1 00:02:37,155 --> 00:02:47,155 ♪♪~ 2 00:05:43,175 --> 00:05:47,179 <誰かが言った→ 3 00:05:47,179 --> 00:05:51,183 極上の しょうゆの海を トビウオのように進む→ 4 00:05:51,183 --> 00:05:54,186 最高の歯応えの おかき→ 5 00:05:54,186 --> 00:05:59,186 トビウオカキがあると> 6 00:06:04,196 --> 00:06:10,202 <甘く爽やかな酸味の まるで 砂金のようなキンカン→ 7 00:06:10,202 --> 00:06:15,207 砂金柑があると> 8 00:06:15,207 --> 00:06:19,211 <世はグルメ時代> 9 00:06:19,211 --> 00:06:26,211 <未知なる味を求めて 探求する時代> 10 00:06:28,220 --> 00:06:30,222 <メルクの星屑の情報を求め→ 11 00:06:30,222 --> 00:06:33,225 そして 小松の 新しい包丁を作ってもらうため→ 12 00:06:33,225 --> 00:06:36,228 メルクの元を訪れた トリコと小松> 13 00:06:36,228 --> 00:06:41,249 <小松は その工場の光景に感動する> 14 00:06:41,249 --> 00:06:45,170 <しかし トリコは メルクの正体に疑問を抱いた> 15 00:06:45,170 --> 00:06:48,173 <プライドを傷つけられ 激怒したメルクは→ 16 00:06:48,173 --> 00:06:51,176 トリコに戦いを挑む> 17 00:06:51,176 --> 00:06:53,178 (トリコ) お前は いったい 何者だ? 18 00:06:53,178 --> 00:06:56,181 本物のメルクは どこにいる? 19 00:06:56,181 --> 00:06:58,183 (メルク)俺は 二代目。 20 00:06:58,183 --> 00:07:01,186 二代目の 研ぎ師メルクだ! 21 00:07:01,186 --> 00:07:03,188 <初代メルクは 6年前に→ 22 00:07:03,188 --> 00:07:07,192 幻の砥石 メルクの星屑の 採掘に向かったまま→ 23 00:07:07,192 --> 00:07:10,195 行方が分からなくなっていた> 24 00:07:10,195 --> 00:07:12,197 <トリコは メルクの星屑の採掘と→ 25 00:07:12,197 --> 00:07:17,202 初代を連れて帰ってくることを 約束する> 26 00:07:17,202 --> 00:07:20,205 <そして トリコは 地下深く続く 危険な洞窟→ 27 00:07:20,205 --> 00:07:23,205 ヘビーホールに たどりついた> 28 00:07:34,219 --> 00:07:39,224 (メルク)トリコ 本当に 一人で大丈夫なのか? 29 00:07:39,224 --> 00:07:43,161 ヘビーホールは 人間界でも 屈指の危険度を誇る場所。 30 00:07:43,161 --> 00:07:47,165 猛獣の捕獲レベルも アベレージ50を超える。 31 00:07:47,165 --> 00:07:49,167 (小松)大丈夫ですよ メルクさん。 32 00:07:49,167 --> 00:07:51,169 (小松)トリコさんは強いですから。 33 00:07:51,169 --> 00:07:54,172 ふっ…。 うん? 34 00:07:54,172 --> 00:07:56,174 (ヴァンパイアコング)ゴロロ…。 35 00:07:56,174 --> 00:07:59,177 ええ~? 36 00:07:59,177 --> 00:08:02,180 ぎゃ~! 37 00:08:02,180 --> 00:08:04,182 (ヴァンパイアコング) ホッホッホ… キキ~! 38 00:08:04,182 --> 00:08:06,184 あっ… ああ~! 39 00:08:06,184 --> 00:08:08,186 やめろ ポチコ! 40 00:08:08,186 --> 00:08:11,189 あっ…。 41 00:08:11,189 --> 00:08:14,192 彼は お客さまだよ。 えっ? 42 00:08:14,192 --> 00:08:18,196 驚かせたね。 こいつは ペットのヴァンパイアコング。 43 00:08:18,196 --> 00:08:20,198 名前は ポチコ。 