1 00:00:02,002 --> 00:00:04,004 (ライム)俺は 情報屋たちの話を吟味して➡ 2 00:00:04,004 --> 00:00:06,340 地道にやろうと したんですけどねぇ。 3 00:00:06,340 --> 00:00:09,009 例の魔族さんは…。 4 00:00:09,009 --> 00:00:11,511 (識)脅しに だまし 色仕掛け。 5 00:00:11,511 --> 00:00:14,848 何が どうバレても 知ったことかという感じで。 6 00:00:14,848 --> 00:00:18,352 (真)識は相変わらず ロナさんに厳しいね。 7 00:00:18,352 --> 00:00:20,354 鍋友とかになればいいのに。 8 00:00:20,354 --> 00:00:22,356 あのような性悪とは➡ 9 00:00:22,356 --> 00:00:25,025 二度と同じ鍋をつつきたいと 思いません。 10 00:00:25,025 --> 00:00:27,861 絶対に信用できない相手です。 11 00:00:27,861 --> 00:00:31,365 まあ 効率を重視するなら アリかもね? 12 00:00:31,365 --> 00:00:34,701 たった数日で 関係者まで特定したし。 13 00:00:34,701 --> 00:00:38,372 (アクア)私は げすより 無能が好ましいと知りました。 14 00:00:38,372 --> 00:00:41,375 この不愉快 バナナを所望します。 15 00:00:41,375 --> 00:00:43,377 それに あの格好…! 16 00:00:43,377 --> 00:00:45,712 (エリス)ハレンチ! ロシュツキョー! 17 00:00:45,712 --> 00:00:48,882 《にしても まったく予想外の結果だな。 18 00:00:48,882 --> 00:00:53,720 完全に人間不信… いや ヒューマン不信になりそう》 19 00:00:53,720 --> 00:00:58,058 とりあえず ロナさんと 今後について話し合ってくるよ。 20 00:00:58,058 --> 00:01:00,661 あんな急ぎ働きは好かねえ! 21 00:01:00,661 --> 00:01:03,330 ヤツに鍋の奥深さが わかるはずない! 22 00:01:03,330 --> 00:01:05,999 色気は布の量ではない ということも! 23 00:01:05,999 --> 00:01:08,502 完熟バナナの崇高さも! 24 00:02:51,204 --> 00:02:53,373 退学? (ロナ)ええ。 25 00:02:53,373 --> 00:02:58,045 私の目的は達成されたし 街を去ることにしたの。 26 00:02:58,045 --> 00:03:01,314 組織の後始末は 任せていいのでしょう? 27 00:03:01,314 --> 00:03:03,483 じゃあ カレン=フォルスも…。 28 00:03:03,483 --> 00:03:06,820 (ロナ)講義の生徒が一人減って 申し訳ないわ。 29 00:03:06,820 --> 00:03:10,824 夏休み中に死亡通知が届く 手はずになってるから。 30 00:03:10,824 --> 00:03:13,660 何も 死んだことにする必要は…。 31 00:03:13,660 --> 00:03:18,331 残った生徒たちもショックだし 家庭の都合とかで…。 32 00:03:18,331 --> 00:03:20,500 じゃあ そうするわ。 33 00:03:20,500 --> 00:03:24,171 フスク王国の記録では 死んだことにさせてもらうけど。 34 00:03:24,171 --> 00:03:27,841 助かる。 あなたのところの諜報員。 35 00:03:27,841 --> 00:03:31,011 倫理や道徳を重んじるのは 結構だけど…。 36 00:03:31,011 --> 00:03:36,016 諜報の世界では 非道な手段も 選択肢に入れさせるべきよ。 37 00:03:36,016 --> 00:03:38,351 ご忠告 感謝します。 38 00:03:38,351 --> 00:03:41,855 あなたは亜人にも魔族にも 分け隔てがない。 39 00:03:41,855 --> 00:03:46,193 正直 私が見てきた中で 最高のヒューマンね。 40 00:03:46,193 --> 00:03:49,529 陛下への謁見さえ 考えてあげられるほどに。 41 00:03:49,529 --> 00:03:52,532 そ… それはうれしいですね。 42 00:03:52,532 --> 00:03:56,203 だから最後に 個人的な忠告を一つ。 43 00:03:56,203 --> 00:03:58,205 ん…。 44 00:03:58,205 --> 00:04:00,640 褐色の亜人と従者の識。 