1 00:01:52,379 --> 00:01:54,381 (エメル)んっ…。 2 00:01:57,217 --> 00:01:59,219 《アース:んっ? うっ! 3 00:01:59,219 --> 00:02:02,155 うそだろ? この前 ログアウトしたときから➡ 4 00:02:02,155 --> 00:02:04,658 ずっと くっついてたのか?》 5 00:02:04,658 --> 00:02:08,996 (フェアリークィーン)うぅ…。 (アース)1 2 3! 6 00:02:08,996 --> 00:02:11,164 朝から ひどい…。 7 00:02:11,164 --> 00:02:14,167 ボーナスタイムは 終了! もう 行くぞ! 8 00:02:14,167 --> 00:02:16,670 ねえ もうちょっと~。 9 00:02:16,670 --> 00:02:20,674 あ~ん! って こういうプレイは 好みじゃない! 10 00:02:23,677 --> 00:02:25,679 (兵士たち)あっ! あっ…。 11 00:02:25,679 --> 00:02:29,182 あっ…。 アハハハ…。 12 00:02:29,182 --> 00:02:32,185 《こういう特別扱いには➡ 13 00:02:32,185 --> 00:02:35,522 いつまでたっても慣れないし 苦手だ。 14 00:02:35,522 --> 00:02:39,693 そろそろ 蹴り技と 鞭のスキルレベルを上げておきたい。 15 00:02:39,693 --> 00:02:43,196 それから さっき失った イバラの鞭を買い足しておくか。 16 00:02:43,196 --> 00:02:45,532 それと…》 失礼。 17 00:02:45,532 --> 00:02:47,534 はい? 18 00:02:47,534 --> 00:02:51,872 私は エメルと申します。 あなたが アース様ですな? 19 00:02:51,872 --> 00:02:54,374 あっ 人違いです。 20 00:02:54,374 --> 00:02:58,211 黒髪に黒い目で 弓を持っていらっしゃるので➡ 21 00:02:58,211 --> 00:03:01,148 あなたが アース様かと。 22 00:03:01,148 --> 00:03:03,316 ですから 人違いです! 23 00:03:03,316 --> 00:03:06,653 《醸し出す雰囲気から なんとなくだが➡ 24 00:03:06,653 --> 00:03:08,989 この老人も ドラゴンだ。 25 00:03:08,989 --> 00:03:11,658 関わらないほうがいい》 26 00:03:11,658 --> 00:03:16,496 そもそも 黒髪に黒目の人は 他にも大勢いますし➡ 27 00:03:16,496 --> 00:03:20,834 最近では 弓を持っている人も 増えていますからね。 28 00:03:20,834 --> 00:03:22,836 では 失礼します。 29 00:03:24,838 --> 00:03:28,341 《こう 頻繁に ドラゴン族が現れるとは…。 30 00:03:28,341 --> 00:03:32,512 きっと 自分が取った あの行為が 関係しているんだろう。 31 00:03:32,512 --> 00:03:35,348 責任の一端はあるな。 32 00:03:35,348 --> 00:03:39,352 けど… もう 責任は果たしたはずだ。 33 00:03:39,352 --> 00:03:41,688 これ以上 ドラゴン族のために➡ 34 00:03:41,688 --> 00:03:44,524 料理をさせられるのは 勘弁願いたい。 35 00:03:44,524 --> 00:03:46,693 自分は冒険者であって➡ 36 00:03:46,693 --> 00:03:49,529 料理人プレイを しているわけじゃないんだから》 37 00:03:49,529 --> 00:03:51,531 んっ…。 38 00:03:54,534 --> 00:03:58,371 あとは 今日から泊まる宿屋でも探すか。 39 00:03:58,371 --> 00:04:01,475 うわっ! んっ! んっ…。 40 00:04:01,475 --> 00:04:06,480 なっ…。 やはり あなたが アース様でしたな! 41 00:04:06,480 --> 00:04:10,817 イバラの鞭で拘束は ひどすぎると思います! 42 00:04:10,817 --> 00:04:15,155 あっ… うっ… 人違いです! 