1 00:00:16,700 --> 00:00:21,200 こんなはずじゃないんだ 頭抱え 2 00:00:21,200 --> 00:00:27,300 飽和した世界から 逃げ出したくてもがいている 3 00:00:28,300 --> 00:00:33,000 さらさら 砂のように時が過ぎる 4 00:00:33,000 --> 00:00:40,100 代わり映えのしない現状 夢のない明日を見つめ 5 00:00:41,400 --> 00:00:47,100 迷ってばかりの昨日 さよならしたい 6 00:00:47,800 --> 00:00:52,100 抗うように 手を伸ばしてみる 7 00:00:52,300 --> 00:00:57,850 何百万回 泣いて 生まれ変わるよ 8 00:00:57,850 --> 00:01:04,200 赤い目のままで行こう 描いた未来へ 9 00:01:04,200 --> 00:01:10,100 ここまでおいで 手を鳴らしてる 10 00:01:10,100 --> 00:01:15,900 君はどこの誰? 闇に目を凝らして 11 00:01:15,900 --> 00:01:22,000 何も見えない わかんない それでも行くよ 12 00:01:22,300 --> 00:01:28,300 光が差す 君が待つ場所へ 13 00:01:32,880 --> 00:01:34,880 (新十郎)ああっ。 14 00:01:34,880 --> 00:01:36,880 (風守)「あなたらしくないやり方ですね」 15 00:01:36,880 --> 00:01:38,390 (新十郎)当たり前だ! 16 00:01:38,390 --> 00:01:42,890 (新十郎)海勝は いつものように 俺が推理してみせたところでごまかすだけだ。 17 00:01:42,890 --> 00:01:47,900 テレビ中継という衆人環視の中で 言い逃れできなくする必要がある。 18 00:01:47,900 --> 00:01:50,900 (風守)「海勝 麟六が そんなに気に入りませんか?」 19 00:01:50,900 --> 00:01:53,900 俺は真実を 明らかにしたいだけだ。 20 00:01:53,900 --> 00:01:57,900 「あなたは もともと 真実になんか興味ありましたか?」 21 00:01:59,910 --> 00:02:02,910 「因果によれば あなたは 因果のために探偵になった」 22 00:02:02,910 --> 00:02:04,910 違う! 23 00:02:04,910 --> 00:02:07,920 俺は人の真実を知るために 探偵になった。 24 00:02:07,920 --> 00:02:10,920 それが唯一 俺に できることだからだ! 25 00:02:10,920 --> 00:02:13,920 「人の真実。 それが み霊なのでしょう」 26 00:02:13,920 --> 00:02:17,930 「あなたは み霊を 因果に与え続けると約束した」 27 00:02:17,930 --> 00:02:21,000 「だから探偵になったのでは ないのですか?」 28 00:02:21,000 --> 00:02:25,930 「因果がいない今 もう 真実を求める必要もないのでは?」 29 00:02:25,930 --> 00:02:29,940 海勝は別天王を使っている。 野放しにできるか。 30 00:02:29,940 --> 00:02:31,870 「それは…」 31 00:02:31,870 --> 00:02:33,870 「同感です」 32 00:02:47,890 --> 00:02:51,890 (倉満)これはネット上で流れている想像映像の一つです。 33 00:02:51,890 --> 00:02:54,900 あの日 テレビ局を 壊したものは何か。→ 34 00:02:54,900 --> 00:02:58,900 特に多いのが マイクロウェーブ兵器による攻撃説で…。 35 00:02:58,900 --> 00:03:02,900 (委員長)参考人 海勝 麟六君。 36 00:03:02,900 --> 00:03:06,910 (麟六)「マイクロウェーブ。 電磁波は そもそも目に見えないんですが」 37 00:03:06,910 --> 00:03:10,910 (笑い声) 38 00:03:10,910 --> 00:03:14,920 マイクロウェーブ送電の 電力密度は 最大でも→ 39 00:03:14,920 --> 00:03:17,920 23ミリワットパー平方cmであり→ 40 00:03:17,920 --> 00:03:21,920 これは家庭用電子レンジの 100分の1以下にすぎません。 41 00:03:21,920 --> 00:03:23,920 ええっ! そうなんですか? 42 00:03:23,920 --> 00:03:26,930 フルサークルが流出させた 内部資料によれば…。 