1 00:00:02,002 --> 00:00:05,005 再戦といきましょう! 魔人クズノハ! 2 00:00:05,005 --> 00:00:07,007 えっ! あっ! 3 00:00:07,007 --> 00:00:09,610 《えっ? まじん? 僕!?》 4 00:00:16,683 --> 00:00:19,686 まったく… 鱗を浮かせるなんて➡ 5 00:00:19,686 --> 00:00:22,022 カッコ悪いこと したくなかったけど➡ 6 00:00:22,022 --> 00:00:25,359 これも あなたのせいよ。 覚悟して。 7 00:00:25,359 --> 00:00:28,862 クズノハ! 8 00:00:28,862 --> 00:00:31,865 うおぉ~っ!? 9 00:00:36,536 --> 00:00:40,541 勇者とステラ砦を諦めろ だったわね。 10 00:00:40,541 --> 00:00:44,211 いいわ 私は要求をのむ。 11 00:00:44,211 --> 00:00:48,115 《怖い… 魔人と呼ばれるのも うなずけるわ…》 12 00:00:53,887 --> 00:00:57,057 がはっ! 13 00:00:57,057 --> 00:00:59,660 そろそろ本気で終わりにしよう。 14 00:01:01,662 --> 00:01:04,164 ラルヴァ殿! 15 00:01:04,164 --> 00:01:07,167 以前に我があるじを 傷つけた報いは➡ 16 00:01:07,167 --> 00:01:09,336 必ず受けてもらう…! 17 00:01:09,336 --> 00:01:13,140 フッ 口の減らぬ…。 18 00:01:15,342 --> 00:01:17,644 フッ…。 19 00:03:02,649 --> 00:03:04,651 (ランサー)まずは貴様から➡ 20 00:03:04,651 --> 00:03:07,854 魔人の従者から葬り去ってやろう。 21 00:03:09,823 --> 00:03:11,825 (識)フン。 22 00:03:16,997 --> 00:03:18,999 フン。 23 00:03:25,338 --> 00:03:27,841 くっ…。 フッ。 24 00:03:27,841 --> 00:03:30,510 (響)ラルヴァ殿 周りの霧を消して! 25 00:03:30,510 --> 00:03:33,513 そうすれば 私たちだって戦える! 26 00:03:33,513 --> 00:03:36,683 フッ フフ… リミアの勇者よ➡ 27 00:03:36,683 --> 00:03:39,686 私は別に苦戦などしていない。 28 00:03:39,686 --> 00:03:42,022 はっ ボロボロじゃないか。 29 00:03:42,022 --> 00:03:45,192 ラルヴァ殿 本音を言うわ。 30 00:03:45,192 --> 00:03:48,695 王都を破壊したあの竜を 共に討たせて。 31 00:03:48,695 --> 00:03:53,533 それは無理だ。 代わりに お前たちが守りに徹するなら➡ 32 00:03:53,533 --> 00:03:57,370 その術師 戦いのあとで救ってやる。 33 00:03:57,370 --> 00:03:59,539 (チヤ)リッチのあなたが? 34 00:03:59,539 --> 00:04:03,477 アンデッドが生者を救うだなんて…。 本当に? 35 00:04:03,477 --> 00:04:07,481 ウーディを確実に救えるというの? 当然だ。 36 00:04:07,481 --> 00:04:11,284 ヒューマンの腹に穴があいたくらい なんとでもなる。 37 00:04:13,653 --> 00:04:16,656 おねえちゃん…。 38 00:04:16,656 --> 00:04:19,159 その言葉 信じるわ。 39 00:04:19,159 --> 00:04:22,996 (ベルダ)おい ヒビキ! (シーリー)いや それが正解だな。 40 00:04:22,996 --> 00:04:24,998 な… 何を根拠に。 41 00:04:24,998 --> 00:04:29,002 そのリッチ ツィーゲで知った 外のご仁に似てるんでね。 42 00:04:29,002 --> 00:04:34,674 やると言ったらやる。 そういう連中の気配だ。 43 00:04:34,674 --> 00:04:39,012 (響)ラルヴァ殿 必ず約束は守ってもらうわよ。 44 00:04:39,012 --> 00:04:41,515 念のため 霧も消して。 45 00:04:41,515 --> 00:04:44,017 交渉成立か。 46 00:04:44,017 --> 00:04:46,820 ニヴルヘイム 解除。 47 00:04:51,691 --> 00:04:54,528 (ランサー)話し合いは終わったか。 