1 00:00:34,401 --> 00:00:38,739 (セラン)地下通路? そんなもん本当にあるのか? 2 00:00:38,739 --> 00:00:41,575 (カイル)必ず どこかにあるはずなんだ。 3 00:00:41,575 --> 00:00:44,411 (ウルザ)それで 私に何をしろと? 4 00:00:44,411 --> 00:00:48,081 (カイル)あぁ がれきの撤去だ。 (ウルザ)はあ!? 5 00:00:48,081 --> 00:00:50,417 ノームで がれきの下に 埋まっているであろう➡ 6 00:00:50,417 --> 00:00:52,419 地下通路を探してほしいんだ。 7 00:00:52,419 --> 00:00:55,422 (ウルザ)ちょっ… ちょっと待ってくれ。 8 00:00:55,422 --> 00:00:59,426 サングルドのときみたいに 岩を変質させるならともかく➡ 9 00:00:59,426 --> 00:01:03,597 ノームを維持するのには 恐ろしく魔力を使うのだぞ…。 10 00:01:03,597 --> 00:01:07,267 それを! あるかどうかも わからない入り口を! 11 00:01:07,267 --> 00:01:10,771 この量のがれきの中から 見つけ出せというのか!? 12 00:01:12,773 --> 00:01:15,943 そのとおりだ! うっ…。 13 00:01:15,943 --> 00:01:19,613 地下通路が どの辺りにあるのかも わからないのだろう!? 14 00:01:19,613 --> 00:01:22,115 すぐに魔力が尽きてしまうぞ! 15 00:01:22,115 --> 00:01:25,118 魔力は いくらでも回復できる! 16 00:01:25,118 --> 00:01:27,821 さぁ どんどん使ってくれ! 17 00:01:29,790 --> 00:01:32,893 カイル… お前 知っているのか? 18 00:01:32,893 --> 00:01:35,896 その魔法薬が どういうものか!? 19 00:01:35,896 --> 00:01:40,400 ああ 恐ろしく効く! そして…。 20 00:01:40,400 --> 00:01:42,402 ものすごくまずい! 21 00:01:45,072 --> 00:01:47,240 頼む! 時間がないんだ! 22 00:01:47,240 --> 00:01:51,745 こうしている間にも ガザスの身に 危険が迫っているかもしれない! 23 00:01:51,745 --> 00:01:53,747 (リーゼ)ウルザ…。 24 00:01:53,747 --> 00:01:56,416 (カイル)頼む ウルザ! お前にしか頼めないんだ! 25 00:01:56,416 --> 00:01:59,586 (セラン)やれるやれる! お前はできる エルフの子だよ! 26 00:01:59,586 --> 00:02:01,588 (リーゼ)ウルザ お願い! 27 00:02:01,588 --> 00:02:06,093 (ウルザ)クッ ええ~い! やればいいんだろ! やれば…! 28 00:02:06,093 --> 00:02:09,429 あっ…。 今はただ ウルザを信じるのみだ。 29 00:02:09,429 --> 00:02:12,766 (セラン)もし聖剣を見つけたら 拾っといてくれよ~! 30 00:02:12,766 --> 00:02:17,270 セラン お前が見た魔族は 確かに男だったんだよな? 31 00:02:17,270 --> 00:02:21,108 窓からチラッと見ただけだが それは間違いない。 32 00:02:21,108 --> 00:02:24,778 お前が見たのは女だったんだろ? ああ。 33 00:02:24,778 --> 00:02:27,948 つまり今 少なくとも2人の魔族が➡ 34 00:02:27,948 --> 00:02:30,450 カランに入り込んでる ってことになる。 35 00:02:32,552 --> 00:02:35,756 (リーゼ)魔族が2人も…。 36 00:04:17,591 --> 00:04:21,795 (がれきを投げる音) 37 00:04:25,265 --> 00:04:27,267 うっ…。 38 00:04:29,436 --> 00:04:33,540 うっ まず~…。 39 00:04:33,540 --> 00:04:35,876 うう…。 