1 00:00:02,002 --> 00:00:04,004 <真:学園都市を目指す旅。 そのころの➡ 2 00:00:04,004 --> 00:00:09,843 深澄真は知らざれど 二人の勇者は戦地にありて> 3 00:00:09,843 --> 00:00:12,679 ⚟勇者様 ご帰還されました! 4 00:00:12,679 --> 00:00:15,849 (リリ)おかえりなさいませ 勇者様。 5 00:00:15,849 --> 00:00:18,185 (智樹)ただいま リリ。 6 00:00:18,185 --> 00:00:21,855 こたびも見事な戦いでした。 7 00:00:21,855 --> 00:00:26,193 ようやく魔族から ステラ砦を取り返せそうです。 8 00:00:26,193 --> 00:00:29,529 (智樹)次は リミア軍と一緒に戦うんだっけ? 9 00:00:29,529 --> 00:00:32,699 あっちの勇者とも会えるわけか。 10 00:00:32,699 --> 00:00:36,703 あら リミアの勇者に 興味がおありですか? 11 00:00:36,703 --> 00:00:39,206 きれいな方のようですが。 12 00:00:39,206 --> 00:00:44,211 大丈夫だよ。 俺は リリとみんなで十分幸せだからさ。 13 00:00:49,049 --> 00:00:51,551 (響)あれが ステラ砦…。 14 00:00:51,551 --> 00:00:56,857 (響)いよいよ戦争が始まるのね…。 15 00:02:38,191 --> 00:02:42,362 夕食会ねぇ…。 ステラ砦奪還戦の➡ 16 00:02:42,362 --> 00:02:45,365 最終確認を 兼ねてるんでしょうけど。 17 00:02:45,365 --> 00:02:48,035 (ナバール)すでに砦への経路は制圧。 18 00:02:48,035 --> 00:02:50,871 戦前の決起会といったところだな。 19 00:02:50,871 --> 00:02:55,375 開戦前にはグリトニアの勇者が 口上を述べるそうだ。 20 00:02:55,375 --> 00:02:59,212 女神への祝福の口上… か。 21 00:02:59,212 --> 00:03:02,315 戦う相手が亜人や魔族の場合➡ 22 00:03:02,315 --> 00:03:05,318 女神から 無条件の祝福が与えられる。 23 00:03:05,318 --> 00:03:09,156 ヒューマン側は大いに有利だ。 24 00:03:09,156 --> 00:03:11,825 んっ? 浮かない顔だな。 25 00:03:11,825 --> 00:03:14,161 帝国の勇者が気になるのか? 26 00:03:14,161 --> 00:03:16,496 (響)まあ それもあるかな。 27 00:03:16,496 --> 00:03:20,600 元は同じ世界にいて 年齢も近いって聞いたし…。 28 00:03:22,669 --> 00:03:25,672 (リリ)ようこそ リミアの勇者様方。 29 00:03:25,672 --> 00:03:30,677 お招きいただきまして 大変光栄です リリ皇女殿下。 30 00:03:36,516 --> 00:03:41,021 以上 作戦の内容に 大きな変更はありません。 31 00:03:41,021 --> 00:03:45,692 支援物資と援軍に関して アイオン王からは予定どおりに。 32 00:03:45,692 --> 00:03:48,695 ローレルからは 予定を下回るものでした。 33 00:03:48,695 --> 00:03:50,697 その理由については➡ 34 00:03:50,697 --> 00:03:54,034 リミアの皆様が よくご存じかと。 (チヤ)うっ…。 35 00:03:54,034 --> 00:03:58,205 《チヤちゃんの件で うちの国と もめてるからですね》 36 00:03:58,205 --> 00:04:02,476 ですが こちらの戦力は 魔族のおよそ5倍。 37 00:04:02,476 --> 00:04:04,978 更に祝福の口上を行えば➡ 38 00:04:04,978 --> 00:04:07,647 我々の優勢は揺るぎないでしょう。 39 00:04:07,647 --> 00:04:10,150 他に 何か質問はございますか? 40 00:04:10,150 --> 00:04:15,489 あの 夜戦を選んだ理由を 伺ってもよろしいですか? 