48 00:04:54,528 --> 00:04:57,864 何を相談したところで 無駄に終わるがな。 49 00:04:57,864 --> 00:05:03,803 さて 我の真なる剣で滅ぶがいい。 50 00:05:03,803 --> 00:05:08,308 刃竜ランサー。 刃の竜にして人の竜。 51 00:05:08,308 --> 00:05:13,647 2つの命を持つ変わり種か。 ほう 知っているのか。 52 00:05:13,647 --> 00:05:19,319 竜でありながら人の姿をとり その力を増大させるとは…。 53 00:05:19,319 --> 00:05:23,156 なるほど ルト殿の言葉は実に正しい。 54 00:05:23,156 --> 00:05:26,827 ルトだと!? 貴様 なぜその名を…! 55 00:05:26,827 --> 00:05:31,832 あまたの名剣に囲まれ 御剣と呼ばれる上位竜。 56 00:05:31,832 --> 00:05:37,504 その剣の正体は お前に挑んだ 強者たちの末路か。 57 00:05:37,504 --> 00:05:43,009 貴様は知りすぎている。 到底 生かしておけぬな。 58 00:05:43,009 --> 00:05:46,846 我の力の一つとしてやろう! 59 00:05:46,846 --> 00:05:51,017 我はこの身に怨念を纏う。 60 00:05:51,017 --> 00:05:54,187 グロス シア。 61 00:05:54,187 --> 00:05:57,023 たゆたう銀の檻は矢を払う。 62 00:05:57,023 --> 00:05:59,526 マルギリ! 63 00:06:04,798 --> 00:06:08,134 我の真なる剣をしのぐだと…。 64 00:06:08,134 --> 00:06:11,471 私は お前を調べたぞ ランサー。 65 00:06:11,471 --> 00:06:15,141 竜のおさである ルト殿の協力を得てな。 66 00:06:15,141 --> 00:06:19,479 フン… まさか ルトと つながりを持つリッチとはな。 67 00:06:19,479 --> 00:06:24,150 (識)人が持つ最高の武器は 「智」であると私は考える。 68 00:06:24,150 --> 00:06:28,488 まぁ私は 元 ヒトの分際だがな。 69 00:06:28,488 --> 00:06:33,493 第六の我に相応しき 鞭を放ちて刃となれ。 70 00:06:33,493 --> 00:06:36,496 アスカロン! 71 00:06:36,496 --> 00:06:38,832 貴様 術師では…。 72 00:06:38,832 --> 00:06:42,836 これは毒と呪いにまみれた剣 アスカロン。 73 00:06:42,836 --> 00:06:46,673 いつか貴様を狩れるかもしれぬ という期待を込め➡ 74 00:06:46,673 --> 00:06:49,676 ドラゴンスレイヤーの一振りから 名を付けた。 75 00:06:49,676 --> 00:06:52,345 妖気しか たたぬとは。 76 00:06:52,345 --> 00:06:54,848 名剣の輝きなど みじんもない。 77 00:06:54,848 --> 00:06:58,852 それでいい。 この私が使うのだ。 78 00:06:58,852 --> 00:07:00,954 名剣などは似合わぬよ。 79 00:07:00,954 --> 00:07:04,791 第六階梯 フレイ解放。 80 00:07:04,791 --> 00:07:07,794 ソード スピリテム。 81 00:07:07,794 --> 00:07:11,298 (ランサー)あくまで それを扱う気か…。 82 00:07:11,298 --> 00:07:15,969 術師が剣で我に挑むなど 愚弄を。 83 00:07:15,969 --> 00:07:22,309 ここは戦場だ。 王都の兵や 魔族の精鋭も転がっている。 84 00:07:22,309 --> 00:07:25,812 我が力に加わる強者も多かろう。 85 00:07:25,812 --> 00:07:29,816 貴様は どこまであらがえる? 86 00:07:32,986 --> 00:07:37,657 有象無象の剣で アスカロンを相手にするなど笑わせる。 87 00:07:37,657 --> 00:07:42,829 存分に味わうがいい 恐怖をな。 88 00:07:42,829 --> 00:07:45,832 フッ! 89 00:07:45,832 --> 00:07:49,002 ぐっ!? うあっ! 90 00:07:49,002 --> 00:07:51,338 どうだ 痛いか。 91 00:07:51,338 --> 00:07:54,341 き… 貴様… 許さん! 92 00:07:54,341 --> 00:07:58,178 (識)貴様らが 我があるじの 指をはねたと聞いた。 