40 00:04:35,876 --> 00:04:39,045 きぼじばるい…。 41 00:04:39,045 --> 00:04:41,548 んっ!? ちょっと待て! 42 00:04:47,554 --> 00:04:49,556 ハッ! これは…!? 43 00:04:49,556 --> 00:04:53,560 (ウルザ)おい カイル! 何か見つかったか!? 44 00:04:53,560 --> 00:04:57,731 (扉の開く音) 45 00:04:57,731 --> 00:05:03,036 間違いない ここだ! 地下へ続く隠し通路! 46 00:05:10,410 --> 00:05:15,248 気を抜くなよ。 この先に 例の魔族がいるかもしれない。 47 00:05:15,248 --> 00:05:20,587 魔族か…。 初めて見たけど かなりヤバそうな気配だったぜ。 48 00:05:20,587 --> 00:05:24,424 本気で戦ったときの おふくろみたいな…。 49 00:05:24,424 --> 00:05:29,095 魔族ってのは個々の戦闘能力が 人族をはるかに上回る。 50 00:05:29,095 --> 00:05:32,866 師匠みたいな化け物と 思ってくれて間違いない! 51 00:05:32,866 --> 00:05:36,036 アンタたち! レイラさんに言いつけるからね! 52 00:05:36,036 --> 00:05:39,206 カイルは魔族に詳しいのだな。 53 00:05:39,206 --> 00:05:42,375 そのくらい 警戒すべき相手ってことだ。 54 00:05:42,375 --> 00:05:46,379 ヤツらは危険な存在だ。 ウルザの体調もあるし➡ 55 00:05:46,379 --> 00:05:49,216 ここから先は 2人とも来るべきじゃ…。 56 00:05:49,216 --> 00:05:52,385 ちょっと何!? 今更 戻れとは言わないでしょうね!? 57 00:05:52,385 --> 00:05:55,889 ここまで来たんだ! 最後まで つきあわせてもらうぞ! 58 00:05:55,889 --> 00:05:58,391 んっ…。 む~っ。 59 00:05:58,391 --> 00:06:02,562 《カイル:大丈夫だ 今回はセランもいる。 60 00:06:02,562 --> 00:06:07,901 最悪 アイツが来ていたとしても 今度は守るくらいできるはずだ》 61 00:06:07,901 --> 00:06:10,904 (リーゼ)カイル あれ! あっ! 62 00:06:12,906 --> 00:06:14,908 (一同)うん。 63 00:06:14,908 --> 00:06:17,711 (走る足音) 64 00:06:25,085 --> 00:06:28,989 (カイル)まさか これは…!? あっ! 65 00:06:30,924 --> 00:06:32,926 《あまりにも似すぎている…》 66 00:06:34,861 --> 00:06:38,698 これって…? (シルドニア)禁呪の儀式じゃな。 67 00:06:38,698 --> 00:06:46,039 (シルドニア)ん~。 まぁ 見たところ 規模も術式も簡素なものじゃが。 68 00:06:46,039 --> 00:06:48,541 禁呪? なんだそりゃ? 69 00:06:48,541 --> 00:06:53,713 いけにえの命を 魔力に変換する外法じゃよ。 70 00:06:53,713 --> 00:06:55,715 この服! 71 00:06:55,715 --> 00:06:58,551 この前 俺たちの応対をした 都市長代理だ! 72 00:06:58,551 --> 00:07:03,390 (セラン)ならあっちは 誘拐されたカランの住人たちか…。 73 00:07:03,390 --> 00:07:06,226 (リーゼ)つまり なんらかの➡ 74 00:07:06,226 --> 00:07:09,396 すごい魔法を使うために いけにえが必要で➡ 75 00:07:09,396 --> 00:07:13,066 そのために 住人を誘拐していたってこと? 76 00:07:13,066 --> 00:07:15,402 (カイル)そういうことになるな。 77 00:07:15,402 --> 00:07:19,572 (シルドニア)ふむふむ。 量より質を重視しておる。 