1 00:00:02,002 --> 00:00:04,004 (アスラン)はあ ふっ! せあぁ! 2 00:00:06,840 --> 00:00:09,509 はあ~ ふっ! 3 00:00:09,509 --> 00:00:11,845 う うう…。 4 00:00:11,845 --> 00:00:14,681 (アスラン)だいぶよくなったぞ 精進を続けろ。 5 00:00:14,681 --> 00:00:17,851 はっ! ありがとうございます。 フッ。 6 00:00:17,851 --> 00:00:20,354 (カール)アスラン殿下! んっ? 7 00:00:20,354 --> 00:00:22,856 (アスラン)カール どうした? 8 00:00:22,856 --> 00:00:26,026 (カール)例の商人を捕らえました。 本当か? 9 00:00:26,026 --> 00:00:30,364 ええ… これで動かぬ証拠が…。 10 00:00:30,364 --> 00:00:32,532 殿下! んっ? 11 00:00:32,532 --> 00:00:34,535 申し上げます ゼノビア姫が! 12 00:00:34,535 --> 00:00:37,704 んっ!? どうした 何があった? 13 00:00:37,704 --> 00:00:41,408 突然 病状が快復なさり 視力も戻られたとのことです。 14 00:02:12,499 --> 00:02:14,501 (ソウエイ)アスラン王子ですが➡ 15 00:02:14,501 --> 00:02:18,171 自分ならば 勝率は5割 といったところでしょう。 16 00:02:18,171 --> 00:02:22,175 (リムル)マジか? 正直なめてたな…。 17 00:02:22,175 --> 00:02:24,177 ベニマルなら勝てそうか? 18 00:02:24,177 --> 00:02:26,346 一切の制限がなければ。 19 00:02:26,346 --> 00:02:29,683 ふむ どんな人物だった? 20 00:02:29,683 --> 00:02:31,852 (ソウエイ)豪気で 仲間想い。 21 00:02:31,852 --> 00:02:35,856 覇者の風格を備えた 好青年という印象を受けました。 22 00:02:35,856 --> 00:02:39,693 なら アスラン派を推すのが正解かもな…。 23 00:02:39,693 --> 00:02:41,695 パウロのほうは どうだった? 24 00:02:43,864 --> 00:02:46,366 酒場に入るなり 酒とツマミを頼み➡ 25 00:02:46,366 --> 00:02:50,370 リムル様の悪口三昧でした。 悪口!? 26 00:02:50,370 --> 00:02:54,374 ⦅パウロ:んん~ ガーキのくせに ナーマイキでよぉ! 27 00:02:54,374 --> 00:02:59,046 人使いが荒いわ ケチだわ な~にが我が主だ~!⦆ 28 00:02:59,046 --> 00:03:00,981 ほほう…。 29 00:03:00,981 --> 00:03:03,984 ですが そのおかげで 疑われてはいません。 30 00:03:03,984 --> 00:03:07,154 一応 予定通りではあるわけだ…。 31 00:03:07,154 --> 00:03:10,323 それなら俺は 1つ用事を済ませてくる。 32 00:03:10,323 --> 00:03:12,826 お前は引き続き パウロの監視を頼むな。 33 00:03:12,826 --> 00:03:14,828 承知。 34 00:03:23,837 --> 00:03:27,641 (リムル)分身体を潜ませておいて 正解だったな… よし! 35 00:03:34,181 --> 00:03:37,184 《さて ゼノビア姫の部屋は っと…》 36 00:03:42,856 --> 00:03:44,858 《んん…。 37 00:03:44,858 --> 00:03:47,527 ん~ いない…。 38 00:03:47,527 --> 00:03:50,197 食事か お風呂にでも行ってるのかな? 39 00:03:50,197 --> 00:03:52,199 ナイスタイミング!》 40 00:03:58,371 --> 00:04:01,641 ん…。 (ランガ)ハッハッハッハッハ! 41 00:04:01,641 --> 00:04:04,644 我が主よ 怪しい者は 近付きませんでした! 42 00:04:04,644 --> 00:04:07,147 おお 警護ご苦労さん。 43 00:04:13,820 --> 00:04:16,490 (バラク)それにしても… フフフ…。 44 00:04:16,490 --> 00:04:19,993 あの侍医長が 悔しがる姿が目に浮かぶわ。 45 00:04:19,993 --> 00:04:21,995 (シフォン)姫様が快復されたならば➡ 46 00:04:21,995 --> 00:04:23,997 あの者の栄華もこれまでですわ。 47 00:04:23,997 --> 00:04:25,999 ⚟旦那様 旦那様! んっ? 48 00:04:25,999 --> 00:04:29,169 なんだ 騒々しい。 ほ 報告します! 