1 00:00:02,469 --> 00:00:06,807 (セラン)地下通路? そんなもん本当にあるのか? 2 00:00:06,807 --> 00:00:09,643 (カイル)必ず どこかにあるはずなんだ。 3 00:00:09,643 --> 00:00:12,479 (ウルザ)それで 私に何をしろと? 4 00:00:12,479 --> 00:00:16,149 (カイル)あぁ がれきの撤去だ。 (ウルザ)はあ!? 5 00:00:16,149 --> 00:00:18,485 ノームで がれきの下に 埋まっているであろう➨ 6 00:00:18,485 --> 00:00:20,487 地下通路を探してほしいんだ。 7 00:00:20,487 --> 00:00:23,490 (ウルザ)ちょっ… ちょっと待ってくれ。 8 00:00:23,490 --> 00:00:27,494 サングルドのときみたいに 岩を変質させるならともかく➨ 9 00:00:27,494 --> 00:00:31,665 ノームを維持するのには 恐ろしく魔力を使うのだぞ…。 10 00:00:31,665 --> 00:00:35,335 それを! あるかどうかも わからない入り口を! 11 00:00:35,335 --> 00:00:38,839 この量のがれきの中から 見つけ出せというのか!? 12 00:00:40,841 --> 00:00:44,011 そのとおりだ! うっ…。 13 00:00:44,011 --> 00:00:47,681 地下通路が どの辺りにあるのかも わからないのだろう!? 14 00:00:47,681 --> 00:00:50,183 すぐに魔力が尽きてしまうぞ! 15 00:00:50,183 --> 00:00:53,186 魔力は いくらでも回復できる! 16 00:00:53,186 --> 00:00:55,889 さぁ どんどん使ってくれ! 17 00:00:57,858 --> 00:01:00,961 カイル… お前 知っているのか? 18 00:01:00,961 --> 00:01:03,964 その魔法薬が どういうものか!? 19 00:01:03,964 --> 00:01:08,468 ああ 恐ろしく効く! そして…。 20 00:01:08,468 --> 00:01:10,470 ものすごくまずい! 21 00:01:13,140 --> 00:01:15,309 頼む! 時間がないんだ! 22 00:01:15,309 --> 00:01:19,813 こうしている間にも ガザスの身に 危険が迫っているかもしれない! 23 00:01:19,813 --> 00:01:21,815 (リーゼ)ウルザ…。 24 00:01:21,815 --> 00:01:24,484 (カイル)頼む ウルザ! お前にしか頼めないんだ! 25 00:01:24,484 --> 00:01:27,654 (セラン)やれるやれる! お前はできる エルフの子だよ! 26 00:01:27,654 --> 00:01:29,656 (リーゼ)ウルザ お願い! 27 00:01:29,656 --> 00:01:34,161 (ウルザ)クッ ええ~い! やればいいんだろ! やれば…! 28 00:01:34,161 --> 00:01:37,497 あっ…。 今はただ ウルザを信じるのみだ。 29 00:01:37,497 --> 00:01:40,834 (セラン)もし聖剣を見つけたら 拾っといてくれよ~! 30 00:01:40,834 --> 00:01:45,339 セラン お前が見た魔族は 確かに男だったんだよな? 31 00:01:45,339 --> 00:01:49,176 窓からチラッと見ただけだが それは間違いない。 32 00:01:49,176 --> 00:01:52,846 お前が見たのは女だったんだろ? ああ。 33 00:01:52,846 --> 00:01:56,016 つまり今 少なくとも2人の魔族が➨ 34 00:01:56,016 --> 00:01:58,518 カランに入り込んでる ってことになる。 35 00:02:00,621 --> 00:02:03,824 (リーゼ)魔族が2人も…。 36 00:03:45,659 --> 00:03:49,863 (がれきを投げる音) 37 00:03:53,333 --> 00:03:55,335 うっ…。 38 00:03:57,504 --> 00:04:01,608 うっ まず~…。 39 00:04:01,608 --> 00:04:03,944 うう…。 