41 00:04:15,489 --> 00:04:18,158 俺たちが 夜の戦闘に慣れてるからだ。 42 00:04:18,158 --> 00:04:20,160 そう…。 43 00:04:20,160 --> 00:04:22,162 それは心強いわ。 44 00:04:22,162 --> 00:04:25,665 私たちは 夜の戦闘経験があまりなくて。 45 00:04:25,665 --> 00:04:28,168 リミアからの作戦や情報は? 46 00:04:28,168 --> 00:04:30,670 いえ こちらからは特に…。 47 00:04:30,670 --> 00:04:33,673 まあ こんなの中ボス戦だし➡ 48 00:04:33,673 --> 00:04:38,512 女神の祝福で こっちにバフ 魔族にはデバフがかかってるんだ。 49 00:04:38,512 --> 00:04:41,848 余裕でしょ。 バフ デバフ…。 50 00:04:41,848 --> 00:04:44,017 さくっと砦を奪還して➡ 51 00:04:44,017 --> 00:04:46,686 女神にお褒めの言葉でも もらいましょう。 52 00:04:46,686 --> 00:04:49,856 それじゃ 今日は無礼講ってことで。 53 00:04:49,856 --> 00:04:54,694 そういえば 智樹くんて 向こうで私と会ったことある? 54 00:04:54,694 --> 00:04:58,532 いえ。 でも どこかで…。 55 00:04:58,532 --> 00:05:01,134 あっ 思い出した。 56 00:05:01,134 --> 00:05:05,305 友達が好きだったモデルの子が 同じ名前で…。 57 00:05:05,305 --> 00:05:08,808 他人だよ。 全然関係ない。 58 00:05:08,808 --> 00:05:12,145 そうね 人違いだと思う。 59 00:05:12,145 --> 00:05:14,314 気を悪くしたら ごめんなさい。 60 00:05:14,314 --> 00:05:17,484 はぁ? 気分悪いとか言ってないけど? 61 00:05:17,484 --> 00:05:19,653 俺が機嫌損ねたように見える? 62 00:05:19,653 --> 00:05:21,822 (響)そういうわけじゃ…。 63 00:05:21,822 --> 00:05:25,158 響さんてさ 今レベルいくつ? 64 00:05:25,158 --> 00:05:28,161 私? 430だけど。 65 00:05:28,161 --> 00:05:30,163 俺は605です。 66 00:05:30,163 --> 00:05:32,499 《突然のマウント…》 67 00:05:32,499 --> 00:05:36,169 すごいのね~ それだけ活躍してるんだ~。 68 00:05:36,169 --> 00:05:40,340 ええ。 だから 「智樹くん」っての やめてくれません? 69 00:05:40,340 --> 00:05:44,344 「様」とまではいかなくても せめて 「さん」でしょ。 70 00:05:44,344 --> 00:05:46,846 《無礼講って言ったの誰!?》 71 00:05:46,846 --> 00:05:51,184 ご… ごめんね~ これからは気をつけるね~。 72 00:05:51,184 --> 00:05:54,688 あと俺もタメ語でいい? 敬語って苦手でさ。 73 00:05:54,688 --> 00:05:57,023 ええ もちろん。 74 00:05:57,023 --> 00:06:00,293 《今まで 敬語のつもりだったんだ~。 75 00:06:00,293 --> 00:06:03,997 これがお堅い面接なら 落とされてるから~》 76 00:06:10,136 --> 00:06:14,474 どうした 眠れないのか? ナバール。 77 00:06:14,474 --> 00:06:19,479 ん… 大規模な戦争かぁ って。 78 00:06:19,479 --> 00:06:22,315 今まで聞いてなかったが➡ 79 00:06:22,315 --> 00:06:26,486 なぜお前は こんな世界に身を投じた? 80 00:06:26,486 --> 00:06:29,155 私ねぇ 元の世界では➡ 81 00:06:29,155 --> 00:06:32,325 いい家に生まれて 環境にも恵まれて➡ 82 00:06:32,325 --> 00:06:34,494 ちょっと頑張れば なんでもできたの。 