78 00:07:19,572 --> 00:07:24,744 一人一人 じっくり時間をかけて 命を搾り取るための魔法陣じゃ。 79 00:07:24,744 --> 00:07:28,748 しかし 肝心の触媒が これではのう…。 80 00:07:28,748 --> 00:07:32,686 もう少しで魔力容量を超えて 暴走しそうじゃ。 81 00:07:32,686 --> 00:07:36,022 暴走って爆発でもすんのか? 82 00:07:36,022 --> 00:07:38,858 (シルドニア)うむ。 この魔力量なら➡ 83 00:07:38,858 --> 00:07:42,195 まぁ 街の半分が 吹き飛ぶぐらいじゃろう! 84 00:07:42,195 --> 00:07:44,197 十分 大惨事じゃねえか! 85 00:07:44,197 --> 00:07:48,034 それで いったい どんな魔法を 使おうとしていたんだ? 86 00:07:48,034 --> 00:07:51,204 確証は持てぬが… んっ? 87 00:07:51,204 --> 00:07:55,008 何者かの気配が近づいておるぞ。 (4人)あっ! 88 00:08:00,046 --> 00:08:10,724 ♬~ 89 00:08:10,724 --> 00:08:16,062 (ガニアス)ふむ。 どうやら終わっているようだな。 90 00:08:16,062 --> 00:08:20,233 しかし 少しは 口を利いてくれないかね? 91 00:08:20,233 --> 00:08:24,571 今の我々の状況が 気に入らないのかな? 92 00:08:24,571 --> 00:08:29,075 人間の協力者を得て 穏便に情報収集…。 93 00:08:29,075 --> 00:08:33,680 君も賛成していたじゃないか。 (ユーリガ)どこが穏便なのですか? 94 00:08:33,680 --> 00:08:39,519 これは あの人間がやったことだ。 人族は野蛮だねぇ…。 95 00:08:39,519 --> 00:08:43,023 大使館とやらにいた人族を 殺したことです! 96 00:08:43,023 --> 00:08:47,027 あれは本当に 必要だったんですか? 97 00:08:47,027 --> 00:08:51,698 協力者の要請だったのでね。 むげにはできなかったのだよ。 98 00:08:51,698 --> 00:08:54,367 「できるかぎり殺すな」 という命令は➡ 99 00:08:54,367 --> 00:08:57,871 守っているつもりなのだが…? んっ! 100 00:08:57,871 --> 00:09:01,207 (ユーリガ)「あまり目立つな」とも 命じられたはずです! 101 00:09:01,207 --> 00:09:03,209 《アイツは…!》 102 00:09:03,209 --> 00:09:05,545 それも協力者の指示でね。 103 00:09:05,545 --> 00:09:09,048 別の場所で拉致を起こすので 派手にやってくれと…。 104 00:09:09,048 --> 00:09:11,384 ですが…。 それより➡ 105 00:09:11,384 --> 00:09:14,721 君のほうこそ忘れていないかね? んっ!? 106 00:09:14,721 --> 00:09:19,225 魔王様のご所望である アレのことを。 107 00:09:19,225 --> 00:09:22,729 あっ… 私とて 人間ごときに従うのは➡ 108 00:09:22,729 --> 00:09:25,031 とても腹立たしいのですが…。 109 00:09:27,400 --> 00:09:32,172 入手には あの人間との取り引きが 必要なのでね。 110 00:09:32,172 --> 00:09:37,177 それも 魔王様への忠誠を思えばこそ! 111 00:09:37,177 --> 00:09:45,185 ♬~ 112 00:09:45,185 --> 00:09:49,522 すべては 魔王様のために! 113 00:09:49,522 --> 00:09:51,524 《魔王!?》 114 00:09:51,524 --> 00:09:54,027 (ガニアス)さて ゴミ掃除は済んだ。 115 00:09:54,027 --> 00:09:57,197 まったく 気のめいる穴蔵だ。 