43 00:04:15,155 --> 00:04:18,992 フライ&大跳躍! 44 00:04:18,992 --> 00:04:20,994 逃がしませんぞ! 待ちなさい! 45 00:04:20,994 --> 00:04:24,664 うっ…。 あっ 宿屋だ! 46 00:04:24,664 --> 00:04:28,168 あそこに逃げ込めば ログアウトできる! あっ…。 47 00:04:28,168 --> 00:04:30,670 ウィンドブースター! 48 00:04:30,670 --> 00:04:33,507 早い! 宿屋に入られたら負けだわ! 49 00:04:33,507 --> 00:04:36,510 承知! 50 00:04:36,510 --> 00:04:38,512 うわっ! 1泊 いくらだ? 51 00:04:38,512 --> 00:04:41,181 ごっ… 50グロー…。 じゃあ 1部屋! 52 00:04:41,181 --> 00:04:43,183 うっ…。 (足音) 53 00:04:43,183 --> 00:04:46,019 大跳躍! 54 00:04:46,019 --> 00:04:48,688 あっ! んっ! 55 00:04:48,688 --> 00:04:51,858 待って! 知るか! 56 00:04:51,858 --> 00:04:53,860 フゥー…。 57 00:04:53,860 --> 00:04:58,064 もう 妖精国には いられないな。 58 00:05:03,970 --> 00:05:06,807 昨日は騒がせて すまなかったね。 59 00:05:06,807 --> 00:05:10,310 あっ… あんた 一体 何をやったんだい? 60 00:05:10,310 --> 00:05:13,480 女王陛下から 指名手配されるなんて。 61 00:05:13,480 --> 00:05:16,483 はぁ? 指名手配? あっ…。 62 00:05:26,493 --> 00:05:29,996 くっ… くっ… うぅ…。 63 00:05:33,667 --> 00:05:37,003 あっ 何事です? アース様! 64 00:05:37,003 --> 00:05:41,007 まさか 指名手配までしてくれるとはな。 65 00:05:41,007 --> 00:05:43,343 お前相手とはいえ➡ 66 00:05:43,343 --> 00:05:46,513 さすがに もう 甘い顔はできんぞ。 67 00:05:46,513 --> 00:05:48,515 俺だって キレる! 68 00:05:48,515 --> 00:05:52,185 んっ…。 待って! これには 理由があるの。 69 00:05:52,185 --> 00:05:55,689 グリーン・ドラゴンの長老に…。 残念だよ クィーン。 70 00:05:55,689 --> 00:05:58,191 少しは 俺のこと 理解してくれていると➡ 71 00:05:58,191 --> 00:06:00,460 思っていたんだがな。 72 00:06:00,460 --> 00:06:03,964 お前に望むことは たった1つ。 73 00:06:03,964 --> 00:06:08,969 この指輪を外せ! お前の意思で はめられた指輪だ。 74 00:06:08,969 --> 00:06:12,305 お前なら外せるだろ! あっ…。 75 00:06:12,305 --> 00:06:15,141 ドラゴンのお前にも言っておく! 76 00:06:15,141 --> 00:06:19,145 もう二度と お前たちに 料理を提供することはない。 77 00:06:19,145 --> 00:06:21,147 とっとと 立ち去れ! 78 00:06:21,147 --> 00:06:23,316 もし それを拒んだら? 79 00:06:23,316 --> 00:06:26,486 力ずくで従わせよう というのであれば➡ 80 00:06:26,486 --> 00:06:28,488 弓を引く覚悟だ。 81 00:06:28,488 --> 00:06:30,490 正気か? 人の子よ。 82 00:06:30,490 --> 00:06:35,328 当然だ! 最強故の傲慢が 見え隠れしてるぞ! 83 00:06:35,328 --> 00:06:37,998 自国の姫を 救ってもらっておいて➡ 84 00:06:37,998 --> 00:06:41,835 報酬どころか 要求ばかりだ! 85 00:06:41,835 --> 00:06:45,171 これを ずうずうしいと言わずに なんと言う? 86 00:06:45,171 --> 00:06:47,340 我々が ずうずうしい? 