83 00:06:34,494 --> 00:06:36,830 すごいでしょ。 へぇ。 84 00:06:36,830 --> 00:06:39,499 今 なんてヤな女だって思った? 85 00:06:39,499 --> 00:06:43,003 いや 知ってるからな。 ちょっとは否定してよ~。 86 00:06:43,003 --> 00:06:46,339 ククククク… 冗談だよ。 87 00:06:46,339 --> 00:06:50,677 しかし 響が戦争とはねぇ。 88 00:06:50,677 --> 00:06:54,514 コボルト1匹しとめられず ぐずぐず泣いてたお嬢ちゃんが。 89 00:06:54,514 --> 00:06:57,851 あんな失敗したのなんて 生まれて初めてよ。 90 00:06:57,851 --> 00:07:02,289 こんなふうに背中を預けられる人 に出会ったのも初めて。 91 00:07:02,289 --> 00:07:04,791 あ…。 92 00:07:04,791 --> 00:07:09,296 これからもっと 苦しいことや 困難なことがあると思う。 93 00:07:09,296 --> 00:07:11,798 でも私 この世界に来たこと➡ 94 00:07:11,798 --> 00:07:14,634 後悔してないわ。 響…。 95 00:07:14,634 --> 00:07:19,806 さっ そろそろ寝ないと。 戦争が始まるんですもの。 96 00:07:19,806 --> 00:07:22,008 ああ。 97 00:07:27,647 --> 00:07:31,985 麗しの女神よ! いざ聖戦をご照覧あれ! 98 00:07:31,985 --> 00:07:34,487 御身が授けた2つの光➡ 99 00:07:34,487 --> 00:07:38,491 今ここに集いし勇兵と共に 祝福を願わん! 100 00:07:38,491 --> 00:07:40,827 慈悲深き女神よ! 101 00:07:40,827 --> 00:07:42,996 人を害する卑しき魔族に➡ 102 00:07:42,996 --> 00:07:44,998 せめて滅びの憐れみを! 103 00:07:44,998 --> 00:07:48,335 尊き御身を奉ずる我らを 守りたまえ! 104 00:07:48,335 --> 00:07:50,503 (雄たけび) 105 00:07:50,503 --> 00:07:54,174 ⚟ロナ様へ ご報告いたします。 106 00:07:54,174 --> 00:07:58,511 リミア・グリトニア両国の部隊配置 および進軍経路が判明。 107 00:07:58,511 --> 00:08:03,116 先ほど 女神への口上で祝福を受け 進軍を開始しました。 108 00:08:03,116 --> 00:08:06,119 (ロナ)ここまでは読みどおり。 109 00:08:06,119 --> 00:08:10,123 私も出るわ。 イオにも伝えて。 110 00:08:12,792 --> 00:08:15,128 (響)難攻不落の砦か…。 111 00:08:15,128 --> 00:08:17,964 急勾配だが 数で押すしかない。 112 00:08:17,964 --> 00:08:20,800 (ウーディ)魔族のわなに 警戒してください。 113 00:08:20,800 --> 00:08:24,637 この道には 私の友人も多く眠っています。 114 00:08:24,637 --> 00:08:27,340 (ベルダ)騎士団も数多く討たれた…。 115 00:08:31,311 --> 00:08:36,649 ひるまず進め! 我々には女神の加護がある! 116 00:08:36,649 --> 00:08:46,559 ♬~ 117 00:08:48,495 --> 00:08:52,165 (響)変ね…。 手応えがなさすぎる。 118 00:08:52,165 --> 00:08:54,334 (ナバール)確かに。 今までは➡ 119 00:08:54,334 --> 00:08:57,337 砦に到達することすら できなかったと聞くが。 120 00:08:57,337 --> 00:09:01,775 ウーディさんとチヤちゃんは 念のために防御障壁を。 121 00:09:01,775 --> 00:09:05,612 高速移動用の浮遊術式も 用意しておいて。 122 00:09:05,612 --> 00:09:08,782 門が開くぞ! ステラを落とせ~! 行けぇ~! 