --> 00:08:14,703 (マリアベル) ウッ… 127 00:08:15,162 --> 00:08:16,205 フフッ… 128 00:08:16,955 --> 00:08:18,123 ウッ! 129 00:08:19,583 --> 00:08:21,418 (リムル) ハッ!? (シオン) ウウッ… 130 00:08:21,501 --> 00:08:23,754 シオン! ハッ… 131 00:08:24,421 --> 00:08:25,339 (リムル) ンッ! 132 00:08:27,883 --> 00:08:29,426 (隊員たち) ウワッ… 133 00:08:29,968 --> 00:08:31,470 (カガリ) ユウキさま! 134 00:08:36,516 --> 00:08:37,893 ユウキ 135 00:08:37,976 --> 00:08:39,186 ハハッ… 136 00:08:39,269 --> 00:08:41,021 (笑い声) 137 00:08:41,104 --> 00:08:43,273 アッ アア… 138 00:08:43,941 --> 00:08:48,487 見くびっていたわ ナメていたのよ 魔王リムル 139 00:08:48,779 --> 00:08:52,282 私に ここまでさせるとは 思わなかったの 140 00:08:52,366 --> 00:08:53,450 (智慧之王) 告 141 00:08:53,533 --> 00:08:57,120 個体名ユウキ・カグラザカの力が 跳ね上がりました 142 00:08:57,204 --> 00:08:59,498 個体名マリアベル・ロッゾが―― 143 00:08:59,581 --> 00:09:03,919 ユニークスキル“強欲者”を介して 力の譲渡を行ったもようです 144 00:09:04,002 --> 00:09:05,921 (リムル) やっかいな 145 00:09:06,421 --> 00:09:08,924 お褒めの言葉として 受け取っておくよ 146 00:09:09,007 --> 00:09:10,467 (マリアベル) フフッ… 147 00:09:12,803 --> 00:09:14,263 あっ… 148 00:09:15,514 --> 00:09:16,431 ンン… 149 00:09:19,184 --> 00:09:21,812 (リムル) あっ! (ユウキ) よそ見なんて余裕だね 150 00:09:21,895 --> 00:09:23,230 本気でいくよ? 151 00:09:26,400 --> 00:09:27,526 アッ… 152 00:09:27,609 --> 00:09:31,071 (智慧之王) 驚 “誓約之王”の 万能結界が破られました 153 00:09:31,780 --> 00:09:33,490 (リムル) ウッソだろ!? 154 00:09:33,573 --> 00:09:35,742 (智慧之王) 個体名ユウキ・カグラザカは―― 155 00:09:35,826 --> 00:09:39,371 超特異体質 “能力封殺”なのだと推測します 156 00:09:39,454 --> 00:09:44,126 <なっ!? つまり 俺の絶対防御が 通用しないどころか――> 157 00:09:44,209 --> 00:09:47,379 <ほぼ全ての攻撃が 無効化されちゃうってこと!?> 158 00:09:47,462 --> 00:09:48,338 (智慧之王) 是 159 00:09:48,422 --> 00:09:52,884 “能力封殺”は霊的体質であり 魔法とスキルを封殺します 160 00:09:52,968 --> 00:09:55,512 (リムル) <それじゃ アーツなら通じるのか> 161 00:09:55,595 --> 00:09:58,765 <ていうか 究極能力を破るとか おかしいだろ!> 162 00:09:58,849 --> 00:10:01,727 お前 ユニークスキルや特殊能力は―― 163 00:10:01,810 --> 00:10:04,021 獲得できなかったって 言ってなかったか? 164 00:10:04,104 --> 00:10:06,315 ウソは言ってませんよ 165 00:10:06,398 --> 00:10:10,027 身体能力だけ異常に発達したって 言ったでしょう? 