40 00:04:03,944 --> 00:04:07,114 きぼじばるい…。 41 00:04:07,114 --> 00:04:09,616 んっ!? ちょっと待て! 42 00:04:15,622 --> 00:04:17,624 ハッ! これは…!? 43 00:04:17,624 --> 00:04:21,628 (ウルザ)おい カイル! 何か見つかったか!? 44 00:04:21,628 --> 00:04:25,799 (扉の開く音) 45 00:04:25,799 --> 00:04:31,104 間違いない ここだ! 地下へ続く隠し通路! 46 00:04:38,478 --> 00:04:43,316 気を抜くなよ。 この先に 例の魔族がいるかもしれない。 47 00:04:43,316 --> 00:04:48,655 魔族か…。 初めて見たけど かなりヤバそうな気配だったぜ。 48 00:04:48,655 --> 00:04:52,492 本気で戦ったときの おふくろみたいな…。 49 00:04:52,492 --> 00:04:57,164 魔族ってのは個々の戦闘能力が 人族をはるかに上回る。 50 00:04:57,164 --> 00:05:00,934 師匠みたいな化け物と 思ってくれて間違いない! 51 00:05:00,934 --> 00:05:04,104 アンタたち! レイラさんに言いつけるからね! 52 00:05:04,104 --> 00:05:07,274 カイルは魔族に詳しいのだな。 53 00:05:07,274 --> 00:05:10,443 そのくらい 警戒すべき相手ってことだ。 54 00:05:10,443 --> 00:05:14,447 ヤツらは危険な存在だ。 ウルザの体調もあるし➨ 55 00:05:14,447 --> 00:05:17,284 ここから先は 2人とも来るべきじゃ…。 56 00:05:17,284 --> 00:05:20,453 ちょっと何!? 今更 戻れとは言わないでしょうね!? 57 00:05:20,453 --> 00:05:23,957 ここまで来たんだ! 最後まで つきあわせてもらうぞ! 58 00:05:23,957 --> 00:05:26,459 んっ…。 む~っ。 59 00:05:26,459 --> 00:05:30,630 《カイル:大丈夫だ 今回はセランもいる。 60 00:05:30,630 --> 00:05:35,969 最悪 アイツが来ていたとしても 今度は守るくらいできるはずだ》 61 00:05:35,969 --> 00:05:38,972 (リーゼ)カイル あれ! あっ! 62 00:05:40,974 --> 00:05:42,976 (一同)うん。 63 00:05:42,976 --> 00:05:45,779 (走る足音) 64 00:05:53,153 --> 00:05:57,057 (カイル)まさか これは…!? あっ! 65 00:05:58,992 --> 00:06:00,994 《あまりにも似すぎている…》 66 00:06:02,929 --> 00:06:06,766 これって…? (シルドニア)禁呪の儀式じゃな。 67 00:06:06,766 --> 00:06:14,107 (シルドニア)ん~。 まぁ 見たところ 規模も術式も簡素なものじゃが。 68 00:06:14,107 --> 00:06:16,610 禁呪? なんだそりゃ? 69 00:06:16,610 --> 00:06:21,781 いけにえの命を 魔力に変換する外法じゃよ。 70 00:06:21,781 --> 00:06:23,783 この服! 71 00:06:23,783 --> 00:06:26,620 この前 俺たちの応対をした 都市長代理だ! 72 00:06:26,620 --> 00:06:31,458 (セラン)ならあっちは 誘拐されたカランの住人たちか…。 73 00:06:31,458 --> 00:06:34,294 (リーゼ)つまり なんらかの➨ 74 00:06:34,294 --> 00:06:37,464 すごい魔法を使うために いけにえが必要で➨ 75 00:06:37,464 --> 00:06:41,134 そのために 住人を誘拐していたってこと? 76 00:06:41,134 --> 00:06:43,470 (カイル)そういうことになるな。 77 00:06:43,470 --> 00:06:47,641 (シルドニア)ふむふむ。 量より質を重視しておる。 