44 00:08:20,198 --> 00:08:22,200 ポッ ポチコ? 45 00:08:22,200 --> 00:08:25,203 (メルク)もともとは 師匠が飼ってたペットだ。→ 46 00:08:25,203 --> 00:08:28,206 包丁の配達をしてくれる 利口なやつさ。 47 00:08:28,206 --> 00:08:32,210 ほっ 包丁の配達ですか? 48 00:08:32,210 --> 00:08:34,212 依頼された包丁の受け渡しは→ 49 00:08:34,212 --> 00:08:36,214 ほとんど こいつが行ってるんだよ。 50 00:08:36,214 --> 00:08:38,216 そうなんですか。 51 00:08:38,216 --> 00:08:41,236 おかえり ポチコ。 ご苦労だったな。 52 00:08:41,236 --> 00:08:44,155 (ポチコ)ウキキ。→ 53 00:08:44,155 --> 00:08:48,159 ホッホッホ… ゴロロ。 54 00:08:48,159 --> 00:08:52,163 ああ! あの木は巣だったんですか。 55 00:08:52,163 --> 00:08:56,167 コウモリみたいな顔してるけど ぶら下がらないんですね。 56 00:08:56,167 --> 00:08:58,169 何とも堂々たる直立。 57 00:08:58,169 --> 00:09:01,172 さあ 仕事だ。 今日も 依頼が わんさかだよ。 58 00:09:01,172 --> 00:09:05,172 はい 研ぎましょう メルクさん。 59 00:09:09,180 --> 00:09:12,183 ふっ。 60 00:09:12,183 --> 00:09:16,187 ほっ! ふう~ だいぶ 下りたな。 61 00:09:16,187 --> 00:09:21,192 だが 初代メルクのいる最下層 まだまだ先か。 62 00:09:21,192 --> 00:09:24,195 …にしても 小松のやつめ。 63 00:09:24,195 --> 00:09:28,199 《ええ~ トリコさん一人で 行ってくださいよ》 64 00:09:28,199 --> 00:09:30,201 《そんな危険な場所》 65 00:09:30,201 --> 00:09:34,205 《何でだよ! 何のために 2人で来たと思ってるんだ?》 66 00:09:34,205 --> 00:09:36,207 《でも~》 《言っただろ》 67 00:09:36,207 --> 00:09:38,209 《お前の力が必要だって》 68 00:09:38,209 --> 00:09:41,179 《2人で攻略しねえと 意味ねえだろうが》 69 00:09:41,179 --> 00:09:43,048 《どう思います? メルクさん》 70 00:09:43,048 --> 00:09:45,050 (メルク)《う~ん いくら何でも→ 71 00:09:45,050 --> 00:09:48,053 小松シェフには 危険が大き過ぎるかと》 72 00:09:48,053 --> 00:09:51,056 《でしょ! ですよね》 《お前 まさか→ 73 00:09:51,056 --> 00:09:55,060 メルクの仕事っぷりが見たいから 残りてえってだけじゃ…》 74 00:09:55,060 --> 00:09:57,062 《そっ そそ…》 75 00:09:57,062 --> 00:10:01,066 《そんなこと… そんなこと~ ハハッ》 76 00:10:01,066 --> 00:10:05,070 《なるほど 分かった》 77 00:10:05,070 --> 00:10:09,074 《じゃあ お前の包丁を1本 俺に貸しな》 78 00:10:09,074 --> 00:10:11,076 《えっ 包丁を?》 79 00:10:11,076 --> 00:10:14,079 《そうだ さっきの小さいやつがあるだろ》 80 00:10:14,079 --> 00:10:19,084 《お前の命ともいえる包丁を 一緒に連れていく》 81 00:10:19,084 --> 00:10:21,086 《どうして?》 82 00:10:21,086 --> 00:10:26,091 《担保だな。 俺に 何かあったときのために→ 83 00:10:26,091 --> 00:10:29,094 命並みに大切な物を 預からせてもらうぜ》 84 00:10:29,094 --> 00:10:31,096 《ええ~! 何ですか? それ》 85 00:10:31,096 --> 00:10:35,100 《嘘だよ。 フフッ コンビじゃねえか》 86 00:10:35,100 --> 00:10:38,103 《どこへ行くにも 心は いつも一緒ってことだ》 87 00:10:38,103 --> 00:10:43,141 《それに 今回は 分業がいい。 