87 00:06:47,340 --> 00:06:51,177 人の子よ 分も わきまえぬ言いようだ。 88 00:06:51,177 --> 00:06:53,680 表に出るがいい。 89 00:06:53,680 --> 00:06:56,516 八つ裂きにして従わせてくれるわ。 90 00:06:56,516 --> 00:07:00,453 その土手っ腹に 風穴を開けてやる! 91 00:07:00,453 --> 00:07:04,291 グルル… ウアー! 92 00:07:04,291 --> 00:07:06,293 《あのとき…》 93 00:07:06,293 --> 00:07:10,797 ⦅自分は 静寂を好みます。 目立ちたくないのです。 94 00:07:10,797 --> 00:07:15,468 (イグラオン)うむ… その願い 確かに聞き届けた⦆ 95 00:07:15,468 --> 00:07:18,638 《そう 約束したんだ。 なのに…。 96 00:07:18,638 --> 00:07:24,311 ドラゴンから見れば 人族は自分たちに 従って 当然なのだろう。 97 00:07:24,311 --> 00:07:28,648 けど こっちの意地まで 思いどおりになると思うなよ。 98 00:07:28,648 --> 00:07:31,318 そういう考えが 我慢ならないんだ》 99 00:07:31,318 --> 00:07:35,989 初手から全力では ドラゴン族としての こけんに関わる。 100 00:07:35,989 --> 00:07:38,491 先手は譲ってやろう。 101 00:07:38,491 --> 00:07:41,494 ならば 試させてもらおうか! 102 00:07:41,494 --> 00:07:45,165 アローツイスター! 103 00:07:45,165 --> 00:07:49,669 あっ…。 フン! 所詮 そんなものか。 104 00:07:49,669 --> 00:07:52,505 貴様に勝ち目などないわ! 105 00:07:52,505 --> 00:07:55,342 《うっ! さすが ドラゴンだな。 106 00:07:55,342 --> 00:07:59,012 なまはんかな攻撃では 傷1つ 負わんのか。 107 00:07:59,012 --> 00:08:02,115 逆に こっちは 一撃でも食らったら…》 108 00:08:02,115 --> 00:08:06,453 せいぜい ぶざまな死のダンスを踊れ~! 109 00:08:06,453 --> 00:08:10,123 うわっ! ぐっ… うっ…。 110 00:08:10,123 --> 00:08:13,460 フッ…。 楽には殺さんぞ。 111 00:08:13,460 --> 00:08:17,297 《くそ… 窒息草を使うか。 112 00:08:17,297 --> 00:08:22,635 だめだ。 風にあおられて はね返ってきたら 自滅だ。 113 00:08:22,635 --> 00:08:25,805 ならば! 114 00:08:25,805 --> 00:08:28,808 貫けないなら… たたく!》 115 00:08:28,808 --> 00:08:30,810 (アース)ツインファングアロー! 116 00:08:30,810 --> 00:08:32,812 フン。 117 00:08:32,812 --> 00:08:35,148 重撲の矢でも だめか! 118 00:08:35,148 --> 00:08:39,152 ドラゴンのうろこを なめるでないわ! 《まずい!》 119 00:08:39,152 --> 00:08:41,154 シールドパリィ! 120 00:08:41,154 --> 00:08:43,490 うわ~! 121 00:08:43,490 --> 00:08:45,658 《攻撃を軽減できた。 122 00:08:45,658 --> 00:08:49,329 今の俺にできる 精いっぱいの抵抗だ。 123 00:08:49,329 --> 00:08:51,331 うっ!》 124 00:08:51,331 --> 00:08:55,502 ほう…。 ギリギリで踏みとどまったか。 125 00:08:55,502 --> 00:08:57,504 うっ…。 126 00:08:57,504 --> 00:08:59,506 うっ うぅ…。 127 00:08:59,506 --> 00:09:01,608 ああ… あっ! 128 00:09:01,608 --> 00:09:05,445 フフハハハッ! その盾が あるじを守ろうと➡ 129 00:09:05,445 --> 00:09:09,449 最期の意地を見せた ということにしてやろう。 