123 00:09:08,782 --> 00:09:13,453 ロナ様 目標両名 発動範囲に入りました。 124 00:09:13,453 --> 00:09:17,457 さあ 勇者の力は どの程度かしら。 125 00:09:17,457 --> 00:09:20,293 うっ!? なんだ! 126 00:09:20,293 --> 00:09:22,962 (チヤ)魔法陣…! 127 00:09:22,962 --> 00:09:24,964 こ… こんな大規模な…。 128 00:09:24,964 --> 00:09:27,967 各自 攻撃に備えて! 129 00:09:27,967 --> 00:09:31,805 (悲鳴) 130 00:09:31,805 --> 00:09:33,807 ウーディさん! 131 00:09:33,807 --> 00:09:35,809 はい! 132 00:09:38,478 --> 00:09:41,981 チッ…! 魔族のわなか! 133 00:09:41,981 --> 00:09:44,484 (ロナ)あれが帝国の勇者。 134 00:09:44,484 --> 00:09:46,586 あの靴で浮いてるのかしら。 135 00:09:49,656 --> 00:09:52,058 神槍! 136 00:09:55,495 --> 00:09:57,597 あら つれないわね。 137 00:09:59,666 --> 00:10:01,668 みんな 落ちたのか!? 138 00:10:01,668 --> 00:10:05,505 (ユキナツ)気付くのが… おっそ~い! 139 00:10:05,505 --> 00:10:08,174 はぁ…。 銀靴のレプリカは➡ 140 00:10:08,174 --> 00:10:11,678 完全じゃないんだから! 重いのがいると落ちるって! 141 00:10:11,678 --> 00:10:14,681 (ギネビア)重いのは装備だ! (モーラ)ケンカしないでよ。 142 00:10:14,681 --> 00:10:19,185 二人とも私より重いんだから。 (ギネビア/ユキナツ)当たり前だ! 143 00:10:19,185 --> 00:10:23,890 反撃開始だ。 モーラ ナギを呼んでくれ。 うん! 144 00:10:28,027 --> 00:10:30,029 (ロナ)ドラゴン…。 145 00:10:32,031 --> 00:10:35,835 中ボスの分際で よくもやってくれたな! 146 00:10:38,371 --> 00:10:41,374 うわさにたがわぬ 脅威的な火力ね。 147 00:10:41,374 --> 00:10:44,677 だけど この砦は落とせない。 148 00:10:46,713 --> 00:10:49,215 モーラとユキナツは後方から支援を! 149 00:10:49,215 --> 00:10:51,718 ギネビア 行くぞ! はっ! 150 00:10:51,718 --> 00:10:56,055 (足音) 151 00:10:56,055 --> 00:10:59,392 (イオ)貴様が勇者か。 152 00:10:59,392 --> 00:11:02,195 お待ちかねの中ボス登場かよ! トモキ! 153 00:11:04,664 --> 00:11:09,002 名乗りもせぬとは。 不粋な勇者もいたものだ。 154 00:11:09,002 --> 00:11:12,605 戦場に不粋とか関係ないだろ! 155 00:11:17,010 --> 00:11:19,012 ふむ。 156 00:11:19,012 --> 00:11:21,014 さすがに一発では無理か。 157 00:11:21,014 --> 00:11:24,350 だけど アンタの相手は 俺だけじゃない。 158 00:11:24,350 --> 00:11:26,686 フゥッ! 159 00:11:26,686 --> 00:11:29,522 お待たせしたかしら! 160 00:11:29,522 --> 00:11:32,025 連れが失礼したなら謝るけど! 161 00:11:32,025 --> 00:11:34,027 おい どういう意味だ! 162 00:11:34,027 --> 00:11:36,863 いや 実にヒューマンらしい勇者だ。 163 00:11:36,863 --> 00:11:40,533 リミア王国勇者 音無響よ。 164 00:11:40,533 --> 00:11:45,538 魔王軍第三団将軍 デミギガントのイオ。 165 00:11:48,207 --> 00:11:51,544 なっ…。 