1 00:00:04,880 --> 00:00:07,425 (リムル=テンペスト) <はるか遠い昔の話> 2 00:00:08,134 --> 00:00:11,679 <この世に4体のみ存在する竜種> 3 00:00:13,347 --> 00:00:18,144 <その最初の1体が 人間の娘と 子をなした> 4 00:00:21,188 --> 00:00:25,025 <我が子に 力の大半を譲渡した竜種は――> 5 00:00:25,109 --> 00:00:27,778 <残る力を結晶化させ――> 6 00:00:27,862 --> 00:00:32,825 <自身の分身体とも言える 精霊竜を生みだした> 7 00:00:35,035 --> 00:00:38,456 <竜皇女は 親の顔も知らずに育つが――> 8 00:00:38,539 --> 00:00:44,628 <その傍らには 常に 父から贈られた小竜の姿があった> 9 00:00:48,048 --> 00:00:49,216 (小竜) キュイ! 10 00:00:52,178 --> 00:00:53,304 (男の子) ありがとう! 11 00:00:53,387 --> 00:00:55,723 (ミリム・ナーヴァ) どういたしましてなのだ! 12 00:00:55,806 --> 00:00:56,849 (小竜) キュイ! 13 00:00:57,767 --> 00:01:01,479 (女の子) 優しい子だね 名前 何ていうの? 14 00:01:02,062 --> 00:01:05,024 名前… う~ん 15 00:01:05,107 --> 00:01:06,484 名はないのだ! 16 00:01:06,567 --> 00:01:07,443 (女の子) えっ? 17 00:01:07,526 --> 00:01:10,237 (ミリム) か… 考えているのはあるぞ! 18 00:01:10,321 --> 00:01:15,659 だが ワタシは力が強すぎて 名付けが難しいらしく… 19 00:01:15,743 --> 00:01:17,745 (女の子) ふ~ん (男の子) 変なの 20 00:01:18,245 --> 00:01:19,830 名前などなくとも―― 21 00:01:19,914 --> 00:01:23,334 ワタシは こやつとは友達だから 問題ないのだ 22 00:01:24,418 --> 00:01:25,503 ンッ… 23 00:01:25,586 --> 00:01:26,921 キュイ? 24 00:01:27,004 --> 00:01:28,047 キュイ~! 25 00:01:28,130 --> 00:01:29,882 キュイ キュイ~! 26 00:01:29,965 --> 00:01:32,510 (ミリム) フフフッ! 待つのだ~! 27 00:01:32,593 --> 00:01:36,347 アハハハッ! アハハッ! 待て待て~! 28 00:01:36,430 --> 00:01:38,891 ウワッ… 待つのだ~! 29 00:01:40,226 --> 00:01:44,146 (リムル)<永遠に続くかに思われた 温かな日々> 30 00:01:45,981 --> 00:01:47,149 <しかし…> 31 00:01:48,192 --> 00:01:53,405 <栄華を極めた超魔導大国が 竜皇女の支配をもくろみ――> 32 00:01:54,156 --> 00:01:56,158 <小竜を手にかけた> 33 00:01:57,243 --> 00:02:02,915 <竜皇女は 嘆き悲しみ 烈火のごとく怒りくるった> 34 00:02:04,291 --> 00:02:10,172 <人柱の魔王と精霊女王の力で 正気を取り戻したころには――> 35 00:02:11,257 --> 00:02:15,678 <超魔導大国の栄華は 過去のものとなっていた> 36 00:02:18,722 --> 00:02:24,353 <竜皇女は 十数万の命をいけにえに 魔王へと開花する> 37 00:02:25,354 --> 00:02:30,025 <すると 奇跡が起き 小竜が生き返った> 38 00:02:31,610 --> 00:02:36,323 <しかし 死によって魂を失った小竜は――> 39 00:02:36,574 --> 00:02:41,787 <意思なき邪悪な魔物 混沌竜へと変貌してしまった> 40 00:02:44,832 --> 00:02:49,712 <殺められた恨みか 友を悲しませた悲しみか> 41 00:02:50,421 --> 00:02:56,677 <憎悪にのまれるかのごとく 