45 00:04:00,640 --> 00:04:03,810 あれとは手を切りなさい。 46 00:04:03,810 --> 00:04:05,812 どういう意味です? 47 00:04:05,812 --> 00:04:07,814 フッ…。 48 00:04:07,814 --> 00:04:10,150 あなたは知らないでしょうけど あの二人は➡ 49 00:04:10,150 --> 00:04:12,319 森鬼という凶悪な亜人よ。 50 00:04:12,319 --> 00:04:14,321 《知ってる~》 51 00:04:14,321 --> 00:04:16,323 戦闘能力の高さから➡ 52 00:04:16,323 --> 00:04:18,992 魔王軍に招こうとする意見も あったんだけど➡ 53 00:04:18,992 --> 00:04:22,829 誰かの下につくことは 我慢できない種族のようね。 54 00:04:22,829 --> 00:04:25,332 あれはいつか 必ず裏切るわ。 55 00:04:25,332 --> 00:04:28,668 《確かに バナナを切らしたりでもしたら…》 56 00:04:28,668 --> 00:04:31,838 ⦅バナナなしでは 勤労意欲が下がります! 57 00:04:31,838 --> 00:04:33,840 ノーバナナ・ノーライフ⦆ 58 00:04:33,840 --> 00:04:35,842 (ロナ)それから 識…。 59 00:04:35,842 --> 00:04:37,844 彼は ひょう依されてるわ。 60 00:04:37,844 --> 00:04:41,348 ヒューマンでも魔族でもない リッチにね。 61 00:04:41,348 --> 00:04:44,017 《ひょう依どころか 本体だけどね》 62 00:04:44,017 --> 00:04:47,354 魔族の間では ラルヴァと呼んでいたわ。 63 00:04:47,354 --> 00:04:50,524 敵対したことも 手を組んだこともある。 64 00:04:50,524 --> 00:04:55,195 確実に言えるのは 絶対に信用できないってことね。 65 00:04:55,195 --> 00:05:00,467 《識とロナさん 実は気が合う? 二人して同じこと言ってるけど》 66 00:05:00,467 --> 00:05:04,805 クズノハ 彼らには気をつけなさい。 67 00:05:04,805 --> 00:05:08,808 もし 魔族の力を借りてでも なんとかしたいと思うなら…。 68 00:05:08,808 --> 00:05:12,813 それで私に直通の念話が届く。 69 00:05:12,813 --> 00:05:17,150 個人的に力になってあげられるわ。 70 00:05:17,150 --> 00:05:19,653 《まさか これって…》 71 00:05:23,990 --> 00:05:27,327 (巴)ふむ この詠唱は…。 72 00:05:27,327 --> 00:05:29,663 例の女神の加護を妨げる呪具に➡ 73 00:05:29,663 --> 00:05:32,499 通ずるものがあるかも しれませんな。 74 00:05:32,499 --> 00:05:37,003 やっぱり。 若… そのロナとかいう魔将➡ 75 00:05:37,003 --> 00:05:40,006 かなりの策略家やもしれませんぞ。 76 00:05:40,006 --> 00:05:45,011 あえて若が魔将に好意的に なるよう しむけた可能性も。 77 00:05:45,011 --> 00:05:47,013 それはわかってる。 78 00:05:47,013 --> 00:05:50,016 僕も商会や亜空を まとめる立場だし➡ 79 00:05:50,016 --> 00:05:54,521 判断力や警戒心は 怠らないように…。 80 00:05:54,521 --> 00:05:57,858 ん… って あれ? 81 00:05:57,858 --> 00:05:59,960 ライムってヒューマンだよな➡ 82 00:05:59,960 --> 00:06:02,295 なんで僕と普通に 会話ができてんの!? 83 00:06:02,295 --> 00:06:05,298 ああ… えっ? そうでしたかの…。 84 00:06:05,298 --> 00:06:07,801 巴 お前まさか。 85 00:06:07,801 --> 00:06:10,804 いや アレがどうしてもと 申すものですから➡ 86 00:06:10,804 --> 00:06:12,806 ワシの血をちょろっと…。 87 00:06:12,806 --> 00:06:16,476 え~… けん属にしたってわけ!? 88 00:06:16,476 --> 00:06:18,979 人間やめるの お手軽すぎないか!? 89 00:06:18,979 --> 00:06:21,815 ごもっともで…。 90 00:06:21,815 --> 00:06:23,984 済んだことは しかたないけど。 