49 00:04:29,169 --> 00:04:32,839 表玄関に アスラン王子が 訪問されておられます! 50 00:04:32,839 --> 00:04:35,842 こんな時間に? ふむ…。 51 00:04:35,842 --> 00:04:39,346 目的は リムル殿だろうな。 52 00:04:39,346 --> 00:04:41,681 えっ? なるほど。 53 00:04:41,681 --> 00:04:45,685 姫様を癒したリムル様に 感謝されておられるのかも。 54 00:04:45,685 --> 00:04:47,687 でなければ 敵対派閥である➡ 55 00:04:47,687 --> 00:04:50,023 オレの家に やってきたりはせぬだろう。 56 00:04:50,023 --> 00:04:52,359 お通しするが よろしいかな? 57 00:04:52,359 --> 00:04:55,028 ん…。 58 00:04:55,028 --> 00:04:58,365 (アスラン)すまんな 夜分に失礼するぞ。 59 00:04:58,365 --> 00:05:01,134 久しぶりだな アスラン殿下。 60 00:05:01,134 --> 00:05:03,470 剣の腕は鈍っておらぬだろうな? 61 00:05:03,470 --> 00:05:07,974 ハッ 俺に指導したことがあるからと 偉そうに申すでないわ! 62 00:05:07,974 --> 00:05:12,779 リムルといったか。 妹を救ってくれて感謝する。 63 00:05:15,482 --> 00:05:18,985 妹も含めて 俺たちは 仲のいい兄弟だったんだ。 64 00:05:18,985 --> 00:05:21,488 いずれ兄貴が王になったとき➡ 65 00:05:21,488 --> 00:05:23,990 軍務卿になって 支えるつもりだった。 66 00:05:23,990 --> 00:05:26,660 だが…。 んっ? 67 00:05:26,660 --> 00:05:31,164 兄貴 サウザー王太子は 変わってしまったのだ…。 68 00:05:33,166 --> 00:05:35,836 (アスラン)3年前 病に倒れてからというもの➡ 69 00:05:35,836 --> 00:05:41,174 ゼノビアの病状は 悪化を続け 目の光までも失う始末。 70 00:05:41,174 --> 00:05:43,176 俺も兄貴も焦ったが➡ 71 00:05:43,176 --> 00:05:45,378 グスタフにも どうしようもないと言われてな。 72 00:05:47,347 --> 00:05:51,518 これが本当に病だったのなら 運命だと思えただろうさ。 73 00:05:51,518 --> 00:05:53,853 違う とでも? 74 00:05:53,853 --> 00:05:58,358 バラクよ 近頃 陛下と 面会がかなったことがあるか? 75 00:05:58,358 --> 00:06:00,961 いいえ ございませんな。 76 00:06:00,961 --> 00:06:02,963 どういうことなんだ? 77 00:06:02,963 --> 00:06:06,466 国外に情報が漏れぬよう 隠し続けておりますが➡ 78 00:06:06,466 --> 00:06:09,803 国王テドロン陛下も 病に臥せっているのです。 79 00:06:09,803 --> 00:06:12,472 面会がかなうのはグスタフのみ。 80 00:06:12,472 --> 00:06:16,977 ありえんだろう 息子である俺が 父王陛下にお会いできぬなどと! 81 00:06:16,977 --> 00:06:19,646 そういえば オレも…。 82 00:06:19,646 --> 00:06:22,983 いや 言われてみれば なぜ今まで➡ 83 00:06:22,983 --> 00:06:25,485 陛下に会えぬことを 疑問に思わなかったのか? 84 00:06:25,485 --> 00:06:28,655 そうだ それを重臣である 貴様らが➡ 85 00:06:28,655 --> 00:06:31,157 不自然だと 感じておらぬことこそが➡ 86 00:06:31,157 --> 00:06:33,660 この国の末期的状況を 証明しているのだ! 87 00:06:33,660 --> 00:06:35,662 んん…。 88 00:06:35,662 --> 00:06:38,164 なぜ今まで 黙っていたか不思議か? 89 00:06:38,164 --> 00:06:40,166 何 簡単な話よ。 90 00:06:40,166 --> 00:06:44,504 ゼノビアだけでなく 我が敬愛すべき兄君までも➡ 91 00:06:44,504 --> 00:06:46,673 グスタフの手に落ちていたからだ。 92 00:06:46,673 --> 00:06:48,675 なっ!? その発言➡ 93 00:06:48,675 --> 00:06:51,511 いかに殿下といえど 聞き捨てなりませんぞ。 94 00:06:51,511 --> 00:06:55,682 アスラン殿下は サウザー王太子が 黒幕だとお考えなのでしょうか? 95 00:06:55,682 --> 00:06:58,351 貴様らも考えてみよ。 