130 00:09:09,449 --> 00:09:14,621 《長い間 共に戦ってくれた盾が 消えていく。 131 00:09:14,621 --> 00:09:18,958 相棒の1人が あいつに殺されたんだ。 132 00:09:18,958 --> 00:09:23,296 ならば 立たないと…。 ここで 立ち上がらないと…。 133 00:09:23,296 --> 00:09:26,966 まだ 負けてない。 終わってない!》 134 00:09:26,966 --> 00:09:29,135 うっ… ぐっ…。 135 00:09:29,135 --> 00:09:32,305 ぬっ…。 なぜ まだ 立ち上がる? 136 00:09:32,305 --> 00:09:34,974 んっ…。 137 00:09:34,974 --> 00:09:38,144 《ぶざまでいい。 情けなくていい。 138 00:09:38,144 --> 00:09:41,481 かっこよさなんて 最初から求めちゃいない。 139 00:09:41,481 --> 00:09:45,485 ゲームも現実も 諦めたら終わりなんだ。 140 00:09:45,485 --> 00:09:49,489 だから 最後の最後まで 諦めずに あがく! 141 00:09:49,489 --> 00:09:51,491 それが 人間だ!》 142 00:09:51,491 --> 00:09:53,493 お遊びは これまでだ。 143 00:09:53,493 --> 00:09:58,331 そろそろ 貴様に 逝く資格を与えてやる! 144 00:09:58,331 --> 00:10:01,034 うっ… ウィンドブースター! 145 00:10:03,169 --> 00:10:05,171 それを待っていた! 146 00:10:05,171 --> 00:10:07,173 ヘルマインオイルだ! 147 00:10:10,176 --> 00:10:13,513 うわ~!! 148 00:10:13,513 --> 00:10:17,016 うわ~! うぅ… うわ~! うっ…。 149 00:10:17,016 --> 00:10:21,855 くっ…。 なんとか耐えられたか。 あっ? 150 00:10:21,855 --> 00:10:24,524 (耳鳴り) 151 00:10:24,524 --> 00:10:28,528 《耳が聞こえない。 だが 今が チャンスだ! 152 00:10:28,528 --> 00:10:30,697 弓を生かした技。 153 00:10:30,697 --> 00:10:33,366 これは クィーンが授けてくれたもの》 154 00:10:33,366 --> 00:10:36,202 ⦅お渡しする力は 2つ。 155 00:10:36,202 --> 00:10:41,207 これらの技は かつて 21代目の 妖精王の時代に生み出された➡ 156 00:10:41,207 --> 00:10:45,211 切り札とも言うべき技を 復元したもの⦆ 157 00:10:45,211 --> 00:10:47,413 七つの落星! 158 00:10:53,052 --> 00:10:55,555 うわっ この技…。 159 00:10:55,555 --> 00:10:57,891 これは 妖精族の…。 160 00:10:57,891 --> 00:11:00,159 あっ うっ…。 161 00:11:00,159 --> 00:11:02,362 なぜ 貴様が!? 162 00:11:08,835 --> 00:11:11,538 うっ うぅ… うっ…。 163 00:11:15,341 --> 00:11:17,510 ハァ…。 (うなり声) 164 00:11:17,510 --> 00:11:20,179 よくも やりおったな。 165 00:11:20,179 --> 00:11:22,348 グオー! 166 00:11:22,348 --> 00:11:24,851 ハッ… さすが ドラゴンだな。 167 00:11:24,851 --> 00:11:29,355 これで終わりだ。 風のブレス! 168 00:11:29,355 --> 00:11:32,358 あっ! うっ ぐっ… うわ~! 169 00:11:40,199 --> 00:11:42,702 (エメル)跡形も残っておらんか。 170 00:11:42,702 --> 00:11:48,875 人族風情が つけあがるから こうなるのだ。 フハハハハ! 171 00:11:48,875 --> 00:11:52,712 《アース:悪いな。 ウィンドブースターで移動した。 172 00:11:52,712 --> 00:11:57,717 それに 隠蔽を使っているから 俺の姿に気付けもしないだろう。 