116 00:09:57,197 --> 00:10:01,367 私は外の空気を吸ってくるよ。 117 00:10:01,367 --> 00:10:03,369 ぐっ…。 118 00:10:08,041 --> 00:10:10,043 はぁ…。 119 00:10:10,043 --> 00:10:14,714 なんとか やり過ごせたね。 とんでもない緊張感だったな。 120 00:10:14,714 --> 00:10:17,550 キザったらしい しゃべり方だったぜ。 121 00:10:17,550 --> 00:10:21,054 ありゃ 魔族でなくても 友達にはなれねえわ。 122 00:10:21,054 --> 00:10:25,391 「人族をなるべく殺すな」 とはのぅ…。 123 00:10:25,391 --> 00:10:28,394 今の魔王が 穏健派だとは聞いていたが➡ 124 00:10:28,394 --> 00:10:30,563 ずいぶんと変わり者のようじゃな。 125 00:10:30,563 --> 00:10:33,399 まぁおかげで いろいろと情報がつかめた。 126 00:10:33,399 --> 00:10:39,005 あとは バックス都市長とガザスを 捜し出すだけだ。 127 00:10:44,744 --> 00:10:46,746 ここは? 128 00:10:51,918 --> 00:10:54,754 あっ カイル! んっ!? 129 00:10:54,754 --> 00:10:58,424 (カイル)あれは… ガザスさん!? (ガザス)うぅ…。 130 00:10:58,424 --> 00:11:00,927 よかった 生きてた! 131 00:11:00,927 --> 00:11:03,596 (バックス)何者だ お前たちは!? 132 00:11:03,596 --> 00:11:06,766 (4人)あっ! アンタ ひょっとして! 133 00:11:06,766 --> 00:11:09,602 バックス都市長か!? 134 00:11:09,602 --> 00:11:11,938 そうだ! 135 00:11:11,938 --> 00:11:16,776 なんで こんな所にいるんだよ? 病気で面会断ったくせに! 136 00:11:16,776 --> 00:11:21,948 んっ… そうか 貴様らが! 137 00:11:21,948 --> 00:11:24,951 貴様らが ジルグスの使者か! 138 00:11:24,951 --> 00:11:29,789 攻め込んできた帝国も! 我らを支配した ジルグスも! 139 00:11:29,789 --> 00:11:32,392 この街を好きにはさせん! 140 00:11:32,392 --> 00:11:35,395 カランは 私が守る! 141 00:11:35,395 --> 00:11:38,231 守るって 何言ってんだ? 142 00:11:38,231 --> 00:11:40,233 アンタは住人を誘拐して➡ 143 00:11:40,233 --> 00:11:42,235 いけにえに ささげていたんだろう? 144 00:11:42,235 --> 00:11:45,238 なんのために そんなことを! 145 00:11:45,238 --> 00:11:49,576 カランのためだ! カランを守るためだ…! 146 00:11:49,576 --> 00:11:53,413 カランを守る? カランに何か 起こるとでもいうのか? 147 00:11:53,413 --> 00:11:55,415 うっ…。 148 00:11:55,415 --> 00:11:57,417 もうすぐ尽きるんだ。 149 00:11:57,417 --> 00:12:00,253 カランの鉱脈が…。 (2人)あっ!? 150 00:12:00,253 --> 00:12:04,090 ガザス よせ! まだ私に盾つくのか! 151 00:12:04,090 --> 00:12:08,928 都市長… この期に及んで 隠し通せるわけがねえ。 152 00:12:08,928 --> 00:12:12,599 いいかげん 真実を明らかにするときだ! 153 00:12:12,599 --> 00:12:15,268 ぐっ…。 鉱脈って…? 154 00:12:15,268 --> 00:12:18,438 カランの街を支える資源か…。 155 00:12:18,438 --> 00:12:21,941 さすがに1,000年は もたなんだか。 