96 00:06:58,351 --> 00:07:00,287 (アスラン)病弱だった兄上が➡ 97 00:07:00,287 --> 00:07:02,789 突然別人のように 力強くなったのが➡ 98 00:07:02,789 --> 00:07:04,791 3年前なのだぞ。 99 00:07:04,791 --> 00:07:07,127 無関係だとは思えんだろうが? 100 00:07:07,127 --> 00:07:12,966 《3年前… ゼノビア姫が 病に倒れたのと同じころか…》 101 00:07:12,966 --> 00:07:14,968 恥じるでないぞ。 102 00:07:14,968 --> 00:07:17,637 貴様たちは そう思い込まされていたのだ。 103 00:07:17,637 --> 00:07:19,973 兄上の 「チャーム」によってな。 104 00:07:19,973 --> 00:07:22,809 チャーム まさか!? 105 00:07:22,809 --> 00:07:26,146 そうとも ヴァンパイアの得意技よな。 106 00:07:26,146 --> 00:07:31,985 (アスラン)ルベリオス出の仲間に教わった ヤツらの特性と驚くほど合致する。 107 00:07:31,985 --> 00:07:33,987 ですが サウザー王太子は➡ 108 00:07:33,987 --> 00:07:36,823 陽光の下で 平然と活動なさっておられます。 109 00:07:36,823 --> 00:07:40,994 ヴァンパイアの上位種はな 陽光の下でも平気なんだとよ。 110 00:07:40,994 --> 00:07:44,164 では殿下は グスタフ侍医長が ヴァンパイアで➡ 111 00:07:44,164 --> 00:07:47,500 サウザー王太子を 眷属にして操っている とでも? 112 00:07:47,500 --> 00:07:50,503 いや 兄上は ザインブラッドを投与されて➡ 113 00:07:50,503 --> 00:07:54,507 上位のヴァンパイアに生まれ変わって いるんじゃないか とな。 114 00:07:54,507 --> 00:07:56,509 ザインブラッド? 115 00:07:56,509 --> 00:07:59,179 俺の古き友 カールがな➡ 116 00:07:59,179 --> 00:08:03,283 この事件が 一国の 王位継承争いなどではなく➡ 117 00:08:03,283 --> 00:08:05,452 魔王 ヴァレンタインによる➡ 118 00:08:05,452 --> 00:08:08,288 人類防衛圏の 破壊工作なんじゃないかと➡ 119 00:08:08,288 --> 00:08:11,491 疑っているのだ。 魔王…。 120 00:08:13,626 --> 00:08:16,129 《壮大な話になってきたな…。 121 00:08:16,129 --> 00:08:18,631 魔王なんて 相手にしたくないけど…》 122 00:08:18,631 --> 00:08:23,136 むん~! 123 00:08:23,136 --> 00:08:27,640 ハア… まさか このオレまで チャームされていたとは な…。 124 00:08:27,640 --> 00:08:30,977 ほう 烈破か。 見事なり。 125 00:08:30,977 --> 00:08:33,146 《アーツか?》 🔊是。 126 00:08:33,146 --> 00:08:35,982 🔊オーラを巡らせることで 異物を発見➡ 127 00:08:35,982 --> 00:08:38,785 排除するのが 目的のアーツだと推測します。 128 00:08:41,321 --> 00:08:43,656 むざむざと 魔の者の手に落ちていた➡ 129 00:08:43,656 --> 00:08:47,660 この愚か者をお許しください。 あなた…。 130 00:08:47,660 --> 00:08:52,499 シフォンよ オレの手を取るがいい。 131 00:08:52,499 --> 00:08:54,801 むん! 132 00:08:56,836 --> 00:08:59,172 私たちがチャームされていたから➡ 133 00:08:59,172 --> 00:09:01,441 今まで言い出せなかったのですね。 134 00:09:01,441 --> 00:09:03,943 もっと早く 打ち明けていただければ…。 135 00:09:03,943 --> 00:09:06,946 証拠を得るまで 言い出せずにいたのだ。 136 00:09:06,946 --> 00:09:09,115 (バラク)決定的な証拠も あるのですな? 137 00:09:09,115 --> 00:09:12,285 ザインブラッドを グスタフに売ったという闇商人を➡ 138 00:09:12,285 --> 00:09:15,789 カールが捕まえている ヤツの証言があれば。 139 00:09:15,789 --> 00:09:18,792 おお! リムル殿。 140 00:09:18,792 --> 00:09:22,128 改めて感謝する。 貴殿の薬があれば➡ 141 00:09:22,128 --> 00:09:25,465 ゼノビアが ヴァンパイアにならずに 済むだろうからな。 