173 00:11:57,717 --> 00:11:59,886 チャンスは1度だけ。 174 00:11:59,886 --> 00:12:02,822 それに 長い間 一緒に戦ってくれた➡ 175 00:12:02,822 --> 00:12:06,659 この弓も失うことになる。 んっ…。 176 00:12:06,659 --> 00:12:09,162 定めは 今 ここに巡る。 177 00:12:09,162 --> 00:12:12,498 苦楽を共にした 我が分身の命を➡ 178 00:12:12,498 --> 00:12:15,501 利を捨て 己の命と共に捨て➡ 179 00:12:15,501 --> 00:12:18,504 塞がりつつある明日を こじあけるために。 180 00:12:18,504 --> 00:12:22,008 明日を 後の者に残すために。 181 00:12:22,008 --> 00:12:25,011 意志のすべてを この一矢に乗せて。 182 00:12:25,011 --> 00:12:28,181 すべては この最後の一矢を放つために➡ 183 00:12:28,181 --> 00:12:31,851 今まで生きてきた》 184 00:12:31,851 --> 00:12:35,188 あっ! 貴様 死んでいなかったのか! 185 00:12:35,188 --> 00:12:38,858 《そして もう1つ クィーンから授かった…》 186 00:12:38,858 --> 00:12:44,197 ⦅フェアリークィーン:アース様の命や魔力 弓に込められた思いが重なり➡ 187 00:12:44,197 --> 00:12:47,867 1度だけ 強力な矢を放つことができます⦆ 188 00:12:47,867 --> 00:12:51,037 ドラゴンとて 決して無敵ではない。 189 00:12:51,037 --> 00:12:53,373 この一矢で思い知れ! 190 00:12:53,373 --> 00:12:56,376 その矢を放てば 貴様の命も…。 191 00:12:56,376 --> 00:12:58,678 うっ… そのつもりだ! 192 00:13:01,314 --> 00:13:04,317 サクリファイス・ボウ! 193 00:13:07,153 --> 00:13:10,490 風の障壁! 194 00:13:10,490 --> 00:13:14,827 《あっ… もう アーツは使えない。 195 00:13:14,827 --> 00:13:18,998 バッドステータスも山盛りか》 196 00:13:18,998 --> 00:13:21,668 最後なんだ 相棒! 197 00:13:21,668 --> 00:13:26,005 ぶち抜け~!! 198 00:13:26,005 --> 00:13:28,007 あっ! おっ! 199 00:13:38,518 --> 00:13:42,689 あっ ああ…。 200 00:13:42,689 --> 00:13:44,691 《今まで ありがとう。 201 00:13:44,691 --> 00:13:48,194 こんな俺に つきあってくれて》 202 00:13:48,194 --> 00:13:51,864 グルル… うぅ…。 ハッ! 203 00:13:51,864 --> 00:13:54,867 《まだ倒れていないのか…。 204 00:13:54,867 --> 00:13:58,705 こっちは もう戦えない。 だったら…》 205 00:13:58,705 --> 00:14:00,973 おっ! ヘッ! 206 00:14:00,973 --> 00:14:02,975 うおっ! やめろ! 207 00:14:02,975 --> 00:14:06,479 これで とどめだ… ドラゴン! 208 00:14:11,317 --> 00:14:15,154 おいおい。 このドラゴンのレベルは? 209 00:14:15,154 --> 00:14:17,824 数字的には最弱っす。 210 00:14:17,824 --> 00:14:21,661 老竜でしたので 寿命も少ないほうっす。 211 00:14:21,661 --> 00:14:24,163 それなら 勝ち目はあるか。 212 00:14:24,163 --> 00:14:26,833 (一同)う~ん。 213 00:14:26,833 --> 00:14:29,502 例のオイルを弱体化するか? 214 00:14:29,502 --> 00:14:31,671 いや それは避けたい。 