93 00:07:58,178 --> 00:08:00,380 その報いだ! うう…! 94 00:08:02,615 --> 00:08:08,121 ん…? これは 過去の英雄たちを使った剣か。 95 00:08:08,121 --> 00:08:10,523 それだけではない! 96 00:08:13,460 --> 00:08:16,129 フッ。 97 00:08:16,129 --> 00:08:18,131 なっ…。 98 00:08:18,131 --> 00:08:21,634 (識)どうした? 私は術師だ。 99 00:08:21,634 --> 00:08:23,803 驚くこともなかろう。 100 00:08:23,803 --> 00:08:25,805 ぐっ。 うっ! 101 00:08:25,805 --> 00:08:27,807 フッ! うっ…。 102 00:08:27,807 --> 00:08:31,311 フッ… フッフッ… フンッ。 103 00:08:31,311 --> 00:08:33,813 穿つは活力の輝き。 104 00:08:33,813 --> 00:08:37,484 ステアセロット! 剣げきの間に詠唱まで! 105 00:08:37,484 --> 00:08:39,986 (識)剣は自らに帰れり。 106 00:08:39,986 --> 00:08:42,155 ロットカウンター! 107 00:08:42,155 --> 00:08:44,157 なめるな~っ! 108 00:08:48,661 --> 00:08:50,663 ぬうっ…。 109 00:08:50,663 --> 00:08:52,832 お前が滅ぶまで いくつ砕けるか➡ 110 00:08:52,832 --> 00:08:55,668 数える余裕などは与えん。 111 00:08:55,668 --> 00:08:59,172 《お三方に鍛えられたおかげだ。 112 00:08:59,172 --> 00:09:03,076 あのころの私では まだ足りなかっただろう》 113 00:09:05,278 --> 00:09:09,616 《若様のためにも ぶざまな姿はさらせぬ!》 114 00:09:09,616 --> 00:09:14,621 クソ… 魔人本人ではなく その従者ごときに! 115 00:09:14,621 --> 00:09:19,292 《識:アスカロンの毒は少しずつ ヤツをむしばみつつある…。 116 00:09:19,292 --> 00:09:22,462 全体の反応も鈍ってきている。 117 00:09:22,462 --> 00:09:24,631 気付いてくれるなよ…。 118 00:09:24,631 --> 00:09:27,300 このまま絶望して死ね!》 119 00:09:27,300 --> 00:09:31,137 ううっ! 120 00:09:31,137 --> 00:09:33,139 うっ! 121 00:09:33,139 --> 00:09:35,141 フン! 122 00:09:35,141 --> 00:09:38,144 ぎゃっ…! ぐ…。 123 00:09:38,144 --> 00:09:41,147 ぬぐぅ…! 勇者どもよ! 124 00:09:41,147 --> 00:09:43,817 我が力となれ! 125 00:09:43,817 --> 00:09:46,486 フッ くっ! 126 00:09:46,486 --> 00:09:48,488 はっ! チヤ! 127 00:09:48,488 --> 00:09:50,590 ヒッ…! 128 00:09:54,160 --> 00:09:56,830 シーリーさん…。 129 00:09:56,830 --> 00:09:58,832 チッ 外したか! 130 00:09:58,832 --> 00:10:00,834 《感謝するぞ 冒険者…。 131 00:10:00,834 --> 00:10:05,839 あの巫女が剣になっていたら おそらく私は敗北していた…》 132 00:10:05,839 --> 00:10:10,677 ヘッ… こんな最期とは 俺も… うぐっ…! 133 00:10:10,677 --> 00:10:13,179 うう…。 しかたない。 134 00:10:13,179 --> 00:10:15,849 勇者や巫女には ずいぶん劣るが➡ 135 00:10:15,849 --> 00:10:18,685 我が力の一つとして使ってやろう。 136 00:10:18,685 --> 00:10:21,020 シーリーさん…! クッソ…! 137 00:10:21,020 --> 00:10:24,858 (ランサー)これほどまでに 追い詰められるのは ソフィア以来。 138 00:10:24,858 --> 00:10:29,362 貴様は さぞ よき剣となって 我に仕えてくれるのだろうな。 139 00:10:29,362 --> 00:10:31,531 誰が お前などに。 140 00:10:31,531 --> 00:10:35,201 すでに仕えるあるじは 見つけている! 