142 00:09:25,465 --> 00:09:28,802 王女殿下は ヴァンパイアには なって いなかったということですな。 143 00:09:28,802 --> 00:09:33,139 サウザー王太子も王女殿下を 溺愛しておられましたからな。 144 00:09:33,139 --> 00:09:35,141 俺も そう思いたい。 145 00:09:35,141 --> 00:09:39,312 ともかく優先すべきは 逆臣グスタフを討つことよ。 146 00:09:39,312 --> 00:09:41,481 このバラク 微力ながら➡ 147 00:09:41,481 --> 00:09:44,484 お力添えさせていただきたく 存じます。 148 00:09:44,484 --> 00:09:46,486 期待してるとも。 149 00:09:46,486 --> 00:09:49,155 準備ができ次第 王宮へ攻め込む! 150 00:09:49,155 --> 00:09:52,358 グスタフを討ち ゼノビアを救い出す。 151 00:10:00,333 --> 00:10:03,002 《うう~ うう~! なんだ この寒気は?》 152 00:10:03,002 --> 00:10:05,171 🔊告。 圧倒的な➡ 153 00:10:05,171 --> 00:10:07,340 エネルギー量に 反応しています。 154 00:10:07,340 --> 00:10:09,342 🔊カリュブディスには劣りますが➡ 155 00:10:09,342 --> 00:10:11,845 オーク・ディザスターに匹敵しています。 156 00:10:11,845 --> 00:10:13,847 🔊単独で戦うのは避けるべきかと。 157 00:10:13,847 --> 00:10:15,849 少し探ってみるか? 158 00:10:15,849 --> 00:10:19,352 🔊告。 この場で 「解析鑑定」を試みた場合➡ 159 00:10:19,352 --> 00:10:22,522 🔊こちらの 存在がバレる確率が80%以上ですが。 160 00:10:22,522 --> 00:10:24,524 んん!? 🔊実行しますか? 161 00:10:24,524 --> 00:10:26,526 ノーに決まってますわ! 162 00:10:26,526 --> 00:10:31,197 そろ~り そろ~ そろ~。 163 00:10:31,197 --> 00:10:33,199 さささっ! (サウザー)ああ ゼノビア。 164 00:10:33,199 --> 00:10:36,369 (サウザー)アスランが 君を苦しめていたのに➡ 165 00:10:36,369 --> 00:10:38,538 私には何もできなかった。 166 00:10:38,538 --> 00:10:41,207 ふがいない兄を許してくれ。 167 00:10:41,207 --> 00:10:43,209 いいえ 大兄様。 168 00:10:43,209 --> 00:10:46,379 大兄様は何も悪くありませんわ。 169 00:10:46,379 --> 00:10:49,716 《大兄様? アイツがサウザーか》 170 00:10:49,716 --> 00:10:53,219 それに アスラン兄様のせいだと 決まったわけでも…。 171 00:10:53,219 --> 00:10:56,055 いいや アイツが 犯人に決まっているさ! 172 00:10:56,055 --> 00:10:59,559 グスタフも言っていたがね ヤツは ギルドを抱き込み➡ 173 00:10:59,559 --> 00:11:02,162 我が国に 薬が届かぬようにしていたのだ。 174 00:11:02,162 --> 00:11:06,100 もう何も心配はいらないから 今日はゆっくりと休むがいい。 175 00:11:06,100 --> 00:11:10,169 はい。 ご心配をおかけしました。 176 00:11:10,169 --> 00:11:12,172 (サウザー)構わないとも。 177 00:11:12,172 --> 00:11:14,874 《なんだか 聞いてた感じと違うけど?》 178 00:11:17,510 --> 00:11:19,512 《ん~?》 179 00:11:24,017 --> 00:11:27,020 《妹の前で オーラを押さえ込んでたのか…》 180 00:11:30,523 --> 00:11:32,859 ゼノビアが快復した今 遠慮はいらん。 181 00:11:32,859 --> 00:11:36,563 アスランと ヤツを支持する者どもを 根絶やしにしろ。 はっ! 182 00:11:38,531 --> 00:11:42,035 《アスラン派閥とサウザー派閥で 全面戦争か…。 183 00:11:42,035 --> 00:11:45,705 サウザーがゼノビアを苦しめている 犯人じゃないのか?》 184 00:11:45,705 --> 00:11:47,874 (ゼノビア)そこにいるのは どなたかしら? 185 00:11:47,874 --> 00:11:49,876 ええ! 186 00:11:52,712 --> 00:11:55,548 ああ 昼間 来てくださった方かしら? 187 00:11:55,548 --> 00:11:57,550 リムル様と…。 違います! 188 00:11:57,550 --> 00:12:00,653 あら それでは あなたのお名前は? 