166 00:10:10,110 --> 00:10:11,445 (リムル) こいつ… 167 00:10:15,115 --> 00:10:19,161 操られているだけなら なるべく殺したくはないんだが 168 00:10:19,244 --> 00:10:20,620 しかたない 169 00:10:25,792 --> 00:10:28,962 (ユウキ) へえ すごい刀だね 170 00:10:29,046 --> 00:10:31,465 死んでも恨むなよ 171 00:10:34,551 --> 00:10:36,970 それは こっちのセリフさ 172 00:10:44,519 --> 00:10:46,646 (隊員) グラマス どうして… 173 00:10:46,730 --> 00:10:49,691 (団長) 先ほどの少女に 従っていたようだったが 174 00:10:49,775 --> 00:10:51,693 俺たちは利用されたのか? 175 00:10:51,777 --> 00:10:53,111 (隊員) そんな! 176 00:10:53,195 --> 00:10:55,947 ユウキさまが我々を裏切るなんて ありえません! 177 00:10:56,615 --> 00:10:59,451 きっと 事情があるのです 178 00:10:59,534 --> 00:11:01,119 (隊員) そ… そうよ 179 00:11:01,203 --> 00:11:04,498 何か 私たちに 言えない理由があるんだわ 180 00:11:04,790 --> 00:11:06,208 (団長) そうだな 181 00:11:06,291 --> 00:11:07,626 ハアーッ! 182 00:11:08,794 --> 00:11:09,628 ンッ… 183 00:11:16,760 --> 00:11:17,969 ンンッ! 184 00:11:23,642 --> 00:11:28,271 <どうしたもんかな 精神干渉を解除できればいいんだが> 185 00:11:28,355 --> 00:11:33,026 (智慧之王) 告 能力封殺に阻まれ 干渉が妨害されました 186 00:11:33,485 --> 00:11:34,361 <だよな> 187 00:11:38,281 --> 00:11:42,327 <俺の場合 ただ殴るだけの攻撃にも スキルが影響する> 188 00:11:43,328 --> 00:11:45,997 <故に 俺の攻撃は効かない> 189 00:11:46,081 --> 00:11:47,582 <…はずなのだが> 190 00:11:50,085 --> 00:11:54,047 (リムル)<こいつ 刀の攻撃には 回避か武器で対応してる?> 191 00:11:54,131 --> 00:11:57,801 (智慧之王) 告 能力封殺は 武器には適用されません 192 00:11:57,884 --> 00:11:58,927 <やっぱり!> 193 00:11:59,010 --> 00:12:02,013 <武器による物理攻撃は通るのか!> 194 00:12:02,097 --> 00:12:05,142 <なら ユウキからの武器攻撃は…> 195 00:12:08,937 --> 00:12:11,064 油断したね リムルさん 196 00:12:16,653 --> 00:12:17,487 ハッ!? 197 00:12:17,571 --> 00:12:19,322 はい 残念 198 00:12:19,656 --> 00:12:21,908 素手で殴られたほうが痛かったよ 199 00:12:21,992 --> 00:12:25,537 ウソだろ わざと!? でたらめすぎ 200 00:12:28,373 --> 00:12:33,003 <ユウキからの武器攻撃は 俺の絶対防御を貫通しない> 201 00:12:33,545 --> 00:12:35,547 暴風黒魔斬! 202 00:12:47,267 --> 00:12:49,019 (激突音) 203 00:12:51,855 --> 00:12:53,106 (ユウキ) ガハッ… 204 00:12:54,274 --> 00:12:57,194 (リムル)<剣撃に 究極能力“暴風之王”の――> 205 00:12:57,277 --> 00:13:00,238 <暴風系魔法を融合させた一撃だ> 206 00:13:00,322 --> 00:13:02,532 (智慧之王) 告 該当のアーツは―― 207 00:13:02,616 --> 00:13:06,077 能力封殺により 一部の効果が封殺されています 208 00:13:06,536 --> 00:13:09,456 (リムル)<それでいい 殺したくはないからな> 