混沌竜は 破壊の限りを尽くした> 42 00:02:59,597 --> 00:03:05,352 (ミリム) そうか ワタシの友達は もう… 43 00:03:07,563 --> 00:03:12,735 (リムル)<竜皇女は 自らの手で 友を封印した> 44 00:03:20,159 --> 00:03:25,039 <それが 魔王となった竜皇女の最初の偉業> 45 00:03:27,207 --> 00:03:32,338 <魔導王朝サリオンに伝わる いにしえの物語である> 46 00:03:36,300 --> 00:03:37,509 アア… 47 00:03:39,470 --> 00:03:45,476 ♪~ 48 00:05:00,551 --> 00:05:06,223 ~♪ 49 00:05:09,476 --> 00:05:15,441 (混沌竜の うなり声) 50 00:05:21,780 --> 00:05:23,365 アア… 51 00:05:24,825 --> 00:05:25,868 クッ… 52 00:05:29,329 --> 00:05:31,373 (咆哮) 53 00:05:32,041 --> 00:05:33,083 ハッ… 54 00:05:36,170 --> 00:05:37,463 クッ! 55 00:05:41,759 --> 00:05:43,552 ンッ ンン… 56 00:05:47,598 --> 00:05:49,099 (ミリム) クッ ウウ… 57 00:05:50,517 --> 00:05:51,643 グッ! 58 00:05:51,727 --> 00:05:53,187 ウッ! 59 00:05:54,938 --> 00:05:56,732 ハァ… 60 00:05:59,193 --> 00:06:00,861 (リムル) ミリム! (ミリム) ハッ… 61 00:06:01,403 --> 00:06:02,696 (リムル) 無事か!? 62 00:06:02,780 --> 00:06:04,698 う… うむ 63 00:06:06,116 --> 00:06:08,327 大丈夫だ なんとかなる 64 00:06:08,911 --> 00:06:10,370 リムル… 65 00:06:11,288 --> 00:06:12,331 (リムル) ンッ… 66 00:06:19,171 --> 00:06:22,758 <でかいな これが混沌竜> 67 00:06:23,425 --> 00:06:27,846 <かつて ミリムが封じたという いにしえの精霊竜> 68 00:06:30,099 --> 00:06:32,351 (リムル)<ミリムの友達か> 69 00:06:32,684 --> 00:06:35,521 リムル 一体 どうすればいいのだ? 70 00:06:35,604 --> 00:06:40,067 周囲の魔素を食らい続けて 成長が止まらぬようだ 71 00:06:40,150 --> 00:06:42,486 もはや 大きすぎて 封じることもできぬ 72 00:06:43,153 --> 00:06:44,196 ンン… 73 00:06:44,905 --> 00:06:46,115 汚染も激しい 74 00:06:46,698 --> 00:06:49,952 強欲者に塗りつぶされて 治癒はムリそうだ 75 00:06:51,411 --> 00:06:52,454 (ミリム) だが… 76 00:06:52,538 --> 00:06:57,584 だが ワタシには 友達を消すなど できないのだ! 77 00:06:58,335 --> 00:06:59,711 ミリム… 78 00:07:00,129 --> 00:07:05,467 (咆哮) 79 00:07:16,603 --> 00:07:17,646 アア… 80 00:07:24,486 --> 00:07:25,988 なんて威力だ 81 00:07:38,792 --> 00:07:40,711 アア… 82 00:07:41,128 --> 00:07:42,171 クッ… 83 00:07:49,344 --> 00:07:50,429 (リムル) ミリム! 84 00:07:52,639 --> 00:07:53,849 (爆発音) 85 00:07:53,932 --> 00:07:54,933 ハッ!? 86 00:07:58,020 --> 00:08:00,564 城が! クッ… 87 00:08:00,606 --> 00:08:02,524 (リムル) シオン! ゴブタ! 