189 00:12:00,653 --> 00:12:05,325 えっ あ えっと… サトルです…。 190 00:12:05,325 --> 00:12:08,828 そう サトルさんと仰るのですね。 191 00:12:08,828 --> 00:12:10,830 (リムル)は はい…。 192 00:12:10,830 --> 00:12:13,833 《ん… 疑われている? 193 00:12:13,833 --> 00:12:16,836 よし じゃあ!》 194 00:12:16,836 --> 00:12:20,006 まぁ その姿もかわいいですわね。 195 00:12:20,006 --> 00:12:23,509 ええ!? あの俺はスライムでして➡ 196 00:12:23,509 --> 00:12:26,012 その リムルさんとは関係ないので…。 フッフフ…。 197 00:12:26,012 --> 00:12:29,015 とても優しそうな オジサマですこと。 うう! 198 00:12:29,015 --> 00:12:31,017 そういうことに しておきますので➡ 199 00:12:31,017 --> 00:12:33,353 私のお願いを 聞いてくれませんか? 200 00:12:33,353 --> 00:12:35,855 《オジサマというのは解せないが…》 201 00:12:35,855 --> 00:12:37,857 お願い… というと? 202 00:12:37,857 --> 00:12:41,027 私は目が見えなくなりましたが➡ 203 00:12:41,027 --> 00:12:45,865 その代わりに 人の魂の形が 見えるようになったのです。 204 00:12:45,865 --> 00:12:52,372 (ゼノビア)サウザー大兄様や アスラン兄様は 泣き叫んでいる少年のよう。 205 00:12:52,372 --> 00:12:55,375 とても優しい方々なのです。 206 00:12:55,375 --> 00:12:58,044 《そうなのか? それが本当なら➡ 207 00:12:58,044 --> 00:13:00,980 やっぱり 2人とも犯人だとは思えないな》 208 00:13:00,980 --> 00:13:04,984 (ゼノビア)それに比べて グスタフ侍医長は怖い方。 209 00:13:04,984 --> 00:13:08,821 とてもドロドロしていて 薄紫の闇のよう…。 210 00:13:08,821 --> 00:13:13,493 🔊告。 彼女の権能は ユニークスキル 「ネガウモノ」。 211 00:13:13,493 --> 00:13:17,497 🔊魂の形 つまり 人間の本質を見抜く能力です。 212 00:13:17,497 --> 00:13:19,999 《ふむ 俺をオジサマって呼んだのも➡ 213 00:13:19,999 --> 00:13:22,835 俺の前世の姿が 見えたからってことか》 214 00:13:22,835 --> 00:13:26,005 だったら それを…。 言えませんわ。 215 00:13:26,005 --> 00:13:30,510 私が それを口にしてしまえば お兄様方が危険ですもの。 216 00:13:30,510 --> 00:13:32,512 それって…。 217 00:13:32,512 --> 00:13:35,181 父王陛下は 私が倒れてから➡ 218 00:13:35,181 --> 00:13:38,518 一度もお見舞いに 来てはくださいませんでした。 219 00:13:38,518 --> 00:13:40,520 (ゼノビア)昔から あの方は➡ 220 00:13:40,520 --> 00:13:43,189 ご自分のことにしか 興味がないのです。 221 00:13:43,189 --> 00:13:47,527 そして グスタフ侍医長は 父王陛下の腹心…。 222 00:13:47,527 --> 00:13:51,364 つまり グスタフが 国王からの命令で動いていると? 223 00:13:51,364 --> 00:13:53,366 はい。 あっ! 224 00:13:53,366 --> 00:13:56,869 隠れて そして 気配を消してくださいませ! 225 00:13:56,869 --> 00:13:58,871 えっ? あ ああ! 226 00:14:01,974 --> 00:14:03,976 ん~? 227 00:14:12,652 --> 00:14:16,823 あ…。 🔊告。 幻覚魔法 スリープダウンです。 228 00:14:16,823 --> 00:14:18,991 🔊対象を 眠らせる効果だけですので➡ 229 00:14:18,991 --> 00:14:20,993 殺意は ないと推測されます。 230 00:14:23,162 --> 00:14:25,998 (グスタフ)今快復されるのは時期尚早。 231 00:14:25,998 --> 00:14:28,000 あのお方のためにも➡ 232 00:14:28,000 --> 00:14:30,670 もっと魂を 磨き上げておかねばならぬ。 233 00:14:30,670 --> 00:14:32,839 ん…。 《ゼノビア:ダメですわ!》 234 00:14:32,839 --> 00:14:36,509 えっ!? ん… 今 何か…。 