91 00:06:23,984 --> 00:06:28,655 とにかく これからは 僕も厳しくいこうと思う。 92 00:06:28,655 --> 00:06:31,491 それは頼もしいお言葉! 93 00:06:31,491 --> 00:06:35,495 だから組織の件も 早めにケリをつけることにしたんだ。 94 00:06:35,495 --> 00:06:39,833 ワシなら もっと泳がせて 大物を釣ろうとしますからな。 95 00:06:39,833 --> 00:06:44,671 だろうね。 でも今回は 学園や店のことだけじゃなく➡ 96 00:06:44,671 --> 00:06:47,674 エヴァさんとルリアさんの 安全もかかってる。 97 00:06:47,674 --> 00:06:50,343 (澪)若様 お優しい…。 98 00:06:50,343 --> 00:06:54,014 では あとはワシらが。 お任せください。 99 00:06:54,014 --> 00:06:57,350 いや これは僕の役目だ。 100 00:06:57,350 --> 00:07:00,287 巴さん…。 ん…。 101 00:07:00,287 --> 00:07:03,623 ⦅ルト:きっかけ一つで 彼は化けるよ⦆ 102 00:07:03,623 --> 00:07:07,527 わかりました。 若がそうおっしゃるなら。 103 00:07:09,963 --> 00:07:12,299 《「部下がずいぶんと むちゃをしたようで。 104 00:07:12,299 --> 00:07:16,970 申し訳ありません」》 (ブライト)お前を侮っていたよ。 105 00:07:16,970 --> 00:07:19,639 《「私など 大したことはありませんが➡ 106 00:07:19,639 --> 00:07:22,976 優秀な者が 多く従ってくれています」》 107 00:07:22,976 --> 00:07:27,814 当然 組織についても…。 《「もちろん知っています」》 108 00:07:27,814 --> 00:07:29,983 同志は世界中にいる。 109 00:07:29,983 --> 00:07:32,986 私に何かすれば ただでは済まんぞ。 110 00:07:32,986 --> 00:07:37,657 《「我々としては あなたは 見限られたという見解です。 111 00:07:37,657 --> 00:07:42,829 救出の気配もなく 暗殺者ギルドも おとなしいものですから」》 112 00:07:42,829 --> 00:07:45,498 ギルドとの関わりまで…。 113 00:07:45,498 --> 00:07:49,336 《「ブライト先生自身が 教えてくれたことですよ。 114 00:07:49,336 --> 00:07:54,674 催眠というか 少し細工を施しましたので。 115 00:07:54,674 --> 00:07:57,344 一つ お聞きしたい。 116 00:07:57,344 --> 00:08:01,114 なぜ講師という職務を 全うしなかったんです。 117 00:08:01,114 --> 00:08:05,118 ヒューマンの身で 女神に 盾つくこともないでしょう」》 118 00:08:05,118 --> 00:08:07,120 フン…。 119 00:08:07,120 --> 00:08:09,789 この世に神は唯一 女神のみ。 120 00:08:09,789 --> 00:08:12,625 気まぐれに人を助け 突き放す。 121 00:08:12,625 --> 00:08:16,129 女神が原因で起きた争いは 数知れない。 122 00:08:16,129 --> 00:08:18,298 女神は あまりに身勝手だ。 123 00:08:18,298 --> 00:08:23,803 亜人は言うまでもなく ヒューマンとて 全員が愛されているのではない。 124 00:08:23,803 --> 00:08:28,308 ならば 我らのような組織が 生まれるのは必定…。 125 00:08:28,308 --> 00:08:32,479 《意外と気が合うかもしれないな この人たちとは…》 126 00:08:32,479 --> 00:08:36,649 女神に… ヤツに この世を治める資格などない。 127 00:08:36,649 --> 00:08:39,652 ヒューマンはあんな神がおらずとも やっていける。 128 00:08:39,652 --> 00:08:43,156 そうは思わないか クズノハ。 129 00:08:43,156 --> 00:08:46,659 歴史に葬られた ヤツの被害者が➡ 130 00:08:46,659 --> 00:08:48,995 その怨嗟を 憎悪を➡ 131 00:08:48,995 --> 00:08:53,333 相手が神であるというだけで 諦めるほうがどうかしている! 