1 00:00:52,054 --> 00:00:55,458 ガミラスの発射する 遊星爆弾の放射能で 2 00:00:55,458 --> 00:00:59,128 絶滅まで あと1年と迫った 人類の運命 3 00:00:59,128 --> 00:01:03,799 それを救う放射能除去装置は 14万8000光年を隔てた 4 00:01:03,799 --> 00:01:05,735 イスカンダルの星にある 5 00:01:47,785 --> 00:01:52,156 イスカンダルへ行くには 光の速度を超えなければならない 6 00:01:52,156 --> 00:01:55,993 こうして 光速を超える ワープテストが行われた 7 00:01:55,993 --> 00:02:00,898 成功 ヤマトは地球の宇宙艦で 初めて光速を超えた 8 00:02:00,898 --> 00:02:05,436 しかし その時 ヤマトの装甲板は亀裂を生じ 9 00:02:05,436 --> 00:02:08,272 ヤマトは その障害を克服して 10 00:02:08,272 --> 00:02:14,411 今 まさに14万8000光年の 宇宙の旅に出ようとしている 11 00:02:14,411 --> 00:02:18,315 ヤマトは火星を発進しました もういい 消せ 12 00:02:18,315 --> 00:02:22,886 地球にも いよいよ光の速度を 超える宇宙船が登場してきたか 13 00:02:22,886 --> 00:02:26,323 今までの地球の科学力では 考えられないことです 14 00:02:26,323 --> 00:02:28,692 どこかの星から 援助があったのでしょうか 15 00:02:28,692 --> 00:02:30,761 冥王星前線基地の名誉に懸けても 16 00:02:30,761 --> 00:02:33,661 我々でヤマトを たたき潰さねばならんぞ 17 00:02:59,656 --> 00:03:03,093 船に振動が起こっている 島 速度を落とせ 18 00:03:03,093 --> 00:03:07,931 艦長 我々の補強作業が失敗をして しまったのかもしれません 19 00:03:07,931 --> 00:03:12,302 いや 違う エンジン関係だ えっ 20 00:03:12,302 --> 00:03:16,302 薮機関士 異常振動が起こっている チェックを急げ 21 00:03:22,312 --> 00:03:25,212 ちくしょう 思うように操縦できない 22 00:03:28,886 --> 00:03:30,821 くそ 23 00:03:30,821 --> 00:03:34,021 艦長 重力場の影響を 受け始めました 24 00:03:42,900 --> 00:03:46,200 拡大投影 木星だ 25 00:03:49,273 --> 00:03:52,676 木星は 12年で太陽を1周している 26 00:03:52,676 --> 00:03:54,912 直径が地球の11倍もあり 27 00:03:54,912 --> 00:03:59,249 質量は地球の300倍 体積は1000倍を超える 28 00:03:59,249 --> 00:04:02,152 しかし 地表には 個体があるかどうか分からない 29 00:04:02,152 --> 00:04:05,722 あるとすれば 液体水素のドロドロした中心部に 30 00:04:05,722 --> 00:04:08,492 金属化した水素が あるのかもしれない 31 00:04:08,492 --> 00:04:11,728 最上層の雲はアンモニアが渦巻き 32 00:04:11,728 --> 00:04:15,228 その層の厚さは 何千キロにも達している 33 00:04:22,739 --> 00:04:26,677 艦長 あの高密度のメタンの海へ 深く突入してしまったら 34 00:04:26,677 --> 00:04:29,513 ヤマトは出てこられなく なってしまうんじゃありませんか 35 00:04:29,513 --> 00:04:32,613 今 そんな心配をして何になる 36 00:04:34,685 --> 00:04:38,785 艦長 エネルギー伝導管に 障害が起こっているようです 37 00:04:44,895 --> 00:04:47,798 艦長 ヤマトがぐんぐん 引っ張り込まれていきます 38 00:04:47,798 --> 00:04:49,766 艦首を持ち上げよ 39 00:04:49,766 --> 00:04:53,003 メタンの海の道へ入り込むのを できる限り 防ぐんだ 40 00:04:53,003 --> 00:04:55,003 はい 41 00:05:07,117 --> 00:05:10,020 引力 極めて強し 圧力 上がります 42 00:05:10,020 --> 00:05:12,990 未確認飛行物体 反応強し 43 00:05:12,990 --> 00:05:18,128 船かい? ううん もっと大きな機体だわ 44 00:05:18,128 --> 00:05:21,665 赤外線ビデオに変えろ 45 00:05:21,665 --> 00:05:25,165 ダメだ メタンの雲に邪魔されて はっきりつかめない 46 00:05:31,341 --> 00:05:33,677 ショックカノン 発射準備 47 00:05:33,677 --> 00:05:35,777 待て 古代 48 00:06:33,770 --> 00:06:36,670 浮遊大陸だ えっ? 49 00:06:39,276 --> 00:06:43,213 浮遊大陸は ほぼオーストラリア大陸ほどの大きさ 50 00:06:43,213 --> 00:06:46,183 この大陸が木星のメタンの雲 51 00:06:46,183 --> 00:06:48,518 いや 海といった方が いいかもしれない 52 00:06:48,518 --> 00:06:53,357 その中を ある軌道に沿って 回遊しているのである 53 00:06:53,357 --> 00:06:57,928 島 不時着だ この浮遊大陸へ着陸するんだ 54 00:06:57,928 --> 00:07:01,398 助かった エネルギー伝導管の修理ができる 55 00:07:01,398 --> 00:07:04,098 航海長 頼んだぞ ようし 56 00:07:07,204 --> 00:07:10,107 島 大陸の下へ 突っ込まぬようにしろ 57 00:07:10,107 --> 00:07:13,410 ヤマトは あの気圧には耐えられない 押し潰されてしまうぞ 58 00:07:13,410 --> 00:07:15,410 島さん 59 00:07:59,222 --> 00:08:02,125 ヤマトは 木星の浮遊大陸へ 着陸した模様です 60 00:08:02,125 --> 00:08:04,061 浮遊大陸へ降りただと? 61 00:08:04,061 --> 00:08:07,964 そこにも我々の前線基地が あるのを知ってのことか? 62 00:08:07,964 --> 00:08:13,737 まさか 木星の重力に引かれて 不時着したのではありませんか 63 00:08:13,737 --> 00:08:16,073 デスラー勲章は これでいただきだな 64 00:08:16,073 --> 00:08:19,643 浮遊大陸基地へ指令しろ ヤマトの様子を探るんだ 65 00:08:19,643 --> 00:08:21,643 はっ 66 00:08:38,095 --> 00:08:40,864 ねえ ロボちゃん 外の具合はどうかしら 67 00:08:40,864 --> 00:08:43,900 ヤマトの周りに異常がないか 調べてくれない? 68 00:08:43,900 --> 00:08:46,803 水蒸気 おびただしい 視界2メートル 69 00:08:46,803 --> 00:08:50,003 メタン67パーセント 炭酸ガス21パーセント 70 00:08:52,109 --> 00:08:54,109 異常なし 71 00:09:00,250 --> 00:09:02,250 異常なし 72 00:09:04,988 --> 00:09:07,958 機関長 修理の模様はどうなっている? 73 00:09:07,958 --> 00:09:11,958 エネルギー伝導管が溶けて折れています もう少し待ってください 74 00:09:22,973 --> 00:09:27,344 浮遊大陸前線基地へ シュルツ司令官の命令を伝える 75 00:09:27,344 --> 00:09:31,744 宇宙戦闘班を発進させ ヤマトの様子を偵察せよ 76 00:09:43,360 --> 00:09:46,263 あっ 未確認飛行物体 77 00:09:46,263 --> 00:09:49,166 赤外線ビデオに切り替えろ 78 00:09:49,166 --> 00:09:52,366 くそ 正体がつかめません 1機だけです 79 00:09:54,504 --> 00:09:56,439 自分が行ってみます 80 00:09:56,439 --> 00:09:58,439 うむ 81 00:10:09,019 --> 00:10:11,019 発進 82 00:10:18,195 --> 00:10:20,495 反応圏 異常接近 83 00:10:25,936 --> 00:10:28,271 1機で偵察に来るとは 勇敢な奴だが 84 00:10:28,271 --> 00:10:30,371 ヤマトを見せるわけには いかないんだ 85 00:10:54,731 --> 00:10:56,731 古代君 86 00:11:10,780 --> 00:11:13,480 くそ やるなあ 87 00:12:12,275 --> 00:12:16,079 こしゃくな ミサイルの集中攻撃で ヤマトを爆破させろ 88 00:12:16,079 --> 00:12:18,548 はっ 89 00:12:18,548 --> 00:12:21,217 艦長 浮遊大陸の動く方向へ 90 00:12:21,217 --> 00:12:24,521 大陸の動く速度を利用して 加速 離陸すれば 91 00:12:24,521 --> 00:12:28,321 ヤマトは 引力圏を振り切って 抜け出せると思うんですが 92 00:12:30,327 --> 00:12:32,327 よし いいだろう 93 00:12:36,900 --> 00:12:41,000 ミサイル 連続発射用意 サイロ 全開しなさい 94 00:12:52,015 --> 00:12:54,015 発射 95 00:13:21,478 --> 00:13:25,348 エネルギー伝導管 修理完了 96 00:13:25,348 --> 00:13:27,817 よし 補助エンジン始動 97 00:13:27,817 --> 00:13:30,086 補助エンジン始動 98 00:13:30,086 --> 00:13:33,957 