156 00:12:21,941 --> 00:12:27,447 鉱脈が尽きれば このカランの 存在価値がなくなっちまう…。 157 00:12:27,447 --> 00:12:32,218 仕事は減って 腕のいい鍛冶師も ちりぢりになる。 158 00:12:32,218 --> 00:12:36,055 そうなりゃ ジルグスの街の支配も強くなり➡ 159 00:12:36,055 --> 00:12:38,224 自治も失われる…。 160 00:12:38,224 --> 00:12:41,728 また帝国が攻めてくる 可能性だってある。 161 00:12:41,728 --> 00:12:45,231 うるさい! そんなことは絶対にさせん! 162 00:12:45,231 --> 00:12:47,734 かつての栄光を取り戻す! 163 00:12:47,734 --> 00:12:50,403 そのためなら手段は選ばん! 164 00:12:50,403 --> 00:12:52,905 このままじゃ カランがなくなっちまう。 165 00:12:52,905 --> 00:12:55,742 都市長は そのことを恐れていたんだ。 166 00:12:55,742 --> 00:13:01,414 うっ…! だからこそ 栄光を取り戻そうとした。 167 00:13:01,414 --> 00:13:05,752 そのためには 多少の犠牲など いとわないと言ってな…。 168 00:13:05,752 --> 00:13:08,254 犠牲など ささいな問題だ! 169 00:13:08,254 --> 00:13:12,425 いや 問題ですら… ゴホッ ゴホッ ゴホッ! 170 00:13:12,425 --> 00:13:16,262 んむ!? お主 死病にかかっておるな? 171 00:13:16,262 --> 00:13:20,266 もって ひとつき というところかの…。 172 00:13:20,266 --> 00:13:22,769 病気は本当だったんだな。 173 00:13:22,769 --> 00:13:26,105 弱った心の隙を 魔族につけ込まれたか。 174 00:13:26,105 --> 00:13:29,275 それは失礼な言い方だな。 175 00:13:29,275 --> 00:13:31,444 (一同)ハッ! 176 00:13:31,444 --> 00:13:33,880 魔族がつけ込んだなんて➡ 177 00:13:33,880 --> 00:13:37,383 人聞きの悪いことを 言わないでもらいたいね。 178 00:13:37,383 --> 00:13:41,387 我々は 取り引きを持ちかけただけだ! 179 00:13:43,389 --> 00:13:45,491 フッ…。 180 00:13:55,735 --> 00:14:00,239 (ミランダ)ハッ! (ゴウ)ミランダさん 気がつきましたか! 181 00:14:00,239 --> 00:14:04,577 ゴ… ゴウくん…。 182 00:14:04,577 --> 00:14:07,914 うぅ… 私…。 183 00:14:07,914 --> 00:14:10,750 大丈夫ですよ! 父さんはきっと➡ 184 00:14:10,750 --> 00:14:13,252 カイルさんたちが 見つけ出してくれます! 185 00:14:17,590 --> 00:14:20,426 取り引き? どういうことだ? 186 00:14:20,426 --> 00:14:26,265 フン お前に教えてやる 筋合いはないが まぁいいだろう。 187 00:14:26,265 --> 00:14:29,268 もともと この一帯は 魔法によって➡ 188 00:14:29,268 --> 00:14:32,038 地下の鉱脈を集めて つくられている。 189 00:14:32,038 --> 00:14:36,375 同じ魔法を使えば また 鉱脈を集められる。 190 00:14:36,375 --> 00:14:40,713 なるほど。 禁呪の儀式は その魔法のためというわけか。 191 00:14:40,713 --> 00:14:44,884 ご名答。 だから 取り引きという手段を選んだ。 192 00:14:44,884 --> 00:14:48,054 取り引きというからには 見返りを求めたんだろう? 193 00:14:48,054 --> 00:14:50,056 目的はなんだ!? 