78 00:06:47,641 --> 00:06:52,812 一人一人 じっくり時間をかけて 命を搾り取るための魔法陣じゃ。 79 00:06:52,812 --> 00:06:56,816 しかし 肝心の触媒が これではのう…。 80 00:06:56,816 --> 00:07:00,754 もう少しで魔力容量を超えて 暴走しそうじゃ。 81 00:07:00,754 --> 00:07:04,090 暴走って爆発でもすんのか? 82 00:07:04,090 --> 00:07:06,926 (シルドニア)うむ。 この魔力量なら➨ 83 00:07:06,926 --> 00:07:10,263 まぁ 街の半分が 吹き飛ぶぐらいじゃろう! 84 00:07:10,263 --> 00:07:12,265 十分 大惨事じゃねえか! 85 00:07:12,265 --> 00:07:16,102 それで いったい どんな魔法を 使おうとしていたんだ? 86 00:07:16,102 --> 00:07:19,272 確証は持てぬが… んっ? 87 00:07:19,272 --> 00:07:23,076 何者かの気配が近づいておるぞ。 (4人)あっ! 88 00:07:28,114 --> 00:07:38,792 ♬~ 89 00:07:38,792 --> 00:07:44,130 (ガニアス)ふむ。 どうやら終わっているようだな。 90 00:07:44,130 --> 00:07:48,301 しかし 少しは 口を利いてくれないかね? 91 00:07:48,301 --> 00:07:52,639 今の我々の状況が 気に入らないのかな? 92 00:07:52,639 --> 00:07:57,143 人間の協力者を得て 穏便に情報収集…。 93 00:07:57,143 --> 00:08:01,748 君も賛成していたじゃないか。 (ユーリガ)どこが穏便なのですか? 94 00:08:01,748 --> 00:08:07,587 これは あの人間がやったことだ。 人族は野蛮だねぇ…。 95 00:08:07,587 --> 00:08:11,091 大使館とやらにいた人族を 殺したことです! 96 00:08:11,091 --> 00:08:15,095 あれは本当に 必要だったんですか? 97 00:08:15,095 --> 00:08:19,766 協力者の要請だったのでね。 むげにはできなかったのだよ。 98 00:08:19,766 --> 00:08:22,435 「できるかぎり殺すな」 という命令は➨ 99 00:08:22,435 --> 00:08:25,939 守っているつもりなのだが…? んっ! 100 00:08:25,939 --> 00:08:29,275 (ユーリガ)「あまり目立つな」とも 命じられたはずです! 101 00:08:29,275 --> 00:08:31,277 《アイツは…!》 102 00:08:31,277 --> 00:08:33,613 それも協力者の指示でね。 103 00:08:33,613 --> 00:08:37,117 別の場所で拉致を起こすので 派手にやってくれと…。 104 00:08:37,117 --> 00:08:39,452 ですが…。 それより➨ 105 00:08:39,452 --> 00:08:42,789 君のほうこそ忘れていないかね? んっ!? 106 00:08:42,789 --> 00:08:47,293 魔王様のご所望である アレのことを。 107 00:08:47,293 --> 00:08:50,797 あっ… 私とて 人間ごときに従うのは➨ 108 00:08:50,797 --> 00:08:53,099 とても腹立たしいのですが…。 109 00:08:55,468 --> 00:09:00,240 入手には あの人間との取り引きが 必要なのでね。 110 00:09:00,240 --> 00:09:05,245 それも 魔王様への忠誠を思えばこそ! 111 00:09:05,245 --> 00:09:13,253 ♬~ 112 00:09:13,253 --> 00:09:17,590 すべては 魔王様のために! 113 00:09:17,590 --> 00:09:19,592 《魔王!?》 114 00:09:19,592 --> 00:09:22,095 (ガニアス)さて ゴミ掃除は済んだ。 115 00:09:22,095 --> 00:09:25,265 まったく 気のめいる穴蔵だ。 