209 00:13:09,539 --> 00:13:10,832 (ユウキ) アッ… 210 00:13:10,916 --> 00:13:13,835 ハァハァハァ… 211 00:13:14,336 --> 00:13:16,004 暴風系魔法は―― 212 00:13:16,087 --> 00:13:20,342 傷口から身体組織を崩壊させて 全身をむしばむ 213 00:13:21,051 --> 00:13:26,097 だが “能力封殺”体質のお前なら 致命傷にはならないはずだ 214 00:13:27,849 --> 00:13:29,267 (リムル)<解析鑑定> 215 00:13:31,937 --> 00:13:35,690 (リムル)<やはり マリアベルの 強欲者に染まりきってる> 216 00:13:35,774 --> 00:13:38,652 <精神干渉も解除はできなかった> 217 00:13:39,194 --> 00:13:40,946 残る手段は… 218 00:13:44,991 --> 00:13:47,661 マリアベルを始末するまで眠ってろ 219 00:13:47,744 --> 00:13:50,038 ちょっと強くいくが 悪く思うなよ 220 00:13:50,121 --> 00:13:51,706 (カガリ) お待ちください! (リムル) あっ… 221 00:13:52,249 --> 00:13:55,710 (カガリ) ユウキさまを殺すのは どうか ご容赦くださいませ! 222 00:13:55,794 --> 00:13:58,838 危ないって! ユウキは操られてるんだぞ 223 00:13:58,922 --> 00:14:02,217 いいえ! ユウキさまが あのような少女に―― 224 00:14:02,300 --> 00:14:04,844 心の強さで負けるなど ありえませんわ! 225 00:14:04,928 --> 00:14:08,265 ユウキさま しっかりなさってください 226 00:14:08,348 --> 00:14:11,643 あなたは 誰かの言いなりに なるような人ではないはずです! 227 00:14:11,726 --> 00:14:13,478 (隊員) カガリさん (リムル) うん? 228 00:14:13,562 --> 00:14:16,356 (隊員) そうよ カガリさんの言うとおりよ 229 00:14:16,439 --> 00:14:19,442 (隊員) ああ! 俺たちのグラマスは そんなヤワじゃない! 230 00:14:19,526 --> 00:14:20,902 (隊員) しっかりしてください! 231 00:14:20,986 --> 00:14:23,238 <えっ ええ~っ…> 232 00:14:23,321 --> 00:14:26,241 <なんか 俺のほうが 悪者に見えてきた> 233 00:14:26,741 --> 00:14:28,660 お… お前ら 234 00:14:28,743 --> 00:14:31,663 ハッ… ユウキさま! 235 00:14:33,039 --> 00:14:37,669 そこまで言われちゃ これ以上 情けないとこ見せられないな 236 00:14:39,004 --> 00:14:40,171 えっ? 237 00:14:40,255 --> 00:14:43,008 (団長) グラマス! (隊員) もしかして 正気に? 238 00:14:43,091 --> 00:14:48,221 ああ 君らの声が 僕の意識を 引っ張り上げてくれたみたいだ 239 00:14:48,305 --> 00:14:49,347 ありがとう 240 00:14:49,431 --> 00:14:51,057 グラマス~! 241 00:14:51,141 --> 00:14:52,726 良かった 本当に! 242 00:14:52,809 --> 00:14:54,811 俺は信じてましたよ! 