141 00:10:35,201 --> 00:10:37,203 はぁ…! う…! 142 00:10:39,706 --> 00:10:44,544 クククク…! 見たか 魔人の従者よ! 143 00:10:44,544 --> 00:10:49,048 これが竜を統べ そして 世のことわりをも統べる強者の…。 144 00:10:52,719 --> 00:10:54,721 あ…!? 145 00:10:54,721 --> 00:10:56,723 だ… 誰? 146 00:10:56,723 --> 00:11:00,660 情けないが… 今は これが精いっぱいか。 147 00:11:00,660 --> 00:11:05,665 《識:リッチの姿を身代わりとして 死角から捨て身のアスカロン…。 148 00:11:05,665 --> 00:11:09,168 まさに紙一重。 未熟だな…》 149 00:11:09,168 --> 00:11:11,504 だ… 誰だ? お前は。 150 00:11:11,504 --> 00:11:14,340 まさか… ラルヴァ殿? 151 00:11:14,340 --> 00:11:16,509 なにっ!? えっ ウソ…。 152 00:11:16,509 --> 00:11:19,679 《異世界人は察知するのか…》 153 00:11:19,679 --> 00:11:23,183 普通 そう簡単に 気付くものではないのだがな。 154 00:11:23,183 --> 00:11:27,854 現状に至る失態も含めて 頭が痛いところだ。 155 00:11:27,854 --> 00:11:31,191 どういうこと? 実は ヒューマンだったってわけ? 156 00:11:31,191 --> 00:11:34,027 (識)それは はるか昔の話だ。 157 00:11:34,027 --> 00:11:37,530 さて 約束は約束だ。 158 00:11:37,530 --> 00:11:41,634 第五階梯 ケト 解放。 159 00:11:44,704 --> 00:11:47,707 銀の腕よ 癒やしたまえ。 160 00:11:52,712 --> 00:11:55,215 (ベルダ)おおっ…。 (チヤ)顔色が…! 161 00:11:55,215 --> 00:11:57,216 このくらいでよかろう。 162 00:11:57,216 --> 00:11:59,552 あとは安静にしておけばいい。 163 00:11:59,552 --> 00:12:01,821 あっ ありがとうございます! 164 00:12:01,821 --> 00:12:05,658 ラルヴァ殿 この礼は いつか必ず。 165 00:12:05,658 --> 00:12:07,827 我が名に懸けて約束する。 166 00:12:07,827 --> 00:12:09,829 考えておく。 167 00:12:09,829 --> 00:12:11,998 《識:さすがに 指輪を使いすぎたか。 168 00:12:11,998 --> 00:12:14,167 今は少し休まねば…》 169 00:12:14,167 --> 00:12:16,502 (響)待って! あなたが➡ 170 00:12:16,502 --> 00:12:21,174 魔人の従者だっていうのは 本当なの? 忘れよ。 171 00:12:21,174 --> 00:12:24,677 勇者なら もっと先に やるべきことがあるだろう。 172 00:12:24,677 --> 00:12:29,015 すでに避難した住民も 不安におびえているはずだ。 173 00:12:29,015 --> 00:12:34,854 私に関わるより 先にすべきことはいくらでもある。 174 00:12:34,854 --> 00:12:38,191 (響)確かに そのとおりね…。 175 00:12:38,191 --> 00:12:41,861 ベルダも言ってたけど いずれ必ず お礼を。 176 00:12:41,861 --> 00:12:44,564 一応 覚えておく。 177 00:12:47,700 --> 00:12:50,703 ヒビキ まずは ウーディを休ませよう。 178 00:12:50,703 --> 00:12:54,207 (チヤ)街の外に行けば いくつか キャンプがあるかも。 179 00:12:54,207 --> 00:12:56,209 うん。 180 00:12:56,209 --> 00:13:00,480 《魔人のコスプレスーツは 私がいた 世界と関わりがあるはず。 181 00:13:00,480 --> 00:13:02,482 それに…》 182 00:13:02,482 --> 00:13:04,484 ⦅識:ところで その剣。 183 00:13:04,484 --> 00:13:07,487 ツィーゲのクズノハ商会で 手に入れたものか?⦆ 184 00:13:07,487 --> 00:13:13,793 《響:もしかしたら 彼らは クズノハ商会と関係があるのかも…》 185 00:13:17,330 --> 00:13:19,999 (ソフィア)フッ… ハハハハハハッ! 