116 00:09:25,265 --> 00:09:29,436 私は外の空気を吸ってくるよ。 117 00:09:29,436 --> 00:09:31,438 ぐっ…。 118 00:09:36,109 --> 00:09:38,111 はぁ…。 119 00:09:38,111 --> 00:09:42,782 なんとか やり過ごせたね。 とんでもない緊張感だったな。 120 00:09:42,782 --> 00:09:45,618 キザったらしい しゃべり方だったぜ。 121 00:09:45,618 --> 00:09:49,122 ありゃ 魔族でなくても 友達にはなれねえわ。 122 00:09:49,122 --> 00:09:53,460 「人族をなるべく殺すな」 とはのぅ…。 123 00:09:53,460 --> 00:09:56,463 今の魔王が 穏健派だとは聞いていたが➨ 124 00:09:56,463 --> 00:09:58,631 ずいぶんと変わり者のようじゃな。 125 00:09:58,631 --> 00:10:01,468 まぁおかげで いろいろと情報がつかめた。 126 00:10:01,468 --> 00:10:07,073 あとは バックス都市長とガザスを 捜し出すだけだ。 127 00:10:12,812 --> 00:10:14,814 ここは? 128 00:10:19,986 --> 00:10:22,822 あっ カイル! んっ!? 129 00:10:22,822 --> 00:10:26,493 (カイル)あれは… ガザスさん!? (ガザス)うぅ…。 130 00:10:26,493 --> 00:10:28,995 よかった 生きてた! 131 00:10:28,995 --> 00:10:31,664 (バックス)何者だ お前たちは!? 132 00:10:31,664 --> 00:10:34,834 (4人)あっ! アンタ ひょっとして! 133 00:10:34,834 --> 00:10:37,670 バックス都市長か!? 134 00:10:37,670 --> 00:10:40,006 そうだ! 135 00:10:40,006 --> 00:10:44,844 なんで こんな所にいるんだよ? 病気で面会断ったくせに! 136 00:10:44,844 --> 00:10:50,016 んっ… そうか 貴様らが! 137 00:10:50,016 --> 00:10:53,019 貴様らが ジルグスの使者か! 138 00:10:53,019 --> 00:10:57,857 攻め込んできた帝国も! 我らを支配した ジルグスも! 139 00:10:57,857 --> 00:11:00,460 この街を好きにはさせん! 140 00:11:00,460 --> 00:11:03,463 カランは 私が守る! 141 00:11:03,463 --> 00:11:06,299 守るって 何言ってんだ? 142 00:11:06,299 --> 00:11:08,301 アンタは住人を誘拐して➨ 143 00:11:08,301 --> 00:11:10,303 いけにえに ささげていたんだろう? 144 00:11:10,303 --> 00:11:13,306 なんのために そんなことを! 145 00:11:13,306 --> 00:11:17,644 カランのためだ! カランを守るためだ…! 146 00:11:17,644 --> 00:11:21,481 カランを守る? カランに何か 起こるとでもいうのか? 147 00:11:21,481 --> 00:11:23,483 うっ…。 148 00:11:23,483 --> 00:11:25,485 もうすぐ尽きるんだ。 149 00:11:25,485 --> 00:11:28,321 カランの鉱脈が…。 (2人)あっ!? 150 00:11:28,321 --> 00:11:32,158 ガザス よせ! まだ私に盾つくのか! 151 00:11:32,158 --> 00:11:36,996 都市長… この期に及んで 隠し通せるわけがねえ。 152 00:11:36,996 --> 00:11:40,667 いいかげん 真実を明らかにするときだ! 153 00:11:40,667 --> 00:11:43,336 ぐっ…。 鉱脈って…? 154 00:11:43,336 --> 00:11:46,506 カランの街を支える資源か…。 155 00:11:46,506 --> 00:11:50,009 さすがに1,000年は もたなんだか。 