243 00:14:54,894 --> 00:14:56,187 (リムル) あっ… (智慧之王) 告 244 00:14:56,271 --> 00:14:59,691 個体名ユウキ・カグラザカの 変化を確認 245 00:14:59,774 --> 00:15:03,320 強欲者による精神干渉が 解除されたもようです 246 00:15:03,403 --> 00:15:06,323 (リムル) そんなご都合展開 あり!? 247 00:15:07,824 --> 00:15:09,951 (リムル) <ユウキさえ敵対していなければ――> 248 00:15:10,035 --> 00:15:12,495 <残る騎士1人 敵ではない> 249 00:15:12,579 --> 00:15:14,873 <精神干渉を解除すると――> 250 00:15:14,956 --> 00:15:17,250 <騎士の言っていた “あの人”とやらが――> 251 00:15:17,334 --> 00:15:19,794 <なんと グレンダだったことが判明> 252 00:15:19,878 --> 00:15:22,922 (ゴブタ=ランガ) この人 元三武仙らしいッス 253 00:15:23,006 --> 00:15:25,342 グレンダさんに その座を奪われたとき 254 00:15:25,425 --> 00:15:28,053 ついでに 心まで奪われちゃったみたいで 255 00:15:28,136 --> 00:15:31,348 (ラーマ) グレンダが生きてるなら 先に言ってほしかったよね 256 00:15:31,431 --> 00:15:33,183 (ゴブタ=ランガ) 何回も言ったッス! 257 00:15:33,683 --> 00:15:36,853 (リムル)<ちなみに ユウキのケガも回復している> 258 00:15:36,936 --> 00:15:40,857 <能力封殺は 自分でオン・オフできるらしい> 259 00:15:40,940 --> 00:15:44,152 迷惑かけたみたいで なんか すみません 260 00:15:44,235 --> 00:15:45,862 でも 助かりましたよ 261 00:15:45,945 --> 00:15:47,113 アア… 262 00:15:47,739 --> 00:15:49,449 <理不尽すぎる> 263 00:15:54,079 --> 00:15:55,455 (ユウキ) リムルさん (リムル) うん? 264 00:15:55,997 --> 00:15:58,750 マリアベルは 僕に追わせてくれませんか? 265 00:15:58,833 --> 00:16:00,627 勝てるのか? 266 00:16:00,710 --> 00:16:03,213 油断しなければ余裕ですよ 267 00:16:03,296 --> 00:16:06,424 というか 能力封殺がオフのときに 操られたとか―― 268 00:16:06,508 --> 00:16:09,427 僕の誇りに懸けて許せませんし 269 00:16:09,511 --> 00:16:10,804 確かに 270 00:16:11,429 --> 00:16:12,639 (ユウキ) 彼女は 恐らく―― 271 00:16:12,722 --> 00:16:18,395 最深部にある動力施設を暴走させて リムルさんを巻き添えにする気かと 272 00:16:18,478 --> 00:16:20,647 動力施設? 273 00:16:20,730 --> 00:16:24,275 (カガリ) 暴走したら 遺跡の爆破では収まりませんわ 274 00:16:24,901 --> 00:16:27,362 ワタクシも同行させてください 275 00:16:27,445 --> 00:16:28,738 この手の遺跡は―― 276 00:16:28,822 --> 00:16:32,075 以前 ソーマを踏破して 調べ尽くしております 277 00:16:32,158 --> 00:16:35,745 もしもの場合でも ワタクシでしたら止められます 278 00:16:36,579 --> 00:16:40,500 <美人の真剣な表情は 迫力があるな> 279 00:16:41,167 --> 00:16:43,503 分かった なら 任せるよ 280 00:16:44,587 --> 00:16:46,131 シオン ゴブタ! 281 00:16:46,214 --> 00:16:49,551 お前たちは みんなを誘導して ダークエルフたちと合流 282 00:16:49,634 --> 00:16:50,677 護衛に当たれ! 283 00:16:51,177 --> 00:16:53,596 (ゴブタ=ランガ) 了解ッス! (シオン) リムルさまは どちらへ? 284 00:16:54,097 --> 00:16:56,349 俺は ミリムの援護に向かう! 