43 00:03:26,930 --> 00:03:29,930 あっ これ本物ですよね? 44 00:03:29,930 --> 00:03:32,870 これに実験値は 数百メガワットとあります。 45 00:03:32,870 --> 00:03:36,870 これは レンジの比じゃありませんよね。 46 00:03:36,870 --> 00:03:41,880 「それは耐久能力であり 送電能力と比較するのはおかしい」 47 00:03:41,880 --> 00:03:45,880 難しいことは分かりませんけど これでは兵器に転用可能だって→ 48 00:03:45,880 --> 00:03:48,880 諸外国からの指摘も もっともですよね。 49 00:03:48,880 --> 00:03:51,890 あれ? JJシステムって 兵器メーカーでしたっけ? 50 00:03:51,890 --> 00:03:55,890 (笑い声) 51 00:03:55,890 --> 00:03:59,890 2001年 誰もが旅客機が 突入する光景を見ながら→ 52 00:03:59,890 --> 00:04:02,900 後に流布されたビル爆破説。 53 00:04:02,900 --> 00:04:06,900 荒唐無稽な水爆説まで 信じる者がいた。→ 54 00:04:06,900 --> 00:04:10,910 2011年 今なお影響が残る あの災害を→ 55 00:04:10,910 --> 00:04:14,910 事もあろうに 地震兵器などという物のせいにして→ 56 00:04:14,910 --> 00:04:16,910 納得しようとした人たちがいた。 57 00:04:16,910 --> 00:04:20,980 (梨江)あっ! 探偵さん 何で? 58 00:04:20,980 --> 00:04:24,920 「人は 真実は隠されているものと 考えがちだ」→ 59 00:04:24,920 --> 00:04:29,920 「そして自分だけは その真実に たどりつけると信じる者がいる」 60 00:04:29,920 --> 00:04:32,860 「だが真実など無数にある」 61 00:04:32,860 --> 00:04:35,860 「たった一つの真実で 満足するのは→ 62 00:04:35,860 --> 00:04:38,870 そこで考えるのを やめることにすぎない」 63 00:04:38,870 --> 00:04:40,870 「のではないのでしょうか」 64 00:04:40,870 --> 00:04:44,870 別天王の力で真実を ねじ曲げようとしてるのか? 65 00:04:44,870 --> 00:04:46,870 (風守)「何も感じませ…」 66 00:04:46,870 --> 00:04:49,880 だから真実は隠してもよいと? 67 00:04:49,880 --> 00:04:51,880 それが あなたの いつものやり方だ。 68 00:04:51,880 --> 00:04:55,880 「隠す? 私は何も 隠してなどいない」 69 00:04:55,880 --> 00:04:58,890 テレビスタジオにおいて 謎の爆発が起きた。 70 00:04:58,890 --> 00:05:00,890 これは事実です。 71 00:05:00,890 --> 00:05:04,890 そして そのとき 海勝 麟六氏は スタジオの扉の外にいて→ 72 00:05:04,890 --> 00:05:06,890 一命を取り留めた。 73 00:05:06,890 --> 00:05:10,900 「これも事実でしょうか?」 (梨江)ああっ 駄目。 74 00:05:10,900 --> 00:05:14,900 「もし海勝氏が テレビ局に 来ていなかったとしたら?」 75 00:05:14,900 --> 00:05:16,900 ≪「どういうことだ!」 ≪「何を言ってんだ あいつは」 76 00:05:16,900 --> 00:05:21,910 「海勝 梨江さん。 爆発のあった日 あなたは何を見ましたか?」 77 00:05:21,910 --> 00:05:23,910 ≪海勝が いなかっただと? 78 00:05:23,910 --> 00:05:27,920 「おかしいわ! これは潔白を 証明するための場のはずです」 79 00:05:27,920 --> 00:05:29,920 梨江 話してごらん。 (梨江)えっ? 80 00:05:29,920 --> 00:05:35,860 あの探偵は君を信じている 決して嘘をついたりしない娘だと。 81 00:05:35,860 --> 00:05:38,860 その信頼には 応えないといけない。 82 00:05:46,870 --> 00:05:53,870 テレビ局が爆発した直後 私は自宅で父を見ました。 83 00:05:53,870 --> 00:05:55,880 ≪「何!? 