そのことが 今 分かった》 88 00:10:43,141 --> 00:10:48,146 《小松 お前には もっと重要な仕事がある》 89 00:10:48,146 --> 00:10:51,146 《重要な仕事?》 90 00:10:55,153 --> 00:10:58,156 しっかし いつもなら 珍しい食材を→ 91 00:10:58,156 --> 00:11:01,159 ぜひ 現地で見たいって 飛び付いてくんのに。 92 00:11:01,159 --> 00:11:05,163 よほど メルクの仕事に興味があんだな。 93 00:11:05,163 --> 00:11:08,166 まっ メルクにとっても それがいいだろう。 94 00:11:08,166 --> 00:11:12,170 今回 俺の相棒は この包丁ってことで。 95 00:11:12,170 --> 00:11:15,173 さ~て このヘビーホール→ 96 00:11:15,173 --> 00:11:18,176 観察力のある小松なら どこに注意して進むか。 97 00:11:18,176 --> 00:11:21,179 食材の声を聞く あいつの見る景色は→ 98 00:11:21,179 --> 00:11:24,182 当然 俺とは違うはず。 99 00:11:24,182 --> 00:11:28,186 弱い立場の者が 注意深く進むのは当然だ。 100 00:11:28,186 --> 00:11:31,186 常に 小松が そばにいるつもりで進むか。 101 00:11:35,193 --> 00:11:37,193 うっ… はっ! 102 00:11:39,197 --> 00:11:42,133 これ 全部 包丁ですか? 103 00:11:42,133 --> 00:11:45,136 (メルク)ああ そうだよ。 世界中の料理人から→ 104 00:11:45,136 --> 00:11:47,138 研ぎの依頼を予約されてた包丁だ。 105 00:11:47,138 --> 00:11:51,142 だいたい 一日100本近く 届くかな。 106 00:11:51,142 --> 00:11:57,148 100本? うわ~ そりゃ 僕の包丁は 3年後なわけですね。 107 00:11:57,148 --> 00:12:01,152 (メルク)フフッ 包丁を見ると だいたい 誰の物か分かるよ。 108 00:12:01,152 --> 00:12:04,155 ええ~! ホントですか? 109 00:12:04,155 --> 00:12:06,157 さっ 触ってもいいですか? 110 00:12:06,157 --> 00:12:09,160 気を付けてね。 111 00:12:09,160 --> 00:12:12,163 たっ 例えば この→ 112 00:12:12,163 --> 00:12:15,166 重厚な輝きを放つ包丁は いったい どなたの…。 113 00:12:15,166 --> 00:12:18,169 (メルク)それは ガッツの ルルブーシェフが使ってるやつだ。 114 00:12:18,169 --> 00:12:21,172 ガッ ガガガ… ガッツ!? 115 00:12:21,172 --> 00:12:23,174 グルメタワー最上層階 312階。 116 00:12:23,174 --> 00:12:25,176 七つ星の料亭 ガッツ! 117 00:12:25,176 --> 00:12:29,180 そのオーナーシェフ ルルブー氏の使ってる包丁? 118 00:12:29,180 --> 00:12:32,183 おお… 何と恐れ多い。 119 00:12:32,183 --> 00:12:35,186 カリスマ料理人の包丁を 手に取ってしまった。 120 00:12:35,186 --> 00:12:38,189 ちなみに これは 土竜の ゆうじ氏の包丁。 121 00:12:38,189 --> 00:12:40,191 ええ~! 122 00:12:40,191 --> 00:12:44,129 グルメの下町 グルメ横丁の 八つ星ホルモン焼き 土竜! 123 00:12:44,129 --> 00:12:47,132 その店長 ゆうじ氏ですか? 124 00:12:47,132 --> 00:12:51,136 ちょっ 超有名な方々の 包丁ばっかりだ。 125 00:12:51,136 --> 00:12:57,142 さすが メルクさんの研ぎ。 信頼が半端ないですね~。 126 00:12:57,142 --> 00:13:01,146 ほとんどは 先代からの常連だよ。