235 00:14:36,509 --> 00:14:38,678 いや 気のせいか…。 236 00:14:38,678 --> 00:14:40,847 《俺の気配に気づいた? 237 00:14:40,847 --> 00:14:43,683 グスタフってヤツ 思ってた以上に強いのかも》 238 00:14:43,683 --> 00:14:45,685 《ゼノビア:そのとおりです。 239 00:14:45,685 --> 00:14:47,687 大兄様の今の強さも➡ 240 00:14:47,687 --> 00:14:50,022 おそらくは 侍医長に与えられたもの》 241 00:14:50,022 --> 00:14:53,025 《アスランの推測が 正しかったってことか?》 242 00:14:53,025 --> 00:14:57,363 《ですので オジサマに兄様たちを お救いいただきたいのですわ》 243 00:14:57,363 --> 00:14:59,365 《ムチャを言うなぁ…。 244 00:14:59,365 --> 00:15:02,568 さすがに そこまでする義理は… んっ!?》 245 00:15:06,639 --> 00:15:08,641 《リムル:このイメージは…》 246 00:15:12,645 --> 00:15:14,847 《リムル:ゼノビアの…》 247 00:15:16,983 --> 00:15:19,986 《ダメだね》 《ゼノビア:やはり…》 248 00:15:19,986 --> 00:15:22,488 《どうせ救うなら あなたも含めて➡ 249 00:15:22,488 --> 00:15:25,324 全員そろってじゃないと!》 《まあ!》 250 00:15:25,324 --> 00:15:27,827 《リムル:全力を尽くすと 約束するよ…》 251 00:15:27,827 --> 00:15:31,497 《ゼノビア:本当に オジサマは優しい方ですね》 252 00:15:31,497 --> 00:15:33,499 《テヘェ》 253 00:15:38,004 --> 00:15:42,308 あの小娘も呼び出して いけにえにしてやる…。 254 00:15:45,678 --> 00:15:49,182 《小娘? ひょっとして俺のことか?》 255 00:15:52,018 --> 00:15:55,354 (ベニマル)アスランとサウザー 両王子を争わせて➡ 256 00:15:55,354 --> 00:15:57,857 グスタフというヤツに なんの得があるんです? 257 00:15:57,857 --> 00:15:59,859 ゼノビア姫の考えでは➡ 258 00:15:59,859 --> 00:16:02,462 国王の命令なんじゃないか って話だが…。 259 00:16:02,462 --> 00:16:06,299 大事なのは 両王子の争いを止めることだ。 260 00:16:06,299 --> 00:16:10,803 (ベニマル)それで いつ出向きますか? そうだな…。 261 00:16:10,803 --> 00:16:13,973 🔊告。 明日には 動きがあると予測します。 262 00:16:13,973 --> 00:16:15,975 《リムル:明日? そんなに早く?》 263 00:16:15,975 --> 00:16:17,977 🔊是。 個体名 グスタフが➡ 264 00:16:17,977 --> 00:16:20,146 ゼノビア姫に呪いをかけていました。 265 00:16:20,146 --> 00:16:22,982 🔊これによって 体調が崩れた責任を…。 266 00:16:22,982 --> 00:16:24,984 《リムル:俺になすりつけるってか》 267 00:16:24,984 --> 00:16:27,987 🔊是。 その後 犯罪者を呼び込んだとして➡ 268 00:16:27,987 --> 00:16:31,157 アマディ侯爵家の責任問題を でっちあげるでしょう。 269 00:16:31,157 --> 00:16:34,660 《それに反発して アスラン派閥が動いたところを➡ 270 00:16:34,660 --> 00:16:39,499 準備万端のサウザー派閥が 一網打尽にするってわけか》 271 00:16:39,499 --> 00:16:43,669 明日だ。 ベニマル お前には アスラン王子の足止めを➡ 272 00:16:43,669 --> 00:16:46,005 お願いしたい。 お任せを。 273 00:16:46,005 --> 00:16:49,008 ソウエイ お前には バラクさんを任せる。 274 00:16:49,008 --> 00:16:51,010 説得に応じればいいが➡ 275 00:16:51,010 --> 00:16:53,346 そうでなければ 力ずくで押し止めてくれ。 276 00:16:53,346 --> 00:16:55,348 御意。 277 00:16:55,348 --> 00:16:57,683 (リムル)ランガは アマディ侯爵家の守りを頼む。 278 00:16:57,683 --> 00:17:01,287 奥方や 家人に被害が及ばぬよう しっかりと守ってやってくれ。 279 00:17:01,287 --> 00:17:03,456 (ランガ)承知! 我にお任せを! 