無事か!? 88 00:08:03,066 --> 00:08:05,694 (シオン) リムルさま! こちらは問題ありません 89 00:08:05,777 --> 00:08:08,155 (ゴブタ) ちょうど 上層階に戻ったところッス! 90 00:08:08,238 --> 00:08:10,741 長老さんが みんなを避難させてるッスよ! 91 00:08:10,824 --> 00:08:14,244 (エヴァ) 落ち着いてください 塔の中なら安全です! 92 00:08:14,328 --> 00:08:16,538 (リムル) お前たちも避難を手伝ってくれ 93 00:08:16,622 --> 00:08:19,082 混沌竜の攻撃は こっちで そらす 94 00:08:19,166 --> 00:08:21,251 (ゴブタ) はいッス! (シオン) お任せください! 95 00:08:21,710 --> 00:08:22,753 (リムル) ンッ… 96 00:08:22,836 --> 00:08:25,756 (リムル)<倒すだけなら ミリムには たやすいんだろうが――> 97 00:08:25,839 --> 00:08:28,884 <友達相手に そんなことはさせたくない> 98 00:08:35,057 --> 00:08:38,101 <必ず策はある 何か方法を…> 99 00:08:38,185 --> 00:08:39,228 ハッ… 100 00:08:40,229 --> 00:08:42,481 何だ? あの光 101 00:08:42,564 --> 00:08:46,526 (智慧之王) 解 恐らく精霊竜の魂です 102 00:08:46,610 --> 00:08:48,278 えっ? 魂って―― 103 00:08:48,362 --> 00:08:51,406 消失してたから 混沌竜になったんじゃ? 104 00:08:51,907 --> 00:08:55,494 (智慧之王) 是 ですが 実物を解析した結果 105 00:08:55,577 --> 00:08:58,497 魂と その器 星幽体の存在を―― 106 00:08:58,580 --> 00:08:59,915 確認しました 107 00:08:59,998 --> 00:09:02,459 残存する魂は 一部のみで―― 108 00:09:02,542 --> 00:09:06,463 汚染により 本来の純粋な魂ではありません 109 00:09:06,546 --> 00:09:09,800 元の魂は 消失したと言えるでしょう 110 00:09:10,968 --> 00:09:13,720 <なるほどな それでも――> 111 00:09:13,804 --> 00:09:16,723 <今も輝きは失ってないみたいだ> 112 00:09:18,600 --> 00:09:20,227 (リムル) ミリム! (ミリム) ハッ… 113 00:09:21,937 --> 00:09:24,731 ミリム 混沌竜を攻撃してくれ 114 00:09:24,815 --> 00:09:25,816 えっ? 115 00:09:25,899 --> 00:09:28,110 暴風大妖渦のときと同じだ 116 00:09:28,193 --> 00:09:30,946 お前なら 核を残して攻撃できるだろう 117 00:09:31,029 --> 00:09:34,074 その隙に 俺が そいつの魂を保護する 118 00:09:34,157 --> 00:09:39,037 だ… だが あの巨体では 生半可な力では貫けぬ 119 00:09:39,121 --> 00:09:41,957 下手をすれば 全て消し飛ばしてしまう! 120 00:09:42,040 --> 00:09:43,083 ハッ… 121 00:09:43,750 --> 00:09:46,086 手加減を覚えたんだろう? 122 00:09:46,586 --> 00:09:48,338 アア… 123 00:09:48,422 --> 00:09:52,592 お前の友達も頑張ってる お前も 気合いを見せろ 124 00:09:54,052 --> 00:09:55,595 ンッ… 125 00:09:55,679 --> 00:09:58,598 (うなり声) 126 00:09:58,682 --> 00:10:00,392 (2人) ハッ… 127 00:10:01,685 --> 00:10:06,690 (うなり声) 128 00:10:09,067 --> 00:10:10,902 ンン… 129 00:10:11,695 --> 00:10:13,947 (ミリム) 分かったのだ (リムル) あっ… 130 00:10:14,406 --> 00:10:16,700 信じるぞ リムルよ 131 00:10:18,035 --> 00:10:19,828 おう 任せろ! 132 00:10:23,790 --> 00:10:24,833 ンッ… 133 00:10:30,672 --> 00:10:34,968 (リムル)<大見得を切ったものの うまくいく確証はない> 134 00:10:35,052 --> 00:10:40,265 <希望を持たせた分 失敗したら 絶望も大きいだろう> 135 00:10:41,141 --> 00:10:42,434 <それでも…> 136 00:10:44,311 --> 00:10:45,979 やるしかないのだ! 