→ 127 00:13:01,146 --> 00:13:04,149 師匠は 包丁とのみ 向き合う人だったから→ 128 00:13:04,149 --> 00:13:07,152 依頼人が誰なのかは知らないし→ 129 00:13:07,152 --> 00:13:10,155 特に 興味も持たなかったと思うよ。→ 130 00:13:10,155 --> 00:13:13,158 でも 俺は 正直 興味ある。→ 131 00:13:13,158 --> 00:13:18,163 これだけ立派な包丁を いったい どんな料理人が使ってるのか。 132 00:13:18,163 --> 00:13:21,166 小松シェフの折れた包丁を 見たときも そう思ったよ。 133 00:13:21,166 --> 00:13:23,168 えっ? 134 00:13:23,168 --> 00:13:25,170 こんなに愛情 込めて使う 小松シェフって→ 135 00:13:25,170 --> 00:13:28,173 いったい どんな人なんだろうって。 136 00:13:28,173 --> 00:13:30,173 あっ ああ…。 137 00:13:34,179 --> 00:13:36,181 (メルク) 使う人のことが気になるのは→ 138 00:13:36,181 --> 00:13:39,184 俺に集中力が足りない証拠かな? 139 00:13:39,184 --> 00:13:43,121 先代に比べて まだまだ半人前なのかもしれない。 140 00:13:43,121 --> 00:13:46,124 そっ そんなことないですよ。 141 00:13:46,124 --> 00:13:50,128 包丁は やっぱり 使う人の癖とか 色々 出ますから。 142 00:13:50,128 --> 00:13:55,133 (メルク)師匠は ただ ひたすら 良い包丁のみを求めていた。 143 00:13:55,133 --> 00:13:58,136 きっ 奇麗な包丁ですね~。 144 00:13:58,136 --> 00:14:01,139 もう ほとんど 研ぐ必要もないような。 145 00:14:01,139 --> 00:14:06,144 (メルク)この包丁は 名店 魚寄の 板前が使う 刺し身包丁。→ 146 00:14:06,144 --> 00:14:10,148 デリケートな特殊調理食材を 多く扱う店だ。→ 147 00:14:10,148 --> 00:14:15,153 1,000分の1mm単位の傷が 調理に大きく影響する。 148 00:14:15,153 --> 00:14:18,156 はあ~ 目には まったく見えない傷が。 149 00:14:18,156 --> 00:14:21,159 一流の板前は 目ではなく→ 150 00:14:21,159 --> 00:14:25,163 食材をさばく際の感触で 傷の有無を測るだろ。 151 00:14:25,163 --> 00:14:27,165 研ぎ師も また→ 152 00:14:27,165 --> 00:14:31,169 目ではなく 音や触感で 包丁を研ぐ。 153 00:14:31,169 --> 00:14:36,169 すっ すごい! メルクさんが まるで 輝いて…。 154 00:14:39,177 --> 00:14:42,113 (包丁を研ぐ音) 155 00:14:42,113 --> 00:14:46,117 うっ! すった音が 後から! 156 00:14:46,117 --> 00:14:49,120 うん。 ふう…。 157 00:14:49,120 --> 00:14:52,123 うわ すごい汗。 158 00:14:52,123 --> 00:14:56,127 《僕も 難しい料理に 集中しているときは→ 159 00:14:56,127 --> 00:14:59,130 気が付いたら 汗だくになってたりするけど》 160 00:14:59,130 --> 00:15:03,134 《これほど 滝のような汗が噴き出るくらい→ 161 00:15:03,134 --> 00:15:07,138 今の一すりは 全神経を 集中させたものだったんだ》 162 00:15:07,138 --> 00:15:09,140 よし できた。 163 00:15:09,140 --> 00:15:11,142 フフッ 師匠なら これくらい→ 164 00:15:11,142 --> 00:15:15,146 汗一つ 流さずに 研ぎ上げるんだけどね。 165 00:15:15,146 --> 00:15:17,148 はあ…。 166 00:15:17,148 --> 00:15:21,152 とっ 鳥肌が立ちましたよ。 すごい! 感動しました! 