186 00:13:19,999 --> 00:13:22,168 (真)何? 壊れちゃった? 187 00:13:22,168 --> 00:13:26,339 いいえ。 2つほど笑えることがあってね。 188 00:13:26,339 --> 00:13:29,342 はぁ。 1つは…。 189 00:13:29,342 --> 00:13:32,512 相棒なんて どれだけのつきあいがあろうと➡ 190 00:13:32,512 --> 00:13:36,349 ホントにあっけなく 簡単に死ぬってこと。 191 00:13:36,349 --> 00:13:40,687 ランサーが死んだのか。 で もう1つは➡ 192 00:13:40,687 --> 00:13:43,690 自分の強運へのあきれかしら。 193 00:13:43,690 --> 00:13:46,859 賭けはやっぱり 私が勝ったみたい。 194 00:13:46,859 --> 00:13:49,028 賭けって ランサーと? 195 00:13:49,028 --> 00:13:53,533 ええ。 私が先に死んだら アイツのコレクションに加わる。 196 00:13:53,533 --> 00:13:58,705 アイツが先に死んだら 残る命と力を私にささげる…。 197 00:13:58,705 --> 00:14:02,208 そういう賭けをしたのよ! 198 00:14:05,311 --> 00:14:09,649 残る命って… ランサーは 命が1つじゃないのか。 199 00:14:09,649 --> 00:14:13,152 でっ? それをもらって 今更 何ができるの? 200 00:14:13,152 --> 00:14:17,990 誰かを見下す戦いをするヤツって 胸くそが悪いものね。 201 00:14:17,990 --> 00:14:21,160 私も よくやってたから 反省しないと。 202 00:14:21,160 --> 00:14:25,164 そう? 強者が 好きなように振る舞うのは➡ 203 00:14:25,164 --> 00:14:29,168 むしろ戦場の摂理じゃないかと 思うけど? 204 00:14:29,168 --> 00:14:33,840 見せてあげる。 2匹の上位竜を圧倒して殺した➡ 205 00:14:33,840 --> 00:14:35,842 私の奥の手を! 206 00:14:40,012 --> 00:14:45,852 あ…! これは別の空間か。 207 00:14:45,852 --> 00:14:48,855 ようこそ 剣の獄へ。 208 00:14:48,855 --> 00:14:52,358 ここは ランサーが集めた剣の 保管場所とつながった➡ 209 00:14:52,358 --> 00:14:54,861 特別な空間よ。 そして…。 210 00:14:54,861 --> 00:14:57,530 処刑場でもある。 211 00:14:57,530 --> 00:14:59,532 ふ~ん すごいね。 212 00:14:59,532 --> 00:15:02,802 剣といい 無理やり別空間に連れ込むとか。 213 00:15:02,802 --> 00:15:05,304 例外を除いて ほとんどなかったよ。 214 00:15:05,304 --> 00:15:08,307 もてなしも凝ってるから 安心しなさい。 215 00:15:08,307 --> 00:15:13,012 退屈なんて絶対させない。 へ~ それは楽しみだ。 216 00:15:14,981 --> 00:15:17,650 ふぅ~ん なるほどね。 んっ? 217 00:15:17,650 --> 00:15:23,156 この空間 展開した者の力を 高めるのか。 結構普通だな。 218 00:15:23,156 --> 00:15:27,160 いや それと… 剣との共存共有? 219 00:15:27,160 --> 00:15:29,996 どうして そんなことまで? 220 00:15:29,996 --> 00:15:35,001 ひらめきとは明らかに違う 何か…。 221 00:15:35,001 --> 00:15:40,173 ああ そっか。 この剣すべてが お前の命ってわけね。 222 00:15:40,173 --> 00:15:44,677 剣を手にすることで 英雄たちの生前のスキルも継承か…。 223 00:15:44,677 --> 00:15:48,014 数で押すのに 質も整えてくるとはね。 224 00:15:48,014 --> 00:15:52,852 フン 知られたところで 剣の獄に対策などないわ。 225 00:15:52,852 --> 00:15:56,856 残念だよ…。 お前が最後の最後まで➡ 226 00:15:56,856 --> 00:16:00,293 こんなつまらない能力を 使うなんて。 227 00:16:00,293 --> 00:16:02,962 クズノハ それは…。 