137 00:10:53,945 --> 00:10:57,949 (うなり声) 138 00:11:00,160 --> 00:11:02,120 いくぞ 友よ 139 00:11:02,204 --> 00:11:05,749 星々の瞬きを その目に焼き付けよ! 140 00:11:05,832 --> 00:11:09,419 竜星拡散爆! 141 00:11:21,807 --> 00:11:23,225 クッ… 142 00:11:23,308 --> 00:11:24,976 拮抗してる今がチャンスだ! 143 00:11:25,060 --> 00:11:26,728 頼むぞ 智慧之王! 144 00:11:27,062 --> 00:11:29,481 (智慧之王) 了 イエス マイ・ロード 145 00:11:36,029 --> 00:11:39,366 (リムル)<重い… とんでもないな> 146 00:11:39,699 --> 00:11:42,202 <俺の魔素量が どんどん減っていく> 147 00:11:42,661 --> 00:11:43,745 <だが…> 148 00:11:43,829 --> 00:11:46,957 ハッ… あった! 149 00:11:48,625 --> 00:11:50,669 (リムル)<マリアベルの強欲者か> 150 00:11:50,752 --> 00:11:54,423 <せめて邪気がなければ 汚染を浄化しやすいんだが> 151 00:11:55,757 --> 00:11:56,842 あっ… 152 00:12:00,303 --> 00:12:01,346 <消えた!?> 153 00:12:01,430 --> 00:12:04,516 (智慧之王) 解 個体名ユウキ・カグラザカが―― 154 00:12:04,599 --> 00:12:07,519 個体名マリアベル・ロッゾを 打倒したようです 155 00:12:07,602 --> 00:12:09,855 (リムル)<今!? ウソだろ!> 156 00:12:10,605 --> 00:12:13,567 <でも まあ ナイス・タイミング!> 157 00:12:21,158 --> 00:12:22,242 よし! 158 00:12:22,701 --> 00:12:23,743 あとは… 159 00:12:26,288 --> 00:12:29,207 (リムル) ミリム! 出力を上げられるか? 160 00:12:29,291 --> 00:12:30,333 (ミリム) しかし… 161 00:12:32,252 --> 00:12:33,628 (リムル) 心配するな 162 00:12:33,712 --> 00:12:36,631 精霊竜の核は保護してる 163 00:12:37,674 --> 00:12:39,759 一気に勝負をかけるぞ! 164 00:12:40,302 --> 00:12:42,762 分かった 任せるのだ! 165 00:12:51,354 --> 00:12:54,274 竜星爆炎覇! 166 00:12:58,487 --> 00:13:03,283 言っといて何だけど あれから更に 出力上がるの おかしいだろ 167 00:13:03,366 --> 00:13:07,287 (うめき声) 168 00:13:15,462 --> 00:13:17,756 (うめき声) 169 00:13:24,346 --> 00:13:26,264 (智慧之王) 物質体 消滅 170 00:13:29,351 --> 00:13:31,770 精神体 消滅 171 00:13:32,187 --> 00:13:36,274 星幽体の奥に 心核と魂の残滓を確認 172 00:13:36,358 --> 00:13:39,027 ハッ… 始まるか 173 00:13:50,705 --> 00:13:53,667 どうするつもりだ! このままでは爆発するぞ! 174 00:13:53,750 --> 00:13:55,752 あとは俺が なんとかする! 