132 00:08:53,333 --> 00:08:55,835 そうは思わないか クズノハ! 133 00:08:55,835 --> 00:08:58,338 《「では 人体実験は? 134 00:08:58,338 --> 00:09:00,940 なぜ亜人まで 巻き込んだんです?」》 135 00:09:00,940 --> 00:09:06,112 では なぜ!? 我らヒューマンが身を犠牲にするのだ。 136 00:09:06,112 --> 00:09:10,283 亜人どもが身を差し出すのは 至極当然のことだろう!? 137 00:09:10,283 --> 00:09:14,287 はぁ…。 《「もう結構です ブライト先生」》 138 00:09:14,287 --> 00:09:16,289 えっ!? 139 00:09:16,289 --> 00:09:20,794 さようなら。 ヒッ… やめ…。 140 00:09:20,794 --> 00:09:24,964 夏休み どうする? とりあえず帰省かな? 141 00:09:24,964 --> 00:09:30,637 海行かない? 湖もいいね~。 俺は座学の補習が…。 142 00:09:30,637 --> 00:09:33,473 (シフ)この時期は 帰る人が多くて大変ね。 143 00:09:33,473 --> 00:09:35,475 (ユーノ)パパ 泣いてたね。 144 00:09:35,475 --> 00:09:38,144 どうして すぐ 帰ってきてくれないんだって。 145 00:09:38,144 --> 00:09:43,149 レンブラント姉妹か。 最近は 優しくなったって聞くけどな。 146 00:09:43,149 --> 00:09:45,151 そうでもないらしいぜ? 147 00:09:45,151 --> 00:09:47,987 あのクズノハって講師に 言い寄る女子たちに…。 148 00:09:47,987 --> 00:09:52,659 ⦅クズノハ先生との婚姻 覚悟はおありなんですよね? 149 00:09:52,659 --> 00:09:55,829 不貞は一切許しませんよ? ヒッ…。 150 00:09:55,829 --> 00:09:58,498 つまらない女が あの方のそばにいるなんて➡ 151 00:09:58,498 --> 00:10:00,667 私 我慢できそうにないな。 152 00:10:00,667 --> 00:10:03,503 この気持ち わかってくれるよね? ヒィ…⦆ 153 00:10:03,503 --> 00:10:05,672 ブライト先生が辞めたのも➡ 154 00:10:05,672 --> 00:10:09,342 あの二人が原因だったりして。 まさかぁ。 155 00:10:09,342 --> 00:10:11,344 (イルムガンド)ぐっ うっ…。 156 00:10:11,344 --> 00:10:13,346 イルムさん! 大丈夫ですか? 157 00:10:13,346 --> 00:10:16,182 ハァ ハァ ハァ…。 最近 体調悪そうですけど…。 158 00:10:16,182 --> 00:10:19,185 平気だ なんでもない。 159 00:10:22,021 --> 00:10:24,691 ハァ…。 160 00:10:24,691 --> 00:10:29,863 《クソッ。 もっと… もっとだ…》 161 00:10:29,863 --> 00:10:32,532 フッ… フフフフ…。 162 00:10:32,532 --> 00:10:34,868 (アベリア)二人とも カレンのことは…。 163 00:10:34,868 --> 00:10:37,203 聞いたよ 残念だよね。 164 00:10:37,203 --> 00:10:40,206 家庭の事情なら しかたないですね。 165 00:10:40,206 --> 00:10:43,710 うん。 で 生徒が一人 減っちゃったから➡ 166 00:10:43,710 --> 00:10:47,380 次は二人も お楽しみ講義に 組み込まれると思うの。 167 00:10:47,380 --> 00:10:51,050 (2人)お楽しみ講義? (アベリア)という名の拷問ね。 168 00:10:51,050 --> 00:10:54,554 あのアオトカゲくん めっちゃ強かったんだよね? 169 00:10:54,554 --> 00:10:59,058 (ダエナ)筋力じゃ話にならないし 未来がわかるみたいな回避力。 170 00:10:59,058 --> 00:11:02,829 (ミスラ)その上 尻尾を含めて 体さばきが独特だ。 171 00:11:02,829 --> 00:11:07,500 俺とジン ダエナで連携して なんとか崩すしかないが…。 172 00:11:07,500 --> 00:11:11,004 (イズモ)属性はたぶん 水と風の複合。 173 00:11:11,004 --> 00:11:13,673 回復と補助を 使う傾向はないけど➡ 174 00:11:13,673 --> 00:11:16,176 そこまで 追い詰められてないだけかも。 