黒蜘蛛並みの再生力…。 166 00:11:51,544 --> 00:11:57,216 勇者二人が相手だ。 こちらも秘策を使わせてもらおう。 167 00:11:57,216 --> 00:11:59,986 忌まわしき女神の威光➡ 168 00:11:59,986 --> 00:12:01,988 遍く満ちる不条理を➡ 169 00:12:01,988 --> 00:12:03,990 驕り高ぶる者共を➡ 170 00:12:03,990 --> 00:12:07,827 いざ打ち砕かん。 171 00:12:07,827 --> 00:12:12,498 (衝撃音) 172 00:12:12,498 --> 00:12:15,001 (モーラ/ユキナツ)えっ? なんだ? 173 00:12:15,001 --> 00:12:17,170 トモキ!? 174 00:12:17,170 --> 00:12:20,506 力が… 抜ける…。 175 00:12:20,506 --> 00:12:22,842 何をしたの…! 176 00:12:22,842 --> 00:12:25,511 限られた範囲内だが➡ 177 00:12:25,511 --> 00:12:28,848 お前らが女神から受けた祝福を 消したのよ。 178 00:12:28,848 --> 00:12:33,019 え… 女神の力が消えた? 179 00:12:33,019 --> 00:12:37,824 ⦅女神:あなたは夜に限り 死なない体にしましょう⦆ 180 00:12:39,859 --> 00:12:44,030 《今 攻撃を受ければ 死ぬ…!?》 181 00:12:44,030 --> 00:12:47,033 撤退だ。 えっ? 182 00:12:47,033 --> 00:12:49,369 この状況は分が悪い! 183 00:12:49,369 --> 00:12:51,537 帰還する! でも…。 184 00:12:51,537 --> 00:12:53,873 黙れ! 言うとおりにしろ! 185 00:12:53,873 --> 00:12:56,709 魔将を押しつけて逃げる気? 186 00:12:56,709 --> 00:13:01,147 アンタも ひくべきだ! 俺たちは勇者なんだぞ。 187 00:13:01,147 --> 00:13:03,483 ここで倒れるわけにはいかない! 188 00:13:03,483 --> 00:13:06,319 部隊を再編して出直せばいい! 189 00:13:06,319 --> 00:13:09,522 確かに そうかもしれないけど…。 190 00:13:12,492 --> 00:13:15,161 自分さえ助かればいいなんて…。 191 00:13:15,161 --> 00:13:18,498 私はそんな勇者 認めない。 192 00:13:18,498 --> 00:13:21,167 そうかよ。 193 00:13:21,167 --> 00:13:24,671 (イオ)逃げるとは意外だったが…。 194 00:13:24,671 --> 00:13:29,509 残念だな。 たった一人で 私を相手にすることになるとは。 195 00:13:29,509 --> 00:13:31,844 一人なんかじゃない。 196 00:13:31,844 --> 00:13:34,681 残存兵の撤退 見届けたぞ! 197 00:13:34,681 --> 00:13:37,016 周囲の雑兵は片づけた! 198 00:13:37,016 --> 00:13:41,854 ふむ。 では 勇者の力を証明してもらおう。 199 00:13:41,854 --> 00:13:44,357 言葉ではなく 実力でな。 200 00:13:46,359 --> 00:13:50,363 (女神)何よ 私のヒューマンが劣勢じゃない。 201 00:13:50,363 --> 00:13:53,866 せっかくの勇者二人も このありさまとなると…。 202 00:13:53,866 --> 00:13:57,036 あら? こんなところに。 203 00:13:57,036 --> 00:14:00,039 見つけた。 204 00:14:02,975 --> 00:14:05,812 ハァ ハァ…。 205 00:14:05,812 --> 00:14:09,982 もう朝か。 ずいぶん粘るじゃないか。 206 00:14:09,982 --> 00:14:12,485 くっ… ああ~! 207 00:14:12,485 --> 00:14:14,821 フンッ! フッ! 208 00:14:14,821 --> 00:14:17,323 やるな 骨までいったか。 