215 00:14:31,671 --> 00:14:35,007 せっかく生み出した物を 安易に弱体化しては➡ 216 00:14:35,007 --> 00:14:39,512 工夫をする意思を奪うことになる。 一理あるな。 217 00:14:39,512 --> 00:14:44,517 それにしても 弓を失ったか。 よく思い切ったものだな。 218 00:14:44,517 --> 00:14:49,689 しかも 最後は自分の身まで 犠牲にして。 そこだよ! 219 00:14:49,689 --> 00:14:55,194 いくら VRとはいえ ワンモアでは 実体験に近い感覚だ。 220 00:14:55,194 --> 00:14:59,365 恐怖や痛みを顧みず よく 実行したな。 221 00:14:59,365 --> 00:15:03,136 まさか ドラゴンに勝つとは 思わなかったな。 222 00:15:03,136 --> 00:15:06,038 (一同)うん…。 223 00:15:09,642 --> 00:15:14,313 (アース)負けはしなかったが 自分も死んだか…。 224 00:15:14,313 --> 00:15:17,150 このまま 2分ほど待てば➡ 225 00:15:17,150 --> 00:15:21,654 いちばん最後にログアウトした場所に 強制転送される。 226 00:15:21,654 --> 00:15:24,157 おとなしく待ちますか。 227 00:15:24,157 --> 00:15:26,159 あっ…。 (羽音) 228 00:15:29,829 --> 00:15:32,999 早々に取りかかれ。 (ルトナルイン)はっ! 229 00:15:32,999 --> 00:15:36,502 《こいつら グリーン・ドラゴンを 助けに来たのか?》 230 00:15:36,502 --> 00:15:38,504 あっ…。 231 00:15:44,343 --> 00:15:46,345 おい なんだ? それ! 232 00:15:46,345 --> 00:15:49,348 あっ? 233 00:15:49,348 --> 00:15:53,052 えっ? んっ… あ~…。 234 00:15:55,354 --> 00:15:57,857 んっ… 同胞を後回しにして➡ 235 00:15:57,857 --> 00:16:00,460 自分を蘇生させる理由は なんだ? 236 00:16:00,460 --> 00:16:03,796 (イグラオン)この度のこと 誠に申し訳なかった。 237 00:16:03,796 --> 00:16:07,300 あっ? 貴公が倒したドラゴンは➡ 238 00:16:07,300 --> 00:16:10,470 グリーン・ドラゴンの長老だったのだが➡ 239 00:16:10,470 --> 00:16:12,972 ここしばらく 我々の目を盗んで➡ 240 00:16:12,972 --> 00:16:15,975 傍若無人な振る舞いを していたようだ。 241 00:16:15,975 --> 00:16:19,979 あっ…。 あやつは フェアリークィーンを脅したのだ。 242 00:16:19,979 --> 00:16:22,148 貴公を指名手配しなければ➡ 243 00:16:22,148 --> 00:16:25,651 妖精族と人族の街に 攻め入るぞと…。 244 00:16:25,651 --> 00:16:29,489 《あっ クィーンは脅されていたのか。 245 00:16:29,489 --> 00:16:34,160 あいつ 妖精族と人族を守るために 自分を…》 246 00:16:34,160 --> 00:16:36,829 (イグラオン)そのため グリーン・ドラゴンを罰するべく➡ 247 00:16:36,829 --> 00:16:38,831 我らは ここへ やって来た。 248 00:16:38,831 --> 00:16:43,002 しかし よもや 人族の貴公が 討伐するとはな…。 249 00:16:43,002 --> 00:16:45,171 見事としか言いようがない。 250 00:16:45,171 --> 00:16:48,174 とはいえ 自分は あなた方の同胞を➡ 251 00:16:48,174 --> 00:16:52,011 殺したことには変わりない。 それは いいのか? 252 00:16:52,011 --> 00:16:57,016 かまわぬ。 貴公が倒さなければ 我が食いちぎるつもりであった。 253 00:16:57,016 --> 00:17:00,286 どの道 こやつに 生きる道はなかったのだ。 254 00:17:00,286 --> 00:17:03,289 あっ…。 (イグラオン)それと これだが…。 