自宅で? どういうことだ?」 84 00:05:55,880 --> 00:05:57,880 (どよめき) 85 00:05:57,880 --> 00:06:01,880 「でも 家に居たからといって 爆発に関係があるとは…」 86 00:06:01,880 --> 00:06:04,890 テレビ局の監視カメラを 調べましたが→ 87 00:06:04,890 --> 00:06:07,890 当日 海勝 麟六さんを映した物は ありませんでした。 88 00:06:07,890 --> 00:06:11,890 テレビ局に居たように 関係者が 口裏を合わせただけだとしたら? 89 00:06:11,890 --> 00:06:13,890 (元山)おいおい 共犯扱いかよ。 90 00:06:13,890 --> 00:06:16,900 安全な場所から 爆発を引き起こすことも→ 91 00:06:16,900 --> 00:06:20,900 可能だったということに…! (泉)異議あり! 異議あり! 92 00:06:20,900 --> 00:06:22,900 (議長) ここは裁判所では ありません。 93 00:06:28,910 --> 00:06:30,910 (因果)分かった。 94 00:06:35,850 --> 00:06:40,850 そもそも爆発の原因は 軍と警察が共同で調査中だ! 95 00:06:40,850 --> 00:06:44,860 未確認だが携行対空ミサイルと みられる破片が見つかったとも…。 96 00:06:44,860 --> 00:06:48,860 ミサイル!? やだ そういえば 2001年のときも→ 97 00:06:48,860 --> 00:06:53,870 ペンタゴンは旅客機じゃなくてミサイルで 破壊された論ありましたよね。 98 00:06:53,870 --> 00:06:56,870 そんな陰謀論じゃない! 証拠が…。 99 00:06:56,870 --> 00:06:58,870 公共保安隊に支給されている→ 100 00:06:58,870 --> 00:07:00,870 いわゆる携SAMと同種の パーツだとか。→ 101 00:07:00,870 --> 00:07:05,880 戦時中の調達数は600以上。 ありふれてますね。 102 00:07:05,880 --> 00:07:07,880 《その情報… いつ?》 103 00:07:07,880 --> 00:07:10,880 警察が証拠を捏造するとでも!? (倉満)え~! 104 00:07:10,880 --> 00:07:14,890 そんなことしたんですか!? (泉)しません! 105 00:07:14,890 --> 00:07:18,890 ここで もう一人 参考人をお呼びしまーす。 106 00:07:21,900 --> 00:07:26,900 (ざわめき) 107 00:07:26,900 --> 00:07:30,920 《因果… 何でここに?》 108 00:07:30,920 --> 00:07:33,840 また お前か。 109 00:07:33,840 --> 00:07:37,850 えっ。 (因果)答えて 私の質問に。 110 00:07:37,850 --> 00:07:40,850 なっ… うっ! 111 00:07:40,850 --> 00:07:43,850 あらあら 乱暴しちゃいけませんよ。 112 00:07:43,850 --> 00:07:47,860 (風守)「あの人の質問に 人は誰でも答えずにはいられない」 113 00:07:47,860 --> 00:07:49,860 (風守)「1問だけ」 114 00:07:51,860 --> 00:07:54,860 あなたの 本当は絶対に許せないのに→ 115 00:07:54,860 --> 00:07:59,870 隠さなければいけないことを 教えて。 116 00:07:59,870 --> 00:08:04,870 教えて。 117 00:08:06,870 --> 00:08:08,870 ああっ! 118 00:08:13,880 --> 00:08:15,880 戦争開始直前→ 119 00:08:15,880 --> 00:08:20,890 当時 JJシステム社長だった 海勝 麟六氏より→ 120 00:08:20,890 --> 00:08:25,890 検察庁に あるソフトウエアの 提供が打診された。 121 00:08:25,890 --> 00:08:29,900 そのソフトはコンピューター上の ファイルの最終更新日を→ 122 00:08:29,900 --> 00:08:34,840 任意に変更し その痕跡を残さないものであり→ 123 00:08:34,840 --> 00:08:39,840 つまり 押収した電子書類の 作成日時を書き換えて→ 124 00:08:39,840 --> 00:08:41,840 犯罪を立証することができる。 