209 00:14:17,323 --> 00:14:19,325 んっ? 抜けない! 210 00:14:19,325 --> 00:14:21,661 フン タァ! 211 00:14:21,661 --> 00:14:23,663 うっ あ…! 212 00:14:23,663 --> 00:14:25,665 うあ…! 213 00:14:25,665 --> 00:14:29,502 とっさに剣を離して 障壁を張ったか。 214 00:14:29,502 --> 00:14:31,604 うう…。 215 00:14:33,840 --> 00:14:40,847 《無理だ…。 力が… 絶対的に力が足りない…!》 216 00:14:40,847 --> 00:14:43,683 《ロナ:そっちの状況はどう? ソフィア》 217 00:14:43,683 --> 00:14:47,520 《ソフィア:順調よ。 早く戦いたくて しかたないわ》 218 00:14:47,520 --> 00:14:50,356 (御剣)ん…? ソフィア あれを! 219 00:14:50,356 --> 00:14:52,692 (ソフィア)ん~? 何よ。 んっ? 220 00:14:52,692 --> 00:14:55,027 あれって…! 221 00:14:55,027 --> 00:14:57,029 まさか…。 222 00:14:57,029 --> 00:14:59,966 女神の力か…!? 223 00:14:59,966 --> 00:15:03,803 《あれが女神の光なら まだ希望はある!》 224 00:15:03,803 --> 00:15:06,973 みんな! もう少しだけ あがくわよ! 225 00:15:06,973 --> 00:15:08,975 はい! おう! 226 00:15:22,488 --> 00:15:26,826 支援魔術を受けようと 立っているのがやっとのようだが。 227 00:15:26,826 --> 00:15:33,332 絶対に諦めない! それが私たちの最大の武器よ! 228 00:15:33,332 --> 00:15:37,003 《ナバール:ウーディ 例の魔道具だ。 229 00:15:37,003 --> 00:15:40,840 リミアのためにも 響を失うわけにはいかない。 230 00:15:40,840 --> 00:15:44,010 お前やベルダ そして チヤもだ》 231 00:15:44,010 --> 00:15:46,012 《ウーディ:し… しかし》 232 00:15:46,012 --> 00:15:51,017 《ナバール:頼む。 私に響を… 仲間を助けさせてくれ》 233 00:15:53,519 --> 00:15:56,689 《ウーディ:そのせりふは ひきょうですよ…》 234 00:15:56,689 --> 00:16:00,793 少し下がる! ベルダ 響を頼んだぞ! 235 00:16:00,793 --> 00:16:02,795 えっ ちょっ…。 236 00:16:02,795 --> 00:16:05,631 鬼! あなたは本当の鬼だ! 237 00:16:05,631 --> 00:16:08,034 ハッハハハハハハ…! 238 00:16:09,969 --> 00:16:14,273 チヤ ナバールに強力な支援魔術を。 はい。 239 00:16:17,643 --> 00:16:21,047 うっ…。 ローズサインも頼む。 240 00:16:25,985 --> 00:16:27,987 始まります…。 241 00:16:27,987 --> 00:16:30,590 フッ そんな顔は不要だ。 242 00:16:32,658 --> 00:16:34,660 参る! 243 00:16:34,660 --> 00:16:38,497 きれい… 魔道具の効果ですか? 244 00:16:38,497 --> 00:16:40,833 (ウーディ)ええ…。 245 00:16:40,833 --> 00:16:43,336 うお~っ! 246 00:16:43,336 --> 00:16:45,338 ベルダくん! うわっ。 247 00:16:45,338 --> 00:16:49,342 防御は なかなかだが 剣術は未熟だな。 248 00:16:49,342 --> 00:16:51,544 下がれ ベルダ! 249 00:16:54,680 --> 00:16:57,183 《なっ…! なんだと!?》 250 00:16:57,183 --> 00:16:59,185 斬れる! 251 00:16:59,185 --> 00:17:01,621 ナバール どんな魔術よ それ! 252 00:17:01,621 --> 00:17:06,792 ハッハハハ…。 