156 00:11:50,009 --> 00:11:55,515 鉱脈が尽きれば このカランの 存在価値がなくなっちまう…。 157 00:11:55,515 --> 00:12:00,286 仕事は減って 腕のいい鍛冶師も ちりぢりになる。 158 00:12:00,286 --> 00:12:04,123 そうなりゃ ジルグスの街の支配も強くなり➨ 159 00:12:04,123 --> 00:12:06,292 自治も失われる…。 160 00:12:06,292 --> 00:12:09,796 また帝国が攻めてくる 可能性だってある。 161 00:12:09,796 --> 00:12:13,299 うるさい! そんなことは絶対にさせん! 162 00:12:13,299 --> 00:12:15,802 かつての栄光を取り戻す! 163 00:12:15,802 --> 00:12:18,471 そのためなら手段は選ばん! 164 00:12:18,471 --> 00:12:20,974 このままじゃ カランがなくなっちまう。 165 00:12:20,974 --> 00:12:23,810 都市長は そのことを恐れていたんだ。 166 00:12:23,810 --> 00:12:29,482 うっ…! だからこそ 栄光を取り戻そうとした。 167 00:12:29,482 --> 00:12:33,820 そのためには 多少の犠牲など いとわないと言ってな…。 168 00:12:33,820 --> 00:12:36,322 犠牲など ささいな問題だ! 169 00:12:36,322 --> 00:12:40,493 いや 問題ですら… ゴホッ ゴホッ ゴホッ! 170 00:12:40,493 --> 00:12:44,330 んむ!? お主 死病にかかっておるな? 171 00:12:44,330 --> 00:12:48,334 もって ひとつき というところかの…。 172 00:12:48,334 --> 00:12:50,837 病気は本当だったんだな。 173 00:12:50,837 --> 00:12:54,173 弱った心の隙を 魔族につけ込まれたか。 174 00:12:54,173 --> 00:12:57,343 それは失礼な言い方だな。 175 00:12:57,343 --> 00:12:59,512 (一同)ハッ! 176 00:12:59,512 --> 00:13:01,948 魔族がつけ込んだなんて➨ 177 00:13:01,948 --> 00:13:05,451 人聞きの悪いことを 言わないでもらいたいね。 178 00:13:05,451 --> 00:13:09,455 我々は 取り引きを持ちかけただけだ! 179 00:13:11,457 --> 00:13:13,559 フッ…。 180 00:13:23,803 --> 00:13:28,308 (ミランダ)ハッ! (ゴウ)ミランダさん 気がつきましたか! 181 00:13:28,308 --> 00:13:32,645 ゴ… ゴウくん…。 182 00:13:32,645 --> 00:13:35,982 うぅ… 私…。 183 00:13:35,982 --> 00:13:38,818 大丈夫ですよ! 父さんはきっと➨ 184 00:13:38,818 --> 00:13:41,321 カイルさんたちが 見つけ出してくれます! 185 00:13:45,658 --> 00:13:48,494 取り引き? どういうことだ? 186 00:13:48,494 --> 00:13:54,333 フン お前に教えてやる 筋合いはないが まぁいいだろう。 187 00:13:54,333 --> 00:13:57,337 もともと この一帯は 魔法によって➨ 188 00:13:57,337 --> 00:14:00,106 地下の鉱脈を集めて つくられている。 189 00:14:00,106 --> 00:14:04,444 同じ魔法を使えば また 鉱脈を集められる。 190 00:14:04,444 --> 00:14:08,781 なるほど。 禁呪の儀式は その魔法のためというわけか。 191 00:14:08,781 --> 00:14:12,952 ご名答。 だから 取り引きという手段を選んだ。 192 00:14:12,952 --> 00:14:16,122 取り引きというからには 見返りを求めたんだろう? 193 00:14:16,122 --> 00:14:18,124 目的はなんだ!? 