175 00:13:58,838 --> 00:14:02,259 食らい尽くせ 暴食之王! 176 00:14:28,243 --> 00:14:31,204 終わった …のか? 177 00:14:31,913 --> 00:14:33,707 いや まだだよ 178 00:14:34,207 --> 00:14:37,711 お前の友達を なんとかしないとな 179 00:14:37,794 --> 00:14:40,964 あっ! ギジコンなのだ! 180 00:14:47,971 --> 00:14:50,140 もしや この中に… 181 00:14:50,223 --> 00:14:53,685 ああ 精霊竜の魂を移してある 182 00:14:53,768 --> 00:14:54,811 ハハッ! 183 00:14:55,687 --> 00:15:00,191 <だが 反応がない 心核が宿らなければ どうしようも…> 184 00:15:00,275 --> 00:15:01,484 アア… 185 00:15:01,568 --> 00:15:05,155 (リムル)<ワッ! マ… マズイぞ 何か打開策は…> 186 00:15:05,238 --> 00:15:07,282 あっ そうだ! 名前は? 187 00:15:07,365 --> 00:15:08,408 (ミリム) えっ? 188 00:15:08,491 --> 00:15:12,037 こういうときは 名前を呼びかけるのが鉄板なんだよ 189 00:15:12,120 --> 00:15:16,291 何ていうか こう… 相手の心に訴えかけるんだ! 190 00:15:16,833 --> 00:15:19,544 (リムル) <よくあるドラマの受け売りだけど> 191 00:15:21,296 --> 00:15:22,547 名前… 192 00:15:22,631 --> 00:15:24,049 (リムル) ンッ… 193 00:15:24,591 --> 00:15:29,095 昔すぎて 何もかも忘れていたのだ 194 00:15:29,638 --> 00:15:33,308 だが いつか呼んでみたい名はあった 195 00:15:34,476 --> 00:15:39,147 しかし ワタシの力では コントロールが難しいそうだ 196 00:15:39,689 --> 00:15:42,400 名を付けるにも 相手の命が危ないと… 197 00:15:42,484 --> 00:15:43,610 (リムル) ンッ… 198 00:15:43,985 --> 00:15:45,195 (リムル)<智慧之王先生> 199 00:15:45,278 --> 00:15:46,321 (智慧之王) 了 200 00:15:47,656 --> 00:15:50,325 大丈夫だから 呼んでみな 201 00:15:56,206 --> 00:15:57,666 キュイ~! 202 00:15:59,542 --> 00:16:01,211 ガイアだ 203 00:16:02,212 --> 00:16:05,799 ガイア! お前の“名”はガイアなのだ! 204 00:16:06,633 --> 00:16:10,845 いい名前じゃないか お前 ガイアだってさ 205 00:16:11,471 --> 00:16:13,264 友達が泣く前に―― 206 00:16:13,348 --> 00:16:16,226 さっさと目を覚ましたほうが いいんじゃないか? 207 00:16:16,726 --> 00:16:18,561 (ミリム) ンン… 208 00:16:28,154 --> 00:16:29,364 ハッ… 209 00:16:29,948 --> 00:16:31,574 (リムル) 成功したよ 210 00:16:32,200 --> 00:16:36,496 まだ卵みたいだから 本当の再会は もう少し先かな 211 00:16:39,833 --> 00:16:41,668 アア… 212 00:16:43,628 --> 00:16:45,755 (ミリム) 温かい 213 00:16:49,134 --> 00:16:50,760 ありがとう 214 00:16:51,219 --> 00:16:53,221 (ミリム) ありがとうなのだ リムル! (リムル) ワッ… 215 00:16:53,304 --> 00:16:57,517 やはり お前に任せると 全て うまくいくのだな! 