285 00:17:00,437 --> 00:17:02,856 (マリアベル) ハァハァ ハァハァ… 286 00:17:03,356 --> 00:17:08,111 <不意をつくことでもしなければ あの魔王を始末するなんて不可能> 287 00:17:08,695 --> 00:17:11,990 <私も巻き込まれかねない 危険な方法だけれど…> 288 00:17:12,073 --> 00:17:13,116 ハッ… 289 00:17:13,199 --> 00:17:16,619 (マリアベル)<もう そんなことを 言っている場合ではないのよ> 290 00:17:16,703 --> 00:17:19,873 (マリアベル) ハァハァハァ… 291 00:17:19,956 --> 00:17:21,374 えっ… 292 00:17:27,213 --> 00:17:29,007 (マリアベル) 何もない 293 00:17:30,341 --> 00:17:32,260 おかしいわ 294 00:17:33,261 --> 00:17:35,138 どういうこと? 295 00:17:35,221 --> 00:17:37,182 (ユウキ) ハハッ… (マリアベル) ハッ!? 296 00:17:37,724 --> 00:17:41,686 (ユウキ) この遺跡に 魔導制御動力炉なんてものはないぜ 297 00:17:42,187 --> 00:17:45,690 ちなみに“ソーマ”にも ありませんでしたわよ 298 00:17:47,400 --> 00:17:48,943 ユウキなの? 299 00:17:49,486 --> 00:17:51,946 ああ 僕だとも 300 00:17:52,405 --> 00:17:55,492 (マリアベル) あなた 魔王リムルの相手は? 301 00:17:55,575 --> 00:17:56,785 (ユウキ) 終わったよ 302 00:17:56,868 --> 00:18:00,789 本気で ぶつかってみたけど あれはムリだね 303 00:18:00,872 --> 00:18:04,042 勝てそうだったら そのまま倒そうと思ってたんだけど 304 00:18:04,793 --> 00:18:07,420 こっちは ヒヤヒヤものでしたわ 305 00:18:07,504 --> 00:18:11,299 それ以前に 本気で裏切られたのかと 焦りましたわよ 306 00:18:11,382 --> 00:18:13,718 アハハッ… ごめん ごめん 307 00:18:13,802 --> 00:18:17,305 君にも黙っといたほうが 真実味が出ると思ってさ 308 00:18:18,014 --> 00:18:19,974 <ありえない> 309 00:18:20,058 --> 00:18:22,310 <けれど 認めざるをえない> 310 00:18:22,727 --> 00:18:26,815 <事実 今のユウキに 強欲者の影響は見られない> 311 00:18:28,525 --> 00:18:32,821 (マリアベル) ユウキ あなたは 私の力を打ち破ったとでも? 312 00:18:33,279 --> 00:18:35,907 どうやって? いつからなの!? 313 00:18:35,990 --> 00:18:37,116 気になるかい? 314 00:18:37,200 --> 00:18:39,327 いいから答えるのよ! 315 00:18:39,410 --> 00:18:42,163 じゃあ 見せてあげよう 316 00:18:44,415 --> 00:18:46,334 (マリアベル) まさか… 317 00:18:46,417 --> 00:18:49,337 ウソよ ウソなのよ 318 00:18:51,923 --> 00:18:56,344 ずっと 支配されたフリを していたというの!? 319 00:18:57,428 --> 00:18:58,805 (指を鳴らす音) (ユウキ) そう 320 00:18:58,888 --> 00:19:01,266 答えは“演じていた”だけ 321 00:19:01,349 --> 00:19:03,768 どうだい 名演技だっただろ? 322 00:19:03,852 --> 00:19:05,019 (マリアベル) バカな! 323 00:19:05,103 --> 00:19:10,066 欲望が強ければ強いほど 私に抗うことはできなくなるのよ 324 00:19:10,149 --> 00:19:13,027 あなたほど強欲な者なら なおさら 325 00:19:13,111 --> 00:19:18,408 私の能力は 欲望という 感情の根っこに由来する最強の力 326 00:19:18,491 --> 00:19:20,285 打ち勝つなんて不可能なの! 