特殊な触媒を使ったんだ。 253 00:17:06,792 --> 00:17:09,795 おとなしく私の援護をしておけ。 254 00:17:13,132 --> 00:17:17,637 ローズサイン…!? ウソだろ…。 255 00:17:17,637 --> 00:17:19,805 回復が追いつかん…! 256 00:17:19,805 --> 00:17:21,807 おお~っ! 257 00:17:21,807 --> 00:17:23,809 剣は封じさせてもらう! 258 00:17:23,809 --> 00:17:27,813 まだだぁっ! 259 00:17:27,813 --> 00:17:29,815 ぐっ…! 260 00:17:34,987 --> 00:17:40,159 驚いたな。 人の世にも 私の知らぬ魔術があるとは。 261 00:17:40,159 --> 00:17:42,495 私も驚いているよ。 262 00:17:42,495 --> 00:17:46,666 こうまでしても 1人目の魔将すら 圧倒できんとはな。 263 00:17:46,666 --> 00:17:51,337 案ずるな。 戦闘において私は魔将最強だ。 264 00:17:51,337 --> 00:17:54,840 それは朗報だ。 貴様を討てば➡ 265 00:17:54,840 --> 00:17:57,510 我らは大きく前進できる! 266 00:17:57,510 --> 00:17:59,845 油断は いかんな。 267 00:17:59,845 --> 00:18:03,115 ああ! 油断は よくない! 268 00:18:03,115 --> 00:18:05,284 ぬうっ! 269 00:18:05,284 --> 00:18:07,286 はあっ! 270 00:18:07,286 --> 00:18:09,288 とった! 271 00:18:09,288 --> 00:18:15,127 見事だ。 まさか この戦いで 全力が出せるとは! 272 00:18:15,127 --> 00:18:19,131 ♬~ 273 00:18:19,131 --> 00:18:21,133 二人とも下がれ! 274 00:18:21,133 --> 00:18:25,304 冗談でしょ… ここから第二段階だなんて。 275 00:18:25,304 --> 00:18:30,810 冗談ではなくて すまぬな。 276 00:18:30,810 --> 00:18:33,512 ウーディ~! 277 00:18:36,649 --> 00:18:38,651 う…? うわっ! 278 00:18:38,651 --> 00:18:40,653 むう? な… 何? 279 00:18:40,653 --> 00:18:44,657 高速移動します。 チヤ 支援を。 えっ? でも…。 280 00:18:44,657 --> 00:18:47,660 待って まだナバールが! 281 00:18:47,660 --> 00:18:53,100 ♬~ 282 00:18:53,100 --> 00:18:56,002 (響)ウーディ 魔法を止めて! 283 00:18:56,002 --> 00:18:58,838 止めなさい! よせ! 284 00:18:58,838 --> 00:19:01,440 やめて! 放して! 285 00:19:01,440 --> 00:19:04,777 響 ナバールが使ったローズサインは➡ 286 00:19:04,777 --> 00:19:07,446 限界を超えた力を 与える代わりに➡ 287 00:19:07,446 --> 00:19:11,951 使用者の命を糧にするんだ。 288 00:19:11,951 --> 00:19:15,454 (響)命を…。 289 00:19:15,454 --> 00:19:19,458 もはや 戦える状態ではないようだ。 290 00:19:19,458 --> 00:19:22,461 私は勇者を追わせてもらおう。 291 00:19:22,461 --> 00:19:24,463 行かせぬよ。 292 00:19:24,463 --> 00:19:29,468 まだ私は すべてを出しきっていない。 293 00:19:29,468 --> 00:19:34,640 フッ… 敵を殺し 戦場にしか 居場所のなかった女に➡ 294 00:19:34,640 --> 00:19:36,809 家族のような仲間と➡ 295 00:19:36,809 --> 00:19:39,979 背中を預けられる 友ができたんだ…。 