セルモーター コンタクト 99 00:13:33,957 --> 00:13:37,494 フライホール接続 2秒前 100 00:13:37,494 --> 00:13:42,832 接続 セル回転 80 90 ジャイロコンパス始動 101 00:13:42,832 --> 00:13:47,470 波動エンジン 点火キー挿入 圧着板 ロック解除 102 00:13:47,470 --> 00:13:50,140 エネルギーポイント接続 10秒前 103 00:13:50,140 --> 00:13:56,513 9 8 7 6 5 4 104 00:13:56,513 --> 00:14:00,884 あっ ミサイルだわ 3 2 1 105 00:14:00,884 --> 00:14:02,884 始動 始動 106 00:14:06,356 --> 00:14:09,756 両舷全速 上げ舵32度 発進 107 00:14:45,361 --> 00:14:49,461 加速正常 脱出速度オーバー 離陸成功 108 00:14:59,776 --> 00:15:01,778 ミサイル発射地点はどこだ 109 00:15:01,778 --> 00:15:04,447 ここから東南東3000キロです 110 00:15:04,447 --> 00:15:08,318 くそ この浮遊大陸も ガミラスの基地になっていたのか 111 00:15:08,318 --> 00:15:12,122 総員に告ぐ ヤマトは 引力圏脱出のため全開飛行する 112 00:15:12,122 --> 00:15:14,522 安全ベルトを装着せよ 113 00:15:18,895 --> 00:15:21,798 艦長 ガミラス基地を 潰させてください 114 00:15:21,798 --> 00:15:24,798 古代 今は脱出が先だ 115 00:15:31,474 --> 00:15:36,212 島 全速で浮遊大陸に追いつき 同じ軌道を突っ走れ 116 00:15:36,212 --> 00:15:40,083 同じ軌道を? そうだ 急げ 117 00:15:40,083 --> 00:15:42,083 はい 118 00:15:48,758 --> 00:15:52,061 艦長 浮遊大陸の軌道に乗りました 119 00:15:52,061 --> 00:15:55,698 よし メインスタッフは 中央作戦室へ集合せよ 120 00:15:55,698 --> 00:15:59,903 これがヤマトだ もう1周すれば 浮遊大陸に追いつく 121 00:15:59,903 --> 00:16:02,805 急を要するので簡単に説明する 122 00:16:02,805 --> 00:16:06,476 ヤマトは 浮遊大陸と同じ軌道を 全速で航行しているが 123 00:16:06,476 --> 00:16:09,379 おおよそ この点で 浮遊大陸へ追いつく 124 00:16:09,379 --> 00:16:12,248 正確には 大陸の後ろ上方10万キロだ 125 00:16:12,248 --> 00:16:14,184 古代 はい 126 00:16:14,184 --> 00:16:17,420 ガミラスの基地をたたくんだ ただし 時間的ロスは許されない 127 00:16:17,420 --> 00:16:19,355 一気にたたきのめさなければ ならんぞ 128 00:16:19,355 --> 00:16:22,759 艦長 波動砲ですね 129 00:16:22,759 --> 00:16:26,196 待て テストもしてないのに 波動砲は危険すぎないか 130 00:16:26,196 --> 00:16:29,832 発射の際に ヤマトがダメージを受ける ことだって考えられるんだぜ 131 00:16:29,832 --> 00:16:32,569 艦長 撃て 132 00:16:32,569 --> 00:16:34,504 ヤマトのあらゆるテストは 133 00:16:34,504 --> 00:16:36,973 全て今のうちに やっておかなければならないんだ 134 00:16:36,973 --> 00:16:40,577 しかし 艦長… 真田君 やってみよう 135 00:16:40,577 --> 00:16:44,280 今ダメなものなら 先へ行って やっても同じことだろう 136 00:16:44,280 --> 00:16:47,780 とにかく 全力を尽くしてみようじゃないか 137 00:16:49,819 --> 00:16:55,258 古代 波動砲の発射の仕組みを 教えておこう 138 00:16:55,258 --> 00:16:59,195 波動砲は 波動エンジンのエネルギーを そのまま利用するんだ 139 00:16:59,195 --> 00:17:03,132 このエネルギーは 1つの小宇宙に 匹敵するぐらいの強大なものだ 140 00:17:03,132 --> 00:17:07,370 これを 波動砲内部にため込み 一気に一方方向へ押し出す 141 00:17:07,370 --> 00:17:12,208 そのために 波動砲発射と同時に 波動エンジン内はエネルギーゼロとなり 142 00:17:12,208 --> 00:17:14,708 推進力は失われるんだ 143 00:17:19,082 --> 00:17:22,252 再び波動エンジンを 始動する時のために備えて 144 00:17:22,252 --> 00:17:28,524 艦内の電力エネルギーは全て 停止して蓄えておく必要がある 145 00:17:28,524 --> 00:17:31,324 ただちに全員配備につけ 146 00:17:35,031 --> 00:17:39,402 司令 ヤマトはこの浮遊大陸の 軌道上を飛んでいます 147 00:17:39,402 --> 00:17:42,805 ふん 一体何をするつもりだい? 