194 00:14:18,124 --> 00:14:21,794 んっ? ああ 剣だよ 剣! 195 00:14:21,794 --> 00:14:23,796 ハッ! んっ…。 196 00:14:23,796 --> 00:14:26,799 (ガニアス)それは 先代の魔王を討った剣でね。 197 00:14:26,799 --> 00:14:31,471 人族の間では 聖剣ランドと呼ばれているそうだ。 198 00:14:31,471 --> 00:14:35,641 我らが魔王様のご所望なのだよ。 199 00:14:35,641 --> 00:14:38,811 まさか 聖剣ランドがここに!? 200 00:14:38,811 --> 00:14:40,980 そんなことまで知ってるのか!? 201 00:14:40,980 --> 00:14:43,149 (2人)あっ…。 202 00:14:43,149 --> 00:14:49,322 フフフ… もともと私の任務は 人族の情報収集でね。 203 00:14:49,322 --> 00:14:53,526 聖剣のこと以外に 何を調べるっていうんだ!? 204 00:14:55,661 --> 00:14:57,663 かつて魔族を苦しめた➨ 205 00:14:57,663 --> 00:15:00,433 武具の数々を生み出した カランをはじめ➨ 206 00:15:00,433 --> 00:15:03,936 人族の勢力を調べていたのだ! 207 00:15:03,936 --> 00:15:08,775 その過程で カランの状況や 都市長の苦悩というやつを知り➨ 208 00:15:08,775 --> 00:15:11,110 取り引きを持ちかけたわけだ! 209 00:15:11,110 --> 00:15:18,284 一石二鳥とは このことだよ! ハハハハハ…! 210 00:15:18,284 --> 00:15:21,454 そ… そんなことを 考えていたのか!? 211 00:15:21,454 --> 00:15:23,790 恐ろしいヤツだ! 212 00:15:23,790 --> 00:15:29,295 少し おしゃべりが過ぎるのでは? んっ!? 213 00:15:29,295 --> 00:15:32,465 チッ ここまでか! まぁいい! 214 00:15:32,465 --> 00:15:36,135 お前の相手は 俺がしてやる! 215 00:15:36,135 --> 00:15:41,974 ほう 急に態度が大きくなったな。 ヤケになったというやつか? 216 00:15:41,974 --> 00:15:44,644 単にお前を 調子に乗らせただけだ! 217 00:15:44,644 --> 00:15:48,481 (リーゼ/ウルザ)うん うん! 優位に立つと口が軽くなるのは➨ 218 00:15:48,481 --> 00:15:51,317 人族も魔族も関係ないんだな! 219 00:15:51,317 --> 00:15:56,322 なっ! こ… この場で お前たちに 餞別をくれてやっただけだ! 220 00:15:56,322 --> 00:15:59,492 人間風情が調子に乗るなよ! 221 00:15:59,492 --> 00:16:03,429 お待ちください! できるかぎり 戦いは避けるべきです! 222 00:16:03,429 --> 00:16:08,100 我々の存在が知られてしまっては 口を封じるしかなかろう。 223 00:16:08,100 --> 00:16:10,436 今回の任務はここまで。 224 00:16:10,436 --> 00:16:13,105 さっさと始末して引き揚げるぞ! 225 00:16:13,105 --> 00:16:15,107 くっ…! なに!? 226 00:16:15,107 --> 00:16:17,109 剣はどうするのです!? 227 00:16:17,109 --> 00:16:19,111 そ… そうだ! 228 00:16:19,111 --> 00:16:24,116 ゼェ… 聖剣は… 聖剣はいらないのか!? 229 00:16:26,118 --> 00:16:28,287 ゼェ… ゼェ… うっ…! 230 00:16:28,287 --> 00:16:31,624 大丈夫か? 今更 手を引くなど…! 231 00:16:31,624 --> 00:16:33,626 カランはどうなる!? 232 00:16:33,626 --> 00:16:35,795 まだ そんなことを! 