296 00:19:39,979 --> 00:19:45,484 どのみち戦場で! 無慈悲に! 無価値に! 散るしかなかった! 297 00:19:45,484 --> 00:19:49,321 その私 ナバール=ポーラーが 死ぬ場所を決め! 298 00:19:49,321 --> 00:19:51,323 死ぬ意味を得て! 299 00:19:51,323 --> 00:19:54,827 何より友の記憶に残って逝ける! 300 00:19:54,827 --> 00:19:59,498 剣の鬼には もったいないほどの 晴れ舞台だよ! 301 00:19:59,498 --> 00:20:02,334 玉砕覚悟か。 302 00:20:02,334 --> 00:20:04,503 うっ! 303 00:20:04,503 --> 00:20:10,509 デス・リワード… きたれ 死炎。 304 00:20:10,509 --> 00:20:13,179 これはっ…。 305 00:20:13,179 --> 00:20:17,850 響 楽しかったよ。 306 00:20:17,850 --> 00:20:21,353 ハッ! (爆発音) 307 00:20:21,353 --> 00:20:23,856 そんな…。 308 00:20:23,856 --> 00:20:28,194 ナバール…。 309 00:20:28,194 --> 00:20:32,198 ナバール…! 310 00:20:32,198 --> 00:20:37,036 やっぱり 俺もリミアの勇者と 戦うべきだったかな…。 311 00:20:37,036 --> 00:20:41,540 いいえ 正しい判断です。 312 00:20:41,540 --> 00:20:44,376 勇者が生き続けることこそが➡ 313 00:20:44,376 --> 00:20:47,213 グリトニアの民にとっての 希望ですから。 314 00:20:47,213 --> 00:20:49,381 そ… そうだよな。 315 00:20:49,381 --> 00:20:53,052 俺 強くなるよ。 316 00:20:53,052 --> 00:20:57,890 女神の加護に頼らなくても 戦えるように もっと強く…。 317 00:20:57,890 --> 00:21:03,829 ええ リリは智樹様の望むまま おそばにおりますから。 318 00:21:03,829 --> 00:21:06,999 さっさと起きなさいよ。 319 00:21:06,999 --> 00:21:10,002 こっちは まだ 奈落の補修もあるんだから。 320 00:21:13,672 --> 00:21:16,342 (イオ)やってくれおったわ あヤツ。 321 00:21:16,342 --> 00:21:21,347 ナバールといったか その名を覚えておこう。 322 00:21:21,347 --> 00:21:23,516 (ロナ)それより ソフィアがやられたわ。 323 00:21:23,516 --> 00:21:26,685 なに? あの竜殺しが。 324 00:21:26,685 --> 00:21:29,522 例の女神の光が原因よ。 325 00:21:29,522 --> 00:21:33,859 いったい どんな化け物が 召喚されたのやら…。 326 00:21:33,859 --> 00:21:36,028 (澪)若様っ! 327 00:21:36,028 --> 00:21:39,031 (巴)澪! そのような むちゃくちゃな再生術➡ 328 00:21:39,031 --> 00:21:42,034 己の腕がなくなってしまうぞ! 329 00:21:42,034 --> 00:21:46,205 かまいません! 私の命なんて どうなったって…。 330 00:21:46,205 --> 00:21:48,207 お主…。 331 00:21:48,207 --> 00:21:51,877 < そのときの 深澄真は知らざりし➡ 332 00:21:51,877 --> 00:21:55,047 戦い終えた勇者のことも➡ 333 00:21:55,047 --> 00:21:59,218 我が身を救った従者のことも> 334 00:21:59,218 --> 00:22:01,487 ふぁ~。 335 00:22:01,487 --> 00:22:03,822 <時は再び現在に。 336 00:22:03,822 --> 00:22:09,328 学園都市への道のりも ついに終わりとなる頃で…>