255 00:17:03,289 --> 00:17:05,791 あっ? 料理の報酬を➡ 256 00:17:05,791 --> 00:17:08,461 まだ払っていなかったそうだな。 257 00:17:08,461 --> 00:17:10,630 あっ! んっ? 258 00:17:10,630 --> 00:17:13,799 残りは わびの品だ。 259 00:17:13,799 --> 00:17:16,969 ドラゴンスケイルライトアーマーか。 260 00:17:16,969 --> 00:17:20,473 自分 軽よろいのスキルは 持ってないんだが…。 261 00:17:20,473 --> 00:17:24,977 案ずるな。 人族のローブくらいの重量だ。 262 00:17:24,977 --> 00:17:30,816 外見と違って 軽い。 機動力が レザーより高いのか。 263 00:17:30,816 --> 00:17:33,653 (イグラオン)それだけのことを 成してもらったのだ。 264 00:17:33,653 --> 00:17:37,490 なまはんかな物では こちらの こけんに関わる。 265 00:17:37,490 --> 00:17:39,659 それと この弓なのだが…。 266 00:17:39,659 --> 00:17:42,495 ステータスが書かれていない。 267 00:17:42,495 --> 00:17:46,499 (イグラオン)それは 過去 唯一 我と 直接 戦った➡ 268 00:17:46,499 --> 00:17:48,501 妖精族の遺品。 269 00:17:48,501 --> 00:17:52,672 条件を満たした者を あるじと認める変わり者だ。 270 00:17:52,672 --> 00:17:57,009 今は装備できなくても やがては 心を開くやもしれぬ。 271 00:17:57,009 --> 00:17:59,011 意思ある武器か! 272 00:17:59,011 --> 00:18:02,114 いずれ 貴公にも 信用してもらえるように➡ 273 00:18:02,114 --> 00:18:06,452 ならねばならぬ。 我が娘のためにもな。 274 00:18:06,452 --> 00:18:08,454 フフッ。 275 00:18:11,958 --> 00:18:13,960 うぅ…。 276 00:18:13,960 --> 00:18:17,797 にしても 体が重いな~。 277 00:18:17,797 --> 00:18:20,800 サクリファイス・ボウのつけだな…。 278 00:18:20,800 --> 00:18:23,135 あまり使いたくないが…。 279 00:18:23,135 --> 00:18:26,138 ピカーシャ! 来てくれないか~! 280 00:18:26,138 --> 00:18:29,475 (ピカーシャ)ピュピュピュピュピュピュピュピューイ! 281 00:18:29,475 --> 00:18:31,477 ピュー ピュピュピュー? 282 00:18:31,477 --> 00:18:35,982 アハハ… 大丈夫だ。 疲れて 動けないだけだよ。 283 00:18:35,982 --> 00:18:38,150 ピュピュー! 284 00:18:38,150 --> 00:18:40,820 《ピカーシャの存在は ありがたいが➡ 285 00:18:40,820 --> 00:18:43,823 特権を 乱用し過ぎているんじゃ…。 286 00:18:43,823 --> 00:18:46,158 そもそも 目立ったり騒がれたりするのが➡ 287 00:18:46,158 --> 00:18:48,327 嫌だったはずだけど➡ 288 00:18:48,327 --> 00:18:52,832 あのとき 悪い気がしなかったのも 事実だ》 289 00:18:54,834 --> 00:18:58,037 (アース)すみません。 外套が欲しいのですが…。 290 00:19:00,606 --> 00:19:03,109 よし! いい感じだ! 291 00:19:14,453 --> 00:19:17,456 ⦅ゼファーナ:陛下は アース様を 怒らせてしまったことで➡ 292 00:19:17,456 --> 00:19:19,792 かなり ショックを受けておられます。 293 00:19:19,792 --> 00:19:22,962 まるで 生けるしかばねのような 状態で…。 294 00:19:22,962 --> 00:19:25,631 (ルネア)今の陛下のお心は➡ 295 00:19:25,631 --> 00:19:29,468 いつ割れてもおかしくない 風船のようで…。 