233 00:16:35,795 --> 00:16:39,632 魔族が本当に人族との約束を 守るなんて思っているのか!? 234 00:16:39,632 --> 00:16:43,302 ぐっ! そういう言い方は心外だね。 235 00:16:43,302 --> 00:16:46,806 こんなトラブルがなければ ちゃんと地形変動の魔法は➨ 236 00:16:46,806 --> 00:16:48,808 使うつもりだったさ。 237 00:16:48,808 --> 00:16:51,811 すでに触媒は限界だ。 制御できないぞ。 238 00:16:51,811 --> 00:16:53,813 な… なんだと!? 239 00:16:53,813 --> 00:16:56,482 ハハ… よく知ってるなぁ。 240 00:16:56,482 --> 00:17:00,086 まぁ 魔力が暴走して 街が消し飛んだとしても➨ 241 00:17:00,086 --> 00:17:02,588 そこまで面倒見きれないさ。 242 00:17:02,588 --> 00:17:06,592 ぐぅ… き… 貴様~! うっ! (殴る音) 243 00:17:06,592 --> 00:17:09,095 アンタは眠っててくれ。 244 00:17:09,095 --> 00:17:12,598 君は娘2人を相手したまえ。 しかし➨ 245 00:17:12,598 --> 00:17:14,934 人族を殺してはならないと! 246 00:17:14,934 --> 00:17:17,770 向こうは戦う気のようだよ。 247 00:17:17,770 --> 00:17:20,773 (セラン)この人を頼む。 ああ わかった。 248 00:17:28,948 --> 00:17:32,785 降りかかる火の粉は 払わねばならぬ! 249 00:17:32,785 --> 00:17:36,622 セラン 2人についててやってくれ。 250 00:17:36,622 --> 00:17:40,293 悪い。 ちょ~っと 気になることがあるからよ。 251 00:17:40,293 --> 00:17:42,628 少し自由にさせてくれ。 252 00:17:42,628 --> 00:17:44,964 はっ? お前 何言って…。 253 00:17:44,964 --> 00:17:48,467 わかった! いざとなったら 俺がなんとかする。 254 00:17:48,467 --> 00:17:50,970 こっちは さっさと片づけるとしよう。 255 00:17:50,970 --> 00:17:54,140 フフフ… いいだろう。 256 00:17:54,140 --> 00:17:58,144 そこまで言うなら 遊んであげよう! 257 00:17:58,144 --> 00:18:07,420 ♬~ 258 00:18:07,420 --> 00:18:11,424 さっさと この場から逃げろ。 私が追うことはない。 259 00:18:11,424 --> 00:18:14,760 そんな見え透いた罠に 引っ掛かると思うか? 260 00:18:14,760 --> 00:18:18,431 罠? なぜ そんなことをする必要がある? 261 00:18:18,431 --> 00:18:22,101 お前たちごときが 私を傷つけられるわけがない。 262 00:18:22,101 --> 00:18:24,603 見逃してやるから早く消えろ! 263 00:18:24,603 --> 00:18:28,608 そこまで言われちゃ 黙っていられないわね。 264 00:18:28,608 --> 00:18:30,776 いくよ~! 265 00:18:30,776 --> 00:18:33,112 はあ~っ! 266 00:18:33,112 --> 00:18:35,281 愚かな。 267 00:18:35,281 --> 00:18:37,950 ぐっ… うわっ! 268 00:18:37,950 --> 00:18:39,952 リーゼ! 269 00:18:39,952 --> 00:18:41,954 よそ見してる場合か! 270 00:18:41,954 --> 00:18:43,956 ぐっ… うぐっ! 271 00:18:43,956 --> 00:18:46,058 サラマンダー! 272 00:18:52,965 --> 00:18:55,468 はあっ! うっ! 273 00:18:55,468 --> 00:19:01,073 さすがは魔族。 