125 00:08:41,840 --> 00:08:43,840 おい やめさせろ! (議員)何でだ! 126 00:08:43,840 --> 00:08:47,850 ソフトのキーウエアは 海勝氏のみが保持し→ 127 00:08:47,850 --> 00:08:54,850 警察 検察は彼の協力によって 戦時中 多くの政治犯を…。 128 00:08:56,860 --> 00:08:59,860 あっ… 速水君。 129 00:08:59,860 --> 00:09:01,860 (速水)これ以上 海勝に関わるべきじゃない。 130 00:09:01,860 --> 00:09:04,870 あなたの立場も。 (泉)はっ! 私…。 131 00:09:04,870 --> 00:09:07,870 私 何を言ったの!?→ 132 00:09:07,870 --> 00:09:09,870 嫌っ! 133 00:09:16,880 --> 00:09:18,880 フゥ…。 134 00:09:18,880 --> 00:09:21,880 (梨江)うっ…。 (麟六)ん? 135 00:09:23,880 --> 00:09:26,880 こんなことになるなんて。 ごめんなさい! 136 00:09:30,910 --> 00:09:35,830 嘘をつけない君が 私が家にいたと。 137 00:09:35,830 --> 00:09:41,840 ならば 結城 新十郎は 必ず別天王の存在を推理する。 138 00:09:41,840 --> 00:09:44,840 名探偵だから。 (梨江)えっ? 139 00:09:44,840 --> 00:09:49,840 梨江 私は確かに家にいたんだね? 140 00:09:49,840 --> 00:09:51,840 あっ…。 141 00:10:04,860 --> 00:10:08,860 あっ。 ハァ ハァ…。 142 00:10:08,860 --> 00:10:12,860 ハァ ハァ…。 因果。 143 00:10:17,870 --> 00:10:19,870 なぜ あんなことをした。 144 00:10:19,870 --> 00:10:25,880 僕は み霊を食べたいんだ。 だけど新十郎は殺すなと言った。 145 00:10:25,880 --> 00:10:30,880 殺さずに み霊だけ食べるのは めんどくさいんだよ。 146 00:10:34,820 --> 00:10:37,820 もう俺とは やっていけないというのか! 147 00:10:41,830 --> 00:10:43,830 うっ… ううっ! 148 00:10:54,380 --> 00:10:57,380 (不破)まだ検察は あの人殺しを立件していない! 149 00:10:57,380 --> 00:11:00,390 信じられるか? しかも改ざんソフトの存在を→ 150 00:11:00,390 --> 00:11:03,390 否定したそうじゃないか。 (記者)不破さんは当日 海勝氏に→ 151 00:11:03,390 --> 00:11:05,390 お会いになったそうですが。 (不破)ああ。→ 152 00:11:05,390 --> 00:11:09,390 しかし あいつは遅刻してきたし すぐに席を… ああ そう!→ 153 00:11:09,390 --> 00:11:13,400 席を立ったからな。 今 思えば 影武者だったかもしれん! 154 00:11:13,400 --> 00:11:17,400 昨日の身元不明の? よく見たの? 155 00:11:17,400 --> 00:11:19,400 (看護師)エンゼルケアしようと 下りたんです。→ 156 00:11:19,400 --> 00:11:22,400 でも どこにも…! (看護師)ああっ! 157 00:11:30,420 --> 00:11:42,430 ♪♪(麟六の鼻歌) 158 00:11:42,430 --> 00:11:45,430 (記者)海勝さん 罪は認めるんですか? 159 00:11:45,430 --> 00:11:48,430 (記者)違法プログラム 殺人。 (記者)どうなんですか!? 160 00:11:48,430 --> 00:11:50,440 (記者)海勝さん! (記者)説明してください! 161 00:11:50,440 --> 00:11:52,450 (記者)海勝会長! 162 00:11:52,450 --> 00:11:54,450 (記者) 国民に説明する義務があります! 163 00:11:56,370 --> 00:11:59,380 寄る所がある。 お前は 先生方に お礼を。 164 00:11:59,380 --> 00:12:01,380 でも お父さま…。 165 00:12:03,380 --> 00:12:05,380 海勝さん 答えてください! 166 00:12:05,380 --> 00:12:08,390 (記者)海勝さん 答えてください。 (記者)あなたと検察との関係は? 167 00:12:08,390 --> 00:12:10,390 (記者)検察と裏取引は もう済んでるんですか? 168 00:12:10,390 --> 00:12:14,390 ネットは お祭りですよ。 あなたを殺すという書き込みも。 169 00:12:14,390 --> 00:12:16,390 (記者)海勝さん どうなんですか! 170 00:12:16,390 --> 00:12:18,390 水野…。 171 00:12:21,400 --> 00:12:24,400 (三原)皆さん 離れてください。 車が出られないですから。 172 00:12:24,400 --> 00:12:26,400 (保安隊員)下がって。 (梨江)お父さま…。 173 00:12:26,400 --> 00:12:28,410 危ないですから。 (記者)海勝会長! 174 00:12:28,410 --> 00:12:31,410 (記者)海勝さん 逃げるんですか! 175 00:12:43,420 --> 00:12:45,420 お父さま…。 176 00:12:45,420 --> 00:12:47,430 (男性)やばいぞ おい! (男性)大丈夫か!? 177 00:12:47,430 --> 00:12:49,430 お父さま!! (三原)消火だ! 178 00:12:49,430 --> 00:12:52,400 おい どうなってんだ? 179 00:12:52,400 --> 00:12:56,400 逃げられないと知って 覚悟の自殺か…。 180 00:13:06,280 --> 00:13:09,280 しめやかに 通夜が執り行われています。 181 00:13:09,280 --> 00:13:12,280 戦後の日本において 海勝 麟六氏が果たした役割は→ 182 00:13:12,280 --> 00:13:14,290 あまりに大きく…。 183 00:13:14,290 --> 00:13:16,290 海勝氏自身が 自殺を図ったとすれば→ 184 00:13:16,290 --> 00:13:20,290 運転手であった 水野 左近さんも 道連れにしたということで→ 185 00:13:20,290 --> 00:13:22,290 絶対に 許されるものでは ありません。 186 00:13:26,300 --> 00:13:29,300 いまさら 何のつもりだ! 敗戦探偵! 187 00:13:29,300 --> 00:13:31,300 (速水)泉さん! 188 00:13:35,310 --> 00:13:38,310 貴様が…。 189 00:13:38,310 --> 00:13:40,310 貴様が あの方を殺したんだ! 190 00:13:43,310 --> 00:13:46,310 やっぱり 自殺なのか…。 191 00:13:51,320 --> 00:13:54,360 (泉)分からん! だが 遺体のDNAは→ 192 00:13:54,360 --> 00:13:57,360 水野と 海勝会長のものと 一致した。→ 193 00:13:57,360 --> 00:14:03,370 会長を殺したのは… お前と 私だ! 194 00:14:03,370 --> 00:14:07,370 私は 何ということを…。 195 00:14:11,380 --> 00:14:13,380 待ってくれ。 別天王は? 196 00:14:13,380 --> 00:14:16,380 そんな者のいた形跡はない。 197 00:14:16,380 --> 00:14:18,380 いたはずだ! 海勝の元に。 198 00:14:18,380 --> 00:14:20,390 しつこいぞ 貴様! いたばずだ! 199 00:14:20,390 --> 00:14:22,390 (梨江)やめてください! 200 00:14:22,390 --> 00:14:24,390 こんな所で…。 201 00:14:26,390 --> 00:14:29,390 (梨江)気付いたら お父さまのコンピューター→ 202 00:14:29,390 --> 00:14:34,400 全部 データが消去されていた。 跡形もなく。 203 00:14:34,400 --> 00:14:37,400 だから 自殺かもしれない。 204 00:14:37,400 --> 00:14:41,410 護衛役の 水野を 巻き添えにするような男か? 205 00:14:41,410 --> 00:14:44,410 あなたに 父の何が分かるの! 206 00:14:48,410 --> 00:14:50,420 私も分かってなかった。 207 00:14:50,420 --> 00:14:56,350 ううん。 分かりたくて 本当の顔を知りたくて→ 208 00:14:56,350 --> 00:14:59,360 探偵さんに 協力してたのかもしれない。 209 00:14:59,360 --> 00:15:02,360 でも そんなの意味がなかった。 