216 00:16:57,600 --> 00:17:00,270 喜んでくれて何よりだ 217 00:17:00,687 --> 00:17:04,774 さあ 戻るか みんなも心配してるだろうし 218 00:17:04,858 --> 00:17:08,153 うむ! おなかもすいたのだ! 219 00:17:09,070 --> 00:17:12,157 (リムル)<これにて一件落着っと> 220 00:17:12,240 --> 00:17:14,909 <帰って ビールで乾杯したいね> 221 00:17:24,252 --> 00:17:26,838 (カガリ) 最初から 相談してほしかったですわ 222 00:17:26,921 --> 00:17:28,339 (ユウキ・カグラザカ) うん? 223 00:17:28,923 --> 00:17:31,176 (カガリ) アムリタの襲撃です 224 00:17:31,259 --> 00:17:34,345 隊員たちをごまかすのは 大変だったのですわよ 225 00:17:34,929 --> 00:17:37,557 (ユウキ) うまくいったから いいじゃないか 226 00:17:37,640 --> 00:17:40,351 それに 君を信じていたからね 227 00:17:40,435 --> 00:17:44,397 本当に つくづくムチャな方ですわ 228 00:17:44,481 --> 00:17:47,108 他人のスキルまで奪ったようですし 229 00:17:47,192 --> 00:17:52,155 ああ 強欲者のことなら スキルが僕を選んだんだよ 230 00:17:52,489 --> 00:17:55,366 それでも リムルさんには勝てないんだけど 231 00:17:55,784 --> 00:18:00,121 それよりも 僕の目的は マリアベルの殺害だった 232 00:18:00,497 --> 00:18:04,375 彼女が消えれば 自由に動いても 怪しまれることはない 233 00:18:04,459 --> 00:18:09,255 その上 全ての悪事を マリアベルのせいにできる 234 00:18:09,339 --> 00:18:12,217 僕は 晴れて無罪放免ってわけ 235 00:18:12,509 --> 00:18:14,886 (カガリ) 怖いお人ですこと 236 00:18:14,969 --> 00:18:16,012 ですが―― 237 00:18:16,721 --> 00:18:21,142 今回の件 あの娘にしては 浅はかに思えましたわ 238 00:18:21,726 --> 00:18:26,314 (カガリ) 魔王リムルを殺していれば 暴風竜が暴れだすでしょうし―― 239 00:18:26,397 --> 00:18:30,860 混沌竜を操れば 魔王ミリムの逆鱗に触れます 240 00:18:30,944 --> 00:18:33,154 さすがに強引では? 241 00:18:33,238 --> 00:18:37,158 それ! なぜだと思う? 242 00:18:38,701 --> 00:18:40,703 (カガリ) 神ルミナスの庇護? 243 00:18:41,162 --> 00:18:43,206 本気で おっしゃっているのですか? 244 00:18:43,623 --> 00:18:45,083 (ユウキ) 本気さ 245 00:18:45,166 --> 00:18:47,836 どれだけ被害が出るか 分からない状況で―― 246 00:18:47,919 --> 00:18:50,839 マリアベルが 強硬手段に出るはずはない 247 00:18:50,922 --> 00:18:52,340 (ユウキ) 何より 彼女は―― 248 00:18:52,423 --> 00:18:55,426 “それに関しては心配ない”と 断言した 249 00:18:56,052 --> 00:19:00,557 西側諸国が 神ルミナスに 守られていると知っていたからだよ 250 00:19:00,974 --> 00:19:04,561 だから 暴風竜や魔王ミリムが暴れても―― 251 00:19:04,644 --> 00:19:07,605 どうにか立て直せる程度の ダメージで済むと? 252 00:19:07,689 --> 00:19:09,065 (ユウキ) そういうこと 253 00:19:09,440 --> 00:19:10,817 ンン… 254 00:19:10,900 --> 00:19:12,652 (ユウキ) じゃあ 聞くけど 255 00:19:12,735 --> 00:19:16,531 ラプラスが ルベリオスの聖地で 倒した相手は誰だった? 