280 00:17:03,456 --> 00:17:06,125 それで リムル様は何を? 281 00:17:06,125 --> 00:17:09,629 俺 ちょっと用事がね…。 282 00:17:13,633 --> 00:17:15,635 (ルミナス)どうなっておる? 283 00:17:15,635 --> 00:17:19,305 (ルミナス)どうして あの者が 事件に巻き込まれておるのじゃ。 284 00:17:19,305 --> 00:17:21,474 面倒じゃな…。 285 00:17:21,474 --> 00:17:25,478 何事も起きぬように 放置するのが 正解なのやも知れぬが➡ 286 00:17:25,478 --> 00:17:28,648 わらわが ここまで 来てしまったという事実こそが➡ 287 00:17:28,648 --> 00:17:30,816 鍵となっておる可能性もある。 288 00:17:30,816 --> 00:17:33,986 まあ 様子見じゃが…。 289 00:17:33,986 --> 00:17:37,490 我らに罪を なすりつけようとしている者は➡ 290 00:17:37,490 --> 00:17:40,826 この際だし 状況次第では 仕置いてやろう…。 291 00:17:40,826 --> 00:17:42,828 フフ…。 292 00:17:44,830 --> 00:17:47,667 (バラク)侍医長殿 これはいったい!? 293 00:17:47,667 --> 00:17:50,836 その者が持ち込んだ 怪しげな薬のせいで➡ 294 00:17:50,836 --> 00:17:53,506 姫殿下は 眠り続けておるのだ! 295 00:17:53,506 --> 00:17:55,508 (グスタフ)ああ おいたわしい…。 296 00:17:55,508 --> 00:17:59,011 貴様! この責任どう取るつもりじゃ! 297 00:18:07,453 --> 00:18:11,557 よし これでアリバイができたな っと。 298 00:18:14,961 --> 00:18:16,963 おやすみなさい…。 299 00:18:19,799 --> 00:18:22,635 《まあ 本当に 来てくださったのですね?》 300 00:18:22,635 --> 00:18:25,638 《当然だろ 約束したからな》 301 00:18:33,312 --> 00:18:35,314 《よし!》 302 00:18:39,485 --> 00:18:42,321 (2人)あ…。 なっ 怪しいヤツ! 303 00:18:42,321 --> 00:18:44,657 まさか姫様を狙った刺客では!? 304 00:18:44,657 --> 00:18:46,659 (サトル)操糸妖縛陣! 305 00:18:49,161 --> 00:18:51,664 それでは お姫様を預かりますね。 306 00:18:51,664 --> 00:18:55,167 ま 待ちなさい! 不敬な 何者なのです!? 307 00:18:55,167 --> 00:18:58,838 待てと言われて 待つ泥棒がいないように➡ 308 00:18:58,838 --> 00:19:01,440 何者かと問われて 答える不審者もいないだろ? 309 00:19:01,440 --> 00:19:04,443 だけど 俺は優しいから教えてやろう。 310 00:19:04,443 --> 00:19:08,447 俺は 大怪盗 リ… あっ! サトルだ! 311 00:19:08,447 --> 00:19:11,450 リ サトル? 違います サトルです! 312 00:19:11,450 --> 00:19:14,453 大怪盗サトルね! そこんとこ間違えないように! 313 00:19:14,453 --> 00:19:16,455 よろしく! あっ! 314 00:19:18,457 --> 00:19:21,293 《あの… 大怪盗というのは なんでしょう?》 315 00:19:21,293 --> 00:19:23,796 ノリです。 《は はあ…。 316 00:19:23,796 --> 00:19:27,299 ですが 何も言わないほうが よかったのでは?》 317 00:19:27,299 --> 00:19:29,969 ハ ハハハ… 違いますとも。 318 00:19:29,969 --> 00:19:33,472 情報かく乱のために 偽情報を流したのです! 319 00:19:39,478 --> 00:19:41,480 (パウロ)ふう ヘッ! 320 00:19:45,818 --> 00:19:47,820 集まったようだな。 321 00:19:47,820 --> 00:19:50,823 ああ 行くぞ! (パウロたち)おお! 322 00:19:50,823 --> 00:19:52,825 (アスラン/バラク)んっ? 323 00:19:55,494 --> 00:19:57,663 なんだ テメェ。 おいおい➡ 324 00:19:57,663 --> 00:19:59,665 まさか邪魔しようってのかい? 325 00:19:59,665 --> 00:20:02,835 (パウロ)俺たちを なめてると 痛い目 見るぜ? 326 00:20:02,835 --> 00:20:07,506 ヘヘッ どこの誰だか知らんが この俺 空拳改め➡ 327 00:20:07,506 --> 00:20:10,176 棒将のパウロ様が相手をしてやる。 