210 00:15:02,360 --> 00:15:04,360 意味がない? 211 00:15:04,360 --> 00:15:07,370 お父さまが言ってたでしょ。 212 00:15:07,370 --> 00:15:11,370 人の数だけ真実はある。 あなただって…。 213 00:15:11,370 --> 00:15:13,370 俺が… 何だ? 214 00:15:13,370 --> 00:15:16,370 見せていない真実は いくらでもある。 215 00:15:16,370 --> 00:15:20,380 そんなものは…。 あの女の因果って人は→ 216 00:15:20,380 --> 00:15:23,380 あなたの 何? 217 00:15:23,380 --> 00:15:26,380 それは 長くなる。 218 00:15:26,380 --> 00:15:29,390 いいの。 私だって あなたに言えないこと→ 219 00:15:29,390 --> 00:15:31,390 たくさんある。 220 00:15:31,390 --> 00:15:34,390 お父さまが言ってた。 あなたは きっと→ 221 00:15:34,390 --> 00:15:38,400 別天王の存在を 推理するって。 えっ? 222 00:15:38,400 --> 00:15:41,400 あっ 血…。 223 00:15:41,400 --> 00:15:44,400 どういう意味だ? 海勝が2人いた以上→ 224 00:15:44,400 --> 00:15:48,410 別天王の能力だと推理するのは 当然…。 225 00:15:48,410 --> 00:15:51,410 待てよ! 226 00:15:51,410 --> 00:15:53,340 ハンカチ…。 227 00:15:53,340 --> 00:15:55,350 ≪(ノック) 228 00:15:55,350 --> 00:15:59,350 お邪魔しまーっす。 229 00:15:59,350 --> 00:16:02,350 お嬢さま このたびは→ 230 00:16:02,350 --> 00:16:06,360 ホントに ホントに ホントに ご愁傷さまです。 231 00:16:06,360 --> 00:16:09,360 私は ただ 参考人として お願いしたのに。 232 00:16:09,360 --> 00:16:12,360 この探偵さんが 変なこと 言いだしてしまって。 233 00:16:12,360 --> 00:16:14,360 いえ…。 234 00:16:16,370 --> 00:16:18,370 どこだ? どこに やった? 235 00:16:18,370 --> 00:16:22,370 「もし 自動車爆破が 自殺でないのなら 怪しいのは→ 236 00:16:22,370 --> 00:16:26,380 最初の爆発で生き残った 不破 重次郎。→ 237 00:16:26,380 --> 00:16:30,380 水野の死で 保安隊部隊長になった 三原 保太郎。→ 238 00:16:30,380 --> 00:16:32,380 それに 病院から立ち去った…」 239 00:16:32,380 --> 00:16:34,390 これだ! 240 00:16:34,390 --> 00:16:37,390 このハンカチ いつからあった? いつからだ!? 241 00:16:37,390 --> 00:16:40,390 「もう~。 最後に因果が ここに来たとき→ 242 00:16:40,390 --> 00:16:42,390 置いていったはずです」 243 00:16:46,400 --> 00:16:50,400 だが このハンカチは 同じ日の昼間→ 244 00:16:50,400 --> 00:16:53,340 俺が 代議士 倉満 美音に 渡したものだ。 245 00:16:53,340 --> 00:16:56,340 因果は いつ これを 手に入れた? 246 00:16:56,340 --> 00:16:58,340 あいつは 倉満 美音と会っている。 247 00:16:58,340 --> 00:17:00,340 どこで? いつ? 248 00:17:00,340 --> 00:17:04,350 「倉満議員といえば 面白いことがありましたよ」 249 00:17:04,350 --> 00:17:09,350 「海勝氏と 一緒に亡くなった 公共保安隊の 水野 左近は→ 250 00:17:09,350 --> 00:17:12,350 倉満議員の大学の先輩で 親しかったようです」 251 00:17:14,360 --> 00:17:18,360 とても そんなふうには 見えなかった。 252 00:17:18,360 --> 00:17:21,370 「大学の名簿を ハッキングしましょうか?」 