175 00:11:16,176 --> 00:11:22,515 水と風… なら私が火力として 参加することになりそうですね。 176 00:11:22,515 --> 00:11:25,852 前衛が3人なら 僕は弓かな。 177 00:11:25,852 --> 00:11:31,024 いっそダエナかミスラも中衛に下げて 術師のフォローに回すとか。 178 00:11:31,024 --> 00:11:33,026 アリだな。 179 00:11:33,026 --> 00:11:37,530 とにかく物理と魔術両方で 直撃を入れるパターンを見つけ出す。 180 00:11:37,530 --> 00:11:39,866 死ぬ気でやるぞ! 181 00:11:39,866 --> 00:11:41,868 うん! おう! 了解! 182 00:11:41,868 --> 00:11:47,207 < そして 夏休み前の最後の講義> 183 00:11:47,207 --> 00:11:50,043 (2人)フッ…。 《「紹介しよう」》 184 00:11:50,043 --> 00:11:53,212 (2人)フエッ…。 《「前回のアオトカゲくん」》 185 00:11:53,212 --> 00:11:57,216 (2人)フエッ…。 《「と アオトカゲくん ツヴァイだ」》 186 00:11:59,385 --> 00:12:01,321 増えたぁ~!? 187 00:12:01,321 --> 00:12:05,491 《「当然だ。 7人で1人を 相手にして なんの修練か。 188 00:12:05,491 --> 00:12:09,162 7対2でやるか 分かれてやるか決めろ」》 189 00:12:09,162 --> 00:12:15,001 さ… 参考までに聞きますが お二方は同じくらいの強さで…。 190 00:12:15,001 --> 00:12:18,838 《「ああ。 アオトカゲくんは 技に秀でているが➡ 191 00:12:18,838 --> 00:12:21,641 ツヴァイくんは力に秀でている」》 192 00:12:28,014 --> 00:12:32,518 ね… 練りに練った作戦が…。 193 00:12:32,518 --> 00:12:35,021 全部… 無駄…。 194 00:12:35,021 --> 00:12:39,626 <夏草や 未熟な生徒 夢の中> 195 00:12:41,861 --> 00:12:45,698 夏だなぁ。 (識)夏ですねぇ。 196 00:12:45,698 --> 00:12:49,369 夏休みだってのに 熱心な生徒も多いよねぇ。 197 00:12:49,369 --> 00:12:53,206 少しでも他の人と 差をつけたい 追いつきたい。 198 00:12:53,206 --> 00:12:55,875 そう願う者が多いのでしょう。 199 00:12:55,875 --> 00:12:59,212 あの姉妹も 実家に帰ってないみたい。 200 00:12:59,212 --> 00:13:01,147 レンブラントさんから➡ 201 00:13:01,147 --> 00:13:04,651 娘を連れ帰ってくれって むちゃな手紙が来たよ…。 202 00:13:04,651 --> 00:13:09,489 この前の講義では 淑女然としたシフも大の字でしたね。 203 00:13:09,489 --> 00:13:13,660 彼らも そろそろ 先のステップへいけそうなのですが。 204 00:13:13,660 --> 00:13:17,163 うん そろそろだね。 クズノハ様。 205 00:13:17,163 --> 00:13:20,667 先生 少しお時間 よろしいでしょうか。 206 00:13:22,669 --> 00:13:25,505 《「みんなそろって なんの用だ」》 207 00:13:25,505 --> 00:13:29,509 この夏休み 我々を 鍛えてもらえないでしょうか。 208 00:13:29,509 --> 00:13:33,846 もちろん 講義をしていただいた 分の報酬は用意します。 209 00:13:33,846 --> 00:13:36,516 《「それは全員の総意なのか? 210 00:13:36,516 --> 00:13:38,518 特にシフとユーノは➡ 211 00:13:38,518 --> 00:13:41,688 ご実家から 帰るように 言われているはずだが」》 212 00:13:41,688 --> 00:13:44,691 半年くらい帰らなくても 問題ありません。 213 00:13:44,691 --> 00:13:47,193 お願いします。 お願いします! 214 00:13:47,193 --> 00:13:49,862 《いやいや それだと ねぇ…》 215 00:13:49,862 --> 00:13:52,365 《「識 たしか予定は もう」》 216 00:13:52,365 --> 00:13:54,867 週に1度くらいなら なんとか。 