328 00:20:10,176 --> 00:20:12,378 命が惜しければ 黙って…。 329 00:20:15,014 --> 00:20:17,316 ガッ。 330 00:20:21,353 --> 00:20:24,190 やりすぎだろ。 コイツは大将の悪口を➡ 331 00:20:24,190 --> 00:20:27,193 言っていたからな。 少々お仕置きしてやったのさ。 332 00:20:27,193 --> 00:20:29,862 なるほど それなら文句はないな。 333 00:20:29,862 --> 00:20:32,698 テメェら いい度胸じゃねえか! オラァン! 334 00:20:32,698 --> 00:20:35,367 パウロを倒したからって いい気になってんじゃねえぞ! 335 00:20:35,367 --> 00:20:38,037 やめろ お前ら。 336 00:20:38,037 --> 00:20:41,040 君たちでは その者どもに勝てぬ。 337 00:20:41,040 --> 00:20:44,043 (アスラン)どうせ 逆臣グスタフが雇った 刺客だろうが➡ 338 00:20:44,043 --> 00:20:46,045 邪魔をするなら容赦せん。 339 00:20:46,045 --> 00:20:48,214 刺客ではないが 邪魔はさせてもらう。 340 00:20:48,214 --> 00:20:50,549 このあと用事があるものでな。 341 00:20:50,549 --> 00:20:53,552 悪いが 貴様と 遊んでいる暇はないのだ! 342 00:20:57,223 --> 00:21:01,327 君だね? 我が家の周辺を 監視していたのは。 343 00:21:01,327 --> 00:21:04,163 ほう 気付いていたか。 344 00:21:04,163 --> 00:21:06,165 認めるか! 345 00:21:06,165 --> 00:21:08,167 はっ! ふん! 346 00:21:08,167 --> 00:21:10,369 んん…。 347 00:21:14,673 --> 00:21:18,010 す すげぇ…。 俺たちが入る隙なんてねえぞ。 348 00:21:18,010 --> 00:21:20,346 あの男 強い…。 あっちもだ。 349 00:21:20,346 --> 00:21:24,350 無双のバラクさん相手に 互角に戦ってやがるぜ…。 350 00:21:24,350 --> 00:21:27,686 はあ~! 351 00:21:27,686 --> 00:21:30,356 《チッ 思ってた以上にやるもんだ。 352 00:21:30,356 --> 00:21:33,025 大将が来る前に 決着をつけたかったが➡ 353 00:21:33,025 --> 00:21:35,027 剣だけでは難しいか》 354 00:21:37,363 --> 00:21:41,200 《ソウエイから聞いてはいたが コイツの実力は本物だったか。 355 00:21:41,200 --> 00:21:43,202 それよりも俺の実力を➡ 356 00:21:43,202 --> 00:21:45,704 ソウエイに測られていたのが 嫌になるね》 357 00:21:45,704 --> 00:21:48,040 何がおかしい? フッ。 358 00:21:48,040 --> 00:21:51,210 いや お前が強いから 少しうれしくなったのさ。 359 00:21:51,210 --> 00:21:53,212 ぬかせ! 360 00:21:58,551 --> 00:22:00,653 ハァハァ…。 361 00:22:00,653 --> 00:22:04,323 フン 確かに強いが 俺の敵ではないな。 362 00:22:04,323 --> 00:22:06,492 な 何をほざく! 363 00:22:06,492 --> 00:22:08,794 貴様は満身創痍ではないか! 364 00:22:13,999 --> 00:22:17,503 なっ!? 俺は分身を得意としている。 365 00:22:17,503 --> 00:22:21,173 本来なら複数の 「分身体」で 相手をするのだが➡ 366 00:22:21,173 --> 00:22:25,844 貴殿に敬意を表して 一対一のままで戦ってやろう。 367 00:22:25,844 --> 00:22:28,848 ハァハァ… 卑怯な…。 368 00:22:28,848 --> 00:22:31,016 ん…。 369 00:22:31,016 --> 00:22:33,519 オレの 負けだ…。 370 00:22:37,022 --> 00:22:40,025 仲間は降参したぞ どうする? 371 00:22:40,025 --> 00:22:43,362 く…。 372 00:22:43,362 --> 00:22:45,698 勝負は これからだ! 373 00:22:45,698 --> 00:22:49,535 はあ~! だあ! 374 00:22:49,535 --> 00:22:51,537 (サトル)ベニマル! ソウエイ! 375 00:22:51,537 --> 00:22:53,639 お待たせ~!