228 00:16:02,962 --> 00:16:06,466 戦士とか術師とか… 違う。 229 00:16:06,466 --> 00:16:09,468 そもそも全然違うんだよ ソフィア。 230 00:16:09,468 --> 00:16:13,472 僕はね 弓道家だ。 231 00:16:17,310 --> 00:16:19,312 はっ! (英雄たちの悲鳴) 232 00:16:19,312 --> 00:16:21,814 (英雄たちの悲鳴) 233 00:16:21,814 --> 00:16:23,816 貴様~! 234 00:16:25,818 --> 00:16:30,656 《うん さっきまでとは 段違いの斬撃だ。 235 00:16:30,656 --> 00:16:33,659 念のため 界で強化しとこう》 236 00:16:37,163 --> 00:16:39,999 なっ…。 この武器の名は アズサ。 237 00:16:39,999 --> 00:16:43,503 古くからある 梓弓の名前を付けたんだ。 238 00:16:43,503 --> 00:16:46,839 ちょっと物騒な 鏑矢もあることだし➡ 239 00:16:46,839 --> 00:16:50,176 このまま化生調伏といこうか。 240 00:16:50,176 --> 00:16:52,578 やめろぉ~っ! 241 00:17:00,286 --> 00:17:04,624 こ… こんなはず… 化け物が…。 242 00:17:04,624 --> 00:17:09,629 お前は… お前はいったい なんなのよ~っ! 243 00:17:09,629 --> 00:17:15,301 さっきも言ったとおり 僕は弓道家だ。 244 00:17:15,301 --> 00:17:19,305 (剣の割れる音) 245 00:17:19,305 --> 00:17:23,109 私は まだヤツに… ルトに会ってさえいない! 246 00:17:25,478 --> 00:17:28,814 死ねるものか…。 247 00:17:28,814 --> 00:17:31,317 笑えるねぇ。 自分が➡ 248 00:17:31,317 --> 00:17:34,987 カメラ代わりにされていることにさえ 気付いてないなんて。 249 00:17:34,987 --> 00:17:40,159 偽名を心に刻んだまま死ぬのも 惨めだろうから 教えてあげるよ。 250 00:17:40,159 --> 00:17:45,665 僕の本当の名は 深澄真だ。 251 00:17:45,665 --> 00:17:49,001 さようなら ソフィア=ブルガ。 252 00:17:49,001 --> 00:17:52,171 く… あっ!? ち… 違う! 253 00:17:52,171 --> 00:17:54,507 まだある! 254 00:17:54,507 --> 00:17:59,178 最後まで隠し事とは やってくれるわね ランサー! 255 00:17:59,178 --> 00:18:03,950 まだ終わらない 終われないのよ 私は! 256 00:18:03,950 --> 00:18:06,052 フッ…。 257 00:18:09,121 --> 00:18:11,290 日本刀? 258 00:18:11,290 --> 00:18:15,795 イチかバチかって 意外と嫌いじゃないのよね。 259 00:18:15,795 --> 00:18:18,631 《ランサーの隠し玉か。 260 00:18:18,631 --> 00:18:21,968 日本刀に変えられた 英雄ってことは…。 261 00:18:21,968 --> 00:18:25,471 まさか日本人? 賢人ってことか?》 262 00:18:25,471 --> 00:18:28,140 この剣 すごいのよ? 263 00:18:28,140 --> 00:18:32,979 銘が欠けて不完全な状態なのに 力が満ちあふれてくる。 264 00:18:32,979 --> 00:18:35,147 竜を取り込むのとは違う➡ 265 00:18:35,147 --> 00:18:38,150 人の次に進んだような感覚なの。 266 00:18:38,150 --> 00:18:43,322 《人の次… 識が以前に 目指していたとか言ってたやつ? 267 00:18:43,322 --> 00:18:45,825 グラント… だっけ》 268 00:18:45,825 --> 00:18:48,995 うあぁ~っ! 269 00:18:48,995 --> 00:18:52,665 フフッ ここまでの苦労が ウソみたい。 270 00:18:52,665 --> 00:18:55,001 形勢逆転ね。 271 00:18:55,001 --> 00:18:59,005 さすがは日本刀ってとこか。 272 00:18:59,005 --> 00:19:01,774 ここからは速度重視。 273 00:19:01,774 --> 00:19:04,777 弓道じゃなくて弓術で。 