194 00:14:50,056 --> 00:14:53,726 んっ? ああ 剣だよ 剣! 195 00:14:53,726 --> 00:14:55,728 ハッ! んっ…。 196 00:14:55,728 --> 00:14:58,731 (ガニアス)それは 先代の魔王を討った剣でね。 197 00:14:58,731 --> 00:15:03,403 人族の間では 聖剣ランドと呼ばれているそうだ。 198 00:15:03,403 --> 00:15:07,573 我らが魔王様のご所望なのだよ。 199 00:15:07,573 --> 00:15:10,743 まさか 聖剣ランドがここに!? 200 00:15:10,743 --> 00:15:12,912 そんなことまで知ってるのか!? 201 00:15:12,912 --> 00:15:15,081 (2人)あっ…。 202 00:15:15,081 --> 00:15:21,254 フフフ… もともと私の任務は 人族の情報収集でね。 203 00:15:21,254 --> 00:15:25,458 聖剣のこと以外に 何を調べるっていうんだ!? 204 00:15:27,593 --> 00:15:29,595 かつて魔族を苦しめた➡ 205 00:15:29,595 --> 00:15:32,365 武具の数々を生み出した カランをはじめ➡ 206 00:15:32,365 --> 00:15:35,868 人族の勢力を調べていたのだ! 207 00:15:35,868 --> 00:15:40,706 その過程で カランの状況や 都市長の苦悩というやつを知り➡ 208 00:15:40,706 --> 00:15:43,042 取り引きを持ちかけたわけだ! 209 00:15:43,042 --> 00:15:50,216 一石二鳥とは このことだよ! ハハハハハ…! 210 00:15:50,216 --> 00:15:53,386 そ… そんなことを 考えていたのか!? 211 00:15:53,386 --> 00:15:55,721 恐ろしいヤツだ! 212 00:15:55,721 --> 00:16:01,227 少し おしゃべりが過ぎるのでは? んっ!? 213 00:16:01,227 --> 00:16:04,397 チッ ここまでか! まぁいい! 214 00:16:04,397 --> 00:16:08,067 お前の相手は 俺がしてやる! 215 00:16:08,067 --> 00:16:13,906 ほう 急に態度が大きくなったな。 ヤケになったというやつか? 216 00:16:13,906 --> 00:16:16,576 単にお前を 調子に乗らせただけだ! 217 00:16:16,576 --> 00:16:20,413 (リーゼ/ウルザ)うん うん! 優位に立つと口が軽くなるのは➡ 218 00:16:20,413 --> 00:16:23,249 人族も魔族も関係ないんだな! 219 00:16:23,249 --> 00:16:28,254 なっ! こ… この場で お前たちに 餞別をくれてやっただけだ! 220 00:16:28,254 --> 00:16:31,424 人間風情が調子に乗るなよ! 221 00:16:31,424 --> 00:16:35,361 お待ちください! できるかぎり 戦いは避けるべきです! 222 00:16:35,361 --> 00:16:40,032 我々の存在が知られてしまっては 口を封じるしかなかろう。 223 00:16:40,032 --> 00:16:42,368 今回の任務はここまで。 224 00:16:42,368 --> 00:16:45,037 さっさと始末して引き揚げるぞ! 225 00:16:45,037 --> 00:16:47,039 くっ…! なに!? 226 00:16:47,039 --> 00:16:49,041 剣はどうするのです!? 227 00:16:49,041 --> 00:16:51,043 そ… そうだ! 228 00:16:51,043 --> 00:16:56,048 ゼェ… 聖剣は… 聖剣はいらないのか!? 229 00:16:58,050 --> 00:17:00,219 ゼェ… ゼェ… うっ…! 230 00:17:00,219 --> 00:17:03,556 大丈夫か? 今更 手を引くなど…! 231 00:17:03,556 --> 00:17:05,558 カランはどうなる!? 232 00:17:05,558 --> 00:17:07,727 まだ そんなことを! 