167 00:15:21,152 --> 00:15:23,154 そっ そうか? 168 00:15:23,154 --> 00:15:27,158 世界一の研ぎを見ることができて 僕 最高に幸せです。 169 00:15:27,158 --> 00:15:31,162 あっ ああ… あっ ありがとう。 170 00:15:31,162 --> 00:15:34,165 実際には 目にも留まらぬ速さだったんで→ 171 00:15:34,165 --> 00:15:38,165 何が起こったのか まったく見えませんでしたけど。 172 00:15:40,171 --> 00:15:44,175 (メルク)研ぐスピードは 包丁の 質や用途 そして 砥石の種類。→ 173 00:15:44,175 --> 00:15:47,178 あとは 使う人の癖によっても 変わるんだよ。 174 00:15:47,178 --> 00:15:50,181 ゆっくりの研ぎ方も ぜひ 見たいです。 175 00:15:50,181 --> 00:15:52,183 うん もちろん。 176 00:15:52,183 --> 00:15:54,185 アハッ! 177 00:15:54,185 --> 00:15:57,188 ≪(包丁を研ぐ音) ≪うひょ~! ひょひょ~! 178 00:15:57,188 --> 00:16:01,192 ≪鳥肌 立ちまくる~! ≪(メルク)ちょっと 少し静かに。 179 00:16:01,192 --> 00:16:03,192 ≪あっ ああ ごめんなさい。 180 00:16:08,199 --> 00:16:10,201 うお! くっ…。 181 00:16:10,201 --> 00:16:14,205 そう これだ。 まだ グルメ界ほどじゃねえが→ 182 00:16:14,205 --> 00:16:16,207 体が重くなってきた。 183 00:16:16,207 --> 00:16:20,211 かれこれ 1万mくらいは下りたか? 184 00:16:20,211 --> 00:16:22,213 思った以上に 下りは骨が折れる。 185 00:16:22,213 --> 00:16:26,217 実際 同じ距離を登るより 大変かもしれねえ。 186 00:16:26,217 --> 00:16:28,219 それに→ 187 00:16:28,219 --> 00:16:34,225 明らかに 獣のにおい 漂う この無数の穴。 188 00:16:34,225 --> 00:16:37,225 何か 来る! 189 00:16:39,230 --> 00:16:43,167 面白え。 グルメ界では 訳も 分からず パニックになってたが→ 190 00:16:43,167 --> 00:16:45,169 今は違うぜ。 191 00:16:45,169 --> 00:16:51,175 鬼だろうが 蛇だろうが どっからでも掛かってきやがれ! 192 00:16:51,175 --> 00:16:53,175 ≪(猛獣)オオオオ…。 193 00:18:04,148 --> 00:18:08,152 ≪(猛獣)オオオオ…。 194 00:18:08,152 --> 00:18:11,155 ヘヘッ。 195 00:18:11,155 --> 00:18:14,155 ≪(猛獣)オオオオ…。 196 00:18:20,164 --> 00:18:29,173 (バルバモス)オオ~! 197 00:18:29,173 --> 00:18:32,176 うん? 198 00:18:32,176 --> 00:18:41,185 (バルバモスたち)オオ~! 199 00:18:41,185 --> 00:18:44,188 本気で 俺を食いに来てるな。 200 00:18:44,188 --> 00:18:46,190 おっ。 201 00:18:46,190 --> 00:18:48,192 そら来た。 はっ! 202 00:18:48,192 --> 00:18:52,196 うわ! かわしたつもりだったが。 203 00:18:52,196 --> 00:18:56,200 くっ。 そうか 重力が強い分→ 204 00:18:56,200 --> 00:19:00,200 体の反応が いつもより遅れているのか。 205 00:19:03,140 --> 00:19:05,142 一瞬 早く動かねえと。 206 00:19:05,142 --> 00:19:09,142 いつもより前倒しに 体に命令する。 207 00:19:12,149 --> 00:19:14,151 単純なスピードは→ 208 00:19:14,151 --> 00:19:19,156 ここで生活する この猛獣の方が 十数倍 俺を上回る。 209 00:19:19,156 --> 00:19:21,158 相手の動きを 目視してからじゃ遅い。 