256 00:19:17,198 --> 00:19:21,035 (カガリ) 法皇に扮した魔王ヴァレンタイン 257 00:19:21,119 --> 00:19:22,036 ハッ… 258 00:19:22,120 --> 00:19:27,292 そう だけど オクタグラムには 魔王ヴァレンタインが今もいる 259 00:19:27,375 --> 00:19:31,921 つまり ラプラスが倒した魔王は 偽物だったのさ 260 00:19:32,005 --> 00:19:35,174 (ユウキ) そして ルミナス教の総本山を根城にしている―― 261 00:19:35,258 --> 00:19:38,219 法皇以上の存在といえば… 262 00:19:38,303 --> 00:19:43,224 ハッ… 神にして魔王 ルミナス・バレンタイン 263 00:19:43,308 --> 00:19:46,227 そのとおり 更に言うと―― 264 00:19:46,311 --> 00:19:50,064 アムリタでは 血影狂乱が神聖魔法を使っていた 265 00:19:51,691 --> 00:19:55,361 つまり ロッゾ一族 少なくともグランベル・ロッゾは―― 266 00:19:55,445 --> 00:19:57,739 神ルミナスと つながりがあるのさ 267 00:19:58,823 --> 00:20:01,868 (カガリ) グランベル… 元勇者グランは―― 268 00:20:01,951 --> 00:20:05,747 かつて 魔王ルミナスの宿敵として 戦っていましたわ 269 00:20:06,205 --> 00:20:09,292 なかなかに つながりが深そうだよね 270 00:20:11,044 --> 00:20:15,465 …となると ロッゾ一族とは 距離を置いたほうがいいですね 271 00:20:15,798 --> 00:20:18,968 しばらくは 拠点を東に移したほうがよいかと 272 00:20:19,302 --> 00:20:21,888 ああ でも その前に―― 273 00:20:22,639 --> 00:20:24,891 グランベルに面会を申し込むよ 274 00:20:24,974 --> 00:20:26,142 えっ? 275 00:20:26,225 --> 00:20:30,355 僕は マリアベルに 支配されていた被害者だからね 276 00:20:30,438 --> 00:20:34,651 彼女がしでかした後始末について 交渉してみようかと 277 00:20:34,734 --> 00:20:38,780 フッ… おとなしくするつもりなんて なさそうですわね 278 00:20:39,364 --> 00:20:40,907 そりゃ そうさ 279 00:20:40,990 --> 00:20:44,827 だって 僕は この世の王になる男だぜ 280 00:20:49,624 --> 00:20:52,794 (書く音) 281 00:20:54,796 --> 00:20:56,047 フゥ… 282 00:20:57,590 --> 00:20:59,676 (リムル) <戦場となったアムリタの遺跡と――> 283 00:20:59,759 --> 00:21:03,805 <ジスターヴの城は 俺たちで復元することにした> 284 00:21:04,389 --> 00:21:05,431 <ゆくゆくは――> 285 00:21:05,515 --> 00:21:07,558 <出土品なんかを 城に展示して――> 286 00:21:07,642 --> 00:21:09,560 <博物館にも していきたい> 287 00:21:10,144 --> 00:21:11,938 <鉄道をつないだり――> 288 00:21:12,021 --> 00:21:14,315 <観光地として整えたり> 289 00:21:14,399 --> 00:21:16,734 <まだまだ先の話だけどね> 290 00:21:17,777 --> 00:21:19,737 <墳墓があった 最下層は――> 291 00:21:19,821 --> 00:21:21,322 <マリアベルの 自爆によって――> 292 00:21:21,406 --> 00:21:24,409 <崩落したと ユウキが説明してくれた> 293 00:21:24,951 --> 00:21:28,830 <いわく 俺を 巻き添えにするつもりだったとか> 294 00:21:29,455 --> 00:21:31,332 <なんだか やりきれない> 295 00:21:32,000 --> 00:21:33,793 <まあ 何にせよ――> 296 00:21:33,876 --> 00:21:36,379 <ユウキへの疑いが 晴れて良かった> 297 00:21:36,462 --> 00:21:38,589 <これで 安心して 協力関係を…> 298 00:21:38,673 --> 00:21:41,259 (智慧之王) 否 疑惑が確定しました 299 00:21:41,342 --> 00:21:43,553 えっ! どういうこと? 