217 00:13:54,867 --> 00:13:58,037 《識さんや! 答えが違うよ!》 218 00:13:58,037 --> 00:14:01,641 (生徒たち)じ~…。 《期待に満ちた若人!》 219 00:14:01,641 --> 00:14:05,144 《「わかった。 週に1度ならかまわん」》 220 00:14:05,144 --> 00:14:07,146 よし! やった~! 221 00:14:07,146 --> 00:14:11,651 《「だがシフとユーノ 休みの後半は実家に帰れ。 222 00:14:11,651 --> 00:14:13,653 これが絶対条件だ」》 223 00:14:13,653 --> 00:14:16,489 えぇ~っ! 私たちもみんなと同じように! 224 00:14:16,489 --> 00:14:18,825 《「二人はまだ病み上がりなんだ。 225 00:14:18,825 --> 00:14:21,828 帰省して 親を安心させてあげなさい」》 226 00:14:21,828 --> 00:14:24,997 うぅ…。 わかりました…。 227 00:14:24,997 --> 00:14:30,336 《エヴァ:ああまで気を遣われて やらないわけにはいかないわ》 228 00:14:30,336 --> 00:14:33,840 ⦅報酬 ですか? (エヴァ)はい。 229 00:14:33,840 --> 00:14:37,009 おかげで当面の危機は去りました。 230 00:14:37,009 --> 00:14:40,179 いつか ケリュネオンを 奪還できた暁には➡ 231 00:14:40,179 --> 00:14:43,182 我がアーンスランド家の領地の一部を…。 232 00:14:43,182 --> 00:14:47,186 《「そんな こちらは そこまでは求めていません」》 233 00:14:47,186 --> 00:14:51,524 しかし 私が用意できるものは そのぐらいしか…。 234 00:14:51,524 --> 00:14:55,027 《「では 本を紹介してください」》 え…。 235 00:14:55,027 --> 00:14:57,830 《「エヴァさんオススメの一冊を」》⦆ 236 00:15:01,968 --> 00:15:07,473 《私にはもう 彼とクズノハ商会しか 頼るところはない。 237 00:15:07,473 --> 00:15:11,277 彼が飛びつくような本を 用意してみせる!》 238 00:15:14,313 --> 00:15:16,649 ハァ ハァ…。 239 00:15:16,649 --> 00:15:18,985 や… やった…! 240 00:15:18,985 --> 00:15:21,154 みなさん お見事です。 241 00:15:21,154 --> 00:15:25,158 4度の全滅後 よく頑張りました。 242 00:15:25,158 --> 00:15:27,994 うっ うぅ…。 いたたた…。 243 00:15:27,994 --> 00:15:32,665 では残り時間 アオトカゲくんの バージョン2と手合わせを。 244 00:15:32,665 --> 00:15:35,835 へっ? バージョン2って? 245 00:15:35,835 --> 00:15:39,839 (識)では 私は向こうの様子を。 246 00:15:39,839 --> 00:15:41,841 《補助か強化?》 247 00:15:41,841 --> 00:15:44,143 させるか~っ! 248 00:15:46,846 --> 00:15:48,848 ぐほっ。 249 00:15:48,848 --> 00:15:51,017 障壁! 了解! 250 00:15:51,017 --> 00:15:53,019 いだっ。 251 00:15:53,019 --> 00:15:55,021 アッ!? 252 00:15:55,021 --> 00:15:59,525 周囲に魔力干渉? これって。 さ… 散開! 253 00:15:59,525 --> 00:16:08,301 ♬~ 254 00:16:08,301 --> 00:16:10,970 うおぉ~! 255 00:16:10,970 --> 00:16:15,475 カナンの集い炎よ 我がジュオルゼを模し レジアを…。 256 00:16:15,475 --> 00:16:18,477 シフ! この野郎にとどめを! 257 00:16:18,477 --> 00:16:20,980 うっ! あれ? 258 00:16:20,980 --> 00:16:22,982 んぶっ。 259 00:16:24,984 --> 00:16:27,486 《はっ? 急に力が増した?》 260 00:16:27,486 --> 00:16:29,489 って ちょっ…! 261 00:16:29,489 --> 00:16:31,824 この! 262 00:16:31,824 --> 00:16:34,527 へっ? わっ…。 