148 00:17:42,805 --> 00:17:44,805 電源切れ はい 149 00:17:56,452 --> 00:18:00,023 波動エンジン内 圧力上げろ 非常弁 全閉鎖 150 00:18:00,023 --> 00:18:03,223 エンジン圧力 上げます 非常弁 全閉鎖 151 00:18:07,764 --> 00:18:11,200 波動砲への回路を開け 回路 開きます 152 00:18:11,200 --> 00:18:14,837 波動砲 薬室内圧力 上がります 153 00:18:14,837 --> 00:18:18,675 全エネルギー 波動砲へ 強制注入機作動 154 00:18:18,675 --> 00:18:20,610 波動砲 安全装置解除 155 00:18:20,610 --> 00:18:23,880 安全装置解除 セーフティーロック ゼロ 156 00:18:23,880 --> 00:18:27,350 圧力 発射点へ上昇中 あと02 157 00:18:27,350 --> 00:18:30,250 最終セーフティー 解除 圧力限界へ 158 00:18:36,893 --> 00:18:40,093 浮遊大陸確認 前方10万キロ 159 00:18:47,203 --> 00:18:51,074 波動砲用意 島 操縦を古代に渡せ 160 00:18:51,074 --> 00:18:53,509 古代 渡したぞ うまくやれ 161 00:18:53,509 --> 00:18:55,509 まかしとけ 162 00:19:04,554 --> 00:19:06,589 艦首を大陸に合わせます 163 00:19:06,589 --> 00:19:10,489 ターゲットスコープ オープン 電影クロスゲージ 明度20 164 00:19:14,864 --> 00:19:17,700 目標速度 40宇宙ノット 165 00:19:17,700 --> 00:19:19,969 タキオン粒子出力 上昇 166 00:19:19,969 --> 00:19:23,369 発射10秒前 対ショック 対閃光防御 167 00:19:32,181 --> 00:19:37,881 5 4 3 2 1 ゼロ 発射 168 00:20:46,789 --> 00:20:51,589 シュルツ司令 大陸が… うわあ 169 00:20:57,200 --> 00:21:02,900 浮遊大陸基地 どうしたんだ 応答せよ 浮遊大陸基地 170 00:21:06,342 --> 00:21:08,642 あっ ヤマトが… 171 00:21:14,650 --> 00:21:17,850 波動エネルギー エンジン出力に切り替えろ 172 00:21:25,161 --> 00:21:28,197 波動エンジン始動 島 オーバーブーストを使え 173 00:21:28,197 --> 00:21:30,697 焼きついても構わん ふかせ 早く 174 00:21:53,890 --> 00:21:55,890 やった 175 00:22:10,840 --> 00:22:15,311 木星の重力場から脱出しました 176 00:22:15,311 --> 00:22:17,246 あれが波動砲か 177 00:22:17,246 --> 00:22:19,849 浮遊大陸自体 吹っ飛んでしまったじゃないか 178 00:22:19,849 --> 00:22:22,518 我々は許されないことを したのではないのか 179 00:22:22,518 --> 00:22:26,422 我々は ガミラスの基地だけを 破壊すれば それでよかったはずだ 180 00:22:26,422 --> 00:22:30,760 波動砲は 我々にとって この上ない力となる 181 00:22:30,760 --> 00:22:32,695 だが 使用を誤ると 182 00:22:32,695 --> 00:22:36,232 大変な破壊武器と なってしまうことが分かった 183 00:22:36,232 --> 00:22:40,132 今後 使用には細心の注意が必要だ 184 00:22:50,112 --> 00:22:52,582 ヤマトは木星を離れた 185 00:22:52,582 --> 00:22:55,551 それにしても 浮遊大陸を吹き飛ばしたヤマト 186 00:22:55,551 --> 00:23:01,357 あの武器は一体 何だ? 何なんだ 何なんだ 187 00:23:01,357 --> 00:23:06,629 宇宙戦艦ヤマトよ 14万8000光年の前途は長い 188 00:23:06,629 --> 00:23:10,099 君に与えられた時間は わずか1年 189 00:23:10,099 --> 00:23:13,102 地球では 絶滅の恐怖と闘いながら 190 00:23:13,102 --> 00:23:16,872 放射能除去装置の到着を 待っている 191 00:23:16,872 --> 00:23:22,678 人類滅亡の時といわれる日まで あと300と61日 192 00:23:22,678 --> 00:23:29,178 人類滅亡 その日まで あと300と61日