300 00:21:43,636 --> 00:21:45,763 (智慧之王) 個体名 ユウキ・カグラザカは―― 301 00:21:45,847 --> 00:21:48,474 間違いなく自分の意思で 動いていました 302 00:21:48,558 --> 00:21:49,726 はぁ! 303 00:21:49,809 --> 00:21:53,062 いやいや それなら どうして黙ってたんだ? 304 00:21:53,479 --> 00:21:58,026 (智慧之王) 解 行動原理が簡単で 利用可能だったからです 305 00:21:58,109 --> 00:21:59,152 あっ… 306 00:22:00,153 --> 00:22:04,866 <そうか 智慧之王さんは 俺のために黙ってたんだな> 307 00:22:06,534 --> 00:22:08,870 <俺には マリアベルを殺せない> 308 00:22:09,829 --> 00:22:11,664 <そう判断 したんだろう?> 309 00:22:12,540 --> 00:22:13,583 (智慧之王) 是 310 00:22:13,666 --> 00:22:16,627 そうする必要が あると判断しました 311 00:22:16,711 --> 00:22:17,920 ンッ… 312 00:22:18,588 --> 00:22:20,339 <情けないな> 313 00:22:20,715 --> 00:22:24,093 <俺が頼りないばかりに 心配をかけてしまった> 314 00:22:24,677 --> 00:22:27,305 (智慧之王) 否 それは違います 315 00:22:27,388 --> 00:22:30,433 マスターに 心労をかけたくなかったのです 316 00:22:30,516 --> 00:22:33,436 <うれしいけど それじゃダメだ> 317 00:22:33,853 --> 00:22:38,274 <ちゃんと受け止めて 俺が俺の意思で決定しなければ> 318 00:22:39,025 --> 00:22:40,318 <今度からは 偽りなく――> 319 00:22:40,401 --> 00:22:41,694 <報告してくれ> 320 00:22:41,778 --> 00:22:44,530 (智慧之王) 了 御心のままに 321 00:22:48,701 --> 00:22:51,162 <ユウキが 何をたくらもうとも――> 322 00:22:51,245 --> 00:22:53,498 <俺が その野望を 打ち砕く> 323 00:22:54,290 --> 00:22:55,875 <俺は ひとりじゃない> 324 00:22:56,250 --> 00:22:57,710 <仲間もいるし――> 325 00:22:57,794 --> 00:22:59,712 <頼もしい 相棒もいる> 326 00:23:00,546 --> 00:23:02,131 <智慧之王がいれば――> 327 00:23:02,215 --> 00:23:03,257 <俺は 間違わず――> 328 00:23:03,341 --> 00:23:05,134 <まっすぐ 歩んでいけるさ> 329 00:23:05,927 --> 00:23:07,720 <なあ? 相棒> 330 00:23:09,305 --> 00:23:10,473 ハッ!? 331 00:23:10,556 --> 00:23:11,849 アア… 332 00:23:13,768 --> 00:23:15,228 <気のせいかな> 333 00:23:15,895 --> 00:23:17,105 <ちょっとだけ――> 334 00:23:17,188 --> 00:23:19,690 <智慧之王が 笑ったような気がした> 335 00:23:27,031 --> 00:23:29,242 (グランベル・ロッゾ) マリアベル… 336 00:23:41,254 --> 00:23:46,259 (グランベル) また 私から奪っていくのか 337 00:23:46,342 --> 00:23:48,010 クッ… 338 00:23:49,011 --> 00:23:53,850 人類の希望は ついえた