253 00:17:21,370 --> 00:17:23,370 ハッキング…。 254 00:17:23,370 --> 00:17:25,370 風守。 覚えているか? 255 00:17:25,370 --> 00:17:29,370 水野と最初に会ったとき 何を言われたか。 256 00:17:29,370 --> 00:17:31,040 「『敗戦探偵』→ 257 00:17:31,040 --> 00:17:33,280 『お前じゃないのか? 海勝先生を狙ったのは』」 258 00:17:33,280 --> 00:17:35,280 そこじゃない。 もっと後だ! 259 00:17:35,280 --> 00:17:37,280 (テープを巻き戻す音) 260 00:17:37,280 --> 00:17:41,290 「この音は サービスです」 いいから 早く! 261 00:17:41,290 --> 00:17:44,290 「『矢島さんの依頼は 珍しく成功したらしいな。 だが』」 262 00:17:44,290 --> 00:17:48,290 それだ! それが 気になっていたんだ。 263 00:17:48,290 --> 00:17:52,300 矢島さんの依頼は 結局 事件性はなかった。 264 00:17:52,300 --> 00:17:55,230 だから 一般に知られていない。 なのに やつは知っていた。 265 00:17:55,230 --> 00:17:57,230 なぜだ? 266 00:18:03,240 --> 00:18:06,240 (小山田)うわっ! (ぶつかる音) 267 00:18:08,250 --> 00:18:10,250 (小山田)何なんだよ まったく! 268 00:18:13,250 --> 00:18:18,260 ♪♪(鼻歌) 269 00:18:18,260 --> 00:18:21,260 あっ… その歌が 何か 知りたいのか? 270 00:18:21,260 --> 00:18:25,260 (風守)「よっぽど古いのか 電子化されてないみたいで」 271 00:18:25,260 --> 00:18:27,260 えっ? あっ…。 272 00:18:27,260 --> 00:18:32,260 まあ 別に 古い曲じゃない。 つい最近の曲だ。 273 00:18:36,340 --> 00:18:40,280 ♪♪~ 274 00:18:40,280 --> 00:18:44,280 (小山田)封印された 夜長姫のアルバム曲だ。 275 00:18:46,280 --> 00:18:48,290 (岡本)その節は 本当に。 276 00:18:48,290 --> 00:18:50,290 (岡本)何と言いますか 私どもとしては…。 277 00:18:50,290 --> 00:18:52,290 いいから いいから。 278 00:18:52,290 --> 00:18:54,230 ここにいたのも いい経験でした。 279 00:18:54,230 --> 00:18:57,230 (風守) 「女の子に 囲まれてましたしね」 280 00:18:57,230 --> 00:19:00,230 いまさら 彼に どんな用がある? 281 00:19:00,230 --> 00:19:03,230 忙しいときに 頼みを聞いてやったんだぞ。 282 00:19:03,230 --> 00:19:07,240 別天王について 一番 詳しいはずだからな。 283 00:19:07,240 --> 00:19:10,240 別天王…。 まだ 海勝 麟六が→ 284 00:19:10,240 --> 00:19:14,250 別天王を手に入れていたと 考えているのか? 285 00:19:14,250 --> 00:19:18,250 だとしたら 死んだように 見せ掛けることは たやすい。 286 00:19:18,250 --> 00:19:21,250 (速水)海勝 麟六は 生きている? 287 00:19:21,250 --> 00:19:36,330 ♪♪~ 288 00:19:36,330 --> 00:19:38,230 (小説家)あれを 返してくれ! 289 00:19:41,270 --> 00:19:44,280 これが 全部 別天王についての記録? 290 00:19:44,280 --> 00:19:46,280 えっ? あっ ええ。 ここの規定では→ 291 00:19:46,280 --> 00:19:49,280 小説を書くことは 自由ですので。 292 00:19:49,280 --> 00:19:51,280 偶然 あれに出会ってから→ 293 00:19:51,280 --> 00:19:54,220 その能力について 実験と記録を繰り返してきた。 294 00:19:54,220 --> 00:19:57,220 あれに できることは 全て 試した。 295 00:19:57,220 --> 00:20:00,220 だから あれは 私のものだ。 