ダエナ! 263 00:16:36,829 --> 00:16:39,999 ごっ… がっ…。 264 00:16:39,999 --> 00:16:42,602 インテ・レジア! 265 00:16:45,671 --> 00:16:48,341 ヒッ!? 266 00:16:48,341 --> 00:16:52,345 《で… できれば顔は許して…》 267 00:16:52,345 --> 00:16:54,647 あうっ。 268 00:16:57,350 --> 00:16:59,352 《「私のミスだ。 269 00:16:59,352 --> 00:17:03,289 下手すれば事故に なりかねなかった。 謝罪する」》 270 00:17:03,289 --> 00:17:05,291 謝罪は必要ありません。 271 00:17:05,291 --> 00:17:08,127 なぜ いきなり強くなったか 教えてください。 272 00:17:08,127 --> 00:17:10,296 俺も気になりました。 273 00:17:10,296 --> 00:17:12,798 今までは遊ばれてただけ? 274 00:17:12,798 --> 00:17:17,970 《「アオトカゲくんたちの本来の力は 下手な竜よりも上だ。 275 00:17:17,970 --> 00:17:23,142 君たちに合わせ まだ実力の 1割ほどしか出していない」》 276 00:17:23,142 --> 00:17:25,311 いちわり…。 あれで? 277 00:17:25,311 --> 00:17:28,314 じゃあ なんで最後だけ いきなり…。 278 00:17:28,314 --> 00:17:31,984 《「私の紹介のしかたが 悪かったんだが…。 279 00:17:31,984 --> 00:17:37,657 実はツヴァイくん… いやツヴァイさんは 女性でな」》 280 00:17:37,657 --> 00:17:39,659 はっ? えっ? 281 00:17:39,659 --> 00:17:42,662 《「“この野郎”とか呼ばれて 頭にきたらしい」》 282 00:17:44,830 --> 00:17:46,832 あ…。 《「彼女のことは➡ 283 00:17:46,832 --> 00:17:50,503 ツヴァイさんとか ミス.ツヴァイと呼んでやってほしい。 284 00:17:50,503 --> 00:17:53,673 まぁ これに懲りずに また…」》 285 00:17:53,673 --> 00:17:57,176 クズノハ先生! ミス.ツヴァイと再戦させてください! 286 00:17:57,176 --> 00:17:59,178 お願いします! 287 00:17:59,178 --> 00:18:01,280 フッ…。 288 00:18:01,280 --> 00:18:06,118 《「よし ラスト一戦」》 (3人)はい! 289 00:18:06,118 --> 00:18:08,621 (生徒たち)ごちそうさまでした! 290 00:18:08,621 --> 00:18:10,957 《「ああ 気をつけて帰れ」》 291 00:18:10,957 --> 00:18:13,125 は~い! さようなら~! 292 00:18:13,125 --> 00:18:15,127 おやすみなさ~い! 293 00:18:15,127 --> 00:18:18,464 さてと… 識 アイツらに何か吹き込んだ? 294 00:18:18,464 --> 00:18:20,633 お見通しでございましたか。 295 00:18:20,633 --> 00:18:23,636 実は 魔物との実戦で➡ 296 00:18:23,636 --> 00:18:26,472 レベルを上げたらどうかと 勧めてみたのです。 297 00:18:26,472 --> 00:18:31,143 そっか。 彼らも 冒険者ギルドに所属してるんだよね。 298 00:18:31,143 --> 00:18:36,148 レベルを上げれば あの変態マスターの 恩恵にあずかれるわけか。 299 00:18:36,148 --> 00:18:40,653 ⦅ルト:レベルに伴って 成長速度が 上がるようにもしたしね⦆ 300 00:18:40,653 --> 00:18:44,991 まぁ 彼らなら 功名心に あおられることもないだろうし➡ 301 00:18:44,991 --> 00:18:47,326 いいんじゃないかな。 はい。 302 00:18:47,326 --> 00:18:51,163 レベル上げによさそうな場所を 紹介しておきました。 303 00:18:51,163 --> 00:18:53,666 さすがは識 助かるよ。 304 00:18:53,666 --> 00:18:58,170 あっ でも 万が一ってこともあるから…。 305 00:18:58,170 --> 00:19:01,941 まだ店にバナナあったよね? んっ? 306 00:19:01,941 --> 00:19:04,243 (剣げき音) 307 00:19:06,278 --> 00:19:10,616 (イズモ)これはすごい…。 