327 00:19:21,244 --> 00:19:22,662 確かにね 328 00:19:22,745 --> 00:19:26,708 だけど 僕は こちらの世界に渡って すぐ―― 329 00:19:27,041 --> 00:19:29,168 能力封殺を“創った”のさ 330 00:19:30,503 --> 00:19:32,171 創った? 331 00:19:32,255 --> 00:19:37,677 ああ 僕に対する全ての悪意を 無効化するためにね 332 00:19:37,760 --> 00:19:41,097 だとしても そんなことは関係ないんだ 333 00:19:41,180 --> 00:19:47,729 だって 君の欲望より 僕の欲望のほうが ずっと大きい 334 00:19:48,313 --> 00:19:50,189 君の強欲者なんて―― 335 00:19:50,273 --> 00:19:53,610 能力封殺がなくても 僕には通じないんだよ 336 00:19:54,152 --> 00:19:57,322 この世界は 僕の箱庭 337 00:19:58,698 --> 00:20:00,325 (衝撃音) (マリアベル) ウッ… 338 00:20:02,410 --> 00:20:04,078 ガハッ… 339 00:20:06,581 --> 00:20:11,085 (ユウキ) 僕の野望は この世の王となること 340 00:20:11,169 --> 00:20:13,796 ウウッ… ナメるな 341 00:20:13,880 --> 00:20:16,341 私は マリアベル 342 00:20:16,424 --> 00:20:17,759 ンッ! 343 00:20:18,676 --> 00:20:21,137 “強欲”のマリアベル! 344 00:20:21,846 --> 00:20:25,767 あなたごとき 私の敵ではないのよ! 345 00:20:25,850 --> 00:20:27,769 ムダだって 346 00:20:28,186 --> 00:20:31,606 そんな ささやかな欲望では 僕に勝てない 347 00:20:32,857 --> 00:20:36,569 (マリアベル) アア… ウソでしょ 348 00:20:36,653 --> 00:20:38,571 強欲者の波動が… 349 00:20:38,655 --> 00:20:40,782 あなた 私の力を… 350 00:20:41,282 --> 00:20:42,533 正解 351 00:20:42,617 --> 00:20:46,537 そんなこと できるわけ… 352 00:20:46,621 --> 00:20:48,164 (ユウキ) できるさ 353 00:20:48,706 --> 00:20:52,126 より ふさわしい者のもとへ 移るだけなんだから 354 00:20:57,382 --> 00:21:01,886 (ユウキ) もしも君が あと10年早く こっちの世界で生まれていたら―― 355 00:21:01,970 --> 00:21:04,889 世界を支配していたかもしれないね 356 00:21:10,269 --> 00:21:12,814 君は運がなかった 357 00:21:12,897 --> 00:21:17,860 その幼い体では スキルを十全に操れなかっただろう 358 00:21:17,944 --> 00:21:19,195 うん? 359 00:21:19,862 --> 00:21:21,572 もう聞こえていないか 360 00:21:28,287 --> 00:21:31,290 (ユウキ) 君が自分で言ったんだよ 361 00:21:31,374 --> 00:21:34,544 僕の野望が大きすぎるってね 362 00:21:42,343 --> 00:21:44,303 (ユウキ) おやすみ マリアベル 363 00:21:44,929 --> 00:21:48,725 君の欲望は 僕が ちゃんと引き受けるから 364 00:21:54,647 --> 00:21:57,358 (リムル)<激動の時代を 生きたマリアベルは――> 365 00:21:57,442 --> 00:22:00,737 <この世界において 短い生涯を終えた> 366 00:22:02,321 --> 00:22:05,116 <力なき者が敗者になるという――> 367 00:22:05,533 --> 00:22:08,327 <この世の真理が導くままに> 368 00:22:24,969 --> 00:22:31,976 ♪~ 369 00:23:47,844 --> 00:23:54,851 ~♪