296 00:19:29,468 --> 00:19:31,470 どうか ご配慮願います⦆ 297 00:19:33,639 --> 00:19:37,309 《確かに 今回のことで 腹に据えかねたが➡ 298 00:19:37,309 --> 00:19:41,480 そこまで 追い詰める気はなかった》 299 00:19:41,480 --> 00:19:44,817 クィーン。 あっ アース様! 300 00:19:44,817 --> 00:19:49,655 あっ… 本当に 申し訳なく思っています。 301 00:19:49,655 --> 00:19:53,325 いえ レッド・ドラゴンから聞きました。 302 00:19:53,325 --> 00:19:59,498 指名手配の件も 妖精族の民たちを 守るためだったんだと。 303 00:19:59,498 --> 00:20:04,003 王として 賢明な判断だったと思います。 304 00:20:04,003 --> 00:20:09,341 それを考えもせずに キレてしまって 自分も大人気なかったと…。 305 00:20:09,341 --> 00:20:15,514 いえ 私も 今までの行いを顧みて 反省しています。 306 00:20:15,514 --> 00:20:20,686 おわびとして アース様の要求には できるかぎり お応えいたします。 307 00:20:20,686 --> 00:20:22,855 (アース)でしたら…。 んっ…。 308 00:20:22,855 --> 00:20:29,028 この指輪の… この指輪の能力を 封印していただきたいのです。 309 00:20:29,028 --> 00:20:34,867 あっ… やはり 私のことを 本当に 嫌いになったの? 310 00:20:34,867 --> 00:20:36,869 そうじゃない。 311 00:20:36,869 --> 00:20:39,538 さんざん 特別扱いを利用した自分が➡ 312 00:20:39,538 --> 00:20:41,707 言えたことじゃないが➡ 313 00:20:41,707 --> 00:20:45,711 そもそも 自分は こういう扱いは好まないし➡ 314 00:20:45,711 --> 00:20:48,047 目立ったりするのが好きじゃない。 315 00:20:48,047 --> 00:20:50,382 わかっていたわ。 316 00:20:50,382 --> 00:20:52,885 あなたの元へ遊びに行ったり➡ 317 00:20:52,885 --> 00:20:58,724 必要以上に特別扱いをすることは 王として ふさわしくないと➡ 318 00:20:58,724 --> 00:21:00,659 そう言いたいんでしょ? 319 00:21:00,659 --> 00:21:05,331 んっ…。 私 浮かれ過ぎていたのね。 320 00:21:05,331 --> 00:21:07,833 今まで たくさん迷惑をかけてしまって➡ 321 00:21:07,833 --> 00:21:09,835 本当に ごめんなさい。 322 00:21:09,835 --> 00:21:13,839 いや すばらしいパレードで 出迎えてもらったり➡ 323 00:21:13,839 --> 00:21:16,175 ピカーシャに 乗せてもらったりしたことは➡ 324 00:21:16,175 --> 00:21:18,177 本当に うれしかったんだ。 325 00:21:18,177 --> 00:21:22,381 あんな経験 ワンモアの中でしか できないことだったから。 326 00:21:27,019 --> 00:21:31,824 グリーン・ドラゴンに勝てたのも 君が授けてくれた技のおかげだ。 327 00:21:37,029 --> 00:21:39,031 完了しました。 328 00:21:41,367 --> 00:21:45,037 また いつか会える? いつか…。 329 00:21:45,037 --> 00:21:55,881 ♬~ 330 00:21:55,881 --> 00:21:59,885 《さて… 妖精国とは お別れだな。 331 00:21:59,885 --> 00:22:02,488 一度 ファストに戻るか。 332 00:22:02,488 --> 00:22:04,657 みんな どうしてるかな? 333 00:22:04,657 --> 00:22:07,860 そうだ ゼタンにも挨拶していかないと》 334 00:23:42,688 --> 00:23:45,190 ピュイピューイ! ピュッ ピュピュピュイ! 335 00:23:45,190 --> 00:23:49,395 ピュ ピュピュー! ピュピュー!