返せ! 296 00:20:00,220 --> 00:20:03,230 ふ~ん。 297 00:20:03,230 --> 00:20:05,230 この 生者と死者ってのは? 298 00:20:05,230 --> 00:20:08,230 フッ。 それが 面白いところだ。 299 00:20:08,230 --> 00:20:11,240 例えば ここに 生者がいるとする。→ 300 00:20:11,240 --> 00:20:13,240 お前たちが 別天王と呼ぶ あれは→ 301 00:20:13,240 --> 00:20:16,240 それを死体だと錯覚させることは 難しい。 302 00:20:16,240 --> 00:20:19,240 なぜだ? (小説家)生者は しゃべり 動く。 303 00:20:19,240 --> 00:20:22,250 脳は 視覚や聴覚から その影響を受け→ 304 00:20:22,250 --> 00:20:25,250 別天王から受け取った物語との 矛盾に→ 305 00:20:25,250 --> 00:20:28,250 絶えず 悩まされることになる。 306 00:20:28,250 --> 00:20:30,250 例えば ここで 私が→ 307 00:20:30,250 --> 00:20:33,260 結城 新十郎であると 見せ掛けようとしよう。→ 308 00:20:33,260 --> 00:20:36,330 だが 君は そこに 本物を見ているため→ 309 00:20:36,330 --> 00:20:39,260 脳は 情報の矛盾に耐えられない。 310 00:20:39,260 --> 00:20:43,270 だが 爆発事故で 原形をとどめていない遺体なら? 311 00:20:43,270 --> 00:20:45,270 ああ。 それなら関係者に→ 312 00:20:45,270 --> 00:20:49,270 その死体が自分のものだと 思い込ませることは 容易だね。→ 313 00:20:49,270 --> 00:20:52,280 必要なのは 声を聞かせること。→ 314 00:20:52,280 --> 00:20:55,280 そして 別天王を 視覚認識することによって→ 315 00:20:55,280 --> 00:20:56,880 脳内に特殊なレセプターが…。 316 00:20:58,620 --> 00:21:00,280 私には まだ 信じられない。 317 00:21:00,280 --> 00:21:04,290 海勝 麟六が 別天王の力で 殺人を犯し→ 318 00:21:04,290 --> 00:21:06,890 自分の死も偽装しただと!? 319 00:21:08,630 --> 00:21:10,290 何だ? 320 00:21:10,290 --> 00:21:13,300 けさ 事務所に届いた パーティーの招待状さ。 321 00:21:13,300 --> 00:21:15,300 差出人は…。 322 00:21:29,300 --> 00:21:37,200 淡い朝もやに ささやく祈り 323 00:21:37,200 --> 00:21:45,200 歪んだ景色を 君となぞってゆく 324 00:21:45,200 --> 00:21:53,200 「本当」を求め、「『嘘』でもいいから」なんてね 325 00:21:53,200 --> 00:22:01,300 見透かしあう様に たどってく 326 00:22:01,300 --> 00:22:05,100 Looking for 言葉越えて 327 00:22:05,100 --> 00:22:09,200 おちていく 羽のように 328 00:22:09,200 --> 00:22:13,000 Looking for ミツケテ 329 00:22:13,500 --> 00:22:16,900 ここで よりそうように 330 00:22:33,200 --> 00:22:37,100 Looking for 解きほどいて 331 00:22:37,100 --> 00:22:41,400 ちぎれる 雲のように 332 00:22:41,400 --> 00:22:45,300 Looking for ミツケテ 333 00:22:45,300 --> 00:22:49,300 ここで よりそうように 334 00:25:10,370 --> 00:25:12,370 [無線](涯)コマンダーより 全ユニット。→ 335 00:25:12,370 --> 00:25:15,370 集が いのりのヴォイドで 足止めをする。→ 336 00:25:15,370 --> 00:25:18,380 その間に 2台目のトラックを奪取する。 337 00:25:18,380 --> 00:25:27,380 [無線](鶫)ターゲット 攻撃ポイントまで あと 6・5・4・3・2・1→ 338 00:25:27,380 --> 00:25:29,380 ゴー!