210 00:19:21,158 --> 00:19:25,162 ある程度 軌道を予測して 先に動く。 211 00:19:25,162 --> 00:19:31,168 相手の形 筋肉の収縮 関節の動き 呼吸→ 212 00:19:31,168 --> 00:19:35,172 あらゆる情報から 次の動きを予測する。 213 00:19:35,172 --> 00:19:39,172 右か左か 上か下か。 214 00:19:42,179 --> 00:19:44,179 右だ。 215 00:19:52,189 --> 00:19:55,192 うわ。 216 00:19:55,192 --> 00:19:58,195 いいぞ だいぶ慣れてきた。 217 00:19:58,195 --> 00:20:01,132 体感的に 今 俺の体重は 約2倍。 218 00:20:01,132 --> 00:20:04,135 460kgってとこか。 219 00:20:04,135 --> 00:20:08,139 グルメ界に比べれば まだ ここは 大したこと…。 220 00:20:08,139 --> 00:20:10,141 うん? 221 00:20:10,141 --> 00:20:15,146 これは 回避できねえ。 数で 隙を埋めてきたか。 222 00:20:15,146 --> 00:20:18,149 フッ 面白え。 223 00:20:18,149 --> 00:20:20,151 グルメ界で こてんぱんに やられるまでは→ 224 00:20:20,151 --> 00:20:23,154 あまり意識していなかった。 225 00:20:23,154 --> 00:20:28,159 守るということ。 強敵と戦うときの防御の重要性。 226 00:20:28,159 --> 00:20:30,161 試してみるか。 227 00:20:30,161 --> 00:20:34,165 攻撃に使っていたフォークを 守りに使う。 228 00:20:34,165 --> 00:20:37,168 おお~! 229 00:20:37,168 --> 00:20:39,170 フォークシールド! 230 00:20:39,170 --> 00:20:42,173 ふん! 231 00:20:42,173 --> 00:20:45,176 うう! 232 00:20:45,176 --> 00:20:49,180 ふう… よし 何とか防げたぞ。 233 00:20:49,180 --> 00:20:53,184 ただ こんだけ でかくて 頑強なフォークを繰り出すのは→ 234 00:20:53,184 --> 00:20:55,186 相当 パワーを要するな。 235 00:20:55,186 --> 00:21:00,124 そう連発はできねえし 当然 まだ 近くしか守れねえか。 236 00:21:00,124 --> 00:21:03,124 釘パンチ! 237 00:21:06,130 --> 00:21:08,132 待ってろ 初代メルク。 238 00:21:08,132 --> 00:21:10,132 今 行くぜ。 239 00:21:17,141 --> 00:21:20,144 あっ おはようございます。 240 00:21:20,144 --> 00:21:22,146 おはよう 小松シェフ。 眠れた? 241 00:21:22,146 --> 00:21:27,151 いや~ 昨日は ずっと興奮してて なかなか寝付けなくて。 242 00:21:27,151 --> 00:21:29,153 徹夜で作業してましたよね? 243 00:21:29,153 --> 00:21:32,156 もう 気になって 気になって。 244 00:21:32,156 --> 00:21:34,158 依頼が多いから 寝る暇がなくてね。 245 00:21:34,158 --> 00:21:38,162 とっ…。 ええ 一日で あの量ですもんね。 246 00:21:38,162 --> 00:21:41,165 スープ 作ってあるけど 飲む? 247 00:21:41,165 --> 00:21:44,165 わあ~ いただきます。 248 00:21:50,174 --> 00:21:52,174 わあ~。 249 00:21:54,178 --> 00:21:56,180 さあ どうぞ。 250 00:21:56,180 --> 00:21:58,180 いただきます。 251 00:22:00,117 --> 00:22:03,120 おっ おいしいです~。 252 00:22:03,120 --> 00:22:07,124 上品で あっさりながらも コクの深い 和風スープ。 253 00:22:07,124 --> 00:22:10,127 ほんのりと 酒かすの味が効いていますね。 