まだ一日もたってないのに。 308 00:19:10,616 --> 00:19:15,621 (ミスラ)一気にレベルが8も上昇。 先生の講義の成果かな。 309 00:19:15,621 --> 00:19:17,790 それに 識さんのおかげね。 310 00:19:17,790 --> 00:19:22,962 あの人がいなかったら 私たち だめになっちゃってたかも。 311 00:19:22,962 --> 00:19:28,467 《識さん… はっきり言って 好きだ 理想の男性だ》 312 00:19:31,137 --> 00:19:34,473 いい匂いだな~。 そろそろかな? 313 00:19:34,473 --> 00:19:38,144 《はぁ… やっぱり 結婚されてるんだろうか。 314 00:19:38,144 --> 00:19:44,850 あの人なら私 2番でも3番でも 全然かまわないんだけど…》 315 00:19:47,319 --> 00:19:49,488 (アベリア)そろそろ湖よね? 316 00:19:49,488 --> 00:19:52,658 識さんと先生に 湖畔の薬草でもお土産にしない? 317 00:19:52,658 --> 00:19:54,660 (シフ)わぁ それいいかも。 318 00:19:54,660 --> 00:19:57,997 じゃあ どんどん進んじゃお~! 319 00:19:57,997 --> 00:20:01,100 あっ!? (シフ)ユーノ? (イズモ)どうかしたのか? 320 00:20:03,169 --> 00:20:05,838 (ミスラ)これは…。 (ダエナ)亜竜だ! 321 00:20:05,838 --> 00:20:08,507 (ジン)アベリア アイツの情報は? 322 00:20:08,507 --> 00:20:10,509 (アベリア)最下級の亜竜よ。 323 00:20:10,509 --> 00:20:14,013 単独行動をする種類で 弱点は氷。 324 00:20:14,013 --> 00:20:19,351 交戦は10人以上のパーティー レベルは90以上が必須…。 325 00:20:19,351 --> 00:20:21,353 俺らの今のレベルって。 326 00:20:23,856 --> 00:20:25,858 俺がしんがりをやる。 327 00:20:25,858 --> 00:20:29,528 イズモは風魔法の補助で みんなの移動速度を…。 328 00:20:29,528 --> 00:20:34,033 (亜竜)ゴガァ~! 329 00:20:34,033 --> 00:20:36,035 《動けない…!》 330 00:20:36,035 --> 00:20:39,338 《威圧の咆哮!? なんて効果なの!》 331 00:20:43,042 --> 00:20:45,878 《まずい! 焼かれる!》 332 00:20:45,878 --> 00:20:50,082 オブ ゼイルノ ジュナ。 333 00:20:56,055 --> 00:20:58,057 (生徒たち)あっ!? 334 00:20:58,057 --> 00:21:02,495 《アベリア:だ… 誰? ずいぶんちっこいけど…》 335 00:21:02,495 --> 00:21:04,830 ちっこくねえんだよ! 336 00:21:04,830 --> 00:21:07,166 《アベリア:なんで考えてることが!?》 337 00:21:07,166 --> 00:21:11,170 モヤシ。 細くて貧弱は救えない。 えっ! 338 00:21:11,170 --> 00:21:14,840 巨乳の時代は永遠じゃないぞ。 339 00:21:14,840 --> 00:21:17,176 励め。 340 00:21:17,176 --> 00:21:20,179 強く生きろ 婿養子。 341 00:21:20,179 --> 00:21:24,683 受け続けるのはドMの道。 まだ戻れるぞ 小僧。 342 00:21:26,685 --> 00:21:28,687 この前 お釣り間違えた。 343 00:21:28,687 --> 00:21:32,024 遠足は帰るまでが遠足。 344 00:21:32,024 --> 00:21:36,362 そしてバナナは おやつに入らない。 ウフフ。 345 00:21:36,362 --> 00:21:46,038 ♬~ 346 00:21:46,038 --> 00:21:49,041 残念。 それを全部かわしてからが➡ 347 00:21:49,041 --> 00:21:52,545 キャンプ本番なのだよ。 出直せ トカゲ。 348 00:21:57,550 --> 00:22:00,486 あれ? いない。 349 00:22:00,486 --> 00:22:05,491 《アベリア:今年は 絶対忘れられない 夏になりそう…》 350 00:22:05,491 --> 00:22:13,098 <バナナより 甘い教師の面倒見 生徒の皆は知る由もなく>