233 00:17:07,727 --> 00:17:11,564 魔族が本当に人族との約束を 守るなんて思っているのか!? 234 00:17:11,564 --> 00:17:15,234 ぐっ! そういう言い方は心外だね。 235 00:17:15,234 --> 00:17:18,738 こんなトラブルがなければ ちゃんと地形変動の魔法は➡ 236 00:17:18,738 --> 00:17:20,740 使うつもりだったさ。 237 00:17:20,740 --> 00:17:23,743 すでに触媒は限界だ。 制御できないぞ。 238 00:17:23,743 --> 00:17:25,745 な… なんだと!? 239 00:17:25,745 --> 00:17:28,414 ハハ… よく知ってるなぁ。 240 00:17:28,414 --> 00:17:32,018 まぁ 魔力が暴走して 街が消し飛んだとしても➡ 241 00:17:32,018 --> 00:17:34,520 そこまで面倒見きれないさ。 242 00:17:34,520 --> 00:17:38,524 ぐぅ… き… 貴様~! うっ! (殴る音) 243 00:17:38,524 --> 00:17:41,027 アンタは眠っててくれ。 244 00:17:41,027 --> 00:17:44,530 君は娘2人を相手したまえ。 しかし➡ 245 00:17:44,530 --> 00:17:46,866 人族を殺してはならないと! 246 00:17:46,866 --> 00:17:49,702 向こうは戦う気のようだよ。 247 00:17:49,702 --> 00:17:52,705 (セラン)この人を頼む。 ああ わかった。 248 00:18:00,880 --> 00:18:04,717 降りかかる火の粉は 払わねばならぬ! 249 00:18:04,717 --> 00:18:08,554 セラン 2人についててやってくれ。 250 00:18:08,554 --> 00:18:12,224 悪い。 ちょ~っと 気になることがあるからよ。 251 00:18:12,224 --> 00:18:14,560 少し自由にさせてくれ。 252 00:18:14,560 --> 00:18:16,896 はっ? お前 何言って…。 253 00:18:16,896 --> 00:18:20,399 わかった! いざとなったら 俺がなんとかする。 254 00:18:20,399 --> 00:18:22,902 こっちは さっさと片づけるとしよう。 255 00:18:22,902 --> 00:18:26,072 フフフ… いいだろう。 256 00:18:26,072 --> 00:18:30,076 そこまで言うなら 遊んであげよう! 257 00:18:30,076 --> 00:18:39,352 ♬~ 258 00:18:39,352 --> 00:18:43,356 さっさと この場から逃げろ。 私が追うことはない。 259 00:18:43,356 --> 00:18:46,692 そんな見え透いた罠に 引っ掛かると思うか? 260 00:18:46,692 --> 00:18:50,363 罠? なぜ そんなことをする必要がある? 261 00:18:50,363 --> 00:18:54,033 お前たちごときが 私を傷つけられるわけがない。 262 00:18:54,033 --> 00:18:56,535 見逃してやるから早く消えろ! 263 00:18:56,535 --> 00:19:00,539 そこまで言われちゃ 黙っていられないわね。 264 00:19:00,539 --> 00:19:02,708 いくよ~! 265 00:19:02,708 --> 00:19:05,044 はあ~っ! 266 00:19:05,044 --> 00:19:07,213 愚かな。 267 00:19:07,213 --> 00:19:09,882 ぐっ… うわっ! 268 00:19:09,882 --> 00:19:11,884 リーゼ! 269 00:19:11,884 --> 00:19:13,886 よそ見してる場合か! 270 00:19:13,886 --> 00:19:15,888 ぐっ… うぐっ! 271 00:19:15,888 --> 00:19:17,990 サラマンダー! 272 00:19:24,897 --> 00:19:27,400 はあっ! うっ! 273 00:19:27,400 --> 00:19:33,005 さすがは魔族。 