254 00:22:10,127 --> 00:22:12,129 酒かす風味のスッポン→ 255 00:22:12,129 --> 00:22:15,132 酒かすっぽんで だしを取ってるんですね。 256 00:22:15,132 --> 00:22:20,137 さすがだね 一口 飲んだだけで だしの素材を当てるなんて。 257 00:22:20,137 --> 00:22:23,140 メルクさんこそ 料理 上手なんですね。 258 00:22:23,140 --> 00:22:27,144 やっぱり センスのある人は 何やっても うまいんですよね。 259 00:22:27,144 --> 00:22:29,146 ありがとう。 260 00:22:29,146 --> 00:22:32,149 さあ 仕事だ。 今日も やることが多いよ。 261 00:22:32,149 --> 00:22:34,149 はい。 262 00:22:40,157 --> 00:22:45,162 メルクさんも 当然 包丁作りは 鍛治仕事から始めるんですね。 263 00:22:45,162 --> 00:22:50,162 (メルク)いや 本来 始めるのは 材料の調達からだよ。 264 00:22:52,169 --> 00:22:57,174 でも 俺は 捕獲レベルの高い 材料調達はできない。→ 265 00:22:57,174 --> 00:23:00,111 師匠は 一人で 全てをこなしていたよ。→ 266 00:23:00,111 --> 00:23:02,113 俺は まだまだ未熟ってことだ。 267 00:23:02,113 --> 00:23:04,115 うわ~! 268 00:23:04,115 --> 00:23:07,118 包丁は この焼き入れ作業が とても大事なんだ。 269 00:23:07,118 --> 00:23:10,121 こんな すてきな包丁を 作ってるのに 未熟だなんて→ 270 00:23:10,121 --> 00:23:12,123 絶対 あり得ませんよ。 271 00:23:12,123 --> 00:23:16,127 そうかな ありがとう。→ 272 00:23:16,127 --> 00:23:20,131 普通 砥石は 刃物を段階的に研ぐために→ 273 00:23:20,131 --> 00:23:24,135 きめの粗い 粗砥 中くらいの粗さの中砥→ 274 00:23:24,135 --> 00:23:27,138 きめが細かく 仕上げに使う 仕上げ砥の→ 275 00:23:27,138 --> 00:23:29,140 3種類に分けられてるんだけど→ 276 00:23:29,140 --> 00:23:33,144 色がグラデーションになっている 天然のグラデ砥石。→ 277 00:23:33,144 --> 00:23:35,146 これは 一つで 粗砥から 仕上げ砥まで→ 278 00:23:35,146 --> 00:23:37,148 全ての役割を果たすんだ。 279 00:23:37,148 --> 00:23:42,153 へえ~ 天然物で そんな不思議な 砥石があるんですね。 280 00:23:42,153 --> 00:23:45,156 これも 採掘したのは 師匠なんだけどね。 281 00:23:45,156 --> 00:23:48,159 そっ そんなことは関係ないですよ。 282 00:23:48,159 --> 00:23:53,164 それを完璧に使いこなしてるのは 他でもない メルクさんですもん。 283 00:23:53,164 --> 00:23:55,166 いや まだまだ。 284 00:23:55,166 --> 00:23:59,186 先代の技術は こんなもんじゃなかったよ。 285 00:23:59,186 --> 00:24:01,186 あっ…。 286 00:24:07,111 --> 00:24:10,114 それにしても トリコは大丈夫かな。 287 00:24:10,114 --> 00:24:15,119 信じましょう。 トリコさんは 強いですから 必ず戻りますよ。 288 00:24:15,119 --> 00:24:19,123 メルクの星屑と 先代のメルクさんを連れて。 289 00:24:19,123 --> 00:24:21,123 うん。 290 00:24:26,130 --> 00:24:29,133 あっ。 なっ 何ですか? これ。 291 00:24:29,133 --> 00:24:32,136 (メルク)ああ 露天風呂だよ 見てのとおり。→ 292 00:24:32,136 --> 00:24:34,138 ちなみに 温泉。 293 00:24:34,138 --> 00:24:37,141 おっ 温泉!? (メルク)よかったら 入る? 294 00:24:37,141 --> 00:24:40,144 えっ いいんですか? (メルク)もちろん。 