身体能力が桁違いだな。 274 00:19:01,073 --> 00:19:05,077 う~む 完全に動きを 見切られておる。 275 00:19:05,077 --> 00:19:09,749 結果は見えておるのぉ。 お主は手伝わんのか? 276 00:19:09,749 --> 00:19:14,420 ああ。 殺す気はないようだし 本気も出していないだろ。 277 00:19:14,420 --> 00:19:17,590 魔族との初戦には ちょうどいいよ。 278 00:19:17,590 --> 00:19:20,593 うむ そのようじゃな。 279 00:19:20,593 --> 00:19:23,929 それよりも シルドニア これが何かわかるか? 280 00:19:23,929 --> 00:19:25,931 なんじゃ? 281 00:19:25,931 --> 00:19:29,268 さっき都市長の懐から 拝借したんだ。 282 00:19:29,268 --> 00:19:33,105 ずいぶんと手癖の悪いヤツじゃのう。 283 00:19:33,105 --> 00:19:37,610 ふむ これは特殊な魔道具じゃな。 284 00:19:37,610 --> 00:19:42,114 これと連動する本体と魔力を 周囲から隠す効果がある。 285 00:19:42,114 --> 00:19:45,117 やっぱりか。 つまり➨ 286 00:19:45,117 --> 00:19:48,621 知られたらまずいものが 近くにあるってことだよな。 287 00:19:48,621 --> 00:19:51,624 (セラン)さっき聖剣の話が出たとき➨ 288 00:19:51,624 --> 00:19:56,295 都市長が一瞬 ある場所を 気にしてたんだよなぁ。 289 00:19:56,295 --> 00:20:00,800 手癖が悪いうえに目ざといのう。 290 00:20:00,800 --> 00:20:05,604 じゃが その推理 的を射ているかもしれんな。 291 00:20:09,475 --> 00:20:11,477 フンッ! 292 00:20:11,477 --> 00:20:18,984 ♬~ 293 00:20:18,984 --> 00:20:20,986 あれか! 294 00:20:20,986 --> 00:20:22,988 ぐっ! うっ…。 295 00:20:28,494 --> 00:20:33,165 (ガニアス)ハハハ…! さっきまでの威勢はどうした? 296 00:20:33,165 --> 00:20:36,669 《言うだけあって 大した魔力量だ…。 297 00:20:36,669 --> 00:20:39,371 詠唱のためがないのも やっかいだな…》 298 00:20:43,676 --> 00:20:45,845 《どれだけ連続で撃てるんだ!? 299 00:20:45,845 --> 00:20:48,848 近づくこともできない!》 300 00:20:48,848 --> 00:20:52,351 ハハハハハ! 食らえ~! 301 00:20:52,351 --> 00:20:56,155 ぐっ! うお~っ! 302 00:20:59,191 --> 00:21:02,128 うわっ! 303 00:21:02,128 --> 00:21:07,133 ぐっ… ハァ… ハァ… ぐうっ…。 304 00:21:07,133 --> 00:21:11,637 フッ ハハハハハ…! いい悲鳴だ! 305 00:21:11,637 --> 00:21:14,640 そろそろ終わりにしてやろう! 306 00:21:14,640 --> 00:21:16,642 ぐっ…。 307 00:21:16,642 --> 00:21:19,311 頭ぐらいは残してあげるよ。 308 00:21:19,311 --> 00:21:22,982 きちんと 埋葬してもらえるようにね! 309 00:21:22,982 --> 00:21:24,984 くっ…。 310 00:21:35,161 --> 00:21:37,363 フッ! 311 00:21:53,345 --> 00:21:56,348 (セラン)間違いない。 これだ! 312 00:21:56,348 --> 00:22:04,623 ♬~ 313 00:22:04,623 --> 00:22:06,825 くっ… くく…。 314 00:22:08,794 --> 00:22:12,998 聖剣 見~っけ!