身体能力が桁違いだな。 274 00:19:33,005 --> 00:19:37,009 う~む 完全に動きを 見切られておる。 275 00:19:37,009 --> 00:19:41,680 結果は見えておるのぉ。 お主は手伝わんのか? 276 00:19:41,680 --> 00:19:46,352 ああ。 殺す気はないようだし 本気も出していないだろ。 277 00:19:46,352 --> 00:19:49,522 魔族との初戦には ちょうどいいよ。 278 00:19:49,522 --> 00:19:52,525 うむ そのようじゃな。 279 00:19:52,525 --> 00:19:55,861 それよりも シルドニア これが何かわかるか? 280 00:19:55,861 --> 00:19:57,863 なんじゃ? 281 00:19:57,863 --> 00:20:01,200 さっき都市長の懐から 拝借したんだ。 282 00:20:01,200 --> 00:20:05,037 ずいぶんと手癖の悪いヤツじゃのう。 283 00:20:05,037 --> 00:20:09,542 ふむ これは特殊な魔道具じゃな。 284 00:20:09,542 --> 00:20:14,046 これと連動する本体と魔力を 周囲から隠す効果がある。 285 00:20:14,046 --> 00:20:17,049 やっぱりか。 つまり➡ 286 00:20:17,049 --> 00:20:20,553 知られたらまずいものが 近くにあるってことだよな。 287 00:20:20,553 --> 00:20:23,556 (セラン)さっき聖剣の話が出たとき➡ 288 00:20:23,556 --> 00:20:28,227 都市長が一瞬 ある場所を 気にしてたんだよなぁ。 289 00:20:28,227 --> 00:20:32,732 手癖が悪いうえに目ざといのう。 290 00:20:32,732 --> 00:20:37,536 じゃが その推理 的を射ているかもしれんな。 291 00:20:41,407 --> 00:20:43,409 フンッ! 292 00:20:43,409 --> 00:20:50,916 ♬~ 293 00:20:50,916 --> 00:20:52,918 あれか! 294 00:20:52,918 --> 00:20:54,920 ぐっ! うっ…。 295 00:21:00,426 --> 00:21:05,097 (ガニアス)ハハハ…! さっきまでの威勢はどうした? 296 00:21:05,097 --> 00:21:08,601 《言うだけあって 大した魔力量だ…。 297 00:21:08,601 --> 00:21:11,303 詠唱のためがないのも やっかいだな…》 298 00:21:15,608 --> 00:21:17,776 《どれだけ連続で撃てるんだ!? 299 00:21:17,776 --> 00:21:20,780 近づくこともできない!》 300 00:21:20,780 --> 00:21:24,283 ハハハハハ! 食らえ~! 301 00:21:24,283 --> 00:21:28,087 ぐっ! うお~っ! 302 00:21:31,123 --> 00:21:34,059 うわっ! 303 00:21:34,059 --> 00:21:39,064 ぐっ… ハァ… ハァ… ぐうっ…。 304 00:21:39,064 --> 00:21:43,569 フッ ハハハハハ…! いい悲鳴だ! 305 00:21:43,569 --> 00:21:46,572 そろそろ終わりにしてやろう! 306 00:21:46,572 --> 00:21:48,574 ぐっ…。 307 00:21:48,574 --> 00:21:51,243 頭ぐらいは残してあげるよ。 308 00:21:51,243 --> 00:21:54,914 きちんと 埋葬してもらえるようにね! 309 00:21:54,914 --> 00:21:56,916 くっ…。 310 00:22:07,092 --> 00:22:09,295 フッ! 311 00:22:25,277 --> 00:22:28,280 (セラン)間違いない。 これだ! 312 00:22:28,280 --> 00:22:36,555 ♬~ 313 00:22:36,555 --> 00:22:38,757 くっ… くく…。 314 00:22:40,726 --> 00:22:44,930 聖剣 見~っけ!