274 00:19:04,777 --> 00:19:08,581 ファンタジー流でやらせてもらうよ。 275 00:19:11,117 --> 00:19:13,119 はっ!? 276 00:19:16,122 --> 00:19:18,124 ぐっ! 277 00:19:22,128 --> 00:19:24,130 フッ! 278 00:19:24,130 --> 00:19:26,332 うりゃ~! 279 00:19:28,634 --> 00:19:31,137 うっ! ぐっ…。 280 00:19:34,974 --> 00:19:39,478 ルト… これは貸しだからな。 281 00:19:39,478 --> 00:19:42,148 うっ! ぐぶっ…。 282 00:19:42,148 --> 00:19:48,654 あっ… あああ… あああ~っ! 283 00:19:53,826 --> 00:19:56,495 ふう…。 284 00:19:56,495 --> 00:19:59,498 さて あとはステラ砦か。 285 00:19:59,498 --> 00:20:03,169 《とは言っても 射線を気をつけないとね…。 286 00:20:03,169 --> 00:20:06,839 星湖も 僕のやらかしで 出来ちゃったみたいだし》 287 00:20:06,839 --> 00:20:09,675 よし この辺か。 288 00:20:09,675 --> 00:20:13,846 《助かるね ホント便利な 魔力体。 289 00:20:13,846 --> 00:20:16,849 界を最大限に広げて➡ 290 00:20:16,849 --> 00:20:22,188 地形と状況の把握に集中っと。 291 00:20:22,188 --> 00:20:27,860 うん… ロナはちゃんと 人員を退避させたみたいだな。 292 00:20:27,860 --> 00:20:30,863 正確な距離までは わからない。 293 00:20:30,863 --> 00:20:34,366 でも 外す気もしない》 294 00:20:34,366 --> 00:20:43,042 ♬~ 295 00:20:43,042 --> 00:20:46,212 よっし 女神の依頼は終了~! 296 00:20:46,212 --> 00:20:49,215 これにて一件落着~! 297 00:20:52,218 --> 00:20:55,721 すっかり落下にも慣れたね~ 本当に。 298 00:20:55,721 --> 00:20:58,124 あっ? (着地音) 299 00:21:00,326 --> 00:21:02,661 さ~てと。 300 00:21:02,661 --> 00:21:06,665 若様~! あれ? 識 顔バレしてるよ。 301 00:21:08,667 --> 00:21:12,505 申し訳ございません。 思いのほか てこずりまして。 302 00:21:12,505 --> 00:21:15,007 勇者は無事 避難しましたが…。 303 00:21:15,007 --> 00:21:17,009 そっか ならよかった。 304 00:21:17,009 --> 00:21:20,679 こっちは今の自分の力を 知ることができたけど➡ 305 00:21:20,679 --> 00:21:23,849 結構疲れたよ。 早く引き揚げよう。 306 00:21:23,849 --> 00:21:26,685 しかし よろしいのですか? 307 00:21:26,685 --> 00:21:30,022 勇者とは 知らぬ仲では ないようでしたが…。 308 00:21:30,022 --> 00:21:33,025 確かに知ってる人だったけど…。 309 00:21:33,025 --> 00:21:35,361 その話は戻ってからね。 310 00:21:35,361 --> 00:21:38,364 巴と澪も もう亜空に戻ってるだろうし。 311 00:21:38,364 --> 00:21:40,366 ああ そういえば。 312 00:21:40,366 --> 00:21:44,870 勇者の仲間を助けたところ 礼をしたいと言われました。 313 00:21:44,870 --> 00:21:46,872 何を求めましょうか。 314 00:21:46,872 --> 00:21:50,042 う~ん… ちょっと考えておくよ。 315 00:21:50,042 --> 00:21:53,045 あっちも 今は街のことで大変だろうし。 316 00:21:53,045 --> 00:21:55,548 承知しました。 317 00:21:55,548 --> 00:21:59,718 《リミアはこれから 相当 苦労することになるだろう。 318 00:21:59,718 --> 00:22:03,489 でも この国には先輩がいる。 319 00:22:03,489 --> 00:22:07,326 あの人なら 大抵のことは なんとかするはずだ》 320 00:22:07,326 --> 00:22:13,132 じゃあ帰ろうか 僕たちのうちに。 はい!