295 00:24:40,144 --> 00:24:44,148 師匠が若いころ 掘り当てたらしいんだよ。 296 00:24:44,148 --> 00:24:48,152 まったく こんな岩山で 規格外というか。 297 00:24:48,152 --> 00:24:50,154 すごいよね 師匠は。 298 00:24:50,154 --> 00:24:53,154 そっ そうだったんですか。 299 00:24:56,160 --> 00:24:59,129 ふわ~ 気持ちいい。 300 00:24:59,129 --> 00:25:01,999 トリコさんにも教えてあげなきゃ。 301 00:25:01,999 --> 00:25:04,001 《それにしても メルクさん→ 302 00:25:04,001 --> 00:25:07,004 先代のことを やけに持ち上げるというか→ 303 00:25:07,004 --> 00:25:11,008 自分のことを 謙遜することが多いような…》 304 00:25:11,008 --> 00:25:15,008 《世界一の研ぎ師なのに どうしてだろう?》 305 00:25:18,015 --> 00:25:22,019 くっ… 重力が増してきてる。 306 00:25:22,019 --> 00:25:25,019 (バルバモス)オオ~! フォークシールド! 307 00:25:28,025 --> 00:25:31,028 (バルバモス)オオ~! くっ… ふん! 308 00:25:31,028 --> 00:25:35,032 (バルバモス)ギャ~! 309 00:25:35,032 --> 00:25:39,036 釘パンチ! 310 00:25:39,036 --> 00:25:41,038 くっ! はあ はあ…。 311 00:25:41,038 --> 00:25:43,038 体力が…。 312 00:25:53,050 --> 00:25:58,055 (サソリ魔牛)ゴオ~!→ 313 00:25:58,055 --> 00:26:01,055 オオ~! 314 00:26:03,093 --> 00:26:13,093 ♪♪~ 315 00:27:05,089 --> 00:27:08,092 (ティナ)てんこ盛りトーク番組 『ティナパン』 316 00:27:08,092 --> 00:27:13,097 今回のゲストは IGO職員のヨハネスさんです。 317 00:27:13,097 --> 00:27:16,100 (ヨハネス)ヨハネスです。 (ティナ)ノリ悪っ。 318 00:27:16,100 --> 00:27:20,104 では ゲストを丸裸にする YES NOクイズのコーナー。→ 319 00:27:20,104 --> 00:27:22,106 YESか NOで お答えください。→ 320 00:27:22,106 --> 00:27:27,111 質問です。 IGOの仕事は忙しい? 321 00:27:27,111 --> 00:27:29,113 それは 答えることはできない。 322 00:27:29,113 --> 00:27:33,117 えっ 何で? (ヨハネス)守秘義務だ。 323 00:27:33,117 --> 00:27:35,119 マジで? てんこ盛り やりづら。 324 00:27:35,119 --> 00:27:38,122 じゃあ 趣味は 意外と多い? 325 00:27:38,122 --> 00:27:40,124 それも 答えることはできない。 326 00:27:40,124 --> 00:27:43,127 和食より洋食が好き? 327 00:27:43,127 --> 00:27:45,129 (ヨハネス) それも 答えることはできない。 328 00:27:45,129 --> 00:27:49,129 うっ… あなたの名前は? 329 00:27:51,135 --> 00:27:54,138 それも 答えることはできない。 330 00:27:54,138 --> 00:27:56,140 (ティナ) どんだけ答えらんないの!→ 331 00:27:56,140 --> 00:27:58,142 …っていうか 最初 名乗ってたじゃん! もういい! 332 00:27:58,142 --> 00:28:00,142 (ヨハネス)次のコーナーです。 333 00:28:02,146 --> 00:28:06,150 (ティナ)メルク 激白。 今 語られる 衝撃の事実。→ 334 00:28:06,150 --> 00:28:09,150 魂の叫びに 耳を傾けろ! 335 00:28:12,156 --> 00:28:14,156 (ティナ) 次回も 楽しさ てんこ盛りです!